この嗄声は、学生時代にそのものを聞いて、強く印象に残っています。当時、第一内科の助教授だったK先生が我々学生に呼吸器の講義をしていました。当然、この嗄声についても講義を受けたのですが、ちょうどその嗄声の説明をする時、まさしく、このかすれ声だったのです。
K先生「嗄声とは、こんな声です。まあ、私の場合は風邪を引いてからなかなか治らないだけですが。えへんえへん(痰が少し絡みます)。あまりに長期に続く場合には、反回神経を圧迫する悪性腫瘍の可能性がありますので、検査が必要です。」
フーン、そうなんだと思っていましたが、嗄声がいっこうに良くなりません。ついには、精密検査をして「喉頭癌」だと診断され、大学病院に入院して、その後確か都内の病院かどこかに転院して手術を受けられたと思います。(今もお元気です)実際に経験したことは、人間忘れません。
つい先日、60代の男性で同じようにかすれ声が2ヶ月程度続いて、いろいろと投薬をしましたが改善せず。もしかしたらと思って、前縦隔、胸部大動脈周囲のCTを撮影しましたところ、大動脈周囲のリンパ節が腫大し、反回神経麻痺を来していることがわかりました。15年前の腎臓癌の既往があるもののそれ以外は元気にされていた方です。
嗄声についてはまとめておきます。
反回神経−非常に特殊なルートをとります。

(ラングマン発生学 第7版 p.195から)
喉頭神経は、第6鰓弓(さいきゅう)(迷走神経)が支配していますので、このような不思議な経路をとります。詳しくは、鰓弓をキーワードに調べてみてください。
嗄声の原因
嗄声の原因は、喉頭の器質的病変、声帯の動きを支配する神経の障害、そして疲労性または機能性障害の三つに分類されます。前二者が混合する場合もあります。声帯の可動性は第10脳神経(迷走神経)分枝である反回神経に支配されています。この反回神経は頸部を一旦下降し、右は鎖骨下動脈、左は大動脈弓を迂回して上昇し喉頭に分布します(下図)。左側の反回神経のほうが長いので、神経麻痺による声帯の可動性低下は、左側に多く認められます。

反回神経Recurrent laryngeal nerveから

横の断面

原因 STEP 耳鼻科学から
原因不明のものが半数を占めます。典型例としては、大動脈瘤による圧迫、肺がんの大動脈弓下リンパ節転移、肺がんの一兆候であるPancoast腫瘍、食道癌や悪性縦隔腫瘍の浸潤、甲状腺手術時の損傷(甲状腺腫だけでは反回神経は麻痺しません)などがあげられます。
反回神経麻痺の症状
@片側が麻痺すると、声帯がうまく閉じなくなり声がかすれてしまいます。また、会話の時に息切れしたり、うまく飲み込めずむせたりします。
A両側が麻痺すると、声が出なくなるだけではなく声帯が閉じて呼吸ができなくなります。この状態では気道確保が必要になります。)
いずれにせよ、長期嗄声は注意が必要なのですが、福島県保険医協会のページを見て、ちょっと驚きました。
嗄れ声のあなた注意してね

医師であれば絶対に間違わない、嗄声を学童嗄声(カセイ)と書いてあります。ちょっとこれは恥ずかしい。そして、原因について、
急激に起こる嗄れ声の一般的な原因は、特に成人の場合上気道(ジョウキドウ)のウィルス感染による、急性喉頭炎(コウトウエン)があります。時には2,3日、全く声が出ないこともあります。最も効果的な治療は声を休めることで、ささやき声も出さない方が良いとされています。病院で薬物吸入や内服薬の投与を受けると早く治ります。こじれると嗄れ声が長く残ることもあります。
最後に老齢者で継続的、また、進行性の嗄れ声が2週間以上続いたら十分な注意を払い、病院で診てもらう必要があります。それは声帯に癌性の病変が考えられます。特に慢性喫煙者や飲酒者はその確率が高いようです
なぜ、反回神経麻痺に全く触れていないのか。この文章を書いたのは、2008-03-17ですから、特に意図はないのでしょうが、不思議です。
しわがれ声が続いていませんか?
