原子力 その隠蔽された真実 人の手に負えない核エネルギーの70年史 [単行本]
ステファニー・クック (著), 池澤夏樹 (その他), 藤井留美 (翻訳)
の著者のインタビューを和訳していただきましたので、ご紹介いたします。
Thom Hartmann Show – Time to Start a New Conversation
司会者 こんどの日曜日は、フクシマ事故の始まりから一年です。この一年、大惨事は、拡大し続けました。日本とその人々は、多大な被害を受けてきました。
福島第一原子力発電所の半径何キロにもわたる地域には、放射性物質が降り積もっています。その地域は、人々の生活の場から核のゴミ置き場に変わってしまいました。
幸運にも地震や津波から死を免れた人々であってさえ、深刻な被爆を受けたため、今後、ガンの発生や奇形児誕生の可能性が高まるでしょう。
フクシマ一周年にあたり、世界中の何十万人もの人々が、亡くなられた方々への哀悼の意を表しますとともに、被害を受けた方々に心を寄せることでしょう。
その一方で、私たちは、自らにも問いかけねばなりません。
こんなにも酷い事故が起きたというのに、本当に原子力エネルギーは必要なのでしょうか。
原子力エネルギーを安全なエネルギーにする方法があるのでしょうか。
それとも原子力エネルギーから完全に撤退すべきなのでしょうか。
今日の「賢者と語ろう」の特別番組には、ステファニー クックさんにお越し頂きました。
クックさんは、原子力エネルギーに関する世界でも著名なジャーナリストで、原子力エネルギー、核爆弾使用の歴史や原子力産業界の内情を取材され、多くの記事を書かれ、ニュースダイジェスト、インターナショナルヘラルドトリビューン、GQマガジンなどに寄稿されてきました。
クックさんは、1977年からAP通信社の記者としてキャリアを開始し、後にロンドンに移ってチェルノブイリ事故を取材し、その記事をビジネスウィーク紙に寄稿されました。
2004年にアメリカに戻り、最新の著書である「原子力 その隠蔽された真実 人の手に負えない核エネルギーの70年史」を上梓されました。
クックさんは、現在、ニュークリアーインテリジェンスグループの「ニュークリア インテリジェンス ウィークリー」の編集委員でいらっしゃいます。
クックさん、本当に素晴らしい本ですね。今日は、お越しくださいましてありがとうございます。
クック どうも。
司会者 まず、個人的にも興味があってお伺いしたいのですが、何がきっかけで核の問題に関わられるようになり、世界でもトップクラスの原子力関係のジャーナリストになられたのですか。
クック そうですね。振り返ってみますと、私は1980年にこの問題に関わり始めました。メキシコシティでの会議に参加したのがきっかけです。「核不拡散」についての会議でした。そのとき、私は、「核不拡散」という言葉をちゃんと言うことすらできませんでしたから、その言葉の意味すら知りませんでした。
その会議で、ベルトラン・ゴールドシュミットさんというフランス人にお目にかかりました。この方は、特別ゲストのお一人でらして、大勢の方々に囲まれておりました。
ゴールドシュミットさんは、お昼のときに私に隣に座るように仰いました。当時私は、駆け出しでたし、まったくの無名でした(笑)。でも、隣に座らせて頂いたのだから、何かお話しなくては、何かをお聞きしなくてはと考えて、とりあえず質問したのです。「なぜ核問題に関わるようになられたのですか」とね。
そうしたら、ゴールドシュミットさんは、「私は、マリー キュリーの助手として、ラジウムの同位体をマリー キュリーのために取り出したんだ」と仰ったのです。
(キュリー夫人)
それで、私は鳥肌が立ちました。だって、子供の頃、キュリー夫人の伝記を読んだことがありましたもの。ラジウムを発見して...
