2013年02月05日

増え始めた奇形とトーチ症候群の立派なパンフレット

 ニュースを読むときには、事実と解説とをきちんと分けて考えなければなりません。どの部分が事実で、どの部分が解説なのか。よくできている次のニュースを見てみましょう。

東京で風疹流行 赤ちゃんへの障害も全国で6件報告(2013/02/04 18:33)
インフルエンザが大流行している一方で、東京では風疹の患者が増えている。特に、妊娠している女性は、注意が必要となる。
風疹の症状は、全身に広がる細かい赤い発疹、そして発熱とリンパ節の腫れ。
風疹の怖さは、妊娠初期の女性がかかると胎児にも感染し、生まれてくる赤ちゃんに障害が出るおそれがあること。
「先天性風疹症候群」といい、赤ちゃんに難聴や心疾患、白内障などの障害を引き起こすおそれがある。
こうした障害を持った赤ちゃんが、全国で2012年10月以降、6例報告されていることがわかった。
風疹は2012年春以降、大流行している。
2012年の患者数は2353人と、過去5年間で最も多くなっている。
しかも、都道府県別で風疹患者数を見ると、東京都が飛び抜けて高い
東京都の患者数が多い理由について、国立感染症研究所の多屋馨子室長は「どこでも同じことが起こり得るんですけども、東京は人口も多いですし、人から人にうつっているのが、現状かなと思います。首都圏での流行が年末ずっと止まらなくて、そのまま、ことしに入っても、患者さんがどんどん広がっている状況かなと思います」と語った。
患者の内訳を見ると、8割近くが男性で、そのうち、およそ9割が20代から40代となっている。
多屋室長は「30代から40代の男性は、子どものころに、風疹ワクチンを受ける機会が1度もなかったということです。20代と30代前半の男性は、1回受けるチャンスがあったんですが、受けてなかった方が多くいたことかと思います」と語った。
現在、20代から40代の男性は、子どものころ、風疹の予防接種の対象外になっていたり、接種が任意だったため、多くの人がワクチンの接種を受けていない。
例年、春先から夏に流行する風疹が、冬に大流行。
今後も、さらなる流行が懸念されている。
(以下略)


このニュースの巧妙なところは、
・風疹が増えている
・難聴、心奇形、白内障の赤ちゃんが少なくとも6名出た

を同時に報じているところです。このニュースで一番大事なことは、心奇形?の赤ちゃんが6名報告されているということ。

 国立感染症は、その母胎を人体実験で有名な731部隊にもちます。以前から、政府が望む病原菌を的確に培養して検出します。そして、誰も名前も知らないようなウイルスまで、きちんと発見してくれます。さすが、一流学者が勢揃いしている研究所は違います。

2012年から、もはや今までとは全く違った感染者の増加
資料

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たしかに東京が群を抜いて多い
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このニュースに出てきた6名の方の情報 先天性風しん症候群(CRS)の報告(2013年1月30日現在)から
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東京圏といえるのは、1件のみ。しかも、かかったのかかかっていないのかわからないにもかかわらず、「先天性風疹症候群」に分類されてしまっています。

 この母胎感染による奇形は、国試の山のひとつです。

TORCH症候群
TORCH症候群(トーチしょうこうぐん、英: TORCH syndrome)とは、母体の症状は軽微であるが、妊娠中の感染によって胎児に奇形または重篤な母子感染症を引き起こす恐れのある疾患の総称[1]。

以下の英語の頭文字をとって名づけられている。「Torch」とは英語で「たいまつ」という意味。

Toxoplasmosis(トキソプラズマ症)
Other(その他多く:B型肝炎ウイルス、コクサッキーウイルス、EBウイルス、水痘・帯状疱疹ウイルスなど)
Rubella(風疹)
Cytomegalovirus(サイトメガロウイルス)
Herpes simplex virus(単純ヘルペスウイルス)

