毎日新聞の記事

原爆投下直後のアニメ(閲覧注意)
はだしのゲンは、20カ国語に翻訳されています。それは、真実を述べているからで、

このような本があります。
EDUCOMICS
I SAW IT
THE ATOMIC BOMBING of HIROSHIMA
A SURVIVOR'S TRUE STORY by Kenji Nakazawa
中国新聞に掲載された中沢啓治氏の連載の中には、次のように書かれていました。
単行本の出版でも苦労した
週刊少年ジャンプで連載していたのに、集英社が単行本にしないのはなぜか。社名が残るからいかん、って。雑誌だと「読み捨て」できえていく。「我が社が出した作品じゃないんだ」という物の考え方をしている。上層部がそうなんだよ。
おなじ週刊少年ジャンプで連載した「オキナワ」なんて、輪転機が回れば単行本として出るところだったのに、上からストップがかかった。「集英社の名が残る」って。何を怖れとるんかね、言論抑圧ですよ。
結局「ゲン」の単行本は、知り合いを通じて別の出版社から出した
「はだしのゲン」の英語版第一巻が1978年に完成した
20以上の言語に訳されているんじゃないかな。げんははだしで世界中を駆け回ってるんですよ。14カ国語まで出版されていて、英語やロシア語、タイ語は全巻ある。
訳すのは、留学生やボランティア。ドイツ語は、ドイツラジオの日本支社の日本人女性が「ぜひドイツ語に」と言って訳した。そこのドイツ人の支社長がベッドに寝転がって読んでたら、だんだんと起き上がって最後は正座してワンワン泣いた、って。「漫画を読んでこんなに無いことない」と。やっぱり効果あるな、と思ったね。
マンガは今、世界の文化になっている。これからも、いろんな言語で描かれるといい。
なぜ、原子力発電と原子爆弾が同等に語られるのか。原発と原爆はおなじもの・・橋爪文氏を読んでいただきたいのですが、
「CIAは正力を利用した。正力は日本の発展に原子力が要ると信じたようだが、米国は、被爆国の日本での原子力推進がほかの諸国への宣伝になると考えた。米国の工作で核兵器と原発は別物との考えが日本に定着してしまった。」
(橋爪氏)
一番怖いのは、近い将来世界のどこかで原発事故が起きるだろうという確信みたいなものがあった。広島に行ったら毎日フランスからインタビューがあった。
・原爆と原発はおなじモノですと答えました。
・作る過程も同じですし、核を燃やすのも同じ、放射能の被害があるのも同じだから、 同じですと答えた。
・放射能という意味では全く同じ。
この認識を持たないかぎり、原発の本当の黒幕は見えてきません。
このように素晴らしいはだしのゲンですが、なんとこの平和教育に文句をつける集団がありました。
'12/7/21
「ゲン」平和教材採用中止を
広島市教委が平和教育プログラムの教材に漫画「はだしのゲン」を採用したのを受け、「平和と安全を求める被爆者たちの会」(秀道広代表)は20日、採用中止を求める要望書を市教委に提出した。
要望書は「作品は一方的な思想描写が盛り込まれている。平和教育の創造には作品が政治的・思想的に中立な題材を選択することが重要」としている。
中区役所を訪れた会員から要望書を受け取った市教委の担当者は「一つの意見として受け止める」と伝えた。
市教委は2013年度から、平和教育プログラムを全小中高校で実施する予定でいる。本年度はモデル校で試行している。はだしのゲンは被爆後の広島で力強く生きる少年を描いた漫画家中沢啓治さんの代表作。小学3年生向けの教材で採用した。
言論の自由は尊重しなければなりませんが、いったいこの、平和と安全を求める被爆者たちの会とは、なにものでしょうか。こういう??と思ったら、グーグルで調べる癖をつけることです。まず、代表者

広島大学の教授で、NIHに留学経験あり。さすが、広島大学
次に、
「平和と安全を求める被爆者たちの会」 の設立趣意書平成22年5月15日から
私たちの活動内容は次の通りです。
1. 初めての核実験が行われた米国アラモゴート周辺だけではなく、中国ウイグル地方及びそれに隣接する諸国でも核実験の被害が続いている事実を踏まえた、さらなる核兵器の使用を回避するための研究と活動の推進。
2. 広島、長崎、および前項の被害者の救済と広報活動。
3.核兵器および平和目的の原子力利用により新たな被害者がおこりうることを想定し、その被害を最小限に留めるための研究と国民的取り組みの推進。
4. 戦争を回避し、私たちが自由で独立した国民として存続し続けるための様々な方策の研究
被害者が怒りうることを想定している時点で、他の反核団体とまったく違います。唯一評価できるのは、フクシマを先取りしていることでしょうか。この団体は、原発と原爆がおなじものであることをじつは認めています。
そして、この回が主催する勉強会

