2012年05月31日

熊本市幼稚園−「フクシマの真実と内部被曝」(45分)

 市内のとある私立幼稚園で講演会を行いました。



・私のバックグラウンド
・原子力発電所の原理
・総括原価方式とは
・フクシマの配管破断、地盤沈下
・原発事故を台所で考える
・3号機核爆発
・放出された放射能を重さで評価・原爆と比較
・放射能汚染の状況、世界・日本
・放射能を否定できない奇形
・内部被曝によると思われる若年突然死
・放射能汚染とガレキ
・セシウムの性質動画

について述べています。通常の90分とは違ってかなりはしょっていますが、入門?には適当かと思います。その他の動画もすべて無料で視聴できます。講演会一覧

講演会の中から3種類の動画をDVDにプレスして、発売しています。(500円/枚)
http://onodekita.sblo.jp/article/55924329.html

今後の講演会の予定(一般参加可能分)

2012.6.9(土) 14:00-16:00 熊本市ウェルパル
2012053104.jpg

2012.6.16(土) 15:00-16:30 調整中
2012.7.8(日) 15:00-16:30 調整中

6.16(土)に講演会の予定が入りましたので、6.14(木)の院内勉強会は、とりあえず休講とさせていただきます。申し訳ありません。

◆関連ブログ
講演会一覧
タグ:講演会
posted by いんちょう at 21:50| Comment(7) | 原子力
この記事へのコメント

院長先生のご活動には
本当に頭が下がります。

どうかお身体を
大切になさってくださいね。

いつもありがとうございます。
Posted by マーガレット at 2012年06月01日 00:14
長崎熊本の魚輸出規制の件で

http://www.jfa.maff.go.jp/j/kakou/export/korea_oshirase.html
http://www.jfa.maff.go.jp/j/kakou/export/koreashoumei.html
 
熊本県庁(0963831111)に問い合わせてみた。

水産振興課の森野さん
●こちらとしてもどこの、どの種類の魚から検出されたのか国に確認しているところ
●本当に熊本産なのかどうかも疑問なので。

「北九州の海に最終処分場を造ってガレキ焼却灰を埋め立てたら、こんな数値じゃ済まなくなる」とも強く伝えた。
非常に納得して聞いてくれた。熊本は北Qと手ごたえが全然違う。人間味があった。

海は繋がってるので他県であっても被害をこうむる。県としての姿勢を示してほしい、と伝えることは新手のガレキ抗議になったと思う。
皆さんもぜひ。

■熊本県庁 0963831111

先生。毎日ありがとう。
誰かがやってくれる、じゃなく自らが動く大切さを、先生の言葉で気付かされます。
Posted by 日本が沈没しかかってる、声をあげよう at 2012年06月01日 11:53

先生、いつもありがとうございます。
こんな話もありますが、あり得る話かなと思います。先生はどう思われますか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ホルムアルデヒド事件、壮大な「国家隠蔽プロジェクト」があった!

表記事件。何となく報道をみて「おわった」と思っている方も多いだろうが、実は、総理官邸、内閣官房、厚生労働省、国土交通省、東京電力が絡む壮大な「隠蔽工作」が行われていた!絶対匿名を条件に、関係者が怒りの告発!スクープだ!
———————————
 
 さて関東大断水、検出されたホルムアルデヒド前駆物質の特定からその流出ルートまで、極めて異例のスピード解決・・・この件の情報流出経緯には、大きな違和感を覚えていろいろ調べていたのですが、DOWAの背景と、先生からの高濃度放射性物質検出の情報でようやく全ての辻褄が合いました。
 
 正直はじめは、「ここまでやるのか!?」と驚きましたが、嘘で固められた原子力政策を考えればこの位はあたりまえ、やはりこの国は依然として戦時下にあるのだという現実を再確認しました。またみんな、盛大な欺瞞工作とスピン報道にまんまとやられましたね。
 
 以下の説(あくまでも仮説とさせてください)は、省庁などでの噂(噂とさせてください)を総合したものです。

 
 一連の騒動の核心はもちろん、利根川水系の放射性物質(今回はおそらくセシウム)による高度汚染と、それに伴う浄水場の取水制限でしょう。そして原発稼働ゼロの微妙なこの時期に、
”いかに放射能にスポットを当てずに済ませるか”
 これが東電、政府、マスコミが目指した最終ゴールです。
  
