2013年04月24日

「核兵器」にすら、反対しない・できない日本政府

 何の罪もない市民の上に核兵器を2発も落とされた日本


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追跡:2013ひろしま 「被爆再現人形」撤去 「訴える力強い」反対の声多く 原爆資料館「実物展示で十分」 /広島毎日新聞 2013年04月23日 地方版
 原爆資料館(中区)が、原爆投下直後の悲惨な状況を伝える「被爆再現人形」を2015年度末で撤去すると決めたことを受け、インターネット上で方針撤回を求める署名運動が盛り上がっている。視覚に直接訴える人形は「悲惨さがよく伝わる」と残すよう求める声が上がる一方、資料館側は「実物中心の展示で十分に伝えられる」として議論は平行線をたどっている。【吉村周平】

 原爆の恐ろしさを目で見てわかる人形を撤去する計画が着々と進んでいます。そして、驚いたのが、2013年4月23日に流されたこの記事(熊日新聞)
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書き下します。

ジュネーブで22日に開幕する核拡散防止条約(NPT)再検討会議の第2回準備委員会を前に日本がスイスから、核兵器使用の非人道性を強調し「いかなる状況下でも核が再び使用されないことが人類の生存に利益となる」とした共同声明への賛同を求められていることが21日、分かった【3面に関連記事】
外務省が可否を検討しているが、米国の提供する「核の傘」への影響や、核使用をちらつかせる北朝鮮への抑止力低下につながりかねないとして一部に反対論が出ている。複数の日本政府関係者や準備委員会筋が明らかにした。
 日本は昨年秋の国連総会で「核兵器を非合法化する努力」を促した共同声明への賛同を求められたが、日本の安全保障政策に合致しないとして拒否した。スイスなどは今回、日本の賛同を取り付切ようと「非合法化」の表現を削除したが、それにもかかわらず唯一の被爆国・日本が拒否すれば、内外の強い非難を招くのは必至だ。
共同通信が入手した南アフリカ起草の「核兵器の人道的影響に関する共同声明」には、スイスやメキシコなどカ国が費問。北大西洋条約機構(NATO)加盟国のノルウェーやデンマークも名を連ねている。声明は核使用が招く「壊滅的な人道上の結果への深い懸念」を表明し、広島、長崎への原爆投下の経験から核使用が「受忍できない危害」をもたらすと指摘。「核兵器が再び使われないことを保証する唯の手段は核廃絶」としている日本外務省の一部部局は、核兵器の不使用が人類の生存に利益となるとの文言を問題視。核使用の完全排除を是認すれば「核の傘」に依存する国防政策との整合性が取れないなどとして反対している(共同太田昌克)
(3面)
核不使用声明 外務省内に反対 内外の失望必至
 スイスなどが主導して、22日からの核拡散防止条約(NPT)再検討会議準備要員会で発表する予定の共同声明への賛同に反対しているのは、米島の「核の傘」を絶対視する日本外務省の安会標障政策担当者らだ。【1面参照】
「核が再び使用されないことが人類の生存に利益となる」という当たり前の声明に反対する理屈は、被爆国の国民には理解できない「安保ムラ」の論理、と言われでも仕方ないだろう。
 今回の共同声明は昨年秋に国連総会に出された声明と遣い、核兵器の「非合法化」に関する記述はない。核軍縮分野で特別の発言力を持つ日本に賛同してほしいと、起草国の南アフリカやスイスが苦心した結果だ,こうした配慮にもかかわらず、日本が賛同を拒否すれば国際社会の失望と批判は必至で、国内からも怒りの声が上がると予想される。
反対の理由は、「いかなる状況下でも」核が再び使用されないことが人類の利益だという声明に名を連ねれば、自国の存亡が脅かされる事態でも核使用を認めないとの姿勢に映り、「傘」を提供する米国を刺激するとうものだ
 しかし、声明のこの表現は、核の使われない世界こそが人類の繁栄と安寧につながるという当然の「真理」を言っているにすぎず、安保政策の転換を示唆するものではない。反対派の理屈は「ムラ」の過剰反応、過剰防衛一一と受け取られ、内外の理解を得ることはできまい。(共同=太田昌克)


 まさしくその通りの文章です。なぜ、核兵器で苦しめられた国民がいる国家が、核兵器に賛成するのか、できるのか。この記事で書かれているとおりに米国を刺激したくないから−つまり、日本は未だに米国の属国であることをさらけ出しているのです。