トップに出ているトキソプラズマ・・・

2012年09月29日 (土)妊娠中の感染に注意を 患者会設立
妊娠中の女性が感染すると生まれてくる赤ちゃんに障害が出るおそれがある病気の患者会が設立され、妊娠中の注意点などを広く呼びかけていくことになりました。

そして、患者の会の立派すぎるホームページ
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しかも、設立は2012年。そのご、NHKに紹介され、とんとん拍子に大きくなったことが書かれています。



立派すぎるパンフレット
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 このホームページをざっとみただけでも1000万円はくだらないお金がかかっていることはよくわかります。しかも、このパンフレットは完璧にプロの手によるものです。この豊富な資金源はいったいどこにあるのでしょうか。福島で放射能の害を伝えるホームページはいかにも手作り風。今後、増えると明らかにわかる奇形の赤ちゃんたちの注意を促すホームページは、ものすごく手の込んだもの。

 次のような急性被爆症状を思わせるような報告もあります。

ダニがウイルス媒介、山口で女性死亡…国内初
 厚生労働省は、森や草むらにいるマダニを媒介にして感染するウイルスが原因の病気で昨秋、山口県内で女性が死亡していたと30日発表した。

 このウイルスによる死者の確認は国内初。ウイルスの感染能力は高くないとみられる。

 この病気は「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」。女性は熱や嘔吐(おうと)などで入院。血小板と白血球が大幅に少なくなっており、血が混じった下痢が続き、約1週間後に死亡した。国立感染症研究所が調べたところ、臓器などからウイルスの遺伝子が検出された。

 マダニにかまれて発症した例が中国で確認されているが遺伝子が違うため、ウイルスは以前から国内にあった可能性が高いという。同省は「万が一かまれて、熱が出るなどの異常を感じた場合は病院で診察を」と呼びかけている。
(2013年1月30日19時26分 読売新聞)


 このニュースのおかしなところは、遺体の分析を国立感染症研究所が行っているところ。原因不明の死亡で病理解剖をすることはありますが、その遺体の一部を国立感染症研究所に送ることはまずありません。

・なぜ、国立感染症に遺体の一部を送ることになったのか。

がわかれば、からくりが見えてくると思うのですが、これ以上のニュース報道は残念ながら、私は知りません。この報道で注意しなければならないのは、熱、嘔吐を主訴に汎血球減少が起き、消化器症状を呈して、1週間でなくなったという事実そのものです。

 こんごも、得体の知れない病気の原因を「国立感染症研究所」がどんどんとあきらかにしてくれることでしょう。決して、放射能との関連を指摘することもなく。


◆関連ブログ
増える得体の知れない感染症と国立感染症研究所2012年10月18日
原爆と核実験場での放射能と奇形児(600万アクセス)2012年10月04日
タグ:奇形
posted by いんちょう at 22:02| Comment(20) | 原子力
この記事へのコメント
こんばんは。

最近、メールやコメントの入力の妨害(漢字への変換が全くできない)が解消され、普通のパソコン環境に戻りつつあります。

北九州市のがれき受入も1年前倒しの3月末で終了ですが、すでに放射線量は下がっているようで、処理するがれきはないのでしょう。

がれきの受入の終結により、邪教と警察を中心とする連中の 私に対する嫌がらせはおさまりました。

先生に紹介いただいた、風疹患者の累積数のグラフですが、2011年の15〜16週あたり(ちょうど原発事故直後)から、それ以前の年よりも増加傾向にあり、2012年はさらに急な増加、2013年のそれ以上の増加傾向をみると恐ろしくなります。

使えそうな病名(風疹やウイルス性疾患)でごまかそうとしても、統計学的にみれば、通年と比較する事によりごまかしが効かなくなります。

このままの政策を続けていれば、社会保障費(医療費や休業・失業保障など)は、運用できなくなるほど悪化するでしょうが、放射能汚染地の人たちをこのまま放置すれば、経済活動優先だ!と言っておられないような恐ろしい状況になるのは間違いありません。

