2013年06月23日

全国の小中学生を集める会津と汚染状況

 放射能が東北だけではなく、日本全体、それどころか世界中に飛び散っています。その大元がどこになるのかと言えば、福島にあった福島第一原子力発電所であることは間違いありません。ところが、その放射能を福島県は全く集める気もなく、被害者の我が県に集積するのはまかり成らんと屁理屈をこねています。放射能をまき散らした加害者の側面もありながら、被害者の面しかみせないのはなぜでしょう。

さて、また恐ろしいプロジェクトを立ち上げました。

8月に産学共同プロジェクト 福大が開催発表
プロジェクトを発表した(左から)鈴木教授、佐藤さん、太田さん、入戸野学長、窪田支社長、佐々木副部長、高田課長
 福島大は29日、産学共同企画プロジェクト「集まれ!ふくしま子ども大使」と「第4回ふるさとですごそう!家族の夏」を8月に開催すると発表した。
 両プロジェクトは同大の行政政策学類と災害ボランティアセンターが企画し、アサヒグループと福島県南酒販の協力で行う。
 「集まれ!ふくしま子ども大使」は、全国から小学4〜6年の子どもたちを募り、8月16〜19日、会津若松市や表磐梯、裏磐梯でキャンプ活動などを体験してもらう。東日本大震災、東京電力福島第1原発事故からの復興への取り組みを続ける現状や、本県の魅力を子どもたちに理解してもらい、将来「大使」として本県の実情、魅力を広く広報してもらうことなどを目的としている。協力関係にある全国の大学の協力を得て県外から子ども30人を募り、県内からも子ども15人に参加してもらう。会津若松市では原発事故の避難者との交流も予定している。(2013年5月30日 福島民友ニュース)


この企てに熊本学園大学が手を上げていることを表明しているため、少し騒ぎになりました。

ふくしま子ども大使:福島で交流会、波紋 「放射能が心配」中止求める声 募集窓口・熊本学園大「メリット大きい」理解求める
毎日新聞 2013年06月22日 西部朝刊

 福島県に小学生を派遣する「ふくしま子ども大使」プログラムに対し、原発事故による放射能汚染への不安から、九州の募集窓口の熊本学園大(熊本市)などに中止を求める声が相次いでいる。同大の実行委員会は21日、対応を協議したが「メリットの方が大きい」として事業継続を決めた。

 同プログラムは福島大の学生などで作る福島大災害ボランティアセンター(福島市)が企画した。全国の小学4〜6年生30人を8月16日から3泊4日の予定で福島に招待。会津若松市の仮設住宅訪問や裏磐梯地方での自然体験を通し、被災地の今後を一緒に考えてもらう。

 趣旨に賛同した各地の大学が窓口となり、九州では熊本学園大が今月6日からホームページで派遣する4人の募集を始めた。ところが「福島がどれだけ危険なのか分かっているのか」「放射能の影響を受けやすい子どもを派遣するのはおかしい」などと電話やメールが相次いだ。同大によると、21日までに賛同の声も含めて75件寄せられ、うち反対は69件を占めた。

 同大は21日の協議で事業継続の決定とともに、応募した10人に新たに説明会を開くことを決めた。抗議があったことも話し、辞退できることも伝えた上で、4人を選考するとしている。

 同大に意見を寄せた女性(31)は原発事故後に熊本県へ家族で移住した。「福島の人のために何かしたいという気持ちは理解できる。でも、なぜまだ自分で判断できない子どもを行かせるのか。絶対大丈夫という根拠がない限り、大人は子どもを送り出すべきではない」と指摘。「福島の子どもたちを熊本に招いて交流する方法もあるのでは」と提案する。

 実行委員の吉村千恵・熊本学園大講師は「不安に思う気持ちはよく分かる。ただ、現実に福島に住んでいる人がいて、その中に子どももいるということを日本全体で考えていくには現地で交流するのが一番だと思った」と話す。

 センター顧問の鈴木典夫福島大教授(地域福祉)は「福島の子どもたちも将来は進学や就職で県外へ出て行くかもしれず、今のような限られた人間関係ではいけない。今から手を打ちたい。子どもたちに未来を託したい」と訴える。子ども大使の訪問先では大学の機器で放射線量を測るなどして不安に応えていくという。【澤本麻里子】


