2012年05月17日

やらせと原子力、じつは切っても切れない関係です。

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 311以前にはこういうはずかしげもない広告に、得意になって出ていた著名人がたくさんいます。この茂木健一郎氏 以前脱税で捕まっています。
 この手の広告を見て覚えておかなければならないのは、名前と所属と顔です。こういう広告に出られた方は、現在でも活躍しておられ、いわゆるトンデモ学説を振りまいてくれます。

京都大学原子炉実験所教授・山名元 原発ゼロは危険な「社会実験」だ・・小出先生の上司
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(抜粋)
 福島第1原発事故を受けて大飯原発が実施した安全強化措置を見ると、致命的事故に至るまでの余裕(耐性)が福島第1と比べて相当に向上していることは確かであり、「更なる強化措置を速やかに実施する事を条件として再稼働できるレベルに達している」と判断できるのではないか。そもそも、安全強化された3、4号機の稼働を容認できないとするなら、昨年動き続けていた他の原発についてはなぜ稼働を認めてきたのか
 こんなことがすらっと言えるようでなければ、御用学者はつとまりませんね。

さて、本日はやらせ記事について、次のような新聞報道が先日でました
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玄海でやらせが行われたのは周知の事実であるにもかかわらず、役人は未だにその認識すらない。騙されたと思わないのですから、呆れ果てます。

そして、かのプルトニウム大橋大先生も、こちら
5.「やらせ」事件
この討論会について、九州電力のいわゆる「やらせ」が問題となった。私は、佐賀県から依頼されて登壇したもので、話す内容や質疑などについて九州電力からの連絡は一切なかった。
客観的にみれば、この種の討論会は、推進派も反対派も動員をしてそれぞれの立場から質疑を行うのは当然であり、違和感はない。国会答弁でも何でも同じだろう。目立ちたがり屋の弁護士さんが「やらせやらせ」と言い出し、それに社会全体が翻弄されただけではないだろうか。

と、完璧に開き直った発言をしています。ある意味あっぱれです。そして、このやらせを布くんだ張本人・・九電の佐賀支店長

やらせメール関与の九電支社長、子会社社長に
 九州電力(福岡市)は16日、佐賀県玄海町の玄海原子力発電所を巡る「やらせメール」問題に関与した大坪潔晴・佐賀支社長(執行役員)(58)が退任する人事(6月27日付)を発表した。
 大坪氏は九電の子会社「北九州エル・エヌ・ジー」(北九州市)の社長に就く予定。
 大坪氏は玄海原発の再稼働を巡る県民説明番組を巡り、昨年6月に佐賀県知事公舎で、九電幹部(当時)とともに古川康知事と面会。大坪氏がまとめた知事発言のメモが、やらせメールにつながったとされた。
(2012年5月17日10時13分 読売新聞)

 厳しく罰するどころか、子会社の社長に栄転させる。九電には企業倫理などかけらも残っていないことが明らかになりました(もはや,もうみんな知ってますけどね)

 さて、やらせと言えば、次の投書(熊日読者の声から)
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年配の女性です。
・上京のついでに気仙沼に行くという不自然さ
・女性ならば、気仙沼に行く理由が何か書かれるはずだが一切なし
・このような活動が好きな情勢なのに、会話はタクシー運転手だけ。地元の人の声が一切ない不自然さ
・産業の振興ばかり気にして、子ども、母親と話した表情が一切ない
 女性らしい観点が一切ありません。不思議な文章です。まるで、取材記事のような・・

 もう、やらせを認めている原子力村ですから、このような文章だって、平気でNHKに書きます。
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 この連絡先に抗議しましたら、開口一番、「あなたは医者ですか?」と切り替えされましたね。そういえば。#御用学者が巻末に一覧となっていますので、ご覧ください。九大の 工藤 和彦特任教授までいますね。ご注意ください。

