当時の報道の状況などが、最近公開されていますのでそこから再度追ってみます。
だれがどう見てもキノコ雲
まず、公式発表

よく見てください。「白煙」と書いてあるのも驚きですが、
午後1時55分現在、モニタリングポスト(MP6)付近の測定値は15μSv/h(マイクロシーベルトパーアワー)であり、放射線量の上昇傾向は確認されておりません。
午後3時現在、当所の南側(約10km)風下に位置する福島第二原子力発電所のモニタリングポストの指示値に、これまでと比較して大きな変動はありません。
どう考えてもおかしい。まず、爆発については、水素爆発としております。まず第一の証言
【西ドイツ放送】 死の地域に生きる
(4分過ぎから)
実は羽田さんは東電に勤めていた。
事故の起きた時は原発内にいたのだ。
「3号基の爆発は普通のものではありません。ウランとプルトニウムが核分裂を起こしてすべてを吹き飛ばした。でも誰も測定を行いません。政府が望んでいないのでしょう。嘘をついてるのは東電だけでない、国も真実を隠しています。」
本当にウランとプルトニウムの核分裂による爆発ならば、原爆のようなものである
TBSニュースから
消防士が撮った3号機水素爆発の写真 投稿者 samthavasa
福島第一原発で起きた水素爆発の様子を近くで活動していた消防士がカメラに収めていました。
これがその写真です。去年3月14日午前11時すぎ、第一原発3号機の水素爆発で立ち上る煙。爆発のすさまじさを物語っています。この写真を撮ったのは、原発から4キロほど離れた地点にいた消防署員。給水が途絶えた原発内に水を運ぶため、川の水をくみ上げる準備をしていました。
「はっきり見えました。間違いなく爆発が起きたと思いました」(双葉消防本部・志賀隆充指令補)
放射性物質による被ばくを避けるため、風向きを気にしながら原発の方向を見ていたときの出来事だったといいます。
「キノコ雲が出てきて、『パン』という甲高い爆発音。『ゴー』という地鳴り」(双葉消防本部・志賀隆充指令補)
爆発後、現場の放射線量が急激に上がり、慌てて避難したといいます。
「現場の線量も急激に上がったので、緊急的に撤収作業をして引きあげました」(双葉消防本部・志賀隆充指令補) (08日10:47)






この証言で2つのことがわかります。
・爆発後ただちに線量が上昇したこと(東電はプレス発表で、風下の第二原発でも線量は上がっていないとウソをついています)
・キノコ雲->爆発音->ゴーという地鳴り->線量上昇 から、音速を超える爆発だったことがわかります。
枝野官房長官の会見全文〈14日午前11時40分〉から
【福島第一原発3号機】
東京電力福島第一原発3号機については、昨日来、断続的に海水を炉心に注入してきたところ。この3号機で先ほど、11時01分、爆発が発生をした。爆発の状況等から見て、1号機で発生した水素爆発と同種のものと推定をされている。現地の所長と直接連絡を取り、確認したが、現地の所長の認識としては、格納容器は健全であるという認識を、一番直近のところで、専門家として担当している現地の所長は、11時30分ごろ、報告している。従って、放射性物質が大量に飛び散っている可能性は低いと認識している。
ウソはついていません。燃料プールの爆発ですから、格納容器は健全と言ってもウソではありません。そして、放射性物質が大量に飛び散っている可能性は低いといっているだけで、飛び散っていないとは、言っていません。さすが弁護士だと思います。
キノコ雲を見た人の証言・・世界最悪のTsar Bomba の映像と比較してください。
ピカの証言はありませんが、キノコ雲が上がり、爆発音がして、地鳴りがする。全く同じではありませんか。314にフクシマには原爆が落ちたのです。
追加(2012.3.24)
311の中日新聞記事

隊員は3号機の爆発に巻き込まれていた。線量計を近づけると毎時1ミリシーベルトもあった。明細服を切り裂いて裸にしてシャワーを浴びてもらいました。切り捨てた服の線量計が次々になりました。警報の設定値は20ミリシーベルト医療施設の復旧が間に合ってよかったとホッとしました。
とんでもない高線量です。発電所構内でも、これだけ上昇しているのになぜモニタリングポストで上昇していなかったのでしょう。
そして、次は1号機、3号機の爆発の比較と、核爆弾との比較です。
ヒロシマの核爆弾はウラン1キログラム。今回は見た目だけのカンに過ぎませんが、おそらく1グラムも核物質は反応していないはずです。だからこそ、この程度の被害で済んだのでしょう。建屋内で水素爆発が起き、からになっていた燃料プール内でいわゆる爆縮と言った現象が起きて、ほんの僅かなウラン、プルトニウムが爆発したのだと思っています(3号機は、新品のMOX燃料が使用済燃料プール内に貯蔵されていました)
ナガサキに投下されたファットマン(プルトニウム型原爆)の構造図