先を見据えれば、汚染地からの疎開などの対応の方が、結局安くつく事は明確ですが、日本の公務員達は目先の自分の保身の事しか頭になく、どうやってごまかすかがポイントのようです。(仕事とは言えません)

で、このツケは国民に負担させる。

責任をとらせないといけません。
Posted by 大庭孝広 at 2013年02月05日 23:13
東京ではインフルエンザが流行っているにも拘わらず、去年の今頃よりもマスクをしている人が少なくなったような気がします。国とマスコミを挙げての風評被害払拭キャンペーンが功を奏したのでしょうか、福島原発事故の事が過去の事にされつつあるようです。また東京都では福島旅行に行く都民に対して一人一泊3000円の補助金を出しています。旅行で応援、食べて応援、旅の思い出が復興につながるそうです。
そういえば福島県双葉町から埼玉県加須市の避難所に避難されていた人たちのうち167名が1年10ヶ月の間にお亡くなりになったそうですね。この話を知って私は、ベラルーシのジャーナリスト、アレクシエービッチの著書『チェルノブイリの祈り』の中の一文に「たくさんの人があっけなく死んでいく。ベンチにすわったままたおれる。家をでて、バスを待ちながら、たおれる。彼らは死んでいきますが、だれも彼らの話を真剣に聞いてみようとしません。私たちが体験したことについてや、死については、人々は耳を傾けるのをいやがる。恐ろしいことについては」とあるのを、ふと思いだし、本を読み返してみました。やはり院長先生の仰る通り、健康被害は始まっているのでしょう。避難者約1200人のうちから167人もの死亡者が、たったの1年10ヶ月の間で出るのは異常です。詳細な調査を実施するべきです。この事実をなぜマスコミは大きく取り上げないのでしょうか。結局、カネのためなら167人の犠牲者の事を平気で無視をするのが日本のマスコミの実態なのでしょう。
また福島原発事故がもうすぐ2年目というと、広河隆一の『チェルノブイリ報告』の内容と、日本のこれから先2〜3年に起こる事が重なってくるのではないかと思っております。つまり行政が「放射能恐怖症」などの言葉を使って事実を隠蔽していたのが、その被害の大きさが次第に明るみに出ていき隠しきれなくなってしまうのではないかと思うのです。先天性トキソプラズマ感染症患者会の大々的な活動や、新型出生前診断の条件緩和が求められるようになったのは、日本もチェルノブイリのようになる事が判っているからなのでしょう。「チェルノブイリでは住民に隠し切れなかったが、日本では隠しきる」とでも思っているのでしょうか。判っているのなら隠すのではなく、放射能汚染の酷い地域から住民を避難させて、安全な食品を摂取できるようにして、被害を最小限に抑えるのが国や行政の役割の筈なのに、逆に「食べて応援」「旅行で応援」さらには「原発再稼働」に「原発新設」「原発輸出」だなんて狂っているとしか言いようがありません。


・「双葉町からの避難者、167名が死亡」
http://tomiyama.laff.jp/blog/2013/01/post-2136-1.html

・「あなたの思い出が福島の元気になる」(東京都)
http://www.tcvb.or.jp/jp/project/documents/poster.pdf

・『チェルノブイリの祈り』
http://www.iwanami.co.jp/cgi-bin/isearch?isbn=ISBN978-4-00-603225-8

・『チェルノブイリ報告』
http://www.iwanami.co.jp/cgi-bin/isearch?isbn=ISBN4-00-430168-8

・「新型出生前診断、条件緩和求める…産婦人科医会」(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130122-OYT1T01078.htm
Posted by 肝澤幅一 at 2013年02月06日 00:27
最近急に中国の大気汚染によるPM2.5についてニュースで盛んにとりあげているのも、将来、放射性物質による肺がんが多発した場合に原因を大気汚染のせいにするためではないでしょうか。PM2.5に対しては「呼吸器疾患のある人はマスクをして」などと注意を呼びかけるくせに、放射性物質については全く注意喚起をしないのは、呆れてしまいますね。
Posted by nn at 2013年02月06日 01:18
竹野内真理mariscontactさんのTwitterより。
みんな覚えて!こちらBarbara Judgeという女性は米国と英国の二重国籍を持つ銀行家で、福島原発を再稼働させるために東電に雇われたのだって!女性に反原発の人が多いからなだめるために女性を雇ったのだと。「福島事故で今後死人は一人も出ない」と豪語している!edition.cnn.com/2013/02/05/bus… …

