ヒバクシャの悲惨な状況
広島平和資料館データベースから

このほかには、このデータベースには貴重な生の証言などを聞くことができます。
このように言いようのない苦しみを受け、さらにフクシマで大量に放射能を現在もなおまき散らし、生態系に多大な影響を与えている核兵器について、日本政府の正式見解が先日発表されました。
日本、核非合法化の署名拒否/国連委の16カ国声明案/「核の傘」影響を懸念
ニューヨークで開催中の国連総会第1委員会(軍縮)を舞台に、スイスやノルウェーなど核兵器の非人道性を訴える16カ国が「核兵器を非合法化する努力の強化」を促した 声明案 を作成、日本にも署名を打診したが、日本政府が 拒否を決めた ことが18日、分かった。複数の日本政府関係者が明らかにした。
日本は米国の核戦力を含む「抑止力」に国防を依存する政策をとっているため、核の非合法化を目指す 声明案に賛同すれば、論理上、政策的に整合性が取れなくなることが理由。「核の傘」への影響を懸念して、唯一の被爆国政府が核の非人道性を強調する意見表明に同調しなかった格好だ。
共同通信が入手し、16カ国が近く発表する声明の案 は「核使用がもたらす人道上の帰結への深い憂慮」を表明。広島、長崎への原爆投下がもたらした「恐るべき帰結」にも触れ、核の不使用を「保証する唯一の道筋」は「完全で不可逆的で検証可能な核兵器廃絶」だと言及、核兵器を「非合法化」し「核なき世界」を実現する努力を強化していくべきだと主張している。
関係者によると、16カ国側は今週、 声明案への署名を日本側に打診。外務省を中心に政府内で検討した結果、署名に応じないことを決めた。
政府は従来「現実に核兵器が存在する間は、核抑止力を中心とする米国の拡大抑止は不可欠」(防衛計画大綱)との立場を取っており、「非合法化」を明確に求めている 声明案 の内容と政策上相いれないと判断した。
16カ国には、日本と同じように、米国の「核の傘」の下にいる北大西洋条約機構(NATO)加盟国のノルウェーとデンマークも含まれている。16カ国は今春にウィーンで開かれた核拡散防止条約(NPT)再検討会議準備委員会でも同様の声明を発表したが、この時は日本に正式な打診はなかった。(共同=太田昌克) (2012年10月19日、共同通信)
日本は世界で唯一の被爆国であり、その発言は国際的に大変な重みを持ちます。それは多大なる苦しみを日本国民が背負わされてきたのから。日本政府が核エネルギーに反対すれば、国際社会では米国などの核保有国にも匹敵しうるもの凄い力です。それをきらって米国政府は、アイゼンハワーの唱えた核の平和利用というでまかせで核エネルギーに頼る国に仕立てあげました。そして、金儲けにしか考えていない経済界をも取り込んでしまわれたのが今の日本の姿です。
なぜ、日本が核兵器に対して、議論がまとまらないのか。『ヒロシマを生きのびて』(肥田舜太郎著、あけび書房、2006年)p.121から
この年(1962年)、残念にも原水爆禁止世界大会が分裂した。8月4日から東京・台東体育館で11カ国81人の海外代表を含む1万人で開催された第8回世界大会は、7月21日に再開されたソ連の核実験に抗議せよという要求が受け入れられず、社会党、総評系代表が退場して分裂した。
「異なる意見は保留し、一致する点で統一して闘おう」とする正論がただしく報道されず、分かりやすい「いかなる国の核実験にも反対」の少数意見だけが大きく報道されることに憤りを覚えた。同時に、大会運営のルールを守ろうという正論は素直に理解できたが、ソ連の核実験になぜ反対しないのかと聞かれて、被曝医師の私には答える言葉がなかった。
この文章は肥田先生の政治信条によるのかも知れません。あとは本をお読みいただければと思います。
核実験地図
Exercise Desert Rock I (Buster-Jangle Dog)

恐らく、この実験の動画(16分後から)
銃をうちながら、爆心地に向かう中国兵
こんなに地球を汚しておきながら、いまだにこの人類を滅ぼす核兵器に反対すら出来ない日本政府とは、一体何のために存在しているのだろうかと私には思えます。
◆関連ブログ
2012年10月06日
ついに表舞台に引きずり出された米国
タグ:原爆
原爆により、多くの人がむごたらしく死んだ。あんな死にかた、怖すぎる。嫌だ。それなのに、核兵器にはっきりと反対できない日本人って。。。なんなのか?
