なにか知りたいことがあるならば右側の検索ボックスを。(Googleは複合検索可能)
ブログ記事は、引用元リンクを明示の上ご自由にお使いください。
(注意−商用利用は固く禁じます。放射能に関するいかなる商品についても、私は推奨しません。)
再度この本からの情報
神話の語り部をあやつる
次に必要なのは、神話の語り部。語るのは新聞やテレビ、週刊誌などマスコミ、そして最近では、インターネットである。
(うんちとおならを例に、福島原発の事故は水をかければ安全だ)
という動画が、原発事故後、インターすっとで流れている。題名は「おなかがいたくなった原発くん」
原発事故は微量奈放射線漏れだけで、炉心溶融や炉心爆発まで言っておらず、プルトニウムやセシウム、ヨウ素など核分裂生成物は漏れ出ておらず、水で冷やせば安定する、という構図を小学生でもわかるように作った動画だ。アクセス回数は一五〇万回にもなり、日本語だけでなく、英語、中国語、韓国語、ロシア語、スペイン語、タイ語などのバージョンがある。原発が破壊された2日か3日後にこの動画が現れた。
何度も見たが、内容といい動画といいナレーションといい、とても素人が作ったモノとは思えない。動画は素人っぽいがプロが描いたもの、と見える。日本列島の中に福島原発がある場所など、難色か使ってわかりやすく作っている。ナレーションも、ときどきプロと思わせる言葉が出てくる。「原発は安全」という映画やビデオを昔から見ているが、同じような口調が2,3回出てきた。「最悪の事態を説明しておきます」などという説明は、原発の専門家でなければ出ない言葉だ。「個人のクリエーターがなんにんかでつくった」という情報が流れているがもし、素人が作ったなら、これだけの傑作は10日や20日はかかる。中小のPR会社社長が話していた。
「これだけのものを1日か2日で作り上げるのは、プロ集団を大勢かかえた大手の広告会社ぐらいではないか」
広告会社も、「原発安全神話」の重要な語り部なのだ。
この動画を探してきました。2011/3/15upですから、1号機の爆発2011/3/12のたしかに3日後です。
各国語を紹介しておきます。しらたまBlogより
英語1(2011.3.16), 英語2(2011.3.17), フランス語(2011.3.18)・ポルトガル語(2011.3.17), スペイン語(2011.3.18),中国語1(2011.3.19), 中国語2(2011.3.19), タイ語(2011.3.17), ベトナム語(2011.3.17), ロシア語(2011.3.20)
よくもまあ、短期間にこれほどの多言語にできるんですね。一体お金いくらかかったのでしょうか。また、各言語に堪能な方、字幕の正確性、書き込みなどをご報告いただけたらと思います。翻訳は、プロの手によるといえますか?また、あるべきドイツ語、イタリア語版 がありません。もし、見つけられた場合は、コメント欄にお書きいただけますか?
・・・ドイツ、イタリアは脱原発をしたので、必要ないと情報をもらいました。この言語版がないことからしても、推進派が作った証拠です。(不必要なカネは払わん)そして、上記に掲げた言語を母国語とする国に、原発を作る予定があると言うことです(ベトナム、タイは狙われています)・・・missing Language の存在
さて、この書き下し文もあります。こちらから(2011/3/15 up)
原発でおきてることを、うんちとおならで解説してみるよ。間違ってること書いてたら教えてね。まず、この前爆発があったけど、あれは原子炉そのものが爆発したんじゃないんだ。お腹痛くなったから、とりあえずおならで解消したみたいなもの。(続く)
だけど、外からみるとおならかウンチかわからないよね。だから匂いの量をはかって、ああ、あれはオナラだったんだな、とわかったんだ。でも、ずいぶんおおきなオナラだったのでみんなびっくりしたんだね。でもミは出ていないから大丈夫。
でも、まだ腹痛はおさまっていないんだ。今はそれをなんとかしようとお薬(海水やホウ素。人間と違って冷やすと落ち着いてくるんだね)でなんとかしようとしているところ。そしてうんちが外に出ることだけは全力で防ごうとしているんだ。(続く)
お薬(海水)が足りなくて、ときどき危ない局面もあったけど、今のところ、まだミは漏れていないんだ。大丈夫。けど、おならはすでになんかいか出ているので、それによって匂いはちょっと広まってしまった。でもこの匂いはすぐ消えるし、遠くにいる人達は、全く気づかないレベルだよ。
ちなみに、アメリカのスリーマイルとうでも事故があったけど、それもミはでてないよ。けっこう大きなおならだったけど。あと時々名前が出てくるチェルノブイリ、あれは本当に大事故だったんだ。それこそ、教室でうんちもらしちゃった、しかも下痢、しかもそのまま走りまわった、くらいの。
