2012年02月19日

ナターシャ・グジー チェルノブイリから舞いおりた歌の女神

 人は、色々な使命を帯びて生まれてきたと最近よく思うようになりました。それは、自分ではどうしようもない力。全員が「歴史の証人」として、自分の身に降りかかってくることを伝えていかねばなりません。権力に負けることなく、世間にながされることなく。
 ヒロシマ・ナガサキでは、肥田舜太郎氏、橋爪文氏、中沢啓治氏(はだしのゲン作者)他、たくさんの方が自分の身を切りながら、証言を残されています。

 チェルノブイリを経験して、日本に今おられる方はいないのでしょうか。

旧ソビエト−ウクライナから、日本で音楽活動をされている ナターシャ・グジー さん。

私は、偶然ラジオ番組で知りました。
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プロフィール
 ウクライナ生まれ。
 ナターシャ6歳のとき、1986年4月26日未明に父親が勤務していたチェルノブイリ原発で爆発事故が発生し、原発からわずか3.5キロで被曝した。
 その後、避難生活で各地を転々とし、キエフ市に移住する。
 ウクライナの民族楽器バンドゥーラの音色に魅せられ、8歳の頃より音楽学校で専門課程に学ぶ。
 1996年・98年救援団体の招きで民族音楽団のメンバーとして2度来日し、全国で救援公演を行う。
 2000年より日本語学校で学びながら日本での本格的な音楽活動を開始。
 その美しく透明な水晶の歌声と哀愁を帯びたバンドゥーラの可憐な響きは、日本で多くの人々を魅了している。

 2005年7月、ウクライナ大統領訪日の際、首相官邸での夕食会に招待され、演奏を披露。
 コンサート、ライブ活動に加え、音楽教室、学校での国際理解教室やテレビ・ラジオなど多方面で
 活躍しており、その活動は高校教科書にも取り上げられている。

 チェルノブイリ事故時6歳の女の子でした。2011年3月20日に発信されたメーセージ

福島の原発事故と避難のこと / ナターシャ・グジー (Nataliya Gudziy)

 自分の体験に基づいた、本当に的確なアドバイスです。日本政府は、このような意見を全く無視して、放射能安全としか言わないのは一体なぜなのでしょうか。

ナターシャグジーからの被災者・支援者へのメッセージ 2011.3.25


2008年の8月6日にヒロシマの原爆に関して


ナターシャ・グジー Nataliya Gudziy - Itsumo Nando Demo (Always With Me) ・・・Youtubeですが、埋め込みできません。

この方の出版されている本(本日注文しました)


チェルノブイリのことを日本に正確に伝えていただける唯一の方でしょう。このような方がおられることに本当に恐ろしささえ思います。偶然の導きで、日本で歌手活動をされている。
絶望感に陥りそうになったときに、この方の歌声を聞いてまたたちあがりましょう。我々は見捨てられているわけではないのです。

◆関連ブログ
原爆被ばく者の方の証言2011年12月20日
はだしのゲンの作者−中沢啓治2011年11月06日
原爆生き残りの方の証言(肥田医師、橋爪文さん)2011年10月13日
posted by いんちょう at 17:13| Comment(8) | 原子力
この記事へのコメント
子供達を避難させましょうという意見の人は昨年3月20日の時点では非常に少なかった。昨年3月20時点でのナターシャさんのこのようなご意見は非常に価値があったと思います。ナターシャ有難う。
Posted by K.I. at 2012年02月19日 19:13
「いつも何度でも」前に聞いたときよりも、深い意味を感じました。以前は漠然とした命の大切さを感じたけれど、今は、身につまされます。
 ナターシャさんの歌声に癒されました。
 このメッセージが多くの人に届き、放射能から守られることを祈ります。 
Posted by maruinu at 2012年02月20日 10:53
子供たちが大好きなジブリの『千と千尋の神隠し』の主題歌である『いつも何度でも』を彼女が歌うことに大きなメッセージ力があると思います。 この映画は、動画を通して福島の子供たちに避難を呼びかけた宮崎駿さんの作品であることも、すべてつながっているように思います。

『風と谷のナウシカ』もそうですが、アーティストの方々の作品にはとても深いメッセージや真実が編みこまれており、芸術家の方々の発信するメッセージに耳を傾けることで、私たちは感覚的に何が大切かを気づかされたり知らされたりすると思います。
Posted by びっくり@@ at 2012年02月20日 11:19
2月11日震災1か月前の事ですが、僕の友達(女性)が目覚めの時に、目の前に目が大きく、黒髪の綺麗な女性が出てきて、ナターシャ と言ったと聞きました。2人とも聞いた事も無い名前で、何がなんだか解らず、とにかくインターネットで検索した所、彼女が言うナターシャが見つかり、顔が一緒ですぐにこの方だと確信しました。当時、その彼女は、住んでいるマンションの空気汚染に悩まされていたので、何かのお告げかな?という位で、原発に関しては、知識も無く、関係の無い事と思ってました。ただ、何か、伝えてくれようとしているんだろうな。。それが何か確信出来ませんでした。その1ヶ月後の震災、原発事故。それによって、ナターシャが現れた意味を彼女は確信し、そして、原発の危険性をブログなどで訴えかけるようになりました。ただ、あまりにも、自分の考えと、周りの考えのギャップに憤りを感じ、そして、現在、海外に移住しています。
Posted by guri1117 at 2012年02月20日 13:38
日本の歌をで歌ってる外国人だけど、すごく心に響く感じの歌声。
半端じゃないほど上手。
一度聴いてみるといいよ。
Posted by ぽんぽこ at 2012年02月20日 20:51
大分県広瀬知事が瓦礫受け入れに前向き・・です。このやろう!!

http://www.google.co.jp:80/gwt/x?hl=ja&client=twitter&u=http%3A%2F%2Ft.co%2FehvYZqDD&guid=on
Posted by 大分県 at 2012年02月21日 17:25
電力会社のご出身で、医療を通して人命にたずさわられながら、
今この時に、みんなに公平な知識を発信してくださっている先生も本当にそうですね。

感じ入り、感謝し、無駄にしたくないなと気を引き締めております。
ありがとうございます。

先生も、どうぞお体にお気をつけて。
それでも続いていく命のために、本当の知識を、どうか末永く世の中に分け与えてくださいね。
Posted by S at 2012年02月21日 17:58
いつも読ませていただいております。先生もナターシャさんの歌声に出会われましたか。私は震災直後にツィッターで紹介されていて知ることができました。千と千尋の主題歌、その内容に加え、独特のなんとも言えない情感が籠っていて、いつも涙なくしては聴けません。素晴らしいですね。
Posted by Kontrapunktus at 2012年02月22日 21:40
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