週刊新潮です。

この新潮が事故当初から、御用週刊誌であることは、既に述べたとおりです。

ちょっと、中身を見てみましょう。
神戸市立工業高専の一瀬昌嗣准教授(理論核物理学)
肩書きをみてください。高専の先生です。
「核実験の時代にも日本には放射性物質が降ってきており、それによる健康被害は疫学的に確認されていないことも、知っておくべきだと思います」そう話す一瀬准教授によるレポートとは、冷戦時代に米ソなどが繰り返した核実験によって日本に降下した放射性物質と、今回の事故による被曝とを比べたもの。
要は、原爆を除いても、日本人が広範囲にわたり放射性物質による被曝を受けるのは、今回が初めてではないというのだ。
降下量のグラフは今まで散々出てきました。

これは産経新聞。もともとのデータは環境放射線データベースから入手することができます。
あとは、文科省のデータ

ここのデータから私の作ったグラフ

上の二つは、変化が分かるようにした対数グラフです。これを普通のグラフにしてみます。

おわかりですか?茨城ではもうとんでもない量の降下物があったのです。さらに福島が入るスケールにしてみましょう。

あのとんでもない量が降った茨城さえ、隠れてしまいました。まず、これだけの降下量があったことを知れば、この記事の嘘はもはや議論の余地がありません。
一瀬准教授が続ける。「米ソの大気圏内核実験からの放射性降下物は、1949年から日本にも届き始めました。63年に米英ソの間で部分的核実験禁止条約が締結されると、地下を除く核実験が禁止されましたが、中国やフランスはそれに加わらず、70年代にかけても両国の核実験から放射性物質が降りました。が、やはり凄かったのは60年代前半で、日本人の体内セシウム137の量が大幅に増えたことも確認されています。今回の福島の事故で、関東地方でも放射性物質が雨とともに降下しましたが.必要な警戒さえすれば、核実験の際と比べ、内部被曝も健康への影響がない範囲で抑えられると思います」
大気核実験と比較すること自体がナンセンスだと言うことが上記グラフからすぐに分かるでしょう。
話を続けると、「米ソが大気圏内の核実験を繰り返していた60年代までは、たしかに東京における放射性セシウムの降下量は、今回、福島の事故が起こる前までの1OOO倍以上の数値でした」それどころか、たとえば63年8月に東京都中野区で計測されたセシウム137は、1平方メートル当たり548ベクレルだったが、90年代には50ミリベクレルに満たない月がある。
事故まではご指摘の通り。ところが、茨城でさえもとてつもない放射能が降下したことがすぐに分かります。
ところで、気象研究所によるこのデータを見たことがある研究者は、なぜか少ない。大阪大学の宮崎慶次名誉教授(原子力工学)も、「そういうものが存在するのは知っていましたが」と、こう続ける。
「改めて聞き、たびたびの核実験で日本に放射性物質が降下していた記憶が蘇りました。私が住んでいる大阪では当時、浄水場の放射線レベルが許容範囲をはるかに超えたことが何度かあったのに、発表されなかった。ずいぶん後で、住民に不安感を与えないように発表を控えたと知らされました。当時、許容範囲を超えた放射線が降る下で暮らしていたのです。でも、今までに際立った被害はなかったと言える。今回の事故は反省すべきですが、放射線 を怖れているだけでは、正しい判断はできません」
こういうのをミソもクソも一緒にする理論だと言えます。ご自分で調べることなく、上記の結論を鵜呑みにして話したのでしょうか。
「ただし今回の事故後、3月20日9時から翌日9時までの間に、茨城県ひたちなか市でセシウム137が1万3000ベクレル/平方メートルも記録されました。これは気象研究所のデータにある、核実験時に計測された最大値の20倍を超えるので、私も最初は驚きました。が、翌々日には数百ベクレルに下がっていますから、降雨などによる一過性の数字でしょう」
分かりますか?降下量の最も多かった3月11日から20日までを意図的に外してあります。
では、60年代と原発事故が起きた現在の、それぞれの線量を、ベクレルから人体への影響を表すシーベルトに換算し、健康へのリスクを測ることはできるだろうか。松本准教授が統ける、「UNSCEAR(原子放射線の影響に関する国違科学委員会)の資料にある、セシウム137の経口摂取のデータが手がかりになります。核実験による放射性物質の降下量が最も多かった63年、世界の平均積算降下量は1560ベクレル/平方メートルがとあります。このとき外部被曝、内部被曝の合計は0.025ミリシーベルト程度。すべての核種を考慮すると0.14ミリシーベルト程度になります」
この年、東京でのセシウム137の積算値は1935ベクレル平方メートル。したがって健康へのリスクも、世界平均よりやや高かったようだ。
「一方、今回のセシウム137の3月19日から31日までの積算値をシーベルトに換算すると、ひたちなか市が0.43ミリシーベルト、東京がO.11ミリシーベルトになります。人体に影響が及ぶひとつの基準とされる100ミリシーベルトにはるかに及びません」
100mSvで危険があるかどうかはさておき、ここにデータがあります
1560Bq/m2 ==> 0.025mSv
2012年3月 ひたちなかで 17,000Bq/m2 フクシマで 3,340,000Bq ですから、単純計算で
ひたちなか 0.27mSv
福島 53.5mSv
と福島の降下量がとんでもないことがよく分かります(この時点では、福島の降下量は発表されていません)
この宮崎慶次大阪教授 こちらの記事が詳しく書かれています。