参考までに、爆発前後の衛星写真の比較(現在このリンク元の映像は削除されています)

◆関連ブログ
3号機の爆発−どう考えても核?(50万アクセス)2011年08月10日
【西ドイツ放送】死の地域に生きる−フクシマの真実2011年10月24日
1Fのブローアウトパネルに注目する2012年01月08日
(これは、フクシマと比較するモルモット募集、低線量被曝調査だと私は思います。実物チラシを院長先生に送付したいくらいです)
(環境省ホームページでは、エコチル調査はアレルギーを調べるとなっています)
2012年の1月末頃から、千葉の一部地域に複数回エコチル調査チラシが入るようになりました。
それまで過去数十年、エコチル調査チラシ目にしたこと1度としてありません。
さて。そのチラシには
この子と未来の子どものために-環境省 子どもの健康と環境に関する全国調査-
ちばエコチル調査
妊娠中のお母様へ
参加・協力のおねがい
子どもたちが健やかに育つ環境をつくるために、「ちばエコチル調査」にご参加ください。
エコチル調査は、環境汚染が子どもの心身の発達にどのような影響を与えるのかを明らかにし、将来の世代の健康を守る社会づくりを目指す環境省の調査です。
妊娠中のお母様の血液、お父様の血液、出産時のさい帯血などをいただき、保管して中に含まれる化学物質を分析し、お子様の健康状態を追跡します。
あなたのお子さんや、その先に生まれる未来のお孫さん、そのまた先に続く家庭のために。
子どもたちが健やかに成長できるような社会をつくるための調査です。
ぜひ、調査にご協力ください。
プロジェクト責任者
千葉大学予防医学センター センター長
森 千里
ちばエコチル調査事務局
ちばエコチル調査
次の条件を満たす妊婦さんなら、どなたでも参加できます。
出産後の登録はできませんので、ご注意ください。
@次の地域に住んでいる方(住民票のある方)
いすみ市、一宮市、大多喜町、御宿町、勝浦町、鴨川町、木更津市、君津市、鋸南町、袖ケ浦市、館山市、千葉市緑区、富津市、南房総市(五十音順)
A出産までに海外にお引越しする予定がない方
B日本語の読み書きができる方
参加者には謝礼を差し上げます。また、無料の育児相談が電話で受けられるなどの特典があります。
調査に関する詳細資料をご用意しています。興味のある方は、事務局までご連絡ください。
お問い合わせ先
ちはエコチル調査事務局
E-メール:ec-cpms@office.chiba-u.jp
電話:043-290-3920
(時間9:00〜17:00(土日祝日、お盆、年末年始除く)
ちはエコチル調査 検索
以上です。
あー、長かった。
不自然なのは、千葉市緑区だけがポツンと離れて調査対象地区に入ってることです
地図なら一目瞭然なのですが。
対象外:チーバ君(千葉のキャラクター)の頭や顔の上半身。
対象:下半身。お腹と足、お尻部分です。
千葉市緑区は肩なのに対象。肩より低い位置にある腕と手の部位が対象外なのに。
千葉市緑区は一部で3/15の放射性物質の降下量が少なかったと言われてます。だからポツンとエコチル調査に組み込まれた-エコチル調査の実体が低線量被曝調査だから。と思います。
なお、他の対象地域は同日、低線量でした。
けど、今の緑区線量は、私が富士電機のDOSEeで測った限りでは、千葉駅前の中央区より高かったりします。
現在、千葉市は瓦礫受け入れを検討中です。震災以降、旭の瓦礫を受け入れてるのですが、3月末で処理が終わるメドなので、今度は東北…と考えてるらしいです。
受け入れたら低線量被曝調査なんか意味を成さなくなると思うんですけど。反対です。
長々とすみませんでした。さらに何度も。
これはコメント欄に反映せずに、軽くでも院長先生のブログで取り上げてもらえないかな…。なんて。
これってモルモットだと思うんです!!
燃料プールが倒れたら日本は終わりだと周りの人から聞いてまして、地震が起きるたびに恐れています。
変な言い方ですが、3号機燃料プールは全部吹き飛んでいて、これ以上は悪化しないので、ある意味安全?と考えて良いでしょうか。
広島の原爆は電車や家も吹き飛ばしました。福島のこれは、原爆としては威力が小さいようにおもうのですが....
吹き飛んだの建屋だけだし。
空中爆発と地上爆発の違いですかね!?
先生の説明を聞いて、ものすごく説得力がある反面疑問がきえなくて。
来月にも現地に職員派遣。
日田天領水どうなんの?サッポロビールは?
「水郷日田」なのに。三和酒造も日田に工場あったような気がする。
あと関係ないですけど三省堂国語辞典・第四版には「放射性セシウムは有害」
