
腕が4本あるように合成された日本代表のGK川島永嗣選手の写真(フランス2の画像を転載したベルギーのインターネットサイトから)
動画。最後の30秒にちょっとだけ出てくる。大騒ぎするような取り上げ方では少なくともない
川島選手の腕4本に合成 「原発事故影響」と仏TV
【パリ共同】フランス国営テレビ「フランス2」が放送した情報バラエティー番組で、サッカーのフランス代表と対戦した日本代表のGK川島永嗣選手に腕が4本ある合成写真を映し、司会者が「福島(第1原発の事故)の影響ではないか」とやゆする発言をしていたことが15日、分かった。
在フランス日本大使館は16日未明、同テレビに対し「(東日本大震災や原発事故の)被災者の心情を傷つけるもので遺憾。強く抗議する」とする文書を送達した。欧州メディアの間でも「行き過ぎ」などと問題視する見方が広がっている。2012/10/16 09:53 【共同通信】
ABCCの研究では、被曝では奇形児が生まれなかったと証明されています。

(平成24年5月13日にふじみ野市で行われた講演会資料から)
このように堂々と発言し、さらに私自身も長崎で被曝問題に熱心に取り組んでいる医師から、奇形児は生まれていない。そのようなことを言うから差別されて大変なことになった。証拠もないくせに何を言うかと随分と怒られました。
このように科学的知見の沢山ある日本政府ですから、ただしい対応はフランスのテレビ局に対して、「フクシマの放射能で奇形が生じるといったデマ」を飛ばすのはやめてくれ、科学的事実に基づいてはなしをするべきだとやんわりとクギをさすべきですが・・
実際の反応は・・・
藤村官房長官「被災者傷つけた」 腕4本合成写真放映の仏国営テレビに抗議書 2012.10.16 12:36 [放射能漏れ]
藤村修官房長官は16日午前の記者会見で、フランス国営テレビがサッカー日本代表選手の腕が4本ある合成写真を放映し、「原発事故の影響ではないか」と表現したことについて「被災した方々の気持ちを傷つけ、復興に向けた努力を阻害するものだ」と抗議する書簡を同テレビ局に送付したことを明らかにした。
在フランス日本大使館を通じ、15日付で送付した。
真紀子氏「配慮に欠ける」と仏TV批判
田中真紀子文部科学相は16日の記者会見で、フランスのテレビ番組がサッカー日本代表のGK川島永嗣に腕が4本ある合成写真を映し、司会者が「福島(第1原発の事故)の影響ではないか」と発言した問題について、「それが事実なら、配慮に欠けた行為だと思う」と批判した。
田中文科相は「原子力の問題で傷ついている人がたくさんいる。何でそういうことになるのか」と話した。 [2012年10月16日12時57分]
なぜ、被害は一切表れないと強弁している政府が、このようなことを言うと被災者を傷つけることになるのでしょうか。まさしく、日本政府が馬脚を表した言葉だと思います。人間、ウソのことをいくら言われても気になりません。誤解を解けばいいだけです。なぜ、そういわないのでしょうか
では、実際のところはどうなのでしょうか。貴重な証言がありますので、そこから抜き出させていただきます。(全文)
私は昭和20年当時、尾長町で産院を開業していました。41歳でした。その頃はまだ家庭分娩が多うございましたが、だんだん少なくなりまして、昭和30年頃には、皆産院に吸収されました。
何も記録は持っていませんが、奇形がたくさん出ました。当時はABCCへ、みな報告しなくてはいけないシステムになっていました。奇形が出ましても、報告するのを嫌う人もございましたので、しなかったこともあります。
一番多かったのは兎唇でございました。それも口蓋裂もあって、泣くと喉の奥まで見えるんです。お乳も飲めないような...それから肢指過剰ですね。多指です。それから鎖肛(正常な位置に肛門がなく、直腸が盲端になっており、5千人に1人の確率で発病する)。肛門のないのも多うございました。兎唇や多指は数が多うございました。分娩で頭の先がでましたら、今度も兎唇じゃないかしらと思ったら、やはりそうで、そのたんびに憂いたことを覚えています。あーどうしてこんなに兎唇が生まれるんかしらと思いました。

2004年にイラクファルージャで生まれた赤ちゃん
日本でも4本の角が生えているクワガタが報告されています
4本の牙がはえたように見えるノコギリクワガタ=長崎バイオパーク提供
拡大写真 大小の牙が4本あるノコギリクワガタ(体長約6センチ)が、長崎県西海市の長崎バイオパークで開催中の「世界のカブトクワガタ展」に仲間入りした。同展は8月末まで。
昆虫愛好家が同県諫早市の山林で採取した。

なぜ、日本の政治家がヒステリックに反応したのか。そこを考えてみましょう。
仏国営テレビが謝罪文書=サッカー川島選手の合成画像放映で
【パリ時事】フランス国営テレビ「フランス2」が番組中、サッカーの日本代表GK川島永嗣選手を東京電力福島第1原発事故と結び付けてやゆし、日本大使館が抗議した問題で、フランス2のジャン・レベイヨン社長は16日、「おわびの意を表する」などとした謝罪文書を日本側に伝達した。
