なにか知りたいことがあるならば右側の検索ボックスを。(Googleは複合検索可能)
ブログ記事は、引用元リンクを明示の上ご自由にお使いください。
(注意−商用利用は固く禁じます。放射能に関するいかなる商品についても、私は推奨しません。)
ブログ、twitterをやっているからと思いますが、ぽつぽつといろいろな情報をいただいています。なかなか、反映することがいつも申し訳なく思っています。
さて、今回は福島の方から送っていただいた、「県民健康管理調査」これを見ますと、なにを考えているのかがよくわかりますので、ここに紹介します。
表紙・・調査対象は、3月11日に福島県内に居住していた人

・・各個人に推定被曝量が送付されるとのことですから、これから出る設問は、被曝量算定に必要な項目であるのは、間違いありません。
3月25日までは、一日刻みです。おそらく、ここまでは大量の放射性物質放出があったという評価でしょう。そして、それは通勤、通学時間が必要なほど、なのでしょう。

それを裏付ける記事
原発避難地域の見直し本格検討 放射線量の新基準設定へ2011年4月7日1時10分
放射線の積算量の測定を始めた先月23日以降、福島第一原発から約30キロ離れた浪江町の積算量は約11.63ミリシーベルト、飯舘村は約6.83ミリシーベルト。24時間屋外にいるとの仮定に基づくため、屋内にいる時間を勘案すれば実際の積算量はより低くなるという。
3月23日までは累積被曝の測定すらされていません。なぜでしょうか?
ご丁寧になにがあったかの表まであります。


木造、鉄筋コンクリート、などで被曝量が違うようです。外部放射線がいかに強かったのかが伺えます。

驚きは、次の調査
家庭菜園の場合は、どのくらいの被曝があったかの大きな決定ポイントになるようです。食品の種類まで書くようになっていますから、そこはおおきく関係するんでしょうね。食べ物の写真を撮っていれば、正確に書けると思いますが・・
さらに家畜の牛乳まで。・・・危険性を熟知していると思われるのですが、家庭菜園の植物に対して、なにか注意喚起でもあったのでしょうか?調査だけしているような印象を受けますが・・

