2012年09月12日

前もって保健の先生に相談を(北九州ガレキ焼却)

 熊大に新しく(といっても5年程度前になりますが)赴任された精神科の池田学教授
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 認知症を専門にしておられ、講義もうまく、何度も拝聴したことがあります。その中で、印象に残っている講義内容をご紹介します。(意訳)

 認知症がすすんでくると、だんだんと被害妄想が出てくる。たいてい、一番世話をしてくれる人が被害を被ることになる。普通はお嫁さん。「アンタが、わたしの財布、金を取った」と義母から何度もいじめられて精神的にまいってしまう。そうなることは医師ならばわかっているのだから、そうなる前に
「認知症の方はぼけがすすんでくると、一番世話をしている人に対して被害妄想を持つものですよ。もし、財布を取られたというように言われたら、それは自分が最も世話をしているからだと自信を持ってください。」
と一言言ってあげておくと、お嫁さんが仮に盗人呼ばわりされても、ニコニコしながらやってきて
「先生、おかあさんから盗人呼ばわりされました。これは、私が最も世話をしている証拠なんですね。」
と言ってくれる。あらかじめどうなるかを教えてあげるだけで、その人の気持ちの持ち方が全然違う。

そういった内容でした。

 さて、本題。昨日、宮城県石巻から、放射能がふんだんに含まれた木質ガレキを北九州で燃焼するために、船積みされて現在北九州港に向かって着々と進んでいます。

石巻がれき、北九州に コンテナ船が出港、宮城初の海上輸送
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石巻市のがれきを処理する北九州市に向け、船に積み込まれるコンテナ=10日、仙台市宮城野区の仙台港
 東日本大震災で生じた宮城県石巻市のがれき処理を一部引き受ける北九州市に向け、可燃性がれきを積んだコンテナ船が10日、仙台市宮城野区の仙台港を出港した。宮城県内のがれき広域処理で、県外に海上輸送されるのは初めて。
 第1便で運ばれるのは、木くずなど749トン。がれきの入ったコンテナ110台が石巻市の中間処理施設からトラックで運ばれ、ガントリークレーンで船に移された。作業は順調に進み、午後4時50分ごろに出港した。
 北九州市で5月にあった試験焼却では、一部の住民による激しい抗議活動が起きたことから、宮城海上保安部(塩釜市)が小型艇で海上の警戒に当たったほか、宮城県警も港周辺に警察官を配置した。混乱はなかった。
 宮城県環境生活部の松崎富士夫参与(震災廃棄物担当)は「北九州市でがれきの処理が始まる意義は大きい。被災地のがれきの山が小さくなっていくことを願う」と述べた。
 コンテナ船は13日朝に北九州港(北九州市門司区)に到着し、17日にも焼却を始める。県は週1回、がれき600〜800トンの海上輸送を繰り返す。北九州市は市内の焼却工場3カ所で、年度内に2万3000トンを処理する計画。
2012年09月11日火曜日


 もう何度も紹介していますが、重要ですので、どれだけ石巻が汚染されているかのグラフ
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次のグラフと比較すると、石巻が大気核実験最盛期の1000倍以上の放射能で汚染されていることがよくわかります。(小さい色スケールをご覧ください)
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 この濃度の放射能ガレキを燃やせば、必ず健康被害が出ます。このような低線量のセシウムが飛散した場合に、どのような症状が出るか。こちらのレポート もご覧ください。
・鼻血、40℃をこえる高熱
・耳鳴り、めまい、頭痛、発熱、喉の痛み などのインフルエンザ様症状
・下痢、嘔吐 などの消化器症状
・全身倦怠感などの病気とは言えないような 元気の喪失
・学校全体で見ると、欠席者の急激な増加(学級閉鎖基準になるような)

とりわけ子供に出やすいのです。今の予定では、9月17日(月)−祝日から燃やす予定です。おそらく被害が出るのは、九州全域、中国、四国地方 そして、 韓国南部にまで及ぶと思われます。(そのように広範囲に健康被害を起こし、東北、関東の健康被害をマスクすることが本当の目的)

