放射能を必要以上に怖がることは「エセ科学」=カルト宗教-新聞論説から
・始まりの文章は、誰が読んでも正しいことを書く。
・文章の途中までは、自分の意見とは反対の意見をただしいかのように記述する。
・本来はただしい意見を、突拍子もないとんでもないことと結びつけることによって、ただしい意見も間違いだといった印象を植え付ける。
・最後には、また誰が読んでもただしい意見を述べる
最初から明らかにおかしいことを書けば、誰も相手にしません。次のようなページを見つけました。

一見、普通の主婦が、放射能パニックから逃れたという「正しい」記事のようです。この文章の流れとまったく同じツイッターのまとめを思いだしました。

まったく持って同じ流れです。放射能を心配していた「主婦」が、科学的な知識を仕入れて放射能を「正しく」怖がるようになった。しかも、このまとめのFavs と Viewの数。驚異的です。
この手のエントリーはかなりあるようで、

もみつかります。
綺麗そうなホームページで、ネット上ですぐにわだいになる。こういう時は必ず、その主催者を見なければなりません。(基本中の基本です)
まず、Global Energy Policy Research の運営会社
GEPRはアゴラ研究所が、運営するウェブ上の仮想シンクタンクです
代表取締役:池田 信夫
取締役:西 和彦
取締役:田代 真人
池田信夫氏は、いまさら説明する必要はないでしょう(ググれば、すぐにわかります)
西和彦氏には、ちょっと補足が必要でしょうか。この方は、ASCIIの設立者で、マイクロソフトのビルゲイツ氏と仲が大変よいようです。その豊富な資金力を生かし、2chに対抗する形で1ch.tvなるサイトを立ち上げられましたが、今は閉鎖しています。
ビル・ゲイツ氏は、原発推進に大変力を入れておられますので、おそらくそのつながりではないかと考えます。このサイトに出てくる執筆者全員が、全員ある一定の目的を持っている・・すなわち巨大な原子力村の一員であることは論を待たないでしょう。

最初はたくさんの人がいるように思われます。しかし、彼らはカネでつながる団結力のない組織です。一つ一つ名前を抑えていくことで騙されることはなくなります。
例えば、次のサイトも要注意です。

一見綺麗で、正しい情報を流しているかのようなサイト。このようなサイトを見かけたら、必ず主催者を確認。そうするとこの人たちの名前を色々なところで見かけるようになります。そうすればしめたもの。もはや、洗脳されることはなくなるでしょう。
自分なりの分析でホームページを見て、どこの誰が なんと 発言したのかを記憶する。それだけで、もはや根も葉もない噂に惑わされることはなくなります。決して、マスコミ、ネット情報を鵜呑みにしてはなりません。
◆関連ブログ
2011年08月29日
放射能を必要以上に怖がることは「エセ科学」=カルト宗教-新聞論説から
さてさて,今回のネタも参考になります。
放射能の知識は,素人でもある程度付きましたが,こういう何気なく蔓延するデマ的な有害情報は,ちょっと気づきにくいです。
ウソと真実を混ぜるって,いろいろ応用できますね。免疫付きそうで,うれしい。
院長先生は重要事項をリピートしてくださるので,復習になっていいです。
江川さんが、宗教問題について見解を述べられる場合はオウム事件等でそれを専門的に取材をされた専門家。
一方、野球の張本さんは野球の専門家です。
人それぞれには、得意分野があり当然プライドを持って活動されています。
自分がやった事もない野球について、張本さんの意見に反論する事で彼女の性格が現れた事は周知の事項ですね。
放射能問題については環境省自体も「我々は放射能の専門科ではないので分かりません」
という状態なので、国が言う事を誰も信用しなくなりました。
専門家にも右左、上下、白黒、表裏いろんな見解がありますから、わたくしたちは慎重に考えて、一部の専門家の意見に振り回されないようにする姿勢が大切です。
