とある方からのメール
初めまして。福岡に住んでます(医療関係者の××)といいます。
先生にどうしても質問したいことがあり、メールさせてもらいました。
もし良かったら、お返事くださればありがたいです。
実は私の妻が、北九州での瓦礫焼却のあとから、毎日目が痛いと言い出し、最近では頻繁に下痢もしてるようです。
自宅は福岡市博多区ですが、妻は瓦礫焼却のせいでそうなってると思ってるようですが、私には福岡まで放射能が飛んできて、そのような症状を起こすとはどうしても思えません。
大気で拡散するので、福岡市ではそんなに濃度は濃くないですよね?
本当に福岡市内でそのような健康被害はおこるのでしょうか?
もう一つお聞きしたいのですが、うちはマンションの7階で、ほとんど窓は開けないで過ごしています。目張りもしています。しかし、ガイガーカウンターの値は焼却前よりも高くなってます。焼却前は0、08くらいで、焼却後は0,13とか14とかまであります。
妻は部屋の中にいても目が痛いというのですが、私は窓を締め切っていたら、部屋の中へはほとんど放射能の粒子は入らないと思うのです。
妻は粒子は入ってきてるはずといいますが、私はそうは思えず、外からの放射線がガイガーカウンターの値を上げてると思うのです。部屋の中にも放射能粒子は外と変わらなくあるのでしょうか?ガイガーカウンターで外を測りましたが部屋の中と変わりませんでした。
お忙しい中、大変申し訳ないのですが、いつもそのことで妻と言い合いになってしまうので、小野先生にお聞きして解決したいと思いました。
簡単なお返事でも構いませんので、よろしくお願いします。
家庭の状況が伺えますし、おそらく大半の苦しんでいるお母さんも同じような思いをされていることでしょう。女性は自分の体内で10ヶ月も赤ちゃんを育てます。精子を出しておしまいの男とは、精密さが全く違います。放射能に対する感受性が強いのは当たり前です。そして、それを「気のせい」で片付けてしまう夫。価値観に決定的なミゾが出てしまっています。
このメールは、典型的な会話だと思われますので、メールを書いた方には失礼ですが、説明を詳しくします。
実は私の妻が、北九州での瓦礫焼却のあとから、毎日目が痛いと言い出し、最近では頻繁に下痢もしてるようです。
目は外界に粘膜が露出していますから、放射能、セシウムなどに敏感であることは間違いありません。そして、下痢は粘膜症状。いずれも、放射線感受性が高いと言われている臓器であり、「プルトニウムファイル」アイリーン、ウェルサム著にも次のように書かれています。
p.99-p.100
陸海空軍も、核の戦場で放射線を浴びる歩兵・水平・航空兵がどうなるかを患者のデータから予測しようとした。日本の悲惨な被爆障害が心にあった軍の首脳連は、放射線の作用をもっと詳しく知りたかった。吐き気はどの時点で始まるか?どれほど浴びたら骨髄に影響が出るか?被爆で思考力や決断力は損なわれるか?動作はどうなるか?兵士を守る医薬はあるか?弱い放射線を何度も浴びた兵士はどうなるか?・・・疑問は次々にでたけれど、結局のところ答えは出なかった。なぜなら、ストーンたちがカールトン・ホテルの会議でもわかっていたように、若い健康な兵士と眼寒者が放射線に同じ反応をするはずもないからだ。
TBI実験(健康人の全身照射)で研究者は、血液と尿を分析して「生物学的線量計」を見つけたかった。生物学的線量計とは、人体の浴びた線量を物語る生化学変化をいう。もし見つかれば、戦場の軍医は、被爆者をざっと検査し、助かる兵士と死ぬはずの兵士をてきぱきと区別できる。一九六三年に空軍の某将校がこう書いている。「放射線が整体には快適な左葉を示すとわかって以来、研究者は身体の浴びた線量をきれいに語る生化学的・組織学的・臨床学的な変化を追い求めてきた」。
(中略)
照射の後、血球、染色体、アミノ酸、酵素、血漿タンパク質、脂質をくわしく調べた。しかし軍の医師たちは、信頼に足る生物学的線量計を見つけるには至っていない。線量の指標になったのは、すでに臨界事故の犠牲者や日本の被爆者でわかっていた傷害、つまり吐き気や食欲不振、脱毛などがいつ始まり、どの程度の症状がどれくらいつづくかだ。それだけを手がかりにする状況は今の今までほとんど変わっていない。
一説によると5兆ドルを費やした米国の核実験でも、この程度の知見しか得られなかったのです。下痢や眼球の症状は被ばく症状といってよいでしょう。何しろ、被ばくを定量的に見る方法はないのですから、線量に出ない値でも生物には必ず影響を与えます。
自宅は福岡市博多区ですが、妻は瓦礫焼却のせいでそうなってると思ってるようですが、私には福岡まで放射能が飛んできて、そのような症状を起こすとはどうしても思えません。
大気で拡散するので、福岡市ではそんなに濃度は濃くないですよね?