とにかく、私にとって、キュリー夫人はヒロインでした。後年、本を書くためにキュリー夫人の詳細な伝記を読んだあとでは、それほど強い憧れを抱かなくなりましたが。キュリー夫人は、妊娠5ヶ月のときに流産しました。ご自身も被爆が原因で亡くなりました。また、お嬢さんも被爆したために亡くなりました。
子供のとき、キュリー夫人の伝記を読みながら、偉人が生きていた時代に思いを馳せておりました。そしてその時代に生きてらしてキュリー夫人のお知り合いだった方が、今、私の隣に座ってらっしゃるというのは、ものすごく衝撃的なことだったのです。
キュリー夫人は1934年に亡くなられましたが、ゴールドシュミットさんはお元気でした。このような不思議な出会いが、核問題に取り組むきっかけの一つです。
Bertrand Goldschmidt Atomic Rivals
もう一つのきっかけとしては、ある方とお話ししたことです。その方は、私の隣にいらっしゃいました。
ところで、当時の会議の出席者は、ほとんどが男性でした。私は、非常に場違いでした。それに、私はまだ若かったですしね(笑)。
とにかく、私は、その方に「どんなお話をしているのですか」とお聞きしたのです。そうしたら、「私たちは、今の世界における戦争と平和について話しているんだよ」と。私は、「まあ、それは面白そうですね」と申しました。
振り返ってみますと、このような会話が私の中に種として蒔かれたのだと思います。
当時、私は、初学者でしたから、なかなか勉強についていけませんでした。原子炉は原子炉で、爆弾は爆弾でした。原子炉と爆弾になにか関係があるなんて知りもしませんでした。2つに密接な繋がりがあるなんて思いもしなかったのです。
司会者 どんな関係があるのですか。
クック 原子炉と爆弾は、まったく異なる2つの分野だと思っていたのですが、学んでいくうちに燃料サイクルに行き当たりました。燃料サイクルというのは、地中にあるウランから始まります。ウランを加工処理して、濃縮プラントに入れ、原発に必要な燃料を取り出します。ちなみに、イランにもあるような濃縮プラントです。
一方、兵器用の燃料も取り出せます。濃縮プラントを使えば、高度に濃縮したウランで爆弾が作れます。
また、燃料を原子炉に入れて放射線を当て取り出し、化学物質分離プラントに入れれば、プルトニウムができます。これは、再処理施設と呼ばれています。そして、プルトニウム爆弾ができるのです。
でも、メキシコシティでの会議を思い起こすと、私が核に興味を持ったのは、その産業でもビジネスについてでもなかったのだと思います。
会議の出席者達は、私に何も話そうとはしてくれませんでしたが、その当時であってでさえ、核は、なにかとても神秘めいておりました。また、なにか狂信的なものさえ感じられました。
特にゴールドシュミットさんのそばにいらした方は、とても核に傾倒されているようでした。その方は、とても背が高かったのですが、なぜか会議の会場では「チビのアンドレ」と呼ばれていました。
その方は、プルトニウムについて熱心にお話しになるのでした。もっとも当時の私は、プルトニウムが何なのかも知りませんでした。
とにかく、その方が「プルトニウム」と仰るとき、どこか宗教じみた感じがあって、私は催眠術にかかったというか、魅惑されてしまったのですね。私は、ただただ座っていて、「その言葉をもう一度言ってくれないかなあ」なんて思っておりました(笑)。同時に、「一体、それは何なんだ?」と思っていました。一体、何なんだろうと想像していたのです。
時が経つにつれて気がついたのですが、原子力エネルギーには神秘的な一面があります。民間サイドと軍事サイドの両方に神秘的な面があるのです。
民間サイドでは、原子力エネルギーはエネルギー問題を解決する答えという神話です。原子力エネルギーがあれば、世界のエネルギー問題を解決できるという話ですね。
一方、兵器という観点からは、もっと魅惑的ですよね。巨大な力ですからね。何物にも代え難い権力です。これさえあれば、世界を支配できるというものです。まあ、人間の夢というか欲望ですね。サダムもカダフィも核に魅了されましたし、北朝鮮では国民を飢えさせてまで核開発をしています。
核とは巨大な権力ですから、ものすごく魅力があるのです。いい意味ではないですが、引き寄せられてしまうのです。それで、私も、一体これはなんなのだろう、と追究し始めたのでした。このような背景があって、私は、核問題に関わるようになったのです。
司会者 私は、何年か前に、ある方にインタビューをしたことがあります。エドワード テラー氏をご存知だった方にインタビューしたのです。
エドワード テラー水爆の父として知られる
クック わあ。
司会者 それで、その方が仰ったのです。「原子力の平和利用」というのは、非常に深い罪の意識から来ているのだと言われたのです。マンハッタン計画に携わった科学者達の罪の意識から来ているのだとね。マンハッタン計画のもとで自分たちが作った爆弾が、何十万人もの日本人を一瞬で蒸発させてしまいましたからね。その罪の意識を償う方法が、意識的か無意識的かは個々の科学者によって異なるのですが、原子力技術を人の生命を助ける方向で使おうということで普及させたというのです。発電した電力を病院に供給するとか、
(筆者−これは大いに疑問。テラーは、水爆計画を中止させないように四方八方に手を尽くしたとクックの著書にも書いてあるし、核実験に対する被曝に関してもなめた発言をしている。後段参照)
クック ええ。
司会者 放射線医療とかね。そのような考え方は、すでに失われてしまったのですか。それとも単に営利を追求するビジネスになってしまったのですか。もしビジネスになってしまったのなら、有害なビジネスになってしまったのでしょうか。
クック いまだにその形跡は残っています。まあ、原子力エネルギー産業の広告の底流にはあります。いまだに聞くことがあるでしょう?「クリーンエネルギー」とか「環境に優しい」とか。
司会者 クリーンなのですか。
クック いいえ。それは、広告業界が作った神話です。
えーっとそれで、原子力の平和利用というのは、もっと複雑な問題です。明らかに罪の意識はありました。
ところで、キュリー夫人の時代からいつも夢はあったのです。原子力はすばらしい発見でした。どんな方向にいくのかわかっていなかったにせよ、この原子力エネルギーを使えば、どんな平和的な利用もできるという夢があったのです。とにかく人類にとって、非常に有益なエネルギーだと思っていたのです。そして、人々の幸福のために原子力エネルギーを使おうとする人たちも原子力産業界にいるにはいたのですが...
