今回は福島県医師会員の方から送られてきた資料です。最初に福島県医師会報を紹介して、その方のコメントをご紹介します。
福島県医師会報 第74巻 第7号 2012年7月より
(写真も著作物と指摘いただきましたので、表紙も削除しました)
記事の筆者である市川陽子先生より、著作権違反との申し入れがありましたので、全文削除させていただきます。申し訳ありません。
普段は開封もせず、従って読みもしない雑誌ですが、偶然、開いたら目に飛び込んできまして…。
こんな論稿が医師から発信されている現実…。
これを最初にご覧になった全国の小児科医の皆さんは、どう思われたのでしょう…。
平素よりお世話になっております。
いつも先生のブログやツイッターをフォローさせて頂き、勉強させてもらっています。
改めまして感謝申し上げます。
以前、購入したDVDも有効に活用して、住民の今後の生活、避難・疎開に結びつくように情報を提供、共有していきたいと思います。
ところで、メールにも書かせて頂きましたが、福島県医師会報(2012年7月号)に掲載された、「福島県での被ばくとその影響」と題する論稿に驚愕して筆を取っています。
元々、これは日本小児科医会会報(第43号、36−42 2012)に投稿されたものだそうです。
是非、小野先生にもご覧になっていただきたく、同封させていただいた次第です。
本文は一貫した事実の矮小化、そして自分の逃げ道は常に用意して逃げを打ってある、という文章です。
以下、「聞き捨てならない」部分をいくつか拾ってみます。
・年間20mSv論争の頃、ネットメディアの「福島は危険・子どもを疎開させよ」という情報があふれ、大手メディアや地元メディアもこの論調に同調していた印象がある。この時期に冷静に過去の疫学調査や放射線の医学的影響を説く専門家の方々のほとんどが「御用学者」よばわりされた。
←大手、地元メディアがそんな主張をした印象は少なくとも私には皆無です。この論者は別な惑星のテレビや新聞をみていたのでしょうか。
そもそも【冷静に】ってなんでしょう。この期に及んでまだこんな見解を述べる医師がいるのです…。
・自分や近隣の医師が診察した範囲では鼻血を主訴に受診した子供はほとんどいない。下痢・倦怠感も同様と。
←肥田舜太郎先生の「ぶらぶら病」にも言及しているが、驚くべきことにやんわり否定しています。「免疫力の低下から通常の感染症も増える」という肥田先生の主張を、都道府県別統計を持ち出し、
それなら福島県の感染症罹患数が前年度より抜きん出ていなければならないが「感染性胃腸炎」ではのような事実は認められないとしている。
手足口病など、全国的に増えたとされる疾患については「福島県だけが突出しているわけじゃない」と。
・ネット情報の弊害 子育て世代の若い親たちは想像以上にネット情報を得ているということを銘記して、情報を流すべき
←あらかじめ多くの利用者が折込済みであるネット情報の負の部分にしか言及していない。
・低線量被ばくによる健康被害は起きるのか
チェルノの対応と比較して見せている。「チェルノでは3日間政府からの公表がなく〜」そして驚愕の一言。
→【一方、日本では事故は即日周知され、事故後の国の対応も素早かった】
さらにこの論者には「10日後に予測しても意味がない」という認識はないようです。
【事故から10日後にSPEEDIによる予測線量が発表され〜】
・「規模も質もその後の国の対応も異なる。それを考慮せず、同様の健康被害が起こるに違いないかのような情報は誤りである。」
→私は、規模は上回り、対応もソ連以下なので、同様どころかそれ以上の健康被害が起こると懸念しておりますが・・・。
誤りであると打ち消しておいて、直後にこう続けています。
・「ただし、福島県での今後の健康調査及びフォローアップが必要であることは言うまでもない。
→姑息にもこうして「言うまでもない」ことを言って逃げを打ってあるのですね。健康被害が起こらないなら「健康調査やフォローなど必要ない!と主張しても良さそうなものですが・・・。
・ガラスバッジによる外部被ばく調査 から
「これらの結果から、外部被ばくによる子どもたちの将来の健康被害の可能性は低いと推察される。」
→しっかり(ちゃっかり)『「外部」被ばくによる』、と書いていますね。用意周到です。本当に悪質。
・内部被ばく調査
「住民の不安を払拭する目的もあり(中略)南相馬市立病院が県内でいち早く行なったことは、評価されるべきことである」(中略)「このことから、現在までのところ南相馬市の子どもたちは、食事などによる内部被ばくは、ほぼ無いに等しいことが推測されている。」
→この後半に取り上げた文章は酷いですね。「現在までのところ」、「食事【など】」、「【ほぼ】無い」と少しずつ断言を避ける文章になっています。悪質。
そしてここの結びは、
「これまでに出揃っている県内の各地域のデータを総合的に判断すれば、福島県の子どもたちに将来健康被害をきたす可能性は極めて低いことが予想される。」
です。←県の「データ」への疑問は一切なく、「総合的に」判断を下しています。。。
そもそも「総合的」ってなんでしょう。意味不明です。
ここからが凄い。
・リスクのとらえ方と伝え方
1)土壌汚染を指標に避難を決めるべきか?
・今中哲二氏の論文に「強制移住」という表現はない。
・ベラルーシでは5年間は住民への対策が取られなかった。
・さらに当時のソ連と現在の日本は医療・経済状況が異なる。
「これらの違いを考慮することなく、土壌汚染のみで健康被害の可能性を示唆し「避難・疎開」を勧めるべきではないと考える」
←論者は、本当にこう述べています。更に自主避難をするかしないかは、「それぞれの家庭で(勝手に)決めてくれ」と。国の対応と瓜二つ。THE御用の称号を与えたい。
2)自主避難と被災地からの避難
・「危険だ」という情報に煽られるようにして親類縁者のいない他県に避難してしまった親子の中には、避難先の地域になじめず、不登校になっている子どももいる。これらの親子のほとんどは、県内に父親が残り母子だけの避難である。また、離婚などの家庭崩壊をきたした家族や、親子兄弟や友人との不仲を招いている方々がいるというのが現状である。実際の被災地から中通りなどに避難している家族の中にも同じような問題を抱えている子どもたちがいるが、むしろ懸命に暮らしているという印象が強い。
←非常に憤りを感じた一節です。
まるで、県外に避難した親子はエゴを通したが故に家庭が崩壊し、一方で、中通りに避難してきた親子は(福島から逃げず)懸命に生きていて素晴らしいとでもいうのでしょうか?