 私はあきれ果てたのですが、実はこの核兵器反対に反対する人間が、それなりにいることを知って、情けなくなりました。

【外交】スイスが日本に核不使用声明への賛同要請、北朝鮮への抑止力低下につながりかねず外務省に反対論
3 :名無しさん@13周年:2013/04/22(月) 09:02:31.50 ID:8LSP06Hc0
まず、持ってる国に言えよw

4 :名無しさん@13周年:2013/04/22(月) 09:02:41.60 ID:drXcD/Vs0
スイスも9条設けて非武装宣言しろよ。

5 :名無しさん@13周年:2013/04/22(月) 09:02:42.33 ID:aAyNevjO0
使いそうな国に言えよ。
なんて持ってない国に言うんだよ。

6 :名無しさん@13周年:2013/04/22(月) 09:03:08.64 ID:5ce67gMP0
んな無意味な宣言どうでもいい。必要なのは核武装

7 :名無しさん@13周年:2013/04/22(月) 09:03:29.12 ID:+XpLCp500
>>5 持てってことだろう

8 :名無しさん@13周年:2013/04/22(月) 09:03:44.13 ID:5FHzPOnqP
>>1
じゃ絶対に使わないから作っても平気だね

9 :名無しさん@13周年:2013/04/22(月) 09:03:57.11 ID:vGO9yYKr0
よく日本は唯一の被爆国だから核は持たないとか言うけど、むしろ逆じゃね?唯一の被爆国だからこそ核持っていいんじゃね?

10 :名無しさん@13周年:2013/04/22(月) 09:04:06.17 ID:NXUzQULg0
最後でいいわ

11 :名無しさん@13周年:2013/04/22(月) 09:04:10.51 ID:cWcy57Uy0
韓国と仲の良い国が出てきましたね お金で動きやすい国ということですかね。


 情けなくて、話になりません。あの原爆の被害を全く知らない、そしてフクシマで3度目の被曝をさせられながら、未だに目が覚めない国民。この共同記者の発言が少数派でないことを祈らなければならないような国なのでしょうか。

 原爆症は、実はあのブラックジャックでも扱っています
「やり残しの家」
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 驚いたことにこの物語、2004年に放映されたアニメでは原爆症のことがすっかり省かれていました。
ブラック・ジャック 第37話 Karte:36 岬の家は未完成

 これは、いったい何に対する配慮でしょうか。核発電所に対する配慮としか私には思えません。そういえば、手塚治虫のマンガは無断で、原子力のPRに使われたことがある(本当に無断かどうか、手塚治虫氏本人が知らなかっただけではないかと想像しますが)。

 被爆国でありながら、核兵器を使った米国への配慮ばかり。

独立の日の式典して、独自憲法をぶち上げる前に、まず、米国から独立したらどうですか、安倍さん。

原爆体験がどのようなモノかを知りたい場合は、はだしのゲンや下記に書いた橋爪文氏の話、そして肥田俊太郎医師の体験を聞けば、ほんのわずかなことですが、十分わかります。

この反対をみるだけで、日本政府がどちらの方を向いて政治をしているかは明らかです。

◆関連ブログ
「原爆体験を世界に」橋爪文〜NHKラジオ深夜便から(1)2013年03月27日
「原爆体験を世界に」橋爪文〜NHKラジオ深夜便から(2)2013年03月28日
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posted by いんちょう at 21:53| Comment(19) | 原子力
この記事へのコメント
院長先生、いつもお疲れ様です。
いろんな問題の根元に先生のおっしゃる「米国の属国」がありますね。
世界をまたに活躍されている私の知人は、「所詮、アジア人はアングロサクソンの頭脳には追い付けないのだから、諦めて従うしかない」と言いますが、全く情けない限りです。
そういう私も、給与所得の多くを、会社が米国から稼いだドルから貰っているので、批判出来る立場ではないのですが・・・
せめて3年後の定年後に、自分の為ではなく、日本の為、自分の孫子の為の活動をしようと知見を蓄えようと思います。
しかし、先生は立派です。勇気があります。
呉々も圧力に屈することなく、そしてお身体を大事に頑張って下さい。
影ながら精一杯応援しています。
Posted by ポーター at 2013年04月24日 23:08
日本全国民は、日米関係(不平等地位協定・不平等原子力協定)を見直して、脱原発・脱再稼働するべきです!
Posted by ヨハネ at 2013年04月24日 23:25
そしてフクシマで3度目の被曝をさせられながら

