2011年12月19日

福島県へ旅行に行きましょう!

 全く何の意味もないと思った野田首相の「冷温停止」宣言。いろいろな波紋を引き起こしているようです。

 まず、問題の発言から
みんな楽しくHappy♡がいい♪
野田首相、冷温停止状態達成を宣言12/16(会見内容全て文字起こし&おまけあり)
(前略)他方、原発それ自体につきましては、専門家による機密な作業を受けまして、(どんな専門家?)
安定して冷却水が循環し、原子炉の底の部分が、底の部分と格納容器内の温度が100度以下に保たれており、
万一何らかのトラブルが生じても敷地外の放射線量が十分低く保たれるといった点が
事実的に確認されました。
(もう一度大きな地震がきても、停電しても、大丈夫って事なんですね?)

これを受けて本日わたくしが本部長を務める原子力災害対策本部を開催をし、
原子炉が冷温停止状態に達し、発電所のそのものは収束に至ったと、判断をされる。との確認を行いました。(「冷温停止」じゃなくて低温停止状態??・・・状態ね、新語ですw)

これによって、事故収束に向けた道筋のステップ2が完了したことを、ここに宣言をいたします。

事故発生以来、福島のみなさんはもちろんのこと、
全ての国民の皆様、そして世界中の皆様に、多大なご心配をおかけし大変ご迷惑をおかけしました
申し訳ございませんでした (←ここ、声がちっちゃかったので字も小さくしました)

このたび、原子炉の安定状態が達成されたことによって、
皆さまに不安を与えてきた大きな要因が解消されることになると考えます。


過去形になっています。こんなの信用する人など誰もいないと思っていますし、海外の報道は愚か、日本の報道でも批判だらけです。

 が、ご安心ください。味方はいます。観光庁です

福島県へ旅行に行きましょう! 〜「福島第一原子力発電所の事故の収束に向けた道筋」(「工程表」)におけるステップ2の完了を受けて〜
最終更新日:2011年12月16日
 本日、野田佳彦内閣総理大臣から、「東京電力福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋」(いわゆる「工程表」)におけるステップ2(原子炉の「冷温停止状態」の達成)を完了した旨の発表がありました。
 観光庁としても、福島第一原子力発電所が「冷温停止状態」になった事実を国内・海外に発信してまいります。
また、平成23年度第3次補正予算により、東北地方全体を博覧会場と見立て、地域や民間の様々な取組みを連携させ、統一的な情報発信等を行う「東北観光博」等国内観光振興の取組みを実施するとともに、訪日外客を着実に回復させるための取組みも実施してまいります。
 福島県からは、今後、ありがとうキャンペーンや若者を対象としたスキー場のリフト券無料化など様々な取組みを実施し、全国の皆さんをお迎えしていきたいと伺っています。
 全国の皆さん、是非、福島に旅行に出掛けて下さい。福島が元気にならなければ、東北地方、さらには日本全体の元気はありません。福島県の被災された地域の方々の心情に配慮しつつ、観光で日本を元気にするという気持ちで、一緒に取り組んでまいりましょう。
 ※ご要望があれば、長官が直接取材又は電話取材に対応させていただきます。以下の連絡先にご連絡下さい。


 なるほど、首相が言えば、このようなことを官庁が言い出す。官公庁の鏡です。

そして、原発担当相の地元でも・・
2011121901.jpg

 本日は新橋で野田首相の初街頭演説が行われる予定でした。なぜ、新町で?霞ヶ関に近いから?東電の本店も近いですしね・・その記事

金正日に救われたドジョウ総理2011年12月19日 13:43
 北朝鮮の金正日総書記の死去を受け、野田佳彦首相は19日正午過ぎから予定していた新橋駅頭での街頭演説を急きょ取りやめた。
 中止が決まる前、演説会場のSL広場では前座の蓮舫・行政刷新担当相らが、民主党政治の大義を高らかに謳いあげていた。だが聴衆からは「消費税あげるな」「福島はどうなってるんだ」の怒号が挙がる。殺気さえ帯びていた。
 間もなく「原発いらない」のシュプレヒコールが起きた。「原発いらない」はこだましあい大きなうねりとなった。警察も止めようがなかった。前座議員の演説がシュプレヒコールで遮られるほど、SL広場は騒然とした。
 前後して首相側近の近藤洋介議員が、国家安全保障会議招集のため総理の演説は中止する、とアナウンスした。もし金正日が死去せず、予定通り野田首相が街宣車の屋根に上がったとしても演説にならなかっただろう。
 野田首相は金正日に救われたのである。