そもそも「実際の被災地」ってなんでしょうね。「中通りは違う」という意識の表れでしょうか。かなり違和感があります。中通りこそ「住民が放置された汚染地帯」として問題だと思いますが。
そして決定的なのは「むしろ懸命に暮らしている」という言い回し。これは「県外に避難した母子は懸命に生きていない」と言っているのですね。もはや、この論者は精神を病んでいるとしか思えません。
3)福島県に留まっている親子
・報道では自主避難住民が後を絶たないという印象を与えているようであるが、実際には8割以上の子どもたちが福島県内で生活している。この子どもたちの親のほとんどは、冷静に現状を把握して県内で生活することを選択した。(中略)メディアでは「遠方に避難して頑張っている家族」ばかりが取り上げあれるが、県内に留まって前向きに生活している多くの住民をなぜ取り上げないのか、残念で仕方がない。
←私の地元メディアが伝えている報道の印象は正反対です。西日本に自主避難している子どもを前向きに取り上げた場面を(少なくとも私は)みたことがありません。北海道に疎開した家族を前向きに取材したのは北海道のメディアでした(放送も北海道のみ)。福島のメディアは一貫して、普段通り生活する子どもばかり取り上げていますがね。この論者はどこのメディアをみているのでしょうね。
駅伝、マラソン、鼓笛隊、部活動、高校野球、水泳・・・。すべてが普段通りに(震災前の通りに)進んでいますが・・・。
そして『御用』の常套句、「冷静に」がここでも使われていますね。悪質。
4)子どもたちの思い
・福島県の子どもたちは、メディアや一部の識者によって、将来「がん」になる率が高い、将来障害を持つ子どもが産まれるかもしれない、
と宣告されているに等しい状況なのである。
また「障害を持つ子どもが産まれたら困る」かのような表現にも、小児科医として憤りを感じる。
どのような子どもであれ、産まれてきた命に優劣はない。
この文章も相当に悪質です。前半は事実であり、まず直視して内部被ばくのリスクをできる限り下げる努力を続けなければ、現実になる可能性が高まるだけです。
そしてこの論者が「小児科医」として「憤って」みせている、「障害を持つ子どもが産まれたら困る」という(メディアの)表現も、実は、「(将来親になる)子どもたち自身がそう考えていること。」なのです。それは偽らざる気持ちでしょうに。
この論者は「産まれてきた命に優劣はない」などと偉そうな見識を臆面もなく披露していますが、所詮は「他人事」なんでしょうね。じゃあ、何故、チェルノ後の汚染地帯には次々と「孤児院」が出来たのでしょう。
何故、多くの障害児や、奇形児の存在が現実としてあるのに「今も(マスメディアからは)隠されたまま」なのでしょう。
この論者は 「どこ行くの、パパ?」 (ジャン=ルイ・フルニエ 著) を読んだ事もないでしょうね。障害者が自分の家庭にいるという現実、そして日常を知らないのではないでしょうか。
多分、想像もしたことすらないでしょう。そういう物言いです。
http://oisiihonbako.at.webry.info/201107/article_3.html
「おわりに」と題して、この論者はこれから「福島県の小児科医としてなすべきこと」として、「この地でこれからも生き、生育していく子ども達を心身共に守ることであると考えている」と結んでいます。つまり「『この地』でこれからも生きる子どもしか助けない」と言っているのです。
「県外に逃げた子どもなんか知らん」と言っているのです。
私にはそう聞こえます。
最後まで驚愕の文章でした。
是非、可能ならブログで紹介して頂きたいくらいです。
ネットでは医師ならメディカルオンラインでダウンロードできるようですが、それでも有料ですので・・・。
長文失礼しました。 2012年7月13日
福島県**市 *医院
*** 拝
いかがでしょうか。これは、前回初回致しました医師会の講演内容に合致しますね。私個人としては、肥田先生の内部被曝説をあたかも誤りと断じているところに、非常に憤りを感じました。そこは、本当に許せません。肥田先生のお話をニセモノだという医師がいることに信じられない思いがします。
同じく、福島県郡山の放射線科医ドクターの見解をこちらで紹介しておきます。
あさひ内科クリニック




当初と比較すると随分大人しいスライドになっていますね。
最後の福島県は日本一の健康ランドとして人が集まってくる。・・・この意見に賛成する方がおられました。
[健康ランド]副島隆彦氏が『ホテル放射能』を建設する意向を表明2011.10.20
評論家の副島隆彦氏が10月18日、自身の公式サイトで福島県に、
『宗教研究家の中矢伸一(なかやしんいち)氏らと協力して、「健康ランド」とか、「低線量の放射線は人体に良い影響を与える」ことの証明としての「ホテル 放射能」を建設』
することを目指していると表明した。
副島氏らは、3月の原発事故の直後から、現地に入って活動を続け、
『現在の福島程度の放射線量は 人間の体に害を与えない』
『福島では、誰も死なない。こんな微量の放射能のせいで、発病して死ぬ者はひとりもいない。そのように断言します。』
との立場で情報を発信し、危険性を説く武田邦彦、広瀬隆、小出裕章、児玉龍彦の各氏らを、
『バカな恐怖症言論を撒(ま)き散らしている。』
と厳しく批判している。
その中でも、5月3日に、福島県郡山市で対談し、それをまとめた本を出版した武邦氏に対して、
『そのうち、 彼は、各方面の専門家たちから厳しい指弾を浴びて、消えていなくなるだろう。私も、そろそろ、この男の 扇動言論と、確信犯としての犯罪者体質が、 腹(はら)に据(す)えかねるようになってきた。』
などと、特に手厳しく批判している。
◆関連ブログ
除染レベルを上げたのはできなかったから、足の被曝は500mSvだった・・医師会の講習会より2012年07月20日
われわれは原発事故にどう対処すればよいか(肥田舜太郎氏)2011年06月26日
これが電力中央研究所とかの学者なら、珍しくもないのですが、福島在住の医師のようですね。
安全圏から同じ事を言う無責任に言うバカは大勢いるのですが、自ら福島に居て、これを言うとは、全くわかりません。
検証してみます。
・真剣にホルミシスを信じている?