Twitter上では皆に
「悪魔のような顔を久しぶりに見た」「冷酷な顔」「ホラー」などと散々な言われようですが、的をつきすぎていて笑えるW
Posted by バーバラには気をつけろ at 2013年02月06日 13:41
こんばんは。先生いつも情報ありがとうございます!

このニュース読んでいてふと思い出したのですが、確かこの方ダニに噛まれた明確な跡がなかったそうです。
思い出してすぐ検索しましたが、私が最初に見たニュースは他社の記事だったと思います。
http://www.47news.jp/47topics/e/237944.php

私の住んでいる海外でも、変な病気が色々と流行っていて気持ちが悪いです。
Posted by けーこ at 2013年02月06日 15:06
日銀の白川総裁が、異例の前倒し辞任。
これもあとからふりかえると一つの歴史的出来事になるのかな。
これから日本経済はどうなっていくのだろう。
Posted by みい at 2013年02月06日 22:29
<PM2.5>九州・沖縄・山口の全県で速報へ
毎日新聞 2月6日(水)22時56分配信

 中国で深刻化している大気汚染の原因物質「PM2.5」を観測している各自治体が、住民への情報提供態勢を強化している。九州・沖縄・山口では以前からホームページで測定結果を速報している佐賀、熊本、山口の3県に加え、福岡など3県が今月から速報を開始した。他の県も準備を進めており、近く全県で速報態勢が整う見込みだ。


なんだか、「こっちに逃げてきちゃダメだよ!」と言われているような気がするのは、私だけでしょうか?

朝起きると喉が痛いです。
起きてしばらく咳き込んでも痰が出にくいです。
HEPAフィルター搭載の空気清浄機を買ってから治まっていたのに、再発です!(>_<)
Posted by 風 at 2013年02月06日 23:46
毎回、貴重な記事を掲載していただき感謝しております。
3年ほど前に、おそらく鼻から内耳までヘルペスウイルスが広がってしまい、突発性難聴をわずらってしまった事がありました。耳鼻科では一向にヘルペスの診断がなかった為、軽い顔面麻痺も起きて完治に近づくまで半年くらいかかったことがあるのですが、当時は子供の幼稚園の役員やらで疲労困憊の上での免疫低下が原因でした。
一週間ほどまえから耳の上辺りに違和感を感じていましたが、今回も耳の内側から刺すような痛みと三叉神経にそって耳から後頭部にかけての激痛が走りました。今回は常備しているバルトレックスのおかげで難聴にこそなりませんでしたが頭半分痺れた状態はまだ続いています。体調も良く、疲れる原因も特に見当たらないのに今回のウイルスが暴れる原因を考えていたら、先日エアコンのフィルターを掃除した事を思い出しました。取り替えたフィルターの線量が0.7μSV。マスクはしていたがただのサージカルマスクだったのが失敗だったか。
ヘルペスウイルスは紫外線で活性化するので日光には極力あたらないように皮膚科で指導されますが、放射線にも同じ活性効果があったのかもしれないと思いました。
先生がお聞きになった中に、ヘルペスにかかり易くなったような話はありますか?
Posted by 都内からです at 2013年02月07日 00:07
>福島事故で今後死人は一人も出ない
-福島事故で今後、死んだとは一人も認めないの間違いでしょ。

「悪魔のような顔を久しぶりに見た」「冷酷な顔」「ホラー」
誰かに似てるかと思ったら…612人の娘を鉄の処女で殺して血の風呂を浴びたエリザベート・バートリーそっくり…

http://blogs.yahoo.co.jp/houzankai2006/6939026.html
もしかしたら血のつながりがあるんじゃないか?

