2013年07月10日

吉田昌郎元1F所長が死去。被曝の関連を直ちに否定するが、現在も恐るべき調査が続行中

東電 吉田昌郎元所長が死去7月9日 18時59分
東京電力福島第一原子力発電所の事故で現場で指揮を執った吉田昌郎元所長が、9日午前、東京都内の病院で食道がんのため亡くなりました。
58歳でした。

吉田元所長は、3年前の6月に福島第一原子力発電所の所長に就任し、おととし3月11日の事故発生から現場のトップとして事故対応の指揮を執りました。
すべての電源が失われる中で、吉田元所長は、福島第一原発の複数の原子炉で同時に起きた事故の対応に当たりましたが、結果として1号機から3号機でメルトダウンが起きて被害を防ぐことはできませんでした。
吉田元所長は、その後、病気療養のため交代するおととしの11月末までおよそ9か月間にわたって福島第一原発の所長を務め、事故の収束作業にも当たりました。
おととし12月に食道がんと診断されて所長を退任しその後、去年7月には脳出血の緊急手術を受け療養生活を続けていました。
吉田元所長は、所長在任中のおととし11月、福島第一原発の事故現場が報道関係者に初めて公開された際にインタビューに応じ、「事故直後の1週間は死ぬだろうと思ったことが数度あった。1号機や3号機が水素爆発したときや2号機に注水ができないときは終わりかなと思った」と当時の思いを語っていました。
また、去年8月に長野県の出版社が福島市で開いたシンポジウムで公開されたインタビュー映像では福島第一原発の今後について「日本だけでなく、世界の知見を集めてより安定化させることがいちばん求められていると思う。それが地元の人たちにとって改善したと実感してもらえることだ。私自身も体力が戻ったら現場で力を出したい」と述べ、復帰への意欲をのぞかせていました。
東京電力によりますと、事故発生から退任までに吉田元所長が浴びた放射線量はおよそ70ミリシーベルトで、東京電力はこれまで、「被ばくが原因で食道がんを発症するまでには少なくとも5年かかるので、事故による被ばくが影響した可能性は極めて低い」と説明しています。
吉田元所長は、9日午前11時32分に東京都内の病院で食道がんのため亡くなりました。
東京電力の廣瀬社長は「吉田さんは再び私どもと一緒に福島の復興に尽くしたいとの強い気持ちを聞いておりました。持ち前の明るい大きな声で陣頭指揮を執る姿に出会えることを心待ちにしておりましたが、東京電力の再生に向け共に働くことができず無念でなりません」というコメントを発表しました


吉田所長のご冥福をお祈りいたします。

吉田所長が、どんなことをしたのか、どれほど困難な状況をカリスマでまとめていったのか。

門田隆将氏「日本救う使命果たした」2013.7.10 07:18 [東日本大震災]
 吉田昌郎元所長らに取材し、福島第1原発事故のノンフィクション「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日」を執筆したジャーナリスト、門田隆将(りゅうしょう)氏

 「この日本を救う役割、使命を負って生まれ、それを果たしたことで去っていってしまったのではないか。官僚主義的と批判される東京電力の中でも破天荒なタイプだった。取材時も『隠すことは何もない』と全て赤裸々に語ってくれたのが印象深い。

 全電源喪失という絶望的な状況でも、次々とアイデアを出し、原子炉を冷やす水のラインを数時間のうちにどんどん大きくしていった。リーダーシップだけでなく、技術や機械にも詳しいオールマイティーの人。部下たちからも信頼が厚く、『吉田さんじゃなかったらだめだった』と口をそろえていた。私たちは、事故当時に吉田さんが福島第1原発にいたことを感謝しないといけない」



に、詳しく書かれていますので、ご覧ください。このような人物がおり、かつ地元出身の百戦錬磨の当直長(各当直グループの長)と運転員がいたからこそ、この程度の被害で収まったのは間違いありません。この吉田所長ほどの覚悟を持っている発電所長が、今回再稼働を申請した関西、四国、九州電力にいるとはとても思えませんが。

 東電は70ミリシーベルト程度なので、今回の被曝が影響しているとは考えられないと発表しておりますが、

1972年に制定電離放射線障害防止規則

第四条  事業者は、管理区域内において放射線業務に従事する労働者(以下「放射線業務従事者」という。)の受ける実効線量が五年間につき百ミリシーベルトを超えず、かつ、一年間につき五十ミリシーベルトを超えないようにしなければならない。