予想だけど、日本では、チェルノブイリさんほどの大惨事は起こらないと思うよ。それに、日本の原発はじつはおむつもあててあるから、ウンチがでちゃう事態になっても、それが遠くまでとびちる、みたいなことは起こらないんじゃないかな。
今、東京あたりで読んでいるきみは、このへんのオナラやうんちは全く問題ないよ。もちろん「ウンチそのものが飛んできたら困るよ!」とか思うかもしれないけど、本当にやばいウンチは重いから、遠くまで飛ぶことはまずないんだ。(注:プルトニウムのこと)
僕が本当にえらいとおもうのは、今お薬を原発に処方しているひとたちだ。今、この作業をしている人たちは、ウンチの近くにいるから、長時間匂いを嗅いでいると健康に悪いくらいの環境にいる。まる1日こんなに近くにいると、命の危険があるくらいだ。だから、交代で作業してるんだよ。
交代で作業をするのは、本当は効率が悪いけど、でも健康のためにしょうがないんだ。あ、もちろんこれは本当にウンチの近くにいるからだから、離れていれば、そんなに心配することないんだよ。
今原発が前よりくさくなっているのは、4号機においてたウンチ、これは水につかっていたはずなんだけど、ウンチの熱で水が無くなって、さらにトイレが燃えちゃったんだね。今はなんとか火は消えたようだけど、前より大変な状況ななか頑張るお医者さんたちは本当にすごいよ。
みんな、うんちはぜんぶ一緒と思っていないかな?ウンチのくささにはいろいろあるんだ。ずっと臭さが残るんじゃないかと心配かもしれないけど、おならのくさみは、1週間くらいで消えるから大丈夫だよ。そして、くささが残るウンチ(のかけら)は、重めだから遠くへは飛びにくい。覚えていてね。
オムツで安全なんだったら、多少ウンチ出てもいいのでは?とか思うかもしれないけど、実はこの状態のオムツを処理したことはまだないんだ。処理するのに危険とお金がかかることは確実だし、冷やせばおさまる腹痛なのは確かなので、なんとかウンチ出さずにすまそうとみんな努力してるんだね。
みんな、だから「注水が再開」とか読んだら、「ああ、お薬まぜて冷やしているんだな」とおもおう。そして、それをやってくれてる原発のお医者さんに感謝しよう。だいじょうぶ、時間とともに原発のおなか痛いの治るよ。
さいあくのじたいも説明しておきます。つまり、うんちがでてしかもオムツからもれちゃった、ってことです。それでもチェルノブイリちゃんみたいにはならないし遠くまでうんちが飛ぶことはないです。けど、このへんが封鎖されてしまったり、お魚や野菜への影響も出るかもしれない。
そうなったら、これから頑張っていかなければならない福島の人たちがたいへんなハンデを負うことになります。お医者さんたちが必死でがんばっているのはそれもあるのだと思います。だからぼくは、このまま原発がひえてウンチが出ないことを祈ります。
たぶん、それはこの1〜2日が勝負です。そこをのりきって、福島のひとたちの平和な暮らしがもどってくることを祈ります。それが、今までここからたくさんの電気をもらった僕の出来ることだと思うのです。
このアニメで言う、最悪の事態が起きています。つまり、
・やったことのないことを一生懸命やっていること
・汚いおむつを処理しなければならない
・うんちがでてしかもおむつからもれちゃった
状態です
その2もあります(アニメはなさそう)
原発名言集から @genpatsumeigen
放射能が漏れることはない。事態は悪化しない。汚染水は漏れない。 : 澤田哲生(東京工業大学原子炉工学研究所助教)
同じ方が今週号の週刊新潮で、
澤田 私は楽観論を言いすぎると批判されましたが、悲観論を言う方がずっと楽です。楽観論を言うと、それ以上のことが起きればこてんぱんにやられますが、1mSvを死守しろとあおる人たちは、悲観的な事態にならなくても責任は問われない
インタビューズ (2011年03月17日)
福島原発事故
京都大学原子炉実験所助教・小出裕章氏電話インタビュー
この時の私の現状認識(まことに申し訳ないのですが、このブログではかけませんでした。2011.3.12)
2011年03月12日17:04 メルトダウン
以前務めていた発電所ですので、、、
情報を総合しますと、メルトダウンはすでに起きていると思われます。
まず、非常用発電機の同時故障は、普通はありえません。炉心冷却に重要な機器ですので、確か毎週試運転をしていたはず。
おそらく想定を越える津波で、すべて水没し、使えなくなったものと思われます。
また、最終的に熱交換を行うのは、海水建屋ですので、それも損傷。最終的な熱の除去ができない状況に陥っていると考えるのが妥当でしょう。
非常用電源車をいくら持って行っても、設備がないのですからどうしようもありません。