2011121902.jpg

 一般大衆の前で、大量のガードマンなしでは演説できない首相。どこかの独裁国家を思い出させます。国民をなめてはいけませんよ。

(追記)情報をいただきましたので、関連の記事を追加します。

外国人1万人に無料航空券…観光庁11億円予算
 観光庁は、東日本大震災後に激減している外国人観光客の回復を狙い、2012年度に全世界から、旅費無料で1万人の一般観光客を日本に招待する方針を固めた。
 募集は主にインターネットを通じて行い、応募者の旅行計画などが審査に合格すれば、日本への往復航空券を提供する。
 こうして来日する旅行者には、日本滞在中にインターネットで世界へ情報発信してもらう方針だ。日本国内の滞在が安全・安心であることを口コミで世界的に広げる効果を見込んでいる。旅行者にはこのほか、震災後の日本旅行についてアンケート調査をしたり、新たな日本旅行のモデルとなるような旅行プランを提案してもらったりする。事業費として、観光庁は12年度予算の概算要求に11億円を盛り込んだ。(後略)
(2011年10月11日12時01分 読売新聞)

 日本に外国人が来ていたのはなぜか。その理由さえ、わからないようです。口コミで噂を広げれば、実態に眼をつぶって、訪日してくれる・・政府の言うことを鵜呑みにしてくれる国民は、日本にしか住んでいないと思われますが・・本物の風評被害とは? アーサー・ビナードの記事でもしっかりと読んでください。親日家の外国人がもう随分と前に、この「風評被害」についてするどく指摘しています。

JICAの「青年海外協力隊」「シニア海外ボランティア」の派遣前の2ヶ月間国内研修の場所です。
海外避難目的で受けようとしていた人がいたのですが、試験合格後の研修場所が長野県・駒ヶ根市と福島県・二本松市のどちらかで、派遣される国次第でどちらかになるかわからず、自分で選べないとHPに書いてあったため、応募をやめたと言っていました。

Q.1:派遣前訓練ではどのようなことをするのですか?
二次選考合格者は約65日間の派遣前訓練を受けます。訓練はJICAの訓練所(長野・駒ヶ根、福島・ニ本松)にて合宿形式で実施され、ここでボランティアとして現地での活動を遂行できる語学力や生活に必要な知識を修得することになります。日系社会シニア・ボランティアの合格者には、JICA横浜にて59日間の派遣前訓練を受けていただきます。
訓練では、特にコミュニケーション手段としての語学力強化に多くの時間を充てる他、日本の国際協力とボランティア事業、異文化理解/活動手法、安全管理/健康管理などについての講義・実習を実施します。
合格された時点で、派遣前訓練で受講する言語(訓練言語)が一定レベルを満たしている場合には、派遣前訓練に替えて、6日間程度の派遣前語学免除者研修を受けていただくこととなります。
 情報ありがとうございました。

■関連ブログ
本物の風評被害とは? アーサー・ビナード2011年06月06日
タグ:P
posted by いんちょう at 21:20| Comment(11) | 原子力
この記事へのコメント
私も観光庁のHP見て、びっくりしていたところでした。そのほか、外国人1万人を日本へ無料招待というのもご存知ですか?
 
「外国人1万人に無料航空券…観光庁11億円予算」
"日本滞在中にインターネットで世界へ情報発信してもらう方針だ。日本国内の滞在が安全・安心であることを口コミで世界的に広げる効果を見込んでいる”http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20111009-OYT1T00814.htm

わざわざ外国人まで「風評被害」防止のために被曝の危険にさらすつもりですか…。これだけのお金が出せるなら、他にやることがあると思うのですが。

その他にびっくりしたのが、JICAの「青年海外協力隊」「シニア海外ボランティア」の派遣前の2ヶ月間国内研修の場所です。
海外避難目的で受けようとしていた人がいたのですが、試験合格後の研修場所が長野県・駒ヶ根市と福島県・二本松市のどちらかで、派遣される国次第でどちらかになるかわからず、自分で選べないとHPに書いてあったため、応募をやめたと言っていました。
2次試験まであって、さらに健康診断で問題なしの人でないとだめなのだそうです。それで合格した健康な人をわざわざ放射能値の高いエリアに行かせて研修させる…。それで健康被害が出たらどうするんでしょうね。もうここまでくると、一体何を考えているのか理解不能です。
Posted by 横浜市民 at 2011年12月19日 22:54
え、、と文部省のHPを覗いたら、
定時降下物のモニタリングなるものが、24時間分つづ公開されていました。