そして、この健康被害を引き起こすために、わざわざ1000キロ以上も離れた場所まで運んで燃やすのです。(なんと、パリ、ローマの距離) Twitterより
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 学童期の子供がおられるお母さん、お父さんに、9月18日(火)からおこる健康被害の怖れを保健室の先生に前もって伝えていただきたいのです。燃やしたあとから、あれは北九州で燃やしたためだと言っても信用してくれないでしょうが、まだ欠席の子供がほとんどいない今の時期に、その懸念を伝えておけば、欠席者が急激に増えたときになにかしらの信号を保健の先生達も感じてくれるはずです。前もって話しておくと言うことは、冒頭でご紹介したエピソードのようにひとの心に残ってくれます。

 電話して懸念を伝えるだけです。どうぞ、お願いいたします。

◆関連ブログ
モニタリングポストを設置してまで、ガレキ燃焼に走る北九州2012年08月21日
2012年06月06日
戦時中と瓜二つのマスコミと世論(絆に騙されないために)
枯れたツツジと鼻血を出す生徒たち−北九州からのレポート2012年02月07日
posted by いんちょう at 22:59| Comment(25) | 原子力
この記事へのコメント
12日、妻と小倉へ行きました、感想を書き込ませてください。

北九州から20時過ぎに帰宅しました。

【お礼】 FBフレンドさんからの急なお誘いでしたが、そのフレンドさんへ誘ってくれた事に感謝をしております。手作りの横断幕を準備してくれてありがとう。

【個人的感想】
@ 主催者がキチンと警察へ道路使用許可を取っていたために行進中はずっと警備をしてくれていた。信号機を全赤信号に切り替えてくれて参加者の安全のためにパトカーが先導、一緒に歩いて警備にあたってくれていたことに感謝する。

 A 参加者は、福岡県内は元より山口県、大分県、佐賀県等遠方から朝早くから来ていた、自分が住んでいるところではないから無関心ではない気持ちに敬意を覚える。

 B デモ中に列からはみ出た市民を叱る警官に逆キレしていたところを見たが、残念な光景であった。

 C 弁護士が午後3時に、一旦解散宣言をされた。その時弁護士さんへの意見が少し乱暴に感じた。しかしながら人命第一という市民感覚からそれは理解している。

 D 夜7時すぎても、市役所に残っている市民の人に対して申し訳けない気持ちでいっぱいである。

 E 北九州市長は、キチンと市民に説明責任を果たすべきだと強く感じた。

 F ホンチャンの北九州市民に「危機感」が感じられません。

 G 今日の参加者の人々とお話しをさせていただきましたが、本当にこどもの将来を心配されていた事が分かった。

・・・ツイッターやfacebookでのフレンドさんと直にお会いすることができました。本当の「絆」が深まりました。今後も情報を共有しながら助け合って行こうと思いました。

他県の方は、私が小野先生の診療所の近くに住んでいる事を知ると、みなさんが羨ましがっていました(笑)
Posted by kawasaki at 2012年09月12日 23:39
院長先生、いつも有難うございます。

東電が英語でだけ公表したようです。福島原発事故でのセシウム放出量を見直した結果、チェルノブイリの4倍、広島原爆4023発分の量となっているようです。

http://www.examiner.com/article/fukushima-cesium-equals-4-023-hiroshima-bombs
Posted by 文旦 at 2012年09月13日 02:47
北九州でのがれき焼却は阻止したいですが、放射能による健康被害増加の懸念を周知していくことに賛成です。がれき以外でもキノコや魚など汚染度の高い食品を何も知らず食べたり、東北関東に旅行する人達が心配です。
宮城にいた時は数回嘔吐下痢になり、喉のいがいがを感じていました。周囲では、鼻血や下痢、肌荒れの悪化、薬も効きにくいしつこい咳などの症状が見られました。感染症も流行しやすく手足口病、インフルエンザ、胃腸炎など、大人子ども共に今までにない位多かったです。
アヤシイ食品を食べると口の中で鉄っぽい変な味がして吐き出したり、口では感じず食道を通る時にもぞもぞする違和感があったり、美味しく食べたのに食後急に腹痛下痢に襲われることもありました。
2011春は受け流していましたが、住む土地の放射能汚染をリアルに感じてから、何かおかしいいつもと違う症状に敏感になり、より気をつけて生活しようと思いました。私も周囲に伝えていきます。
Posted by 避難者 at 2012年09月13日 04:57
山口県の上関原発に反対する漁民たちの活動を、裁判所が禁止する判断を下しました。祝島の方たちが長い間、環境を守るために一生懸命してきた活動。
日本の司法って、なんなの?