それと、別件ですが、先日熊本では益城町のグランメッセにおいて、環境省の課長クラスの方がガレキ広域処理のお願いで、県内の各自治体に対しての説明会がありましたが、熊本市役所職員の質問に全く答えられずに失敗に終わりましたが、昨日のNHKのTVニュースでは熊本県知事が
「もう一回、再度説明会をやり直そう」
と記者会見の様子が放映されていました。
これは注意が必要です。
小野先生が私に言われた通り。
知事はガレキの受け入れにヤル気満々だと分かりました。
市役所の環境部門の職員は放射能の専門家では
ありません。
また、もうすぐ熊本市議団が静岡県の島田市のガレキ処理場に視察に行きます。
市議も放射能の専門家ではありません。
今後も注意が必要です。
内容は、ある人物にある考えを植えつけるために、その人物が眠ている時に見る「夢」の世界に侵入して、そこで「ある考え」を植え付ける、というSF映画でした。
そして特にポイントとなっていたのは、何重にも夢を見せる、という所でした。その人物に夢の中の出来事だったのだと気づかれないために、夢の中でさらに眠らせ夢を見せ、その夢に侵入して、その夢の中でもまた眠らせて夢を見せ、その夢の中に侵入してさらに・・・と何層にも深い夢に侵入して、そこである考えを信じ込ませる、という所がこの作品のキーコンセプトでした。
私はこの映画には現在のアメリカのマスメディアについての問題意識が込められていると思いました。そしてそのような作品がかなりの大作として公開されるということは、そのような問題意識がそれなりにアメリカ社会で共有されているということなのだと思いました。
アメリカ占領軍、GHQの洗脳工作を櫻井よしこ氏、田母神俊雄氏らに暴かせ、その保守派に原発、放射線・安全工作をやらせる。
我々一般人が最先端の洗脳術に曝されている。そういう時代に来てしまっているのだと思います。
●がれき受け入れ 柏崎市が来月地元説明会
市長「率直な意見聞きたい」
東日本大震災で発生した岩手、宮城両県のがれき受け入れを表明している県内5市のうち、三条、柏崎、新発田の3市長が、9日の定例会見で受け入れに向けた姿勢を説明した。柏崎市の会田洋市長は6月に地元説明会を開く意向を明らかにした。県内で最初に地元説明会を開いた三条市の国定勇人市長は「市全体としては、比較的冷静に受け止めてもらっている」との認識を示した。
柏崎市は夏ごろに試験焼却を予定。会田市長は焼却施設と処分場の周辺地域を対象に「6月中に説明会を開きたい」と述べた。説明会に出席できない住民向けに、放射性セシウム濃度1キログラム当たり100ベクレル以下とする受け入れ基準や検査態勢などを説明する文書を配布することも検討しているという。
会田市長は「説明すれば理解してもらえると考えている。不安を感じている人もいると思うので。率直な意見を聞き、説明を尽くしたい」と語った。
三条市の国定市長は、これまで開いた説明会や学習会について「放射能への不安があるのは事実」とし、「住民の不安払しょくに最大限努力する」と強調。7月以降とする試験焼却など今後のスケジュールに変更はないとした。
同市の受け入れ基準は、国が埋め立て基準とする放射性セシウム濃度1キログラム当たり8千ベクレル以下の80分の1であるとし、「国が安全性について情報発信することが安心につながる」と注文した。
国が本県に対し岩手県のがれき搬出を優先的に調整すると通知していることについて、新発田市の二階堂馨市長は「(受け入れに慎重な)県が調整をしないとなれば、国の調整を見ながらやっていこうと思う」と述べた。
科学者が、国民の立場で情報を出されると、こんな感じになります・・・な副読本。
「放射線と被ばくの問題を考えるための副読本〜“減思力げんしりょく”を防ぎ,判断力・批判力を 育むために〜福島大学 放射線副読本研究会 https://www.ad.ipc.fukushima-u.ac.jp/~a067/FGF/FukushimaUniv_RadiationText_PDF.pdf」
まだの方居られたら是非!