http://radioactivity.mext.go.jp/ja/monitoring_by_prefecture_fallout/2011/12/1060_1214_teisei2.pdf
3、4、5、6月の福島(福島市)の降下量もすんごいんですが、凄いのが、いまだに、毎日、セシウムが降下していることです。
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/monitoring_by_prefecture_fallout/2011/12/25805/index.html
12/13なんか、セシウム134と137と合計して74MBq/平方km=74Bq/平方メートルも降っています。

毎日10Bq/平方メートルで、1ヶ月で300Bq/平方メートル。核実験時代と同じくらと言ってしまえばそれまでなんですが、もう、セシウムの降下なんてゼロと思っていたら、大間違いですね。風向きによっては、宇都宮やひたちなか市にも降下しているようです。

これで、近隣の市町村で除染することに意味があるんでしょうか?福島市でこれだけ降るってことは、近隣で測定したら、もっと降下しているんでしょうか?

1号機のカバーが完成するともっと減るのでしょうか?
Posted by 首都圏で子育て中 at 2011年12月20日 15:07
http://radioactivity.mext.go.jp/ja/monitoring_by_prefecture_fallout/index.html

文部省のHPによると、福島県(福島市)でのセシウムのフォールアウトはいまだに継続しているんですね。
1日10Bq/平方メートルで月300Bqでしょうか。
風向きによってはもっと降る日もあるみたいです。
1960年代の核実験時代の最大降下量が、月500Bq余/平方メートルだったから、当時くらいには、減ってきているんですね。4、5、6、月の降下量は、ゼロを数え間違えそうです。
Posted by 首都圏で子育て中 at 2011年12月20日 18:15
先生、はじめまして。 南相馬に住んでいるという方の、’ぬまゆのブログ’で体に異変が起きていると写真が載せられていました。 お医者様の立場で、一度その方のブログを見ていただけませんか? はだしのゲンと重なる気がして、その方の症状が心配です。
Posted by らむ at 2011年12月20日 20:37
青年海外協力隊の経験者です。
以前は広尾と駒ヶ根で派遣前訓練を行っていましたが
広尾が手狭なため10数年前に福島・二本松に訓練所ができました。

震災後は被災者の受け入れをしていたと記憶していたのですが
もう訓練も再開していたのですね。

駒ヶ根と二本松は行く国の地域等によって振り分けられ
ています。
協力隊では行く国によってタイ語、ネパール語、モンゴル語、スワヒリ語など
なかなか日本では学習できない言語を取得する必要があるため
語学の授業ができる体制のある訓練所で訓練をしています。

健康な人を被爆させてという観点は確かにあると思いますが
国が主張する現在の基準を上回らない限り別の場所で訓練というのは
難しいと思います。
(そもそも中央官庁こそとっとと福島へ移転すべきだと思います)

蛇足になりますが青年海外協力隊もシニアボランティアも
現地の人の目線で現地の人に近い暮らしをして現地社会に貢献する
ことが事業の趣旨なので自由度は高いけど危険性も会社で駐在するより遥かに高いですよ。

なので放射線も含め自分で危険な事を判断してリスクをヘッジできる人に行って
欲しいですが、今の二本松では合宿形式なので努力しても食事からの内部被爆を防ぐ事は困難かも知れないので残念ですね。
Posted by ひろ at 2011年12月20日 22:34
「地位協定を破棄してアメポチ小泉霞ヶ関人事院宮内省を廃棄せよ。」

ことし5月のコメントを転載。
http://sacredplaces.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/11-8809.html
(転載開始)

なんとも不思議なのは福島原発冷却機能停止という事故を、緊急電源回復も炉心緊急冷却もしないで放置するという菅総理・保安院・東電三位一体の不作為人災によってメルトダウンさせ、大量の放射性核物質を原子炉外へ放出させた未必の故意の殺人行為の刑事責任を、なぜ国民の代表である国会が告発追及しないのか。
絶対に炉外へ漏れてはならないのに菅総理・保安院・東電三者の怠慢のせいで破損した炉から漏出した殺人放射能によってすでに何人もの人命が失われ、その後の菅政府の人道にもとる未必の故意=故意の棄民政策によって何十万何百万人もの被曝被害者が生まれている。