ほんとうに3度目だったのか?と、
核実験の降下物とかで晩成で発症していても調べないとわからないですし・・、
食の欧米化で癌が増えた・・とか言ってた頃の内部被曝とかどういう物だったのか・・、
展示すら隠す気の使いようなのに、そういう事は調べようとしないとは・・。
Posted by 南部のアホな大阪人 at 2013年04月25日 01:13
あの原爆資料館の人形は、「はだしのゲン」の作者である中沢啓治氏に言わせると、あの日の被爆者の姿を全然再現していない、お話にならない程の大甘な代物なのだそうです。
私も高校生の時、修学旅行で初めて原爆資料館を訪れ、あの人形を見たのですが、
「『はだしのゲン』で描かれていたのと全然違うやん」
と思いましたもの。

>資料館側は「実物中心の展示で十分に伝えられる」

でもねぇ。それなら原爆資料館に展示してある、原爆投下から数時間後の御幸橋付近を撮影した写真にも詳細な解説をつけるべきだと思うのですよ。
あの写真は、それこそ我々が「はだしのゲン」くらいでしか知りようがない、原爆投下直後の広島市内の光景を実際に撮影した貴重な物なのですよ。
あそこに写っている、被爆者の体にまとわり付いている襤褸切れだと思っていた物が、実は垂れ下がった皮膚だったと知った時の衝撃といったら・・・。でも、私はその事を、たまたまある事をきっかけに知りましたけど、世間一般に出回っている原爆関連の書物などで、そこまで解説した物って殆どないのですよね。
Posted by 新潟県民 at 2013年04月25日 18:30
ため息が出るほど日本はアメリカの属国ですね。ほんとふざけてる。これはこちらのブログでも紹介済みかもしれませんが、座間宮ガレイという方のyoutube動画にこんなのがあります。「あなたの洗脳を解くために、原発稼働60年システムの闇をあばいちゃったよん!」。

http://www.youtube.com/watch?v=dyW2SdHmHqY

日本はアメリカの属国にすぎないということはそろそろ常識になっていいと思うんですが、まだまだ知らない人も多いようです。「日本だけが特別悪い」自虐洗脳でアメリカに怒りが向けられないようにできてますから日本人というのは。日米の力関係すらわかっていなかったりする。たとえばアメリカが一方的に日本の政治に口を出す「要望書」についても「アメリカに(日本が)圧力をかけて出させてる」というぶったまげることを主張する人がいました。または「日本は確かにアメリカの言いなりになっているがそれはアメリカの言いなりになることが日本の国益になるから」ととんでもないことを言っている人までいます。カモられてるだけなのに!

この場をお借りして、アメリカという「本当の日本の敵」についてもっと一般の目が向くように「いかにアメリカが日本を食い物にしているか」について(これもここで紹介済みかもしれませんが)紹介させてください。

「むしられ続ける日本」
http://homepage2.nifty.com/motoyama/bond.htm
「プラザ合意の真の目的」
http://sun.ap.teacup.com/souun/130.html

もしとっくの昔にここで紹介済みであれば全く余計なことですが。
Posted by 夜勤仕事 at 2013年04月25日 18:51
え?声明に賛同するかどうか、外務省に決定権があるんですか?なんで?
Posted by せんちゃん at 2013年04月25日 21:55
院長の言うとおり、私もこのニュースを聞いて日本政府の対応にはがっかりしました。唯一の被爆国が原爆、原発OKなんて、おかしいです。

その上、トルコへ原発輸出です。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130423-OYT1T01632.htm

福島の原発事故が終息するどころか問題だらけなのに、どうしてこういう流れになるのか理解しがたいですが、やっぱり「オカネ」なのでしょうか?