今後の放射能による健康悪化についてー日本ー特に東京では少しでも体調を崩したら仕事ができなくなって業務に支障が出るから旧ソ連よりも早く問題が表面化すると見ています。
今年の東京のインフルエンザの発生は去年の10倍との説もあるそうで…これも放射能による免疫の低下によるものだと思いますが、これ以上、放射能の影響が酷くなってきたらTVとかの下請けが週単位で番組造れなくなるんじゃないですかね。

↓声優ラジオでも収録現場で毎回、誰かがインフルで休んでいたーなどという内情が暴露されています。

http://hibiki-radio.jp/description/j-toloveru

そうそう。フジも相変わらず無茶苦茶してますね。東京湾で取れた海苔を子供たちに食べさせるなんて…
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1828.html
下の方に千葉の漁師が最低でも週2回、奇形魚が揚がるという情報があります。

更にその下には風評破壊天使ラブキュリの監修をなさったチーム中川の中川恵一先生が「魚を食べても大丈夫」と相変わらず放射能安全デマをマスコミを使って撒き散らしています…いいんですかね。記録映像残してしまって、後で言い訳できませんよ。
そんな将来まで考えるほどの思考力はないか。

あと、風評破壊天使ラブキュリ買いました。
突っ込みどころ満載なのですが、結局、大和田先生が原発・放射能問題で昔の伝手を辿って原発村の住民にコンタクトとって、言いなりになってしまった…という恰好のようですね。
長くなりますので、ラブキュリに対する突っ込みは、次の機会に致します。
Posted by Cipher at 2013年02月07日 00:34
そもそもPM2.5には放射性物質はついていないのでしょうか?
拡散シミュレーションをみていると、中国の原発で何かあったら、日本もアウトだな、、と感じています。
Posted by 首都圏のママ at 2013年02月07日 06:41
母子感染症は母子健康手帳を貰っていいと、Dr.から告げられた時から母子感染症のことも健診項目のことでもどの医療機関でも配布物あるor保健指導(保健相談)で定期的に説明ある。大きな医療機関でも小さな産院でも医療機関と連携しているから同じ。
数えきれない程の妊産婦のリスクを母子健康手帳に必要以上に載せないのもリスク管理の優先順位からでもあるのに…、国がNHK(ましてや視聴者からの指摘で隠しきれなくなった「食卓安全」誤報認めその度に謝罪してきた朝いち…)発信って…、命と引き換えに危険を押し付け続ける国のルールに対して正論に則り交渉しても早くても1年かかるこの危機回避の遅すぎる現代日本で、トントン拍子にメディアまであっさり利用とはこれまた恐ろしい日本…。

トキソプラズマは妊娠初期に任意検査するため、その希望の有無を問診する時には必ず生肉、土壌、鼠≒猫のリスクも知らされるか知っていて当たり前か配布物の意味分からない人は質問もいつでもできるはずなのに、この時期にわざわざおかしいなぁ…
保険対象可で数百円の追加項目。
日本のリスクは、清潔な環境面や民族性からそのリスクはローリスクとされてきた。少なくとも2011.3以前は。

これからも、ローリスクはハイリスクと化し、そのリスクに無防備できた人たちの結果は益々、医療現場のせいにされそうだ…。
知らなかった人は、数えきれない感染症リスクを知らなかったというより、関心がなかった、聞かなかった、調べなかった人も多い。この毒拡散日本ならではの発想…。
リスクの啓蒙と予防は正論。でも、それを悪用・隠蔽・操作するのは悪事。
悪事に気付いているのは国。利用されるのはいつも苦労重ねてきた庶民。

任意だから、それを検査してもらえない機関があるとか、知らされていないとかでもないのに…おかしいなぁ…。
医療機関がもし、説明や配布物なども全く行っていなかったのであれば、それは、
「自己決定権」≒「意思決定をする権利」に基づく説明義務を怠ったか、過失・因果関係・損害の全てがあるのなら、医療側の責任。

