Part2
どちらもなかなか良くできています。
【二枚舌】矛盾したことをいうこと。うそをつくこと。「―を使う」
原発の新安全基準/過酷事故対策、重い負担
東京電力福島第1原発事故を教訓に、原子力規制委員会(田中俊一委員長)は21日、過酷事故対策を盛り込んだ新安全基準の骨子案を示した。新たな安全設備を義務化するなど電力会社にとっては重い負担。7月施行に向け「世界最高の安全水準」を目指す規制委と、原発再稼働を急ぐ電力会社の綱引きが続く。
▽日本方式
3カ月近くにわたる新基準の議論が大詰めを迎えた18日の規制委会合。沈黙を守ってきた電力会社は54ページの書面を提出し反論に出た。
「一律に設備を要求すると事業者の創意工夫や改善の選択肢を狭める」。電力側は大規模な設備の設置を避けようとする一方で、第1原発事故後に実施した安全対策を力説した。
「電力会社の対策をアピールする場ではない」。あまりの脱線ぶりに規制委の更田豊志委員がたしなめる一幕もあった。
新基準は炉心溶融のような過酷事故対策として、電源車や持ち運びポンプなどで柔軟に対応する「米国式」と、頑丈な建屋に常設した設備で対応する「欧州式」の両方を取り入れた。
地震や津波、テロでも被害拡大を防ぐため、異なる構造の機器を分散させ、予備も含めて十分な数量を配備する。「日本の現状を考えれば、自然と厳しい内容になる。いわば日本方式だ」と規制委関係者は話す。
▽見切り発車
規制委は新基準に盛り込んだ対策を一律に再稼働の条件とはせず、原発の炉型や立地条件によっては猶予期間を設ける方針。例えば原子炉格納容器から蒸気を排出するフィルター付きベント設備は、沸騰水型原発では再稼働に必須とするが、加圧水型原発では条件としない方向だ。
電力会社は「1年じゃ建てられない施設もある。再稼働に最低限必要なものはどれなのか、早く示してほしい」(北海道電力)、「再稼働に必要なら何よりも優先して取り組む」(九州電力)と気をもむ。
東電は全国に先駆け、柏崎刈羽原発(新潟県)でフィルター付きベント設備の基礎工事に着手。設備の詳細設計すら決まっていない中での「見切り発車」となった。経営に直結する柏崎刈羽の再稼働に向け、なりふり構わない姿勢だ。
各電力ともこうした安全対策に数百億円規模の投資を計画しており、経営への影響は避けられない。中国電力は来年3月に運転開始40年となる島根原発1号機への対応を「今後の規制の議論をみて検討する」と見合わせる。
▽戸惑い
「規制側が何を考えているのかが読めなくなった」と、ある電力幹部はこぼす。
電力業界との癒着体質の反省から発足した規制委は、透明性確保のため電力会社との協議内容は原則公開するなど“ガチンコ”で臨む。
更田委員は「再稼働に向けた審査の行列に並べるのが2年先、3年先になる原発は相当数ある」と見込む。電力幹部は「そこまで厳しいとは考えていなかった。旧原子力安全・保安院時代なら雰囲気は伝わってきたのに」と戸惑いを隠せない。
7月の基準施行に向け、今後も策定作業が続く。更田氏は「安全基準は制限速度みたいなもの。守っていたからといって事故を起こしても責任はないというドライバーはいない」とくぎを刺し、電力業界に自主的な努力を求めた。
(共同通信社)
シビアアクシデント対策は、実は今始まったはなしではありません。私が東電にいた1995年には同じような議論をして、フクシマにベント配管がつけられた(設計当初には、この配管は存在していません)のです。当時の発電部長、発電副部長が実はフクシマ後にテレビに出て、恥ずべき術解をしています。NHKスペシャル原発危機_安全神話〜当事者が語る事故(出演者の背景をひもとく)から
25分頃からをご覧ください(もともとのDailymotionは消されています)

30分過ぎから

シビアアクシデント対策にどこまで取り組んでいけば良いか。国から明確な基準が示されない中、どこまで対策にコストをかければ良いのか、民間企業として判断するのは難しかった と答えます。
笛木謙右元所長(発電部長)「だいたい そういうのに対しては、お金を何百億もつけなくてはいけないのかという話しになりますよね。起こるか起こらないかわからないことに対して、そういうことは難しいんだ。」
どうでしょう、この番組を見れば、20年前にやった議論をまたも電力がやろうとしているのがわかるではありませんか。このフクシマの事故を起こしながら、恥知らずのことをよくもまあ言った物です。
自動車事故でたとえれば、人身事故を起こして、その賠償も保証も何も終わっていない状況。このような状況を全く反省もせずに、無保険のまま事故は起こさないから運転させてくれと言っているようなものです。このようなふざけた理論を口にしてはばからない電力と、それを許す規制当局ない方がマシ。
実態を知りましょう。そうすれば、電力が息を吐くように話している嘘がだれにでもわかります。
◆関連ブログ
NHKスペシャル原発危機_安全神話〜当事者が語る事故(出演者の背景をひもとく)2011年11月29日
フクシマの教訓を全く生かしていない規制委員会の新安全設計基準2013年01月22日
タグ:シビアアクシデント
結局は、マスコミの前で規制委員会が電力会社に厳しくしているというポーズを見せる事で国民を騙し、再稼働をしたいと云う事なのでしょう。もう下手な演劇会には、うんざりです。
そういえば小泉劇場の脚本と演出担当の竹中が政府の諮問会議に出ている映像がよく流れるようになりましたね。今度は、1922年、23年頃のドイツが紙幣を大量に刷った時のことでも参考にして脚本を書いているのですかね。まさか、フクシマ原発事故の3〜4年後をインフレのピークとしてターゲットを置いていると云うことはありませんよね。(4年後ぐらいから起こることに備えて)
時間がある時は拝見させて頂いております。
Amazonで書籍を購入しました。古本しか在庫がありませんでした。
発送しましたと書店から連絡あり、書店は福島県郡山市開成にあると分かりました。今は、開封し手元にあります。
地図で確認致しますと、高濃度汚染地区だと思いますが、書籍も(書籍に含まれる金属は勿論でしょうが)放射化するのでしょうか?ちりとなって付着している放射性物質を考える方が現実的ですか?外部被ばくを防ぐには、ページをぱらぱらとめくってちりを落とせば良いですか?この書籍は読んで、人体に影響がありますか?