本当に福岡市内でそのような健康被害はおこるのでしょうか?
なんの理論もなく、自分の知識だけで「放射能被害」ではないと断定する。なぜ、そんなことができるのでしょうか。この汚染拡大状況を見たことがありますか?
福島から出た放射能が米国西海岸にまで影響を与えるにもかかわらず、目と鼻の先の北九州と福岡が離れていると考えられるその理由が私にはさっぱり理解できません。
熊本ですら、ガレキ燃焼開始後には雨が降ると放射線量が急激に上昇するのですよ。

こういったことを調べていれば、簡単にわかるはずですが・・なぜ、いわゆるフィーリングで妻の言葉を否定できるのでしょうか。
あとひとつ。昨年の4月の拡散予想。フクシマの放射能だって九州にやってきます。これで見たら北九州と博多なんて、同じ場所といっていいくらいです。

ガイガーカウンターの値は焼却前よりも高くなってます。焼却前は0、08くらいで、焼却後は0,13とか14とかまであります
これを放射能の影響と言わずして、なんというのでしょうか?ガイガーで上昇しても、離れているから放射能ではない。???です。しかも医療関係者なのですから、信じられません。
妻は部屋の中にいても目が痛いというのですが、私は窓を締め切っていたら、部屋の中へはほとんど放射能の粒子は入らないと思うのです。
この方の奥さんに同情いたします。いくら目張りをしても窓を閉め切っていても、外気との流通は必ずあります。もし、なければCO2中毒で死んでしまいます。何ヶ月も閉め切った部屋にいても、別に息をするのに苦しくないわけですから、外気との流通があることはもう誰が考えてもすぐにわかる話です。酸素の流通があれば、当然放射能も入ってきます。そもそも、長い締め切った空き家であっても、すぐにほこりがたまってくることを考えればいくら締め切ったところで外気とつーつーなのは簡単にわかるのではないでしょうか。
結局このご主人の主張をまとめると次のようになります。
・北九州と博多は距離が100キロも離れているから、放射能は拡散して問題ないと思う。
・目張りをしているから、外気から放射能は入ってくるはずがない。
・だから、ガイガーカウンターの目盛りが上昇しているのは、放射能ではなく別の原因のはずだ
・従って、妻の目の痛み、下痢は放射能ではない。
といった理論です。どこが科学的なんでしょうか。
オウム真理教でサリン工場を強制捜査するときに操作員が持っていたのは、鳥かごにいるカナリアです。水道水の毒物をチェックするのに用いられるのは金魚です。妻の身体が発している悲鳴を無視して、自分の感性のみを一番に信用するのですか。
奇形は日本全国で現れています。これでも、気のせい、ストレスで済ませますか?