2011年03月12日17:09
1: onodekita
福島第二発電所(ここに勤務していました)は、海水建屋が海のすぐ近くにあり、海抜はおそらく数メートル
最終的な熱交換器がすべて破損しており、復旧の見込みはありません。
残留熱除去装置、燃料プールの熱除去もできなくなっており、おそらく水を沸騰させて気化熱で熱を取るしかないと思います。幸い、比較的新しいプラントですので、炉心冷却材は喪失はしていないが、蒸気のため格納容器の圧力が上昇し、このため格納容器ベントを初めているとみます。
おそらく数ヶ月といった時間がかかりますので、これも見通しは良くありません。
私がまだ勤務中でしたら、生命保険を確認して、妻と子供を実家に(九州や西日本)直ちに帰すでしょう。
この時なにが起きていたか
解説:原発事故を台所で考えてみる・・
チェルノブイリを超えて、現在も下痢うんちをまき散らしている状況と私は認識しています。
追記・・コメント欄および、直接寄せられた情報から(いずれも、各言語の専門家です)
《時系列》
2011/03/15 13:29:31 八谷和彦(hachiya)による一連のツイートの最初
2011/03/15 14:22:59 tkokumaroよってtogetter「うんち・おならで例える原発解説 」が作成される
2011/03/15 18:05:38 八谷和彦(hachiya)による一連のツイートの最後
2011/03/15 onaradaijobu さんが動画『おなかが痛くなった原発くん』をyoutubeにアップロード
上記によると、八谷和彦による一連のツイートの最後からわずか6時間以内に、「動画制作者」があの動画を完成し、onaradaijobuがアップロードを完了したことになります。
まあ、どう考えても無理です。放射能をうんちと表現するのは、かなり頭のいい人がいたのは間違いありません。東電の社内ではなく(東電社内では、トラブル対応にかかりっきり)、推進派と大手広告代理店で練り上げたストーリーでしょう。爆発してからがスタートですから、実質2日足らず。更に翻訳まで。http://www.jaif.or.jp/ も絡んでいるかもしれません。いずれにせよ、原発推進派の実力が遺憾なく発揮されています。分析は、私の紹介した本の通りでしょう。
次に翻訳文(コメント欄、twitterなどによる各言語専門家の分析)
英語・・
両方ともアメリカ人が書いたと思われるレベル。日本人の書いた英語ではない。2つ目のは全くのジョーク。好き勝手に日本語でまるで言っていないことを英語で書いている。
仏語・・
申し分のない字幕でした。しかもご丁寧に「原発くん」の「くん」を「我々の友」と訳し、「我々の友、(福島)原子力」と表現されていました。原子力(英語:Nuclear)と訳したのはおそらく、原発と訳すと文字数が多くなるためと思われます。少なくとも、ちょっと仏語をかじった程度の人の仕事ではありません。
中国語・・良い仕事してます。
とにかく安くあげたいというクライアントだと、翻訳専門のところじゃなくて人材派遣業者なんかに頼んで、「取り敢えず中国語出来る人よこしてー!」みたいなことをされたりするんですけど、そういうレベルではなさそうです。
宣伝ターゲットは大陸中国ではなく、台湾です。
大陸中国とその他地域では同じ言葉を喋ってても文字表記が異なるんですけど、この字幕の場合は文字表記のみならず使われてる単語や表現も自然な台湾本土の字幕表記になってます。
日本の街中では至る所で「勉強した日本人学習者が無理に訳したんだろうな」とすぐに判るちょっとおかしな中国語併記をよく目にしますが、この作品の字幕にはそういった妙なものは感じられません。二箇所ほど些細な誤訳がありますが、全体としては申し分ない仕事をされてます。
スペイン語・・・素人の仕事
致命的な文法のミスが多々あり、プロならばそうした文法のミスはないはずです。
■関連ブログ
原発事故を台所で考えてみる・・2011年08月19日
3月12日の分析(とあるSNSでの私的分析)2011年05月05日
その日何が起きたのか。(地震当日を報道から振り返る)・重要2011年05月15日
3月11日のSNS(当時の私的予測内容)2011年05月03日
タグ:1F
いつも参考にしています。とても有用なブログに感謝いたします。
疑問に思う点があり、動画『おなかが痛くなった原発くん』の製作過程をたどってみました。
-----------------------------------------------------------------------------------
《時系列》
2011/03/15 13:29:31 八谷和彦(hachiya)による一連のツイートの最初