→医師であれば信じようはずがないのでありえない。
・現実を見るのが怖い? 恐怖のあまり冷静さを失った?
→医師=金持ちではなくとも、職には困らないのでいつでも県外へ脱出できるので、これもない。
やはり全くわかりません。
2〜3年で死者数がごまかしきれなくなるので、こんな発言をすれば自分が後で不利になるだけなのですが。
放射能の話題を出すことすらできない異様な空気に包まれている所で、患者さんに危険性を周知するなど頑張って頂いていて、小さな子どもをもつ親としても、とても感謝します。
しかし。あまりに疲れたら、福島から遠く離れてみて下さい。少しゆっくりされて下さい。どうか、お願いします。
私も医師です。共にがんばりましょう!
致死量の青酸カリと同量の放射性セシウムがあったら、飲むどころか近づくことすらやばいんですけど。
青酸カリの致死量を200mgとして、200mgのセシウム137は6400億ベクレルくらいになりますから。セシウム134なら、さらにその15倍。
これを知らずに言ってるなら、医師失格。
これを知ってて言ってるなら、人間失格。
呆れた。バカじゃないかね。
復興支援のために観光でも少しはするか、と思っていたが、これ読んでもう絶対に福島には行かないと思った。小野先生ありがとうございました。
しかし、国も県も、やってることがすべて逆。
311以降、隠蔽して「安全、安心」を謳うことでどんなに多くの日本人がだまされたか。もう大変疑り深くなっている。国民はそんなに馬鹿じゃない。
さらに、食べるものに気をつければ、尿中のセシウムも数値として減るという例。これが現実。数値に出ている。
■ 新宿区3歳3月
セシウム0.41⇒給食を弁当に変えマスク着用⇒7月0.08 給食の蓄積が大きい。
http://www.keitousagi.com/kensas/detail/484
自分もいちかわ医師の考えには驚きました。
外部被曝もちょっとは恐いが、内部被曝の危険性に言及する医師は本当に少ないようです。
福島ではこういう方が発信をされているので、人心は大きく惑わされていると思います。
私はこの春西日本に避難しました。本当に福島はこのようながんじがらめの状況です。怖いです。この雰囲気が。環境が。被爆させただけではなく、さらにこのような扱い、私たちは哀れです。
原子力規制委員会の委員長に田中俊一氏(伊達市の除染アドバイザー)が就任しそうです。そうなったらとどめを刺されるも同然。彼は、「マスクをはずして、特別の防護もせずに除染してくれ。周りから危険だと思われてしまう」と言ったのです。その時、彼のスタンスがわかりました。田中氏就任の反対の声を上げていますが、ぜひ、先生もこの人物に関してとりあげてください。そして、できるなら先生をはじめ皆さんも反対の声をあげてほしいのです。彼は福島県出身でありながら、なぜ、ことごとく福島県民を苦しめてとどめるような言動ばかりとるのでしょうか?わがままなコメントをお許しください。そして、どうかお願いします。
以前から気がかりになっていた福島県在住の小児科医のブログ(下記)なんですが
ひまわりの種
http://blog.goo.ne.jp/yi78042
論旨の展開の仕方などからご紹介の医師と同一人物なのかなぁ思っています。
結局医師なんて言ってもこの程度なんですね、通常は。
肥田舜太郎先生に対する先生の意見に同意します。
最早日本で生き残りの最後の原爆経験者の先生です。
この方の貴重な意見こそ、医師として活用すべきですよね。
京大今中さんについては小出さんも同じ京大でも
温度差があるんだと言われています。
今中さんの言葉が絶対的なものではないでしょうね。
そもそも冒頭の画像が白々しいですね。
医療法人いちかわクリニック
http://www.ichikawaclinic.com/
上記HPを確認しましたところ Dr.陽子の診療日記の項目で ブログ ヒマワリの種 と同じ記事がありましたので同一人物で間違いありません。
いちかわクリニックは夫のほうが産婦人科をされているので福島の放射能被害に関しては生の事実に触れる機会が多い立場にあるはずです。
事実と異なる主張を発信されているとすれば犯罪行為ですね。
エートス活動の由来は仏アレバ社など。世界の原発ムラが考えだしたものです。
悪魔に狙われている地域としか思えません。
逃げるが勝ち。どなたかのコメントにもありましたが、まだ正気を保っている人は、逃げてほしい。
(座長は山下大先生 ←福島県知事が指名)
そこでは、「がん登録」「県立医大別棟として多大な人数が入る建物を建てるか?」ということが話し合われています。多大な、というのは「202万人の半分が100万人。そこまでとはいかないが」とのこと。『彼ら』の言葉をよく聴けば、今後福島で何がおこるのかは自明です。
それが他の地域、関東や南東北でどの程度になるのかは、分かりません。
本当に、気持ちが沈みます。特に子ども達のことを考えると。
ちなみに私の記憶によれば、たしか山下大先生は事故後早い段階で、県に大きな疾病センターを造らなければいけないというようなことをぬかしておりました。(週刊朝日、鎌田實医師との対談にて)
あらゆる御用学者は「福島県内の空気中に放射能は浮遊していませんからマスクも必要ありません、洗濯ものを外に干しても安全です」と言っていますが、それは嘘だという証拠です。
(以下転載)
7月19日に福島県内の6校の屋外プールでセシウムが検出されたとのことで調べてみました(セシウム合算量)。
(7月12日発表)
http://www.pref.fukushima.jp/j/pu-ru20120712.pdf
福島県立郡山商業高等学校 0.68Bq/kg(L)
福島県立安積高等学校 1.55Bq/kg(L) (7月3日採取)
福島県立長沼高等学校 1.03Bq/kg(L)
(7月19日発表)
http://www.pref.fukushima.jp/j/pu-ru20120719.pdf
伊達市立伊達東小学校 1.14Bq/kg(L)
伊達市立大田小学校 0.8414Bq/kg(L)
国見町立森江野幼稚園 1.01Bq/kg(L)
国見町立国見小学校 2.01Bq/kg(L)
福島県立安積高等学校 2.30Bq/kg(L) (7月10日採取)
いわき市立久之浜第二小学校 1.59Bq/kg(L)
郡山市の安積高校は2週連続で検出されてます。
(2週連続で測定しているのは安積高校だけです)
しかも2回とも最高値です。
↓の安積高校のお知らせ文にもある通り、