最高裁判事、味村治(みむらおさむ)
1992年、伊方と福二で原発の安全性にお墨付きを与える判決を下し
1998年、東芝の監査役に天下り。

Posted by 三権分立?あははは at 2012年09月13日 06:31
わざわざ九州を汚染させた人間たちの名前を、絶対に忘れないでみんなで語り継ぎましょう。
Posted by 九州在住 at 2012年09月13日 07:35
中川恵一・東京大准教授が7日、飯舘村立飯舘中の生徒113人に「君たちは安全なとこにいますよ〜」と特別授業!教育現場に医師を派遣する朝日新聞社と日本対がん協会が主催する「ドクタービジット」を兼ねている。

だからさ〜、中川恵一は2011年3月に犯罪者確定されてるっつーの!
そんなヤツの授業を受けさせる教師も親も、狂っている。
それから、山下俊一にがん大賞を贈ったことといい、朝日新聞は重罪。
Posted by 刑務所へGO! at 2012年09月13日 07:57
熊本の新聞やテレビはほとんど報じていませんね。ちゃんと仕事せんかい。
Posted by 公害は無視? at 2012年09月13日 08:14
いんちょう先生お疲れ様です。

ダイオキシンを出さない焼却温度は800℃
セシウム137の沸点は641℃

以前、せんせいがバグフィルターの記事を書かれていたので、よく覚えています。

汚染がれきの焼却も税金で行われるわけですから、これだけの輸送費をかけてまでする契約の状況から攻めるくらいしかないのでしょうかね・・・。

福島原発事故後に東京から福岡に多数逃げたといわれる富豪の人々の動きも注視しておきたいところですね。
Posted by 陳 at 2012年09月13日 10:19
市民がいくら反対の声をあげても、行政側は馬耳東風。
私は東京在住で口内炎・歯茎出血・下痢・頭痛・青あざ等内部被曝と思われる症状が出て危険性をひしひしと感じているから抗議電話をしているのに、「はぁ〜。そうなんですか。でも国が安全だと言ってますし試験もして確認してますから大丈夫ですよ」という返答。
「なんでわからんのや!」と血が頭に上ってくらくらしてしまいます。
そもそも、焼却試験の測定方法(吸引時間が短すぎる等)がおかしいのに、検出されませんでした!って胸をはられても。。。
一番の罪は、環境省にあると私は思います。
まぁ、環境省にそういう態度をとらせている闇の指示者がいるのでしょうが。
すんなりだまされるというか上から言われたことは、疑いもせずはいはい従う市役所の職員にも腹が立ちます。
またマスコミ報道を信じ切ってがれきを燃やしてあげることが被災地の為になるのだ!と善人づらしている市民にもがっかりしてしまいます。
もやもやしっぱなしです。
Posted by korokotarou at 2012年09月13日 11:00
北九州に到着する瓦礫は絶対に燃やしてはダメですね。(鎌仲ひとみ監督は、放射能だけではなく津波による重金属の付着にも警鐘をならしていました)
今後の対応が気になります。

kawasakiさんのコメントにもありましたが、昨日は北九州市役所への抗議パレードありがとうございました。体調がすぐれず、足を運ぶことができませんでしたが、ずっとネット配信で見ていました。深夜まで本当にお疲れさまでした。
それにしても北九州市役所の対応はひどすぎます。

木下黄太氏のブログで知りましたが、昨日は衆議院議員の山崎誠代議士が北九州までいらしてたのですね。kawasakiさんもお話されたのでしょうか。
山崎代議士のブログには、市民の声、北九州市役所の対応の疑問、瓦礫広域処理には反対、などが書かれていました。

