
国が先頭にたって汚染商品を流通させ、学校には東北の食べものを食べないのは「風評被害」とまるで、戦前の非国民を想起させる政策を大々的に行っています。印象操作もばっちりです。
「放射能が怖いのは文系、低所得、非正規、無職」-現代版はだかの王様
読んでいただければ、慶応大学が放射能を怖がる集団を分析してくれています。こんな印象操作に左右される方がよほどおつむが弱いと思いますが、多数がこのように言っているとついつい弱気になるのが日本人のサガでしょう。
ツイッター上にはこんな絵も・・

放射能は怖くない。我慢せよ。それこそ、戦時中の大和魂を思いださせます
しかし、現在では放射能被害に閾値がないのは、世界的な常識(すなわちどんなに微量であっても、放射能は危険)です。今では、放射能など何する物ぞといった感のある長瀧重信氏も以前はこのように述べています。
笹川チェルノブイリ医療協力事業を振り返って
私は先ほど申し上げた長崎の科学者の責任と思って、少量のアイソトープでも日本の原爆被爆者の調査では害があると発表しましたところ、両方から攻撃されました。Prof. Yallowは、当時は普通の研究室でアイソトープを使っており、研究室でアイソトープを使っても何も害はないと主張してましたし、Prof. Wagnerは核医学を発展させようとしていたときですから当然かもしれません。なにしろ米国も中国も戦勝国で核保有国ですから、原爆の被害は科学的根拠がないとか、精神的なもの、ノイローゼであるなどの議論も出てきました。
被害が出てきてからも国が安全安全と言い続けて、それを信用したために被害が飛躍的に大きくなった例として、サリドマイド、水俣病、非加熱血液製剤 など枚挙に暇がないほどです。なぜ、いまだに国が認めているから安全という世迷い言を話す役人、そして企業がこれほどまでもたくさんいるのか。そして、このような被害が大きくなってから、報道してきたマスコミは過去の教訓を一切学ぼうとせず、国の片棒を担いで「食べて応援」CMをたれ流す。お金にさえなれば、何でもすると言うわけでしょう(そういえば、今年の漢字は「金」でしたね)
セシウムとカリウム一体何が違うのか。一番わかりやすいのは市川定夫先生の講義
それ以外にCs, K のγ線スペクトルの違いを指摘された方もおられますが・・・

K40と比較するとCs-134/137の方がγ線エネルギーとしては小さい。これですと、日本各地で見られる奇形を証明することは困難です。K40 8000Bq と Cs134 8000Bq 一体何が違うのか。人工放射能と自然放射能は、放射線としてみた場合はまったく同じですが、内部に取り込む−内部被曝とした場合は全く異なります。
一つの良い説明
原子力都市と海賊から
カリウムとセシウムは何が違うのか
「放射性カリウム(カリウム40)も放射線を出すのだ」みたいなことをいまだに力説する馬鹿がいるので、一度きちんと書いておかなければならないだろう。放射性カリウムと放射性セシウムは違う。
何が違うかと言えば、濃縮の度合いが違う。
核種分析機で食品を測定していればわかることだが、カリウム40の濃度は安定している。どんな食品でもだいたい100Bq/kg台のオーダーである。これに対して、セシウムの濃度は予測できない。1000Bq/kgなんてひどいものが平気で出てくる。
では、なぜカリウム40の濃度は安定しているのか。
それは、カリウム39とカリウム41という安定カリウムのおかげだ。この二つの安定カリウムで、カリウム全体の99.9%を占めている。放射性のカリウム40は、カリウム全体の0.1%である。この割合は、いつでもどこでもピタリと0.1%というわけではないだろうが、おおむねこの割合になっているだろうということで、あるカリウム肥料のなかの90%が放射性カリウムだったということはないのである。
ということはどういうことかというと、放射性のカリウム40が1あるとき、そこには必ず安定カリウムが999ある、ということである。ある作物に占めるカリウムの空間量が1000あるとして、そのうちの999は安定カリウムによって占められ、放射性カリウムを閉め出しているということだ。つまり放射性カリウムは、かならず999のスペーサーを伴って存在しているということである。
セシウムはこういうわけにはいかない。セシウムがあるところ必ず安定カリウムがあるというわけではない。だから、不耕起栽培(耕さない畑)でカリウム肥料を使用していない畑では、セシウムをブロックするカリウムが足りず、作物への移行係数0.3という恐ろしいことが起きてしまう。いま汚染された農地ではカリウム肥料の投入がなされているだろうが、それは安定カリウムをセシウムのスペーサーにするという操作である。そういう畑で採れた作物がセシウムの移行を抑えることができたとして、ではその裏山のタケノコや山菜が何ベクレルになっているかは予測できない。入会地の裏山にわざわざカリウムを撒いてくれる人などいないだろうから、そこには放射性セシウムがスペーサーのない剥き出しの状態で置かれている。キノコ・タケノコ・山菜は際限なくセシウムを吸収し、ウン千ベクレルという恐ろしい濃縮を遂げるのである。