福島県内で児童交流全国から公募 「被ばくさせるな」抗議続々2013年06月21日(最終更新 2013年06月21日 00時20分)
(前略)
 熊本学園大で企画の実行委員を務める同大水俣学研究センター長の花田昌宣教授は「数日で浴びる線量はそれほど高くない。心配なのは理解できるが、申込者に丁寧に説明する。後は各自で判断すべきだ」と語った。
=2013/06/21付 西日本新聞朝刊=


 驚きますね。被曝前提で、小学生を派遣するとは・・

しかも、この人物は水俣病の悲惨さ、国のでたらめぶりを糾弾している立場であるにもかかわらずですから、非常にたちが悪い。許されることとは思えません。それとも、水俣の時と同じように、あとになってから、あの時は国が安全と言っていたから、自分たちには責任はなかったと平気で言いそうです。

 そもそも,国の安全基準なんか、まともな人は誰も信用していないのですが、福島県の中でも会津の汚染については、全く紹介されていませんし、私自身も知りませんでした。実際の汚染はどの程度か


このようなところに熊本の小学生を連れて行って良いのですか?また、会津はプルトニウムにも汚染されています。
2013062301.jpg

 「ただより高いものはない」 この企画に参加しようとしている小中学生の親に、この言葉を贈りましょう。

◆関連ブログ
プルトニウム汚染地図の衝撃2012年06月16日
タグ:P
posted by いんちょう at 17:56| Comment(21) | 原子力
この記事へのコメント
こんばんは。

結果が出ている事を偉そうに言う事は誰でもできます。

宝くじで、当選発表後に「***番が当りなんですよ!」と熱弁しているのと一緒ですね。
これが、どれだけ恥ずかしい事か。

これならば、「原発は絶対に安全です。」と一貫して言っていた御用学者の方がましですが、
その御用学者でさえも さすがに最近は発言しなくなりました。

どうなんでしょうか?

熊本学園大に意見を寄せた女性(31)というのは、「できるしこの会」の方でしょうか?
ご意見ありがとうございます。

Posted by 大庭孝広 at 2013年06月23日 18:45
福島県が駄々をこねるのは、国が「福島第一原発の近くの土地は、もう人間の住むことが出来ない土地になった」と云う事を、明確に示していないどころか、あたかも除染さえすれば、再び住むことが出来るようになるかのような、変な期待を持たせてしまっているからなのでしょう。もう、そろそろ国もマスコミも本当の事を言うべきです。このままでは放射能汚染が日本中に拡散する一方です。
そういえば何年か前、もう震災前の話ですが「あるある大辞典」という番組で放送された、”納豆ダイエット”の効果についての番組のデータが改ざんされた、やらせ報道だったことが発覚して大問題になったことがありましたね。この騒動では放送法違反の可能性が指摘され、総務省が動くまでに発展しました。その後、番組は打ち切りになりました。当時、私は「騒ぎすぎではないのか?たかが娯楽番組ではないか」と思っていたのですが、マスメディアの信用問題と考えるのならば、ある意味マスメディアの自浄作用として仕方ない事なのかもしれない、とも考えました。
あれから数年しか経っていない我が国日本では、「あるある大辞典」よりも、遙かに悪質な、やらせ、改ざん、虚偽、隠蔽報道が横行しているのに、まったく問題になりません。
それどころか「食べて応援、飲んで応援、訪れて応援」のオンパレードです。その上、誰も信用してもいないし支持もしていない筈の、ラドン宰相の支持率が、やたらと高い数字で報道されています。
昔、代官山に「1年中、クリスマスの店」というコンセプトの雑貨店がありましたが、いまの日本は「一年中、エイプリール・フールの国」になってしまったようです。もう、ブラック・ジョークはたくさんです。悪い夢なら、一刻も早く醒めて欲しいと切に願っておりましたが、『調査報告 チェルノブイリ被害の全貌』にある、チェルノブイリ原発事故の2年後の甲状腺癌の発症率のデータを見て、この悪夢こそ現実だと思い知らされました。なぜなら、チェルノブイリの2年後よりも、いまの福島の方が甲状腺癌を発症している人が多いのです。これでは今後の日本はどうなってしまうのでしょうか。

このような事態になっているのに、原発の再稼働、原発の海外への売り込みだなんて、本当に狂った連中です。その狂った連中が、この国を動かしているのですから、救いようがありません。

