福島県知事が、以前こんなウサギはいない とデマを平気で述べたことがあります。
福島県の佐藤知事「根拠のないデマは残念」2012年08月06日10時47分
――「福島で耳のないウサギが生まれた」という話が出回るほど放射能汚染の懸念は少なくない。(県庁の説明ではゴルフ場が多い福島県を訪れた年間4万3000人余りの韓国人が3800人に減った)
「県民はもちろん、すべての日本人がそのような根拠がないデマを残念だと考えている。正確な数値、情報を見せなければならないと改めて感じる。不安解消のために県民健康管理調査を実施している。これまで出てきた専門家らの統計調査結果によれば放射能による県民の健康被害はない。農水産物も生産、流通、消費の3段階で徹底的に調査中だ」
最近の記者は、全く調べることをしないんでしょうか。ネットで大論争に…白い「耳なしウサギ」は本当にいた2011.5.29 12:00 という記事を簡単に探すことができるのにもかかわらず。
さて、この耳なしウサギ、実は放射能の影響ではなく、ひっきりなしに続く地震、余震でウサギが揺らされたからという「珍説」を発表してきました。
福島で生まれた「耳のないウサギ」は埼玉で元気に生きていた
配信元:NEWSポストセブン2013/03/11 11:50更新
大震災から2年の節目に、多くのメディアが被災地・被災者の復興の努力や苦悩を描いている。しかし、メディアが取り組むべき問題は他にもある。大混乱の中で検証不可能な情報が錯綜し、津波や原発事故の苦しみに直面した人々の不安を駆り立てた。そうした“センセーショナルな報道”の「その後」を追跡した−−。
「福島県浪江町で耳のないウサギが生まれた」というショッキングなニュースが駆け巡ったのは、震災から3か月が過ぎようとする頃だった。飼い主がユーチューブに動画をアップすると、新聞、雑誌で「放射能で生まれた」と大騒ぎになった。
その後、あのウサギはどうなったのか。飼い主の杉本祐子さんに聞いたところ、「2011年7月に、埼玉の里親さんにもらわれていきました。いまも元気に暮らしていますよ。ウサギの耳には放熱作用もあるので、耳のないウサギは暑さに弱い。ウサギの体温が上がらないように、夏はエアコンの効く部屋にいるようです。
里親さんに引き渡すときにはテレビの取材も来ました。里親さんは自分のブログにウサギの写真をアップしているので成長の様子もわかります」とのこと。
しかし、このウサギは本当に放射能による影響で耳を失ってしまったのだろうか。ウサギを診断した北里大学獣医学部の伊藤伸彦教授(獣医放射線学)はこういう。
記事本文の続き 「被曝の影響の可能性を切り捨てるわけにもいかないので、妊娠中1週間の被曝量(内部・外部の合計)を算出したところ、1.55ミリシーベルトと出た。奇形が生じる線量には閾値があり、通常は瞬間的に数1000ミリシーベルトぐらい浴びないと生じないとされています。ですので、絶対ないとはいえませんが、放射線の影響である可能性は極めて低いと結論づけました」
親の胎内で子が器官形成していくときに、親に強いストレスがかかると血流が滞って奇形になることもあるという。
「一つの可能性としてですが、大地震とその余震で何度も強く揺らされたことが親ウサギのストレスになった可能性も考えられます」(同前)
こういった人間界の騒動をよそに、耳なしウサギが生まれた小屋では、雪が舞うなか、いまも4匹のウサギが元気いっぱいに走り回っていた。
※週刊ポスト2013年3月22日号
地震で揺らされたことで血行が滞って、奇形ウサギが生まれた。だとすれば、今までニホンには何匹もの耳なしウサギが生まれているはずですが、私が知っている古来の耳なしといえば「耳なし芳一」くらいなものですが・・それにしても、放射能を否定しておきながら、地震の揺れによるストレスと原因を持ってくる。そして、それを臆面もなく平気でしゃべる大学教授と、それに疑問を抱かずに記事にする記者。いやはや、21世紀のニホンには、おそろしい「科学」があったものです。そもそも、1000ミリシーベルトを超えなければ、奇計が出ないという決めつけのどこが科学なんでしょうか。
このような文章を出せば、御用学者が集まってきます。

評論家・木元教子 真実を風評が駆逐して被害あり
