もう一つの組織に原子力委員会があります。

原子力委員会
1956年に設置された日本の行政機関。委員長及び委員4人の計5人で構成される(1960年5月10日から1978年10月3日までは委員6人で計7人)。
現在の原子力委員会委員長代理・委員 [編集]鈴木達治郎 - 原子力委員会委員長代理(2010年1月 - )元財団法人電力中央研究所研究参事
秋庭悦子 - 原子力委員会委員(2010年1月 - )元社団法人日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会常任理事
大庭三枝 - 原子力委員会委員(2010年1月 - )東京理科大学工学部准教授、東京理科大学専門職大学院総合科学技術経営研究科知的財産戦略専攻准教授
尾本彰 - 原子力委員会委員(2010年1月 - )東京電力株式会社顧問
鈴木達治郎氏

元財団法人電力中央研究所研究参事(関連業界)
秋庭悦子氏で検索しますと・・・

のページから、

・・・・恐ろしいですね。秋葉委員、東電会長、敦賀市長、近藤委員長 集めようと思ってもできるものではありません。
大庭三枝 委員

尾本彰氏

この人を見てぶったまげました。この尾本彰氏は、武藤副社長が技術課長をしていたときの東京電力原子力建設部の安全関係の課長でした。

田中龍作「東電情報隠し」の裏で進行する放射能汚染 〜その5〜から
なんと、ほぼ全員が電力業界で占められています。この尾本委員には本当に驚きました。片や東電副社長、かたや東工大特任教授→原子力委員 への華麗なる転身。あり得ませんね。この人事は。全部仲間内で話し合って、自分たちの都合の良い結論を導き出す。ここまで、食い込んでいるのですね。心底恐ろしくなりました。
さて、近藤委員長

私が勤めているときにも、この先生は良く座長をしていました。議論百出の中で、ちゃっかりまとめる能力は確かに優れていたと思います。近藤先生が出ている委員会に、武藤さん、尾本さんが出ていたわけです。最終的には、仲良く揃ってお仕事です。
さて、この近藤委員長。次のような事前議事の漏洩を毎日新聞に指摘されました。
原子力委:大飯再稼働への影響懸念、議案隠し 新大綱策定
毎日新聞 2012年05月08日 02時30分(最終更新 05月08日 02時39分)
拡大写真 関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)再稼働の妨げになるとして、内閣府原子力委員会が4月、有識者によって長期的な原子力政策を決める原子力委の「新大綱策定会議」(議長・近藤駿介原子力委員長)の議案の一つから「(原子力と)地域社会との共生」を外していたことが、毎日新聞の入手した議案書で分かった。経済産業省・資源エネルギー庁や電気事業者側に極秘で事前に議案を示したところ「『地域とはどこか』と論争が起こるのでやめてほしい」と依頼され隠蔽(いんぺい)したという。原発推進派に有利に働くよう、議案を恣意(しい)的に調整している疑惑が浮上した。
再稼働を巡っては政府が「地元の理解が必要」とする一方、どの範囲が地元かを明確にせず批判を浴びており、問題の議案を取り上げると動きに拍車がかかる可能性がある。近藤氏の了承を受け隠蔽した疑いが強く、原発事故後「ゼロからの出発で議論する」と公平な議事運営を強調してきた近藤氏の姿勢に重大な疑問が浮かんだ。

現代はネット時代です。この次に行われた委員会の動画までインターネットで簡単に閲覧できました。
20120509 第18回 新大綱策定会議の近藤駿介委員長... 投稿者 Beaucoup11
内閣府の音声ストリーミング
見ていただければわかりますが、声が震えていますし、つまりまくっています。当たり前ですね。この委員会の構成メンバーを見れば、電力関係者が二人もいるんですから。
そして、本日の熊日夕刊にも次のような記事が載りました。