司会者 残念でしたね。
クック ええ、そうですね。
とにかく、アイゼンハワー大統領のもとで「原子力の平和利用」という言葉が生まれた本当の理由は、核兵器の保有量を増やす一方で、人々の幸福感を増すためのメッセージが必要だったからなのです。
ドワイト・D・アイゼンハワー第34代合衆国大統領
司会者 ああ、なるほど。
クック そして、トップダウンの積極的なPRキャンペーンが行われました。タイムライフ社から人が引き抜かれました。その人は、戦争中もキャンペーンをやっていた人でした。多額の資金が臆面もなくつぎ込まれ、あらゆるメディアを利用し、原子力の平和的利用という概念を広めました。
すべては、そこに由来しているのです。
ところで、いわゆる「原子力の平和利用」という言葉に関連して、いろいろな言い回しが使われていますね。
オッペンハイマー氏は、核の利用について「危険な」または「安全な」のいずれかの形容しかしませんでしたし、言葉の使い方を区別しておりました。でも、そのような言葉遣いは明らかにキャンペーンのために破棄されて、「平和な」という形容詞に取って代わったのです。
ロバート・オッペンハイマー原爆の父。その後反対に転ずる
司会者 子供の頃、ミシガンの電力会社が原発をいくつか持っていたのですが...
クック ええ。
司会者 50年代か60年代初めに電力会社は、10年後かそこらには電気はタダになるよ、と言っていたのです。そして、2、3か月ごとに、家中の電球を集めて電力会社に持って行くと、新しい電球と取り替えてもらえました。タダで取り替えてくれたのですよ。だって、最終的に電気はタダになるのですからね。それで、電気をどんどん使ってください、と言われていたのです。あれは、一体どうなったのでしょうね。電気はタダにならないじゃないですか(笑)。
クック (笑)私は、そのような経験をしたことがありませんが、電気は安くなりませんね。先ほどのお話では、いつかはとても安くなっても良さそうなものですが、いつまでたっても安くなりそうにないですね。
アメリカの原発ルネサンスがまだ本格的になっていませんが、その理由の一つは、天然ガスが豊富にあるからです。コストが安いですからね。
司会者 原子力にくらべて?
クック ええ。原発は、一基あたり、60億から110億ドルのプラント建設費用がかかりますしね。
ご存知のように、電力会社の人間も馬鹿ではないですから、原子力にごたごたした話があるのは知っています。ある電力会社は、まだ原発を積極的に推進していて、ジョージア州に建設しています。そして、プラントが建設中なのにもかかわらず、その建設費は電気料金に含められていて消費者は支払わされています。
司会者 ずるいやり方ですよね。不都合な面を隠蔽していると言うか...
クック 以前は、許されなかったやり方です。ご存知のように、プラントが何らかの理由で建てられず電力を生産しない場合、既に支払った金額を返還してもらえる保障なんてありませんからね。通常、電力会社から供給された電力に対してその料金を支払うのであって、まだ受け取っていない電力に対して前払いはしませんよね。
司会者 そうですね。
それでドイツなのですが、もう2、3の原発プラントを作るのは止めて太陽光発電をしようとしていますね。ギガワット単位で発電しましょうと。ドイツでは、2、3の原発プラントの代わりに10カ所の太陽光発電所を建設しましたね。
クック その通りです。ドイツは、ヨーロッパでも面白い状況にあります。同僚がヨーロッパにいて、つい先日彼が書いた原稿を編集したばかりです。
とにかく彼が言うには、ドイツは、突然、脱原発になっただけではなく、隣国にも原発を止めるように言っているのだそうです。フランスやポーランドやチェコスロバキアにね。「ドイツは、貴国と国境を接しているのだから、貴国で事故があった場合、被害を受けるのは我が国だよ」と言っているのです。
司会者 私は、チェルノブイリ事故のとき、ドイツに住んでおりましたよ。1986年のことです。
クック だったら、お解りになるでしょう? 被害は国境を越えるのです。だから、ドイツは、フクシマ事故だけのために脱原発になったのではないのです。フクシマとチェルノブイリの事故があったから、ドイツは脱原発になったのです。
チェルノブイリで放出された放射性物質は、ヨーロッパ全土にも広がりました。私は、チェルノブイリ事故のとき、イギリスにおりました。ヨーロッパ全土にチェルノブイリ由来の放射性物質が拡散されて、あちこちにホットスポットができたのです。当時、私は、イギリスで本を書いていたのですが、イギリス北西部にも放射能汚染のために立ち入り禁止になった区域がありました。
このような経験は、ヨーロッパの人々、特にドイツ人に強烈は印象を残したのです。
司会者 本当に注目すべきことですよね。後半でもお話しましょう。
クック そうですね。
司会者 今日は、クックさんをお迎えしています。後半もお楽しみに。
司会者 クックさんをお迎えしています。「原子力 その隠蔽された真実 人の手に負えない核エネルギーの70年史」の著者です。核兵器の使用や原子力エネルギーに関する著名なジャーナリストでらっしゃいます。
さて、クックさん、番組の初めには、なぜ核問題に興味を持たれるようになったのかお伺いしましたが、今度は、なぜこの本をお書きになろうとされたのか教えてくださいませんか。
クック 本を書こうとした直接のきっかけは、1991年の第一次湾岸戦争で何が起きているのかを見たことです。