2013.3.18 03:13
耳なしウサギが生まれた噂
最近の週刊誌に、「煽(あお)り&仰天報道」との記事があった。一つは「福島県浪江町で耳のないウサギが生まれた」というもので、「放射能のせいだ」とネット上で大騒ぎになった。が、獣医放射線学の教授がウサギを診断し、「可能性は極めて低い」と結論づけた。ウサギは今も元気に生きている。
もう一つは、「放射能にやられる」と仙台から沖縄に自主避難した家族のことだ。仙台地域は線量がやや高い時期もあったが、国の避難指示は出ていない。殆(ほとん)どの方々は従来通り生活されている。逆に今、沖縄移住組はPM2・5の大気汚染で頭が痛いという。
こんなふざけた理論を信じ切って記事にする。厚顔無恥とはこのことでしょうか。
もはや、放射能とはいえないために苦し紛れの説明をするのは、福島第一の原発爆発を爆破弁と言い換えた御用学者「有冨正憲」や「関村直人」に匹敵します(いや、それ以上でしょう。時間的余裕があるのですから)
【福島第一原発】1号機爆発−NHK第一報 『爆破弁』 情報錯綜 3月12日... 投稿者 Katasan2010
4分頃にはっきりと爆破弁で格納容器の圧力を下げると関村直人が真顔で発言しています。この人物、いまだに原子力関係で権勢を持っていますから、恐ろしい話。
徹底検証!テレビは原発事故をどう伝えたか? 有冨氏の爆破弁発言の直前から
さて、この伊藤伸彦教授

学校法人北里研究所 理事
北里大学獣医学部 学部長
1947年福島県郡山市生まれ。東京農工大学農学部獣医学科を卒業。2年間公務員獣医師として勤務後,東京都アイソトープ総合研究所(現,都立産技研)において約10年間環境放射線研究などに従事。1983年から現在まで北里大学獣医放射線学研究室に所属し、現在は主任教授を務める。研究室の守備範囲は,環境放射線学,放射線生物学,核医学,放射線治療と幅広く,また共同研究先も東北大学工学研究科や原子力研究開発機構など多分野にわたる。現在は,学校法人北里研究所理事,北里大学獣医学部長,獣医学系研究科長などを兼務している。乗馬,テニス,演劇鑑賞などの趣味は忙しくて殆どできないが、まもなくの定年を楽しみにエネルギーをためている。
東日本大震災における被災動物対応の現状と今後の課題
―放射性物質汚染への対応を考える―
東日本大震災がこれまでの震災と全く異なるのは、広い範囲で放射性物質による汚染が発生したことである。そのため、動物の救護活動には3つの特殊な問題が加わった。すなわち、救護活動を行う場所における活動者の放射線被ばく、被災動物の放射性物質による体表面と体内の汚染、原発から20km圏内が警戒区域になったために活動者の立ち入りが制限されたことである。
警戒区域内の飼育者たちが居なくなったために起こったことは、動物たちの放射線影響による死ではなくて、飢餓による苦痛と死であった。それでも、故意に逃がした動物や飼育檻や鎖から放れた動物の一部は生き延びた。犬や猫などについては、日本獣医師会HPで紹介された“動物の身体汚染への対応法について:緊急的暫定措置”を指針の一つとして保護活動が続いている。しかし、産業動物に関しては、原子力災害対策本部長から福島県に対して、警戒区域内の家畜の安楽死処分が指示され現在に至っているが、域内には未だに1000頭以上の放れ牛や多くの野生化した豚などが生き延びている状況である。警戒区域内の動物には放射性物質の体内汚染があり、動物は制御しにくくなっているため、安全に捕獲することがますます難しくなっている。
経歴と主張を見ますと、確信犯です。ウサギの妊娠は約35日程度といわれていますから、受精は3月の中旬から、下旬。揺れによるストレスがピークに達した頃とでもいうのでしょうか。こんな理由でだまされるとすれば、そりゃあ記者くらいなものだと私は思います。放射能の影響で奇形が生まれるのは、世界の常識ですから。(サッカー)川島のファインセーブを腕4本に合成・・原発事故の影響
では、この耳なしは同じ遺伝子生物である人間に起きないのか。貴重な報告が広島原爆当時の産婆さんからされています。
ピカに灼かれて 第13集 岡村ヒサさんの話から