http://www.asaka-h.fks.ed.jp/osirase/2012poolkyushi.pdf
先月の6月18日にはプール授業再開の方針でしたが、
7月3日採取の水から1.55Bq/kg(L)のセシウムが検出されたことからプール授業を休止中とのことです。
このことから分かることは、
プール授業を開始するために、周辺を除染し、プール掃除をし、新しく水を張って準備をしていたということです。
そして新しく水をためてから約1ヶ月で2.3Bq/kg(L)のセシウムが検出されたということは、プールの外から浮遊してきた放射能が入ってきたということです(セシウム137だけだと1.27Bq/kg(L)です)。
水道水は昨年の計測から0.1Bq/kg(L)程度以下であることが分かっています。
http://securitytokyo.com/data/w_koriyama.html
水深は1.2m程度でしょうからそこから逆算して月間降下物量を算出しますと、
m2当りの水量は1.0m*1.0m*1.2m=1.2m3=1.2t(トン)=1200L(リットル)ですので、
1.27Bq/L*1200L/m2=1524Bq/m2となります。
1ヶ月で1524Bq/m2のセシウム137の降下量があった事になります。
この計算はプール水に土埃とともに降下したセシウム137が均等に溶けていることを想定していますが、
土埃は沈降しますし、粘土粒子からセシウムはほとんど溶出しないことが確認されています。
(そもそもセシウムは砂の粒子には付着しづらく、粘土粒子に吸着します)
プール水の採取が水面付近であること、
また循環ろ過によりそれらが排出されていることを考えると、
この値の数倍の降下物量であった事は容易に推測できます。
仮に3倍だとすると(私は100倍以上だと思います)、
1時間外を歩いているだけで、自分の回り(1m2)に6Bqのセシウム137が舞っている事になります。
しかも学校のプール周辺は厳重に除染された場所であるにもかかわらずというものです。
今年は福島県内で洗脳するための講習会があちこちで開かれていますが、
日本原子力研究開発機構のテキストを引用すると、
http://www.jaea.go.jp/fukushima/pdf/setsumei.pdf
P14やP21にあるように、「今は空気中の放射性物質は検出されていません」という都合のよい嘘(土埃を検出できないダストサンプリングの結果)を引き合いに出して、
「普通の生活で、内部被ばく防止のため、マスクをする必要はありません。土ぼこりが多い時は、被ばくをできるだけ少なくする意味でマスクを着用してもよいと思います」と、
まるでマスクをする子どもがいじめられるような言い方をしています。
「マスクを着用してもよい」ではなく、「マスクは絶対に着用しましょう」とすべきなのです。
南相馬市議の大山氏にこの情報を提供したところ、以下のコメントでした。
<南相馬市 大山こういちのブログ>
http://mak55.exblog.jp/16430762/
プールの表面水でなぜセシウムが検出されるのかを考えた場合、
これまでの湖水データなどによると、
泥などの流入があれば全てのセシウムは沈殿して底の泥に吸着するということになっています。
しかし川などの流入がないプールの場合、
放射能の供給元は舞い上がった空中からの降下物だけとなり、
それは土だけではなく植物系などの表面に付着したセシウムも溶けているのでは?と思われ、
また言うまでもなく、プールの底には相当な濃度の泥(土粒子)があるのではないかと思われます。
市民レベルでタライを使い降下物を計測していくのが内部被ばくの危険を知る方法ではないでしょうか?
面積がわかり、一定期間の降下物をコーヒーフィルターで漉せば確実な数値だと思います。
台からタライの縁まで50センチとし、風の流れを左右する木や建物が近接しない、なるべく居住空間がいいと思います。
大手メディアは、知事に批判的な記事を書けないそうです。
森田実氏が、7月23日に、自由報道協会の記者会見で、「メディアと権力・記者クラブ問題」と題して話をされていました。
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/23865
この国のメディアの大本営報道の理由を窺い知ることができました。
尚、森田氏は、最近テレビに出演されていないと思っていたら、数年前に、広告代理店である電通を批判したという"タブー"を犯して、東京のメディアから閉め出されたようです。
森田氏の話を聞いて、もしそれが本当だとすれば、日本のマスコミは、本当にマスゴミですね。
ジャーナリスト精神のある本物の記者の奮闘に期待したいです。
熊本にいらっしゃる先生に関東の情報として
下水汚泥から昨年末あたりから放射性ヨウ素131がひっきりなしに検出されています。
半減期8日のものがひっきりなしにでているということは、地下からなのか、空からなのかわかりませんが、マスゴミが黙っているので、一応ご参考まで。
各都道府県HPで確認できます。
実名は挙げないものの、院長先生のことも。
どんなに矛盾だらけでも、山下氏には好意的で、
山下先生・産業医大・中川恵一氏らが
お気に入りのようです。
安全だ、健康被害は出ないと言う割には、
フクシマは特別な配慮を必要とするとか言って、
矛盾しています。
「煽りブログ」を気にしていることからも、
本当は解かっているのでしょう。
悪質です。
危機感の大きな減退。
甘えと自己主張の増加。
他人の感覚への共感の減退。
状況把握の鈍化。
などもこの症状として上がっています。
福島の医師にはすでに中枢神経へのダメージが出ているのかもしれません。
高自然放射線地区は、末梢血リンパ球の染色体異常が有意
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_No=09-02-07-03
すぐに否定されるデータしか提示できないのが、汚染擁護派のレベルの低いところですね
実名でブログにご紹介いただきましたので、実名でコメントいたします。
日本小児科医会会報に投稿した拙文に関しては、
その後、福島市医師会と県医師会から掲載の依頼を受け、転載したものです。
この内容に関しての解釈がいろいろとおありになるのは、仕方ないと思います。
たざ、残念に思うのは、小野先生宛に県医師会報をお送りした福島県の開業医の方は、
なぜ、直接私への意見を下さらないのか、ということです。
また、ブログ掲載にあたっては、福島県医師会への許可はとったのでしょうか?