当時、私は、非常にやりきれない思いでいっぱいでした。長年にわたって人々は、イラクにおける大量の兵器開発に驚きの念を隠せないでおりました。しかしながら、兵器の中には「アメリカ製」のスタンプが押されているものがあるし、ヨーロッパからも大量の兵器が送られていることがわかりました。私たちが80年代にイラクで詳しい調査をしていたときのことです。
武器の輸出について疑問が残っておりましたが、その問題をイラクの側から見てみるとどうなのか、と考えておりました。でも、このような問題を夕食会などの席上で話すと言うのは気が引けるわけです。
ロンドンにとても親しい人がいるのですが、その人は、オッペンハイマー氏に関する「アメリカズ チルドレン」という素晴らしい小説を書いた方です。とにかく、このような倫理的な葛藤について、その方と長時間話したのです。
(America's Children James Thackara著 1984(邦訳はなさそうです)
そうしたら、彼は、「君、この話を本にしなさい。書くべきだよ」と仰ったのでした。「話してもわかってくれる人は少ない。民間サイドと軍事サイドの関係について本に書きなさい」と。
これらの武器は、民間サイドの原子力関係の貿易取引から流れてきているものであり、民間の原子力関係の貿易については、その親友が資料を持っておりました。パキスタンも核開発を行い、他のいくつかの国々も核開発をしておりました。
でも、本を書き始めたら、もっといろいろと考えるようになったのです。どのように書こうかと。どのように民間サイドと軍事サイドとの関係を書けばいいのかと。先ほども申し上げましたが、両者には切っても切れない関係がありますからね。その関係は、燃料サイクルについて非常に密接なのですが。
司会者 ちょっと伺ってもよろしいですか。
クック どうぞ。
司会者 ウランを3%に濃縮して原発に使い、90%以上に濃縮すると爆弾になるのだと、私は理解しているのですが。
クック その通りです。
司会者 そうすると、90%と3%の間の差というのは、非常に大きいと思うのです。原発用の燃料サイクルと爆弾用の燃料サイクルとは、別のものなのですか。
クック いいえ。
司会者 どうにかして、相互変換するのですか。相互変換するには、どのくらいの時間がかかるのですか。
クック 時間なんてかかりませんよ。プラントの設定をちょっと変えればいいのです。加工処理を繰り返せばいいだけです。まあ、簡単に言えばですがね。同じ施設を使えます。同じ装置で同じ技術を使いますが、設定を変えるだけです。そんなに時間がかかることではありません。
話は変わりますが、私には考え込んでしまったことがあるのです。私は、80年代に周囲の人たちに核不拡散政策について話をしておりました。ある時、インドの方とお話していたときにこう聞かれたのです。「アメリカは、核を持っているじゃないか。それは公平と言えるのか」と言われました。
その時まで、私はそんなこと考えたこともなかったのだと気づきました。私たちアメリカは核を持っていて、それが世の中のあり方だと思っていました。アメリカは、大国だから核を持っていても当然だと思っていて、何の疑問も感じたことがなかったのですね。
でも、考えれば考えるほど、アメリカが核を持っていることについて国内ではなんの議論もされたことがないということに気づきました。少なくとも私が知っている限りでは、原子力産業全体との関わりについて、国内で真剣に議論したことはありません。民間サイドでも、軍事サイドでも、原子力産業との関わりについて、議論したことはないですね。
ちなみに、核兵器に関する監査書によると、1940年から1996年までに、核兵器に5.5兆ドルが費やされ、向こう10年で、さらに1750億ドルが費やされる見込みと記されていました。
[訳注: 参照記事 Atomic Audit http://www.brookings.edu/research/books/1998/atomic]
司会者 (口笛を吹く)ヒュー
クック 私は、今年の初め、ブレテン オブ アトミック サイエンティストのデューンズデイクロック会議に参加しました。そして、ご存知でしょうが、エレーン スカーリーさんいう素晴らしい講演者がいらしたのです。
彼女が指摘されたことで、私は非常に憂鬱になってしまいました。彼女はこう言われました。「アメリカには、オハイオ級原子力潜水艦が14隻あります。その一隻でも大陸を一つ吹き飛ばせます。」
Elaine Scarry
司会者 わあ。
クック その話を伺って、私は調べて確認しましたが、彼女の言うことは正しいと思います。世界には7大陸しかありません。
司会者 そうですね。
クック だったら、いくつ必要でしょうか。
司会者 6隻あれば、世界を征服できますね。
クック その通りです(笑)。
だから怖いのです。事故は起きるものです。今、私たちがこのように話しているときでも、どこかで事故が起きているかもしれません。戦闘機が事故を起こしたことが何回もありますしね。戦闘機同士が空中で衝突したのですが、私が知る限り、熱核爆弾を搭載していたのですよ。
司会者 では、いつも空中には核爆弾が飛んでいるということですか。
クック それはわかりません。いまだに、いつも空中を飛んでいるかどうかはわかりません。しかし、1980年代のことだと思いますが、有名な事故がありました。スペインのパロマレス上空でのことです。空中で2機の軍用機が燃料補給をしていたときに、軍用機に火がついて、4つの爆弾が地上に落下したのです。