そして核廃棄物はきっとスウェーデンのSKBに送るのでしょう。
http://www.skb.se/default____24417.aspx

心配していたことがこんなにも早く現実になってしまうなんて、悔しいです。

私にできることは、何だろう?どうしたらよいのかな。。。

他にもエジプトなど、まだ原発を持っていない国がSKBに訪問した時、関心を持っていました。

これ以上地球上に原発を増やすことは、例えばこの前ロシアに落ちた隕石のようなものが空から落ちてきた場合など、避けられない事故に遭う確率が高まるだけです。

どうにかしてこの動き、止めたいです。
もし原発事故や廃棄物がきちんと管理されなくなれば、人類滅亡、地球の危機です。
Posted by Kayo, :) at 2013年04月25日 23:46
blogをいつも拝見してます。今回の記事ももっともだと思うのですが、このニュースが配信されているYahooのページにあるFacebookのコメント欄には、「日米安保のしかり、アメリカに攻撃された時のことを考えると、日本が反対するのは当たり前」というようなコメントがもっとも賛同をえていました。一般的には、まったく異なる受け止めかたをされているように思います。
私たちはこういったことを議論したり、ちょっと友だちと話すような文化、空気がないので、自分の友人の意見を聞くこともあまりないですが、本来はこういうことは気軽に話し、意見交換できるようになるといいなぁとおもいます。
Posted by FBコメント at 2013年04月26日 00:37
正攻法
・核兵器、放射能の危険性を訴える。
・前項の目的を達成するため、核兵器や核実験、核事故、放射能の被害などの実例を勉強、研究して知らしめる。

というのが正攻法によるアプローチでしょうか。

こういう方向の地味な活動も当然、重要かと思われますし、今後も続けて頂きたいですが、、、。ツイッターだと、日本を非難する声も多かったとの意見もありますが言語までは書いていないから、英語やその他の言語で日本が叩かれていたのだろうか。

Jap stepped toward the nuclear armament. Jap refused NPT today. UN security council is doing nothing. IAEA is under Jap's hand. What the...!

私訳)ジャップは核武装への一歩進めたぜ、NPTまで拒絶しやがって。国連も有名無実化だ、IAEAはジャップ手の中にある、狂ってる

とか、いろいろでてくるわな。

核産業の連中はいまに「原爆ドームを核兵器工場に」、とか言い出すに違いない。

つまりは正攻法が通用しない連中をいかに崩すかというのも問題とも言えます。少なからず、こういう連中も存在するわけで、20世紀から長らく論争が行われている。

核兵器論争はそれこそ20世紀の文献を漁れば、いくらでも議論があります。こういう歴史まできちんと勉強している人間はあまり多くはおらず、引用されてるような掲示板でも、昔の本とかの議論の繰り返しだったりするのがかなりあると思います。裏を返せばそういう例を引っ張ってくる。

例えば

http://www.iwanami.co.jp/cgi-bin/isearch?isbn=ISBN4-00-600002-2

これにはアメリカの科学者の話だが、核の力に魅了されたというのもある。核兵器に賛成する連中も同様だろう。インドかパキスタンが核武装したときの放射能被害がひどかったという話も聞いたことがあるが、核賛成派たちが核抑止力の有用性を持ち出すときにインド人だかの核抑止力の話を引用しているのも見たことがある。

放射能が危険だとバレると、最終的に核兵器すら無力化されてしまって(核攻撃後の都市が占領できなくなるし、311後に売り出された米軍仕様(?)の型落ち電離箱の下限値の線量が高かったんだが、これも即死しないレベルの放射能かどうか調べるものだからってのもあるんだろう)米英の核産業(兵器、発電問わず)を牛耳っている連中が困るから、あの手この手で妨害してきます。最近言っていた核兵器で奇形は生まれないとかも同様でしょうよ。

核武装賛成派の思想的バックボーンは抑止力、相互確証破壊でしょうか。あまり、勉強したわけではないのでそこまで詳しくないですが、核抑止力の概念唱えたのはレオシラードの「イルカ放送」(古本価格が数千円はするが)ですが、朝永の「プロメテウス火」では、核ミサイル開発において抗弾道ミサイル、それに対抗してダミー弾を発射するミサイル、さらに対抗してそれを全て迎撃する、、、と際限なく競争が激化して人間が愚かだ、とか、有名な核の冬理論だって著書を読破した人はどれほどいるだろう。ビキニ事件とか、歴史の時間に習いましたが、核開発史や被害などは日本人は広島などで終わったと思いこんでいるとかいっていたのが印象に残ってる。ちょうど20世紀の歴史となると、3学期の終わり頃になって、小中高で3回歴史を習ってもやらないことも多い。逆に第二次対戦は時間オーバーであまり深入りしなかったように思うし、改めてこういうことを書いてるというのもあえて取り上げてくれた効果があったはずだろう。この件は後に「死の灰と戦う科学者」を読んだが、放射能測定に視察艦隊を結集して行ったのだが、ガイガーが数台、シンチレーションは日本に一台しかなかったらしく、乗組員の放射能防護もお粗末なものだったようだ(こういうコストすらないのは何か彷彿させるな)。数メートル先の船の線量が何倍にもなり、フォールアウトが分析化学でわかるレベルなので、相当高線量だったようだが。