これは著作権に関するものではないかと考えます。
先に書きましたように、拙文の内容に関する解釈の相違でご批判があるのは、覚悟の上です。
ただし、コメントなどにありました以下の4点に関しては、断固として否定させていただきます。
1.温泉天国さんの、「私学出身だから権威に弱いのでは?」
そのようなことは断じてありません。
私個人は、権威とは対極に位置する場所におります。
また、このような物言いは、全ての私学出身者に対しても失礼かと存じます。
権威に弱い方というのは、私学・官学・職業・年齢・性別に関わらず、いらっしゃるでしょう。
2.都内からですさんの、
「産婦人科と小児科医だからおまんまのくいあげになる」
→だから子どもがいなくなると困るのだろう、というご意見ですが、
これも大変不愉快に思います。
わたしどもは、原発事故発生当初、もしかしたら全県に避難勧告が出されても、自分達の患者さんたちをしかるべきところへご紹介するまで、ここに留まろうと考えていました。
医師としてこの地を逃げ出す訳にはいかない、その気持ちだけで、これまでも、これからも、過ごす覚悟でおります。
3.同じく都内さんのコメント、
「アレルギーを診るお医者さんて、見た目の症状を抑える為にステロイド処方して根本的な治療は全然しなくても、見た目綺麗なら「はい治りましたよ」で、ステロイドのリバウンドが出ても自分の処方した薬由来とは絶対に認めない、もしくは患者の薬の使い方が悪かったと責任逃れをする人が多いと思います。」
これも大きな誤りです。
アトピー性皮膚炎のステロイド軟膏の治療のことをおっしゃっているのだと思いますが、
これは、アレルギー学会でもスタンダードな治療法です。
そして、ステロイド軟膏だけで治療するというものでもありません。
この件に関してはもっと説明があるのですが、長くなりますのでここまでにします。
4.北海道避難者さんからのコメントですが、
老舗であってもなくても、今の日本の医療情勢では、開業医の経営は大変です。
これは開業医だけでの問題ではなく病院経営も同じです。
それは、小野先生もご存知のはずです。
しかしそのことと、虚栄心、地元の名士であり続けたい、云々は、あきらかに論点が異なります。
私どもはそのようなことは、まったく考えておりません。
もちろん地元の名士でもないし、そうなりたいとも思っていません。
この内容は、誹謗中傷といえるものと感じます。
さらに、私個人や当院だけならまだしも、子どものことにまで触れての発言は、看過する訳にはいきません。
私のつたないブログを拝見していただきありがとうございます。もし、著作権に違反するとの申し出でしたので、原稿はすべて削除させていただきます。申し訳ありませんでした。
なぜ、肥田先生の命からの言葉が心に響かないのでしょうか。私は、それが信じられません。どのようなお考えであってもかまいませんが、もっと目を見開いて、チェルノブイリの惨状などを虚心に見ていただきたいと思います。医師は、他人の命を預かる職業なのですから。
放射線の被曝の危険性は、ネットなどで情報が流れ続けています。
LANCETでも
過剰相対リスク excess relative risk [ERR] ERR=RR-1
白血病 0.036/mGy
脳腫瘍 0.023/mGy
相対リスク relative risk [RR] <5mGyと比較して
白血病 30mGy以上 (平均51.13mGy) で3.18
脳腫瘍 50-74mGy (平均60.42mGy) で2.82
(1mGy=1mSv)
http://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736%2812%2960815-0/abstract
少なくとも、
低線量被曝についての最も大規模で組織だった研究の成果として、米国科学アカデミーBEIR委員会がとりまとめた報告書(2005年発表、2006年出版)と、Cardis,et al. (2005) があるが、いずれもLNTモデルを支持している。
であって、低線量だから安全ということはないし、小児の場合成人に比してその影響は大きいので、安全という言葉を気軽に使うべきではないと思います。
そして、最大の問題は内部被曝です。
人口放射性物質は体内蓄積します。
http://www.youtube.com/watch?v=WOQshj3LkRk&feature=g-vrec
市川教授のビデオがわかり易いです。
そして院長先生の言われることを一考頂ければ幸いです。
あなたが小児科医だから、それなのに子ども達の健康を守ろうとしないから、みんな怒ってるんだよ。プライベートなことを言われて反論する気持ちも分かるけど、それよりも子ども達の命を守ってよ。後世の人達が、あなたをどう評価すると思う?
市川定夫、市川陽子。
不思議な因縁怨念を感じるのは私だけだろうか?
福島県民から水俣病の話を聞いたことがない。
遠い九州のどうでもいいことと思われているのだろうか?
水俣病と生きる4-6 医師・原田正純の50年 ドキュメンタリー番組
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=1AmGpRHe36g
九州の人間としては、全く同じことが起こっていると感じる。繰り返して欲しくないだけなのに。
同業者でありながら、直接言い合えない空気を浸透させているのはどちらの側でしょう?
こんな事になったのは、
直接に言えないほど、医師会やあなたのような事を言う方が福島を絆で束縛し、包み込んでいるからではないですか?
この開業医さんが、どのような思いで小野先生に相談されたか、他の皆さんのコメントを読まれても、分からないのですね…。
「(名も名乗らずに)晒し者にして」なんて思っているのでしょうか。
だとしたら、敢えて言いますが、
だから、駄目なんです。
そもそも、ですが、
公開されては困る文章など書かないでください。
(著作権は守られるべきですから、今回の原文削除要求は理解できますが。)
今は「平時」ではありません。「戦時」なのです。
むしろ、絶賛されるような「子どもたちの救済策」を提示して、
様々なブロガーに「ブログで紹介せずにはいられない」と思わせてみたらどうでしょうか。
どうか、敵を間違えないでください。
批判は受け取り方次第でプラスになります。
私たちは、
子供たちを絶対に守らなければならないのですから。
ただ、これは事実なのですが先生の病院で働かれていた看護師さんが絶対に先生(旦那さん)の所でだけは出産しないと言われていました。今から数年前の話です。その時はあまり関心が無かったので話を聞き流したのですが、今となってはもっと詳しく聞いておけば良かったと思います。
産婦人科の勤務医が避難してしまい、診療体制に影響が出ている病院がある現状の中で、福島に留まり福島の子供を救うために多大なる犠牲を払っていますという美談には全く賛同できません。
医大の医師も看護師もかなりの人数が避難してるじゃないですか。
お願いですから、福島の現状をきちんと認識できるような働きかけをしてください。自分達の都合のいい方向に誘導しようとするのは止めて下さい。本当にお願いします。
>これは著作権に関するものではないかと考えます。
福島県医師会の許可を求めるということは、著作権を、福島県医師会に譲渡したということですよね。
だとすると、市川さんには著作者人格権しか残っていません。著作者人格権の違反は全くありませんでした。
で、市川さんは何の権限で論文の掲載に対して文句が言えるの?