2011水素爆発後〜2012.1月頃には東京都内で心臓異変と血液異変が検査結果出始めて町中で言われていたのに、やっぱり、この時期にわざわざおかしいなぁ…
言われていることに興味ないか聞き流した人をかき集めたのか…!?おかしいなぁ…。

これからも、国に都合の良い「診断名」が付くものに限ってはどんどん、広報メディアも大々的に取り上げられることでしょうね…(NHKを中心に)。


Posted by 豆 at 2013年02月07日 13:56
小野先生 いつも貴重な情報を有難うございます。震災後に妊娠出産、そのころトキソプラズマが再発した方がいらっしゃいました。お子さんの目は大丈夫でしたが、軽い心疾患がありました。TORCHと断言できませんが、再発は珍しく、同様のことが起きないか警戒しています。
以下のコメントが脱線するようでしたら削除ください。

”都内からです”様
眼科では、ヘルペスウイルス関連疾患は、震災以来増えています。再発や劇症例が本当に多いのです。
バルトレックスなどの抗ウイルス薬の処方動向(エリア別なら更によし)を知りたいものです。患者数データと薬剤データはコインの裏表。ツイッターで都下総合病院薬剤師は、産科薬剤や抗癌剤などの動きがおかしいことを指摘しています。(医師は認めなくても、薬が動いている、と)
私は免疫力の低下だけでなく、ウイルス遺伝子の変異も疑っています。
Posted by 正造@etosha0824 at 2013年02月07日 14:09
いんちょう先生お疲れ様です。

どうやら原発の日立が新手のがれき焼却ビジネスに乗り出すようです。
焼いてはいけないというのがわからないのか意図的なのかよくわかりませんが、以下時事通信から。

◎木くずや稲わら、その場で焼却=移動式設備、福島で活用―日立
 日立製作所は7日、放射性物質が付着した木くずや稲わらなどを燃やす移動式焼却設備「ハーミット クラブ」を開発したと発表した。東京電力福島第1原発事故によりセシウムなどが付いた木くずなどを、わざわざ他の地域に運ばなくても保管場所で燃やすことができる。3月初旬から福島県内で実証実験を行い、2013年度に本格運用を始める。

 子会社の日立エンジニアリング・アンド・サービス(茨城県日立市)が開発した。大型コンテナ内に焼却炉などを収納し、トレーラーなどでの運搬が可能。コンテナ内部の圧力を調整し、放射性物質の外部拡散を防ぐ。木くずなどを1時間当たり20〜30キロ燃やせるという。