我々が放射性セシウムを問題にして、放射性カリウムを問題にしないのは、こういう理由があるからだ。こういうことは一度でも核種分析機をいじってみれば直感的にわかることだ。ちょっと本を読んだだけでカリウムカリウム言うのは、まったくの机上の空論である。
私もこういったメカニズムだろうと理解していたのですが、さらに恐ろしいことが実験で確かめられていました。
福島県産の「新米」から放射性セシウムから
その“ホットスポット”で昨年、試験的に採取された米からは、1kgあたり357Bq(ベクレル)という高い放射性セシウムの数値が測定された。厚生労働省が定める規制値は100Bq/kg。およそ3.6倍もの高濃度汚染である。
高辻氏は、より精密に汚染を調べるため、以下のような測定を行った。汚染米から2つのサンプルを作り、それらを別個に測定したところ、全く同じ米のはずが、一方からは約18gで6.5Bqの高濃度の汚染が測定されたのに対し、もう一方からは1.27Bqしか検出されなかったのだ。疑問を持った高辻氏は、さらに、高濃度のサンプル米をまた半分に分け、それぞれの汚染を測定した。
この作業を何度も重ねていき、最後にはサンプル米3粒が残った。測定の結果、そのうちのひと粒は2.9Bqで、残りの2粒は0.0048Bq。驚くべきことに、約18gのサンプル米がもっていた汚染のうち、なんとおよそ半分の汚染が、0.02gの米ひと粒に集中していることが明らかになったのである。この0.02gで2.9Bqという濃度は、1kgあたりに換算すると約14万Bq/kgにもなる。
これは、放射能汚染が均等に広がるのではなく、ひと粒、ないしは田んぼの中の1本の稲穂など、極端に偏った状態で進む可能性があることを示している。そして、そうした米だけを検査で弾くことは、現在の検査体制では不可能なのだ。
「高濃度汚染米を取り除こうとするなら、米ひと粒ずつをチェックしなければならない。でもそれは現実的に難しいですし、個人が5kg、10kgのお米を買ってきて、その中のひと粒だけ弾いて食べないようにするなどということもできません。高濃度の汚染米を食べてしまうという、ある種“貧乏くじ”を引いてしまう可能性があるわけです」(高辻氏)
なぜ、カリウムの被害はほとんど出てこないのに、セシウムだけには出てくるのか。そして、被害に遭う人と会わない人がいるのはなぜか。こういった放射能の偏在も大いにかかわっていると思われます。
それでも、国の安全基準を信用しますか?
◆関連ブログ
「放射能が怖いのは文系、低所得、非正規、無職」-現代版はだかの王様2012年06月11日
この国の政府は、なぜ被爆被害を無視し続け、原発を止めないのか2012年08月23日
内部被曝−その評価と治療方法2011年10月10日
奇形動植物(3)2012年11月09日
滋賀と熊本の玄米をたくさん備蓄して食べているのですが・・・・。(T_T)
見れるようになりました。GyaOで閲覧できますが
ブラウザはIEじゃないと駄目なようです。
百聞は一見に如かず! どんなことが起きているのか
せめて映像で見れば少しは何かを感じる筈です。
http://player.gyao.yahoo.co.jp/wmp/?cp_id=00908&program_id=v12193&video_id=v1000000000000000401
先生ありがとうございます。
自然放射能と人口放射能に対する認識の違い、ここが一番のネックになっていますよね。
専門家の方たちにはこのことについて、よく調べてもらいたいです。
福島県南相馬市からブログ発信の
ぬまゆさんのブログが閉鎖されましたね。
閉鎖はご自分の意思ですが、大変な誹謗中傷、人格攻撃(某巨大掲示板、twitter等)を
受けての閉鎖です。 ご自分のみならず、
お友達のHP等も巻き込まれた為の閉鎖の様です。
率直な物言いや発信をすると、一般人にも叩かれるし、金を受け取った工作員にも
大挙して押しかけられます。
私はブログもtwitterもしませんが、
被曝問題を語るので変人扱いです。
福島県民同士なのに、だからこそ利害関係
複雑に絡み、尚更語り合えない状況です。
信頼置ける農家から買ったものなら安心でしょう。
ネット通販ならば測定しないと何と言えませんね。
とにかく 福島 宮城 茨木 群馬 十日町の米は 超美味しいです。かつては 最高級米で
庶民の口には入らないものが有りました。
美味しい 外食ご飯おむすびは怪しいと思う。