菅内閣・保安院・東電は明白な無差別大量殺人犯の集団なのである。
小佐古氏や小出氏はその目撃者証人である。
国会がこの未必の故意殺人を告発しないのなら関係者として事実を知る彼らが菅総理・保安院・東電を警察に告発して逮捕させよ。

もはや不信任がどうたらこうたらの政局問題どころではない憲法違反行政による凶悪極まる大量無差別殺人テロ犯行の刑事問題である。
菅内閣・保安院・東電はただちに現行犯逮捕されるべきである。国会は菅内閣全員逮捕後すぐに暫定政権を立ち上げて国家非常事態宣言を発し、菅殺人政権政策をすべて破棄してまったくの新機軸で迅速に復興に努めよ。
投稿: 通りがけ | 2011年5月12日 (木) 21時01分


「保安院が実行犯であり主犯」

作業員に無防備のまま殺人的被曝を強いるのは常に保安院です。JCO臨界事故でもそうでした。
そうしておいて常にデータを改ざんして発表し自分の犯行の証拠隠滅をはかります。
データが改ざんできなければ基準値を改ざんすることさえためらわない、根っからの悪党殺人者集団が保安院官僚・御用学者ども東大閥法匪連中です。
テロ組織オウム真理教教団とまったく同じ構造の犯行ですね。

かつて自ら「官僚はバカばっか」とこき下ろした対象である霞ヶ関に、首相になったとたん「日本の優秀な官僚に全面的に依存して政治する」と手のひらを返す二枚舌で公言した菅直人は、官僚組織が泥棒稼業で稼いだ談合利権の巨額さに目がくらんで自分も汚い手を突っ込んで私腹を肥そうと浅ましくも共犯者宣言をした確信犯の共犯者です。

今回の福島原発メルトダウン事故処理に関しては保安院と菅内閣は対等の立場で共謀して強盗の主犯となっています。
もうけも半分ずつ私腹へ入るように、震災被災者救援そっちのけでせっせと犯行証拠を隠滅する事後法つくりにだけいそしんでいるのです。
その間政府の災害対策によって現実に窮地から救い出された被災者の数はゼロなのです。

人の道を踏み外して最下層の餓鬼道へ転落した者たちが発する酸鼻極まる腐臭の害毒が、日本の美しい国土にチェルノブイリを越える高濃度放射能汚染の救いのない阿鼻叫喚地獄を現出させたのです。

私はこの放射能テロ無差別殺人常習実行者である保安院を法の下に厳正に裁くことこそが日本の復活に絶対必要であると考えています。

このテロ集団は常に証拠隠滅を図っていますから即逮捕が必要でしょう。
確信犯の共犯者である菅内閣も被災者救援そっちのけで自らの犯行の証拠隠滅に余念がないのでこちらも同日逮捕勾留する必要があるでしょう。
投稿: 通りがけ | 2011年5月13日 (金) 09時42分

(転載終わり)


続いてこちらもご参照ください。
「浮かび上がった日本政府の外交交渉」
http://sacredplaces.cocolog-nifty.com/blog/2011/05/post-c432.html
Posted by 通りがけ at 2011年12月21日 07:28
>ひろさまへ

補足ありがとうございます。

当時とは事情が変わっているのでOBの方に言っても仕方がないので、これから受けようとしている人や2次試験に受かった方へ。

JICA二本松の放射線量を調べてみましたが、最近の値ではグランドで0.42μSv/h、玄関で0.34、宿泊棟高い所で0.36、更にOBの方が言っていらっしゃるように、地産地消奨励の福島県知事の指示により、合宿期間中2ヶ月間は食事からの内部被曝が加わるでしょう。さらにグランドにはα、β、γ線、何が飛び散っているかわかりません。

ttp://www.jica.go.jp/nihonmatsu/topics/2011/110822.html

別の知人に聞きましたが、2次試験の健康診断費用はJICAが出すのだそうです。
それで健康に全く問題ない人を、放射線量が決して低いとは言えない場所へ送り出す…放射能我慢大会ですか? それでまた健康診断して、大丈夫だった人だけを派遣するとか。お金の無駄だと思いますが…。