http://onodekita.sblo.jp/article/59918169.html
http://onodekita.sblo.jp/article/57510646.html
http://onodekita.sblo.jp/article/47213885.html
奥さんから、メールをいただきましたので、ここにご紹介させていただきます
小野先生
この度はブログで主人の放射能についての考えの間違いをしっかり正していただいてありがとうございました。いろんなかたのコメントも読ませていただき、先生の回答は私にとってもとても参考になりました。
私も同じ医療従事者なのですが、原発事故以降、主人とあまりに放射能についての認識が違い、会話がいつもスムーズに進まず困ってました。
お察しのとおり、主人はかなり、頑固で(そこまで年ではないのですが)、放射能にもあまり関心がなく、いくら先生のブログや講演会で言われるような内容を説明しても、全く持論を変えませんでした。とくに部屋の中には放射能はほとんど入ってこないという考えについては瓦礫焼却が始まってから何度も話したのですが、頑として主張を変えませんでしたので、とうとう先生に聞いてみてと勧めた次第です。
はっきり書いてもらったブログを見て、まだ完全には受け入れてはないですが、一応間違いには気づいたようで、とりあえず私の言うことを頭から否定してこなくなったので、とても助かりました。今後は少しずつ変わっていくのを期待します。
また理解不能なことを言い出したら、相談させてください(^^)v
私は去年4月九州を放射能雲が通った頃も、20年ぶりに少量ですが鼻から出血があり、かなり敏感なほうかもしれないので、今後はもっと気をつけていこうと思います。
先生の本を、注文のページから注文させてもらいますのでよろしくお願いします。長文すみませんでした。
この話は、本当に良く聞きますが、残念ながら私にも良い方法が浮かびません。とくに医療関係者には−男女に限らず−多い気がします。放射能の怖さをなぜ人より早くわかることができたか・・説得のヒントなどをご覧ください。
◆関連ブログ
汚染地図から眺めるフクシマの影響2012年07月12日
降雨とともに急上昇する環境放射能2012年10月23日
アイリーン・ウェルサム(プルトニウムファイル著者)のインタビュー2012年10月29日
奇形動植物(3)2012年11月09日
奇形動植物(2)2012年08月09日
奇形動植物のまとめ2011年08月07日
放射能の怖さをなぜ人より早くわかることができたか・・説得のヒント2012年05月12日
タグ:北九州
博多区の奥様の症状ですが、心配ですね。
http://fukushima-diary.com/2012/11/radiation-watcher-is-losing-his-eyesight-after-visiting-fukushima-and-other-hotspots/
ユーチューブの動画で、各地の放射線量を測定されていた方が、網膜はく離の手術をされたようです。
私は福島県民です。夫と子どもは福岡に避難させ、私は仕事の都合で地元福島に残っています。
そんな状況のなか、北九州での瓦礫焼却が始まり、どうすればいいのか、悩んでおります。
放射能から逃れたいと、悩み苦しみ決断して九州まで行ったのに・・また子どもたちを被曝させることになってしまいました。
すでに私の子どもたちは、原発事故後も屋外で給水のため長時間過ごし、相当量被曝しています。
もう、どこへ行けばいいのでしょう。夫は全てをなげうって九州まで行ったのに、また仕事を辞めて、もっと遠くに逃げて!言うしかないのでしょうか。
子どもの健康だけは全力で守ってあげたい。
北九州の瓦礫焼却が続くのであれば、やはり福岡は離れるべきでしょうか?