タグ:反回神経
病気の正しい名称を特定するのは大変なことなんですね。
私にその昔パソコンなるものを教えてくれた私より年はかなり若い人ですが難病を3つも背負い込んで自宅で苦しんでいる人が居ます。
ソレも長い時間を掛けてアチラコチラの病院を徘徊してようやく正しい名称にたどり着いたようでした。
・脳脊髄液減少症
・頚椎脊柱管狭窄症
・繊維筋痛症
以上の3つ。いずれも難病中の難病らしいです。簡単な説明もありましたが
とても理解しきれません。最初の病気は何年か前に車の交通事故に
巻き込まれたのが原因のようです。手術もできない状態でどうしているのかといつも気にしております。
彼のホームページは昨年の六月から更新されないので心配をして手紙を
出しましたら上のような返事がありましたが、その後も依然として更新が
ないので心配しております。
まぁ私は生まれついてのC型肝炎程度が持病ですから、最近ちと数値が
上がってきても飲み薬と「強力ミノファーゲンC」の注射程度でなんとか
生命を維持できていますから感謝しつつ生きている状態です。
従って放射能・PM2.5などによる疾病などは全てお断りしたいと
願っています。
そのためには皆さん共々、頑張っていきたいと願っております。
内容が難しかったので、確認したいのですが、「反回神経麻痺による嗄声」の原因の一つとして、甲状腺の腫れ、病変が考えられるということでしょうか?
つまり甲状腺が腫れて、その裏を通る反回神経を圧迫して、その神経の働きである声帯の制御がうまく出来なくなって、声枯れが長く続くということ?
病気ではなく、大気汚染の進行から身体を守るデトックス、
近頃、体感として、はっきりそう思います。
南風が吹くと悪化する。
道路沿いを歩くと、鼻水が出て、目がチカチカする。
花のにおいを嗅いでも、何ともない。
東京から宅配物がくると鼻水と目がチカチカ。
外食をすると、背中や腕にぶつぶつができて治らない。おなかがゆるくなる。口内炎。
症状だと思い嫌悪していましたが、
ありがたいと感謝することにします。
フルボ酸、1日、3〜4滴ずつ、2回飲んでいます。
どうなのか分かりませんが、
鼻の奥と喉が痛くなったり、鼻水ズルズルになったりしています。
風邪なのか?フルボ酸の効果なのか?
判断がつきません。
また変化があったら書きこませていただきます。
2008年に出された記事だというが、本当だろうか。本当だとしても、2011年の311以降の福島の現状に照らした改訂がなされていないことに、何かの意図があるような気がする。
この記事を素直に読むと....
「『赤ちゃんや小学生が嗄れ声? ウィルスのせいか、声の出し過ぎよ。気にしない、気にしない。外で元気に遊ばせましょ! 中高生も? 部活やバンドでデカイ声出してるんでしょ。え? お母さんも嗄れ声? あなたね、子供や旦那を怒鳴ってばっかなんじゃない? ストレスためてるとヒステリー婆になっちゃうよ。ニコニコしてましょうね。ヒス起こしてると、旦那が可哀想だしね。旦那だって、職場で大変なんだからさ。そうそう、旦那も飲み過ぎや吸い過ぎに注意しないとね』とお医者様に言われ続ける。
夫、妻、子供がそれぞれに大声出しながら怒濤の人生を歩んだ後、晴れて老年にたどり着ければ、そこで初めて検査してもらって『ガンの可能性があります』と認定される。」
医学のことは何も知らない庶民からすれば、「嗄れ声は、ありふれたことだから検査なんて不要だよ。年とって死を意識するようになってから検査すればいいんだよ」と言われているように思えるのだが、いかがだろうか。
さて、話を変えて、私が東北で可愛い赤ちゃんを産むとする...
「あれ?嗄れ声?風邪ね」と言ってやりすごす。可愛い赤ちゃんはいつもいつも風邪を引いている。
幼少期になり、「我が子はもしや天才?」と思う時がくる。そして演歌の大スターに育てる決心をするのだ。息子には森進一氏、娘には八代亜紀氏を目標にさせる。
息子の持ち歌は、「奇跡の一本松」。国民の皆様の応援で粘り強い東北人が復興を成し遂げたと歌うのだ。息子は、生まれてこのかた東北の復興を見て育って来た。未熟ながらも復興活動に参加してきた。復興と共に男らしく育った息子の歌声は、きっと皆様の心に染み入るだろう。
素直だが芯の強い東北美人の娘は、歌うだろう。「セシウム降れ触れ、もっと降れー、ストロンウムも連れてこいー」放射能なんて怖くないと歌うのだ。微笑みながら共生すると決めた放射能への想いを歌う「セシウム慕情」は、国民の心を捉えて大ヒットするだろう。
日本気管食道科学会も嗄声についての記事を出しています。声帯ポリーブや咽頭ガンの動画も載せられており、興味深いです。お時間のある方はご覧ください。
