いくつかこれはと思いましたコメントを紹介させていただきます
しかし今回のような大きな事故では、何か見えない力が働いて、としか言えないような部分もありますね。最後に後押ししてくれたのは天国の母と父でしょうか。祖父母とかそういう存在のエネルギーを感じることができなかったら私も動けなかったかもしれません。過去と未来への大きな責任を背負っているような感覚です。
田母神氏や、渡部昇一氏の様な¨右翼言論人¨が、「放射能は、たいした問題ではない」と言い出したのが答え。敗戦間際の¨神国日本が負けるはずがない¨と同じ状況。
今までのコメントを読んでいて感じるのは、広島・長崎の原爆という体験を日本人として、心に沁みつけた体験が、今回図らずもふたたび起きて(起こして)しまった原発事故の際に役立ったと考える人が多いことは、まさしく、原爆の被害にあわれて亡くなられた私たちの祖先にとって何よりの供養になるということです。
歴史に学ぶとは、そういうことだと思います。
その他にもたくさんヒントになるコメントがあると思います。何となく、報道がおかしいと感じた人は、おそらくその前に何らかのベースとなる経験があるはずです。もう少し自問自答されるともっと目に見えてくるのではないでしょうか。
さて、昨日熊本県人吉市で講演会を行わせていただきました。天気のよい日曜日、いろいろと楽しい予定も組めたと思いますが、多数ご来場いただきありがとうございました。その際に、長崎の原爆体験をまとめられた本をご紹介いただきました。私は今までナガサキの記録を見たことがありませんでしたので、日を改めて紹介させていただこうと思います。
今回の内容
・フクシマで何が起きたのか
・どれだけの環境汚染が起きたか
・放射能による内部被曝症状
・ガレキ拡散をしてはならない理由
大きなところは変更しておりませんが、いつも原稿なしで話していますので、若干内容に差異があります。また、現在緊急の問題である内部被曝の症状、ガレキ問題をより詳しく説明しています。
途中、割愛している動画
この講演ではありませんが、以前の講演会はDVDを販売しております(送料込み1枚500円)
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◆関連ブログ
フクシマの真実と内部被曝−2012.1.29 水俣2012年01月30日
講演会一覧
5月17日(木)の熊日新聞で紹介されました。

タグ:講演会
放射線・放射性物質については、どこがどのように危険なのか、実感としてわかりにくいです。
それは、放射線が眼に見えないからだと思います。
インフルエンザウイルスも眼に見えませんでしたが、罹患するとすぐに症状が現れます。症状は体験できるし見ることもできます。
放射線は、外部被ばくも、内部被ばくも、すぐに眼に見えるものではありません(もちろん、非常に高い線量を外部被ばくすれば中枢神経系の症状がでますが)。
そのため、報道しなくなると、放射線がなくなったかのように錯覚してしまうのだと思います。
医学部でも放射線物理学や生物学のさわりを教わりましたが、臨床ではこれだけX線CTを多用しているにもかかわらず、基礎的な知識は全くないことに、昨年の原発事故以来思い知らされました。
そこで、放射線取扱主任者の講習会(3種)を受講したり、1種のテキストを読んだりしています。
放射線・放射性物質の専門家を評価する場合、なにか指標があるとよいと思います。
NHKでは、今自分にできる限りのことは子どもにやるんだという取材内容でその後、瓦礫反対の話をしました。
もちろん大事な九州に、瓦礫拡散など言語道断と言いました。いろんなものを捨て、逃げた人がいっぱいいるというのに。。。。核に苦しんだ国なのに、核に甘い。。日本。
私の取材は多くの人への反感をかい、自分の子どもだけ、食材を選んでお弁当にしていること。わがままで最悪な母親だ!そして、東北のものを食べて応援しないやつは、非国民だと罵られることだと思いますが、絶対に負けたくないです!
子どもを親が心配して何が悪いんだ!と
そう思います。何の罪もない子どもたちにこの核の犠牲になる必要はなんにもないはずなんです!
先生、私ね、うっかり五か月半まで子どもが胎内にやどってるのわからずに、放射線管理区域で仕事してました。当時すごく技師さんに怒られ、師長に、すごい怒られ、誰も保障してくれないんだよ!って。。。
無事に生まれて本当に。。。嬉しくて。。。
そして子どもに、心より、ごめんなさいでした。
原発震災での環境汚染で、医療者でないのに、ひどい状況で、妊娠出産しなくてはならない若いお母さんたちがたくさんいるなんて耐えられないのです。
血液内科で、子どもたちが大量出血をしながら亡くなっていく姿をみた人生だったので辛いのです。
どんなにたくさんの人が私を非難しても絶対に負けない!
先生が医師として私の心を支えてくれているので頑張れます!
出会えてよかった!
今、長年にわたる防災方面より種まきをしています!これは防災なのです!自分のスキルアップをして、頑張ります!
5月28日の、NHKあさいちに出ます!先生見てくださいね★
ありがとうございます。
テレビユー福島『福島で日常を暮らすために』http://www.youtube.com/watch?v=o_EbpCtX2BQ&feature=player_embedded#!
はご覧になられましたか?
木村真三さんがゲスト出演されていらっしゃるのですが、去年NHKの番組で拝見したあの同じお方とは思えないほどの変貌ぶりでした。
マスクはした方がいいか?と問われて、
「夏は、マスクをしたら熱中症になる危険性の方が高いから、しない方がいい。あえての被曝も仕方なし。」だとか、なにかとメンタル面での問題だと強調してたりで、かなりびっくりしました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120515-00000038-zdn_mkt-ind
という記事が有ったのですが、この後半に
●カメラマンが見せてくれた「お蔵入り映像」という見出しで凄い事が記載されていました
これを読むと恐ろしいです。
津久見で5月27日午後7時から9時まで説明会があります。
ICRP委員の大分県立看護大学教授 甲斐倫明の講演付きです。
タイトルは「知っておきたい放射線の基礎知識」です。
津久見市民だけしか入れないみたいです。各地区ごとの受付とかいてあります。
ちなみに説明会は津久見市だけで開かれるようです。津久見市外では開く予定はないと広瀬(知事)が言ってました。
人数に余裕があれば津久見市外からの参加させてやってもいいよ的な感じで、広瀬(知事)も「興味があれば他の市は説明会にくればいい、それぞれの市民への説明は各市がすればいいのではないか」と無責任。民を完全無視。
放射性がれきを燃やすのは太平洋セメントですから、もちろん太平洋セメントも責任とるんですよね?
津久見にも放射能連続測定所がありました。
http://renshouji.com/