実際原子力産業と核武装派は繋がってる。筑摩書房の「日米核密約の全貌」ではそういった裏話が書いてあった。まあ、結局核武装も核廃絶(原子力禁止も含めて)できずに自爆しちゃったわけですが、長期戦化してかなりひどいことになったのは事実だろう。

ほかにも非核三原則といってもニュージーランドなどでは原子力(発電も艦船も)すら禁止されているのに、NPTですらこれとはこの点も情けない。法律レベルで原子力が禁止されている国とかについて調べて(成立史なども踏まえて)広めるのも手段でしょうよ。

情弱はネット上でぐぐればなんでもかんでもすぐ答えが見つかるとか思ってますが、案外、こういう昔の情報とかって、ネット上にないですよ。あったとしても大量の情報に埋もれていて見つかりにくいとか。だから自サイトやブログにまとめあげるだけでもインパクトがあると思います。アマゾンとかでもこういう古典は絶版で書評が皆無(首相の安倍や麻生や野田や管やポッポの著書はもうちょっとレビュアーがいるのにそれにすら劣るとは情けない)、できる範囲でやってきましょう。田舎でも、県立図書館とかで、取り寄せられると思います、こういう情報も実際に図書館に行って聞いてみないとわからない。以前そういう本を探しに図書館へいったらいろいろと教えてもらえました。なんでもネット上にあるとかは間違い。
Posted by 反核運動 at 2013年04月26日 08:23
核兵器の非人道性というのは、放射能をどう捉えるかに大きく関わっていますよね。
ということは、核兵器の非人道性を認めることは、放射能の危険性を認めることになるのでしょう。

今の日本(政府?原子力ムラ?)では、放射能は思っていたほど危険ではなかった、という空気を作っていこうとしているように見えます。

整合性が取れないのは、安保だとか、核の傘だとか、周辺諸国との関係とかではなくて、核兵器を非人道的だとする立場と、福島から出た放射性物質の量を大丈夫だとする立場じゃないでしょうか。
Posted by 楽庵 at 2013年04月26日 13:02
私たちは、第一次世界大戦の7年後にジュネーヴ議定書によって生物化学兵器の戦争での使用を禁止することが定められたのに対して、なぜ核兵器は第二次世界大戦後の世界では、禁止されるどころか「核兵器拡大競争」に発展していったのかをよく考えるべきだったのです。
第一次世界大戦での生物化学兵器の使用で、その殺され方の残酷さや生き残った者の後遺症の問題、風向きなどの気象条件によって一般市民を深刻な被害へと巻き込んだ事などが、ジュネーヴ議定書で使用禁止が定められたのです。
一方、核兵器は爆発の「威力」だけが強調され、肝心な放射能の問題が世界に伝わっていなかったために、世界中のバカな政治家たちが欲しがる結果になったと言えると思います。(日本にもいますね、そのようなバカな政治家たちが!しかも現職の総理大臣もその一人です)
もし日本人がもっと放射能や内部被曝の問題を考え、世界に発信していたならば第二次世界大戦後の世界は、もっと別の方向へと進んで行ったのかも知れません。核兵器だけではなく、原子力発電所のような危険なものも世界中で造られることも無かったのかも知れません。
つまり日本人が放射能の危険性を発信しなかったことで核兵器拡大競争と世界中の原発建設の後押しをしてしまったことを認識するべきだと思うのです。

ところで福島原発事故後の「直ちには問題ない」と言われる2年間が終わりました。日本人がロシア人よりも放射能に強いのであれば、これから先も目に見える大きな問題は起きないのでしょうが、残念ながら日本人もロシア人も同じ人間です。放射能による健康被害の爆発的拡大は避けられないのでしょう。(いや、もう既に少しずつはじまっています)
よく「福島への差別につながる」という声がありますが、この言葉が逆に福島の人たちを汚染地域に閉じ込めているのではないでしょうか。更にこの言葉が、健康被害が発生しても、奇形児が生まれたとしても「声を挙げられなく」しているのだと思います。
これからは放射能による可能性がある健康被害について、どんなに辛くても「声を挙げていく」ということが重要になってくるのではないかと思うのです。その声が世界に広がり、世界中の人たちが知ることに至れば、核兵器も原発も廃絶せざるおえなくなる筈です。
いまの日本人が人類をはじめとする地球上に存在する全ての生命体の存亡のカギを握っているのかもしれません。
Posted by 肝澤幅一 at 2013年04月26日 23:39
いつも有難うございます。