 価格は1億〜2億円程度。自治体などに販売するほか、貸し出しも行う。(了)
Posted by 陳 at 2013年02月07日 15:18
正造@様

貴重な情報ありがとうございます。
やはりヘルペスの患者が増えているのですね。
原因が免疫低下なのかウイルス遺伝子が変異し活性化しているのか解明するのは日本国内では難しそうですね。というのも、私自信が突発性難聴を患った時にも何軒か耳鼻科をはしごして(最終は新宿区の大学病院です。)ヘルペスの可能性を訴えたにも関わらず、処方するのはビタミン、痛みどめ、個人医院などは精神安定剤、そしてステロイドを処方してきました。
耳鼻科にはバルトレックスなどの抗ウイルス薬は保健薬として処方出来ない事を後から知りましたので、当時は皮膚科の先生にお願いして処方してもらいました。現在はバルトレックスとアミノ酸のリジンを個人輸入で購入して常備するようにしています。
訪れる診療科が違うだけで直せる病気の薬も処方してもらえないんです。
薬すら自由に処方できない完全な縦割りの構造では原因を探ることなど到底出来ないでしょう。
薬の方面からなら可能性はあるかもしれませんね。
それよりも顔面麻痺などの症状が起きた時、症状の進行を止める為にステロイドを用いる治療がありますが、放射能の影響でただでさえ免疫力が低下している患者に安易にステロイドを入れてしまうとかえって症状の悪化を招くような気がしてなりません。これからもヘルペスの羅漢率が上がりそうだとしたら、一刻も早くどの科にかかっても抗ウイルス薬を処方してもらえるように変えて欲しいものです。
Posted by 都内からです at 2013年02月07日 22:55
大陸からのPM2.5のことですが、日本全国の空にはたっぷり放射能が漂っていますから、汚染雲はそれもしっかり吸着するのではないかと恐ろしく思います。山本節子氏はPM2.5のような粒子状物質(SPM)を「大気中の毒物の運び屋」と呼んでおられますね。氏の著書「ごみを燃やす社会」(築地書館)の受け売りをいたしますと、PM2.5よりもっと微小なPM0.1(0.1マイクロm以下)やナノ粒子(ナノは10億分の1)があって、PM0.1は超微粒子、超微小粒子などと呼ばれ、化学反応性が高く有害物質を伝達しやすい、と。ナノの方はその毒性が議論されている段階だそうです。粒子が細かくなる程、一定面積に存在する原子数が増え、このため表面電荷が上昇し化学反応性が高くなる、さらに超微小金属粒子は特に化学反応性が高いことが知られている、と。
ゴミ焼却場を、環境省が補助金出して後押しして大型化し、金属でも何でも「気化」できるようになると出てくるSPMはますます微小になるということで…これは実にやばいではありませんか!なんだってくっつき放題!!それが肺の末端まで達する。「人体は自然界に存在しない微細な物質に対応できるようになってないから排出できない」と山本氏だめ押し。あー怖い。


Posted by タナトリル at 2013年02月08日 03:17
「ダニが媒介するウイルス」何だか怪しいニュースだなあ、と思っていたが、続報で山口の他、愛媛、宮崎でも死者が出ていたとあった。

この記事、「中国地方、四国九州に逃げてもだめですよ」と私には読める。

腹が立つのが、最初のニュースで、さりげなく「ウイルスは以前から国内にあった可能性が高い」とあること。
いかにも西日本にウイルスがあるような表現。

いかん、いかん、3.11以降、どうもニュースが素直に読めない体質になってしまったようだ。
Posted by emoto55 at 2013年02月17日 13:58
SFTSの方の検体が研究機関に送られたのは、SFTSVの同定が一般的な検査機関では出来ないからでしょう。
骨髄では血球貪食像がみられたということですので、症状と併せますとVAHSをまず想起しました。
不勉強で申し訳ないのですが、急性被曝でもこのような骨髄像を呈することがあるのでしょうか?
Posted by 南 at 2013年02月17日 16:37
ヘルペスウイルスのお話が出ていたので。

うちの子も最近ヘルペスウイルスからの中耳炎になりました。
ものすごく痛がり、見ていて本当に可愛そうでした。
もしかしたら…と思っていたのですが、関係あるかもしれないんですね。
季節柄もあるかと思いますが、3年目に入り更に免疫力の低下を感じる日々です。
Posted by 避難しました at 2013年05月09日 11:30
アメリカでは、この3月末に奇形児誕生の原因に関して3本の記事が出された。

発表された順番を前後させて頂くが、まず取り上げたいのは、日本でもおなじみの「風疹で奇形説」である。日本とアメリカは、オトモダチだから、同じことを言うのだろうか。

2013年3月28日 メディラインプラス
[注:国立医学図書館及び国立衛生研究所によるサイト]
「2012年にね、風疹のせいで3人の奇形児が生まれたんだよ。まあ、稀だけどさ。」
Rubella in Pregnancy Rare in US., But Can Be Devastating For Baby
http://www.nlm.nih.gov/medlineplus/news/fullstory_135372.html