もう、どうすればよいのかわかりません。
小野先生のおっしゃるように、自分の体内で10ヶ月も赤ちゃんを育てる女性と、精子を出しておしまいの男とは、感受性が違うのかもしれません。
だからこそセンサーの働く女性の鋭敏な感覚を信じてほしい。女性はアンテナがちゃんと立っているのです。見えない放射能に対して、ガイガ―の数値も妻の感度も信じず、自分の理屈を押し通すのは、カナリアの警告を無視して有毒ガスの充満する炭鉱に突入するようなもんでしょう。
でも、いいご主人ですね。小野先生にメールを送ってくるのですから、まだまだ改善の余地のある素敵な人だと思います。どうかしっかり奥様をケアしてあげてください。北九州のがれき焼却放射能の影響はここ熊本でも顕著です。目がヒリヒリしますよ。離れていても。
あともうひとつ、この男性にお伝えしたいことがあります。
昨今のマンションは「24時間換気システム」が稼働していて外気がツーカーなのです。
東京タワー近くのマンション20階で、閉め切っていた部屋のエアコンフィルターから高濃度放射能が検出されたとバズビー博士が発表されました。
「東京20階 エアコンからウラン238が3000bq/kg、ウラン235が240bq/kg」
http://www.asyura2.com/12/genpatu28/msg/428.html
放射能は甘く見てはいけないと思います。
窓を閉め切っていても、マンションの換気システムでラクラク自宅に入り込んでくる魔物です。
汚染ガレキを燃やすことは言語道断。今すぐ中止してほしいと、春先より多くの人が訴え続けています。どうかその1人になってください。
ただ放射能の問題は、好むと好まざるとも私たち全ての日本人が「真実と向き合わざるおえない」問題になってしまったのですから、もう問題を過小評価したり、問題から目を背けたりしたならば、本当に日本人と云う民族が消えてしまうのではないかと思っております。現にチェルノブイリ原発事故の時の「強制移住汚染地域」以上に放射能汚染された地域に、この日本では人々が平気で住んでいるのですから、このまま行けば、事故後4、5年後頃からチェルノブイリと同等、いや、それ以上の大規模な健康被害が発生して大騒ぎになるのではないかと思います。(まさか国やマスコミは、それを隠蔽できると本気で思っているのでしょうか)
本当は、そのような健康被害が発生する前に国と東電の責任で汚染の酷い地域の人々を全員、避難させるべきなのです。
いま国が一所懸命「放射能瓦礫拡散」と「放射能食品、食べて応援」とやっていますが、それでも放射能による高汚染地域と、汚染の軽い地域では放射能の影響による疾病の発生に有意の差が出るのではないかと思います。結局は隠しきれなくなるのが落ちです。その時、マスコミはまた「一億総懺悔」とか言って責任の所在をうやむやにするような気がします。
大阪で瓦礫焼却始まるので、海外に避難したいといったら、安全だから行く必要はない、証拠を見せろと夫に言われました。うっかり汚染の可能性のある食べ物を口にして体調不良になっても信じません。子供達の鼻血や関節痛もたまたまとしか思わない。そして自分は平気で
コンビニでお菓子やジュースを買う。
離婚まで考えてます。でも世界的経済恐慌や資金不足を考えて海外避難を実行に移せません。離婚したら子供達は引き取るとかいうし。せめて沖縄県にでも移住しようかと思わずにはいられません。周囲は新築の家を建てたり、外食ばかりしたり、全く無関心な人も多いです。
Twitterでは同じような状況の方もいるので、心強いですが。
夫やメールの男性のような無理解に苦しむ人もたくさんいるでしょう。いざとなれば子供達は黙って汚染の少ない場所に連れていくつもりで、いろいろ準備やシュミレーションしています。
自分の感性が全てで、それ以外は想像する力が無いんだね。
「自分は感じない=何も起きて無い」という思考回路。
この男性も、いんちょ先生にメールして「ねっ?!こんな事ありえないでしょ?!!」って同意してくれるって信じ切っているのでしょう。
事実は、
・ガレキを焼却した
・健康被害が出た
です
放射線に注意するのは当然ですが、原因をそれだけと考えるのは危険です。
無検査の重金属やPCBなども疑うべきではないかと思います。
ガイガーで数値が上がった件は、焼却前に何十回も測っていて、それで焼却後と差が出ていれば信用する値ですが、そうでなければ、「上がったかもしれないし、上がってないかもしれない」です。
そもそも、ガイガーはこのような低線量で差が出るほど、性能が良いのでしょうか?
更に、汚染ガレキのCs程度で、空間線量が上がるのでしょうか?