●日本がアメリカの「核の傘」に依存する国防政策を取るようになったのは、1964年10月に中国が初の核実験に成功し、これに脅威を感じた佐藤栄作首相が、1965年1月の米首脳会談で、ジョンソン大統領に対し、日本の核武装を否定した上で、日本が核攻撃を受けた場合には「日米安保条約」に基づいて核兵器で報復するという、「核の傘」の確約を求め、ジョンソン大統領も「保障する」と応じたことが発端であると、公開された外交文書から明らかとなっています。


●佐藤首相はまた、「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」の「非核三原則」を、1967年12月の国会答弁で表明しました。「核の傘」によるアメリカ軍の相手国への報復攻撃は、核爆弾を搭載した洋上の艦船から行われる(1965年1月のマクナマラ国防長官との合意)ので、非核三原則に抵触しないとの解釈だと思います。


●佐藤栄作氏は、安倍首相の大叔父に当たり、日米安保条約を順守するのは当然と思われます。

そして、2009年からIAEA事務局長の職にある天野之弥氏、2011年から軍縮会議日本政府代表部特命全権大使に就任した天野万利氏兄弟という脇役を得て、条文に署名はなされませんでした。
(余談ながら天野之弥、万利兄弟は外務官僚出身、佐藤栄作夫人は戦前の松岡洋右・元外務大臣の姪)

●わたしは、ジョンソン氏の前任であるケネディ大統領の、1961年9月の国連演説、「地球のすべての住人は、いずれこの星が居住に適さなくなってしまう可能性に思いをはせるべきであろう。核と言うダモクレスの剣は、いつ切れても不思議はない。」という言葉を思い出して、震えました。
Posted by プリン at 2013年04月27日 04:33
以前4月14日の小野先生の記事で、あるイギリス人の大学の先生が日本の教育について「このように自らが生きている社会背景も知らずに、歴史、地理、文学、科学などそれぞれの専門分野でただひたすらに暗記・問題解きをすることで、かえって創造性や批判精神(=クリティカルシンキング)は欠如するばかり・・・」と批判されているThe Japan Timesの記事をコメント欄でご紹介しました。

三陸沖では、明治29年に海抜38.2キロメートルを記録した大津波が発生したマグニチュード8.2クラスの大地震が発生したことはすでに知られていました。にも関わらず、モミ手をしながら寄ってきたアメリカのGEからピッカピカの1号機を「ハイハイ」とターンキー方式で購入したのは日本の政治家であり、彼らを選んでいるのは日本国民です。これは、まさにこのイギリス人の先生が警告されている「自分たちの住んでいる社会の背景も知らずに専門分野ばかり勉強してきた人」たちの究極の姿ではないですか。「欧米のパクリ」と表現されていた方もいましたね。

このイギリス人の先生は、The Japan Timesへの投稿で「健全な批判精神を(critical thinking)を教育で養い、物事を鵜呑みにするな」といわば日本人を守るために警告しているのです。にも関わらず、『イギリス人様が「日本の教育はなってない!」とお叱りの投稿をすると「ハハーッ!」とかしこまってしまう日本人。』とか「白人(アングロサクソン)の奴隷」という類のコメントは、ただ外国人に批判されたということが気に食わないだけで、その背後にある彼らの「日本への憂慮」を読み取れない、ナショナリスティックな傾向のある人たちで恐ろしい気さえします。「自国の事情」を対外にまともに説明できず、ハイハイと鵜呑みにする自分達の愚かさは完全に棚に上げて・・・。

そもそもご紹介したThe Japan Times に投稿された方が白人である証拠などこの記事には全くありません。現在のイギリスには白人、黒人、東洋人が混ざっており、名前だけからは「人種」などわかりません。欧米に移住した人や、二世、三世たちはアングロサクソン系の名前を持っている人も沢山います。一外国人に本当のことを指摘されただけで人種や国籍の問題にまで発展させるのは、「放射能のツブツブをうつす(移す)」と言っただけで、国会での弾劾問題に発展させる記者と全く同じレベルで唖然とします。

繰り返しますが、アメリカのGEに「YES」と言ったのは日本政府←日本国民です。今までの日本の教育は国に都合の良い人材を育成する目的であったことを謙虚に認め、今後はこのような過ちを二度と起こさぬよう、国民ひとりひとりが意識と知識を高め、宣伝や評判に頼らず自分の意見で政治家を選んでいくことしか私たちの選択肢はないのです。
Posted by アムステルダム at 2013年04月27日 12:02
またしても私の予告通りになりました。数日前の投稿で私は