さて、やらせの文章・・・玄海から
燃料自給率が低い日本で唯一文化的な生活をこれからも続けようと思うならプルトニウムを使用すべきと強く思う。それを反対するなら平安時代のように千年前の生活に戻るが良い!!この現代社会にあってプルサーマル計画に反対する人たちはすべて自力でやっていく千年前の生活は到底できまい!!もしそれができた上で反対するならそれも仕方がない。しかしプルサーマルは必ず時代の流れによって必要だ!! (唐津市/男性/50 代)

さて、首都圏スペシャル の番組に寄せられたメール が面白いとのことで、探してみました。
 上と同じにおいがする文章

考えが甘い。放射能汚染が心配という人に対しては、極端な話、そんなの甘えた考え方だとしか思えない。
そこまで不安視するならば自分で安全な土壌を探し、自給自足にすればいい。
店舗に出ているものも信用できないと言うのだから、そうするすかないし、それがベストだろう。
安全ではないなら農作物を買わない・食べないと偉そうに言っている消費者は、農業を避けてやりたいことばかり好き放題にやってきている人がほぼ100%だろうと思うし、そう言う人には農家の方々の苦悩など到底分かる訳がない。
言っちゃ悪いけれど、はっきり言ってバカだと思う。
(35歳・女性・埼玉県)


 こんないい方女性がするんでしょうか?いかにも定年前後の男性のにおいがぷんぷんします。

大笑いなのは、次の文章
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女性が、小生というとは・・・唖然とします。

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16歳にしては随分としっかりしてますね。

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9歳の女の子が、「多少の放射線には人間は負けないと思います。」ですよ。親に言われたんでしょうか、それとも・・・

 まあ、いちいち報告はしませんが、この意見は原子力村の底力を見せらます。311以前なら、玄海の時のようにこの手の意見が殆どを占めていたのでしょう。本当に恐ろしいことです。

◆関連ブログ
プルサーマル公開討論会(佐賀)やらせの証拠2011年08月01日
2012年03月25日
東大話法を用いた大橋教授の弁明と奈良林北大教授のプルトニウム安全神話
タグ:やらせ
posted by いんちょう at 23:04| Comment(11) | 原子力
この記事へのコメント
北九州です。

私たちは毎日抗議行動を行っていますが、先日、環境局梶原課長は
「アホどもが。また避難者が来とる」と言いました。
許せません!こんな職員が瓦礫受入れを推進しています。
市長は再三の要望にもまったく出て来ず、市民への説明はいまだ一切ありません。
全国の皆様、どうか力をおかし下さい。暴走する北九州市に抗議下さい。
    
       ★特に北橋市長に抗議下さい★

●北九州市 北橋市長への抗議 秘書室:093-582-2127 FAX093‐562-0701
●環境局循環社会推進部循環社会推進課:093-582-2187 FAX093-582-2196
●北九州市教育委員会学務部​学校保健課:093-582-2381 FAX093-581-5920

北九州市の北橋市長は民主党。元衆議院議員で岡田克也氏の側近。
Posted by kitakyusyuu at 2012年05月18日 03:21
「やらせ」もそうですが、これから「データーの改竄」が流行りそうで心配です。

昨日NHK・BSでアメリカの番組が放送されてました。

"Nuclear Aftershocks"

http://www.pbs.org/wgbh/pages/frontline/nuclear-aftershocks/

御用よりの番組でしたが、そこで鈴木元(医療福祉大学教授/原子力安全委員:放射線医学)という医者が出て、こう言ってました。

「年間20ミリ・シーベルトという基準では、生涯を通じて癌の発症率は0・2%増加するだけである。日本人のがん死亡率は30%なので、それが30・2%に増加するだけだ。放射能を心配をする必要はない」

