
日本の原子力規制は資源エネルギー庁の時代から、とんでもないんですが・・

「シビアアクシデントの最中に建屋に人力でドリルを使って穴を開ける」が、まじめに考えた対策なんですから、放水砲で冷やすというのもその延長線なんでしょう。しかしながら、この対策は、建屋が崩壊して放射能をまき散らしている状況を想定しているわけ(福島では確かに使いましたが)です。原子力発電所は、電気機器の集合体ですから、火災に水をかけるなんて愚の骨頂。かえって状況は悪化します。まあ、おがくずやバスクリーンで漏洩を止めようとした電力会社ですから、期待する方が無理ですが・・・(規制委員会や大学の教授のアイデアかもしれませんが・・あまりにも馬鹿らしいので)
このような状況でありながら、なんと今秋には再稼働を企てている原発があるそうです
「伊方原発」再稼働の一番手、新安全基準ほぼクリア2013.2.7 01:30
原発の新しい安全基準が施行される7月以降、最も早く再稼働の審査に入る可能性が高いのは四国電力の伊方(いかた)原発(愛媛県)であることが6日、電力各社への取材で分かった。活断層のリスクがないなど新安全基準をほぼ満たしているためで、立地自治体の理解も進んでいる。九州電力の玄海原発(佐賀県)と川内(せんだい)原発(鹿児島県)も次候補に挙がっており、早ければ今秋の再稼働を目指す
まず、伊方原発がどこにあるのか。

あたら核設定された東海トラフ自身の震源域すっぽりと入っています。こんな伸びきった半島なんですから、当然と言えば当然。私が東電にいた頃に、一番危ないのは「伊方」と「玄海」
だと建築屋の人に教えてもらいました。

なぜ、こんなところの原発が稼働できるのかさっぱりわかりません。しかも、半島の先はどう考えても逃げる場所などないわけで、次のような記事が出ていました。
(元記事はすでにリンク切れです)
【愛媛】佐田岬、避難に課題 東に伊方原発、西は海
福島第1原発事故を受け、国が半径10キロ圏内としてきた原子力防災対策の重点実施地域(EPZ)の拡大が必至の情勢となった。四国電力伊方原発(伊方町)でもこれまで、10キロ圏内の住民を対象に避難や屋内退避の訓練を重ねてきたが、大幅な見直しを迫られるのは確実。
だが東西約50キロに延びる佐田岬半島特有の地形が、避難ルート確立のネックで、海を隔てた大分県などとの連携協議が求められそうだ。
「原発がある方向に向かっては逃げられない」。佐田岬半島の突端にある伊方町正野地区の区長、阿部富士男さん(79)が打ち明ける。「逃げ道がない。陸の孤島になってしまう」。伊方原発から約30キロ。県原子力防災訓練の対象外の地域だ。
訓練は県、伊方町、八幡浜市の各防災会議が主催し、毎年秋に実施する。昨年は原発から半径2キロ圏内の住民が伊方中学校に避難したほか、風下の4キロ圏内はコンクリートの建物内に退避した。
対象は10キロ圏内の伊方地域が主で、三崎地域や瀬戸地域の住民は参加したことがない。

もちろん、大分も含まれます。

しかも、四国電力は、次のような恥ずかしげもないデマを平気で言う会社
放射能−飛んで来るまでに拡散するし、強風の場合は通過する
質疑応答では、「事故が発生した場合、大洲市に放射性物質は飛んでこないのか」との質問に、四電側は「大洲市へ飛んで来るまでに拡散するし、強風の場合は通過する」と説明。
大洲市は、伊方の西約20キロ地点
しかしながら、私がもっとも問題と思うのは、伊方の立地点の地形


伊方原発でプルサーマル 原子炉起動、国内2番目 から
おわかりでしょうか。まともな敷地がほとんどないのです。どこかでシビアアクシデントが起きればもう即終わり。補給路も何もありません。
フクシマには広大な敷地がありますので、