2011/03/15 14:22:59 tkokumaroよってtogetter「うんち・おならで例える原発解説 」が作成される
2011/03/15 18:05:38 八谷和彦(hachiya)による一連のツイートの最後
2011/03/15 onaradaijobu さんが動画『おなかが痛くなった原発くん』をyoutubeにアップロード
《動画の説明文》
「メディアアーティストの八谷和彦さんによる、福島の原発の状況の<wbr>わかりやすい解説を動画にしました。まとめサイトはこちら http://togetter.com/li/111871 なお、八谷さんも動画制作者も専門家ではありません。正確な情報につきましては東京電力等の公式情報をご確認下さい。 地震、津波、そして原発事故の被災者の方々には心よりお見舞い申<wbr>し上げます。被災地域以外の方々には誤情報などで無用の混乱を起こさぬよう、<wbr>願っております。 一日でも早く、多くの人に笑顔が訪れますように。」
《参考資料》
『おなかが痛くなった原発くん』 http://www.youtube.com/watch?v=ZUzBvxdnCFM
togetter「うんち・おならで例える原発解説」 togetter http://togetter.com/li/111871
八谷和彦(hachiya)のtwitter http://mobile.twitter.com/hachiya/about
八谷和彦のwikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E8%B0%B7%E5%92%8C%E5%BD%A6
tkokumaroのtwitter http://mobile.twitter.com/tkokumaro/about
onaradaijobu さんのチャンネル http://www.youtube.com/user/onaradaijobu
-----------------------------------------------------------------------------------
上記によると、八谷和彦による一連のツイートの最後からわずか6時間以内に、「動画制作者」があの動画を完成し、onaradaijobuがアップロードを完了したことになります。「日時が日本時間なのか、それとも他の地域の基準時なのか?」あるいは「togetterやyoutubeにアップロード後に修正をした場合、日時はどう表示されるのか?」など、私には判らない部分も多々あります。しかし、先生が推測された3日よりももっと短時間で制作されたということにはなりそうです。どんなプロ集団でも無理でしょうし、とても人間業とは考えられません。
先生、いかがお考えになりますか?
ブログで感想をお聞かせいただければ幸いです。
ある農家のブログを読んでいたら、このグラフが出ていて、ちょっと暗澹たる気持ちになりました。
ちょっと日本語だけ読んでいつのも感覚でグラフを眺めると、今回の福島の事故のセシウムの降下量は、1960年代の核実験時代と同じくらい、、という印象になります。
しかし、縦軸が一目盛り10倍の対数グラフになっているし、毎月の降下量ミリベクレル/平方メートルのグラフに、24時間(1日)の降下量が比較として、プロットされています。
なんだ、今回の東京での降下量は、核実験時代やチェルノブイリと同じかちょっと多いくらいかと誤認してしまいそうですが、よくみると、1ヶ月あたりと1日あたりの比較では、同じ降下量でも30倍違うはずです。3/21なんて、チェルノブイリの事故後の1ヶ月分の10倍の量がたった1日で降っていて、とても、昔起きたことと一緒とは思えないです。
文部省からして、事故を過小評価するようなグラフをつくるんですかね。
http://gabasaku.asablo.jp/blog/2011/05/30/5889912
今も、私が計算違いしているのかな、、と思います。
しかもご丁寧に「原発くん」の「くん」を「我々の友」と訳し、「我々の友、(福島)原子力」と表現されていました。原子力(英語:Nuclear)と訳したのはおそらく、原発と訳すと文字数が多くなるためと思われます。
少なくとも、ちょっと仏語をかじった程度の人の仕事ではありません。
なお、ここからは私の記憶違いもあるかもしれないのですが、
このアニメを作った人は、事故直後のNHKのニュースで取り上げられました(夜9時台のニュースだったと思う)。