……
そしてまた予告しておきますが、こういう説明をしても「それでも日本の教育は世界的にひどすぎる! こんなひどいのは日本だけだ!」ということを主張する人が必ず出てきます。それほどまでに日本人は徹底的に自虐を植えつけられている。罪悪感を植えつけられている。説明しても説明しても、決してわかろうとしない
……

と書きまたしが、またしてもその通りの投稿が現れました。

アムステルダム様の投稿にはこうあります。

……
「にも関わらず、モミ手をしながら寄ってきたアメリカのGEからピッカピカの1号機を「ハイハイ」とターンキー方式で購入したのは日本の政治家であり、彼らを選んでいるのは日本国民です」
「繰り返しますが、アメリカのGEに「YES」と言ったのは日本政府←日本国民です。今までの日本の教育は国に都合の良い人材を育成する目的であったことを謙虚に認め、今後はこのような過ちを二度と起こさぬよう、国民ひとりひとりが意識と知識を高め、宣伝や評判に頼らず自分の意見で政治家を選んでいくことしか私たちの選択肢はないのです」
……

「国民一人一人が意識と知識を高め、宣伝や評判に頼らず……」というところだけ読めば全く立派な文章ですが、この立派さにだまされてはいけません(院長先生風:失礼!)。

全体を見てみればこんなふざけた文章はないのです。なぜって文章のどこにもアメリカを糾弾する箇所がない。つまりアメリカの罪はあまり問われることなしに「日本政府がイエスと言ったじゃないか」「そしてその政府を選んだのは日本国民じゃないか」とよりによって被害者である日本国民に根本の原因があるかのように論が進められる。さらに「そういう国民を育てた教育がおかしい」と主張されています。

「この洗脳されたアメリカの奴隷め!」と言いたいところですが、「アメリカの奴隷」についてはもう書かないと私は約束してしまったので(書いてるって:笑)ここでは書きません。ついでにいうと私は「イギリス人は全員白人」とも書いてませんが。

もとい。奴隷問題ではなく教育問題について少し反論してみましょう。

そもそも「いままでの日本の教育」ってのは小学校中学校高校大学のことでしょう? じゃもう学校を終えてしまった人はどうするんですか? 選挙権持ってる人たちの大半はそうですけど。いまから教育改革やって、その教育を受けた人たちが選挙できるようにならないと事態は改善されないじゃないですか。

そんな無意味な主張をするより「原発問題の裏にはアメリカの圧力がある」とはっきり指摘した方がはるかにはるかに現実的な主張になりませんか???

まぁ教育は大切です。ですのでご高説をそのまま受け入れて教育改革がなされたとします。そして(ずーっと経った後に)日本人が選挙でもっとまともな政府を選べるようになったとします。

ところがところが、もうすでにアメリカは日本人がちょっと賢くなった程度では簡単に奴隷状態から抜けられないような仕組みを作り出しているらしいのです。それが(別の投稿で紹介した)座間宮ガレイさんのyoutube動画の中で語られているからくりです。

「原子力規制委員会は第三者委員会であり、政府から独立しているので(日本)政府のいうことなど聞かない。では誰の言うことを聞くのかと言えば、アメリカである(趣意)」

つまり日本政府や日本国民の意向など関係なく、アメリカの思うままになってしまうのです。実際その委員会にはアメリカ人も参加しているようです。

実に困りました。日本の教育を変えてもちっとも事態は改善されないかもしれないじゃないですか。

しかししかし、とにかく日本人は教育改革によって目覚めたので、何とか馬鹿げた状態から抜け出そうとしたとします。すると今度は……

そうです、日本には破壊力抜群の「米軍」が存在します。「抑止力」という言葉をよくききますが、もちろんこの抑止力は日本がアメリカの奴隷状態を脱しようとすることに対する抑止力としても働くでしょう。

我々が真の独立を手に入れるためには、どうやら教育改革だけでは無理があるようです。どうしたらよいか、私にもよくわかりません。

しかしまず大前提として、このひどすぎる事態を認識し、一番に非難されるべきは日本の教育制度や日本人や日本政府ではなく

「アメリカという極悪非道な国」

であることを多くの日本人が認識することです。

「結局日本が悪い」論は、いつまでも日本人を無知なままにし、アメリカの支配を長続きさせるだけでしょう。

あれ? やっぱり反論書いてしまった……。すみません……。
Posted by 夜勤仕事 at 2013年04月28日 03:14
せんちゃん様の投稿に

「え?声明に賛同するかどうか、外務省に決定権があるんですか?なんで?」

とあります。恐らくその答えが、座間宮ガレイさんという方のメルマガにこの記事なのではないでしょうか。

2013年04月20日
日本原子力ムラの頂点にいるのは、外務省という視点を持て!

