
On Wednesday, TEPCO released estimates of the amount of Cesium leaked from Fukushima that are 24 times higher than previously thought and equal to 4,023 Hiroshima bombs.
On Wednesday, TEPCO released revised estimates of the amount of radiation leaked from Fukushima.
The new estimated calculated the level of cesium released to be 360,000 tera becquerels.
That is 24 times higher than last August's estimate and represents a cesium leak equal to 4,023 Hiroshima bombs
本当だとしたら大変なこと(まあ、これ以上漏れ出たと私自身は考えていますが、それでも東電が本当にそうだと認めたら、凄いことではあります)
この元の記事は、
TEPCO estimate sees more radiation than NISA's
TEPCO combined the two methods and repeated its calculations under different conditions. It reached a final estimate of 400,000 terabecquerels of iodine-131 and 360,000 terabecquerels of cesium-137.
(May. 24, 2012)
そして、まことしやかに東電は、英語で発表したのみで、日本語では発表していないなどと言うもっともらしい尾ひれがついてきました。本当でしょうか。このようなショッキングなレポートを東京で発表しながら、日本で一切報道がないことがあり得るのか。事故直後ならいざ知らず、現在ではそういうことが起きるとは思えません。この大げさな報道を真に受けて、4023倍の数値だけを本当のソースを確かめもせずに、吹聴するとそれ以外の全部がウソと思われてしまいます。あらゆる数値は自分で確かめてから、話すようにしましょう。まず、基礎資料
福島原発の放射性物質の放出量は、すでにチェルノブイリの7〜12%に、保安院、安全委員会発表 - 11/04/12 | 18:09

Cs-137を40倍するとヨウ素換算になります。
一番最初に書いてあるヨウ素換算 37万テラベクレルは、1000万キューリー これは、50万キロワットの東海原発の炉心2%が漏洩した場合の事故試算となぜかしら同一なのです。私のブログでも紹介しています。
そして、広島原爆の放出量計算は、