 唐突ですが、ここでキーワードを一つ。「ターンオーバー(turnover:湖水大循環)」です。
 
 ご存知のとおり、水は4℃の時に体積が最低に、比重が最大となります。湖沼の水温は春から秋の間、表層ほど暖かく、深くなるに従って冷たくなります。ところがその温度変化は直線的ではなく、ある水深を境に急激に温度が低下する“サーモクライン(水温跳層)”と呼ばれる壁のような層を作って、それをはさんだ表層と深層の水の循環交流がなくなります。
 
 また、標高の高い湖では、冬になると温度層が逆転して、深層には4℃の温かい水が、表層にはそれより冷たい軽い水が分布し、明確なサーモクラインは作らないものの、やはり表層と深層の水の交流は無くなります。湖に流れ込んだ枯れ葉など有機物は、湖底で微生物に分解され、そこに低酸素で富栄養な汚い水のエリアを作ります。
 
 しかし、いくら風や流入河川が湖に対流を起こしても、サーモクラインに阻まれて、湖底の汚い水が表層まで運ばれることはありません。同じことは、比較的水に溶けにくく、すぐ泥や有機物と結合して沈澱してしまうセシウムにもあてはまると思います。
 
 ところが、年に2回その安定が崩れます。
 
 湖の表層温度が上昇する早春と、温度が低下する晩秋のわずかの期間、サーモクラインが消え、湖の表層と深層の温度差がなくなくなるのです。その時期に強風などで湖水に強い対流が起こると、湖底の汚い水が一気に撹拌され、ちょうど湖全体がシェイクされた状態になります。
 
 その状態をターンオーバー(湖水大循環)と呼びます。釣りに行ってこれに出くわすと、昨日までの爆釣がウソのように、当たりひとつなくなります。
  
 今回の本当の舞台は関東の水がめ、矢木沢ダム(奥利根湖)です。広大な原生紅葉樹林を水源に持つ人造湖で、釣り人からは“日本のカナダ(!?)”などと呼ばれて親しまれています。しかしその一方、早川マップを見ても判るように、周囲はセシウムホットスポットの山々に囲まれています。秋の紅葉〜落葉により、セシウムをたっぷり付着させた落ち葉は、さまざまルートで大量に湖に入り、矢木沢ダム湖の底に蓄積されているはずです。
 
 実際、湖底の泥からセシウム2900bq/kgを検出と発表されてますが、個人的にはそんな生易しいものではないと思ってます。
 
 まず私は、矢木沢ダムの水位、放流量など公式データを2005年まで遡って調べてみました。
 
 基本的に、ダムは水を溜めてナンボ!ダムは通常、冬季や夏場の渇水期、豪雨などのイレギュラーな事態を除いて、年間を通じて貯水率90〜95%を目標に水を溜め込み、それを超えると一気に放流して目標値まで水位を戻す…を繰り返しています。
 
 しかし、今年はそのパターンに大きな変化が見られました。この春、雪解けに水の流れ込みは3月下旬から始まりました。それまで40%程だった貯水量も約1ヶ月でほぼ満水となり、4月26日からは下流への放流が開始されます。
 
 ところが通常であれば、水位を下げるため“一気に”放流するところなのですが、今年に限って、放流量を93立方m/分にぴったり固定した定量放流を始めたのです。こんな放流方法は前代未聞です(6年間限定、とのことですが)!!
  
 放流量を変える時も、少しずつ、数時間は間隔を開けてから行っており、きわめて慎重に放流量をコントロールしている様子が伝わります。そう、まるで大量放流を恐れるかのように…。
 
 何とか99%台に維持された貯水率ですが、降雨の影響で5月3日からじわじわと上昇を続け、ついに100%を突破します。これも、極めて異例で危険な事態のはずなのに、相変わらず放流量は93立方m/分に固定されたまま、当然、水位はさらに上昇を続けます。
 
 貯水率が104%を越えた5月5日朝9時、耐えきれずに放流量を増やしますが(200立方m/分に固定…)、まる1日後に貯水率が99%まで下がると、すぐ95立方m/分に戻してしまいました。
 