[訳注: クック氏は「1980年代だと思う」と言っているが、これはおそらく間違い。クック氏がここで述べている事故に一番近いと思われるのは、1966年の「パロマレス米軍機墜落事故」。スペインのパロマレス上空で、爆撃機と空中給油機が衝突し、4つの水爆が落下した。]
このような事故は、グリーンランドでも起きました。似たような事故は、10件以上も起きています。
司会者 わあ。
クック このような事故が起きたのですが、見つからない爆弾もありますし。
とにかく、放射能はあたりに拡散されて、スペインの小さな村では、一生懸命、秘密裏に除染作業が行われておりました。
司会者 爆弾は、割れて中味が出てしまったのですか。
クック 爆弾のまわりの部品が散らばりましたし、まあ、中味も少々出てしまいました。核爆発のようではありませんでしたがね。だから、除染作業が必要になったのです。
私が本を書いたのは、このような事故があったのだということを一般の人たちにお伝えし、皆様に議論をしてほしいと思ったからです。
本を書いた理由は、それだけではありません。このような問題は非常に複雑ですから、皆様に読みやすくてわかりやすくて本質を掴める本を提供したいと思ったからです。
司会者 そういう本になりましたね。
クック ありがとうございます。また、私は、民間サイドと軍事サイドの関係についても書きたいとも思いました。その隠蔽体質や狂信的な面についても書きたいと思いました。
また、これからどこへ向かおうとしているかについても書きたいと思いました。核をゼロにすることができるのかということも検討してみたいと思いました。
私たちのアメリカという国は、核を持ち、核を国防上必要との立場を取っています。核を持っていることで、地球を破壊する力を持っています。私は、このことについて、非常に複雑な思いを抱いているのです。
国際司法裁判所で、「核兵器は、結局は大量虐殺兵器であるため、核兵器は、違法であり、あらゆる人権についての概念に鑑みて不道徳である」との申し立てがあり、アメリカはそれに抗弁しています。
その一方で、私たちは、核兵器をある一定以上保有しています。他国より多く保有していて、他国に対し「これほどの核を持っているからアメリカは強いよ」というメッセージを送っていれば、他国もアメリカに追いつくために保有量を増やしたくなるでしょう?
司会者 あのう、レーガンとか、イスラエルとかが、ゴルバチョフと会談して、核兵器をゼロにしようと言いましたよね。
ロナルド・レーガン 第40代合衆国大統領(元ハリウッド映画俳優)
クック ええ。
司会者 ゴルバチョフは、「いいね、やりましょう」と言いました。そして、私たちは、核廃絶に近づいたはずでしたよね。でも、
ミハイル・ゴルバチョフソ連最後の最高指導者 任期中にチェルノブイリ事故
クック SDI(戦略的防衛構想)とかが出て来て....
司会者 ええ、いろいろな邪魔が入った。 特にスターウォーズ計画ね。
クック そうでしたね。
司会者 核廃絶には、どうすればいいんですか。
クック ものすごい勇気が必要だと思います。そして、一般庶民の意識を喚起することですね。アメリカ国民は、核兵器について考えたことがないと思います。だいいち、気まずい話題ですしね。また、核兵器は、安心感を与えてくれるようなものだと曖昧に考えている感じすら受けます。
でも、実際はたぶんそうではないと思います。だから、話し合わねばならないのです。
アメリカは、世界のあちこちで力を誇示していて、航空母艦に核兵器を搭載しているよとか、あっちの戦闘機にも搭載しているし、こっちの潜水艦にも搭載しているし、空を飛んでいる戦闘機にも核を搭載しているよ、と言っているのです。そして、結局はそれらを使うつもりでいます。
そして使えば、一体どうなりますか。使ったところで、果たして権力を掌握することができますか。
私が本で提起したことを、少しお話ししたいのですが、戦争に勝ってきたのは、核兵器を使ったからなのでしょうか。
私たちは、勝ち戦について間接的な話し方をします。いつも軍隊には気違いがいて、「核爆弾を使うべきだ」と言う人が必ずいるのです。これまでのことを調べてみると、必ず、核兵器を使おうという人間がいたことがわかります。
このことは一般庶民には好ましいことではありません。街を歩いていて、力を誇示したい人間に出会ってしまうようなものです。そんな人に出会って、殴られたら困りますよね。
司会者 あの、燃料サイクルについて、民間用と軍事用には結びつきがあるとおっしゃいました。
フクシマ一周年にあたって、原発と核兵器のつながりを超えて、原子力エネルギーそのものについて、批判的かつ科学的なコメントがおありでしょうか。
アメリカの原子力エネルギーの将来についてどう思われますか。
アメリカでも、フクシマやチェルノブイリのような事故を起こすリスクを抱えるつもりなのでしょうか。
私たちは、一体、どうすればいいのでしょうか。
クック スウェーデンのノーベル賞受賞者のハンス アルヴェーン氏は、1960年代か70年代に、「神様は原子力技術に関してはなにもできない」と仰いました。フクシマの事故を見れば、そのとおりですよね。
そして、私の本にも書きましたが、原子力に関しては「人間の間違いがあってはならない」のです。
人間の行動には、必ず間違いが起こります。どんな業種や産業にも間違いがあるのです。しかし、原子力産業において、間違いがあってはならないのです。
ハンス・アルヴェーン