民主党の中で、ここまで言ってくれる人は稀有。
木下氏によると「山崎代議士は、野田総理や細野環境相に北九州のガレキ焼却中止を要請すると、住民グループに話した」とのこと。
最後の味方かもしれません。

自分もすぐに山崎代議士に「広域処理を中止してほしい」とメールしました。

■民主党衆議院議員 山崎誠
http://www.yamazakimakoto.jp/opinion

100億円以上の運送費をかけて九州くんだりまで運ぶなら、その費用で被災地の子供を疎開移住させてほしい。

被災地処理が可能な瓦礫を、わざわざ全国にばら撒き、一億総被ばくをもくろむ“広域処理”は断固反対、すぐに見直すべきです。


Posted by hanna at 2012年09月13日 11:07
先生、保護者への呼びかけ、ありがとうございます。私を含め市内の何人かのお母さんは、既に実行しています。

他の方々もお子さんが通う学校や保育園幼稚園に「お願い」に行きましょう。「安全」と思っていらっしゃる先生も多いと思いますので、できれば出向いて資料をお渡ししましょう。

FB情報ですが、お盆前後に大分在住の方の呼びかけで市内在住の保護者と連携して、北九州市内の幼稚園・保育園・小中高校へ注意をしてくださいとFAXを送ってくださっています。
Posted by ロッタ at 2012年09月13日 11:21
院長先生、

記事を拝読しました。私に何ができるかなと考えて、北九州市教育委員会学務部学校保健課(093−582−2381)に電話しました。ちなみに、同課は、給食も担当しています。

電話には、一回の呼び鈴で出てくれました。

私 「北九州市で瓦礫を来週から燃やすそうですが、それに関してお話したいのすが。」

受付「市民の方ですか?」

私 「ちがいますが、子供への影響を心配している者です。」

受付の方は、すぐに担当の方に代わってくれました。担当の方は、とても丁寧で物静かな方でした。悪く申せば、大変官僚的な物言いをなさる方でした。

私 「来週から瓦礫を北九州市で燃やすことになっているそうで、子供への影響を心配しています。私は、実家がホットスポットにあるので、311のあと、実家に滞在した後には、必ずひどい症状に悩まされます。発熱、悪寒、腰が砕けるのじゃないかと思うほどの生理痛、くも膜下出血の前触れかと思う程の頭痛です。突然、頭が割られるような痛みなのです。これらの症状は、311前に帰省した際には出たことはありません。だから、がれき焼却の子供たちへの影響を心配しているのです。東京でも瓦礫を燃やしていますから、成年の方が脳出血等で突然死されるケースが増えているそうです。放射能との関係は言えないということになっていますけれど。

今後、瓦礫を燃やすと、子供たちが、熱や鼻血を出したり、下痢やインフルエンザが流行ったり、子供に元気がなくなったり、学級閉鎖になるほど子供たちの欠席が増えたりするような懸念がありますが、どのようにお考えですか。そのような認識はお持ちですか?」

担当「北九州市では、瓦礫焼却の試験をして、安全性を確かめております。そのような症状はでないと試験的に確かめたので、[がれき焼却を]やるのです。」

私 「北九州市で安全を確かめたと。静岡の島田市では、試験焼却をして空間線量が上がったという事実がありますが、そのことはご存知ですか。北九州市でも燃やせば空間線量は上がると思いますが。」 

担当「島田市で線量が上がったことは存じています。でも、北九州市では試験焼却をして安全性が確かめられました。」

うーん、この担当の方は、島田市で空間線量が上がった事を知っているけれど、北九州市では試験焼却の結果、島田市みたいにはならないと考えているのかなあ。何をどう考えたら、「北九州市なら瓦礫を燃やしても安全である」と考えられるのだろうかと、担当の方の頭の中を覗いてみたくなりました。「神国日本」よろしく「神市北九州市」とでも思っているんだろうか。どうにもノラリクラリとしてらっしゃるとお見受けしたので、話題を変えました。