すぐ近所でございましたが、二軒に同じように耳のない子が生まれました。その1人の赤ちゃんのおばあさんは、産婦人科の看護部長をしておられました。奇形が生まれたということで、すぐに病院に電話をされたれしいですが、先生が来られたあくる朝、赤ちゃんは逝きましたからね。もう一軒は可愛い女の子でございましたが、おばあちゃんは「火葬場に持って行くまでは、泣きだしはしませんから。」と言っておられました。これは薬を使ったんだなと私は思いました。もちろん、家族は何も言いませんし、私も聞きもしませんでした。元気な子でしたがね。そのおばあちゃんは生涯悩まれたそうです。可愛い子だったですからね。髪の毛でね、こうやって耳を隠していれば判りはしませんのにね。耳がないんです。ツルッとしておりました、片方だけ。
耳の発生 先天奇形図譜より

無耳症の一例

なぜ、推進派はこのようなスライドを平気で作ることができるのか。放射能はもはや科学ではなく、宗教だと感じます。それも、話にもならないレベルの

奇形の分類は、原子力わくわくランド によくまとまっています。
◆関連ブログ
奇形動植物のまとめ2011年08月07日
御用学者の正体 (東工大 有冨 正憲教授)2011年05月20日
(サッカー)川島のファインセーブを腕4本に合成・・原発事故の影響2012年10月16日
原爆と核実験場での放射能と奇形児(600万アクセス)2012年10月04日
奇形動植物(2)2012年08月09日
奇形動植物(3)2012年11月09日
奇形動植物(4)2013年01月06日
いつもblogで勉強させていただいています。ありがとうございます。
確かに地震国で揺れでストレスで耳が無くなるなら今までにも有ったのでしょうし・・、
たとえば戦時中とか紛争地域のストレスとかは猛烈に有るのでしょうが・・、その戦争等で放射性物質とか放射線、化学物質を使われない限り精神的な影響由来でそこまで体に影響が出てくるとも思えないのですが・・、戦時中は都会ほど栄養状態も悪いうえに爆撃でストレスだらけなんですが、広島長崎の様な影響は・・、
あと原子力を推進しているほどストレス原因とか言ってますがそれなら、汚染物吸引・摂取を拒否している人に汚染物ばらまいて、無理に内部被曝させて精神的に深刻な嫌がらせをしてストレス与えてますよ・・、
ストレス原因と思ってるならもう汚染拡散もやめてくれよ・・、
事業の推進側から金もろてる奴からなんぼ安全な物質ですと言われてもさすがにそんなん信じられないから、
とは言え自分は内部被曝がどういう値でどういう核種で被曝して安全か危険かどうかはわかりません、
人間で長期の晩成の内部被曝の比較実験で放射性物質の安全を確認でもしたのなら良いのですが・・、
だから危険という説をもとにした指摘を重視して危険と思って対処します。
http://hotaruabe.blog72.fc2.com/
http://amateur-lenr.blogspot.jp/2013/02/blog-post.html
実験的に証明されつつあるようです…
同氏の著作「ホタルよ、福島にふたたび」という本を読みましたが…
http://www.ruralnet.or.jp/ouen/meibo/424.html
阿部氏略歴
暴走族で大学中退 家族には将来、ヤクザになると思われ、窃盗などの犯罪で家庭裁判所にお世話になること幾回もあり…だぞうで…
その後…
板橋区立「こども動物園」「淡水魚水族館」を経て、「区立温室植物園」の担当になり、無農薬生態園をつくることに成功。
平成17年茨城大学大学院理工学研究科博士後期課程修了。
平成19年1月14日「ホタルの累代飼育システム及び方法」で正式に特許を得る…
略歴を見る限り、東大出の学者よりも相当、信用ができると思います(w)
こう書くと、何者かがウサギを殺し火を放つだろう。そして飼い主が放火したと強弁するだろう。「放射能デマを批判されて耐え切れず、放火によって証拠を闇に葬った」と。
地震によるストレスというのは信じるに値しない。もしそうなら、栗原市ではウサギが奇形だらけのはず。阪神淡路や岩手内陸地震の時も奇形だらけになっているはずだ。
本日、北九州市の市民オンブズマンの方と電話で話をしたのですが、
北九州市が進めたがれきの受入は、当時の民主党政権が強力に推し進めていたと思いきや、実は自民党が主体で進めていたとの事です。