ちなみに、この鈴木元という医者、JCOの被曝労働者の主治医を担当した人間で、長崎被爆者認定裁判でも国側の証人として出廷した医者でもあります。

かりに5年後、10年後に日本国民に有意な癌死亡率の増加が見られたら、彼らはどうするか?データーを改竄するか、癌死亡の定義を恣意的に変えるか、分かりませんが、彼らが正確な疫学データーを国民に正直に開示するとは思えません。


「将来のことは考えない」

「都合の悪いことはなかったことにする」

「責任は絶対にとらない」

「自分たちだけよければよい」

という彼らであれば、「やらせ」も「データーの改竄」もお手のものかもしれません。

しかし、医者がウソをつくというのは、僧侶がウソをつくのと同じく、嫌なものです。ヒッポクラテスの誓いにある、「生涯を純粋と神聖を貫き、医術を行う」という医療倫理の精神はどこにいったのか、暗澹たる気分がします。
Posted by garfunkel at 2012年05月18日 05:42
首都圏スペシャルのご意見を読んで。
兼業農家の我が家は、基本的にコメも野菜も自給自足ですが、何か?(笑)
おかげでこの冬も、備蓄野菜でなんとか凌げました。まぁ、その野菜が安全だという保障はないのですけどね(爆)。まぁ先祖伝来の田畑で取れた作物を食べて内部被曝してしまうのなら、それはそれで仕方がないと諦めもつくというか。

さて、本日の新潟日報朝刊からですが。

●震災がれき処理 長岡市長「努力」
 東北市長会総会

 東北6県75市長からなる東北市長会(会長・奥山恵美子仙台市長)は17日、仙台市で総会を開いた。東日本大震災からの復旧・復興に当たり、国に復興交付金の柔軟な運用や震災がれきの後期処理推進などを求める決議を採択した。
 会合には、73市の市長らが参加。全国市長会長として参加した長岡市の森民夫市長は、4月の全国市長会の理事会で細野豪志環境相から震災がれき受け入れの協力要請を受けたことを紹介。「一日も早く片付くように努力する。被災地と連帯し、汗を流すことで絆を本当に意味のある言葉にしていきたい」とあいさつした。
 総会では損害賠償の迅速化など東京電力福島第一原発事故への対応に関する決議も採択された。 
 終了後、本県へのがれき搬出が検討されている岩手県の山本正徳・宮古市長は「秋田県大仙市や東京都にご協力いただいているが、処理が終わったのは約5%。被災者は目の前のがれきが減ることで、復興に向かっているのを実感できる」と広域処理への協力を求めた。
 被災自治体で最多のがれきを抱える宮城県石巻市の亀山紘市長は「放射能の測定や情報を提供して、丁寧な説明を続けていく」と話した。

・・・森民夫長岡市長は、被災地との絆を本当に意味のあるものにする為に、逆に自分のお膝もとである長岡市栃尾地区の人々との絆が壊れそうになっているのですけどね(苦笑)。
Posted by 新潟県民 at 2012年05月18日 07:11
やらせコメントの数々に思わず爆笑してしまいました。
素人目に見ても、間違いなくこんな文章書かないだろう?という・・・
ますます「やらせ」が横行し、真実はひたすら隠ぺいされていくのでしょうね。
恐ろしい世の中です。
Posted by ゆき 39歳女 at 2012年05月18日 09:40
給料もらうことが目的なだけのやらせ業務。やっつけ仕事だからか、ミスが多すぎます。
私たちは、命を守るために自費で反対の活動をしているから、ミスや矛盾しないよう細心の注意をはらいます。
その差で、どちらが真かいずれ伝わると思います。
Posted by 2児母 at 2012年05月18日 11:05
小野先生、こんばんは。

時折拝見して、阿修羅掲示板に転載させて戴いたりしています。
先日も、

放射能の怖さをなぜ人より早くわかることができたか・・説得のヒント
http://www.asyura2.com/12/genpatu23/msg/673.html