たしかイラストレーターか何かそういう職業の人で、我が子に原発事故のことを聞かれて、どう説明すればよいか分からず、子どもにわかるようつくってみた、そして動画サイトに流したら、あっという間に「分かりやすい」と評判になり広まったと語っていたように思います。ルックスまではよく覚えていませんが、まだわりと若い人だったと思います(30代とか40代前半とか)。なお、そのとき番組内で紹介されたアニメがこれと同じものかどうかは定かではありません。これほど精巧ではなかった気もするのですが。
最後に今一度、これはあくまでも私の記憶であることをお伝えしておきます。
仏語版原発くんの「我々の友(notre ami=英our friend)」毎回毎回出て来るわけではありません。途中からは単に原子力(Nucleaire=英Nuclear)だけになります。
それは文字数の問題でもあるでしょうし、
何より仏語では同じ表現を繰り返すのは野暮であることもあると思います。
東京都世田谷区で2.7μSV/hが計測されました。
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00209374.html
さて、世田谷の件、立ち入り禁止にしたということは、除染できなかったということでしょうか?たいした面積ではないで、何故?と思います。横浜のマンション屋上の溝の泥からストロンチウムが高濃度に見つかったり、福島のお米が、500Bq/Kg以下は、全量出荷されるとか、鬱屈としたニュースの重なる1日でした。
いつも貴重な分析、ありがとうございます。
とても参考にさせていただいております。
先生のブログの中で「まあ、どう考えても無理です。放射能をうんちと表現するのは、かなり頭のいい人がいたのは間違いありません」とありますが、もしかしたら、これは元ネタがあるのではないか?と思ってしまいました。
数年前、もしくは10年以上前かも知れませんが、放射性物質と放射線の違いについて書かれた子供向け?の絵本で、放射性物質を「うんち」と表現し、解説した絵本を読んだ記憶があります。
それから↑のyamadaさんの書きこみで、アニメを作った人がNHKのニュース番組で取り上げられていたとありますが、そう言えば私も見た記憶があります。
思えばこのニュースを見て、急いでネットで検索し「うんちくん」の動画を見たんだったかな・・・と、当時の事を思い出しました。
ただこれを見た直後、「どうもおかしい」と違和感を持った事は、良く覚えています。当時1号機、3号機と水素爆発していながら、被害を過少評価しているいのでは?と。
当時(3月15日)、東京でも放射線量の値が高くなっているとの情報を知り、どうなる事かとじっと息をひそめて推移を見ていたら、渋谷のハチ公前で、2マイクロシーベルトを示している線量計の写真を(ネットで)見つけ、驚愕した記憶があります。
この時は精神的にもかなり追い詰められましたが、そんな時期にアップされたこの動画は、工作員動画として、かなり有効だったのではないか・・・?と思いました。
私は20年以上原発に反対しており、ほんの少しだけ知識がありましたが、かなり追い詰められ精神的に参っていたこの時期、危うくダマされそうになりました。
これからも先生の事を応援させて頂きます。
工作員からの攻撃で、いろいろ(精神的に)大変なこともあると思いますが、それにもかかわらず書かれているこのブログの情報を、とても貴重なものとして、読ませて頂いております。
本当にありがとうございます。
世田谷区の数値は除染後です。(元は4.3μSV/h)
民間の計測でニュースになった流れで発覚しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111012/k10013217911000.html
世田谷で高い放射線量 除染を検討
10月12日 20時58分
今月初め、東京・世田谷区の区道で1時間当たり最大で2.7マイクロシーベルトという高い放射線量が検出され、世田谷区は、この場所に立ち入らないよう呼びかけるとともに今後の除染を検討しています。
高い放射線量が検出されたのは、世田谷区弦巻の区道の歩道の長さおよそ10メートル、幅およそ1メートルの部分です。世田谷区によりますと、今月3日、区民から「放射線量が高い場所がある」という情報が寄せられたため、区が測定したところ、1時間当たり最大でおよそ2.8マイクロシーベルトと周辺に比べて特に高い放射線が検出されたということです。このため高圧の洗浄器を使って歩道部分の洗浄を行いましたが、放射線量はあまり下がらず、1時間当たり最大で2.707マイクロシーベルトが検出されたということです。原因について世田谷区が専門家に聞いたところ、問題の場所は雨水が集まって放射線量が高くなったことが考えられるということです。ただ、今回の測定では地表より高い場所でより高い数値が出るなど、通常あまり見られない結果が出ていることから、世田谷区では原因を詳しく調べることにしています。この区道は小学校の通学路にもなっていることから、区は、12日朝からこの場所をコーンで囲って立ち入らないよう呼びかけるとともに今後の除染を検討しています。世田谷区は、ことし7月から8月にかけて区内の小中学校や保育園、それに幼稚園で放射線量を測定しており、その際、高い放射線量は検出されていませんでした。世田谷区は、子どもへの影響を重視し、今月下旬から区内の砂場がある258か所の公園について調査することにしています。世田谷区環境総合対策室の斉藤洋子室長は「現場は小学校の通学路で、近くには幼稚園や保育園もある。心配する保護者の方がいると思うので、専門家とも相談してできるだけ速やかに除染などの対応をとりたい」と話していました。