Posted by 肝澤幅一 at 2013年06月23日 20:49
あえて福島県の皆様には、この言葉を送りたいと思います。

「好きの反対は嫌いではなく無関心」

私なんぞ、
「汚染地域から逃げない者、あえてそこに赴く者は、あくまでも好き(自己責任)でやっているのだから、老若男女、誰であろうと放置しておけ」
そう思っておりますから、その手の問題には、もはや何も感じる事もなく、東日本では奇跡的に汚染が少なくて済んだこの新潟県の沿岸部で、この先いかに生き延びるか?という事のみを考えております(爆)。
ですから、福島へは行くな!誰かを連れて行くな!!と警告している人達はまだマシなのですよ。なんだかんだいって、福島県に関心を持っているのですから。
Posted by 新潟県民 at 2013年06月23日 21:41
 わたしも69件のうちのひとり。30分くらいその講師さんとお話ししました。

 葛藤はあるとおっしゃっていましたよ。わたしは言ってないけどたぶん、わたしの電話以前の意見での言葉だったのだろうけれど、人身御供という言葉もご本人使っておられたけど、それがわかってて、69件もいけないという抗議の声があったのに、なんで受けられるのかわからない。絶句。

 福島側の喜ぶ顔が見たいって。あまりにも皮相過ぎ。お涙ちょうだいのヒーロー、ヒロイン、正義の味方気分なの?よくそんなんで学問修めてるなんて。。。胎児性の患者さんのかなしみ怒りをもそんな風に軽く受け取ってきたんだろうか。ひどいと。学者やめてほしい。こどもを引きずり込むな。
Posted by マツダマツコ at 2013年06月24日 00:29
こんばんは?

原発推進派のいい加減さには呆れます。

悪意? 無能? 九電の断層評価!!
http://fkuoka.blog.fc2.com/blog-entry-807.html

個人攻撃をしたくはないのですが、
この方も原発推進派だったと思います。
http://www.excite.co.jp/News/net_clm/20130623/Rocketnews24_343135.html

なにか、記者会見で「何かに衝突したような大きな音がした気がした。」と言われていました。
ヨットが座礁する様な浅瀬ではないのでおかしいな?と思っていましたが、
その後に、盲目の岩本さんが、「3回衝撃があってクジラかと思った。」と話されていました。
・辛坊治郎 ヨット事故会見
http://www.youtube.com/watch?v=M5z132sHDkU
・辛坊治郎氏ら会見…ヨット浸水はクジラとの衝突可能性も。
http://newslounge.net/archives/83663

もし岩本さんが言わせれていたとすると、許されない事です。
Posted by 大庭孝広 at 2013年06月24日 03:44
度々すみません。

先ほどの件。
ヨットのスタート地点は、福島県の小名浜港だったんですね。

この「恐ろしいプロジェクト」と同様の
目的(復興と安全神話)だったんでしょうか。

これで、番組(24時間テレビ)と、
イラクで拉致された高遠さんを「 自己責任! 自費で支払え」追求したこの方に対し、世間の風当たりは厳しいでしょうね。

その高遠菜穂子さん。
イラク・ファルージャでの劣化ウラン弾の影響に関する調査で注目されていますが、マスゴミは当時の 自己責任論の謝罪もなく活動を報じていました。
(松本サリン事件の誤報の反省は何んだったのか?)

とにかく許せません。
Posted by 大庭孝広 at 2013年06月24日 04:28
私も電話で吉村先生とお話ししました。募集窓口になっているにもかかわらず、行事の詳しい内容も、食事の内容も、ほとんど知らない。放射性物質の問題以前に、無責任です。こちらは窓口にすぎないから福島大学に問い合わせしてください、と。だったら福島大学が直接全国の子どもを募集をすればいいではありませんか。
訪問先の汚染状況を聞いても、原子力規制庁発表の空間線量を数ヶ所答えたのみ。それが地上何センチメートルで測定したものかは知らない。また、いちばん重要な土壌の汚染数値のことは全く知らない。募集したあとに、空間線量を数ヶ所のみ、カタチだけ測定しに行くようですが、それでは意味がありません。

「安全だとは言いきれない」とも言っていました。では子どもたちを、危険かもしれないとわかっていながら連れていくということですか?と聞いたら、そうですね・・・と。私が電話をしたのは早い時期だったので、そのあと、大学として「安全だ」ということに決めたのでしょう。それなら、安全だと考える根拠を示して頂きたいものです。

学園大学関係者によると、吉村先生は下っぱです。この決定をした約10名の大学内メンバーの名前を明らかにするべきです。電話では社会福祉学部の小泉学部長が責任者だと言っていました。また学内で反対意見もあった、と。

とにかく、無責任かつ考えが浅はかです。こんな人間たちが大学の教員をしていることに驚きます。
また、募集をのせた新聞社の責任も重い。彼らも、なにも考えていない人たちです。
Posted by 小学生の特攻隊をゆるすな at 2013年06月24日 07:17
福島県では無く東電の責任だろ?原発事故は。お前が以前いた会社の責任だろが。


脳ミソ腐ってんのかお前?
Posted by senndai at 2013年06月24日 12:51
この国は、どれだけバカ?
いい年した大人が、未だに何バカなことを言ってるの?