心理学者のユングは、認識されない自己の心的内容が他者に投影(projection)されることを指摘しています。つまり核兵器の問題からしたならば「他国が攻めてくるのではないか」という権力者たちの不安と思い込みが、実は権力者自身の心の中にある「支配・権力欲」と「攻撃性」に起因していると考えられるのではないでしょうか。(自身の潜在意識にある権力・支配欲が強すぎるために、他者からの支配を過剰に恐れ、自身の潜在意識にある攻撃性が強すぎるため、他者から攻撃を受ける可能性を過剰に恐れている状態が示されています)結局は権力者たちの内にある心の闇を、彼らは自己の心の内に見ようとしないで、他者や他の国々に見いだしてしまっていると思われます。だから核兵器を手放せないのでしょう。
そして「投影」という権力者たちの思い込みと、飽くなき「カネへの欲望」によって、一般市民が様々な危険に晒されているのが世界の現状ではないでしょうか。
恐ろしいですね、悲しいですね、一部のインテリによって多くの人々が苦しめられる。
非核三原則も、まったく言葉の意味を呈していないのが今の日本ですね・・・自分が中学か高校の時ですが、現代社会の教科書に
核実験で死の行進をさせられたアメリカ兵
の方の腕がグローブのように突然変異した写真が載っていた事を強烈に覚えております。
少なくとも、自分たちの世代は平和教育で原爆は絶対にダメ、放射能は恐ろしいと教えられました。
影響は明らかなのに、なぜ愚行を繰り返すのか
日本だってもう既に・・・・・
なお、院長先生の今回の記事に関連する興味深い記事を見つけましたのでURLを記載しておきます。
http://www.afpbb.com/article/politics/2694425/5315677
それでは、お体ご自愛ください。
(福島県はじめその周辺は要警戒)
ところで、武田教授(中部大学)から
下記のような記事が出ていました。
http://takedanet.com/2012/10/help_d1fe.html
http://takedanet.com/2012/10/help_9a30.html
上記のような政府が、彼の提言を訊くかどうかは別にして、純粋な現象面で重要なところは、
下記です。
・通常小児の結節等甲状腺異常は100人に1〜3人
・ところが、現況、福島の子供の100人に約40人に異常が発見、特に小学生女児は55人に
・甲状腺異常からの癌化は、大人で100人に数人だが、小児科専門医見解で子供は20人〜30人 。
この事を踏まえれば、
福島県の15才以下の子供人口が
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/download/1/hofuku_H23kakuteisuu.pdf
より、現在25万であるため、
このまま、その数字を適用すると、
予想甲状腺羅患人数は、
数学的には25万*0.4*0.25=2.5万人になります。http://plusi.info/wp-content/uploads/2011/08/Vol.28.pdf
のチェルの例では、事故後4年後から発症は
増え始め、9年後がピークに(図1)。
この図より、思春期・若年成人も油断できず、
事故後10年を超えても増加して行く、
となります。
もちろん、甲状腺癌は、他の癌に比べて
概しては、治りやすい癌で、5年生存率では
9割程度に達している、予後のいい癌です。
今後の注意喚起と定検が必要です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B2%E7%8A%B6%E8%85%BA%E7%99%8C
http://allabout.co.jp/gm/gc/385062/
チェルノブイリの時も話題になった、
白血病等他のガンや、心筋系の障害、
虚弱児の発生なども、どう言う形で、
どの位の規模で、今後出て行くのかが
気になるところですが。。。
今からでも、内部被曝を避けるために、
原発近隣の人達は、思い切って、
移住と言う手段も
あるのではないかと思います。
別途、野田さんへの、政権の存続を保証する変わりに、東電の幹部は逮捕しないと言う密約は
あるとは思いませんが、こうまでの状況にした
東電は、即刻、民事的には、被害者全員に全保証、刑事的には、この事故に加担した人間全員を、すぐに捕捉し、最高裁まで引き回す、
と言うようにしないと、国民も絶対納得しないでしょう。
いずれにしても、この上記の冷酷無慈な数字が
皆に認知された上で、
国民の命や健康障害への懸念はこうなるのだし、
捨てき切れない燃料廃棄の問題もどうするかの問題もあるのに、
依然、
「原発をやりたい・
だめなら原発を他国に輸出したい。」
と、
「原発をやらないと、
日本の経済は立ちいかない。」
旨、見え透いた事を嘯きつつ、
自らの利権のためだけに、
発言する人の気がしれません。
それだけ、原発をどうしてもやりたいのならば、その人は、子供を含め、家族引き連れて、
その原発の傍に20〜30年程住んでから、
「みんなっ! 原発から漏れ出てる