私 「お宅のホームページを拝見しますと、給食の食材は、県内産、九州産そして国内産というふうに地元に近い食材から使用すると書いてあります。そして、食肉は、九州産と山口産をお使いになられると。今後がれきを燃やすと、福岡産、九州産そして風下の山口産の食材が汚染されますが、どう思われますか。山口の人々がわざわざ北九州市までやってきて瓦礫焼却に反対しているのは、その人たちが風下に住んでいて影響を受けるとわかっているからですよ。放射能で汚染される食材を給食にお使いになられるのでしょうか。県内産、九州産、山口産の順番で食材が汚染されるように思いますが...」

担当「試験焼却で食材が汚染されないと確認されましたので、使います。」

試験焼却してからどのくらいの時が経ったのか、不勉強なのでとっさに思い出せませんでしたが、それほどの期間ではないはず。その短期間のうちに、試験焼却しても食材への汚染はなかったと本当に確認したのだろうか、どのように確認したのだろうか、給食に使用する九州全域および山口県の食材をすべて検査したとでもいうのだろうか...と疑問がいっぱい湧きました。

私 「あのう、放射能に汚染された食材があちこちに出回っていて問題になっているのですが...だから、瓦礫を燃やすと食材が汚染されるのではないか、と心配になるのです。」

担当「試験焼却の結果、汚染がないと確認されていますから。」

私 「試験焼却は、あくまでも単発的な焼却ですよね。それで食材に汚染がないと仰っている。でもこれからの焼却は、継続的に行われるものですよね。それでも食材は汚染はされないと仰るのですか。」

担当「試験焼却で、安全ということですから...」

私 「とても楽観されてらっしゃるご様子で...」(不謹慎にも私は、ここで苦笑してしまいました。私の苦笑が相手に伝わったのか、慇懃無礼なノラリクラリ氏もさすがにカチンときたらしい。同氏は、やや語気を強めて次のようにおっしゃいました。)

担当「楽観しているのではありません。試験焼却の結果、食材に汚染がないと確認されているのです。」

私 「そうですか。瓦礫を焼却しても食材に問題がないとの認識なのですね。」(ワザと明るい声で申し上げました。お役人にはゴマを擦ってさしあげなくちゃねと。)

担当「そうです。」


北九州市教育委員会学校保健課のノラリクラリ氏の言いたいことは、「試験焼却の結果、瓦礫焼却は安全である。だから、子供達に健康被害は出ないし、学校給食の食材も汚染されない。」それだけです。

「おツトメ、ご苦労様でーす!」と申し上げたくなりました。まったく中身のない見事な官僚的答弁でした。
Posted by 香港の主婦 at 2012年09月13日 11:26
最近ふと疑問に思ったことを問い合わせさせてください。

ホールボディーカウンターでガンマ線をはかれますが、外部被曝量をはかれないのではないかと思います。

ガンマ線は体を突き抜けてしまいますね?
核種が体にとどまることはないと思います。

ホールボディーカウンターではかれるのは内部被曝であって、つまり、空気を吸って肺に取り込んだ核種と、口から入った(飲食)核種をはかっていると思っていいですか?

原発で作業されているかたが計っているのは、吸気の被曝量しか量れないのであって、外部被曝量はガイガーカウンタ等でしか計れないと
考えていいでしょうか?
Posted by いつもありがとうございます at 2012年09月13日 22:14
瓦礫は工業製品のような均質のものではない。
試験焼却とはその一部分に対する試験に過ぎない。
それで、なぜ全体を安全と言えるのか?
Posted by ヤマボウシ at 2012年09月14日 05:15
福島被災者の惨状の拡散を: 原発問題さん等のblogより

-- “福島からのSOS!”  復興庁は2000万円の予算をだし、草刈などの仕事を被災者にさせている -- 

blog.goo.ne.jp/jpnx05

- 義援金は一家族につきたったの5〜30万円
  国からの見舞金はゼロ

- 生活必需品不足:支援は福島を素通りし、隣県の岩手、宮城に流れる 

- 東電からの賠償金、一家族たったの100万円は、仮支払いなので、返済を求められ、月賦で東電に返済中

- 仮設住宅は4.5畳、大家族は2x4.5畳と言う非人間的サイズ

- おやつを送って!! お腹を空かした子供達

- 南相馬市では、金銭的に窮地におちった被災者に大汚染地で草刈の日雇い人夫として雇い入れている。 その日当は3ヶ月たっても払われ無かったそう。

南相馬はあの東大の児玉教授が先頭にたって除染政策を進めている所。まさに、そこは、児玉教授の人間実験場と化した。


怒りと涙、
院長、この惨状の拡散をお願いします。


必視!!!
NHKスペシャル 東日本大震災 「追跡 復興予算19兆円」 (58mi)
Dailymotion で見ることできます。
復興は全く進んでいません。お金の行方は. . .