を転載し、私の疑問点も書き添えました。
なかなか難しいものです。

こちら↑の記事、女性は「小生」とは言いませんね。
ちょっとしたことで、バレバレです。(^^;
ネットにもたくさんいますので(実生活でもたくさん会ってる私)、
大体パターンはわかりますね。

今日は 反原発の替え歌をアップしたので、お知らせに伺いました。

止めろよ原発!
http://insidejobjp.blogspot.com.au/2012/05/blog-post_18.html

関連記事↓

あなたが「政府」と思っているものは、あれは皆「会社」「私企業」だった!
http://insidejobjp.blogspot.com.au/2012/05/blog-post_6693.html

お手すきのときにでもご覧くださいませ。
また拡散かた、ご協力願えるとありがたいです。
Posted by 千早 at 2012年05月18日 20:55
40歳女性の小生とか、9歳の生産者のことを考えると、とかツボにはまりました(微笑)。
世に出す前にチェックする人はいないのか、いずれにせよ杜撰な体質が丸見えです。
杜撰な集団と言っても、あまりにも酷い。
内部に反抗者がいるのかもしれませんね。

ところで、某掲示板で、吉田前所長が「万死に値する」と遺書を残して自殺したという記事があったのですが、真偽わかりますか?
Posted by さいとう at 2012年05月18日 21:55
今日に新潟日報朝刊に、瓦礫受け入れ問題に関して、県に関係が深い2人の識者の意見が掲載されておりました。かなり長いのですが、ありのまま全文書いておきます。院長先生すみません。

まずは、核問題に詳しい、工学博士でもあるノンフィクション作家の中野不二男氏のご意見から。

 被災地で施設を作って処理することで、雇用を生み出すと同時に放射性物質の拡散を防ぐという声がある。しかし宮城県と岩手県だけでも2000万トンあるがれきの山を、被災地のみで処理するのは現実に無理だろう。私は可能な限り多くの自治体が、わずかずつでもいいから受け入れて処理すべきだと思う。もちろん、安全な線量のがれき、という条件付きである。そうすることで被災地のはやい復興を促したほうが、日本経済にプラスのはずだ。しかし理由はそれだけではない。
 日本は、原爆による「唯一の被曝国」である。だが、いわゆるヒバクシャの人たちを除く一般の日本人に、本当に「被曝」に対する理解があるか否かは、極めて疑わしい。多くの日本人にとって、あれは「被爆」であり、現実の放射線障害には結びついていなかったのではないか。
 それが露骨に現れたのは、1999年の東海村JCOの臨界事故である。作業員にウラン溶液をバケツで運ばせるという、作業効率優先の企業体質が生んだ事故の背景にあったのは、核物理に対する無理解と、放射性物質に対するあまりにも安直な判断以外の何ものでもなかった。
 そして2011年の3.11以降、今度は被災地から離れた地域で、通常の生活には影響のないレベルお放射線に対して人々は過剰なまでに恐怖を感じ、風評被害が生み出されている。社会が振り子のように、両極端に振れているようだ。この現象はいったい何に起因するのか。
 ある物質が放射線を出す現象、つまり放射能を発見したのはキュリー夫人である。彼女は、倉庫のような実験室で大量のラジウムなどを相手に研究を続けていたが、合間をぬって家族のために料理をしていたというエピソードがある。しかしその時使っていたレシピの本は、今なお放射線量が高いために一般公開はされていない。いっぽう地球上では常に土中や宇宙から一定量の放射線が生じており、私たちは被爆している。高高度を飛ぶ飛行機で海外旅行をすればそれに被爆量は増えるが、そんな環境でも生活を営んできた。放射線あるいは被曝について、もっと判断材料を持つべきなのだが、学校では教えていない。
 エネルギー対策を考えるとき、原発も一つの選択肢である。しかし発電を続ける限り放射性核廃棄物の処理という厄介な問題がついてまわることは、誰もが承知だ。私は、高速増殖炉懇談会の委員だったとき、福井県の「もんじゅ」はもちろん、青森県の再処理施設なども見て回ったが、核廃棄物の処理問題の話になると、現場も行政の担当者も口が重かった。それでもエネルギーを確保しなければならないという、ジレンマがあるのだ。放射能の影響などについてあまり深いことには触れたくないという心理が働いても不思議ではない。そこに踏み込むことは、エネルギー政策の根幹に触れるのだ。
 この国では、国家のエネルギー政策について国会できちんと議論されることもなかった。地方の選挙でも原発誘致の補助金は争点になるが、エネルギー政策には結びつかなかった。 
 しかし、3.11で日本人は、はじめて「被曝」の現実と直面した。原発とともに生きるのか、それとも原発に代わる火力発電所の新設や、新エネルギー開発を進めるのかなど、私たち自身が国家のエネルギー政策と経済を考えなければならなくなった。がれき処理の受け入れは問題と向き合う一歩だろう。そして受け入れ拒否は、再び問題の先送りになってしまうように思うのだ。
Posted by 新潟県民 at 2012年05月19日 07:20
続いて、県内のごみ埋め立て地で水と土の汚染を調査してきた新潟大工学部教授の高橋敬雄さん(都市工学、水質工学)のご意見。

