なぜ放射能とタバコを結びつけるのか。福島県をただたんに叩き潰したいだけなのでははいか?これを見た福島県のタバコ農家のみなさんの気持ちなどあなたにはわからないだろう
Posted by こーへい at 2013年05月10日 07:41
このようなコメントが2年たってもついてしまうことに絶望感さえ覚えます。これはフクシマの葉たばこ農家と最終消費者との争いになっています。両者ともにフクシマから出された放射能の被害者であるのに、被害者同士を戦わせる。支配者の喜びそうなことです。一番大事なことは、なぜ放射能がついた葉たばこになってしまったかです。葉たばこ農家は最終消費者の意見を後ろ盾にして、「無主物」放射能をまき散らした東電、および政府と戦うべきなのに、消費者が放射能がついたたばこを忌避するのは「風評被害」と、加害者になりかねません。
2011年の福島県(あくまでも福島県のみ)は、栽培を中止し、なんと500ベクレル/kgの葉たばこまで利用すると宣言していたJT。さすがにまずいと思ったのか、出荷する前に基準値を変更していました。
葉たばこに関する放射性物質の自社基準値の設定について
当社における葉たばこに関する放射性物質の自社基準値を下記のとおり設定いたしましたので、お知らせします。
お客様がより一層安心できる製品をお届けできるように、今後も引き続き品質管理に万全を期して参りますので、ご愛顧の程よろしくお願い申し上げます。
1. 今回設定した自社基準値
放射性セシウム: 100 Bq/kg
(参考: 昨年設定の放射性セシウムの自社暫定基準値 500 Bq/kg)
2. 基準値設定の背景・理由
- 震災以降に栽培・収穫された2011年産葉たばこの購買にあたっては、厚生労働省が設定した食品における暫定規制値を参考に、放射性物質に関する自社暫定基準値を設定するとともに、購買前および製造工程の各段階において幾重にも検査・確認してきたところです。
- このたび、厚生労働省が食品における放射性物質に関する新たな基準値を設定したこともあり、当社として、お客様により一層安心してご愛顧いただけるよう上記の自社基準値を設定した次第です。
3. 今後の対応等
2011年産葉たばこについて
- 葉たばこは購入してから使用するまでに熟成させる等一定の期間が必要となるため、昨年購買した2011年産葉たばこについては、九州・沖縄産の一部を除いて、まだ、製品に使用しておりません。
- 今回設定した自社基準値を超過しているものは、全て廃棄させて頂きますので、製品に使用することはございません。
2011年に電話したときには、500Bq/kgで安全、安心と言っていたにもかかわらず、やはり100Bq/kgまでは使わないと決めました。しかし、この100Bq/kgと言うのは飲食の際の基準です。食べたものはうんちとなって排泄されますが、吸気の中にヤニと一緒に入ってしまったセシウムはもうそのまま肺にとどまってしまいます。しかも、タバコの温度は700度。 セシウムの沸点は641度。
では、2012年の実績は

フクシマではのきなみ30-100Bq/kgのセシウムが検出され、最高は白河市小野田村の110.7Bq/kg。四捨五入すると100Bq/kg。この葉っぱはどうするんでしょうね。
なぜ、このようなことが起きるのか。土壌が汚染されていることが一番でしょうが、いまだに放射能がフクシマに降り注いでいるからです。
福島県の降下物

たとえば、5月6日〜7日の1日で23.5+44.8=68.3MBq/km2 の降下量があります。
MBq/Km2=Bq/m2 ですから、次のグラフと簡単に比較できますね。

つまり、核実験最盛期の一ヶ月に降っていたのと同じ死の灰が、未だに福島県では降下しているのです。
2013.4の各県の放射能降下量を見てみましょう。

福島県のセシウム降下量は、776+1540=2316Bq/m2 すなわち、未だに核実験の時にも降ったことのないようなセシウムが降り注いでいることがわかりますし、遠く離れた東京でも22+42=64Bq/m2の降下量が見られます。これは核実験最盛期に匹敵するようなセシウムの量です(宮城県は、いまだにこの月間降下物を公表していません)。
そして、たばこの葉

空から降ってきたセシウムが葉っぱに付着するのは間違いありません。そして、たばこの作成過程では風味を逃さないために、水洗いはありません。つまり、上空から降ってきたセシウムはたばこに沈着し、それがそのまま出荷されるわけです。それに加えて、土壌から吸収されるセシウムがあるわけですから、福島周辺でとられるたばこがいかに危険な物であるかは、誰にとっても明らかでしょう。(一般的な葉物野菜、すべてに当てはまります)
そのような危険なたばこにしてしまっている責任は、一体誰にあるのか。セシウムたばこを忌避する行為をフクシマの風評とごまかすのではなく、このような大地、空気に汚染してしまったのは一体誰か、それを考えるべきです。
セシウムがいかに恐ろしい物質であるかは、次の動画を見れば十分でしょう。
JTは、たばこの箱に次のように書いています
喫煙は、あなたにとって肺がんの原因の一つとなります。疫学的な推計によると、喫煙者は肺がんにより死亡する危険性が非喫煙者に比べて約2倍から4倍高くなります。
これは、フクシマが起きる前のデータを元にした記述です。フクシマで放射能がたっぷりふくれまてしまったタバコ。それでも、あなたはたばこを吸い続けますか?