放射線物質は、とても健康にいいぞー!」
とか言った方が、説得性があると思います。
チャイナや北朝鮮から核で攻撃されない抑止力として核武装すべきと主張します。
今回の事故で改めて放射能汚染の恐ろしさを認識し「核兵器撃たれたら、たまったものじゃない」と思いました。
もちろん、よその国の核兵器に反対して、自分は核武装するっていうのが一番正しいやり方ですが。
勿論、それも事故影響とも言えるのだが、もし、各世代間で、ドラスティックに死亡率がアップしてなければ、母体の方で、子供への世代間健康被害を恐れ、バースコントロールした末の出生数減少と言う事も考えられ。癌多発かどちらだったのかが知りたく。何れにしても、東北・関東は今後長きに渡り要警戒。
いずれにしても、別件で、
かかりつけの小児がんが専門の医師は、
「事故後、当然、小児がんは増えるだろう。」
とは言っている。
日本をこう言う状況にした、東電幹部は、
サリンを撒いた、
死刑判決が多数出ているオウムの例からは、
彼らも解っていながら、
放射線物質と言う名の毒物を、
より広範に撒き散らしたのであるから、
全員、即刻、身柄を拘束の上、
裁判にかけられなければならない。
でないと、
「個人の利権取るためなら、
国民を騙したり、
人の命を踏みにじることも含め、
何でもありか?」
と言うことで、国内の風紀が乱れるのである。
http://alter.gr.jp/Preview.aspx?id=3013&cls
上記URL 安全な食べ物ネットワークより
「原発を解体してその金属廃棄物でフライパンを作る」という話があるのを知っていますか。
こんなことを言うとほとんどの人がエーッと声をあげるんではないでしょうか。去年の4月までは「まさかそんなことあるわけがない」でしたが、5月には「フライパンやジュース缶、自転車などにリサイクルできる」法律の「改正」が国会を通過し、12月に施行されました。
日本では廃炉にした原発は解体撤去する方針を立てています。稼働から30年以上になる老朽化した原発が全国に9基あり廃炉を考えなければならない時期に来ています。原発は巨大なプラントです。100万kwの原発1基を解体すると50〜55万トンの鉄やコンクリートの廃材が出ると言われています。日常生活では想像もつかない数字ですが、ダンプカー(5〜10トン)で想像してみてください。これまでは放射線管理区域内の物は「放射性」として隔離し、一般社会に出してはいけなかったのですが、この大量の廃棄物を隔離管理していては莫大な費用と場所がいるので、産業廃棄物やリサイクルにしてしまおうと政府は考えました。原子炉等規制法という法律を変えて微量の放射能なら問題ない、リサイクルしても良いとしてしまったのです。
・・・絶句して何も言葉が出てきません。ちょっと原発造るとき、考えなかったんでしょうか?
その記憶がガッチリ残っていて、この311以降の考えが危険寄りで考えられるようになったのかもしれない。。と避難母さんのコメントを見てふと思いました。放射能が危険だって、すぐわかってくれない大人が多すぎます。その恐ろしいほどの感覚の乖離、どこからくるのかわかりませんが、もしかしたら、もともとどのくらい危険なのかを知っている人と、一から教えないとダメな人といるのではないかと。。
だとしたら、はだしのゲン、子供も読めます。国民全員が読むべきだと思いました。
地球に存在する水は、地球誕生から約46億年間、ずっと地球の中でリサイクルし続けられている物質だと思います。
もしかしたら、今自分の体内にある水は、クレオパトラやナポレオンの体内にあった水かもしれないし、豊臣秀吉が飲んだ水かもしれない。そして地球上で水を汚したら、その汚染された水をまたいずれリサイクルして飲むことになる。
私は、日常使っている洗剤やシャンプー、歯磨き粉、化粧品、医薬品、化学肥料、殺虫剤、食品に含まれる保存料、防腐剤その他多くの化学物質が、アレルギーや新しい病気の原因、地球を汚す原因になっているのかもしれないと考えて、なるべく使わないようにしています。
もしかしたら人間が排出するそれら科学物質が、地球が今までにやってきたこと(例えば山から採取したミネラルウォーターが飲めることなど)を狂わせ、それを不可能にする日は近いかもしれない。それら化学物質が目に見えない、分解や再生に役に立っている微生物やバクテリアを殺したり、変化をもたらしているのかもしれない。人間にしたら自然災害に見えても、地球は地球の持つ浄化作用で地球を動かし、きれいにしようとしているだけなのかもしれないなど、最近地球の事をいろいろと考えています。
人間が間違ったことをして、その災いが人間に返ってきているのだとすれば、その間違いに気付いて直せなければ、人間は滅びる運命なのかもしれない。先日「風の谷のナウシカ」を改めて見て、そう思いました。
これからの将来、滅びる運命にならないよう、ナウシカのようにやさしく強く、自然に畏敬の念を持ち、私にできることを地道に努力していきます。
政府の対応にがっかりすることは多いけれど、あきらめないでともにがんばりましょう!