 この制限を超えて被曝しておきながら、5年間たっていないから食道癌にはならないとはよく言ったものです。しかも、吉田氏はこの事故が起きる前から、原発で長年働いているわけですから、一万歩ゆずって今回の事故の被曝ではないとしても、今までの蓄積被曝でなったことまでは否定できません。なにしろ30年以上のキャリアがあるわけですから。ここに、放射能ではガンにならないというウソの一端を垣間見ることができます。原発労働者が食道癌になる。大いにあり得る話です。
 食道に限らず、消化器はすべて粘膜で覆われています。この粘膜は毎日毎日細胞が入れ替わっており、被曝をすると下痢をしてしまうのはそういう理由です。細胞を殺す抗がん剤でも脱毛や下痢や吐き気が起きるのはよく知られていますから、放射能も同じような作用を人体に及ぼすのです。
 仮に5年たったところで、ガンやその他疾患になったとしても、「5年も前の被曝で、ガンになるはずがない」として、認めないでしょう。そして、大事なことはあの高線量のフクシマで指揮を執っていた所長でさえ、放射能被爆の影響だと認めない訳ですから、フクシマの高汚染地帯で過ごしてガラスバッジをつけている子どもたちが、放射能の影響で病気になることはないとして、はねのけるは目に見えています。

(無邪気な子供(幼稚園児)が、ガラスバッジを身につけ、放射能を測るための道具と説明しています)

このように幼稚園生にまでガラスバッジを配布するのは、放射能の被害を見つけるためではなく、フクシマの現場に住んでいる人から比較すると十分に低いから、今の病気は「被曝が理由ではありませんから、賠償の対象外」と賠償金を出さないためと言って良いでしょう。そのために、この非人道的なガラスバッジが幼い子どもたちに配布されているのです。非人道的な行為なのですが、なぜかしら国連の人権団体などが騒いでいるという話は、寡聞にして知りません。

 そもそも、職業被曝でどの程度でガンになるかは、はっきりしていません。そのため、未だに大規模な調査をやっています。以前、紹介しておりますが、再度ここで紹介させていただきます。

わたしが会社を辞めたのは1995年。次の封筒が送付されてきたのは、2006年2月
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東電にいるときの住所は、分かっているのかもしれませんが、この間に

福島の独身寮→東京の独身寮→東京のマンション→熊本のアパート→現在

とかなり引っ越しており、こんな協会に連絡した覚えなどないのにです。

中にはいろいろな書類が入っておりました。
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放射線疫学調査についてのお願い

 財団法人 放射線影響協会は、低線量の放射線が人体に与える影響を調べるため、文部科学省からの委託により、原子力発電施設などで放射線業務に従事された皆様を対象に、平成2年度から放射線疫学調査を実施しています。対象者は現在20万人となっています。
 詳しい調査の内容は同封のリーフレットに示すとおりですので、ご一読ください。なお、この調査は、放射線業務従事者(現在原子力発電施設などで放射線業務に従事しておられる方や過去に従事しておられた方)の氏名、住所、被ばく線量等を利用させていただき実施しています。
 これまでの調査によると、線量の低い放射線が健康に影響を及ぼしているとの明確な証拠は見つけられませんでした。
 また、当協会では、調査結果の公表、講演会の開催、あるいは当協会ホームページ等を通じて、この調査についての広報に努めてまいりましたが、ご存じでない方もいらっしゃるようですので、このたび、ご本人に資料をお送りして、調査の対象者となることについての確認をお願いすることにいたしました。
 この調査にご協力いただけない方は、お手数をおかけして大変恐縮ですが、同封の用紙にご記入の上ご返送いただくなど、当協会へのご連絡をお願いいたします。なお、ご協力いただける方は、ご連絡の必要はございません
 この調査は低線量放射線の影響に与える影響を調べるための大切な調査と考えております。より信頼性の高い結果を得るため、今後も、この調査を継続する必要があります。本調査の主旨をご理解の上、本調査にご協力いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

 平成18年2月
 財団法人 放射線影響協会
 理事長 青木 芳朗


ここに示しているとおりに、低線量被曝の影響については一切わかっていないにもかかわらず、なぜ東電は被爆の影響を否定できるのか。もし、きちんとわかっているのならば20万人以上にも及ぶ疫学調査がなぜ必要なのでしょう。

そして、この調査には恐るべき強権が付与されていました。

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(住民票の交付申請)
6 この調査では、住民票の交付申請を行い、定期的に皆様の住所を確認させていただいております。


 つまり、わたしの知らない間に住民票を定期的に縦覧され、わたしがどこに住んでいるかをずっと観察していたわけです。だからこそ、先ほどの封筒がわたしの手元に届いたというわけ。驚くのはここにとどまりません。

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調査・解析の方法
 (前略)調査は、放射線従事者中央登録センター(以下「中央登録センター」といいます)から登録番号、氏名、性別、生年月日等の情報の提供を受け、次いでこれらの方について原子力事業者等から住所情報の提供を受け、その住所地の市町村から住民票(除票を含む)の写しを取得することによって行っています。死亡が確認された方については、厚生労働省の人口動態調査死亡票と照合することにより、死因を把握します。また、調査対象者となる方の被ばく線量の累計(累積線量)は、中央登録センターに登録されている線量記録の提供を受けて計算します。
 収集した死因、被ばく線量情報等は、統計学的に整理し、解析します。解析する対象集団について、死因別に死亡率を一般の日本人と比較するとともに、累積線量の多少と死因別の死亡率との関係の有無の解析を行います。


