まず、日本全国の原発

北から、時計回りに紹介します。
泊原子力発電所(北海道電力)

比較的整然
大間原発(電源開発)−建設中

衛星写真が不鮮明でよくわかりません。この地図とも比較してみましたが、ぴんと来ず・・
東通原発(東北電力)

整然
女川原発(東北電力)

敷地面積の影響でしょうか、原子炉とタービン建屋が海岸線と平行(通常は垂直)に設置されています。そして、2号機、3号機でしょうか?この配置もかなりおかしい。通常こんな配置はしないはずです。
福島第一原子力発電所(東京電力)

福島第二原子力発電所(東京電力)

福島原発はいずれも海岸線に平行にそして、タービン、原子炉建屋は海岸線と垂直に整然と配置されていることがわかります。これが理想的な機器配置のはずです。
東海第二原子力発電所(日本原電)

これも女川と同じように、原子炉建屋、タービン建屋が海岸線と平行に配置されています。地盤の問題でしょうか。
浜岡原子力発電所(中部電力)

行儀の悪さは、一番。砂浜で港湾すら作ることができない地盤なのだと考えられます。最悪ですね。首都圏も近いですし。
伊方原子力発電所(四国電力)

非常に狭い敷地に3基建てています。廃棄物処理にもっとも困っている原発だと聞いた記憶があります。そもそも、四国の左上にある細長い半島に建設されており。断層上にあると言っても良いほどだと、建設関係の人に聞いた記憶があります。
川内原子力発電所(九州電力)

まともな配置だと思います。港湾もありますし、とりあえずは大きな問題はなさそうです。
玄海原子力発電所(九州電力)

港湾どころか狭い半島に無理矢理建てた原発。手前の原発で事故があったら、半島奥の原発にアプローチすることすら不可能でしょう。なぜ、このような発電所の設置許可がおりたのか、私には不思議です。
島根原子力発電所(中国電力)

3号機は建設中でしょうか。1,2号機の配置はまともなようですが、3号機は2方向を海に囲まれていますが、これで大丈夫なのですか?埋め立てた土地ではないでしょうが、かなり不自然な印象を受けます。フクシマ後には、とても認められない建設状況でしょう
高浜原子力発電所(関西電力)

狭い敷地に無理矢理建てています。左側の原子炉には山側からアプローチする道などありません。一基に何かあったら、全部道ずれとなります。まともな港湾もなく、一体どのように海水を取水しているのかさえ、この写真だけでは評価ができません。
大飯原子力発電所(関西電力)

さらにひどいですね。人が住めないような半島の山を切り開き、むりやり原発としたのではないでしょうか。
高速増殖炉もんじゅ(動燃)

港湾と原子炉とが不自然に離れています。これも何らかの問題のある土地でしょう。ここに何かあれば、日本のとどめとなりますね。
敦賀原発(日本原電)

もんじゅのすぐ近く、しかも海岸線に縦に並んでおり、複数号機の対応は取れない。左上には原発?の工事現場あり
美浜原子力発電所(関西電力)

この発電所は恐れ入りました。長い橋で企業棟と発電所が結ばれています。地震でこの橋が陥落してしまったら、一体どのようにして復旧などをするつもりなのでしょうか。
志賀原子力発電所(北陸電力)

港湾が無く、取水棟?とおもわれる建物が、1重の防波堤に保護される設置してあります。強度など大丈夫なのでしょうか。不思議な配置です。
柏崎刈羽原子力発電所(東京電力)

この発電所については、柏崎はアリ地獄の砂丘に造られていたで分析しています。じばんはかなりよわく、危険な原発の一つです。
日本の原発は数が多く、一つ一つ細かく分析はしていません。しかしながら、福島原発が整然としており、地盤の良いところに建てられていたかは、この写真を見ていただくだけでもある程度理解していただけるのではないかと思います。
◆関連ブログ
行儀のいい原発、悪い原発2011年10月12日
あさこはうす へ手紙を出そう。2011年12月21日
柏崎はアリ地獄の砂丘に造られていた2011年10月16日
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本業の傍ら精力的なご活動、感謝しています。
私はまったくの平凡な主婦なので原発についての知識がほとんどないため、
素朴な疑問があります。
今、日本の原発は6基を残し、動いていない状態のようですが、
それとも稼働していないからといって、地震が来てその稼働していない建物が壊れてしまえば危険なのですよね?
稼働していなければ壊れても問題はそんなに大きくないのでしょうか・・・?
今年は全原発を中止させるのが目標、ということをよく見聞きしますが、
それだけで大丈夫なの・・?と疑問に思ったわけです・・・
うちの実家の近くには玄海原発があります。友人にも玄海町出身者たくさんいます。
この記事を読むと、ますます心配になってきました・・・
1つ1つ丁寧に検討する必要がありますよね!
今更ながら自分の無知、無関心に嫌気が差します。
稼動させないにしても安全対策は必要ですね!
私も素人でなんですけど、素人なりの意見を言わせていただけば、原発が停止していても、核燃料への冷却作業は続いているはずです。つまりこの先、長い時間をかけて核燃料を完全に冷やしてしまわないと危険な状態は続くということです。
今回の福島の事故でさえ政府や東電は、地震が発生した際には原子炉は安全に停止した、しかし、その後の津波によって、全電源が消失し核燃料が冷却できなくなったのであのような事態に陥った、と公表しているではないですか。
私の理解ではこれが「冷温停止」状態であり、壊れていない通常の(十分危険な)原子炉の状態を表す言葉でしょう。
野田首相が述べた「いわゆる冷温停止の状態」というのが大嘘の偽証発言であることがよくわかります。
野田首相は明らかに放射能拡散棄民テロ共謀共同正犯で現行犯有罪であり刑事訴追対象の筆頭です。
存在する限り、危険度はなんら変わらない、
ということですよね。
今、やっきになって原発ストップ!と頑張っていますが、
建物自体をなくさないとほとんど意味がない、
ということですよね・・・
この記事を読むと、日本はあと何年もつのかな、というレベルですね・・・
インドへ5万人規模日本人疎開?
読売新聞
インドに「日本品質の街」輸出…大規模都市開発
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20120105-OYT1T00638.htm?from=main1
日本政府は、官民一体のインフラ(社会基盤)輸出として、インド南部のチェンナイ近郊で、大規模な都市開発を行う方針だ。
中小企業向けの工業団地と、日本人好みのショッピングセンターや病院なども併設した5万人が生活できる街をまるごと「輸出」する。
政府の新成長戦略に基づくインフラ輸出で、都市開発事業が具体化するのは初めて。
枝野経済産業相が10日、チェンナイを訪問し、州政府に支援要請する。
みずほコーポレート銀行とプラント大手の日揮が現地開発会社に計40億円を出資する計画だ。工業団地は2・3平方キロ・メートルで今夏から販売を始め、2013年に進出工場の稼働を予定している。
併設される居住地区は2平方キロ・メートルで、インド洋を望む高級マンション群が中心の「リゾート都市」を13年以降、順次開発する。日系のショッピングセンターやゴルフ場、日本人医師が常駐する病院なども整備する計画だ。日本人駐在員が家族で暮らせる高品質な街づくりを目指す。
(2012年1月5日14時35分 読売新聞)
原発は口実であって、要は、カネが欲しいのですよね。だったら、こんな危険なものを強引に作らずに、他の金儲け手段を与えてやればいい。
自民党はカネのためだけの政党なのか?官僚はカネのためだけのようですね。
原発をやりたいのなら、田中俊一も安倍晋三自民党も、官僚も、全員、すぐに原子炉へ入って被爆作業をやらねばならない。