日本政府は国民に被曝を強要しています。そんな政府に核兵器で武装させたら自国民を狙う可能性もゼロではありません。他国に日本を核攻撃させる大義名分のための核武装かも知れません。ナノトカに刃物って言いますよね。それは当然日本政府だけではありませんが。
世界で原発と核兵器が無くならない最大の理由は、ウラン鉱山の資産価値がゼロに近いものになるのを防ぐためだと確信しています。だから米国政府が再稼働を強要し、英仏政府も容認しているのではありませんか?
先の大戦で一般の兵士達が言っていた言葉。
『馬鹿な大将、敵より恐い』
戦争を始めるのは金持ち(貴族)、戦争で死ぬのは貧乏人(一般国民)と昔から言いますが、そうであるなら一般国民が一番用心して見張る相手は中国や北朝鮮ではなく、残念ながら自国の政府の可能性はありませんか?日本を含む世界中の人民の願いは平和です。それが現在まで達成出来なかった原因をあらゆる方面から分析し真実を知る事ができたら、きっとマルクスの言葉のようになるに違いありません。
『真実を知れば、恐怖で石になる』C.マルクス
『核兵器』と『原発』は双子である、と言っていたのは誰だっただろうか。どちらかだけ容認するというのはあり得ないのだ。
それにしても、慕わしい祖国の民があれだけ悲惨な死にかたをしたのにも関わらず、核の加害国に取り込まれた者たち。ヒバクの被害を容認してしまった者たち。なぜそんな道を選ぶんだろう?やっぱりカネか?でもカネがあったって、ちっとも幸せな顔をしていないじゃないか。重松逸造、長瀧重信、、、他にも、たくさん。
では、大山さんが各地で測定しているマンホールの蓋などの高いα線は、何者でしょう。全国で高いようですよ。これは福島事故のものではないように見えます。地理的には、まったくでたらめに数値が出てきます。混ぜている可能性はないでしょうか。もともと、鉄の溶接棒はトリウムが沢山使われていましたし、どこで誰が作っているのか妙なことが続きます。
それは、正々堂々と、核武装するためです。
そのために核三原則をつくって、原発を推進したのです。
すでに第二次世界大戦で、日本だって核爆弾を研究し、作るところまでいっていたのです。
っていうか、日本人だけじゃないですか?
原発は核武装するためのものって知らないのは?
海外では常識のようですが。。。。
人間の手に負えない悪魔の火は怖いです。
それだけで「原発は要らない」というのに十分ではないでしょうか?
さらに日本ではそのゴミすら捨て場を無くし、二次加工されようとする恐怖。
事故を起こしたフクシマさえ収束していないというのに、まだ再稼働を強行する経団連、政府。どうしてそんなに金儲けがしたいのか。自然への敬意もまったく無い、まさにエコノミックアニマルそのもの。
母親としての母性は、情報を得れば得るほど、核への嫌悪が増しています。
ここ熊本でも、昨夜からの大雨により線量が急上昇しました。
注目すべきは、先週まで大きな変動もなく低線量を推移していた「八代」。なぜこんなに高くなってしまったのでしょうか。
10月20日(土)に行われた「やつしろ全国花火競技大会」では、東北からも多くの花火師が参加されました。
これが原因…?
美しい花火に罪は無いだけにやりきれません。
アナログ生活をし、なんでも信じる昔ながらの“いい人”から、国に殺されていく時代になってしまいました。
政府が国民を欺くのなら、ちょっとうがった見方を身につけなければなりませんね。そんなことを子供たちに教えなければならないのも悲しいです。
■各地の線量グラフ 四国・九州版
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