(収支上、大阪や神名川のようなおいしい話はなかったそうです。)
新日鉄労組出身の市長説、細野豪志の腰巾着市長説ではなかったか。
現在の原発事故処理の政策は、東北・関東の人をとどまらせる問題、放射性廃棄物並の食品基準(100ベクレル/kg)問題、放射能汚染瓦礫の全国拡散問題と、国民の健康に留意したとは言えない事ばかりです。
自民党政権が進めるTPPは、アメリカに対する売国行為はあきらかです。
(自民党は、一貫してアメリカに対する売国政党でした。)
TPPでは、医療に関する問題(混合診療の高額医療)も指摘されていますが、日本国民の健康に問題が出れば、医療(医薬品含む)関係 が儲かる事は間違いありません。
医療関係が儲かる事は間違いありませんが、アメリカのオバマ政権では、医療保険制度で、開業医は疲弊しているそうです。(アレックス・ジョーンズショー)
長くなりましたが、日本人の健康が蝕まれ、アメリカの一部の製薬会社や医療関係者が儲かり、先生のような善意の医者は疲弊し、大手外資系医療企業に吸収される事になるかもしれません。
早速、マイケル・ムーア監督のシッコ(SiCKO)をみないといけません。
アメリカの医療問題が、人事(対岸の火事)ではなくなりました。
東工大 有富氏の「爆破弁」発言
徹底検証!テレビは原発事故をどう伝えたか?
http://www.youtube.com/watch?v=RiDkLmTeCk0
1時間31分15秒からです。
だからなんだと言うのでしょうか?!
医薬品では実験動物で催奇形性がみられたら、当然ヒトでもその可能性を考えて妊婦への投与を禁止します。
まったく、原子力マネー依存人間たちは、印象操作だけはうまい。
命を大切にしたい人は、前半の、実験動物で影響が確認されているという事実だけを深ーく考えませう。
亡くなられてから9日目でした。
あまりに遅い葬儀だったので、家族葬を済まされて、既に荼毘に付されているものとばかり思っていました。
当日、まだご遺体の入った棺のままだったのには驚いてしまいました。
その間、自宅には安置できないので、病院に安置してもらってあったそうです。
都内西部です。
今日、ツイッターで、関東では葬儀は2週間待ちが普通というのを目にしました。
9日目の葬儀は、まだ早いほうだったんだと思いました。
少し前に、他の方の葬儀が1週間待ちと聞いてそれでも驚いたのに、今に3週間待ち、1ヶ月待ちとなっていくんでしょうか。
葬儀関係のお仕事をされている方は、とっくに気付いていると思います。
関東から人がいなくなるのも時間の問題だと再認識しています。
逃げるか死ぬか、どちらかで。
http://wkwknp.chagasi.com/animal.html
この猫はある方がユーチューブに投稿した猫で、母猫と戯れるあどけない姿をまずご覧ください。
http://www.youtube.com/watch?v=Q0kIuSR_5GU&feature=mfu_in_order&list=UL
あまりにもよく似たこの千葉の猫の目とチェルノブイリの人間の目の奇形について、ENERGY NEWS(エネルギーニュース)が、これはThyroid Eye Desease(甲状腺眼症)ではないかという気になる記事を掲載しています。その酷似性を大きな写真で見ることができます。
http://enenews.com/eye-swelling-is-a-symptom-of-thyroid-disorder-i-often-hear-how-children-eyes-become-swollen-after-going-in-radiation-contaminated-sandpits-remember-the-kitty-video
甲状腺眼症は通常甲状腺ホルモンの過剰によって起こることが多いそうです。その原因は甲状腺が自己免疫異常、つまり自分自身の正常な細胞や組織に対してまで過剰に反応し攻撃を加えてしまうことで、その際にできた抗体が眼球の筋肉や組織をも攻撃してふくれ上がり、目を前面に押し出し、ひどい場合には斜視にもなるというメカニズムだそうです。しかし気になるのは妊娠中の母猫に甲状腺ホルモン異常が起こった場合です。