Posted by mic at 2012年09月14日 10:56
香港の主婦さん、

粘りましたね!
素晴らしい。

全然通じなかったようですが、相手は「問題はない」と主張し続けていたのだからそこで

「それでは、絶対に健康被害は出ないと保証する文章を
 教育委員会のウェブページに掲載してください」

とお願いしてみてはどうでしょうか?
それが出来ないのなら、保証はないということですからね。
Posted by 千早 at 2012年09月14日 17:40
福岡市在住です。
今日昼のニュースで、17日から焼却開始と知り、愕然としてます、、。確か、少し前に、北九州に持ってこなくても、自分の県で処理できるめどがついたとかいうニュースを見たので、立ち消えなってないかなと期待して油断してました。水面下で動いてたとは、そんなにお金が大事なんでしょうか。人の健康や命を守ることより、利権を得たり企業を守ることが重要なんですかね?
最近思うに、政治でもなんでも、お金や自分の仲間だけ大事派人種と、みんなの命や自然大事派人種に、国民がぱきっと二分されてるように感じます。テレビでも政治家など見てて、最近は、その目を見れば言葉は悪いですが、悪人か善人かすぐわかります。善人顔はほとんど見たことありませんが。瓦礫が本当に焼却されたら、大変なことになるので、ネットで呼びかけて、毎週金曜日に東京で行われるデモみたいな、あそこまで大きくなくても、毎日でも集まることって難しいのでしょうか?東京と違って、北九州は反対派に対しての弾圧がニュースで見ても、ひどかったので、デモをしたくてもあきらめてしまってる人もいるかもしれませんが。
Posted by aozora at 2012年09月14日 18:05
院長先生

いつもお世話になっています。
私は東京練馬区から家族と共に熊本へ移住してきました。
本日、子供の小学校と幼稚園(熊本)の担任の先生にお手紙を添えて院長先生の講演DVDをお渡ししました。手紙には保健の先生をはじめ他の先生方にも見ていただきたい旨も記載しておきました。
後日、東京でお世話になった先生方にも送付します。

多くの子供達と接している先生方に内部被曝について知ってもらうことは大事な事だと思います。
Posted by olivine at 2012年09月14日 21:14
5/23のこのブログをもう一度読み返しました。
北九州市 災害廃棄物の受入に関する検討会 構成員名簿
北九州に巣食うバカどもがずらっと並んでいます。悪徳御用の出光一哉(九大)や御用ライター、カネカネの商工会議所がくるのは通常運転としても。
いちばん許せないのは、医者とくに小児科医や、保育園の園長を長年やってきた女性、子どもの健全な育成をうたう団体の女性がいること。

■医師、中村 和正(九大病院 准教授 放射線部副部長)
■医師、岡崎龍史 (産業医科大学医学部放射線衛生学 講師)
■医師、田中 正章 (小児科医、(社)北九州市医師会理事)
■市民・市民団体
泉 優佳理(元 北九州ミズ21委員会 委員(第8期) )
北野 久美(北九州市保育所連盟 副会長、北九州市保育士会 会長 )
土井 智子(北九州市女性団体連絡会議 会長)

各団体に電話して、経歴を問い合わせましょう!
そして彼らの名前を語り継ぎましょう。
Posted by 許さない! at 2012年09月15日 07:31
8月26日、がれきの広域処理についての市民勉強会が、北九州市戸畑区で開かれた。整骨院職員の藤井あつみは、5歳の長男と1歳の長女を連れて参加した。 昨年3月の原発事故以後、藤井は食べ物への影響や子どもたちの健康被害を気にするようになった。政府は事故直後、「ただちに人体に影響を及ぼす数値ではない」と繰り返した。その不信がある。