結構ひどい汚染でも空間線量は上がらない、だからこそ試験焼却では空間線量を測っているはずです。
また、汚染食品を福岡でどの程度燃やしているかも推算すべきです。それと比較して多い少ないがわかります。
実験すれば、何が原因かわかるかもしれませんので、汚染に賛成するガン細胞や病原菌どもは志願すべきでしょう。
これも放射能の影響でしょうか?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121122-00000000-agara-l30
いつも拝見しています。
沖縄でも蛇がとぐろを巻いたような芋が収穫されてます。
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2012-11-22_41846
放射能と関係なければいいのですが・・・
http://onodekita.com/gm10japan.html
残念ながら福島の測定はありませんが、全国的に極端なばらつきなんて
ないのですから。むしろ西の方がやや高い?というような傾向です。
女性や細胞分裂が旺盛な子供達がより放射能の影響が大きいんだなんて医学関係者じゃなくても常識の範疇だと思いますね。
来日中のヘレン・カルディコット博士の講演をせめてインターネットででも見ることをお薦めしたいです。身の毛がよだちます、聞いていると。
でもこの方は小野先生に攻撃的な口調でもなく質問されているので、将来、奥さんによりそえる旦那さんになると思います。思いたい。事故後から「メルトダウンなんておこるはずがないだろ!」「東京が汚染されるはずがないだろ!」などなど数々の罵倒をネット上でみてきたので、それに比べたら可愛いもんです。実際の生活でも、心配する妻をけなしたり馬鹿にする夫はたくさんいます。それに比べたら可愛いもんです。
鼻血を出す子供、下痢をする私に「気のせいだ」という周囲の人々。
「放射能だという証拠をみせろ」というので「放射能じゃないという証拠をみせろ」とかえします。
本を読んだり、インターネットで情報収集したり、何もしないのに「思い込みだ」と否定する。
海外でも同じです。
小野先生のような知識、経験もある方のブログを紹介しても、見る前から拒否されます。
これからも平行線のままなのでしょうか。
ほとんどリアルタイムで見れます。そういう趣旨(緊急時の避難とか)で作られてるようです。
住んでる場所に近いところを見るといいと思います。
ただし、公的機関発表のデータなので、必要に応じて補正が必要です。
自然放射線もたぶん入っていません。
http://ma-04x.net/
放射性物質が原子の世界の話だって、なかなか理解してもらえないんですよね。密閉されてたら二酸化炭素中毒で死んでるって説明、なるほどと思いました。
放射性物質は確実に放射線を出すし放射線は確実に細胞を壊すのは、確率で起きる事象なので確実に起こるというのもなかなかわかってもらえない。
壊れるのは確実なのに、それをどのくらい治せるか?運よく命に関わる細胞を壊されない確率は?とか、そういうレベルでしか語らない学者やマスコミを何故信じてる人が多いんだろうと思います。
事実を見ることより、見たいものを見たい人には、ずっと理解できないのかもしれないと、最近思います。
慣れて情報に反応しなくなるのを待っている?
あきらめを待っている?
貴重なモルモットの確保?
パニックまでの時間延ばし?
訴える人が亡くなるまでの時間延ばし?
日本を「核廃棄物の夢の島」にすること?