司会者 スリーマイルアイランドなど、間違いのリストは長いですよね。ろうそくを持って現場を歩いていたんでしたよね。
クック そうでしたね。フクシマではそうでした。津波がありました。そして、人為的なミスが重なりました。非常用発電機を地下に設置しておいたのは、間違いでした。停電が起き、冷却水がなくなってメルトダウンが起きました。それも複数基で起きました。
フクシマの後、まもなくのことですが、アメリカの原発事故の可能性について書いてくれと言われました。アメリカで地震が起きたらどうなるのだ、という心配の声が多かったのです。
でも、事故の要因は、地震だけではありません。ご留意頂きたいのは、原発事故をもたらす要因は、何百万もあるということです。原発プラントは、非常に複雑な機械です。一見すれば、きれいですけれどね。ドームがそびえていて、「クリーンエネルギー」のイメージがあります。
しかし、ドームの下を見れば、非常にこんぐらがっています。電線が何キロにも伸びているし、非常に厚いコンクリートが打たれているし、複雑な機械が置いてあります。装置の据え付け方一つでも非常に複雑です。
ですから、何百万もの間違いが起きる可能性があるのです。事故と言うのは、いつも小さなミスが積み重なって起きるものです。私は、毎週、報告書を読んでおりますから、このようなことをお話しするのです。
そして、多くのことが間違った方向に動いた場合、電力会社は、それらの誤作動を順序立てることができません。何がどうなったからこうなって間違ったと順序立てることができないのです。あまりにも機械が複雑で、間違いの要因が多すぎるからです。
司会者 番組も残り数分なので、原子力エネルギーをどうすべきかについて、お考えをお話ください。
クック そうですね。 特に対外関係についてですと、原発推進にはコストが伴います。原子力技術を輸出するということは、事実上の爆弾製造プラントを輸出することですから、コストがかかるというかリスクがあるのです。
次にアメリカ国内についてですと、私たちは方向を転換すべきだと思います。すでにその方向に向かっていると思います。エクセロンのジョン ロー氏が「もう、原発は造らない」と言いましたよね。なぜなら、天然ガスが安くて豊富にあるからです。ロー氏は、「原発は高いし、危ない」とも仰いました。
ロー氏が代替エネルギーについてどのようにお考えになっているのかは存じませんが、とにかく代替エネルギーを開発する方向だと伺っています。
フランスは、代替エネルギーの推進に向かっています。ドイツはもちろんそうですし、スイスもその方向だと思います。他の多くの国々も、代替エネルギー開発に向かっています。
私は、アメリカがこの代替エネルギー開発の動きに乗り遅れてはいけないと思います。原発に乗り遅れてもいいのです。なぜなら、すでに原発は、古い時代の技術ですからね。
司会者 19世紀前は石炭で、19世紀は石油で、20世紀は原子力で、21世紀は太陽光や風力発電ですかね。
クック ええ、何か別のね。そして、グリッドが大変重要になってくると思いますね。
司会者 スマートグリッドですか。
クック ええ。スマートグリッドです。そして、どんなエネルギーを選択するかですね。選択したエネルギーによって、どうグリッドを構築するかなど、いろいろ考えねばなりません。
本を書いたのは、核の危険性、安全性、拡散、廃棄物処理など、山積みの問題を見つめるためです。ちなみに、まだ核廃棄物の処理法は見つかっていません。見つかればいいですが。
そして、人間は間違いを起こしますし、原発は非常に複雑な機械です。
核に関する山積みの問題、人為的ミスと複雑な機械という要因が合わさって、大事故が起きるのです。そのことをお伝えしたくて、この本を書きました。
司会者 クックさん、どうもありがとうございました。
クック どういたしまして。こちらこそ、ありがとうございました。
是非とも、この書籍は読んでいただきたいと思います。原発が核兵器に過ぎないことが良くわかるでしょう。
この本の中から、私が気になりました一節を紹介します。
ビキニ環礁の水爆実験p.58
生活を破壊する。土地に住めなくし、漁業をできなくする。原爆は本当にすべてを滅ぼすのである。
クロスロード作戦最終報告書p.67
一個ないしそれ以上の原子爆弾が投下され、放射線の霧に包まれた都市に起こる複合的な災厄を性格に思い描くことはできない。汚染地域での生存者は、数時間以内に、あるいは数日、数年後に放射線病で死ぬ運命にある。しかも汚染地域は、風邪や地形の影響で面積も形状も定まらず、目で見える境界線は存在しない。投下直後のあらゆる恐怖を経験した生存者は、自分が運命を免れるのかどうか知ることはできず、その到来時期もわからない不安にさいなまれる
出展
p.121 保険会社の大物の発言
「民間の保険業界も原子力保険を用意すべきだし、いずれそうなると思われる。しかし大事故が発生したら、『損害額は、受注業者や保険会社の資産でとうていまかないない規模になる』から、保険金がいくらあっても焼け石に水である。GEのような巨大企業でも破産すると言うことだ。これだけリスクが大きい原子力をなぜ議会は推進したがるのか?保険会社のトップは首をかしげた。リバティ相互保険会社のヘンリ、ヤング副社長は議会証言でかたっている「惨事が起きたときの損害額は数百万、数千万の体ではなく、数億、数十億ドル規模だと聞いています。れほど大きな危険が本当に存在するなら、なぜ許可されるのか。たった一カ所でも損失額が天文学的数字に上る施設には、適用できる保険などありません。仮にそういう保険があったとしても人や財産が蒙る甚大な被害と原子力開発から得られる利益が見合うのか」