ステロイド軟膏はアレルギー学会のスタンダードな治療法だから、問題なし。
医学会と製薬会社の癒着や、副作用で苦しむ患者が出ることなんて、まるで考えないみたい。
放射能は県や山下先生が安全だと言っているから、問題なし。
手下となって、安全デマの講演をして回る。
権威とは対極に位置する場所にいるって言われても、
国や県や御用学者の言うことを垂れ流していて
よく言うよという感じです。
私は、論文を削除してください、とは書いていません。
著作権に関するのでは? とお伺いしたのです。
この著作権とは、福島県医師会報に対するものです。
小野先生が貼り付けたものは、福島県医師会報のものですから。
(表紙の写真も会員の方のものですので)
日本小児科医会報から県医師会報・市医師会報に転載するにあたっても、私が著者ではありますが、一応、日本小児科医会にご連絡を差し上げ、許可をいただいてから、転載しました。
ですから、小野先生がこの記事に私の文章を載せるのであれば、福島県医師会にご一報いただき、許可を得ていただければ、それでかまわないのですよ。
私はそのことを指摘しただけのことです。
私の表現が削除願いと受け取られたのであれば、申し訳ございませんでした。
公開されて困るものを書いたつもりはありません。
それから、コメントなさる方々、
私は実名でコメントしております。
私個人への誹謗中傷は致し方ないと思います。
ただ、私の誹謗の材料に、当院に勤務していた看護師云々など、誰かが特定できるような書き込みはおやめになって下さい。
当院の職員の中で出産年齢の方々は、里帰りを除き全員が当院で出産しております。
また、辞める職員も少なく、そもそも職員全体の平均年齢も高いので、このような書き込みですと、見る人が見れば誰かがわかってしまいます。
ここで出されるのはその方の本意ではないと思いますし、仮にも一緒に働いた職員を、このような場所には出さないで欲しいと思います。
>私は、論文を削除してください、とは書いていません。
>著作権に関するのでは? とお伺いしたのです。
削除まで言われていないことは、ブログのコメント欄とは別に院長先生に伝えてあります。
ですが、貴方は著作者ではあっても著作権者でない以上、著作権を盾にして何かを言う権利もないのです。このことを分かっていたとは思えないのですが。
それから、論文の内容と関係ないところでの誹謗・中傷は問題だと思いますが(私は、そのようなことはしていません)、貴方が自分の論文で虚偽の安全を流布しているということを訂正されるという意図はないのでしょうか?
少なくとも放射性セシウムが青酸カリに比べて桁違いの猛毒であることは、科学的事実です。直ぐに気付いただけで1つありましたから、他にもあるかもしれませんね。1つ1つ事実を確認されているとは思えません。
人に何かを言うなら、その前に自分の論文に虚偽の内容が含まれていると認めた上で、これを訂正してください。書かれている内容の1つ1つに間違いがないか、再度確認してください。
でなければ、貴方は、科学を理解できない無能な医者か、嘘の安全を流布して他人を危険に落ち入れる極悪非道な人間のどちらかということになりますよ。
盛んに実名と言うことにこだわっているようですが、実名でコメントや記事を書いても、それに対して責任を取らない、取れないのであれば意味がない。
そしてこの件は責任など取りようがないことだ。
仙台のかわむらこどもクリニック川村 和久氏のご意見です。
ttp://kodomo-clinic.or.jp/ClinicNews/C.N.text/tohokugairai08-11.html
ぜひご一読下さい。驚愕の「私の意見」が書かれています。
ご本人から著作権がとか言われると厄介なのでリンクだけにしておきます。
確かに驚愕でしたが、でも、市川先生の報告によると、
一般の方々の方が余程よく危険性を分かっておられるようですね。
こうした驚愕のご意見をお持ちのお医者さま達の心配事は
患者に逃げられることだというのもよく分かりました。
安心させて一人でも逃げないようにするのが
最優先なのでしょう。
それにこうしたお医者さま達が責任を問われることもありません。
疾患が増えても、被曝の影響だと到底証明できないものと
高を括っているのです。
ドイツでは、ベルリンやフランクフルトなどで、連帯デモが起こりました。
http://tkajimura.blogspot.de/search?updated-min=2012-01-01T00:00:00%2B09:00&updated-max=2013-01-01T00:00:00%2B09:00&max-results=49
どうやら放射能、低線量被曝の危険性認識と
ワクチンの危険性認識度合いは相関関係があるように感じます。
問題の本質(政治家・官僚・企業・マスコミの連合体)も似たような感じですし。
また、ここに書き込んでいる人々の馬鹿馬鹿しい理論は、ネットの中でしか通用しません。
おそらく、世間一般ではまともに相手にされない人々が、ここに集って書き込んでいるのでしょうけれど、多くの常識ある人が見たら、ここに集まる人々の馬鹿さがよくわかります。
実名で一人の医師をターゲットにして有ること無いこと書き込むことで、世間に相手にして欲しいのでしょうけれど、このような行為は、逆に、ますます世間から馬鹿にされるだけです。
医師となのるのであれば、このような見苦しいブログはやめるべきです。
そしてここに書き込んで集まっている人々も、自分の書き込んでいる意見は世間一般では全く相手にされていないと言う事を自覚したほうが良いでしょう。
こちらのブログに都合の悪いコメントですので承認されないとは思いますが、あまりにも度が過ぎていることはご自覚ください。
この小児科医の方には、その地で子供たちをとどめることに尽力したことが、後々、子供たちにどう出るのかによって、あなたという人間が、奥底の底まで、問われるであろうという事は、ご自覚ください。僕は、お名前も、この主張も長年記憶するようにいたします。
一体、あなたはどこの部分が「馬鹿馬鹿しい理論」とお感じになられたのでしょうか?