これを危険と思うか、たいしたことないと思うかは個人の価値観によるのでしょうが、私個人の感想を言わせてもらえば「大丈夫」と何の疑いも抱かないようであれば、情報収集力・危機管理能力・危険察知能力ゼロ、だと思います。
そんな人を日本以上に治安が悪い場所へ派遣させられません。
逆に「おかしい」と思っていても、何も文句を言わずお上に唯々諾々と従うようなタイプであれば、日本国内では出世できるでしょうが、海外では使い物にならないと思います。日本では意見を言うと叩かれますが、海外では自分の意見をはっきり言えない人は軽蔑されます。
まして、JICAで派遣されるような国は途上国で、職務内容も1から自分で何かを作り上げるようなものばかり。「今日は何をしたらいいですか?」と聞いているようでは、おととい来い、と日本に送り返されるでしょう。政府間であらかじめ根回ししていたり、癒着があればまた話は違うでしょうが。

私が採用担当であれば「二本松に派遣する」と面接で言って様子を見るのを最終試験にして、「何で二本松に派遣するんだ」と抵抗するようなガッツのある人を採用しますけどね。

院長先生、コメント欄で長々とすみません。
Posted by 横浜市民 at 2011年12月25日 11:22
かつて対戦国であったアメリカですが、現在アメリカのぽち発言は不要です。
 汚染を防ぐこと。よりよい技術で瓦礫などを処理する事、それまでは保管したほうが良い事。

 汚染は日本だけではなく、海外まで流出する(海や空から)
ということ、

  このことがポイントです。

 
Posted by アメリカのぽち発言は意味不明 at 2012年03月06日 08:44
数ヵ月、
二本松市に、研修でいきます。

正直いきたくないです。

でも、がんばってがんばってうかったから、途上国には、いきたいです

自分はまだ20代ですし、
将来母にもなりたいです。

でも、どーすればいいかわかりません。

何か対策、おしえてください。
Posted by なやんでます at 2012年04月05日 00:56
なやんでます さんへ

すみません、上に投稿した横浜市民です。(HN変えました)脅すような事を書いてしまったので責任を感じ、コメントです。
ひょっとして青年海外協力隊の研修ですか? 
シニアボランティアならともかく、うら若き女性を長野ではなく福島へ派遣とは、JICAもとんでもないですね。

考えられることとしては

1.辞退する。青年海外協力隊以外で途上国派遣される物はないか調べる。

2.実際に、原発事故後にここで研修した人がブログやツイッターをしていないか探して、現状を尋ねてみる。

3.福島の現在の放射線量、県内の状況などを調べてJICAに伝え、万が一健康に問題が出たら補償するのか聞いてみる。(多分、福島のマラソンみたいに「何かあっても補償しない」契約書に一筆書かされそうですが)

4. どうしても青年海外協力隊で行きたいのなら、そのためには二本松に行かなければならないのなら、食事はどこの物を出すのか、毎日産地を明確に記載するように訴える。出所の怪しい物は食べない。(特にきのこ類、牛乳、わかさぎなど過去に基準値を超す値を出している食べ物は産地がどこでも×)可能なら、安全な飲食物を家族から送ってもらう。
とにかく研修中は人が何と言おうとマスクをし続ける。雨の日や風の強い日は外に出ない。休みの日も、仲間の誘惑に負けて外食したり飲み歩いたりしない。

5.研修後またすぐに違う病院で健康診断する。特に事前に念入りに健康診断しているわけだから、何らかの異常が出ているなら、すぐわかる。(甲状腺値の異常、のう胞ができた、血液検査で値が大幅に変化した等)もし異常があったら、ダメモトでJICAを訴える。五寸釘持って丑の刻参りして、担当者をのろう。(冗談)


私が聞いた話では、語学研修とは言うものの、合コンのように男女交際の場と化すこともあるらしく、そんな事のためにわざわざ危険を冒してまで福島でやる必要があるのか? と思いました。日本って本当に「研修」が好きな国ですね。
メンバー顔合わせなんて福島じゃなくてもOKだし、語学だって現地についての事前学習だって、e-ラーニングでだってできるはずです。講師が被爆する危険もあるわけだし。ですから貴方も、なぜ今の時期あえて福島でやる必要があるのか、問い詰めてみてはいかがでしょう? 