同様に、北海道大学大学院の奈良林直教授(原子炉工学)も言う。
「60年代は今と状況が似ていますが、みな放射能の怖さを知らなかった。でも当時少年だった私も、未だに癌にもかかっていません」
この奈良林は、私自身何度もブログで紹介していますが、もともと東芝の職員だった人間が北海道大学の教授になり、その立場を利用して聞くに堪えない原子炉擁護発言をマスコミを使ってたれ流しています。なぜ、大気核実験が中止させられることになったのでしょうか。それは世界各地で被害が起こり始め、このままほおっておいたら人類どころか、生命全体の危機だという運動が盛り上がって、米ソ両大国が中止せざるを得なかったのです。その内容は、『死の灰の正体』にも明らかにされていますし、実際に中国核実験場の近くでも被害が起きていることからアキラかです。それを自分の生活のみを証拠の根拠にする。この人物がなぜ未だに北海道大学の名前をかたって、教授として働いていられるのか。この国の病巣そのものです。
諸葛宗男氏も同じことをテレビで全く同じことを喋っています
中国核実験場のシルクロードの被害をご覧ください。
原爆小頭児に相当する頭の小さい子どもも出てきます。
◆関連ブログ
週刊新潮はなぜ・・・2011年06月07日
セシウムは日本全国に降り注いだ2011年08月30日
大気放射能の推移と米国行き飛行機の被曝量2011年08月12日
東大話法を用いた大橋教授の弁明と奈良林北大教授のプルトニウム安全神話2012年03月25日
タグ:新潮
そのためにWEB魚拓や発言の録音などを行い、ヤツらを裁く材料を集めておきましょう。
今になって思い出しました・・・>新潮と文春
某女性フリーアナが取材っぽい感じでヘルメット被って原発レポやってたような
そんな感じのカラー記事(広告)が新潮で見かけたような記憶有ります。
事故で呪縛解けた誌と何騒いでるんだよ的な態度で報じる誌と
冷徹に見る癖が付きました>自分
私、先生のブログ中の北海道大学 奈良林や、東京工業大学の武田などの、テレビ・ラジオでふざけた発言をしている連中に対し、抗議の意見を大学に伝えていましたが、我冠せずでしょうか? 全くの無視状態です。
話は変わりますが、10月に入り自宅周辺の放射線量が30%ほど下がっていましたが、この土日はさらに低い数値でした。
30%ほど下がっていたのは小倉の日明焼却場が止まっていた(10月2日〜28日)からという事で納得しましたが、土日の低下の理由が分りませんでした。
土曜日に本城陸上競技場で行われていた陸上大会や、同じく土曜日の医生ヶ丘小学校での催しかなとも思いましたが、先ほどのニュースで理由が分りました。
それは、北九州市でB1グランプリが行われていたという事実。
ガレキ焼却の害が分かっていればこその対応のように感じますが、
それでも2年間焼くつもりなのか?
皆さん! 北九州市のガレキ焼却中の入市はしないでください。
2011.3/6〜15訪中団
団長:勝俣恒久(東電会長)
副団長:鼓紀男(東電副会長)、平野裕(毎日新聞、日本翻訳家協会)
団員:江副行昭(陶芸家・工学博士)、大橋博(創志学園・環太平洋大学)、石原圭子(東海大)、弥園豊一(関電)、渡邊宏志(中電)、大林主一(中日新聞)、加藤順一(元毎日新聞)、元木昌彦(元週刊現代)、花田紀凱(WiLL・元週刊文春)、野口敝也(前連合)、久保田司(安全輸送社)、赤塚一(元週刊新潮)、土山昭則(前西日本新聞)、恒川昌久(松本文化会館館長・前信濃毎日新聞)、有馬克彦(栄養士養成施設協会)、藤井弘(日本対外文化協会)、鈴木正人(日本出版協会)、元田広輝(東電)
顧問:石原萠記(日本出版協会・情報化社会を考える会)、徐迪旻テキミン(亜州友好協会)
ご多忙なのに週刊新潮の記事を見つけてくださりありがとうございました。大気圏核実験時代は福島原発事故時よりひどかったと言うヒトがときどきおり、出典を尋ねても知らず、消化不良でしたが、合点がいきました。
福島原発事故まで気象研究所では東京からつくば移転後までの約60年の間、放射性セシウムとストロンチウムの測定を実施してきました。先生の最初のグラフでも福島事故後はストロンチウムが抜けています。理由はストロンチウムの測定だけが昨年3月末を持って、突然打ち切りになりました。理由は文科省が予算を握っており、気象庁の職員の意志では動けないということでした。しかし、福島原発後から3月末まで2週間ちょっとありますので2回くらい測定が行われている筈なので公表すべきです。この辺のことは今年の7月11日の私のブログに書きました。なお、昨年3月20日前後アメリカ西海岸地域にあるRadNetで大気中の放射制ストロンチウムが測定されていますのでアメリカより高い濃度であることは自明です。