公的機関に測定を依頼することも考えましたが、費用が高額です。この場合、廃棄するのが適当でしょうか?お知恵をお貸しください。
あの中川恵一氏の監修でこんなマンガ本が出ています。
「風評破壊天使ラブキュリ」
明らかに特定できる個人を怪人にみたてて退治しています。
さらにそんなマンガを褒め称える書評を書いている「ジャーナリスト」もいるようです。
http://blogos.com/article/54159/
まだこんなレベルで国民を騙せると思っているのでしょうか。
それが、健康に害を及ぼすかどうかは、計測してみるしかないでしょう。
購入しないことです。購入した物は、ビニール袋に入れて保管していれば、悪さはしません。ゴミに出せば、燃やされて大気中に拡散しますね。
「自衛隊を国防軍に変えようとしている、本当の意味は?」との問いにたいして、軍事評論家前田哲男氏いわく
日米関係において、日本は今まではアメリカに「基地の提供」と「財政支援」をしてきた。最近は『隊』としてイラクなどで様々な形の「協力」をするようになっているが
それが『軍』になるとアメリカと「共に血を流す」ことができるようになる。『軍』ならば「暴力の無限界行使」ができる。
アメリカの要求に答えて、それを可能にしたい人間が日本の政治家にいる。
せめてスイシンジャーみたいに批判する側を正義側にするとか一捻り入れろよ…っ…て作者が大和田 秀樹…どこかで聞いたことがあると思ったら…あの大魔法峠(大魔法峠は多分、”大麻ほっとけ”っつー意味だと個人的には思っている)を描いた人ですか、そうですか。
この人、マジでデマだと思ってますよ。
…しかし、後で後悔しても後悔しようのない罪作りな本を出しちゃったなあ…最大・最悪の汚点漫画だよ…トホホ。
つーか東北大学工学部中退で放射線も学んでた過去もあるそうだから…大学の放射線科ってマジ、研究するより洗脳に重きを置いている場所なんですかね。
「一部メディアなどはデマ拡散者の声を伝えた。そして武田邦彦氏、バズビー氏の言説を一瞬でも信じる人がいた。わずかでも受け入れたということは、私たちの社会の科学教育が失敗したことを意味する。」
科学教育じゃなくって”洗脳”でしょう。
「余計な風評が破壊され、無駄な恐怖がなくなれば、日本は必ずよくなる。そんなものに戸惑うよりも、震災からの復興、そして経済再生という前向きなことに活力を向けたいものだ。私たちが怖れるべきことは、恐怖という感情、それ自体なのだ(略)社会も落ち着き始めている。そのために今ここで、放射能デマに対してあらゆる手段を使ってトドメを刺したい。関心のある人は「ラブキュリ」を読んで学んで、一緒に風評破壊に参加してほしい。」
よく恥知らずにも、こんな言葉を並べられるものだ…石井 孝明って確か、都知事選の時に宇都宮健児氏を批難してた人だな…
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20121118-00000309-agora-pol
”福島原発事故で日弁連は(略)新しいビジネス分野を開拓していると、すぐに理解できた。東電の賠償額は昨年の推計では個人賠償で2兆円。ここに弁護士がかかわれば、大儲けできる。事故の損害評価を大きくすることは、彼らの利益のためには合理的な行動だ。”
これ読んだ時は確かにそういった一面はあるのかなぁと思いましたが、原発体制派の御用ジャーナリストの言だと思うと、途端に色あせて見えますなあ。
後、東国原の所は女癖の悪さを指摘するよりも口蹄疫の違法措置で訴えられていることをネタにした方がよかったかなと…
http://blogos.com/article/52079/
そもそも、東国原は九州から逃げて近畿の比例区から出るのがおかしいんだよ。
地元から出てみろっ!!
「舌(した)の根の乾かぬうち」
という言葉もありますね。
言葉を言い終わるか終わらないうち。前言に反したことを言ったりしたりしたときに、非難して用いる。「―に、もううそをつく」
あなたがたのオロオロのせいで日本人がどんなに振り回され苦しんでるのか、ちょっとこっちみて頭冷やしてよ。
前日の記事に挙げておられましたが、レベル8の事故としてちゃんとした対応をしていかないとこの事態は悪化するだけでしょう。ただし世界の叡智結集にIAEA、介入してこないでほしいです。政治は要らない!純粋に福島事態を収束して世界の危機回避を目的に。
みんなでパブリックコメントして、阻止しましょう!!
(2月14日まで)
ぬまゆのブログ( THE FINAL )
2013年1月26日土曜日
岐阜県の 「 核融合実験 」 を 止めなければなりません !
http://vera5963.blogspot.jp/
核融合科学研究所周辺環境の保全等に関する協定書等の締結および重水素実験の同意に対するパブリックコメントの募集
http://www.city.tajimi.gifu.jp/kikaku/pubcome/12kakuyuken/12kakuyuken.html