2013年02月18日

ベトナムにも大和ハウス−母親に操られる監督と日本

 テレビはほとんど見ないのですが、一目見て気に入ったCM
ベトナムにも大和ハウス


これを見て思い出した人も多いでしょうが、船場吉兆の ささやき母


モチーフはこちらでしょうが、よくできています。CMの中で気になるのは、ベトナムに進出する日本企業のために大規模な日系住宅を建てるとの下り。放射能汚染に備えて、日本人村でも作るつもりでしょうか。まあ、そこに原発でも建てられた日には逃げた意味は全くなくなりますけどね。

 この監督を笑える日本人がいるか。この監督を見ると、言うことがころころと変わります。なぜなら,自分で考えていないから。支配者のいいなり。

たとえばこの人物

大前研一 評論家としてかなり有名な方とは思いますが・・
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大前研一氏が日立を辞めた理由に東電からの原発開発門前払い
2011.04.24 07:00
といった記事を出したり、あるいは
プレスリリース 「福島第一原子力発電所事故から何を学ぶか」
という報告書を出していますので、自分なりの考えがありそうですが・・・

事故後全原発止めた日本に対し事故起こした米ソは稼働させた2013年1月22日(火)7時0分配信 NEWSポストセブン
 東日本大震災による東京電力・福島第一原子力発電所事故が起きてから2年近く過ぎているが、原発をめぐる論議は、曖昧模糊(あいまいもこ)として未だに定まらない。科学的な議論を経ずに、原発政策を決めるのではなく、正しいデータに基づく冷静な議論を行なうべきと大前研一氏が述べる。

 * * *
 東日本大震災による東京電力・福島第一原子力発電所事故から2年近くが過ぎた。しかし、日本の原発政策は未だに足元がふらついて定まっていない。

 原子力規制委員会(田中俊一委員長)は、日本原子力発電・敦賀原発、東北電力・東通原発、関西電力・大飯原発で活断層の調査を行ない、各原発の再稼働否定や停止を模索している。一方、安倍晋三首相は3年間で全原発の再稼働を判断するとしつつ、新増設を認める可能性に言及して「2030年代の原発稼働ゼロ」という政策を見直す考えを示している。

 この、原発をめぐる曖昧模糊とした論議は、日本という国と日本人を知るうえで非常に重要な手がかりになる。

 一つ目は“放射能恐怖症”だ。福島第一原発事故を受けて日本は全原発を止めた。しかし、未だかつて原発事故が起きた後、すべての原発を止めた国は、日本以外にない。広島・長崎の記憶が大きいのだろうが、1979年にスリーマイル島原発事故が起きたアメリカも、1986年にチェルノブイリ原発事故が起きた旧ソ連も、他の原発は止めていないのである。

 また、福島第一原発事故の直後、政府は農産物から食品衛生法の暫定規制値を超える放射性物質が検出されたとして、福島、茨城、栃木、群馬の各県産ホウレンソウとカキナを出荷停止にした。しかし、暫定規制値は、ホウレンソウなどを水で洗わずに毎日、1年間食べ続けた時にその値になるという数字である。つまり「水で洗って食べれば問題ありません」といえばよかったのに、いきなり出荷停止にした結果、風評被害が一気に拡大してしまった。

 このように科学的な議論をすっ飛ばして原発政策を決めているのは日本だけなのだ。正しいデータに基づいたもっと冷静な議論を、豊富な科学的知見を持つ世界中の学者を入れて行なうべきである。

※週刊ポスト2013年1月25日号


 日本が世界で始めて、原発の全停止を行ったにもかかわらずに、それを評価せずに米ソでもしなかったと全く評価しない。外国のまねをすれば、いいというものではないと思うのですが、この御仁の頭には米ソと違うことをやっては、恥ずかしいという頭しかない訳です。さらに、野菜を洗えば大丈夫というのは、情けない限り。事故当初は確かに降り積もっただけでしょうが、ご存じの通りセシウムはどんな物質にも簡単に結合します。洗った程度では全く落ちないのは当たり前。しかも、野菜の測定は、根っこを切り取り、水で丁寧に洗った後の測定値です。バカ丸出しと言っては失礼か。