そこにがれきの広域処理である。市は国の基準値を下回る重さ1キロあたり100ベクレル以下のがれきだけ受け入れることにしている。藤井は「放射線量が低くて安全といっても、それは確認できていない。全国に散らしてはいけません」という。焼却という処理方法にも不安を感じる。灰には放射能が凝縮する。煙にまじって放射性物質が飛散する可能性もある。

国は「フィルターで99.9%除去出来るので安全」という。しかしこれまでの経緯を見ていると、その言葉が信じられない。しかしこれまでの経緯を見ていると、その言葉が信じられない。

昨日今日の朝日新聞「プロメテウスの罠」の一部を転載します。国はこんなことをホザイテいるそうですが、私は何処かでフィルターメーカーが「放射能なんか除去できません」と明言した記事を読んだ記憶があるのですが、如何なものでしょうか?

そもそもフィルターなんてそんな仕様では作られていない筈だと思うのですが、間違っておりますか?
Posted by ハマの住人 at 2012年09月15日 16:25
「福島の子どもの避難・保養も、瓦礫の焼却阻止も、両方やるべきことですね。」と冷静に正しいツッコミをメーリスで入れましょう。なにもグループでやらなくても、一人でも活動はできます。スパイかどうか疑うなら冷静に観察しつつ、やるべきことを粛々とやりましょう。学校や園と話し合う、お店などで話題に出す、市議会に陳情書を出す、各所に電話しFAXを出す。
地元の方なら同窓会など知り合いもたくさんいるでしょう。案外、内心の不安を口に出せない人って多いですよ。話題にしましょう。それが長い目でみると効果的。すぐに危険性が理解できなくても、心にひっかかってくれればいいのです。
がんばって続けて、焼却総量を減らしましょう! 減らせば被害の確率も減るはず。

Posted by 九州他県より at 2012年09月16日 21:35
院長先生

一昨日に投稿した者です。
お手紙を添えて院長先生の講演DVDを幼稚園と小学校の担任の先生にお渡ししましたところ、幼稚園の副園長から昨日お電話をいただき、「今こそ大人の私達が行動を起こさなければいけないと感じました。まずは知る事が大切なので、幼稚園で小規模でもいいので勉強会を開催したいと個人的に考えています。開催する事になったらお手伝いしていただけますか。」と嬉しいお話しがありました。
小学校の先生も子供に「お返事が間に合わなかったけど、ありがとうと伝えておいて。」とおっしゃって下さったようなので、好意的に受け止めてくれたと思います。
Posted by olivine at 2012年09月16日 21:54
 こんばんは。olivineさんの先生へのご報告、思わず拍手してしまいました。すごいです。
 わたしは今日福井市に出かけましたが、なにも発言することなくへこんで帰ってきたところでした。olivineさんのコメントを読むまでもなく、つぎは自分の言葉で発言するぞって思いは前向きだったのですが、やっぱり、本当のところはへこんでたのでした。瓦礫のこと、食品のこと、原発のこと、避難のこと、いっぱいありすぎて思いだけが強すぎて表現ができない。でも、いろいろ準備して次はすこしでも伝えようと、また、思い直すことができました。やっぱり小野先生のDVD、伝わるんだなあ。ありがとうございました。
Posted by マツダマツコ at 2012年09月17日 00:23
北九州市は、公害を克服し、「環境モデル都市」として国内外から高い評価を得ているのだそうです。そして、北九州市ならではの環境修学旅行が企画されています。

北九州市に環境修学旅行 生徒向けページ
http://www.kcta.or.jp/shugaku/ayumi_kids.php


環境修学旅行のパッケージに興味がわきましたので、北九州市環境局循環社会促進部循環社会促進課(093−582−2411)に、問い合わせの電話をかけました。


私 「修学旅行のパッケージには、産廃処分場跡地での植樹というのはあるのですけれど、ゴミ処理場はみせてくれないのですか? 震災瓦礫の処理を生徒に見せてくれないのですか?」

受付のお姉さん(とても優しくて感じのいい人)「震災瓦礫の処理ですか?確認してみます。」

(1−2分待たされてから)