http://kishoku.gr.jp/public/disease08.html
クループ症候群…こちらはウイルス・細菌等の感染。この免疫異常現代、益々多くなる見込みですかね…。
中皮腫、肺癌の初期、空咳(「ゴホンゴホン…ゴッホゴッホ…」では無く「ケンケン…ヒュンヒュン…コホンコホン…」のような)…、原理、似ていますかね…。
肺癌に限らず悪性中皮腫、職業性肺癌は、よほどの早期でない限り、予後悪いのが現状ですよね…。自覚症状は乏しいから、症状出た頃には進行していて手遅れですよね…。
ただでさえ、焼却毒拡散現代ハイリスク。
アスベストもたっぷり付着飛散、排ガスでも漏れ出て…
他の不明有害物質も漏れ出て…リスク増。
付着したもの室内入れれば、家族も補償対象。
ちなみに、
「喫煙」は、「意思が弱く止められない」のではなく、「精神疾患の依存症」の病気。受動喫煙防止や分煙に否定的な喫煙者はもはや相当な依存度高く早期治療を要す。禁煙外来へどうぞ。さらなる「モラル欠けポイ捨て」…と、何だか、この原理、環境省取り巻きに似ていますね…。
それが、現代、元々のニコチンにさらなるセシウム煙草でハイリスクなのに、北九州市、中には小中学生・未成年まで吸っている…。東京のような、相談事を聞きながら子どもら守る夜回り先生みたいな教育者も居ないし…、怒ってくれる大人は東京でもオヤジ狩りの被害に合う…。そこまでいくと、やはり、子どもたちのニコチン依存度も高くなってしまっていることが伺える…。女の子には「将来のあなたが、お母さんになった時、お腹の赤ちゃんに障害・疾病率を確実に上げてしまっていること」伝えると、大抵分かってくれて吸うの止めてくれる…。昔のような…「守る」は現代、難しいのか?そんな、子どもらはどこか寂しそう…。現在も引き継がれる命軽率市政により、非公開多核種は無いことにして、セシウムはカリウムと同じく「安全」との虚偽操作で…、未成年の「シナプス」神経回路原理は成熟した大人よりもさらなる恐ろしい依存症へと導くリスクを諭すような大人も居ない…。放射線(言葉操作巧みに…。「放射能」では無い(-_-;))「安全」チラシも大量に瓦礫焼却の為に学校で配布されていたし…子どもらも洗脳されている。ただでさえ、ハイリスクな被曝時代に子どもらを救えるだろうか…。
分かりやすく説明すれば、子どもたちも興味もってくれるのではないだろうか…!?
自分の命を守ることの意味を考えられる大人になってくれるのではないだろうか…!?
(カリウムのお話…。) 先生、またお借りします↓
http://onodekita.sblo.jp/article/52436611.html
喫煙者はどんなに、室外で吸おうが換気扇下で吸おうが、肺に染み付いた息と服に付着したニコチンで家族皆の受動喫煙は逃れられない。子どもたちへの健康被害と妊婦へのリスクは相当なものだ…。
これは匂いあるから、嗅覚正常者なら分かりやすいが…。
ニコチン依存度高ければ高い程、その嗅覚も異変来して気付かない…。
毒瓦礫焼却の放射性物質核種の匂いは無い…。それに付着する、不明有害物質・毒。
宮城県石巻市のアスベスト拡散実態、石巻市の隠蔽体質は明らか。2012.も、解体現場でのWHO基準値超えの町々が国・新聞公表されたが…、記事、あっという間に撤収されていった…。宮城県のWHO超えは放射性物質拡散と同じくズサン意識を象徴していた。
それでも氷山の一角。
東京でもアスベスト排ガス認めている。
北九州市はアスベスト排ガス測定、1回もしていない。
2013.3.18「石巻市の隠蔽体質とアスベスト」環境ジャーナリスト論、以下。
http://diamond.jp/articles/-/33437
2011.4.26厚生労働省は、「被災地瓦礫にはアスベストが含まれ、撤去する作業員、ボランティアには、健康被害が出る恐れがある」として、健康対策立案するための専門委員会を設置する方針固めた。
「慎重に行動して欲しい」と、厚生労働省は呼びかけている…って、記事あっても、現実は…
「考えないですぐ行動しよう!」「百聞は一見にしかず!」ですね…と。
全ては環境省と取り巻き、北九州市取り巻きのお陰です…(-_-;)
北九州市長も「百聞は一見にしかずですね」発言、当時TV映っていましたね…(-_-;)
恐るべし「命」軽視、操作・隠蔽・虚偽の悪。
一見、震災前のアスベスト被害の補償制度あるかのような世に思えるかもしれませんが…
認定までのその道のりはただでさえ、長いです…。
瓦礫由来、福島由来なんて言ったら、さらにどれだけかかることか…。
しかも、その時はもう症状もかなり酷くなっている…。
誰〜も、誰〜も、「環境」も「体」も「未来の子ども」も守ってくれません…。
「環境省」、管轄違いの言い逃れですか…(-_-;)
