講演会の後の質疑応答
放射線科医「講演会では、外部被曝と内部被曝を切り分けている。しかしながら、外部被曝にかんしても、CTを子どもの時に取っていると、ガンが増えているという論文がある。外部被曝を軽視するのは間違い。広島の被爆の評価は、内部被曝と外部被曝のどちらが多いのか。それとも内部被曝だけなのか」
私「外部被曝を軽視しすぎるのは、今後改める。広島の被爆評価には、DS86 DS02などがあるが、すべて外部被曝のみ。内部被曝の知見はないことは方影研自身が認めている」
腎臓内科医「1980年代に長崎の被爆者健診の手伝いをしたことがあった。その時に思ったのは、疾患の心疾患と、それ以外、膵疾患、消化器とくに胃潰瘍、十二指腸潰瘍の疾患が異常に多かったのを記憶している。膵炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍など放射線に関係するのかしらという疾患が多かった」
放射線科医「ストロンチウムを使ったことがあるが、ホールボディでは絶対はかれない。ガラスのバイアルでみるときにも、β線が検出できなくなる。核シンチの撮影機でセシウムなどは測定」
今思いだしましたが、輸血問題を指摘するのを忘れてしまっていました。途中まで原稿に入れようと、覚えていたのにもかかわらず。
◆関連ブログ
フクシマが安全という知見は我々にはない−放影研が公式に認める(知られざる放射線研究機関 ABCC/放影研)2012年07月29日
献血と被曝問題2012年04月02日
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タグ:講演会
これを機会に我々も立ち上がらなきゃ・・・と考えて頂ける先生方が出てこられることを期待したいです。そしてその輪が更に全国的に広がることを期待したいです。
直接的であれ、間接的であれ、一般患者は兎に角どこかの病院に駆け込むわけですから先ず先生方が、その意識を持って対処してくれることが、なによりも望まれることだと思います。
先生の残した足跡が最初のステップになることを期待したいと思います。
もしそうならば、私も非常に気になっていました。
万一出産時に大量出血した場合でも輸血をしますが、そこで酷い血液に当たってしまったら、新生児に与える初乳にも放射性物質がでてきてしまうのでは…どうすればいいのか…と不安になっていました。
自分に輸血する分の血液を前もって自分で採っておければいいですが、そもそも妊婦が献血できるのか?更には計画帝王切開ででもない限り、いつその血液が必要になるのかは、誰にも予測できません。
本当にいやな世の中になりました。
それから、ベラルーシでは汚染地域の子どもたちに保養の権利が与えられているそうですね。25日間の安全な場所での、安全な食品摂取による保養は、子どもたちの免疫機能の回復と体内被曝量の軽減が証明されているようです。しかしベラルーシの劇的な人口減少を考えると、やはり期間保養ではなく、「完全避難」にしなければ、子どもたちの機能回復は一時的なものになってしまうのでしょう。
一刻も早く、福島及び周辺地域の高放射能汚染地域に住む子どもたちの完全避難を行うべきだと思います。被害を最小限に抑えるには、今からでも行なうしかありません。また、それだけの大規模な避難を行なうのには国が主導するしかないと思います。そもそも福島の原発事故は国に最大の責任があるのでしから。それができなければチェルノブイリの教訓は何ひとつ活かされなくなってしまいます。
・『チェルノブイリ報告』広河隆一/岩波新書
http://www.iwanami.co.jp/cgi-bin/isearch?isbn=ISBN4-00-430168-8
こんな資料がありました。
裏を取ってから発表して下さい。
731部隊関係者のその後および厚労省との関係
http://www5.ocn.ne.jp/~kmatsu/iryou/731butai/kitikunoshokugyou.htm