東京・世田谷区で検出された1時間当たり2.7マイクロシーベルトという放射線量は、文部科学省が積算の放射線量を計算する際に用いている、1日のうち、屋外で8時間、屋内で16時間過ごすという条件で計算すると、1日の被ばく量が38.88マイクロシーベルト、1年間にすると14.2ミリシーベルトになります。これは国が避難の目安としている年間の放射線量の20ミリシーベルトを下回っています。計画的避難区域に指定されている福島県の飯舘村役場では、12日、移動式のモニタリングポストを使って計測された放射線量が1時間当たり2.1マイクロシーベルトで、世田谷区の値はこれよりもやや高くなっています。首都圏では、比較的高い茨城県の北茨城市で、12日、0.14マイクロシーベルトが計測されています。放射線影響研究所の長瀧重信元理事長は「文部科学省などによる上空からの測定では、世田谷区では放射線量の高い場所は確認されなかったので、このような値が出たことに驚いている。ただ、地形や天候の関係で局地的に高い線量になることはあり得ると思う。周辺の土壌や草木などから放射性物質の種類を調べたり、どこから放射線が出ているのか調べて原因を突きとめるとともに、ほかにもこうした場所がないか調査する必要がある」と話しています。
====引用おわり==============
消えてしまう前にコピペしておきます。
>無駄にレスしてすいません院長せんせい
良い仕事してます。
とにかく安くあげたいというクライアントだと、翻訳専門のところじゃなくて人材派遣業者なんかに頼んで、「取り敢えず中国語出来る人よこしてー!」みたいなことをされたりするんですけど、そういうレベルではなさそうです。
宣伝ターゲットは大陸中国ではなく、台湾です。
大陸中国とその他地域では同じ言葉を喋ってても文字表記が異なるんですけど、この字幕の場合は文字表記のみならず使われてる単語や表現も自然な台湾本土の字幕表記になってます。
日本の街中では至る所で「勉強した日本人学習者が無理に訳したんだろうな」とすぐに判るちょっとおかしな中国語併記をよく目にしますが、この作品の字幕にはそういった妙なものは感じられません。
二箇所ほど些細な誤訳がありますが、全体としては申し分ない仕事をされてます。
http://www.nhk.or.jp/digista/dokan/index.html
http://www.kaeruotoko.com/works_dokan.html?snd=1
BGといいSEといい、インサートの仕方といいナレーションといい、作風全体的になにか同じ臭いを感じてしまいますね
はて?
福島でガイガー・カウンター祭り開催
http://www.youtube.com/watch?v=DKGg6sUIq70&feature=g-all-lik
ですから、日本での実際の公開日は3/16だったのではないでしょうか。
私は全くの趣味で紙芝居に等しい動画を作っていますが、動画を見る限り、イラスト自体はある程度絵の描ける人なら書比較的短時間で、こんな事を言うと失礼かもしれませんが、下書き無しの一発描きでも描けるレベルです。何より絵の使い回しが大変多いですから、音も含めて、編集作業には1週間も10日もかかるものでは無いと私には思えます。
芸術系の大学出身の八谷氏がどこまで実際の作業に関わっていたかは知りませんが、今は便利な編集アプリケーションもありますので、メディアクリエイターである八谷氏の仕事関係を考えれば、元絵作成、音、編集全て含め2.3人もいればかかりきりになれば1日でできてもおかしくないです。
プロットがすぐ決まって絵コンテとの同時作業であれば。
それと確かに翻訳は、早いですが、各国の言葉ver.に時間差が結構ありますし、文章ができれば、字幕を追加で入れる作業自体は、簡単にできます。内容の精度は、業界のお知り合いが沢山いらっしゃるのでしょう。
ですから、作るのにかかった時間云々というよりも、私は、このデリケートな題材では、内容を誰か監修した人がいたでしょうから、むしろ、そちらのほうが気になりました。