 まず念頭に置かれるべきは、放射性物質そのものは減らせないことだ。がれきを燃やせば水が蒸発し、有機物が無機物となり、もともとあった無機物と合わさって、ここに放射性物質も残される。
 この時、がれきの体積は焼却前のおよそ15分の1〜30分の1になる。がれきの焼却はこの体積減少が最大の目的だ。その分、処分地が長く使える。メタンガスの発生と自然発火の防止、病害虫の発生防止などがこれに次ぐ。
 体積が15分の1〜30分の1になれば、放射線量もおおむね15〜30倍になる。がれきの水分と有機物が多いほど、体積は減って放射線量は高くなる。がれきを受け入れるのだとしたら、焼却後の灰そのものの基準値を決めないと意味がない。
 仮に、焼却灰の放射線値を1キログラム当たり100ベクレル以下と定めたとする。体積が15分の1〜30分の1になっていれば、もともとのがれき中濃度は3.3〜6.7ベクレル以下でなければならず、これは計測器の定量下限(検出限界)以下の値である(新潟市の定量下限は10ベクレル)。よって、仮にがれきを受け入れるのなら、基準値は定量下限以下でなければならない。
 しかし、現実はもっと進んでいて、がれきが混じっていなくても、県内市町村のホームページを見ると、一般ごみの焼却灰濃度は100ベクレルに近いもの、超えるものが少なくない。一般ごみ単独でも放射線量に関して余裕がなくなりつつあるのは確かだ。
 次に指摘したいのは、焼却灰を埋め立て地に捨てても放射性物質はそこに封じ込められず、周辺に漏出恐れがあることだ。がれき受け入れを表明している県内5市の埋め立て処分地は、長岡市栃尾を除き、いずれも屋根がない。屋根がないと年間1800ミリ程度の雨が埋め立て地に降り注ぎ、これがごみの間を通り抜け汚水になる。
 一般ごみ埋め立て地の形式は「管理型」と言われ@底部に防水シートを敷き汚水の拡散を防ぎA集めた汚水の浄化施設を設ける−ことが法で義務づけられている。
 この浄化施設の排水基準値は65項目設定されているが、裏から読むと基準値以下の水なら流してかまわないことになっている。基準項目にない医薬品や環境ホルモンの漏出も筆者は確認している。昨年9月には群馬県伊勢崎市の最終処分場の排水から、モニタリングの目安を超える放射性セシウムが検出された。同省は水がたまりやすい場所での埋め立てを避け、土壌で焼却灰をはさんで埋める案を提示しているが、これで完全に漏出を防げるかは疑問だ。時々刻々の漏出はわずかでも、特定地点に放射性物質が集積し、発する放射線がまず問題になるだろう。
 第3に、中越・中越沖地震で大規模な地盤が動いたため、埋め立て地の防水シートなどが損壊している恐れがあり、今でも汚染物質が漏出していることが案ぜられる。5市は埋め立て地被害と、取った対策を示し、放射性物質と放射線という新たな汚染への取り組みを示すべきだ。
 新潟県は農林水産業が産業の中核である。生産基盤たる水や土の清浄さが不断の努力をもって守られないと、生産物に対する安全性・信頼性は維持できない。
 県内既存の一般廃棄物焼却施設で震災がれきを焼き、域内埋め立て地に灰を捨てることに筆者は反対である。がれきの撤去・処分は被災地にとって焦眉の急であり積極的に応じたいが、善意がよい結果をもたらすとは限らない。ここは踏みとどまって受け入れを返上したい。
Posted by 新潟県民 at 2012年05月19日 07:55
ざっと見てると、やらせ投稿に気付かないものですね。。。だけど中には、お金関係なく、洗脳されて、原発イイ!という人今でもいると思います。