◆関連ブログ
セシウムたばこ−セシウム吸いますか、それともやめますか2011年09月12日
東京の「放射能」は一万倍のデマ2012年10月21日
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放射性物質じゃなくてセシウムが悪いような書き方ですね。例に挙げた動画も放射能の危険とは関係ありません。わからずやっているならあまりに無知ですが、わかっててやっているのでしょうから悪質です
反応しやすく除去しにくいということを訴えたいならもう少し真面目に説明すべきです。
その通りですよねぇ、
東電が撒き散らした物質が嫌で嫌煙されてるんですから悪者は東電一択です、
出来るだけ層に分けて互いを争わせる手法はいつも争って勝ったはずの側も時間が経つと負けると言うパターンですからねぇ、
正社員と非正規社員も争わせて、
正社員が有利だったと思ったら自動的に労働環境は荒れ放題、
いつの間にか正社員も非正規に近い扱いにされ・・と。
農家の良心は、国の基準を超えないものではなく、人の体にいいものを作ることにあるのではないですか。
ならぬものはならぬものです。これは会津若松だけ、武士だけの倫理なんでしょうか。万人の倫理だと思いますが。
“divide et impera”(divide and rule )、相手を分裂させて、力を弱めて屈服させ支配する、欧米人が昔から使って来た手法ですね。
これからの私たち日本人は、この点をよくよく注意して今の情報戦争下を生きて行かなくてはならないのだと思います。例えば原発やTPPの反対の活動をしている人たちの間に、分裂を引き起こすのを目的に入り込んでくる人間も出て来ていると思いますし、また現在、注目を集めているようなフリージャーナリストなどに重要な情報提供をするフリをして近づき、人々の間に分裂を引き起こすような情報や見解をもっともらしい情報として流すように促す、といった事が起こっているのだと思うのです。
まずここで私たちが思い出さなくてはいけないのは、震災直後ぐらいに一部の福島の人(とされる)が書いたブログに「俺たち福島の土地は、東京の奴らの犠牲になったんだ」といった内容のものが多く見られたことです。それの根拠は、福島の原発で発電した電気が、福島ではなく東京電力管内で消費されていたというものですが、実際には東京の人たちも原発があることによって「高い電気料金」を支払わされていたのであって、原発で利益を得ていたのは、ほんの一握りの企業や、既得権者でしかなかったのです。つまり「都市と地方の分裂」というものを引き起こすことによって責任回避をしようとしている人間がいる点を私たちが常に認識している必要があるのです。
もちろん私たち一般市民も今まで騙されてきて、原発の建設を許してきたことの責任はありますが、真に責めを負うべき立場にあるのは誰なのか、と云うことを私たちが追求していかなければ、本当の責任者を「原発マネーを持ってトンズラさせる」ことになるだけではないでしょうか。
いま当に日本は情報戦争の真っ只中です。政府やマスコミは、原発、放射能、TPP、改憲といった問題で「聖域無きウソ」を壊れたレコーダーのように繰り返しています。そして今、この聖域無きウソの数々によって、日本という国が、国民が売り払われようとしています。
いまの私たち日本人の認識と、選挙で投じる一票が、100年後、200年後の人たちの生活、暮らし、命にも責任が生じているのです。アベノリスクなどに惑われててはいけません。それから経済問題といえば米国で株価が上がっていると報道にありますが、あれは最近、院長先生が凝っておられるボストンマラソンのテロ問題と関係があるのではないかと思っています。つまり「もうすぐ大きな戦争がある」という期待感から株が買われているのでしょう。アメリカには軍需産業に手を染めた企業がたくさんありますから。
貴殿のコメントを拝読すると、もはや不毛の神学論争のようで、大変悲しく思います。