このように膨大なタンクでもどうにか敷地内に設置することができています。

まあ、伊方でフクシマ級の事故がおきれば、日本は完璧になくなりますから、そのようなことは考えなくともよいといわれれば、どうしようもありませんが。放射能が20キロ程度で拡散したり、通過すると平気で言う電力会社に殺されたくはありません。
◆関連ブログ
フクシマの教訓を全く生かしていない規制委員会の新安全設計基準2013年01月22日
子供だましのシビアアクシデント対策2011年06月25日
放射能−飛んで来るまでに拡散するし、強風の場合は通過する2011年07月14日
日本の原発立地状況2012年01月03日
タグ:再稼働
東海南海地震に襲われたら
対処しようが無い
どっちも止まってっても 全電源喪失
MOXを今度使うとか らしいし
PM2.5のことでも、中国大陸はここ九州からは東京よりも近いので汚染雲や黄砂も確かに気になりますが、もっともっと大きな危険は私達のすぐそばにいつもあるということですよね。北九州、大阪、東京などに林立する大型ゴミ焼却場から出ているPM2.5などの微粒子の恐るべき有毒な組成と焼却がれきの放射能の方が怖いです。世界の3分の2の焼却炉が集中している日本の全国どこでも、特に工業地帯は微粒子や超微粒子がもともといっぱい。そらまめ君の北九州と東京のPM2.5表示は以前から空白でしたが、この騒ぎで出さざるをえないでしょうから、普段からどんなに汚れているかわかるかもしれませんね。このそら豆、最近出ないこと多いですがアクセス集中とか言い訳してますね。マスク替りに鼻の穴につっこんでやろうかしらん。
ベクレルは1秒に出る放射線量
CPMは1分間に計測される放射線量
だから1ベクレル≒(=ではなく≒でした…意味はほとんど同じですけどね)60CPMで合ってました…
すいません。夜、寝ぼけ眼でネットで調べていたので間違えちゃいました。
ひどい出鱈目っ!! なんて書いてしまって申し訳ありません。謹んで訂正いたします。
しかし、「100マイクロシーベルトを越えてるぞー! やっぱり地獄だー!!」が89マイクロシーベルトな訳ですから、
そんなに違っているとも思えず、敢えて、正確なマイクロシーベルトの値を本に書いていないのはごまかし以外の何者でもないですね。
とすると…2ベクトルがだいたい1マイクロシーベルトぐらいですかね。
なんていうか放射線に関する値がこんなに色々あるのは素人にわかりにくくするための陰謀ダネ・・・素人にとっては調べるだけでアタマ痛いわ。
http://www.youtube.com/watch?v=oryOrsOy6LI&feature=player_embedded
かつてのチェルノブイリ原発事故でも通常、安全と言われている5倍もの放射線量を安全と言って、住民避難を遅らせたのですね。
しかも、その張本人が放射能の権威として、未だに重鎮として発言権を持っているという…
原発マフィアは日本だけの問題でなく国際的に根をはって蔓延っていることがわかります。
ところで風評破壊天使ラブキュリでも書かれていましたが、自然状態で人体も1kgあたり100ベクレルの放射能を持っているということですが、
http://blog.livedoor.jp/genkimaru1/archives/1649405.html
上の「WHOとIAEA 放射能汚染を巡って」に出ていたバンダジェフスキー教授の研究によるとセシウムが1kg50ベクレルの放射能を体内に入れるだけで重大な障害が出るとなっており、一般に言われている説と余りにも乖離があります。
しかもバンダジェフスキー教授の論文は国連で認められておらず、参考資料として利用できないのだそうです。
そしてバンダジェフスキー教授は贈賄罪で捕まり、8年間の実刑判決を受けています。
贈賄事件の証拠は証言しかなく、捏造の不当逮捕であることは間違いないようです…
ラブキュリでは福島県で野生化し安楽死した牛のデータからセシウムも体内に取り入れるとカリウム同様、全身に均等に分散するので心配ないと書いています。
セシウムが筋肉に貯まりやすいというのは良く知られた事実だと思っていたのですが…おそらく、福島の牛の場合はセシウムが筋肉に蓄積する前に安楽死させられただけではないでしょうか。バンダジェフスキー教授は被爆地に何年もとどまって研究したのとはわけが違います。
(カリウムと違ってセシウムが少ない量でより被害が大きいのは特定部位に集中的に貯まるからのように思われます)
本来、こういった意見が分かれた場合、、科学的手法として動物実験などで確かめるはずですが、なぜか、内部被爆の実験の話は聞きません。
”権威ある”学者が言っているのはこうだろうという想定を確立した理論のように述べているだけです。
何か恐ろしい世界に生きているのが実感されます…
細野幹事長の娘さんが亡くなられたそうですね…謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
おそらく、細野氏は原子力村の御用学者と御用官僚の集団に放射能健康説を洗脳されたと見ていましたが、予想は当たっていたようです…
原子力村の御本尊は多分、危険なのがわかっているから家族は海外に避難させていると思います…そして、その人たちは自分たちの妄言でどれだけ多くの人が犠牲になろうとも、塵ひとつほども心を動かすことはないでしょう…