妊娠中は甲状腺は少し大きくなりホルモン量も通常高くなるが胎児には影響するようなレベルではありません。しかし特に胎児の脳や神経の発達にとって甲状腺ホルモンは非常に重要です。10〜12週間で胎児の甲状腺は働き始めます。それでも独自で甲状腺ホルモンを作るためにある程度の量のヨウ素は必要で、そのために妊婦は1日に約250マイクログラムのヨウ素を食物などから摂取するよう勧められるそうです。
ユーチューブのビデオに写っている子猫は生後2、3ヶ月くらいでしょうか。アップロードが2011年の9月9日なので、仮にこの子猫が震災後に生まれたとしましょう。もし母猫が妊娠中に大量の放射能を浴びて甲状腺機能に障害を生じ、当時妊娠中だった子猫が甲状腺亢進症になり甲状腺眼症になったということは考えられないでしょうか。この猫と人間の赤ちゃんの脹れた目をよく見ると、明らかに先天的なものであり、生後の外的要因によるものではないことはしろうとでもわかります。元気な母猫の様子を見ると、遺伝的な理由とは考えにくい。
場所は千葉県。小野先生からいただいた東日本の空間線量図を見ると千葉県にも線量の高い地域があります。京都大学原子炉研究所の小出 裕章助教授の「本来なら関東を含む2万平方キロメートルという広大な土地を無人にしなければならなかった」という言葉を思いだしゾッとしました。まず小さな生き物に現れ、次は・・・?
話は変わりますが、今日で、新潟県内で行われていた汚染がれきの焼却が終了するそうです。
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPTYE82I01E20120319
その動物園は、元東西ドイツ国境に近い地域で、今は閉鎖されたウラン鉱山の近くであったと思います。閉鎖されたといっても、積みあげたボタ山は野ざらしで、汚染の封じ込めにはもっと予算が必要との報道を聞いたことがあります。
こちらもウサギとの関連は不明でしょうが、気になるニュースでした。
みみなしウサギのその後というblog記事があります。
http://s.ameblo.jp/135215/entry-11488749918.html
母ウサギのジャンプによる揺れは
どう説明するんだろう。
これまで沢山の「ウッソー!」を聞いて来た。多くのウッソースターがいらっしゃるが、迷ゼリフを外国語に翻訳された「プルト三兄弟」は、世界デビューを果たされている。
沢山の科学的なお話のなかで、「耳なしウサギは地震の揺れによるストレス」というご高説には、「ユーモア大賞」をさしあげたい。これほど笑いを誘う科学者の言説は、前代未聞だと思う。科学者になるには、奇想天外で荒唐無稽な発想力がいるのだろうか。
アメリカでも視聴者は、子ウサギが耳なしで生まれたのは放射能のせいだと思っただろう。だから、「ニュークリア ラビット」とか「ニュークリア バニー」と呼んでいたのだろう。一方、アメリカの専門家は、「放射能奇形説」に組しなかった。「発想が飛躍しすぎだ」と切って捨てた。
いわく、
「いろいろな原因が考えられるから、放射能のせいだとは言えない」
(それはそうだけどサ...放射能も可能性の一つでしょ?)
「母ウサギが子ウサギをグルーミングしすぎて、子供の耳を齧ったのかもしれない。」
(ふーん、小さな耳だけを齧るの? 二つの耳とも? 各種動物を飼育した経験から、人間に比べて動物の親の方が子供を丁寧に扱う、と思うんだけどなあ。ちなみに、人間である私は、昼寝していた我が子を誤って踏んづけてしまったことが一度ならずある。)
アメリカの専門家のお説にふーんと唸りながら、我が国の獣医様に驚嘆する。その発想の「驚異的な飛躍」にである。
Nuclear bunny? That's too big a leap
http://cosmiclog.nbcnews.com/_news/2011/06/09/6821742-nuclear-bunny-thats-too-big-a-leap?lite
Earless bunny video stokes Japan nuke fears
http://www.cbsnews.com/2100-500175_162-20070474.html