さらに次
・水道、井戸水、ミネラルウォーターと分けているところを見ますと、水道には放射性物質が含まれていたんでしょうか?私にはよくわかりませんが。

そして、送付先

これらのアンケートから、被曝線量を測定する。・・なんだ、色々わかってるんじゃないかと思うのは私だけでしょうか。関連ブログのうち、フィルムバッジを持つということ(放射線管理の長い手)は、是非お読みになってみてください。
そして、福島の方はこの資料を提出する際には必ず、コピーを取っておかれますように。
また、福島医科大の方には、この資料から被曝推定をする算定根拠を公開していただければと思います。
■関連ブログ
累積被爆問題(計画的避難区域)2011年04月13日
フィルムバッジを持つということ(放射線管理の長い手)2011年06月25日
タグ:P
を読んでいて、どうしていまだに住所を把握されているのか?と思っていたんですが、ふと、戸籍の附票を利用している?という仮説はどうでしょうか?
しかし、以前も読んで暗澹たる気持ちになりましたが、本当に恐ろしいお話です。
これは現代のABCCです。
茨城より松本に母子疎開中です。
3・11以前と同じ暮らしを続けている人が多く、対策をしたり・危険性を訴えることで浮いてしまったり変わり者扱いされることの多い中、先生のブログを読み、とても励まされています。
本当のことは、筋道が通っているので、すとんと胸におちるはず・・・と思っています。
先生のお話は、とても納得がいくことが多いです。
新たな視点をいただいたり、違和感をもっても自分では説明のできなかった部分を明らかにしていただいたり・・・本当に感謝しております。
以前の記事でコメントによる賛同の意思表明を書いていらしたので、ここにコメントさせていただきます。
この調査票は私のところにも郵送されましたので、先生のおっしゃるとおりにコピーを取って返送しました。
現在の日本では、住民移動届けをしていれば、戸籍に記載され現住所がわかるシステムになっています。
但し、正当な理由がないと第3者は戸籍をとれなくなっているので、職権で調べたのだと思います。
この調査票を読むと3月11日〜7月11日までの被曝線量を推計すると言っていますが、私はいくつかの疑問を持って書きました。
1.福島では3月はまだ寒くて自家菜園の野菜は生育しないので食べられませんが、4月から旬になって、県から食べるのを制限されたのを除いては食べています。
その4月からの記載欄がありません。
2.3月27日以降は行動をガントチャートで書く様式になっていないので外で動き回って仕事をする人は書けません。生活パターンが同じ繰り返しの人向けの様式です。
3.線量は場所によって大きく異なるわけですが、この様式の記載からそれぞれの場所をデータ化して線量算出は難しいと思います。
以上
提出先が算出結果を教えてくれるのかは大変疑問に思うところですが、コピーをとっておけば後から検証する材料になりますものね。
県側は「書くことで不安が少しでも軽くなれば」とか「ほとんどの皆さんは100%は覚えていはいません。覚えている範囲で結構です」と言ってます。「ほとんど覚えていないなら意味がないでしょう?」と聞いても、また「書くことで不安の解消にもなる」などという馬鹿はことを言う。
詳細な食事内容については、なんと「アンケートです」だそうです。
私はてっきり多少の内部被爆についても評価があるのかと思ったのに・・・
まさしく、データとりです。
1ヶ月以上手元において返信してません。
「ずっと外で活動していた」って嘘の報告してやろうかな(怒)
ツイッターへのお返事ありがとうございました。
先生のブログのお蔭で、福島から避難出来ました。
震災後に甲状腺にしこりがみつかり、移住先の病院で診察を受けたいのですが、安心して受信出来る病院をどう選べばいいのか分かりません。
自費でWBCを受けたら、データを教えてもらえなかった苦い経験があるので・・・。
もし、よろしければ相談に乗っていただけないでしょうか?
michinokucorgi さん
避難できて良かったですね。ただ、病院をどう選ぶかは、私からはなんともいえないです。受診の前に電話などで問い合わせをされるといいのではと思います。
お役に立てずすみません。
3.11以来、飲食物に放射性物質がどこまで汚染されているのかとても気になってしまっています。一方で周囲の原発事故や無関心さに強いギャップを感じる毎日です。
先日の世田谷でのラドン事件で、自然由来と原発由来の放射性物質が区別(?)できることを初めて知りました。
もうひとつ、日々疑問に感じているのは、原発由来の放射性物質はどんなものがあって、それぞれの放射性物質はα、β、γ線をどの程度(の割合?)で出しているものなのでしょうか?
また、ストロンチウム、プルトニウムなどが各地で検出されていますが、原発からは気体(/液体/固体、いずれの状態)で放出されているものなのでしょうか?
放射性セシウムやヨウ素以外にも知りたい、知っておきたいのですが、どう探して知ることができるのかわかりません。
http://www.mri-jma.go.jp/Dep/ge/2007Artifi_Radio_report/Chapter5.htm
気象研究所地球化学研究部による
「環境における人工放射能50年:90Sr、137Cs及びプルトニウム降下物」
けっこう核実験時代にセシウムが降っていたといっても1975年あたいでも、お米や、日常の食品には、たいしてセシウムが入っていませんでした。
http://www.kankyo-hoshano.go.jp/study_flash.jsp?runmode=2
それから思うと、20Bq/Kg以下を未検出といってしまう現在の異常に驚きます。
福島原発には使用中・済みの核燃料は1760トンあり、チェルノブイリはたったの180トンしかなかった
★セシウム137は大気圏内核実験1年分の3倍
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/fbfe827a6ac8959a989216600577e313
★3月21日、東京に核実験3年間分の放射性降下物
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/fbfe827a6ac8959a989216600577e313
この記事参考にしてマンガ書きましたにゃ。
http://blog-imgs-46.fc2.com/h/o/u/houyanma/21XX_4K_043.png
記事の引用りんくも貼らせていただきましたにゃ。
いろいろ教えてくれてありがとですにゃ!