干し柿用の柿を廃棄しながら、
「来年こそ」と言った人の写真を見ながらつぶやいていました。
9月の末に1週間、夫婦で大阪に滞在していたのですが、仙台に戻ったとたんに、夫が40度の高熱を出し、咳が止まらなくなってしまいました。私は、ふくらはぎのしびれを、はっきりと体感し、命があるうちに離れなければと、お世話になった皆さんへのご挨拶など、いっさいせずに移住することだけに専念いたしました。
住んでいたのは、名取市との境界に近い、海に近いほうです。離れてみて、昔の自分(もともとの)がこんなだったんだ?とびっくりするほど、むくみがとれました。
移住に伴う出費で、経済状況は大変厳しいですが、健康だったら何とかなると、ガンバレと言われなくても頑張れています。
明日24日の尼崎での講演、中継で拝見させていただきます。先生の講演で、関西の皆さんが危機意識を持って下さるよう願ってやみません。
「人が商品購入の意志決定を行うのは100パーセント感情です」という話がありました。
おそらくこのご主人及び多くの男性は、
「この世界大不況の真っ只中でタダでさえ仕事その他で大変なのに、こんな面倒くさい問題に巻き込まれたくない」
という感情がまずあって、
がれき問題と向き合わなくても済むような理屈をいろいろ考え出していくという心理なんじゃないかな〜と思います。
富山みたいな田舎でがれき問題を口にする人をやたらと攻撃するようなオヤジたちは、
「こんな田舎の閉鎖的なムラ社会の中で行政や地元のボスたちを相手にもめるのは嫌だ。波風立てるのは嫌だ。」という感情が強い人たちでしょう。
田舎には年寄りが多い。
老い先短い無責任なバカオヤジクソジジイどもほどそうやって声を上げようとする若者や女性を地域社会の権力を使って潰そうとします。
そういう田舎のオヤジどもに強い憎しみを感じます。
絶対に老後の面倒なんかみません。
今は奴らの力が強いからイヤイヤ屈服させられているだけで、
もう少し歳をとって弱ってきたところで必ず復讐します。
まあそうじゃない次世代への責任感の強いシニア世代の方もいらっしゃいますが、悲しいかな圧倒的に少数派です。
こと放射能汚染の問題は人類の存続そのものにかかわる問題であり、本当にシャレになってません。
今の世の中恨んでいる若者なんてゴマンといます。
放射能汚染の問題は世代間戦争。
俺たちがいつまでもシニア世代の権力者どもの言いなりになっていると思ったら大間違いだ!
あっ過激派に仕立て上げられて潰されますので、暴力は用いませんのでご安心を。
本人も家族も震災以来体のあちこちに不調が出たり持病が悪化したりと散々ですが、全て原発事故とは無関係で対策も移住も不要、ストレスや運動不足が原因と言って聞きません。バンダジェフスキー氏の講演会にも行かせてみましたが、何も変わりませんでした。
煩くて反論するのも面倒だから、と水や食材の調達には協力し、3食全て管理させてはくれますが、基本的には何を食べても問題ないのだと考えているようです。
私は今年7月に(各地で線量上昇が話題になった日と、都内光化学スモッグが酷かった日の2回)締め切った自宅内でまるで炎天下に出たような日焼けをしたり、今月から隣接市が24時間体制での瓦礫焼却を始めたとたんに肌の酷い痒みが始まりずっと続いていたりしています。
目は痛む都度、ミネラルウォーターでの洗浄が有効です。だいぶ落ち着きます。
下痢は水か食材の汚染も考えられますね。
食物アレルギーの原因特定に使う手法ですが、食べたものを毎日記録(食べる前にケータイなどで写真を撮っておくだけでもOK)しておけば、怪しい食材を特定するのに役立ちます。
動物のオスとして、まっとうだと思う。
いつもご活動、ありがとうございます。
先ほど大阪府の瓦礫焼却係(06‐6210‐9289)に電話しましたが、本当にひどい対応でした。
今月の29日から瓦礫の試験焼却を始めるそうなのですが、「安全性をどのように担保する予定ですか」と聞いても、「安全性の基準の通り運営していますのでご心配なく」と、完全に平行線で話がかみ合わず。さらに、担当者の名前を聞いたとたん、がちゃと切られましたよ。
どうすればいいのでしょうか。
もう南半球の国に逃げるしかない?