「全く影響がないか、むしろ多少は健康に良い」p.171
AECは降下物は「人間の遺伝子組成に重大な影響をあたえない」と明言した。憶測に過ぎないことを確かな裏付けのある科学的事実として提示したのである。
エドワード・テラーなどの核実験推進者も、降下物から出放射線は、「全く影響がないか、むしろ多少は健康に良い」と堂々と発言する始末だった。
これは原子力セールスの一つの手法と言える−科学者としての高い地位を利用して危険をカモフラージュする
p.248
1976年カリフォルニア州にあるGE原子力部門の技術者グレゴリー・C・マイナー、リチャード・B・ハバード、デール・G・ブラインデンボーの3名が、「原子力は未来のすべての人々を脅かす、科学技術の怪物だ」と批判して、同社をやめた。経験も社内での信用もあった彼らには家族がいたうえ、すぐ再就職できるあてはなかった。
デール氏は311後に日本の週刊誌に出ている。彼の正しさが証明されたのは、退社から35年たってからだった。
原発を推進することは、核兵器を推進することと全く同義だと言うことに一人でも多くの人に気がついてもらいたいです。
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核の真実を理解するための副読本−なぜ地震と津波でこれほど広大にして長期にわたる被害を出すような施設があそこにあったのか・・2012年01月02日
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http://www.gaifu.co.jp/books/ISBN978-4-7736-3704-5.html
少し前に、全国の地方紙の読書欄で紹介されたので、ご存知の方も多いと思いますが。
>クロスロード作戦
私はそれを高校時代に、阿川弘之の、軍艦長門の生涯 (下巻) (新潮文庫) で知りました。その時は、艦艇が核攻撃にも結構強靭に耐えるという事が印象に残りましたが・・・。
冷戦時代の半ばくらいまで、核爆弾を搭載した戦略爆撃機による24時間パトロールというのは、実際に行われておりました。
詳しい事はこちら↓あたりが参考になるかと。
http://ja.wikipedia.org/wiki/B-52_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)
この、核爆弾搭載大型爆撃機による戦略パトロールを設定に用いたブラックコメディ映画の傑作が、スタンリー・キューブリック監督の「博士の異常な愛情」だったりするのですが。
なお、現在、戦略爆撃機に代わり、この手の核パトロール任務を引き受けているのが、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を搭載した戦略原潜です。反応動力機関により、海中深くもぐったまま、それこそ何ヶ月間でも一切浮上する必要がない戦略原潜は、その隠密性から絶好の動く核ミサイル基地として運用されております。詳しくはこちら↓が参考になるかと。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BD%9C%E6%B0%B4%E8%89%A6%E7%99%BA%E5%B0%84%E5%BC%BE%E9%81%93%E3%83%9F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%AB
そういや、10年くらい前には、旧ソ連の原子力潜水艦の事故を取り上げた書籍が何冊か出版されましたねぇ。
ソ連の物理学者ランダウもスターリンが量子力学を批判していたので反逆したら弾圧され、投獄された。戦後は核開発に強制徴用され、自動車事故で暗殺。グラスノスチでも核心部分は葬られた。アメリカの核実験の隠蔽も凄まじいが、ソ連の核実験もそうだ。プルトニウムが平方メートルあたり何万、何億ベクレルもあるのに未だ国家機密で隠蔽されたまま。東京もこのぐらい汚染されている。プルトニウムが平方メートルあたり何万ベクレルあろうが国家機密、地球は回っていないと主張している協会政府。α線cpm計で計ると空気中でも針が振り切れるレベルだそうだ。誰かアルファちゃんを買って測定データを公表してほしい。数十万するがまだ入手できる。
そういえば、オッペンハイマーも、来日したときは襲撃すらされなかったらしい。戦前は生麦事件や大津事件など血気盛んだったのにいかに飼い慣らされてるかよくわかるだろう。右翼団体も沈黙。二二六事件の勢いはどうした?これを見てもゴミ右翼のバックが誰だかわかるだろう。同胞数十万人虐殺した張本人を熱烈に歓迎するキチガイ民族。アベの先祖は阿片商人、自民党の資金源は捏造テロで建国した満州国で阿片を売りさばいて稼いだもの。アベは、犯罪者の子孫だ。犯罪者の子孫が政治家をやっている。早く辞めろ。アベしろ。岸も本当は占領軍に東条のように一族全員公開処刑にされる予定だったのに、阿片資金で命乞いをしたクズ野郎なんだよ。731部隊は人体実験データを売り、理研は核開発データを米軍に売り渡した。本当はA級戦犯なのに裏取引で命乞いをして生き延びたクズたちの真実だ。生き恥を晒して、恥ずかしくないのか?こんなクズたちが生き残ってデービッドロックフェラーの手先として売国活動をやっているのに人間のクズのネトウヨどもは沈黙。