この田母神氏は、今回のまったく不十分なフクシマ避難範囲を
平成の強制連行2011-05-06 22:01:36
菅野村長は村にやって来た福山官房副長官に対しても、避難の必要はないのではないかと意見を言ったが、福山氏は『菅総理はやり過ぎくらいやるのがいい』と言われているとの一点張りだったそうだ。放射線強度が徐々に下がっているのにもっと柔軟に対応できないのだろうか。避難指示が出る前にも村長に対しては、全く相談が無かったということである。総理の政治的パフォーマンスのために住みなれた村から全員が追放されてしまう。これは平成の強制連行ではないのか。
このような考え方の人間を呼ぶところからして、この回の本質が垣間見えるというものです。何か変な記事を見つけたら、かならず名前と会を検索して、どう言う団体がどのようにつながっているかを自分なりに理解するようにしましょう。そうすれば、2度とは騙されることはなくなるはずです。
◆関連ブログ
血を吐いて亡くなった親方とはだしのゲンの類似点2012年02月14日
原発と原爆はおなじもの・・橋爪文氏2011年10月02日
黒船は決してやってこない2012年04月28日
タグ:はだしのゲン
代表は被爆二世らしいですが、山下俊一氏もそうでしたね。
かの国がスカウトするのにもってこいの人材だったのでしょうね。
その逆に原発や放射能に対する田母神氏の見解には、強く反対します。こちらは「裸足のゲン作者」が正しいと思います。
というわけで、はだしのゲンの放射能関連の部分だけを、反核の資料にして欲しいと思います。
それにしても何故、国を愛すると主張している人が、汚染を擁護し原発を推進するのか全く理解できません。
また、原発に反対し日本の自然を愛する人が、なぜチャイナが行った日本人虐殺から目を背け、旧日本軍の罪(私はこのようなものはなかったと主張しますが)ばかり糾弾するのか、これも理解できません。
どちらも偽者なのでしょうか?
自ブログですいませんが
2012.8.6NHKスペシャル「黒い雨」を見ていて考えたことがあります。
一度見て下さい。
もしかしたら、内部被曝というのはWBCで
その程度を測れるものではなくて、強力な
被曝経験が、一定の割合で健康障害を起こすかもしれない、という考えです。
ぬまゆさんがWBCを意味がないというのも
頷けるかも。
詳細は不明ですが、広島系(ABCC系)の放射線医師(札幌医科大学の高田純ら)と、アレバ・グループつながりの人種差別・国家主義者(田母神など)がリンクした団体「真/広島長崎平和集会」と関係があるかもしれません。
http://ochntpm.shichihuku.com/
真/広島長崎平和集会
上記団体は、本質的に日本の核武装を支持するイデオロギー色の強い団体で、「被爆者の会」「平和団体」と称しているのは、被爆者ブランドを利用して、核武装を推進するための偽装です。高田純のように、核武装=原発推進=福島の被爆の隠蔽といった分かりやすい図式が当てはまる人たちです。「平和と安全を求める被爆者たちの会」は、ここまでイデオロギー色はないかもしれませんが、どこか同じ匂いがします。
広島・長崎で行われている「被爆者の政治利用」が、将来福島でも横行するのだろうと思うと、不快感を禁じえません。
人間は本当に愚かですね。
「はだしのゲン」でも、あの町内会長親子も被曝したわけですし。そういやあの町内会長、戦後は保守派の議員になってましたっけ。
この漫画を6年前に小学生の息子がSFの日本語補習校から借りてきた時、私は最初「まんがかぁ。」と思いましたが、一冊手にして数ページ読んだ途端、のめり込んでしまいました。辛くて何度涙ながらに読んだことでしょう。日本で読んだ娘達も又読み直し、家族で読んだのを思い出します。あの本には、マンガにして目から訴えなければ伝えられない真実が実に素直によく描かれていて、原爆の恐ろしさが誰の魂にも響いてきます。
「原発と原爆は同じもの」全くその通りです。「はだしのゲン」が書かれた頃はまだ日本には原発が54基もなく希望と未来が有った。何故世界で唯一の被爆国が、しかも人口密度が高く地震大国の日本が、危険な原発にこれ程のめり込んで行ったのか?世界中で最も愚かな国と言う気がします。さらに事故後の対応も旧ロシアよりお粗末で、世界中に日本の恥の上塗りの連続です。
頑なに原発を推進してこの事故を起こした方達が、深く恥じ入り今方向転換しなければ、日本の存続は危ぶまれるでしょう。「原爆は怖いが原発は怖くない」とでも思ってるのでしょうか?この国に原発を抱えることは、何時自爆してもおかしくない原爆の上に暮らすと言うことです。
松浦辰男氏ら(村の人みたい)
上記内容では、黒い雨や入市被曝が0.3とか0.8SVとかの強力な被曝効果があったとする説を説明しています。
その中で面白いのが、それを証明する為に、逆に被曝の初期症状が500mSV以下でも充分起きうること。そして、健康被害を続発しうることを強調してしまっている。
内部被曝の話しは出ないですが。
なぜなら「国に見捨てられた」と強く感じた人間は、もうアナーキストになるしかないのです。被ばくした上に差別され、放射能の後遺症に苦しみ、様々な屈辱を受け、国から見捨てられた辛さが、どのようなものか想像を絶するものがあります。だからこそ、このような国家なら無い方が良いと結論づけられてしまうのです。
もちろんアナーキズムが社会に広がるのは良い事ではありません。国力を下げる可能性があります。
しかし今の日本の政府の福島での対応をこのまま続ければ、チェルノブイリで事故後4〜5年後からはじまった悲劇を繰り返す結果となり、アナーキズム的な考えの人が増えてしまうかもしれません。
すこし喩えが適切ではないかもしれませんが、徳川家康が武田攻めの後、武田氏の家臣たちの命を助け井伊直政にあずけたこと、北条攻めの後、北条氏の家臣たちも残党狩りではなく、命を助け家臣として登用したことがありました。その後、命を助けられた人たちや、子や孫たちは幕府のために命がけで仕事をしました。
国を発展させるのは、カネではなく一人ひとりの国民、人間なのです。国の指導的立場にいる人間たちが、それを解っていなければアナーキストを生み出してしまうのです。
真実を正面から向き合おうとせず、避けることが放射能被害を拡大する根源と思えます。
平井氏の作品は、その根底に人間という生物への怒りや諦念が強く感じられ、ファンの間では、「人類ダメ小説」と言われておりました。一方「はだしのゲン」も、読んでみると、こりゃある種の「人類ダメ漫画」なんじゃないのか?と思わせる部分がかなりありますよね。