あと「世間一般ではまともに相手にされない人々」
とか「ここに集まる人々の馬鹿さがよくわかります」とか、あなたは一体何を持ってそこまで人を見下す発言をされているのですか?
あなたが書いているのは「世間から馬鹿にされるだけです」とか「多くの常識ある人が見たら」とか「世間一般ではまともに相手にされない」とか、やたら世間が出てきますね。
世間体だけを価値観として生きているようですが、
あなたの考えている世間って何ですか?
新聞やTVや国や県が言っていることでしょうか?
それなら明らかにこのblogは異なりますね。
でも、それだからと言って「馬鹿」とは限りませんよ。
具体的にどこら辺が「馬鹿」か指摘してください。
自覚してますよ。ガリレオの地動説が全く相手にされなかったことも。それでも地球は回っているのです。
こちらの院長先生の書かれるブログには、感謝しております。 同じ福島市民でも いろんな考えがあるのは、仕方のない事だと思いますが、
院長先生や、ここに書き込んで下さる方や、直接 国や東電に声を上げて交渉してくれた人達がいたから我々は、少ないながらも賠償金を、もらえたんじゃないですか?
今 福島県に必要なのは、「大丈夫 大丈夫
事故は、あったけど なにも変わってないから・・あんまりツッコマないでね・・(汗)」じゃないとおもいます。 私の父や母も 近所の若い夫婦だって、好き好んで、空間線量が、0.7とか
の土地を買ったでしょうか? みんな被害者なのでは? 私は 遠い地から 私達のために 声を上げてくださる 院長先生に感謝しております。
「Dr.陽子の診療日記」を読ませていただきました。2011年8月29日付の日記の内容が気になったので、コメントさせていただきます。
>本当のことはわからないから、というご意見もあると思う。
>なにせ、世界でも初めての事態なのだら。
やみくもに「安心だ、大丈夫だ」とは言えない、
>先のことはわからないのだから、「わからない」としか言いようがない。
>確かに、その通りだ。
これを読むと、先の影響が分からないことは自らが認めていますよね。
ところで、これは、ベラルーシ(日記の別の日ではロシアと書いてありましたが、正しくはこちらです)に単身渡ったあの首長さんの意見ですね。私は、単にその方の講演会を聞いただけではなく、僅かな時間ですが直接話しをしています。自らの立場上から講演会では言えないような露骨な発言も聞いています。
>でも、「わからない」と答えることが、本当に誠実なのだろうか?
>人は、先の見通しがつかないことに、不安を覚えるものだ。
人は、先の見通しがつかないことに不安を覚えるというのは、同意します。しかし、自分でも分からないことを人に安全だと伝えて、それが後になって間違えだと分かったときの人の感情は、如何なるものでしょうか? 信じていた人に裏切られたと思い、恨みを抱くでしょう。その不安よりも心の傷は深いものとなりますね(そのときは、体にも深い傷がついてますが)。「分からない」のですから、大丈夫である可能性もあることも否定しません。しかし、仮に弾は100発に1発だけだからといって、ロシアンルーレットに自分の子どもを参加させたいと思う親がいるでしょうか?
>これから10年・20年・30年にわたって、
>「いつか、がんになるかもしれない」という不安をかかえて成長することと、
>「もしかしたら、がんになることも万が一にはあるかもしれないけれど、
>ほとんどは大丈夫」と信じて成長することと、
>どちらが、子どもにとって幸せだろう?
子どもにとって一番の不幸は、不安を覚えて生活するよりも、将来癌になることです(癌以外の病気もありますが)。根拠のない安全安心を伝えるよりも、その癌になるリスクを少しでも軽減する対策を伝えることこそ、最も必要なことではないでしょうか? ご存じだとは思いますが、放射性物質は徐々に減っていきますから、その対策は、早い時期こそ必要なのです。
>「もしかして、放射線のこと、心配なの?」
>と聞くと、ほとんどの子ども(おもに小学生以上ですが)はうなずく。
>大丈夫だよ、放射線のせいじゃないよ、と伝えると、
>みんな明らかに、ぱぁっ、と安心した笑顔になる。
小児科医として接している子どもを不安にさせたくないという貴方の気持ちは分かります。私だってそうです。しかし、例の論文は、誰を対象に書かれていたのですか? 子どもたちが読むようなものですか? 大人には、やはり真実を伝えるべきではないでしょうか? 自らが影響は分からないと認めているのですから。
>書店に行けば、「放射線対策」「放射線Q&A」などの本が平積みだ。
>しかもそのほとんどは、にわかジャーナリストやら、似非専門家のもの。
じゃあ、著者の経歴を確かめていますか? 例えば、貴方が暴言呼ばわりした青酸カリと放射性セシウムの毒性を比べた大学教授は、元・原子力安全委員会の委員ですよ。あの首長さんは、チェルノブイリの現状を肌で知っている人ですし。スリーマイルから取材を続けているジャーナリストもいますし。「放射線医学の専門家ではないわたし」(2012年2月21日記事)の方が、よほど似非専門家ですよね。
反論できることがあったら、幾らでも言ってください。
なお、著作権について予め言っておきますが、これは、引用の形式を採っていますので、著作権法違反にはなりません。まあ何か文句を言ってきても、私に著作権のことなど言うのは、釈迦に説法なのですが(院長先生は、私の職業を知っています)。
アレルギー医者が処方するのは軟膏だけではなく、例えばフルタイドのような吸入薬やプレドニンのような錠剤も含めての事で、たぶんこの人は小児科でなく皮膚科のアレルギーに特化した事を指摘していると思わせたかったのでしょうね。
アレルギーって身体が悪いものを排泄しようとしている症状。中には免疫異常で事故細胞を破壊するようなのもあるかも知れないけど、殆どは食事、洗剤を変えるなどの生活習慣を改善させた後、身体の毒素を排出するまでは症状を抑える方法はないと解釈してます。お医者さんもそんな指導やってたら、症状無くならないからヤブ医者扱い、時間はかかるし儲からない。そこで出たのがマジックドラッグのステロイド。