規制と推進がずぶずぶとなった原子力委員会に信頼が残っているのでしょうか。しかし、この近藤委員長が未だにトップでいると言うことは、原子力部門の深刻な人材難を示している気がしていけません。
◆関連ブログ
もと東芝社員−奈良林直氏が北海道大学教授に就任してから・・2012年04月10日
NHKスペシャル原発危機_安全神話〜当事者が語る事故(出演者の背景をひもとく)2011年11月29日
タグ:原子力委員会
アルバム(COBERS/RC SUCCESSION)を東芝EMIから
リリースしようとしたところ、発売中止になり、その後
「みんな仲良し原子力!」
とライヴで歌っていたのを思い出しました。
【原発音頭】
http://www.youtube.com/watch?v=K2baSCycSWk
会議が録画・録音されていれば、その内容をあとから吟味できます。しかし、災害廃棄物の受入に関する検討会 を以下のようなやり方で行うのでは、市民が検討内容を吟味することさえできません。市側のいいなりです!
北九州市は、5月31日に 災害廃棄物の受入に関する検討会を開催します。(http://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000113811.pdf)
2ページ目に示された、構成員の顔ぶれは、5月1日と同じ。もっと公正な構成員の編成を、という市民からの要望は無視。
会場外モニターによる視聴の設備はなし! カメラによる撮影は、冒頭(5分程度)それ以外の撮影・録音の禁止!
こんな秘密会議で、がれき受け入れが決定されても、到底承服できません。なぜ、もっとオープンな会議にしないのか? 会場外のモニターから会議を視聴することさえしないのは、内容を隠そうとしている、と批判されてもしかたありません。
生まれ育った地元北九州が、市民感情から乖離した市長と市議会議員にぐちゃぐちゃにされていく。
覆水盆に返らず。もとの状態には決してもどらなし、さらにぐちゃぐちゃにされつづけるかと思うと、悲しみを通り越し、腸が煮えくり返り、怒りを抑えることができません。
あの頃にも自民・民主(当時は民社かな?)・公明に投票していた人が大多数だったため、今日があるわけですから。
下関のモニタリングポストは、0.061ぐらいです。
焼却前は0.055ぐらい。
新門司って、瀬戸内海側にあるんですね。
日本を太平洋と日本海の両側から攻撃する模様。
テレビで、下関や宇部の市民はそれぞれの市長にお願いしてるけど、
北九州市に言わないと無駄のような気がする。
どうせ何も伝えないだろうし。
きっこさんや阿修羅掲示板で小野先生のブログの存在を知りました。
同じ居住区であることにびっくりすると同時にとても嬉しく感じました。
以来、度々拝見致しております。
先日は、先生ご紹介の北九州市秘書課等、2箇所へTELし、ガレキ受け入れ反対の意思を伝えました。
昨日、阿修羅で下記のお知らせを知り、幾度となく挑戦した結果、先程ようやくつながりました。
『JA北九州で瓦礫受け入れに関して皆さんからのご意見を受け付けているそうです。
この結果で瓦礫受け入れに反対か否かの判断材料にされるそうです。
ひとことで結構です。ぜひとも電話してください。
聞かれるのは簡単な住所と名前程度です! JA北九州:093−631−2366』
「こちらは賛成、反対を集約しているところではありませんので・・」という断りの発言をされましたので、かなりいやがらせの電話が着ているのだと感じました。
これって、沖縄も危ないよ。非難してもしかたないよ、ってことかしら?と思う私。
「東日本大震災で心的外傷後ストレス障害(PTSD)のような症状を訴える学生の脳の一部分が、震災前と比べて萎縮していた(略)また、脳の別部分の体積が震災前に小さかった学生ほど、症状を訴えやすいことも判明した。」 これって、ウツや精神障害は、放射線障害ではなくPTSDですよ、といいたいのかしら?とまたまた勘ぐる私。
ニュースにする意図は?なぜ今?・・・
素直に情報を受け取れないというのは苦しい。
2011.3.11を境に世界は変わってしまったようです。
(私が知らなかっただけで、以前からそうだったのかもしれませんが・・・。)
「放射能汚染地域の人の血、欲しい?」桐生市市議ツイッターで暴言
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120526-00000046-sph-soci
瓦礫にしろ。福島のものを食べて応援しよう!!にしろ。(これを言っている人はもういないと思いますが、、、) 普通の日本人は群馬県桐生市の庭山由紀市議と同じ考えとおもいます。
ましてや、↓これを読むと
ぬまゆのブログ ( その3 )
http://numayu.blogspot.jp/search?updated-max=2012-05-22T20:58:00%2B09:00&max-results=7 より。郡山市 「 突然死 」 続出
市議のおっしゃることは正論です。
さきほど5/23付の「おとりまで使ってガレキ搬入」に寄せられていたコメントを読ませていただいていて、こちらの記事にお送りしたつもりのコメントを発見しました。うっかりもので申し訳ありません。以下、再投させていただきます。すみません。
子を海外へ出国させた喪失感と安堵感の中、しばらく身辺整理をと、投稿活動はお休みしておくつもりだったのです(個人的な抗議活動は止めませんが)が、近藤委員長の映像を拝見して黙っていられなくなりました。
まぁ、まぁって八方美人的に調整自慢でこれまで渡ってこられたのでしょうか。策定会議が非公開なんだったら、やっていけたのでしょうが、ひどい。
きっと推進がたは苦虫噛み殺し状態だったんでしょうね。
組んだ腕をてのひらでぽんぽんやりながらのぐだぐだ答弁、そのしぐさがなんだか気になります。心にもないことならべてるのかな。。。(妄想)
若い事務方が後方から じっと直視していた画像も、さらに妄想を広げてくれました。未来をどうしてくれるんだ、ちゃんと答えろよって目が言ってるようで。。。。
ちゃんとした指摘をする委員さんのおとなりにいた委員長代理さん、ご紹介いただいた利益・運命共同体の方で、ずいぶん居心地悪そうで。
こういうの見せつけられると、今しなきゃいけないことほったらかしてでも闘志が湧いてきてしまいます。かれら本当に迷惑で仕方ありません。子は好きで出国したのではありませんよ。あなたたちのせいです。
●県技術委の橋爪委員
日本原電から寄付金
東京電力柏崎刈羽原発の安全性を検討する県技術委員会委員の橋爪秀利・東北大大学院教授(原子炉工学)が、日本原子力発電から寄付金百数十万円を受け取っていたことが20日、分かった。橋爪教授は「新潟に日本原電の施設はない。県技術委の議論に影響が出ることはあり得ない」と話している。
橋爪教授によると、寄付金は「奨学寄附金」名目。「手元に資料がないので詳細は分からない」としたが、過去3年で計百数十万円を受けた。東北大の口座に入り、大学に使途を申請した上で学会に出席する学生の旅費などに使っているという。
日立GEニュークリア・エナジーからも研究費を受けた。全国市民オンブズマン連絡会議は、橋爪教授が東電福島第1原発事故後に電力関係者から受けた額は計110万円と指摘している。
橋爪教授は「どの分野の研究も大学の予算だけでは足りず、企業からの寄付は必要」と話した。
須貝幸子・県原子力安全対策課長は「県技術委委員の寄付金などについては、調査方法を考えている段階。どういう場合に疑問視するかも含め、県としての考え方を検討したい」としている。