原発事故から2年以上も経ったのに、
未だにこんな超低レベルの話題が出てくるとは・・・。

子供達を被曝から守るのは当然のこと。

「その先の生活をどうやって守っていくのか?」

という論点が中心になっててもおかしくない時期じゃないですか?
フクシマには、チェルノブイリという先例があるのですから。

バカすぎて、お話にならない。
Posted by 絶対に行く必要ない at 2013年06月24日 16:22
【子供を利用するな!なぜ福島から熊本へ連れてこないの?逆でしょ!】

ちょうど去年の今頃、
福丸孝之氏というアホな大阪府茨木市議会議員が、大阪の子供たちを福島へ連れて行く、「ピーチプロジェクト」という狂気のはかり事に利用しようとして批判が殺到し取り止めに追い込まれたことがありました。(「院長の独り言」既報)
福丸ブログ→ http://www.fukumaru-t.com/archives/52023287.html 

また、まったく同じことが行われようとしていますね。強弁も同じ「福島の子供たちの将来のために」「福島に住んでいる人がいるのですよ」こういう詭弁を弄する人間が、学者面しているのだからあきれます。福島大メンバーと熊本学園大メンバーの経歴を調べれば、バックグラウンドも明らかになると思います。

「水俣病支援者くずれ」の後日談はいろいろウワサで聞きますが、わたし自身が「水俣病○○訴訟団」から「私たちの××先生」と言われる弁護士に騙された経験があり(人生狂いました。絶対に許さない!)、人権派の仮面を着て「商売」を続けているクズ(夫の言葉)もいるので注意が必要です。

ご自分たちの子や孫を連れて行けば良いのです。
別荘でも買われたらどうでしょう。
Posted by プリン at 2013年06月24日 16:33
会津若松市内を測定しているRDS-80という測定具は砂,土,植物,屋根の測定向きで幼稚園、学校、自治体御用達のものとしてありますが、価格が高いので腰を抜かしました。

十万円の遥か上なんですね。これでは個人では買えませんね。

空間線量計としてはRDS-30というものがあるそうですが、これも十万円先の品物でした。

測定具の幅広さには毎度ながら驚かされます。

個人用としては先生ご推薦のものが宜しいようですね♪

私はウクライナ製品と音で判断する製品の二本立てで測定しています。後者は数値は判りませんが、微妙な変化も確実に捉えて音が変わりますから愛用しています。自宅ではGM-10です♪
Posted by ハマの住人 at 2013年06月24日 21:34
私も電話した一人です。その時は、反対意見がきているのを受けて企画をやめる、又は福島の子どもを熊本によぶように福島大学と話し合うって説明されましたが。。なにかの圧力があって中止できないのでしょうか。。
ただ相手(福島大学)があることだからどうなるかまだわからないともおっしゃっていたので、大学どうしのつながりよりも子どもたちの命を優先してほしいと伝えたのですが。。

子どもの命を粗末に扱う大人がいるのが、ただただ悲しいです。こんなことでは、憲法が変わったあと、私たちの子どもたちはどうなってしまうのでしょうか??
Posted by てん at 2013年06月24日 21:40
こんばんは。

辛坊治郎さんのヨットですが、本当に鯨に激突していました。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20130624-00000033-jnn-soci

非常に低い確率の事が起こったようです。
Posted by 大庭孝広 at 2013年06月24日 23:10
お疲れ様です。

線量が減っているなら1万歩譲っても、、、

今は線量が爆発当時より増えている、

んですよね?
で、現地では放射能食材を放射能水で料理する。
それを、外部のあまり被曝していない子供たちに食べさせる。

まぁ、被曝を消すことができないから、他の被曝が弱い者たちを激しく被曝させ、現地の者達と同じくする、という「官僚的公平さ」思考、なのかもしれませんね。
大学関係者、理事長まで総出で一緒に行き、同じものを飲み食いしなきゃ「おかしい」ですね。ビデオで奴らの食事をきっちり撮らなきゃ。
Posted by unimaro at 2013年06月25日 13:40
本日熊本学園大学で行われた、『ふくしま子ども大使』の是非を問う討論会に行ってきました。