確信犯の御本尊はほっといて、まずは洗脳されている人達の洗脳を解除することからやっていかないといけないと思っています。
(時事通信 2/8)
発送電の分離、総括原価方式をやめること。この重要課題を実現することができない政治はどうしようもない。
電力マネーの奴隷。天下り役人の言いなり。
政治家が情けなさすぎる、件。
これが本当であれば、製薬会社は実は福島の危険性を充分に知りながら、福島の子どもを逃げさせないで、原発推進経産省と手を組んで抗がん剤を開発していくということになりますね。これは倫理的にダメでしょう。
MR(製薬会社の営業。薬学部出身の者・薬剤師免許を持っている者は少ない。超高額の給料をゲットできるため、他の業種からの転職も多い。)
ベクレルは、ある物質が持っている放射能を崩壊数で現したものです。
CPMは、放射線測定器が識別した放射線の数です。これは機器の感度に依存する数値で、機種によって桁も違うほどまちまちです
両者を一般的な等式としては表せません。
これらの値と被曝線量率の単位シーベルトを単純に結びつけることもできません。「100μシーベルト/時あるぞ」と測定者が叫んだなら、多分その数値も測定器に表示されていたのです。
マンガの作者の方が知らずに勘違いしたんでしょう。
←出荷もダメだが焼いたらダメだろ!
・「ふくしまの米 沖縄感謝キャンペーン」福島県知事とJA福島の会長が載った沖縄地元新聞の一面広告。車とお米券が景品。
←佐藤雄平は子どもを福島から逃がせ。JA職員は農民じゃなくサラリーマンであり、本社は東京大手町の一等地にあることは肝に命じよう。沖縄の新聞は広告料で魂を売るな。広告代理店は子どもをこんなキャンペーンに利用するな。
・福島県南相馬市産のお米、作付け面積が去年の6倍に増える。基準値以下で流通(2/9福島民友ニュース)
←福島の農家のかたを責めたくはないが、こうもやりたい放題だと「いい加減にしろ」と言いたくなる。
・千葉県君津市、捕獲したイノシシなどを食用として有効活用して特産品とするために式典。(東京新聞)
←え?野生のイノシシ?誤報だと思いたい
福島の東側は海だったから、偏西風で放射能の多くが海側に流れて行き、チェルノブイリよりも汚染される大地面積については狭かったのですね。偏西風のおかげで西日本の放射能汚染が少なくて済んだという事ですね。
もし、伊方や玄海原発のように日本の西側にある原発が大事故を起こしたら、偏西風が放射能プルームを日本列島を西から東まで大横断させてくれますね。こんな事、今時の小・中学生だって少し考えれば判りそうなものなのに、この国の政治家や役人、電力会社、財界人たちは、だいの大人のくせして何故わかろうとしないのでしょうか。
これは、もしかしてジェノサイドですか。
(毎日新聞2/9)
http://mainichi.jp/select/news/20130209k0000m040129000c.html
福島県の県民健康管理調査検討委員会が、県外避難者について検査の早期実施を表明しながら、準備会(秘密会)では「県外を遅らせる」との考えが示されていたことが分かった。実際に県外検査は県内の約1年後に始まった。県外検査を遅らせる意図は不明だが、専門家は「早く検査すべきなのにこのような対応では県の信頼を失う」と指摘している。
式は=ではなく、≒なんですよ。
≒は「ほぼ等しい」「おおよそ等しい」「近似的に等しい」という意味です。
>両者を一般的な等式としては表せません。
これらの値と被曝線量率の単位シーベルトを単純に結びつけることもできません。
まぁ、そうなんでしょうが
http://www.ac.auone-net.jp/~jamson/anzen/cpm-sv.html
のような計算式とかがネットで出ていますので、素人は、こういうのを参考にしますので…
>「100μシーベルト/時あるぞ」と測定者が叫んだなら、多分その数値も測定器に表示されていたのです。
マンガの作者の方が知らずに勘違いしたんでしょう。
そうかもしれませんね…ただ、この漫画の監修が東大医学部放射線科准教授の中川恵一氏(しかも、チームでチェックしているとか…)なので、勘違いしたとしたら作者だけでなく、中川氏を含むチーム全員が勘違い?したということに…とゆーか、故意に見逃した可能性の方が高いですけどね。
そして、叫んだ測定者をマンガでは「単位が違うやろ」とデマと断じて叩き潰すのです…
ちなみに中川恵一氏は作中では川中一恵という女の子で出てきて、ラブキュリと一緒に様々な”間違った”解説をしています。
まぁ、一度、つきのわっくまさんも漫画を読んでみてください。
いい加減、でたらめぶりがわかりますから…
>私が東電にいた頃に、一番危ないのは「伊方」と「玄海」
伊方が存在する中央構造線は地質境界にすぎず、それ自体が動くことはありません。内海に面しているので津波リスクは少ないですし、BWR型の福島原発と違い、世界の主流であるPWRを使用しています。そして四電は多重の安全装置を設置してリスク回避をしていますよ。玄海は津波リスクも低く、最も安全な原発だと思います。今の日本に原子力の再稼働は必要です。東電でさんざん好き勝手しておいて、辞めたら感情的に批判に回るとか畜生のような人格ですね。
昨日、四国電力の元副社長の話を聞く機会があったが、伊方原発は問題ありませんよ。このままでは海外から馬鹿にされますよ、日本は。国際競争力も失いかねない。