2011年07月31日

佐賀県知事をスケープゴートへ−原子力村の戦略

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佐賀知事やらせ誘発 「発言軽率だったが依頼ではない」2011年7月30日23時44分
九州電力の「やらせメール」問題で、佐賀県の古川康知事は30日、記者会見を開き、玄海原子力発電所(佐賀県玄海町)2、3号機の運転再開を巡る国の説明番組放送前に、九電副社長らに「この機会に再開容認の声を出すべきだ」と促していたことを明らかにした。この問題を調査している九電の第三者委員会は同日、知事の発言が結果的にやらせメールを引き起こしたとの見解を発表した。

 古川知事によると、番組放送5日前の6月21日朝、段上守副社長(当時)が退任あいさつのため知事公舎を訪問し、諸岡雅俊・原子力発電本部長(同)と大坪潔晴・佐賀支社長も同席した。その場で知事は「運転再開の議論を深めるには賛成、反対双方の幅広い意見を寄せてもらうことが必要。自分の所に来るのは反対意見ばかりだが、電力の安定供給の面から再開を容認する意見を出すことも必要だ」と話したという。

 ただ、会見では「やらせメールを依頼したことは全くない」「九電として何かをやってほしいという意味ではなかった」などと述べ、具体的に番組への賛成メールを増やすようなことは求めていないとした。

 九電の調査報告書によると、(知事と会談した)幹部3人は直後に番組について協議し、賛成の投稿を増やす必要があるとの認識を共有。大坪支社長から対応を指示された佐賀支社の3部長が賛成メールを投稿するよう支社の取引先26社に働きかけることを決めた。

 30日夜に福岡市で記者会見した第三者委の郷原信郎委員長(名城大教授、弁護士)によると、大坪支社長が作成した古川知事との会談メモには、知事の発言として「インターネットを通じて、賛成意見も集まるようにしてほしい」と記録されていた。メモの内容は社内の複数の関係者にメールで配信されたという。


 佐賀知事が、全ての原因のように書かれています。

本当でしょうか?

2005年12月25日におこなわれた、佐賀県主催で開かれた玄海原子力発電所3号機プルサーマル計画についての公開討論会から。

これは、知事が口を出す必要はほとんどありません。(交付金がおりますので、メリットはかなりあります)

佐賀県−御用学者である「大橋弘忠(システム量子力学)」の安全神話講話


内容を吟味する前に
・御用学者発言の後に、拍手がみられます。

これは、カネで雇われたサクラです。(断言できます)そもそも、こんな専門的な話を聞いた後に拍手をすることなんて、あり得ません。本当に悪質です。(この動画もすぐに消されるかもしれません)皆さん、保存しておいてください。

 私の昔話を(15年以上前の話なので、時効でしょう。今もこんなことしているかどうかなんて知りません)・・・
本店にいるときに、6月中旬ころでしょうか?招集がかかりました。「暇な人間は、2階の大会議室に集合するように」と。
何だろうと思って集まりますと、今まで見たことのない重役たちがぞろりとひな壇に。進行役は、庶務の課長か、部長です。東電社長はいたでしょうか?よく覚えていません。私が座ったのは、真ん中くらい。200〜300人くらいは、動員されていました。
 重役たちの紹介から始まりました。何しろ副社長がただならぬ人数おり、それがまず印象に残りました。私の中の常識では、副社長はせいぜい数名足らずでしたので・・

 議事が進行するごとに、前列の集団が
「異議なし、議事進行!!!」
と叫びます。原発の質疑応答があった後に、やおら英語でまくしたてる社員(東電総務課でしょうか?)か出てきました。
議長「ここは、日本の会社です。日本語で発言をお願いします。」
サクラ「日本語でしゃべれ!!!」
模擬外人・・英語風の言葉でなにやら叫び続けます。
そうこうするうちに警備の人が出てきて、この模擬外人は、会場の外に引っ張り出されます。
そして、何事もなかったかのように議事が進行して終了。

当時、外国人が日本の株式を購入して、株主総会を荒らしていました(小糸製作所が有名でしょう)。そのうちの一人が東電に来るかもという情報が入っており、その対策を含めて株主総会の予行演習を実施していたのです。

 電力会社は、資本主義最大の力であるカネで自分たちを守っています。そのカネは、現代社会を送る上で欠かすことのできない電気から生み出され、地域独占で守られています。なかなか、この力を奪い去るには、難しい。カネに転ばない人は、なかなかいませんから。

 話がそれました。

この動画の中で、御用学者は、(出典 Wiki
「プルサーマルは現行の軽水炉と同じく安全」
「我々専門家は水蒸気爆発など夢にも考えていない」
「(原子炉)格納容器が破損するなど物理的に考えられない」
「プルトニウムを水と一緒に飲んでもすぐ体内から排出される(から大丈夫)」

などと、今から見れば、噴飯ものの発言をしています。(しかも、いまだにその反省の弁は聞かれません)

そして、小出氏が
・プルトニウムは、大変に危険
と発言しますと、
「どうして、プルトニウムを吸入することなどがあるのか、エアロゾルになることなどあり得ない。」
と小馬鹿にしたように嗤う様子がよく出ています。
学者の良心というものなどは、お持ちでないのでしょう。

 この動画を見ても、やらせ説明会をしていたのは、明らかです。

佐賀県知事に全ての罪をなすりつけようとしていますが、国民の目を欺けると本気で思っているのでしょうか?