健康被害は防ぐしか方法がないから、もうこれ以上「毒拡散するな!」と、言っていたことでもあるのに…。「業務上過失致死傷罪」と言えるだろう…。
すると…
厚生労働省が、禁煙支援する「たばこ相談員」をがん診療連携拠点病院(全国397ヶ所)に新年度から順次配置する方針を2013.3.25決めた。国による相談員の配置は初めて。
タバコ税も拒否し続けた国が、何を今さら、慌てているのだろうか…
(-_-;) バレバレ。
福島原発事故由来の毒、汚染炉作業員、汚染瓦礫二次被害者の死を無駄にしてはならぬ。
放射性物質核種毒+不明有害物質毒(アスベスト含む)、忘れてはならぬ。
〈アスベストの影響:
悪性中皮腫・胸膜炎・びまん性胸膜肥厚・胸膜肥厚斑・石綿肺(じん肺)・職業性肺癌〉
ゲノム分野でも免疫異常でも悪さ来す放射性物質核種での健康被害をいくら、隠蔽・操作・悪事続ける「命」未来軽視「金」今優先の国取り巻きが認めなくても…
災害救助法で、国が自分ら取り巻きの利益だけ守り、庶民ら子どもらの命を見殺しにしようとも、精神疾患ではなくて「身体」が証明する。
いくら半径何km離れようとも…。
核種にもくっついている微粒子分野のアスベストでは、国はもう、逃れられない。
そこに庶民らが気付かず、また騙され続け…馬鹿高い医療費と身体の苦しみと、医療過誤及びむやみやたらなCT被曝とかでやられませんように…。
この核関連、一次被害ばかりでなく、二次被害と三次被害への永遠と続く嫌がらせと苦しみはあの世まで抱えたくない…。次世代へも悪事引き継がれた国で私らの苦しみ継承したくない。私も化けて出たくもない…。
庶民らの「泣き寝入り」防止に…以下。
ズサン管理により、全国汚染炉毒押し付けられ現場作業員、移動瓦礫・移動廃材毒押し付けられ現場解体・撤去・運搬作業員の職業性肺癌に限らない
押し付けられ広域焼却毒二次被害者・汚染炉近郊隣県二次被害者・その家族様方々用…
「環境省、元・石原東京都知事、現・猪瀬東京都知事、北九州市長・2012.北九州市議会議員全員、北九州市政全職員、宮城県知事、焼却事業に賛成携わった者全員」へ、責任!!
医学:
・アスベストの吸う量が多い程、リスク高くなるが、極少量でも発症する。
・発症率に数年かかることは今まで言われているが、毒拡散現代日本により、被害防ぐこともせずむしろ毒拡散続けた。現代エビデンスを作ることにも国が怠るため、現代の発症率は明らかにしていない。
・胸膜肥厚斑は労災認定の重要な証拠となりうる。
・もし肺癌が見つかり合併して胸膜肥厚斑があればアスベスト曝露が原因と特定できる。
・胸膜肥厚斑は見逃されやすく、職業性の肺疾患に詳しい専門医でないと、診断が難しい。
ちなみに、
隠蔽・虚偽・操作の環境省を通さねば、労災認定は無い。
その医学的判定なるものは、発症確率何%かも過去の視野。現代には当てはめるべきでは無い。
判定診断のための医療過誤による苦痛も防ぐべき。特にCTには配慮すべき。
アスベスト被害による現代アセスメント視野は全く無い、医学的判定のトリックに要注意。
※以下、検索により、確認出来ます。
「独立法人 環境再生保全機構 石綿健康被害救済部」より、
「医学的判定に係る資料に関する留意事項」 に詳細有り。
環境省、国取り巻きの言い逃れはもう、とっくに2011.〜見えている。
油断したころにまた、次から次へと、「毒」がやってくる…
忘れぬよう。
東京では追加、瓦礫毒焼却…。
北九州では、瓦礫毒の次、さらなる「三菱マテリアル九州」繋がる重金属毒…。
新聞メディアはきちんと全てを記事にしない。なので、色々載せてるブログから以下、お借りします↓
http://blog.goo.ne.jp/flyhigh_2012/e/e814771160fc991717eb7fddf6d0fc9c?fm=rss
次は…高濃度放射性物質焼却実験、核融合実験、次は…原発稼動…
誰が核、止める…?
誰が毒盛り、止める…?
誰が命、守れる…?
そんなに、目先の金だけ大事? バブル弾けて、ハイおしまい。
毒は蓄積、ハイおしまい。
昨年11月に声帯の近くにポリープが出来て、薬でポリープは消えたのですが、声は全く戻らず、嗄声のままです。
その後音声外来に紹介され通院してますが、薬も効かず今に至っております。
しゃがれているというよりは、かなりかすれていて日常生活、特に仕事では支障をきたしている状況です。
5月の診察時に声帯が痩せていると言われました。特にダイエットしたわけでもなく原因不明です。
この症状は、治るのでしょうか?
現在の主治医は、最終手段で外科的処置をしましょうと言われました。
長引いているだけに、不安です。
アドバイスを頂けたらと思います。
宜しくお願いいたします。