それと昨日のカルディコットの医療セミナー、お疲れ様でした。
私としては、もう少し示唆のあるお話が聞けるのではと期待しておりましたので、とても期待外れなセミナーでした。何を聞かれても「分からない」と答える博士には、専門家?としてもっと勉強してほしいのですが。
分からないなら分からないなりに、何か参考になることがあればよかったのですが。。。
もうどうしようもない世の中ですね。
サインがあって嬉しかったです。
ありがとうございました。
どこの家庭でも同じなんだと思うと、本当に男はダメだと思うこの頃です。
一人息子しかいない私は早々と息子には「結婚はしても子供は産まないように」と言ってしまいました。
震災以降さらに会話の数も少なくなり、家族で食卓を囲む事もなくなったので、主人は「早く孫でも産んでくれて明るい食卓を囲みたいなあ」などと息子に言っています。
私が息子に言った言葉を知ったら大変な事になるでしょう。
測定器で測定していたり、空気洗浄機を購入したり、関西方面の食材を購入する私に対して「お前は自分だけ良ければいいのか?」
「官邸に電話したってどうなる?」
「経済が発展しなかったら日本はどうなる?」と攻め立てます。
ヘレン・カルコデコット博士の講演会の事を話したら、どういう変化か行って来たのですが・・
「あいつらは何なんだ」と。
少しは、心配になるかと思ったのに・・・
もう、周りで人がバタバタと行かないと分かってもらえないんだと確信しました。
先生の本は目に付くところに置かせていただいても、わざわざ手に取ってもらえるとは思えません。息子には、しっかり読んでもらいます。
どんなに、「お前はおかしい」と言われても自分の中で「おかしいのはそっち」と言い張ります。
東洋医学的アプローチで放射性物質の性格の
区分けとかを通じて放射能防御を実行しています プルトとかウランの内部被曝は早めに肺とか小腸肝に障害が発現すると思っていますが
何せ敵は見えない臭わないので思いっ切り被曝していても本人は被曝してませんっーコッチが
悪者扱いに成りますので もう知らん状態です
今月、ガレキ焼却灰の搬入が近くの小坂町という所で強行されました。私はその下流に住んでいます。
こんな素早く簡単に放射性廃棄物の最終処分地になってしまってびっくりしています。
私も放射能の話は家族でも勇気がいります。
母はスーパーで働いていて自分の職場で危険な食品が流通し放題だなんて信じてくれませんし、スイーツ作りが趣味の弟にサツマイモや乳製品に気を付けてと言うと神経質だと気を悪くする始末です。
フリーターの私がネットや本買って勉強して訴えた所で、家族はテレビに出てくる東大御用学者の安全神話を100%信じるこの虚しさ。 悔しすぎる。めげたくない。
長文ですみません。
やめさせることはできないんでしょうか。
抗議しても聞く耳もたずであしらわれ、焼却場を爆破するしかないかもなんて過激な妄想してみたり(あくまで妄想ですので)。
やられほうだい。腹が立つ!!
選挙で広域処理反対派が勝てば、一筋の光はみえてくるのでしょうか...
私の青森の実家の父母には311後、政府のホームページPDFや海外ニュースなどなるべく信頼してもらいやすそうな出所のデータをプリントして送っていました。その結果(?)原発事故はかなり深刻なものだと受け止めて、食べるものなども気を付けてくれています。母の友人も息子さんから食べ物の注意など聞かされた、ということも傍証になったようです。六ヶ所が近いので、原発というシステムがどんなことをしてきたかを身近に垣間見てきたことも大きいのかもしれません。
以前は、勉強だけしていれば良いと私の考えなど一切聞かず、女なんて何の役にも立たんと本気でいうような両親でしたが、私が家を出てから彼らもまた変わったのかなと思いました。
逆に、兵庫の義父母は普段はそのままの私を喜んで受け入れてくれ、とても良くしてくれていました。
が、ダンナが、正月に帰るときに魚は今は食べないので地鶏か何かにしてもらえないかと相談したところ、異常だ、ウチは魚しか出せないから来なくても良いと言われました。
結局、正月の帰省はキャンセルさせてもらいました。
不思議なものですね。
何かで「楽しいときは、楽しいのだからたいていの人とうまくいく。楽しくないこと、つらいことを一緒にできるかどうかがパートナーシップで大事だ」と読んだことがありましたが、こういう時にこそ、その人の価値観・考え方がはっきりと見えるのだなと実感しています。
ダンナは私が情報をいろいろ伝えるので、それなりに危険そうだ、くらいには感じてくれているようです。「正月なんだから行って出されたものを食べろ」とか言わずに私を尊重してくれたので、その点は本当にありがたいと思いました。
いろいろ、本当に難しいものですね。