原発からのセシウムはアルカリ金属+放射物質という両方の性質を兼ね備えているから、いっそう恐ろしいのです。
実験室でアルカリ金属を触ったことを思い出してください。その経験がなければ、コメントとは大変に無責任に思います。(ちなみに私は理系で博士号を持つ専門職です)
原発でどのようなお仕事をされているのか存じ上げませんが、福島の収束作業に関わっておられるのでしたら、敬意を表しますとともにどうかくれぐれも被曝に気をつけていただきたいと切に思います。
↓
政府は、3親等以内の人間の告知があれば精神病院に強制的に収容できるという法律をつくる準備をしています。放射能に不安を持てば「放射脳」と呼ばれていること、家族の理解を得られていない方がいたら、心配です。
きっと国民の1%くらいでしょうね。
政府はセシウム6万bqまで食べても
安全と言っていますから。
ひどいもんです。
さらされて実質輸入禁止だったのに
http://www.fsc.go.jp/sonota/emerg/cesium_powdered_milk.pdf
明治の乳児ミルク22bq問題無いとは?
このsvすり替え論理が医療界に確定しているのが、「問題」
ごく身内の4人の医療従事者
同じことを言います。
sugaraという人のコメントなど、最近よく工作員が出てきますね。「原発に出入りする者として」とは一体どの原発に出入りしているのでしょうか。原発のサイトによく出入りしているだけではないでしょうか。自分は専門家だとか、当事者だとか名乗る人物に限って、根拠に欠ける文章を書きますよね。
さすがにこのサイトでは自分は医者だと名乗る工作員は来ませんね。すぐばれるから。
このサイトは、データに基づいた理論で構築されているので、へんな言いがかりのコメントをつけても信じる読者はいませんよ。
タバコは肺に直接吸い込むから怖いですね。喫煙者は知っているのでしょうか。
福島を忘れて!あれは風評だ!と叫ぶ。
被曝を怖れている人こそ福島を忘れてません。
被曝の恐怖を忘れた人が福島を忘れ「食べて応援被曝プロジェクト」に参加し死んでいく。
愚かな人は殺されていくのです。
愚かな国民は味方の振りした敵を選挙で選び自らを不幸な道へ誘うのです。
原発事故さえ起きなければ、いまごろ日本はもっと復興が進んでいたはず。家に帰ることができた人たちだってたくさんいただろうし、復興税も必要なかったことでしょう。
それにもかかわらず、国は原発を止めようという判断を下すこともなく、ましてや原発の輸出までするのですから、国民がNOと言える力をつけることが、日本の未来を明るくする希望になると思います。
さて、ここんとこ関節痛や筋肉痛が酷く、+、咳、鼻水が結構多い、という状態。
でも酷くなっても黄色とか緑の痰やはなにはなりません。おかしいなぁ、、
で、こちらのエントリ拝見し、氷解。
異物を肺やのどから出そうとする体の自己防衛機能により咳き込み、鼻水。
筋肉や骨に蓄積されはじめた物質による痛み、だと自己判断。
JTタバコを一時中止したとたん、咳はなくなりはしませんが少なくなりました。多分、体内のそれが無くなったら、咳き込みも痰も鼻水も止まるのでしょう。数百万年掛るでしょうけど。
外国の輸入タバコを吸っても、JTタバコのように急に咳が酷くなったり鼻水が酷くなったりしません。そこが風邪と全く違う症状なので、風邪ではないと、ここでも自己判断。
JTタバコは、テロタバコですねぇ、、
まともな国際的機関で市販のJTタバコの放射能汚染濃度を測ってもらいたいものです。
で、世界に公表して欲しいものですね♪
お医者さんなら普通に喫煙の害を訴えればいいと思いますが。
ご存知だと思いますが、タバコの中にはボロニウムという放射性物質が含まれており、喫煙時に別の放射性物質に変わると読んだことがあります。
血圧が高い人、血糖値が高い人、気管支が弱い人など弱い部分がある人は禁煙するように親族の医師から口を酸っぱくして言われております。
そこはスルーですか?