こういった基礎資料を見ておきましょう。東電の公式プレスは、ホームページに紹介されていますし、私もこの時の発表はブログにまとめています。
この発表資料から、

PBq=1,000TBqですから、I-131 500,000teraBq, Cs-137 10,000TeraBqとなるはずが、さきの4,023倍の記事では、Cs-137 360,000TeraBq と示されています。よくよく日本語のページを見てみますと、
また、海洋への放射性物質の放出量については、評価期間を平成23年3月26日から同年9月30日として評価を行い、その結果、ヨウ素131で約1.1×10E16ベクレル、セシウム134で約3.5×10E15ベクレル、セシウム137で約3.6×10E15ベクレル(3,600テラベクレル)と推定しました。
恐らく、この海洋への放出量の単位を読売新聞が3桁勘違いして報道し、それをみて4023倍だと報道してしまったのだろうと思われます。
では、実際はセシウム137換算でどれほどだったのか、
1.1x10E16 ÷ (8.9x10E13) =112倍
あれっ、168倍じゃなかったかと調べてみると・・
政府が、東京電力福島第一原発の1〜3号機事故と、一九四五年の広島への原爆投下で、それぞれ大気中に飛散した放射性物質の核種ごとの試算値をまとめ、衆院科学技術・イノベーション推進特別委員会に提出していたことが分かった。半減期が約三十年と長く、食品や土壌への深刻な汚染を引き起こすセシウム137の放出量を単純比較すると、福島第一原発からの放出量は広島原爆一六八・五個分に相当する。
福島第一原発事故は今年六月の国際原子力機関(IAEA)閣僚会議に対する日本政府報告書、広島原爆については「原子放射線の影響に関する国連科学委員会二〇〇〇年報告」を基に試算されている。
セシウム137の放出量は、福島第一原発1〜3号機が一万五〇〇〇テラベクレル(テラは一兆)、 広島原爆が八九テラベクレル。このほかの主な核種では、福島事故で大量に飛散したヨウ素131半減期約八日)は、 福島が一六万テラベクレル、広島が六万三〇〇〇テラベクレルで、福島は広島原爆約二・五個分。 半減期が約二十八年と長く、内部被ばくの原因となるストロンチウム90が、福島が一四〇テラベクレル、 広島が五八テラベクレルで、広島原爆約二・四個分となる。
ただ、政府は特別委に対し、福島事故と広島原爆との比較自体には「原子爆弾は爆風、熱線、中性子線を放出し、大量の殺傷、破壊に至らしめるもの。放射性物質の放出量で単純に比較することは合理的ではない」
と否定的な考えを示している。
試算値は川内博史衆院科学技術・イノベーション推進特別委員長が八月九日の同委員会で
「広島型原爆の何発分かを政府として正確に出してほしい」と要求していた。
ソース: http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011082590070800.html
結局、今回の東電の評価は今までの保安院の想定よりも、少なめに見積もった値を出してきただけなのです。衝撃的なニュースが出た時には、くれぐれも気をつけましょう。
◆関連ブログ
福島原発災害のデータは、50年前の東海原発事故想定のパクリ?2011年10月30日
90万テラベクレルのウソ2012年05月30日
本日、午前中に掛かりつけの産業医科大病院に、薬を出してもらう(処方箋)ために行ったのですが、まず自宅の庭で何気なく放射線量を測定したところ、瞬間的に0.58μsv/hが計測されました。(その後0.2〜0.3μsv/hの間を上下)
鳥肌が立ちました。
産業医科大病院内では、待合場で0.25μsv/hが出ています。
北九州市環境局や、市議会議員の各会派には電話しましたが、議員が委員会で不在との事で、
折り返しの電話をしてくれるでもなく、完全に承知の上の暴挙です。
環境局に、自宅周辺の放射線量測定の依頼をしたところ、「業者に委託していますので、そちらの電話番号をお知らせします。依頼があれば無料で測定します。」とふざけた対応でしたが、今後の対応がうやむやになる事は間違いないようです。
これから北九州市民に健康被害が出てくるのは間違いありませんが、その時には関係者に絶対に責任を取らせるつもりです。(ガレキ焼却と健康被害の因果関係は?などとふざけた事を言えば、個人的に訴え、税金からの補償などは絶対に許しません。北橋市長と各市議会議員と環境局職員の財産没収・給与差し押さえ等で対応させます。)
以上
こういう事実を突き止める調査も大変だと思います。
私もsourceとなっていた英文の記事を読んだんですが、単位が間違ってました。
ただ、福島原発からまだ放射能は漏れてるんですよね?
全て正しく量るのは無理だと思いますが、全部合計したらどうなるんでしょうか?
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110528d.pdf
3月15日
午前6時- 時々ベント
午前9時 11930 usv/h
東京新聞 TOKYO Webの記事の掲載期間は速報ニュース記事は
1週間、その他は1カ月が目安となっています。
との記述もありますから、古い過去記事のリンクは無理なようです。
漸く、今までバックで野田を押してた巨体が姿を現した訳ですが、今日の東京新聞からのすっぱ抜きです。。http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012092290070744.html … 米国。確かに貴方方は、65年程前に、広島・長崎に原発を落として、我が国側から仕掛けた戦争に勝ちました。しかし、日本は今は主権持つ独立国。原発推進を取るか、原発=0を取るかの判断は、我々が行うのです。
だから私は、最初から、原発再稼働反対デモと言う事で、週末野田の家の周りをグルグル廻っただけでは、不完全に思っていました。要は、誰も、その足で、米国大使館まで、デモの足を伸ばさないのです。ここで指摘しないといかない事は、我が国の原発に関しては(オスプレーや基地配備の事もそうか)、危険があろうが、国意通らずの米国の属国になっている事です。
野田も、党首になった今、訪米時間髪入れず「日本国民や、その子孫の命に関わる事に対し、嘴を出すな!」と、米国に毅然と念を押しとくべきです。理不尽な事を何をされても、言い返せないでは、国際関係に於いてなめられるのです。中韓だけに強く出ればいいと言うものでもない。原発は国民の人権が絡むのです。
全く内政干渉も甚だしく。こう言う今迄は隠れてた米国からの圧力があったが故、1年前管が国民に向け脱原発宣言をしながら、野田が「原発0は30年代に」等と言う、将来ひっくり返される事を野田自身承知してる原発推進に寝返った訳です。それに邪悪な日本の自らの利権だけ奪取の悪党が乗っかってる構造になっています。
本当に、国の大小如何にかかわらず、言うべき事を言えない程、姑息卑小な事はなく。今国民の面前にも、カラクリが晒されただけに、惨めで悲しく情けないです。この事は、市民の間でも1懐疑とし囁かれてたし、読売ならば解りつつ絶対やらぬと思うが、東京新聞は、実態・実情をよくすっぱ抜いたと思います。辛口の批判社説も付けてもらえるといいかと。
何で、こんな事になっているかと言うと、
原発推進であり、核兵器のイメージも悪くされたくないオバマ政権は、原子力そのもののイメージを悪くされたくない。ましてや、放射線物質が環境中に飛び散った場合でも、後世まで健康障害や死に至る事などありっ子ないと言う話にしたい。ところが、伊・独に続いて日本まで脱原発にされたら、その話は成り立たなくなる。だから、米国は、安保を傘に来て、日本に原発=0を回避せよと、野田に圧力をかけて来ているのです。
「原発は経済的でない」と言うUSA最大の電力会社エクセロン(Exelon)の元CEOのローヴェ氏の見解です。
http://www.globalreserch.ca/nuclear-power-is-expensive-and-bad-for-the-environment-it-s-being-pushed-because-it-is-good-for-making-bombs/
訂正です:
http://www.globalresearch.ca/nuclear-power-is-expensive-and-bad-for-the-environment-it-s-being-pushed-because-it-is-good-for-making-bombs/
東電は、調査結果を、正直に発表してくれる事を祈る。
なるほど。勉強になります。
院長の説が、いつもながら興味深いです。