なぜかというと、中学生くらいの時学校の友達とその親と、休みの日に玄海の原発の見学に行ったからです。誰かの家族が原発関係の仕事していたのかもしれませんが、なぜ行ったのかよく覚えていません。原爆の原と原発の原が一緒だったので、ちょっとびびっていたのですが、実際行ってみると、風すごくて空青く、真っ白の建物がきれいでした。永久的に動いて、あんな爆発の力を電気に変えるなんて、とにかくすごい!!と感動しました。しかも、大きい電光掲示板にチラチラ数字が変わっていて、放射能の心配なし。固い岩盤の上に建っています。と聞きました(すべて記憶の中の情報です)。かわいい消しゴムと何か(鉛筆かボールペン)のおみやげも貰いました。

そんな原発が壊れるとは、メルトダウンしてるかも、、と聞くまでは、信じられませんでした。しかも、いつから、原発なくても電気足りてたんでしょうか。今では、ネットやTVの情報を、本当かどうか疑ってみるようになりました。ガレキ焼却反対の電話FAXもしています。それなのに、なぜか、そこまで原発は悪くない、悪いのは地震だ。とふと思ってしまいます。小学校のとき、あれだけ原爆やヒバクシャの勉強してたのに、さわやかな原発のイメージ強いです。放射能出してる原発に怒っているのに、心から原発反対と言えてない。洗脳から解けていない人本当は私です。でも、脱原発します。
Posted by 福岡出身です at 2012年05月25日 02:02
こんにちは。いつもはtwitterでお世話になっています。1歳の子がいるのでなかなかPCを開く時間がないのですが、今日は久しぶりに余裕ができたのでおじゃましました。

先生を揶揄するような工作員がたびたびわいて、発狂しそうになっていましたが、記事を読んで先生がどんな思いで記事や勉強会やDVDを販売しているか伝わってくるような気がして、なぜか茂木クソの記事の見出しを見て笑いつつ涙が出てしまいました。
なんとかして、みんなを目覚めさせなんとかして力を結集して、政治家や東電、もっと強大な力と戦い、みんなで助かろう、
そういう気持ちがなければ、こんなにたくさんの資料を集めて整理して、ブログに載せるなんてできないと思います。暇だのなんだの言う人がいますが、暇でこんなことは決してできない。どうぞ、お体大切にしてください。

瓦礫を北九州で燃やされてやるせなくて、Twitterでからんできたバカについ熱くなっていましたが、たった今からもう相手にしないことにします。私の知人は被災地に住み、すでに目から出血、鼻血など、症状めいたものを出していますが、瓦礫は汚染されていないと言い張り、工作員とつながってしまいました。
力が足りず無念です。でも私ももう少しがんばってみます。勇気を与えていただき、ありがとうございます。
Posted by 宙子 at 2012年05月26日 17:39
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