「核反応のさいにできる放射性同位元素ストロンチウム90は、人体に有害」
「プルトニウムには原子爆弾の材料や原子燃料とされる」
「ウランは中性子を当てると核分裂を起こすので、原子エネルギーの原料となる」
セシウムとストロンチウムは有害ってかいてあるけど、ウラン・プルトニウムには書いてない。
事故前と事故後の辞書の記述に変化ってあるんでしょうか?辞書も保存しといたほうがいいのかな?
院長、この場をおかりして緊急なお願いです。
全会派満場一致の上、市長による瓦礫受入れ声明が出された北九州市からです。
今まで議員や役所への陳情、議会傍聴、署名活動など出来る限りやってきました…でも諦めません!
明らかにガレキ拡散は間違いです。
私たちはガレキでなく被災した人々を受け入れたいのです。
しかし、被災地から遠い北九州市では、テレビや新聞に情報コントロールされた人が多いのも事実です。
「原発は終息した」「放射能で危険なのは避難区域だけ」「瓦礫は絆」などという声も多く聞かれます。
そこで私たちは、もっとみんなに情報を共有してもらえるようよう、3月30・31・4月1日と3日連続で、「原発避難者のお話会」開催することにしました。北九州市民にたくさんの原発避難者の声を届け、瓦礫ではなく、一人でも多くの避難者を受け入れてもらうことが目的です。
市内にも自主避難者が多くおられ、急な計画にもかかわらず協力を申し出ていただいておりますが、まだお声が不足しております。
そこで全国に原発避難されている方々、ぜひお声を聞かせていただけないでしょうか?
特に岩手県からと、宮城県から避難された方がおられず情報が不足しています。ぜひ、岩手と宮城の様子もお伝えしたいと考えています。
当日のご来場は難しいと思いますが、現地や現在の様子やどんな思いで避難されたかなど、皆様の思いや避難者へ要望を2000字以内の手記をメールなどで頂ければ、こちらで朗読させて頂きます。
震災避難者お話の会 北九州 hinanohanasi@gmail.com
(詳しいお問合わせはメールいただければ返信申し上げます)
http://hinanohanasi.blogspot.jp/ ←簡単なブログとチラシも作りましたのでぜひ拡散下さい。
今回の主催者のひとりも、埼玉から娘さんと母子避難されています。当日も語り手となります。
こちらの手記もぜひお読みください。
http://atta-an.seesaa.net/article/257379616.html
皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
毎日どこかで検討するね。
ひとりひとりの被ばくを減らすことを考えようよ。
「声」欄にて、長崎の女性が、福島の若いお母さんから聞いた話、「どうかがれきの受け入れは慎重に」、「信頼できる放射線量を示して」、との投稿が載ってます。
また、JICA理事長の緒方貞子さんが、日本の原発輸出について、「自分の国でうまくできなかったものを、外に持っていっていいのだろうか。福島原発の事故について、地震や津波があったから、という人がいるが、日本はそもそも地震大国だ。」とインタビューで述べておられます。
少し、風向きが変わってきたのでしょうか?でも、やはりがれき拡散処理には反対です。まだまだ抗議の声をあげましょう。
緒方貞子さんが、首相だったらよかったのに・・・
院長先生、いつもわかりやすい記事拝見してます。ありがとうございます。
もし可能でしたら、時間がある時に、4号機の分析もお願いします。
参考: http://yoshi-tex.com/Fuku1/Fuku1No4.htm
横からすみません、院長先生のお答えがないようなので…。私が思うに、章雄様がご自分でおっしゃっているとおり、空中爆発と地上爆発の違いではないかと。
福島原発は花火のように空中爆発、ゆえに、地上の物が吹き飛ぶには至らなかったが、その分、放射性物質が風に乗って広範囲に渡って撒き散らされた。花火ですら、灰が結構落ちてきますよね。まして、「核爆発では?」という疑いのある3号機だったら…。
一方、広島や長崎は地雷のように地上で爆発、至近距離の物はすごい破壊力で吹き飛ばしたが、ある程度距離があると助かった―というところですかね。
余談ですが、地雷はマットレス一つで防げると元傭兵の著書で見た気がします。まあ、地雷と原発や原爆とでは、比べ物にならないですが…。
しかし輪が出来ません。
なぜか?
水素に水が含まれるため比重が重く上部が下部に追い付くため。
高校生の内容ですね。