あくまで私の印象ですが、キーマンは福島大学の鈴木先生と、学園大学の花田先生ではないかと思います。小泉先生はなんにも考えてないだけ。他の教員も、ただのポチ。

水俣病に関わってきた花田先生は、「(この企画をもちかけられた時の)鈴木先生の話が私の琴線にふれた」と言っていました。会場からの危険性の指摘に「会津はそんなに危険ですか?」と逆に質問。放射性物質を青酸カリに例えた会場のママに「言葉がすぎる!」と激昂する場面も。
また「長年反原発活動をしてきたのに、今こうしてまるで行政や東電のように前に座っていて居心地がわるい」「メールがたくさんきていて(特に吉村など)傷ついている」というようなことを言っていましたが、いやその『加害者なのに被害者ヅラをする』ところがまさに東電メンタリティでしょ、と私などは心のなかで思いました。

福島大学の鈴木先生は、核心をついた指摘や質問をうまくそらし、老獪、という印象。外見は穏やかにみえるのでちょっとアノ御用学者を思いだしました。単調な要領を得ない説明を確信犯的に長〜くのべる。「ご理解ください」と何度もくりかえす。大学教員というよりもお役人のよう。

大学は死んでいますね。

あ、そういえばアサヒグループの人間がいなかったですね。黒幕がいなけりゃどーしようもない。

Posted by とんと at 2013年06月25日 20:35
「数日で浴びる線量はそれほど高くない

これは福島の人は危ないといっているのと同じですよね…
ばかばかしくて何もかも嫌になる。
Posted by キャベツ at 2013年06月25日 22:13
アサヒグループにも意見を伝えました。
グループ全体への問い合わせフォームが携帯からは使えなかった為、グループ会社の一つ、アサヒビールの問い合わせ窓口に電話し、グループの問い合わせ窓口の電話番号を聞くことにしました。
するとグループ全体宛ての意見もこちらの電話で受け付けて下さるそうで、ふくしま子ども大使について「開催は福島県ではなく、熊本県など原発事故被害の少ない地域ですべき。そうすれば、福島県はじめ東日本の汚染地域在住の子供達にとっては、保養になる」「放射線への感受性の高い子供達を放射能汚染地域に連れて行く事はやめるべき」など、伝えました。

アサヒグループにはカルピスや和光堂も入っているのですね。
カルピスは原発事故後、西日本工場まで東日本の牛乳を運んで、混ぜて使っていましたからね。放射能汚染に真摯に向き合わない姿勢はアサヒグループ全体の特徴なのかなと今回の件で思いました。
Posted by 青緑 at 2013年06月25日 22:44
国策に尻尾をふり、企業の使い走りをする。存在意義のない大学は廃業するべき。
子ども大使のパンフに『福島は「水」も「空気」も「食べ物」も安心です。皆様のお越しを心よりお待ちしております。』と書いてあります。ネットで見られます。
Posted by green at 2013年06月26日 07:26
 やっぱりどうしても嫌です。会社の帰り道の出来事があり、知らない子どもであっても守りたいと願いました。まだあきらめずに連絡しようと思います。

 きのうの雨は汚れていました。不純物のせいで土手の雑草にのっかるしずくが白っぽく見え、ちょっと見には白のペンキの飛沫が飛び散ったようでした。近くで見るとちょうど濃度の高い砂糖水のようなすりガラスのような不透明感。さらに 表面張力が強い感じでたとえば幅5mmのイネ科の草の葉に10o×5oくらいのがいくつものっかってる。雨がざあざあ降っているのにです。葉っぱの表面に広がらない。まるで植物が吸収するのを拒んでいるかのように。携帯で写真に残したかったのに電池がなくて取れませんでした。RADEX1706で0.12〜0.17μSV/hでいつもより少し高めの空間線量。

晴れた今朝、同じ場所に残るつゆはまるで水銀のように光の角度によってちがう色にきらり。

ということがあって、きょうの帰り道は携帯で現場の痕跡を撮ってたのですが、気が付くと小学2、3年生の男の子がいっしょにフレームをのぞきこんでて。わたしはまいにち完全防護して通勤しているのでパッと見、限りなく怪しいおばはんなんですが、虫や植物愛好者同士なのかいっぱいお話をしました。自分の子はもう大人なので小さな子とお話しする機会はほぼなくなっていましたが、とても愛らしかった。(見た目でなく)