副流煙の被害もありますし、お酒とは違いタバコは百害あって一利なしだと考えております。
今回の事故で飛び散った放射性物質の被害より喫煙は今そこにある被害かな〜?と思いました。
初めての書き込みで生意気すみません。
あなたが書かれてる喫煙のリスクは、常識の範囲でみなさんご存じですよ。わざわざ書くまでもないでしょう。
それでも止められずに吸ってる方達への警告だと思います。実際私の友人は家族がなんて言っても止められなかったのに、このブログを見てきっぱり止めました。そういう方もいらっしゃいます。
それでも、311以降は、愛煙家の方々にタバコを止めて頂きたいと思うようになった。もちろん、禁煙が難しいのは重々承知している。だから、せめて日本のタバコだけは敬遠して頂きたいと思っている。ただでさえ、タバコは健康に有害だと言われているのに、従来から含有されているポロニウムに加えて、311のせいで他の放射性物質(セシウム、プルトニウム、ストロンチウムなど)が余計に含まれ、毒性が増したからである。
さて、先月の記事だが、ロシアの空港で、ベトナム人が持っていたタバコから自然状態より1254倍高い放射線が出ていたため、そのタバコが押収されたとのことだ。もちろん、日本のタバコだったかどうかはわからない。日本のタバコではなくても、タバコに含まれるポロニウムから、多かれ少なかれ放射線が出るだろうからだ。
とにかく、日本産でなくても、基本的に、タバコから発せられる放射線のせいで税関を通れなくなる可能性があるということだ。そして、日本産タバコなら、その可能性はより高いであろう。日本の製造業は、従来の製品に改善や改良を加え、付加価値の高い製品を造ってきた。最近の日本のタバコは、非常に「付加価値」が高い。もしかしたら、日本産タバコが税関を通るのは、容易ではないかもしれない。
それにしても、ロシアは、放射能物質の持ち込みに目を光らせているようだ。資本主義的な仕組みに移行して久しいはずなのだが、やはり基本的には社会主義国なのかもしれない。日本では、放射性物質がかなり自由に流通している。さすが日本は世界に冠たる資本主義国家で、「豊富な物資が自由に流通しているのだ!」と感嘆してしまう。(もちろん、これ、イヤミです。)
モスクワの空港で、ベトナム人から放射能タバコを押収
http://japanese.ruvr.ru/2013_04_19/111277401/
以下、一部抜粋。
「なお昨 2012 年、関税当局は、放射性物質をロシアに持ち込もうという試みを、 650 回にわたって阻止している。うちの半数は福島第一原発に由来する放射線に汚染された商品や乗り物である。」
日本禁煙学会緊急声明 2011年10月17日 タバコに含まれる放射性物質について
http://www.nosmoke55.jp/action/1110polonium.html
福島民報 2013年5月17日 20戸増え377戸 今年耕作の県内葉タバコ農家
http://www.minpo.jp/news/detail/201305168449
過去、放射能の仕組み、危険性について、前回と今回二度も喫煙について記事を書かれています。
私事で恐縮ですが、
実父が、昨年末本土旅行後ノロウイルスを発症、その後肺炎となり入院しました。
(関連があったのか解りませんが)
精密検査の結果"肺気腫"との診断です。
以前から呼吸が苦しかったとの事。
私自身、キチガイ扱いされながらも放射能の危険を訴え、禁煙を促していたのですが「1、2本だから」と止められず・・
定年後は自家農業、自治会、老人会のボランティア活動・・と忙しく元気だったのですが、
現在は自粛、ちょっと落ち込んでいるようです。
煙草は依存性が強く止めづらいかと思いますが・・
リスクは大きいと感じます。
ポロニウム(α線)の危険性は指摘されている通り、経産省もセシウム以外、31種類の核種放出を認めて(公表)しています。
ポロニウム-Wikipedia
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AD%E3%83%8B%E3%82%A6%E3%83%A0
AERAより
http://kokubunjigeiger.wordpress.com/fuku/
金属状態の反応性と、放射能は何の関係もないよ。
高校で化学習わなかったの?