ただ、同じ二本松でも、合宿所あたりは市内に比べれば放射線量自体は低いようです。
http://www.city.nihonmatsu.lg.jp/uploaded/attachment/10386.pdf(二本松市)

JICA二本松放射線量
http://www.jica.go.jp/nihonmatsu/topics/2011/docs/atai.pdf

何月に研修かによっても、風向きの関係で変わってきそうです。夏は、海側から山側への風になるようです。確か研修所は山の麓だったと思いますから、春〜初夏なら花粉についた放射性物質に注意。
http://blogs.yahoo.co.jp/henatyokokakumei/35403831.html
私が一番危惧しているのは、地震による原発倒壊or再爆発ですが…。(また脅しちゃいましたか)
この時の風向き次第です。行くなら、N100マスクは必ず持参しましょう。


数ヶ月の研修ですし、万全に注意すれば大丈夫かもしれませんが、放射能への耐性は人によって違いますから、自分の免疫力に賭けるしかないでしょう。今大丈夫でも、数年後どうなるかは神のみぞ知るで、多分、院長先生でも、どうなるかは、わからないとおっしゃると思います。

そして、ここまでしても、本当にやりたい事なのかどうか。それが一番大事でしょう。
人によって価値観は違いますから、ただ長く生きるよりは、命の危険があるとわかっても、やりがい・生きがいを求めるという人がいても、他人がとやかく言うことではないと思うので…。

院長先生、またも長々とコメント欄使用してすみません。
Posted by YOKO at 2012年04月05日 12:36
「絆」という言葉は、突如として現れたと思う。

「縁」なら「生まれ」たり「結ぶ」ものだし、「切ったり、切られたり」だって、ないことではない。「縁」なら緩いけれど、「絆」は固い。断ち切ろうとしたって、断ち切れないのが「絆」だ。

被災地に何らかの援助を行うことにより「縁」が生まれるのではなくて、初めから「絆」があるのだと思い込まされた気がする。そして、いつしか、がんじがらめだ。

昨日、ひょんなことから見つけてしまった福島の広報ビデオ。明るく伸びやかなアメリカの高校生達が、福島をアピールする。なぜアメリカの高校生達をよんできて被爆させるのかと憤慨し、関連記事とともに院長先生にお送りしたら、速攻で返された。

「頭を使え」とは愚妻への旦那の小言だが、院長先生にも同様のことを言われた。先生は、優しいから言葉は違うけれど、仰らんとすることは同じだ。続けて先生は、高校生達に福島をアピールさせることは、「アメリカに仕向けられていることだ」と書かれた。

「そうか、私は、アホだった」と反省した。もともと頭は悪いけれど、加齢と被爆で劣化の一途だ。痛む頭をリセットし、視点をずらしてというか、立ち位置を変えて、再度、各記事を眺めてみた。

外務省とは、言わずと知れた国家間の関係を扱う所だ。同省のサイトには、「キズナ」に続けてわざわざ「強化」との言葉まで付いている。国家間で結ばれるものには、協定、協約、議定書、条約などがある。「キズナ」と呼ぶほど、強い関係とはなんだろう。「強化」したい関係とはなんだろう。

先生は、速攻の返信で「アメリカの意向」との旨、仰った。そこで、対米関係に絞って「キズナ強化」を他の言葉に置き換えてみた。すると「日米安全保障条約の強化」となったのだが、いかがだろうか。

日米安保の強化かあ...アメリカが日本を守ってくれる保証なんてあるのだろうか...アメリカの航空母艦が福島沖から逃げ出したのをニュースで見たぞ...水兵さん達がデッキブラシで甲板を必死にこすっていたぞ...と複雑な気分でキズナ強化プロジェクトのロゴを見ていた。

このロゴは、日の丸から作られたものなのだろう。でも、眺めていたら、絆の文字が白抜きされている赤丸は、核や原子炉の炉心を象徴しているのかしらん、とまで思ってしまった。

穿った見方だとは存じます。あしからず。


Future From Fukushima − ふくしまからはじめよう
「食べて応援」ついに世界へ。5分程のビデオです。

http://www.dailymotion.com/video/xtcu2p_yyyyy-yyyyyy_people


福島民報 − 米国の高校生100人来県

http://www.minpo.jp/news/detail/201207052324


キズナ強化プロジェクトに関するウルトラマンブログ

http://ex-skf-jp.blogspot.hk/2012/06/blog-post_10.html


外務省 キズナ強化プロジェクト

http://www.mofa.go.jp/mofaj/saigai/kizuna_project.html
Posted by 香港の主婦 at 2012年10月06日 10:31
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