 その米国発のニュース

米国で原発の廃炉相次ぐ 老朽化やシェール革命で採算悪化
2013.2.18 18:07 (1/2ページ)
 【ワシントン=柿内公輔】米国で廃炉に追い込まれる原子力発電所が相次いでいる。老朽化や東京電力福島第1原発事故を受けた規制強化に加え、シェールガスの開発ブームで原発のコスト競争力が低下しているためだ。オバマ政権は原発推進の旗を降ろさず新規建設の動きもみられるが、「シェール革命」が原発大国を揺さぶっている。

 大前研一は、なぜ日本が廃炉を先頭に立って行おうとなぜいえないのか。もう、おわかりでしょう。隣から母親につぶやかれて、言うことをころころ変えているだけなのです。

「日本の原発ゼロ容認できぬ」アーミテージ・ナイ両氏本社・CSISシンポで米知日派の元政府高官 2012/10/26 16:03
 日本経済新聞社と米戦略国際問題研究所(CSIS)の共催で26日に都内で開いたシンポジウムで、リチャード・アーミテージ元米国務副長官とハーバード大のジョセフ・ナイ教授は野田佳彦政権が打ち出した2030年代に原発稼働ゼロを目指す方針について「受け入れがたい」と強調した。
 両氏は日本に対し、経済大国の地位を維持しながら集団安全保障での一段の貢献を要請。アーミテージ氏は日本が東日本大震災からの復興過程にあることを念頭に「代替エネルギー(への転換)がもくろみ通りにいっていないのに、原子力を放棄して自らの手足をさらに縛る必要があるのか」と疑問を呈した。ナイ氏は「日本の原発ゼロ方針は受け入れがたい」と明言。地震対策を踏まえた原発立地など安全対策を強化するのが重要との認識を示した。


 この内容を耳打ちされたと考えれば、納得いきませんか。だから、言うことがころころ変わって一貫性が全くない。あまりにも忙しすぎるために、奥さんに対して「面会したければ、アポを取れ」と言い放つだけのことはあります。

◆関連ブログ
原子力技術者の衰退と、米国の内政干渉2012年10月28日

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posted by いんちょう at 21:41| Comment(6) | 原子力
この記事へのコメント
23年度の健康調査結果が出たそうです。院長先生のみたてはいかがでしょうか。
http://www.pref.fukushima.jp/imu/kenkoukanri/250213siryou3.pdf
Posted by sakahiko at 2013年02月19日 09:58
先日おしどりマコさんが「平成24年(2012)度の小児甲状腺検査で二次検査の対象になったものは549名であるが、検査はまだ進行中。」と報告してくれましたが、追加情報です。
「549人に加えて、今郡山市と三春町で検査しているんですけどさらに200名程度の2次検査対象が想定されている。」(文化放送)
とのことです。
三春町は安定ヨウ素剤を飲んだので、他の地域との割合の比較が気になります。
Posted by 避難母さん at 2013年02月19日 10:28
ほうれんそうは洗えば大丈夫ですか? 笑わせます。
茨城県のほうれんそうの出荷停止を受け、2011年3月24日朝8時30分ごろ、関東では、「とくダネ」という番組で、洗えば大丈夫、というものを流しました。
なぜ、これを覚えているかというと、「放射能が見える 上手な野菜の洗い方」と題して、どこかの大学の先生が、ホウレン草を示し、そこにホットパーティクルが大量についている放射線の映像を示し、大型ビーカーの中の水でザザッと濯ぎ、その後のホットパーティクルの映像を比較して、ほら大分落ちた、とやってみせたからです。彼の説明では、この程度軽くゆすいだだけで放射能は落ちるというのですが、映像自体には、その言葉とは反対に、全体にたっぷり残っていました。面白いのは、実験者自身も厳重にゴム手袋をして作業していたことです。大きな点は、そのままでしたね。まあ、ホットパーティクルなんだから、肌に着いたら大事故なので、当たり前ですが。このような野菜をこのあとずっと食べてきた人がいる(多分、私も?)のは、実際、驚愕すべきことです。そこにあったのはセシウムだけとは思えませんね。3号機から出たすべての放出物なのではないですか。セシウムなんてまだ可愛いくらいにおもいますけどね。私には、関東の野菜を食べた人になにが起きても、なんの不思議も感じません。当たり前だと思っています。
Posted by つきのわっくま at 2013年02月19日 12:29
いんちょう先生お疲れ様です。