 5月7日22時、放流を一時中断、以降は水位に関係なく、10-15時間間隔で放流と停止を繰り返すサイクル放流に切り替わりました。この方式も異例です。
 
 さて、ここでホルムアルデヒド関連の時系列を再確認しておきましょう。
 
5月15日:春日部で検出
5月17日:埼玉県から群馬水道局へ連絡
5月18日:埼玉行田浄水場で取水停止、千葉上花輪、北千葉浄水場取水停止
5月19日5時:千葉の取水制限解除、同14時(読売):原因をヘキサメチレンテトラミンに特定、ルートも烏川に絞られると報道。
5月21日18時(NHK):汚染源、源因物質は依然特定できず。
5月22日:埼玉県ヘキサ‥に絞り取扱い工場調査を開始
5月24日:厚労省、正式にヘキサ‥に特定、流出量も推定
5月25日:DOWAハイテックが廃液処理を産廃業者に依頼、それが烏川に流出したことが判明
 
 読売新聞のスクープが光りますが、それはさておき、DOWAと産廃業者は過去に取引関係にはなかったそうです。今年5月になって初契約、5月10日に問題の廃液が引き渡されています。そして、数日以内に処理され、烏川に放流された模様です。慌ただしいですね・・・。
 
 改めて矢木沢ダムに話しを戻します。
 
5月16日9時、サイクル放流から再び定量放流に戻すが、5月17日21時放流を一時停止します。
 
5月18日13時、雨によ流入増加で貯水率が上昇、またまた93立方m/分で定量放流を開始、だんだん下流が騒がしくなってきました。
 
同23時、下流の薗原ダムが放流を開始、わずか17時間で貯水率を94%から23%まで減らします。
 
やや遅れて下久保ダム、渡瀬遊水池も放流開始、ホルムアルデヒド希釈のため利根川水系の流量を倍増させたとアナウンスされました。それに呼応して満水の矢木沢ダムも大放流を開始……しません。
  
矢木沢ダムが放流量を増やし始めるのは5月19日14時、最終的に放流量240立方m/分、貯水率96.2%で5月20日5時、放流は一度止まります。
 
5月21日4時、ついに矢木沢ダムが本気モードで放流を始めました。翌日22時までぶっ通し!、貯水率を76.3%まで落としてようやく静かになりました。
 
 私が昔よく釣りに行った中禅寺湖では、例年5月上旬からターンオーバーが始まり約1ヶ月続きます。より標高の低い矢木沢ダムでは、おそらく4月下旬頃からだと思いますが、なにせ道路の開通=解禁なので、私たちには確認出来ません。ちなみに、今年の奥利根湖(矢木沢ダム)の解禁は5月11日でした。
 
 利根川ダム管理事務所によれば、今年は例年より融雪が遅れ4月中旬以降本格化した、とあります。気象データでも、4月10日頃から最高気温が15℃を越える日が続き、それに比例して矢木沢ダムへの雪代の流入も増えています。雪代は冷たいため、当初は湖の表層に留まりますが、表水温の上昇に伴って徐々に深いところまで流れ込むようになります。 ターンオーバーの始まりです。
 
4月22.23日にまとまった雨が降り、24.25日には晴天で20℃まで気温が上昇、おまけに24-26日までは連日10m以上の強風、間違いなくここですね。汚染された湖底の泥と、やはり汚染された落ち葉で濾過された雪解け水…
 
4月26日には間違いなく、矢木沢ダムの湖水は強烈なセシウムシェイクになっていたはずです!!(さらに5月4-5日の豪雨と、5-6日の台風並みの強風はトドメだったでしょうが、それはさておき…)
 
 矢木沢ダム周辺の汚染は周知の事実ですから、定期的な水質チェックはしていたはず。ダム関係者はともかく、報告を受けた東電や役人連中はさぞ驚いたと思います(湖沼学の基礎知識なぞ持ち合わせていないでしょうからね)。運悪く、同時期に矢木沢ダムは満水となりました。安全のために湖水を放流しなくてはなりません。
 
 苦肉の策が、例の定量放流です。あわよくば下流のダム放流で希釈され、うまくごまかせるかもしれない…。流量を変えたり、間歇的に放流したり、試行錯誤の跡が見られますが、その後のホルムアルデヒド騒ぎからすると、それだけでは難しいと判断されたのだと思います。
 
 ダムは満水、もし集中豪雨でも起きれば緊急放流しなければならないが、そうなったら水質検査をクリアできず“放射性物質”を理由に取水制限しなくてはならなくなる…かも。それだけは絶対困る!
 