受付「工場にいったら、見られるそうです。工場は3カ所あるのですが、電話番号は...」

私 「あ、電話番号は自分でネットで調べられます。あのう、本当に見せてもらえるのですか。個人でも団体でも、子供を連れて行っても震災瓦礫の処理を見せてもらえるのですか?」(わっ、見せてもらえるんだ!と内心びっくり。)

受付「はい。工場に直接行って、そこで申し込みができます。学校の先生ですか?」

私 「いえ、先生じゃないのですが、子供に震災瓦礫の処理を見せてやりたいな、と思っている父兄です。あのう、それでね、子供を連れて行って、『ここで震災瓦礫を燃やして、人助けしているのよ』って教えてやりたいのですが...でも、もし突然、子供が鼻血出しちゃったりしたら、なにか対応してもらえるでしょうか。」

(受付のお姉さんは、私が言っていることがまったくわかっていない様子。)

私 「市役所のホームページを拝見しますとですね、仙台じゃなかった、えっと石巻でしたっけ、の瓦礫を受け入れる前と受け入れた後の放射線量は、0.08−0.09とかで変わっていない、と書いてあります。でもですね、一部の人たちが測ったところでは、0.2ー0.3なんですよ。これはかなり高い数字なのですね。」

受付「はあ...」(数字をわかっていないのか、突然放射線量を言われて困惑しているのか、どう答えていいのかわからない様子。)

私 「0.2−0.3というのは高い数字なのです。年1ミリシーベルトを超えてしまいますからね。まあ、一部の人たちが計測してネットに出した情報ですがね...だから、子供に瓦礫処理をして人助けってことを教えてやりたいのだけれど、もし、子供が変なことになっちゃったら、対応してくれるかしらと気になるのです...あのう、例えば、学校だったら、養護の先生とかいるでしょ?工場にも救急室とか、看護士さんがいる場所とかってあるかしら?そこで、子供に対応してもらえるでしょうか?」

受付「確認します。」(困ったお姉さんは、少々緊張気味でした。)

(再度待たされてから)

受付「あの、救急室とかってないので、工場内では対応できないのですが...」

私 「えっ?医務室とかって工場にはないの?」(「じゃあ、そこで日夜働いている人々が、怪我したり倒れたりしたらどうするんだ?」と突っ込みたいのを我慢。)

受付「ええ、ないそうです。でも、救急車とかを呼べますから...緊急事態ですから。」

(「子供の鼻血で緊急事態か」と苦笑してしまう私。でも、あくまでも丁寧に)

私 「じゃあ、子供が震災瓦礫の処理工場を見学にいって、万一、鼻血を出したり、倒れちゃったりしたら、工場のほうで救急車を呼んでくれるのですね。」

受付「はい。ほったらかし、ということはありませんから。」



昔だったら、ちょっと鼻Xソほじりすぎちゃったとか、夏の日盛りに遊んでいてのぼせちゃったとかで鼻血を出したものです。でも、放射能汚染された今時の日本なら、子供の鼻血は、被爆症状と考えてもおかしくないのですよね。

震災瓦礫処理工場の見学で、子供が鼻血を出したり倒れたりしたら「緊急事態」として、工場側が救急車を呼んで下さるとのこと。行政側が言った「緊急事態だから救急車」という文言は、どのような認識があって出て来たものなのでしょうか...

北九州市によれば、瓦礫の放射能は問題ないし、焼却しても安全なはずです。それゆえ、震災瓦礫処理工場を見学中の子供の鼻血は、単に鼻をいじりすぎたとか、のぼせちゃっただけの話のはずなのですが...

狐につままれたような気分になりましたが、北九州市の見学者へのご配慮の深さに恐れ入ったのでございます。
Posted by 香港の主婦 at 2012年09月24日 10:48
北九州で、瓦礫焼却が始まり、およそ2ヶ月。
二ヶ月間、毎日、痰がでます。
目の具合も悪いです。

化学物質が付着した瓦礫を千キロ離れた場所で燃やすのは、モラルハラスメントです。

選挙では、燃やさない党を選びたいです。
Posted by mayumi at 2012年12月10日 11:35
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