ベトナムといえば、仙石などの原発議員どもが輸出に熱心である国ですな。
ところで、リチャード・アーミテージとジョセフ・ナイの2人は日本にとって超がつくくらいの危険人物であります。

アーミテージ・レポート
http://blogs.yahoo.co.jp/jun777self/10322566.html
ジョセフ・ナイ発言
http://blog.livedoor.jp/peaceasia/archives/52108575.html

未だ日本は占領地であると公然と発言する老害であります。

こうした老害によって、福島の締めくくりは以下のブログのようになるのでは?
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1787.html

そら恐ろしいことです。
Posted by 陳 at 2013年02月19日 13:37
初めまして。
四歳の息子の甲状腺に六ミリの石灰化したものがみつかったのですが、細胞診をしたほうがいいでしょうか。
また、薬などをもちいて(麻酔)検査することもあるのでしょうか。
Posted by 中尾 真代 at 2013年02月19日 16:44
ちょっと、量が増えるので2分割

たまたま、最近、2つの動画をユーチューブで見ました…恐るべき現代の日本の医学界の状況でした。

http://www.youtube.com/watch?v=tn7kB_prfw0&feature=youtu.be 精神科 やりたい放題

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=jgN2witlWB4 抗ガン剤で殺される

精神科の方は精神病に出される薬が全然効果が無く、副作用が多く自殺の原因になっている上に精神病院に入院させられた患者のうち
4人に1人が3カ月以内に死亡している(自殺は含まれず…おそらく薬物中毒)事実が語られています。
死亡原因は厚労省は調査せず、調査するように言ったら「しません」とはっきり断られたそうです。
つまり、そんなの調査して精神病の薬が使用できなくなったら製薬業界に利益が入ってこなくなるからしませんということです。

これは院長先生のおっしゃっていたブラブラ病を鬱病と認定する話と組み合わさってきます。
ーつまり、 ブラブラ病→鬱病→入院→合法的殺害 こういう経過をたどって放射能の影響を世間から抹殺する可能性が考えられます。

更に児童相談所の問題にも触れ、実際にDVある家庭はわかっていても放っといて(面倒くさいから)、問題ない普通の家庭をDV認定して子供を取り上げ、一切、親に会わせず、子供に薬物を投薬し(暴れるから大人しくさせるため)廃人にする話が語られています。(何もしないと働いていないと非難を受けない様に)
もちろん世間一般は児童相談所の方を信用しますから、DV認定された親は泣き寝入りです…

抗ガン剤の方は抗ガン剤の認定基準が10人のうち4週間以内に1人、ガン細胞の収縮が認められれば抗ガン剤として認可するという認定基準の非常識さを指摘し、その際、副作用は考慮にいれない問題も指摘します。
そして実際は4週間の間にガン細胞が薬に対する抵抗力を手に入れて更に悪質化し、抗ガン剤が癌を治すどころか、逆に繁殖させる作用に転化するということがアメリカでは認められたのに日本ではひた隠しにされていることも指摘しています。

はっきりいって、癌患者を様々な毒物の人体実験に使っているのです。
これは、もしかしたら意図的にやっているような気がするのです…
院長先生は731部隊の非人間性を以前、指摘されていましたが、それは現代の日本において大大的に復活し、裏でこそこそやらずに真昼間に堂堂と行っているのが現代日本医学の本当の姿なのではないですか?
木を隠すには森…といいますからね。

また、放射能はガン細胞を除くキラー細胞を破壊するのでよくないとも言っています。

アメリカでは既に、この事実に気付いて、癌治療のやり方を大幅に変えることで、癌患者を大幅に減らしていますが、日本では、それは予防医学によるものと嘘を言って広め、ますます癌患者の死亡者を増やしているとのことです。
ちなみにネットでアメリカの癌患者の推移を調べましたが、なぜか2000年以前のグラフしか載っていなくて、ここでも日本医学会の情報閉鎖が働いているのかなと思ってしまいます。

まあ、今度の福島の事故で日本の医学界のひどさが露わになった訳ですが、それは3月11日を境にしていっぺんに変わった訳ではなく、それ以前から相当、腐敗し汚れきっていたのが、今度の事故によって、はっきりと現れただけなのだなあと動画を見て、しみじみと思いました。
Posted by Cipher at 2013年02月19日 21:52
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