・・・しかし、頭のいい奴がおりました。
 
『有毒物質を理由に浄水場を止めてるスキに、他のダムと併せて一気に矢木沢ダムを放流すれば、安全なレベルまで水位を落せないか?!(実際は厳密にタイムラグを計算してですが)』
 
 もしかしたら、このシナリオはあらかじめ用意されていたのかも知れませんが、実際に作戦を発動するには如何せん時間が足りません。本来なら、自分達の足跡を残さない、きれいな仕込みでいきたいでしょうがそれは無理、仕方なく過去に不祥事を起こした身内と手順を使います。
 
 それがヘキサメチレンテトラミンとDOWAハイテック。会長が内閣参与で経団連理事、東電の経営・財務調査委員なんて、分かりやすすぎるでしょう!
 
 原子力ムラの頂点のひとつ、読売新聞のフライング記事も味わい深いです。高崎金属工業に関しては、嵌められたとも思いますが、借金で首が回らなくなっている可能性もアリます。
 
 かくして、“日本の”水質基準を“わずかに”越えるホルムアルデヒド“生成”を理由に、複数の浄水場を閉鎖、まんまと矢木沢ダムの放流が成功しました。

Posted by けんちゃん at 2012年06月01日 13:02
小野先生は、”ケムトレイル”については、どういうご見解でしょうか?。私見ですが、高線量の黒い粉についてはケムトレイルの関連が疑われます。
Posted by 2063 at 2012年06月01日 16:09
先生、本日DVDを受け取りました。
お忙しいところありがとうございました。

あんな事故を起こして、国内だけでなく海外まで迷惑かけてるのに再稼働そして瓦礫広域処理なんて狂ってますね、この国は。

戦時中のように、竹やりで米英を打ち負かそうとしたことに似ている行為のように思えます。
当時の米英よりも恐ろしい見えない敵に向かって…
国は、子どもの命なんて、なんとも思ってないことが、よーーーくわかりました。

Posted by ロッタ(M.S) at 2012年06月01日 18:18
感覚的な話をして、嫌いな方はものすごく気持悪く感じることでしょうが、
このシュミレーションには納得します。

私は西海岸在住、線量計を持っています。
福島の事故の後、感として外にしばらく出てはいけないと
思ったんです。

 実際インフラ(日本の)整備のためにボランテイアで
 動いていたので
 ずっと家にいて毎日4時間睡眠の日々が
 3週間続き、外には出ませんでした。

 が、窓を開けたときに匂いがしました。
 その匂いに覚えがあったんです。

 それは日本で嗅いだことのある匂いだったのです。

 後で思ったことは、どっかで漏れていたのかもなと。

 そう思います。

 感の話は、本当に不快(気持悪い)と思う方々がいて

 まあ、普段はあまり書かないのですが

  昨年9月に6年ぶりに日本の実家に行きました。

 うれしいはずなのに、刺身を食べて最初の2週間目で

 下痢になりました。

 その時「これからはガンの治療で生きて行く」

 と聞こえてきて、女性の声で聞こえてきて

 嫌だったのですが、でもその可能性が
 あるのだろうなと思いました。

 その後3回下痢になりました。

 その後リンゴを食べ、ジオライトを毎日のみ

 内部の不快さはかなり楽になったのです。

 ただ、筋肉が異常に痛み2週間寝られなかったことを
 私は最近すっかり忘れていました。

 モンモリロナイトの風呂に時々入っているので
 少しでも吸収されていると良いのですが。


 今日も葉っぱを触りすぎたのか

 正直ちょっと吐き気がします。

がれき焼却に走る市長達及び賛成者は
 本当に犯罪者です。
 
Posted by 藤井 at 2012年06月07日 11:42
先生を支持します。
私は西日本に住んでいます。
このままでは、汚染ガレキ焼却が日本中で行われるでしょう。
そうした最悪のケースを考えた場合、全ての食べ物を海外産にする事は不可能ですし、それ以前に水や空気はどうする事もできません。
そこで少しでもマシにするには、どう対策すればよいでしょうか?
もちろんベストは日本脱出なのですが
Posted by 日本人A at 2012年06月11日 23:00
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