
最初のガレキ処理問題は、神奈川から。
原発震災廃棄物・広域処理問題@ まとめ
当サイトは四月中旬ぐらいに立ち上げました。
四月上旬に、川崎市長が福島県の震災がれきを広域処理したいと発言し、市役所に苦情が殺到するという出来事
http://www.47news.jp/CN/201104/CN2011041301001033.html
があったのですが、その頃からこの問題を追い続けています。
最初は、「福島県への差別だ」「風評被害を助長する」「復興を阻害するのか」と誤解されがちでしたが、小野先生のブログはこの問題の核心をわかりやすく説明しておられるので、引用させていただきました。(最初、あのブログを見た時にとても頼もしく感じました! 私たちは長らく、孤立無援のように思っていました)
私がブログ記事にしたのは、2011.5.17で、これは今更書いてもなぁ〜〜と思いながら、書いたのです。今考えると、とても遅いというわけではありませんでした。
さて、添付したのは本日の熊日朝刊からです。なんだか、いやぁーな感じの記事です。要点をまとめます。
・受け入れ表明しているのは、東京、大阪、愛知、山形のみ。
・東京都はすでに被災地に職員を派遣した
・他府県でも同様に、当面は先行4都府県での実施状況を見守る構えの自治体は多い
このままですと、日本人の悪いところが出そうです。
・東京で大丈夫だったのだから、他府県で受け入れろ、受け入れないのは地域のエゴだ
必ずそうなります。その状態で、反対できるでしょうか?福島の放射能被害が何らかの目に見える状況にならない限り、そうなってしまいそうです。一度押し返せた神奈川も実績を積んでしまった後ですと、どうなるか分かりません。
本日は、福島県庁に電話をしました。最初の目的は、
福島県のウェブサイトを見ましたら、山下俊一が100μSv/h安全と言っていたのを訂正?したようですの情報を確認するためです。

下記の動画をご覧ください。
質疑応答動画を見る
出られたのは、エネルギー課の方
・100μSv/hrから 10μSv/hrに変更したのは、5月17日山下先生が研究会の専門家に「言い間違い」と指摘されたから。
(山下先生は、第一人者ではないのでしょうか。このページの動画を見る限り、100まで大丈夫、5,10,20程度でびくびくする必要はない。と自信たっぷりに話しています。)
・福島は100mSv/年間 アドバイザーは大丈夫という意見
・自分には20歳の娘がいるが、全く心配していない。
・心配するなら、正しく心配してほしい
と電話を切りました。お忙しいところ、対応していただきありがとうございました。
全くこちらの話が通じません。本当に、内部被曝も何もかもシーベルトで判断して、それで大丈夫なら健康被害は全く生じないというスタンスです。
カッサンドラーの嘆き(格言)そのものです。いくら、危険性を訴えても、全く信用してもらえない。
私はいったいどうしたらいいのでしょう。できることはなにでしょうか。
いつも自分自身に問いかけています。
■関連ブログ
放射能、みんなで喫えば怖くない?2011.8.16
瓦礫問題・・一歩前進2011.6.4
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県災害対策本部 原子力班
電話 024−521−1917
の方がよろしいかと思います。
(講演会の担当部署です)
おります。
いろいろな事 わかり易くご説明頂き
色々な情報を発信して頂き
本当に感謝しております。
福島県庁については やはりそうなんですね。
その対応して下さった職員の方にも
当然 家族 お友達 大切な方達が
沢山 生活していらっしゃるのでしょうに。
私も毎日 自分に何が出来るのか と
考えながら 生活しております。
先生にはこれからも 色々なこと
発信していって 頂きたいと思います。
毎日 お邪魔させて頂き 私は
厳しい現実であっても
立ち向かう勇気を頂いておりますから。
放射能の僕になるのだけは いやです。
事実を知り 納得しながら 生きていきたいと
思います。
本当に感謝しております。
私は、安全な農産物を買うことと、万一の時の避難先として、今回幸運にも被曝を免れた地域へ、瓦礫を持っていくことに反対です。
原発まわりのことは門外漢ですのでいつも参考にさせてもらっています。たいへん勉強になります。
私は、先生の自問にお答えできる能力を持ちあわせていませんが、福島県の多くの人々が明らかに被曝しながらもなお避難(集団疎開)しないでいる理由のひとつについて、つぎのような「印象」を懐いています。
まずは補助線として、事実を並べてみます。
1:佐藤雄平福島県知事は、プルサーマルを受け入れた原発推進派であること。
2:山下俊一、福島県放射線健康リスク管理アドバイザーは長崎大学(医学部)出身であり、長崎大学とIAEAは被曝医療協定を結んでいること。
3:IAEAは国際的な原発推進機関であり、WHOとは以前からの協定により蜜月関係にあること
4:厚生副大臣(=国・厚労省)はWHOの総会で、福一事故による被曝データの提供で疫学の発展に貢献する旨を表明したこと。
さて、これらの事実を眺めてみると、
原発推進知事:山下アドバイザー:長崎大学(医):IAEA:WHO:国(厚労省)
=>原発推進知事:〜(以下同じ)〜
といったサイクルが浮上します。
これから察するに、福島県民を主体とした被曝環境にある方々は、「ある意図」のもとに囲い込まれていると考えてもよいのではないか、と思えます。
ある意図とは、いまもベラルーシやウクライナで進行している深刻な内部被曝に関するものであり、原発推進が欧米との国際関係と密接に関わっているように、この意図もまた、その国際的な推進と常にセットで動いると思われます。
ちなみにその意図は、NHKスペシャル「封印された被曝報告書」やハイビジョン特集「ヒロシマの黒い太陽」のなかで、先駆的な存在として観察することができます。
・・・以上は、私のたんなる「印象記」にすぎませんが、ふとそう感じたとき、メンゲレのあの一見端正な顔が亡霊のようにうかんできました。
(参考までに)
■ 放射線の影響、追跡調査へ=「将来の疫学に寄与」―大塚厚労副大臣
http://www.asahi.com/politics/jiji/JJT201105180002.html
■ 長崎大とIAEAが被ばく医療で協定
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110809/trd11080917250011-n1.htm
■ 福島知事がプルサーマル受け入れ 条件付きで東電計画
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010021601000690.html
■ 何故、チェルノブイリの健康被害が隠されているのか???2011年06月21日 16時
(ブログ「フランスねこのNews Watching」より)
http://d.hatena.ne.jp/point-site-play/20110716/1310808072
■ 「フランスが語る『原子力の真実』」(前編)「フクシマ」後に再燃する「国策」原子力への恐怖」ル・ヌーベル・オプセルヴァテール(6月2日)
(ブログ「フランスねこのNews Watching」より)
http://franceneko.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/62-dba6.html
■ 『原子力が答えではない』要点翻訳(2) 鼻血・下痢・発疹は被曝症状、スリーマイルでも隠ぺいされたα線・β線核種、IAEAとWHOの癒着で世界はおかしくなった
(ブログ「中鬼と大鬼のふたりごと」より)
http://onihutari.blog60.fc2.com/blog-entry-54.html
■ NHKSP 封印された原爆報告書
http://www.dailymotion.com/video/xkjxmq_nhksp-yyyyyyyyyy_news
■ ヒロシマの黒い太陽1
http://www.dailymotion.com/video/xkeero_yyyyyyyyy1_tech
ヒロシマの黒い太陽2
http://www.dailymotion.com/video/xkefdw_yyyyyyyyy2_tech