問題となったのは、フランス2が13日夜に放映したバラエティー番組「オン・ネパ・クシェ」。12日に行われたサッカー日仏代表の国際親善試合で好セーブを連発した川島選手に腕が4本ある合成画像を流し、司会者が「福島(の原発事故)の影響か」などとコメントした。
レベイヨン社長は訪仏中の玄葉光一郎外相と日本大使館に送付した文書で、番組の司会者が「決して日本と福島第1原発事故の被害者に失礼なことをするつもりはなかった」と釈明。日本に敗れた仏代表をからかう意図だったと強調した。
この問題は16日に行われた日仏外相の戦略対話でも触れられ、玄葉外相がファビウス外相に「残念な放送があり、日本でも報じられている」と指摘。ファビウス外相は「気分を害した人には申し訳ない」と表明した。 (2012/10/17-05:45)
ついに謝らせました。いつの間に日本の外交力はこんなに強くなったのでしょう。しかし、フランスがいくら謝罪したところで事実は何にも変わりません
(補足)しかし、司会者の方がはるかに頭が切れる
川島写真謝罪 司会者が「ばかげた議論」
フランス国営テレビの番組で、サッカー日本代表のGK川島永嗣選手に腕が4本ある合成写真を映し「(東京電力)福島(第1原発事故)の影響」などと発言した司会者のローラン・リュキエ氏は16日、日本側が抗議しフランス側が謝罪したことについて「ばかげた議論だ」と語った。17日付のパリジャン紙が報じた。
リュキエ氏は同紙に「私の冗談の対象は2つ。日本に負けたフランス代表と、原子力災害が引き起こす結果だ」と述べ「私は福島の被災者に敬意を持っており、被災者については何も言っていない」と主張した。
13日夜に放送された同氏の発言について、在フランス日本大使館が16日未明にテレビ局に抗議。同日のパリでの会談でファビウス外相が玄葉光一郎外相に「申し訳ない」と陳謝。テレビ局も「日本の皆さまの心情を傷つけたことに関し、深くおわび申し上げます」と謝罪した。
[2012年10月17日22時43分]
◆関連ブログ
原爆と核実験場での放射能と奇形児(600万アクセス)2012年10月04日
奇形動植物(2)2012年08月09日
奇形動植物のまとめ2011年08月07日
背景にはTV局の給料ダウンや会社そのものの人的問題などと結論していましたが、辞めた女子アナのうち一人がシンガポールへ、もう一人がカリフォルニアに
移住し、カリフォルニアに移住した女性は環境問題に関心が深かったとの話…記事には描いてませんでしたが、首都圏の放射能汚染問題も
背景にはあるのでは…と思いました。
マスコミ関係は情報が入りやすいでしょうし、女子アナの人は家が裕福な人もおり、それに女性の方が放射能などの影響を気にするでしょうから…
ところで、院長は、この人の事はご存知でしょうか?
院長より1歳下ですが…
もし知っていたら、差支えない限りで、どんな方だったのかお教えくだされば幸いに存じます。
ttp://www.youtube.com/watch?v=08OCESoCACc&feature=player_embedded
フランスのル・フィガロと言う新聞のサイトにフランス2テレビ局のディレクターが日本側に謝罪した事載ってます。(フランス語)
http://www.lefigaro.fr/flash-actu/2012/10/16/97001-20121016FILWWW00747-france-2-s-excuse-aupres-du-japon.php
ふくしま集団疎開裁判却下されてましたが11月26日にもう一度できるようです。
署名11月24日までのようです。
http://fukusima-sokai.blogspot.jp/
うーん、この報道はうさんくさくないですか?「放射能と騒ぐ人間は他人を差別する人間だ」というレッテルを貼るために、日仏政府が画策したものでは?ただの直感ですけど。報道したのは仏の国営放送ですし。原発推進の仏からは、事故後にサルコジ君やアレバちゃんがやる気まんまんで来たり、最近はロシャール君が来て「福島に住もうよ♪」エートス活動をしてます。
それにこのレッテル貼りのキャンペーン、事故直後からされている気がします。例えば福島からの避難者に対する体表汚染のスクリーニング検査。誰が言い出したのか差別だという声がわきおこり、基準を緩め、果ては検査そのものもやめてしまいました。
それから福島の子どもが首都圏で差別されているという話しも、あの時マスコミで異様な取り上げられかたをしてましたが、あれも怪しい。中には本当にあった例もあるのかもしれないけど、そんなに多かったかな?当時首都圏に住んでいましたが、避難者へのケアのボランティア(市民も、医師などの専門職も)に手を上げる人が多すぎて、断られたという話しを周りでよく聞きました。
一連の動きをみていると、事実を言うのをためらわせるために、国による差別キャンペーンが貼られている感じがします。裏で絵を描いているのは、やっぱり広告代理店?