自民党を背後で操っている連中の正体だ。ウラン商人はまた別人だがな。冷戦の演出。ウラン商人と一緒に世界を分割支配している。日本はブロイラー、今や収穫の季節だ。第三次対戦九州本土決戦で、分割占領されることが決定されている。米軍は開戦前にグアムに撤退して残された自衛隊は統一朝鮮軍と中国宇宙軍に殲滅されるだろう。中国の先制核攻撃、EMP兵器、無人兵器、宇宙軍が動員され自衛隊は壊滅する。アベは自滅して日本をむちゃくちゃに滅ぼす予定なので一切無策。日露戦争と第二次大戦以上に技術の差が大きく、まるで近代兵器で原住民を虐殺するレベルの決して勝ち目のない戦いとなる。アベははやく自決しろ。いや、プルトニウムを吸い込んで食って、自決しているか。中国の人たちを阿片中毒で苦しめていたのだから謝罪と賠償をしろ。プルトニウムは現代の阿片、プルトニウム商人のアベ。デモはイギリス大使館前で、ウラン生産を全て止めろと言わないとだめ。
最近、口の中をよく噛みます。
巷でも、舌や顎が上手く動かないのか、汚い音を立てて食べている人が結構います。
皮膚の調子も悪く、短期記憶力もよくない(学習能力や判断能力の低下)。
隠れオノデキタンの「健全なる絶望」から、何とか、さらに一歩二歩改善策を打ち出したいのですが。
青少年も同様に愚かだ。彼らにはアニメとゲームとアイドルと、音楽と流行と競争だけを与えてやればいいのだ。
それでシャンペンの空気を抜くように、かれらの頭から”考える力”を抜き取る。あとはアニメとアイドルと流行と音楽の力を借りて、ワッとけしかければ、彼らは武器を抱いて地獄の底へでも突っ込んで行くよ。
そのためにも、大衆や青少年には、真に必要なことを何も教えるな。必要がないバカのようなことだけを毎日毎日マスコミで宣伝して教えろ。それで競争させろ。笑わせろ。ものを考えられなくさせろ。真に必要なことは、大衆と青少年を操るものだけが知っていればいい。
そしてあとは、”電力のため!”と何千回も呼びかけて、再稼働し地震で爆発させるのだ。1人の人間を殺せば殺人犯だが、原発震災で1000万人を1度に殺せば、その男は必ずロックフェラーから最高の勲章をもらえるぞ。
楢葉町で高線量破片=第1原発15キロ
これは何でしょう?。
2013/7/3 3:00
東京電力は2日、福島第1原発から南に15キロの福島県楢葉町の河原で6月、表面から毎時3400マイクロシーベルトのベータ線とガンマ線を出す破片が見つかったと発表した。
東電によると、長さ約3センチ、幅約1.5センチ、厚さ約0.5センチ。
環境省が6月20日、震災がれきの処理作業中に発見した。同省は原発事故で飛散したか、もともとあった所に放射性物質が付着した可能性があるとみて、東電に分析を求めた。
30センチ離して測定すると毎時26マイクロシーベルト、1メートルの距離では周辺の空間線量と同程度まで下がった。〔共同〕
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO56912100T00C13A7CC1000/
環境省が東電に分析依頼ですか。
殺人現場に落ちていた凶器の鑑定を犯人に依頼するようなものですね。
分析依頼という事は只という事はないでしょうからその費用は税金で賄われてるのでしょう。
盗人に追い銭ですね。
それにしても子供が拾ったりしたらと思うとぞっとします。
子供は珍しい石とか集めるのが好きですからね。
表面線量3.4mSv/h=81.6mSv/日=2.4Sv/月のものをいつもポケットに入れて持ち歩いたりしたら大変なことです。
「私が戦争中海軍に動員されて高松にいた時、広島の原爆雲を見た。この時私は、次の時代は原子力の時代になると直感した」(中曽根康弘「政治と人生―中曽根康弘回顧録」講談社(1922)p75)
権力欲にかられた人間というのは、国民の不幸をチャンスに出世していくみたいですね。後のインタビューで、「原発を導入しなければ日本は農業国のままでいると思った」といういい訳まがいのことを言っていますが、中曽根の回顧録を読むと原発の動機はまさに原爆だった言い切ってもよいのでは。
その中曽根を繰っていたのがCIAと取引し戦犯解除された元読売新聞社長の正力松太郎と言われています。同じく東條内閣の一員でA級戦犯でありながら、CIAへの協力を申し出て死刑を免れたのが安倍 晋三の祖父である岸信介。ですから安倍 晋三は犯罪者の子孫というのはある意味で本当。正力松太郎は岸内閣の原子力委員会議長なども努めたよう。
ちなみに安倍晋三は、英語のWikipediaにも載っていますが、はっきりと「右翼の国粋主義者として広く知られている」と表現されています。以下原文とリンク。
Shinzō Abe From Wikipedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Shinz%C5%8D_Abe
“Abe is widely viewed as a right-wing nationalist, and holds views that have sparked controversy in the media.”(安倍は右翼の国粋主義者として広く知られ、メディアの論議を刺激してきたという意見もある。)
先日ご紹介した文部科学省の中学生用の道徳の本(「心のノート」)など、靖国神社の境内に張ってあっても違和感ありませんものね。この国がおかしな方向に向かわぬよう皆様くれぐれもご注意を。