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/471.html
のコメントno9に京都大学の先生が測定した結果がある。環境にも汚染が広がっている。
農地を汚染したら生存が困難になる。
東からの堆肥、牛フンなどの肥料も監視するべき
●がれき巡り持論展開 三条市長と知事
「受け入れ検討」「安全懸念」
東日本大震災で出た被災地のがれき広域処理を巡り、受け入れを検討している三条市の国定勇人と受け入れに慎重な立場の泉田知事が9日、定例の記者会見でそれぞれ持論をぶつけ合った。三条市は7月にも試験焼却に進む計画だが、泉田知事は安全性に懸念があるという考えを示し、議論は平行線をたどっている。
県内では三条市のほか、新潟、長岡、柏崎、新発田の計5市が、放射性セシウム濃度「1キロ・グラム当たり1000ベクレル以下」のがれきの受け入れを検討している。
国定市長は「国際原子力機関(IAEA)の基準に従っても、放射性物質として扱う必要はないとされている」とし、安全性を強調した。泉田知事の対応について、「受け入れる震災がれきは一般の廃棄物と同じで、放射能の話をするのは感情論だ。市の行政事務として、粛々と処理を進める。県は理解を進めてほしい」などと述べた。
泉田知事は「(放射性物質が)濃縮された焼却灰はどうするのか」「環境中に漏れる放射性物質の総量をどうコントロールするのか」などと危険性を指摘。「放射能監視のための専門組織を持たない市が突っ走っていいのかという疑問がある。放射能の防護措置を取るべきだ」と主張した。
…知事も、瓦礫受け入れに反対なら反対で、そろそろここの院長先生並みの、ある意味爆弾発言をしなければ今の情勢は変化しない、と正直思います。島田市での瓦礫焼却では、実は放射性物質が外にダダ漏れ…くらいの事は公の場で言ってもいいと思いますけど。
受け入れ反対派、賛成派の各首長とも、あまり本音というか核心に突っ込んだ事を言うと、自分の立場が危うくなると思っているのか、表面的な事しか言っていない感じがして、なんだか歯がゆいですね。まぁこれは主張に限らず、中央&地方のマスコミもそうですけど。
まさにドキュメンタリー映画Thriveの世界ですね。金とゆう紙の印刷物に魂まで蝕まれてしまった愚か者がこの地球を色んな意味で汚染させていることに私達はいい加減気付かないといけませんね。
いつもわかりやすく大切な記事をありがとうございます。
この偽情報を他の場所で知り呆れていたところでした。
とても大切な情報だと思いましたので、
事後報告で申し訳ありませんがブログに転載させていただきました。
新潟県民さんへ
以下の文章を読んでいてもたってもいられなくなって、始めてコメントしました。
柏崎市は夏ごろに試験焼却を予定。会田市長は焼却施設と処分場の周辺地域を対象に「6月中に説明会を開きたい」と述べた。説明会に出席できない住民向けに、放射性セシウム濃度1キログラム当たり100ベクレル以下とする受け入れ基準や検査態勢などを説明する文書を配布することも検討しているという。
私は東京都日野市に住んでいる1歳児の子を持つ母親です。
いつも子供を遊ばせている近所の公園の放射線量がとても気になったので、先日、八王子市にある市民放射能測定室に公園の土を持って行って、測定していただきました。
(結果は市民放射能測定室のホームページでも見れます。)
その結果、セシウム137,134の合計150ベクレル/kgと出ました。(多摩・八王子地域平均的な数値とのこと)
東京都内で放射線量が比較的低い多摩地域ですら、この数値なのですから、福島のガレキが100ベクレル/kg以下であることは、ありえないんじゃないか?と私個人で思っています。
(実際、私はガレキを検査してないので、確証をもっては言えませんが。)
・柏崎市の、この設定基準で処分できるガレキがあるのかどいか?(私個人としてはガレキ受け入れ反対ですが)
・また、ただ市民を安心させるために表面上言った数値が100ベクレル以下なのか?(実際に、そんな数値の低いガレキは存在しないのではないか?)