先日なんとなしに教育TVの歴史番組をみていたら、豊臣秀吉は朝鮮出兵する際に、天皇を中国に住まわせる計画だったとのこと。驚いた。日本には皇太子を置き、自分はアジアの海上貿易の要の街に拠点を置くつもりだったらしい。マジですか?って感じだけど、秀吉はマジだったのだろう。為政者ってのは、とんでもないこと考えるもんだね。
あの時は貴族から武士の時代に入っていた。武士がまつりごとを決めていた。(まぁ、流浪の民への交通・商いの許可証は天皇が出していた等、まだまだ天皇の権力は維持されていたんだろうが)
そして明治を経て昭和に入り、第二次世界大戦で天皇を利用していた人間たちは、主に軍人、ほか政治家と商人。
平成に入り今回、天皇の行動で利を得ている人間は誰だろう?商人、官僚、政治家、エセ軍人。天皇の言葉を無視し続けているのは誰だろう?上記に加えて、新聞やテレビの報道屋。
歴史はくりかえす。
フランスは、ドイツなどと違って、今後もクリーンなエネルギーへシフトする方向性もないようですが、原発の危険性を認識しているが使い続けるということですかね。
事故後の原発への対応で、ドイツはイメージアップしましたが、フランスはイメージダウンです。
311後にフランスの原発依存度の高さを知って驚かされました。それまでフランスは洗練された進歩的な国というイメージで、環境や発電に対しても同様かと勝手な思い込みがあったのです。
それにあのアレバ社の怪しさ。事故収束の為に技術や知識を無償提供してくれるのかと思ったら、単に日本に商売しに来ただけだったという…。
まあ、日本の原発メーカーも事故が起きてなお海外へ売込みしてましたから日本だって同じだとの謗りを免れませんし、放射能の遺伝子への影響はないと喧伝したりするあたりは、もっとタチが悪いですね。
危険性はないと誤認してしまえば、危険を避ければ防ぐことのできる被害を拡大させてしまうのですから。
妊婦になったらX線を避けるべきことは、日本でもかなり広まっていますが、妊婦は強い電磁波にも注意すべきだと思います。
電化製品に囲まれている現代ですが、少なくとも使用中の電子レンジからは離れる、どうしてもIH調理器がよいなら電磁波の規制が日本より厳しいドイツ製を導入するなど。
ガスコンロの新しい製品はフラットで掃除もラクです。
電力会社や経済優先の家電メーカーの言うことのみを信じこまないで、広く情報収集してください。
節電要請しながらオール電化のキャンペーンをしていた関電がその矛盾を指摘されていましたが、そんなものですから。
ちょっと脱線してしまいました。電磁波なんて漏れた放射能とは比べものにならないでしょうに。
この証言は本当に貴重です。放射能の被害を小さく見せたい勢力が多くのさばっている今の日本では、あまり表に出てこない、また闇に葬られかねない証言ではないでしょうか。
片耳がなくて殺されてしまった赤ちゃんの話には、いろいろ考えさせられました。
こういう実態は赤ちゃんを実際にとりあげた助産婦さんしか知らないことです。ご家族は人に話さないし、助産婦さんがもしずっと口外しなければ出てきませんでした。
多くの人にこういう悲しい事実があったことを知ってもらいたいです。
院長先生がこの証言に光を当てて下さったことに感謝します。
あの当時私は既に小学生でしたが情報は皆無でしたし、仮にあったとしても、そのことを理解してみようという余裕なんか日本人にはなかったのです。
それよりも今日明日の食物をどうするかということに国民は追われていたのです。私も当時は白米なんか殆ど食べた記憶がありません。
芋とかぼちゃが主食でした。たまに白米が出てもやたらにお湯で薄めてあっておかゆとも言えないようなものでした。
野坂昭如さんが執拗に戦中戦後の混乱期の話を書きますが、其れが日本の姿だったのです。
其処を生き抜いて世界に冠たる経済成長を果たしたその後に悪夢が訪れて、日本国民は改めて広島と長崎を調べることになり、肥田先生や岡村さんの話に耳を傾けるようになったんですね。一部の人達だけですが。
自分自身の長かったのか短かったのか、其の人生を改めて振り返る日々になってしまいました。そして希望があるのかないのか判らない未来に期待していいんだろうかと、思案する日々です。
御意見に同意します。
科学どころか理科以前の「りか」知識もない一般日本人は、放射能などほとんど気にしていません。
そいつらが福島から来た人間を差別するなど考えられません。
一方、科学知識と人間の心があれば、やはり差別は起こりません。
食品と違って「人」を食べるわけでないので、シャワーを浴びて服を洗濯してあれば、避ける必要性は無いと考えます。
ただし、汚染地区のゴミや食品などは一切持ち込まないで欲しいですが。
「差別」は、日本政府や地方自治体(少数の例外を除いて)などの、日本国民に敵対する団体が作ったデマと考えるのが妥当でしょう。