特に錠剤で内服するものは短期間でも頭痛などのリバウンド症状が出ますし、自力でホルモン分泌させる機能を低下させてしまうので、自然治癒力を退化させ、結果アレルギーなどが引き金で起こる身体の2次的症状が激化してしまう→
急性症状を抑える為にステロイド→ループ→おいしい
吸入に関しても同じで、一時的な症状を抑える事は可能、しかし生活習慣など根本的な指導をしない西洋医学では表面的な症状を抑えるにすぎず、患部の炎症の治癒に関しての根本的な治療はなし。拡張剤などの対処療法だけ。再発の際にはステロイドをどうぞ。ですよね。
ある国では麻薬代わりにステロイド漬けにし薬の副作用のむくみを利用して子供を大人っぽく見せかけて売春させている所もあるそうですから。
医薬品業界としておいしい存在の薬であることは間違いないとしても、
アレルギー学会のスタンダードって、要するに治療できないよ!ステロイドなら治ったように見せることが出来るし、症状も軽くなるよ。その時だけは!!って医者が自分は無能で薬だのみって公言してるようなもの。
恥ずかしげもなく、学会のお墨付なんて、身内にしか通用しない権威を出すところなんか、
まるで除染ごっこのどこかの県のやってることと重なりますねって書いたんですよ。
学会や製薬メーカーから送られてくる資料をよんで悦に入ってるお医者さん。ここに書き込んでる多くの人たちは、自分自身で良いものも悪いものも振り分けて、一生懸命調べて勉強しているんです。かごの中にいるあなた方よりよっぽど現実見てますよ。
まあ、それ以外の治療法を確立されているならべつですがね。
>わたしどもは、原発事故発生当初、もしかしたら全県に避難勧告が出されても、自分達の患者さんたちをしかるべきところへご紹介するまで、ここに留まろうと考えていました。
医師としてこの地を逃げ出す訳にはいかない、その気持ちだけで、これまでも、これからも、過ごす覚悟でおります。
覚悟の上の割には楽観論をまき散らしているようで、信念のない中身は矛盾ばかりですね。
放射線によって(2次被曝は考えず)病を発見できる神の技を持つ医者にとって放射能は必要悪。交通事故の死亡率とかとくらべてね...
だから御用医者なんてつけられたら、逆に認められたと勘違いして喜んでいるかも。
都合の悪い症状が現れたら、別の病気やストレス、本人の無養生のせい、精神疾患etc.
これからどんな病名が誕生するのか、またその病気を発見するのはどんな医師なのか、注目していくとしますか。
なるほど、なるほど。
あと、子どもに上っ面だけの安心を与えて満足して、子どもの心と本質的な接触をしない。というのは、市川先生だけじゃない、現代の多くの親や教師、大人たちが抱えている病理なんでしょうねぇ。
権力側にべったり寄り添って国防婦人会や愛国婦人会みたいな活動をしていて、権威とは対極に位置するというのはこれ如何に。
自分がはっきり分らないことをあちこちで「医学的に問題ないです」って吹聴しないで下さいよ。
分らないことは素直に分らないと言える勇気を持ってください。
「子供を不安にさせないため」と言いますが、それは言い訳です。
あなた自身が本当のことを知るのが、言うのが、怖いのでしょう。
医師なら、同じく真摯に放射能による健康被害と向き合った先輩医師達の意見に耳を傾けて下さい。
権力の手先となって活動している医師たちの後を追わないでください。
あなたは福島で起きている放射能による健康被害について知っていることを正直に話して、書いているのかも知れません。
それが「健康被害はない」という結論かも知れません。
しかし、こういうことは考えたことがないですか?
安全を吹聴して周っているあなたの所には、被曝による症状かも知れないと考えている人は来ない。
病院にも、個人的にも。
話すらあなたの耳には入ってこない。
そして、あなたもまた来院した人の病気を最初から全て放射能と無関係として扱っている。
結局、あなたの世界では放射能による健康被害はない。
しかし、それはありのままの現実ではなく、裸の王様のように、現実世界からはズレテている可能性がある。
一度全ての固定観念(自分は福島に住んでいる・自分は既に相当被曝している可能性がある・自分は医師である・自分は開業している・自分は夫がいる・自分を頼ってくる患者がいる)を捨てて、資料を調べてみてはいかがでしょうか?
そうすればたとえ考えが変わらなくても
「私はこの見解を信じている」
としか言えなくなると思います。
著作権にお詳しいようなので教えてください。
この間、ある人がデザインしたものをある人が製品化した置物を買ってきました。
この写真を撮って、ブログに掲載する時は、許諾が必要なのでしょうか?
買ってきたものはぼくの物なのですが、作った人やデザインした人は別の人なので良く判らないです。
ご教示いただければ幸いです。
単刀直入に言うと、それだけの情報では、必要とも必要ないとも言えません。
著作権は、著作物に対して与えられる様々な権利(支分権と言います)の集合体なのですが、その支分権のうちで中心となるのが複製権です。この複製には、著作物を写真に撮ることも含まれます。
ある人がデザインした置物ということですが、美術工芸品であれば著作権法の保護対象となる著作物として明文規定があります。が、一般的に工業デザインの場合には、著作権法の保護対象となる著作物とは考えられません(意匠法の保護対象となります)。
また、写真を撮ってブログに掲載する場合でも、例えば、その製品の批評を行うために必要な限度での複製であれば、引用の要件を満たすものとして著作権が制限される場合があります。
ところで、この記事の本題に戻りますが、例の似非専門家は性懲りもなくテレビ(福島のメル友へ 長崎の被爆者より)にまで出演しています。
まあ、この番組は、NHKの良心であるETV特集のもので、むしろおかしな意見を述べるバカ医者と見えなくもありませんが。といっても、そのバカ医者の講演を聴いた母親が何も分からないまま娘に説明するところも出てきているので、微妙ではありますが。
例の似非専門家は、私の言うことに全く反論できないようですが、今後、どのように処置したらよいですかね? 似非専門家の開設している掲示板にでも書き込んでみますかね?