アメリカでは、保育園、幼稚園、小学校から大学に入るときに予防接種記録の提出が求められる。信教上の理由で接種を拒否する場合を除き、予防注射をしていないと入園入学が認められない。それで風疹の予防注射(あの悪名高いMMRこと三種混合ワクチン)をほぼ全員が受けている。だから、「風疹で奇形」という説は、アメリカでは説得力に欠けると言うか、ちょっと無理があるように思える。

アメリカ政府が「やっぱ、ムリ?」と考えたかどうか知る由もないが、「風疹で奇形説」の脇の甘さを固める素晴らしい調査報告が出された。「車の排気ガスで奇形説」である。

2013年3月29日 メディラインプラス
「車の排気ガスを吸ってると、重度の奇形児が生まれるかもよ。」
Traffic Smog Tied to Serious Defects
http://www.nlm.nih.gov/medlineplus/news/fullstory_135411.html

アメリカ人は、排気ガスに毎日曝されている。あまりに当たり前のように排気ガスを吸ってきているので、それが奇形児誕生の理由だと言われても、庶民は「今ごろ何を言ってんの?」と思うだろう。でも、排気ガスの成分を列挙されれば、奇形児の原因のように思えるし、毎日車に乗らざるを得ないし、どこにいても排気ガスを吸ってしまうから、どこの誰でも奇形児を生む可能性があることになる。車社会のアメリカには、うってつけの学説だ。

そして、すべての症状に万能な「ストレス説」

2013年3月26日 カウントオン2ファースト
[注:NBC放送のサイト]
「妊娠中のストレスで心奇形の赤ちゃんが生まれるかもよ。」
Stress during pregnancy may raise heart defect risk for baby
http://www.nbc-2.com/story/21784616/stress-during-pregnancy-may-raise-heart-defect-risk-for-baby

1978年から2008年にデンマークで生まれた子供達を調査した結果、妊娠直前または妊娠中に近親者や配偶者の死亡などにより過度のストレスを受けた母親から生まれた子供達のほうに、心奇形が若干多く見られた。なぜアメリカが、デンマークの調査をわざわざ引っ張り出してアメリカ人に伝えるのか、私は理解に苦しむ。でも、とにかく妊婦のストレスで奇形児が生まれる可能性があるとのことだ。それゆえ、今後は、「子ウサギの耳がないのは、ウサママが地震の揺れでストレスを受けたから」と仰る学者様を笑ってはいけない。

さて、2012年10月にテキサス州で心臓に異常がある赤ちゃんが生まれて、アメリカ内外で報道された。驚くなかれ、この赤ちゃんの心臓の3分の1が体外に出ていたのである。医師達は、なんとか心臓を体内に納めたが、いかんせん、この子には、心臓を保護する肋骨がなかった。それで、上体を守る特製プロテクターが用意された。(以下にリンクを貼った記事および動画では、体外で鼓動する心臓が見えます。心臓の弱い方は、ご覧にならないほうがよろしいかもしれません。)

2012年11月28日 88.7ニュース「テキサス子供病院で心臓脱の手術」
Texas Children's Hospital Operated On Baby with Rare Heart Defect 
http://app1.kuhf.org/articles/1353433158-Texas-Childrens-Hopsital-Operate-On-Baby-With-Rare-Heart-Defect.html

2013年1月26日 BBCニュース「心臓が飛び出た赤ちゃん、おうちに帰る」
Baby born with heart outside her body goes home
http://www.bbc.co.uk/news/world-us-canada-21207879

この赤ちゃんの心臓に異常があったのは、決して過去の核実験のせいではない。まして遠く離れたフクシマに結び付けるなんて論外である。

きっと、風疹か、排気ガスか、ストレスのせいである。
Posted by デス妻 at 2013年05月22日 19:30
こんにちわ。はじめてコメントします。
岩上さんとの対談、楽しく拝見しました。
そして小野先生の貴重な発言から色々なことを再確認いたしました。
これからもかわいいアイコンで情報を発信し続けてください!
(岩上さんが少しお疲れのように見えたのが、心配)
Posted by 松本和也 at 2013年06月23日 14:53
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