別れてから、ああ、ちゃんと放射能の危険も伝えるべきだったなと後悔。つぎ会ったらどんな言葉で伝えようかと考えてるうちにまたこのプロジェクトを思い出し許し難いと。

 素直なこどもたちが犠牲になってほしくないとあらためて思いました。
Posted by マツダマツコ at 2013年06月27日 19:56
昨日「放射線の健康影響に関する専門家意見交換会」が(環境省と福島県主催)白河で開かれていたのですね。中継があったのに気がつかず見損ねました。ツイートなどで見てみると講師は鈴木真一と津田敏秀氏で、各市町村にアドバイザーが1人ずつ付いていて意見交換があったということのようですが、その名簿の写真を見ると双葉町のアドバイザーはなんと、熊本学園大社会福祉学部教授、中地重晴、とあるではないですか!(名簿の2,3人下には例の早野龍五氏の名前も。本当にどこにでも顔を出すお方)。前双葉町長の井戸川氏も出席されていて、「私が選んだ人ではない」とおっしゃっていたらしいがこれはこの中地氏のことなのかしら。学園大が夏に子供たちを福島に送ったのは突然出てきたわけではなくいろいろ深ーい繋がりがあるってことだったのでしょうね。
それにしても熊本は思ったより福島とくっ付いてますね。なんと、高校も修学旅行に行くようでショックを受けています。熊本県立人吉高校の280人が来年1月の予定とか。
九州の他県からも、今月すでに鹿児島県立児島南高の2年生322人が行っており、来月に宮崎県立西都商高100人、2月に私立鹿児島情報高415人の予定。いずれもスキー修学旅行で、グランデコスノーリゾートで2日間、宿泊は裏磐梯ロイヤルホテル。その後いわき市で津波被災地見学だそうです。23,24年度は震災でゼロになっていたが、県観光物産交流協会と裏磐梯観光協会が「何度も九州各県の学校訪問をして懸命の誘致活動をした」そうですよ。福島民報が大きく報じていました。
一方テレビをつければ熊本地元ニュースは、東北応援の物産展が市の中心部の商店街で大々的に開催されるということで、樺島県知事も開会式に出席していたような。
物も人も交流交流、みんなで応援、みんなで被曝、の嵐の年末。頭がおかしくなりそうです。


Posted by タナトリル at 2013年12月22日 03:29
今日の新潟日報朝刊より

●福島6町村と災害協定
 三条市 柏崎原発事故を想定

 三条市の国定勇人市長は15日の定例会見で、東京電力柏崎刈羽原発で原子力災害が起きた場合の相互応援協定を、福島県の6市町村と結ぶことを明らかにした。市によると、東日本大震災後、県内市町村で原子力災害を想定し、県外の市町村を避難先として定めるのは初めてという。
 6市町村は、会津若松市、喜多方市、只見町、南会津町、下郷町、檜枝岐村。柏崎刈羽原発の事故時に、同時被災の可能性が低い遠隔地であることや、三条市と只見町を結ぶ国道289号(通称・八十里越)が開通した際の交通アクセスの良さなどを考慮した。
 協定内容は、被災者の受け入れや、市役所機能の確保のための施設・設備の提供など。現在策定中の三条市地域防災計画の原子力災害対策編にも、6市町村を具体的な避難先として盛り込む予定。30日に福島県内で各市町村と協定を結ぶ。
 国定市長は「万が一の場合、避難先が6市町村だと市民にイメージを持ってほしい」と話した。国道289号は現在工事中で開通時期は未定だが、「工事用道路は(福島県まで)つながっている。災害時の道路の安全性確保の問題もあるが、工事期間中でも非常時の活用を検討してもらえるよう国にお願いしたい」とした。

・・・汚染がれきに対しては怖い物なしだった三条市長も、さすがに原発事故は怖いですか(笑)。
でも、柏崎刈羽原発が事故ったとして、汚染地帯と化した三条市から避難する先が、福1事故で汚染された福島県内だというのが凄いですなぁ。
ま、私は三条市民じゃないからどうでもいいですけど(笑)。
まぁ、柏崎刈羽原発が事故った場合、新潟県内で汚染をなんとか免れそうなのは、偏西風によって守られる(かもしれない)柏崎から西の地域、つまり上越地方でしょうから、下越地方の三条市から原発のある中越地方を突破して、上越地方へ避難するのは至難の業だと理解はできますけどね。
Posted by 新潟県民 at 2014年01月16日 08:06
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。