何世代先の子供達ために市民皆で、学び考えてゆく必要があるのではないかと思いコメントさせていただきました。
私の実家のある西日本の町も、以前ガレキ受け入れ問題で大変ゆれました。
私は原発や放射能のことについてはまだまだ勉強不足で、自分のこの発言も間違ってる部分があるかもしれませんが、今後もこのホームページを始め、学ばさせていただければと思います。
失礼いたしました。
こちらの方がよっぽどインチキ宗教っぽいですね。
実は、たまたまネットで見つけたのですが、下記サイト
http://ethos-fukushima.blogspot.jp/
同じような匂いを感じてしまいました。
活動目的も私にはよく理解できませんでしたし、なんかアヤシイ‥
むやみに怖がるなというスタンスで、江川昭子さんを支持されているようです。
にもかかわらず、「消費者団体」を騙って各界で
悪影響を及ぼす、大変悪質な団体だと思います。
厚生労働省その他の委員会等に
「消費者代表」として平気で出席していたり
(そうさせている役人たちも「共犯」と言える)、
女子栄養大学発行の「栄養と料理」誌に堂々と
核汚染安心安全デマ記事を連載や特集したり、
はっきり言って無茶苦茶です。
食品や外食などの産業から教育そして家庭にまで至る
「食の現場」で、食材核汚染が現在のように軽視されているのは、
「栄養と料理」誌の影響が非常に大きいのではないかと思われます。
同誌を発行する女子栄養大学は、核汚染隠蔽産業界の「言いなり」と
なったことで、信用を大きく失墜させたということに
未だ気付いていないようです。
いずれにしても、FOOCOMに論点を戻すなら、
経営者かつ「編集執筆者」たちは大学院で食品放射線照射等
を研究していた「原子力村民」です。
社団法人だろうがNPOだろうが、カネを出せば誰でもつくれるのに、
いかにもとでも言うように見せかけ強調しているので、悪質です。
食品業界団体役員あるいは元マスゴミ記者ら2名だけで「出資」して、
最初からいきなり社団法人として発足した
(「ふつう」の市民団体なら、そういうことはあり得ないはず)、FOOCOM.NETは
「消費者団体」を騙っているだけの明らかな詐欺組織です。
#
国の方針では、福島県の瓦礫は県外に出さずにすべて福島県内で処理するとの事です。ですから、新潟県で瓦礫受け入れを表明している5市が受け入れるのは、それ以外の県の震災瓦礫です。こちらの当初の予想では、宮城県の瓦礫を受け入れるのではないか?と思っておりましたが、どうやら国は岩手県の瓦礫をあてがう方針のようです。
宮城県では、ほとんどの地区が100を超え、南三陸町(96)、塩竃市(68)が市長の条件に合いますが、この地区の広域処理は6万トン(可燃、不燃などの合わせての総量)です。
また、柏崎刈羽原発では、毎年ドラム缶約3000本も放射性廃物が発生し、蓄えられています。100Bq/kg以下を受け入れたら、東京電力が保管している100Bq/kg以下のドラム缶入り放射性廃棄物の産廃処理を申し入れたら、5市には断る、反対する大義名分がありません。
国・環境省の基準である8000Bq/kg以下で焼却灰を埋め立て処分すると、柏崎刈羽原発で発生する放射性廃物の放射能濃度はセシウム137でみて100〜1000Bq/kgが多いことを考慮すると、毎年ドラム缶約3000本発生する柏崎刈羽原発の放射性廃棄物の大半の産廃埋め立て処理を東電が申し出ても5市には断る、反対する大義名分をなくします。
このことは、将来の柏崎刈羽原発の廃炉処理での廃棄物の処分でもいえると思います。今回「絆」を大義名分に震災・放射性ガレキを受け入れる地域には、17箇所の原子力発電所に蓄えられている放射性廃棄物、廃炉処理での放射性廃棄物の大半の最終処分地にされることも、視野に入れ置いておくべきだとおもいます。
「正しく寒がる」とは言いません。
「正しく服を選ぶ」とか「適切に温度調整する」が誰でも使える実用的な知識です。
住民が一番知りたいのは「正しく把握する」とか「効果的に除染する」方法だと思います。
「正しく怖がる」って何でしょう?
おへそを押さえて「くわばら、くわばら」と言うことでしょうか。
本来、行政や地域社会が取り組むべき問題を、個人の心の問題にすり替える悪質なやり方だと思います。
実際には「パニックになる」と言ってる人自身がパニックになってるから、安冨歩教授がいうところの自己欺瞞の言葉なんだろうと推測します。
「放射線リスクを正しく怖がる」の嘘、エリートがパニックを引き起こす!?(エキサイトレビュー)
http://www.excite.co.jp/News/reviewbook/20120125/E1327415700714.html
新潟県で瓦礫受け入れを表明している5市は、
焼却灰も1キログラム当たり100ベクレル以下の物しか処分しない、だから安全には最大限気を使っているので、どうか市民の皆さんはご理解を・・・
と言っておりますよ。
もっとも、宮城県の瓦礫焼却の例からすると、焼却灰で1キログラム当たり100ベクレル以下しかない物なんてまずない事が、新潟日報でも報道されておりましたけどね。どうするつもりなのでしょうかね?その5市は。