1.一見、普通授業風景、以前被曝していた女子学生(大庭)が、授業中に、鼻血を出すシーン(5分頃)。この女生徒は血液検査で白血病が判明。
2.その後の授業で中学教師は、原爆を受けたものは手をあげて、と。(クラスの3分の1)
3.被曝した生徒にどこがわるいのか?、と教師が質問。 「ただ、記憶力が悪くなって、それからちょっとの傷が膿んだり、それから、とても目も体も疲れやすいんです。夏なんかとても体がだるくて、起きていられないくらいなんです。」 別の生徒が「夏は誰だってだるいですばい、ねえ」残り3分の2の生徒達が爆笑。うつむく3分の1 「なにがおかしいんだ! これだから何も言いたくなくなるんだ!芹沢君のいったことは程度の違いはあっても、原爆を受けたものはみんなくるしんでることなんだ。それに口ではいわないが・・・・」
4.上記の発言に対して中学教師「河野のそういわれると、僕はもう弁解のしようもない。白状するが、この間ラジオで0(ゼロ)の暁を聞いた後で大庭があんなことになるまでは、原爆がこれほど根深くみんなの体に食い込んでいるのを知らなかった。原爆症のことは噂には聞いている。しかし、そんな人はアメリカのABCCが治療してくれていると思っていたんだ。ところがそのABCCが診察だけで治療はしていない、ということも2,3日前にしった程度なんだ。・・・」
その他にも、「75年間草木も生えないといわれた広島になぜ俺達を閉じ込めているんだ!」と被曝患者らが医師に迫るシーン、「戦争は継続中である、必勝に信念で・・」と市街地で軍人が被災者を叱咤するシーン、などなど、まるで現在のように感じました。1953年でここまで判っていて、それが現在、大多数の日本人には伝わっていないことを痛感しました。 以上報告いたします。長文失礼しました。
もしかしたら確認できるかも?
こちらのブログを紹介しますね。
さつきのブログ「科学と認識」 乳癌死亡率は昭和30年代に生まれた世代で高い
http://blogs.yahoo.co.jp/satsuki_327/39567442.html
にわかに信じていいものか迷うので、統計学を学んだ人がいたら評価お願いします。
神戸市立工業高専ときいて思い出したのは、この人。
(つながってんのかもな)
福丸孝之
http://www.fukumaru-t.jp/profile.html
http://www.fukumaru-t.com/
福島伊達に行って桃を皮ごと食べるような
重度被曝応援「福島ピーチプロジェクト」で、
大阪の子どもたちを桃の食べ放題ツアーに
連れていこうとしてた茨木市議。
核ガレキ焼却応援の青年会議所会員。
# 結局、桃ツアーでは大学生たちが犠牲になったんやろか、、、
事故当時は、モニタリングカーを走らせて、限られた台数で国道や県道を日中走るだけで、そんな限られた観測でプルームがとらえきれるわけがなく、おまけにあのIAEAですら土壌からの被曝を、避難基準の算定に入れているというのに、日本は空間線量だけで、防災計画が根本から間違っていると思いました。
安全デマは信用せず高濃度汚染区域からは引っ越したほうがみのためです。
エネルギーが効率的に作れるから原発が出来たのでは無く、オイシイ利権があったから原発が出来ただけ。
その、オイシイ思いをした人たちは罪とも思わず今回の事故で子供たちがガンになっていくのをただ見ているだけとなるでしょう。ガンになる子供は必ず異常な数で出るはずです。
いつか必ず、こういった人たちは裁かれなければならないと、強く思います。
こちらのブログで初めてグラフでを見ました。知りませんでした。どうして報道しないのでしょうか、真実を。腐っている日本、変えなければなりません。
貴方の事は「黄昏の森ブログ」で拝見しましたが、専門家の癖に、「便所の落書きレベル」のデマを発信しまくって恥ずかしいとは思わないのですか?
貴方こそ便所の落書き以下の書き込みをして恥ずかしくないかい?
きちっと資料を基にグラフにしてあるだろ。
デマを発信しまくってるのは、お前ら工作員だよ。
お前らが出待って言った内容何連敗してるか
そろそろ数え上げてやろうか?
その人数あくまでも、1%。
このまま平和ボケ日本人継続中だと、ハイスピード日本人断絶結果に愕然とすること間違いなし。この結果に大はしゃぎの1%未満の悪魔ジップだろうね。