天網恢々疎にして漏らさず

■関連ブログ
政府も電力も自治体も漁協も全部−同じ穴のムジナ2011.7.27
原子力村は身内にも平気で嘘をつく2011.7.11

九電ホームページトップから(2011.8.1)

日曜日にわざわざ、このような文章をだしています。よほど焦ったのでしょう。

平成23年7月31日
九州電力株式会社


6月21日の古川・佐賀県知事との面談の事実について

 
 古川・佐賀県知事は、7月30日の記者会見において、

6月21日に当社の副社長以下3名が知事と面談したこと
その際、国主催の県民説明番組について、「多くの人に見て欲しい。議論を深めるためには賛成・反対双方の立場から幅広い意見を寄せてもらうことが必要であると思う。自分のところに来るのはほとんど反対意見ばかりであるが、電力の安定供給の面から再稼動を容認する意見も経済界にはあると聞く。だが、なかなか表に出てこない。そういう声もあるならこのような機会を利用して、その声を出していくことも必要ではないか」という趣旨の話をしたこと

 を明らかにされました。

 知事の会見後に行われた、第三者委員会の郷原委員長の会見で明らかにされたように、6月21日午前に、副社長以下3名が知事と面談したこと、その際、知事から26日の説明番組の話が出た事実があること、そして、面談の内容について社内にメモが存在することは、当社も、説明番組への当社の対応について問題が指摘された当初から把握していましたが、これらの事実を公表せず、7月14日の経済産業省への報告においても、同面談について報告しておりませんでした。

 国民の皆様から厳しい御批判を頂いている説明番組への投稿依頼等の問題に関連する重要な事実の公表が遅れたことについて、心より深くお詫び申し上げます。
この点について、当社がこれまで公表を差し控えていた理由は、以下のとおりです。 


1. 電力の安定供給の面から原子力の再稼動を期待する方々の声が出来るだけ表に出てきて欲しいとの思いは、もともと原子力発電事業に関わる当社の役職員の多くが共有しており、それがメール投稿要請等の社会常識や倫理に反する行動につながったものであり、知事の発言によるものとは認識していなかったこと

2. 社内調査の結果では、上記面談について作成されたメモの記載内容と当事者の供述内容の間に食い違いがあり、知事の発言内容について正確に事実を把握できていなかったこと

3. 上記面談での知事の発言内容は、知事の政治生命にも重大な影響を及ぼす可能性があり、不確実な情報をそのまま公表することは、佐賀県民の皆様に取り返しがつかない御迷惑をおかけすることになりかねないこと

4. 当社としては、今回のメール投稿要請は知事との面談と関わりなく、当社の責任において生じたものと考えており、当社の側から6月21日の会談内容を指摘することで、投稿問題について知事に責任転嫁しようとしているように受け止められることは本意ではなかったこと

 これらの理由により、知事との面談の事実に関しては、当社からの公表は差し控え、第三者による客観的な調査・解明に委ね、それによって明らかになった内容を公表することが適切と考えたものです。

 そのような方針に基づき、知事との面談に関する事実について、第三者委員会の発足前に、社長から郷原委員長に説明し、メモを含めた関係資料を提出し、早急に調査を行って頂くことを要請しております。
  当社は、知事との面談に関する事実の公表を差し控えておりましたのは、上記のような事情によるもので、事実を隠蔽しようとする意図は全くなかったことを御理解頂きたいと存じます。

以上

まあ、どこかの国の首相と同じように、「やめる、やめる」というばかりの社長がいる会社が信用されるはずもありませんね。
タグ:O
posted by いんちょう at 21:28| Comment(2) | 原子力
この記事へのコメント
事故直後から拝見しています。
こちら佐賀県のホームページにある2005年に開催されたプルサーマルの公開討論会の動画です。
参加者の資料やアンケート結果などもダウンロードできます。
ブログで皆さんに紹介していただけないでしょうか。まさか削除するとはおもいませんが。
http://saga-genshiryoku.jp/plu/plu-koukai/
Posted by koba at 2011年08月01日 10:17
Blogとしてアップさせていただきました。

本当に醜悪ですね。
Posted by いんちょう at 2011年08月01日 13:44
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