問題は隠された Sr90 汚染ですね
軽いから相当広範囲に飛んでる
自分の水源地あたりまでは来ているかも
300km離れてるが
こんばんは。
小野先生のところにも、九州電力からの電力料金値上げ申請についてのご説明というチラシが送りつけられてきたと思います。
赤字対策として、1500億円規模のコスト削減に努めているが、到底それでは足らないという説明がなされています。
昨日の報道では、このまま原発をゼロにすると、電気料金の35.64%の値上げが必要と報じられました。
チラシのH24年度分(原発稼働ゼロ)の収支グラフでは、14600億円の収入に対し赤字が3700億円という事ですので、収入アップ要なのは、25.34%となり九州電力が言っている35.64%は多過ぎるおかしな数字になります。
まさかと思い残り10%を計算すると、1460億円という事で、丁度、コスト削減に努めたという1500億円と合います。
という事は、無駄な支出である、不適切な寄付や不必要は宣伝広告費などを含めたコスト削減の努力を止めてしまう計算になります。(計算は合っているのでしょうか?)
悪名高き、総括原価方式についての説明がされている、そもそも総研ですが、
http://www.dailymotion.com/video/xk1stl_yyyyyyyyyyyyyyyyyyyyyy-1-2_news#.UMmcrqy0PQA
3%の計算対象の原価は、特定固定資産や核燃料(使用済み含む)という事で、設備費が高い原子力と、重油換算で15兆円の使用済み核燃料がその対象に入ります。
そういう事で、原発がやめられないのでしょう。
東電は反省してます!みんなで会社の体質を検証してます!と宣伝するための、うわべだけの東電広報番組であった。
総括原価方式や発送電の分離、地域独占など、本当に検証されるべき話題には一切触れなかった。
国谷さんさ、石牟礼道子さんの言葉はあなたの心には届かなかったんだね。
私の知り合いの東電本店社員。年賀状には2011年中にあちこち夫婦で楽しく旅行に行った写真をのせてきて(もちろん西日本と北陸のみ)、「2012年は皆さんにとって希望に溢れる年になりますように」というふざけた文言を送ってきやがった。彼のアホ面を思い出した(当然返事は書かなかった)
東電社員は反省なんかしていないよ!!福島の痛みは彼らにとって他人事だよ!!
「私たちは元々社会貢献したくてこの会社に入った」だと?ウソこけ! あー腹がたつ。
社員はやめないで、フクイチで作業しなさい!
結局、番組から得た収穫は、「ブースカ涌井にはフルネームがあったんだね」という事実だけ。
>あなたはサルですか。
枝野センセイや野田ソーリは完全武装で福島に乗り込んでいきましたが、サル?だったようですね。
実際には、人間だから目に見えない放射能を怖いと思うわけであって、サルは目に見える火を怖がっても放射能を怖がることはないのですから、このコピーを考えた人の知能の方が「サル並」だと思うのです。
>およそ半分の汚染が、0.02gの米ひと粒に集中している
本当に恐ろしいことですね。これはぜひ「細胞レベルでも偏って集中しているのか」まで調査して欲しいと思います。もしかすると同じ事が細胞レベルでも起こっているのかもしれません。
そして、もし他の動植物においても細胞レベルで偏った形で集中、濃縮が見られたならば、ごく少ない内部被曝でも集中した場所から細胞の破壊が始まることが言えることになるのではないかと、記事を拝見して思いました。実際、福島から離れ、文科省の汚染マップで汚染の低いとみられる地域からも動植物の遺伝子異常と見られる奇形が発生していますので。
米粒ひとつに汚染が集中してるということがあるんですね、すごく驚きました。知ることができてよかったです。調べてくださった方にも感謝です。細かく見ていけば、本当に軽視できないことがどんどん事実として出てくるのでしょうが、決して政府は調べようとしないし、知ってても報告しないですよね。
みんなが事実を知るということが本当に重要だと思います。日本人の大多数は、事実を知らないから、危機意識が湧かずにのほほんとなってしまってます。
外国から見たら今の日本は過去のチェルノブイリ以上なのに、、、。日本人はテレビ依存率が70パーセントで、外国は20パーセントということを聞きました。日本人はテレビによってマインドコントロールしやすいそうです。環境省が40億マスコミに出しているそうです。
がれきの危険性について、マスコミで言われないのも、そのせいかと納得しました。お金をもらい口封じされる人にも、子供や孫がいるはずなのに、自分の健康も大事でしょうに、どうして平気で日本を売るようなことができるのか、理解できません。
500マイクロシーベルト/H行かないと避難させてもらえないんだって!!!