http://blog.livedoor.jp/genpatsumerumaga/archives/26952631.html
Posted by 夜勤仕事 at 2013年04月29日 02:18
そういや昔、冷戦真っ只中な時代に、このようなSF小説が書かれたのですよ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%83%96%E3%83%B3

一応サンリオSF文庫版を持っている者として、未読の方々へは失礼かと思いますが、あえてネタバレを。
この作品の中盤で、ついに全面核戦争が勃発し、世界は核の炎に包まれ、地上は壊滅状態に。
その様な中、主人公をはじめ、核シェルターに避難した人々は生き延びますが、しばらくすると、安全なはずのシェルター内で、原爆症患者が次々と発生します。それはどうしてかというと、シェルターの動力源であった原子炉が事故を起こし、シェルター内に放射能を撒き散らし始めたから。
シェルターの最深部であるレベルセブンにいた主人公も、その災禍から免れる事はできず、原爆症を発症し、それがだんだん悪化していきます。
そして作品は、生命の火が消える瞬間の主人公の魂の叫びで終わるのです。
核戦争の放射能から生き延びた人々が、原子炉事故の放射能で滅びさるとは・・・福1事故後の今読み直すと、物凄い皮肉に満ちた内容に思えてきて興味深いです。


さて、核戦争を扱った日本のSF小説といえば、かつてこのような物が書かれました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%A5%E3%81%8B%E3%81%AA%E3%82%8B%E6%98%9F

全面核戦争が勃発したものの、西側世界の諸国家の中では奇跡的に被害が軽微で済んだので、そのリーダー的存在にならざるを得なくなった日本、という設定のSF小説は、この他にも矢野徹の「地球0年」がありますね。
しかし現実は、世界最大級の原発事故が勃発し、それにより滅び去ろうとしている日本・・・なのですからねぇ。もはや苦笑するしかないというか。
Posted by 新潟県民 at 2013年04月30日 13:52
2015年に広島原爆資料館の被爆人形が撤去されようとしています。リニューアルする時に、リアル過ぎる、怖いという意見が多い為だそうです。先生が言うように実際はあんな物ではないし臭いがない。だからといって撤去する事にはなりません。現在広島で撤去反対運動が行われています。先生はどのように思われますか、私は被爆二世として賛同しました。
Posted by 佐々本好信 at 2013年04月30日 23:43
本当に原爆は悲惨、非情なものですね。
空爆も勿論ですが、何の罪もない民衆の頭上へと・・絶対に許されるものではない、許してはいけないと思います。

以下は原爆投下時の動画です。

活かされなかった極秘情報
http://m.youtube.com/#/watch?v=PWR2-ZgBb2M&feature=related

昭和天皇初訪米&初公式記者会見
http://m.youtube.com/#/watch?gl=JP&hl=ja&v=4b6VuxlBUYI&desktop_uri=%2Fwatch%3Fgl%3DJP%26hl%3Dja%26v%3D4b6VuxlBUYI

以下、関連です。

映画「TOKKO-特攻」生きたかったよ・・
http://anarchist.seesaa.net/s/article/49087839.html

七三一部隊
http://homepage3.nifty.com/time-trek/war/camp731.html

七三一部隊元隊員証言記録
http://www3.coara.or.jp/~makoty/library/memory731.htm

http://s.webry.info/sp/soumoukukki.at.webry.info/201011/article_1.html

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=230912

現在の日本、抱える問題は多くありますが、
原発=原爆=米軍基地問題
全て、同一線上のものだと感じます。
多くの国民が、権力者に都合の悪い真実を知り(検証)、共有、考えて行く必要があるのではないでしょうか?
Posted by 思考 at 2013年05月03日 01:39
TPPに参加すべき

所詮日本人はアメリカに従い続けるしかない低能な猿なのだからもうこれしか日本人が生き延びるすべはない。

これだけ新自由主義を愛好する日本人ならTPPなどさしたる問題ではない。

弱者切り捨てを実行し若者に競争意識を、年配者を自助努力させる政策を受け入れるべきだ。
Posted by R2 at 2014年01月04日 03:01
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