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日経記事
「原発事故時、毎時500マイクロシーベルトで避難 規制委案」
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1301Z_T11C12A2CR0000/
原子力規制委員会は13日、原子力発電所で事故が起きたときに住民を避難させる放射線量を毎時500マイクロシーベルトとする基準案を公表した。国際原子力機関(IAEA)が基準とする毎時1000マイクロシーベルトの基準より厳しくした。地方自治体がつくる地方防災計画などへの反映を求める。
新基準は年内にまとめる予定。今後改定する原子力災害対策指針に反映させる。
基準案は、主に原発の半径5〜30キロメートル圏の住民避難を想定。原発事故のレベルに応じた緊急事態の区分にあたる「緊急時活動レベル(EAL)」と、避難指示や被曝(ひばく)の影響を抑える措置を出すための判断基準となる「運用上の介入レベル(OIL)」の2種類に大別して示した。
EALは原発立地道府県で震度6弱以上の地震や大津波警報が出た場合など3段階に分類した。
事故後数時間以内で、毎時500マイクロシーベルトに達する地域は避難するよう指示を出す。毎時20マイクロシーベルトとなる地域は1週間以内の一時移転をする。毎時0.5マイクロシーベルトが測定された地域では、地元で生産される飲食物をなるべく摂取しないよう求める。
今後は放射線計測器での測定値が基準を超えればすぐに避難指示を出せる。従来の指針では、避難基準を50ミリシーベルトなどと定めていたが、事故発生直後に判断しづらいため、避難が遅れるなどの問題があった。
規制委は半径5キロ圏については、放射性物質の放出が始まる事故発生直後に避難を開始するとの方針を示している。
国は、放射性物質がこのように偏ることを知っているんじゃないでしょうか?
アメリカ政府に教えてもらったりして。
だから、「たべて応援」しても「がれき広域処理」しても、放射能の影響がでるのは、一部の運の悪い人だけ。
多少、犠牲を払っても、原子力で得られる利益の方がおいしい、と考えてるのかな?
いや、ガス屋の手先じゃないですよ。
電力会社のここ一連の醜態にすっかり嫌気がさしました。
その1:K40の放射線にプラスしてCsの放射線がプラスされた総量による被害。
30Bq/kgなら体重60kgで1800Bq余計に加算、K40が6000Bq/体内であれば、3割増えた事になり無視できる量ではない。
その2:比放射能の違い。K40と放射性Csでは半減期が違い、K40は極端に長い。なので同Bqでも集中度が違い、集中攻撃してくる放射性Csは危険という仮説、
→http://sorakuma.com/2011/11/06/5207
その3:体内挙動が違う
「CsはKと同族なので、K同様に体内に取り込まれる」という報告がある。 しかし、CsとKは生体半減期が異なる(取り込みは一緒でも、排出は違う)。 同族のKとNaが、KチャネルやNaチャネルで挙動が違うのだから、より質量の大きいCsであれば挙動が違って当然。
他にも色んな仮説があるだろけど、人間はたった1℃体温が狂うだけで故障する超精密機械。「K40があるから、放射性Csも一緒」と真剣に信じているヤツは小学校からやり直すべき
選挙は自民党が圧勝。富山県では3小選挙区とも自民党がとりました。
また、森富山市長と仲がいい元横浜市長の維新の会の中田宏が比例代表北陸信越ブロックで当選。
もうこれ以上ない最悪の結果です。
これで自民党王国富山県は首長たちのやりたい放題。
がれき本焼却へひたすらまっしぐらに突き進みます。
アーメン。
南無阿弥陀仏。
まさにお陀仏です。
だから、突発性難聴になったり局所的な間接痛が
おこったりおこらなかったりするんです。