 つまり、わたしが死亡すると、合法的に死亡診断書を第3者に有無を言わさず、見られることになります。さすがに、避難が殺到するとまずいと考えたのか、書類の別の場所には次のような法律的根拠が書かれていました。

(6)人口動態調査死亡票
 戸籍法の死亡届に基づいて市区町村長が作成した人口動態調査死亡票を厚生労働省が集計しています。この統計は統計法に他定める指定統計なので、本来の目的以外に使用することは原則として禁止されていますが、専門的な学問的研究であり、公益性が高いものについては総務大臣の承認を得ることによってその使用が認められています(統計法(昭和22年法律第18号))本疫学調査では志望者の死因を特定するために人口動態調査死亡票を使用することとしており、第II期調査(平成7年度〜11年度)においては総務庁長官(当時)に使用が認められました


 そして、これらの統計調査は拒否しない限り、同意したと見なされて、死ぬまで永遠に調査され続けるのです。なんと恐ろしい調査をやっているのでしょうか。そして、この調査は、現在ガラスバッジを持たされている子どもたちにまで、適応されるのは明らかです。なんという非人道的な国家なのでしょうか。このような研究まで、国民をモルモットにして実施しているにもかかわらず、ほとんどの人に自覚がない。なによりもそちらの方がわたしには恐ろしいです。


◆関連ブログ
フィルムバッジを持つということ(放射線管理の長い手)2011年06月25日
いずれどうせまた世界のどこかで起こるであろう放射能被害に備えて、健康被害の有無を含めた情報を蓄積しておくことは、人類への貢献(福島民報)2012年02月24日
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posted by いんちょう at 21:07| Comment(19) | 原子力
この記事へのコメント
こんばんは。

吉田所長は、食道がんがみつかる1年前の健康診断では、何も 問題は見つかっていなかったと報道されていました。

という事は、あの年齢(50代後半)での癌の進行の速さ。
放射能被曝により、血液の異常が起きるようですが、その影響で免疫力が落ちると、癌の進行も速くなるでしょう。

とにかく、70msvの被曝と食道がんの因果関係は無いと断言された事により、福島の人達が切り捨てられる事が心配です。
Posted by 大庭孝広 at 2013年07月10日 21:53
度々すみません。

ブログの内容とは関係ありませんが、
みなさんにも気を付けてもらいたいので
紹介です。

福島県での安倍総理の演説で、
主婦が持っていたプラカードが、警察権力で
強制的に取り上げられたというものです。
http://www.youtube.com/watch?v=nRpZiNR48Ds

主婦は、警察に嫌がらせをされるのではないかと、恐ろしくなって泣き出したようですが、おおげさだと思わないでください。
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/89619
の08:55〜です。

私は、北九州市のガレキ受入れに反対していて、産廃利権に絡む日本最大のカルト教団と、その手先である警察の嫌がらせを半年間の間、
猛烈に受けました。
オートバイに対する当て逃げ事件は、所轄警察に握り潰されました。

携帯のGPSで居場所も常に調べられ、両組織の「集団ストーカー」から逃れられませんでした。

この主婦は直感で恐しくなったのでしょうが、正解です。

警察は車のナンバーで、住所氏名携帯番号を調べて嫌がらせを行います。

皆さん。お気を付けください。

私は、一旦おさまっていた「集団ストーカ」が、参院選公示から猛烈に始まり、昨日はコンビニの駐車場で、隣の車の助手席の男にビールを足にかけられました。

怒って問い詰めると、やはり思っていたカルト
信者でした。(選挙戦必死のようです。)
Posted by 大庭孝広 at 2013年07月10日 22:49
>わたしの知らない間に住民票を定期的に縦覧され、わたしがどこに住んでいるかをずっと観察していたわけです。

高木仁三郎さんが著書の中で、原子力技術というものが決して間違えを起こしてはならないという前提に立った技術であることや、核兵器とつながっている技術であること、さらに放射性物質という危険なものを管理するという事から「必然的に管理社会を生み出す」という指摘をされていたのを思い出しました。
またフクシマ原発事故後に始まった、日本人への放射能人体実験と管理の効率を上げるために「マイナンバー制度」の関連法案が今年の5月に成立しています。更にクラウドコンピューティングによる大規模な個人情報の集積など、管理社会化が急速に進んでいます。そして与党は憲法改正によって通信記録などの収集と管理を合法化(憲法21条2項の改正)するつもりなのでしょう。
高木仁三郎さんは「民主的で健全な社会とは、自由でのびのびとした社会なのではないのか」と指摘しています。
それに対して、いまの政府がつくろうとしている社会とは国民に番号を振り当てて家畜のように管理する、民主主義とは真逆な社会なのではないでしょうか。

選挙前になると町内を「もし投票先が決まっていないならお願いします」と廻って歩く人たちが現れますが、震災前はこの人たちの行動に対して牧歌的なものすら感じることがありましたが、今では絶望しか感じません。C.G.ユングが集団心理の問題で「残念ながら、0に幾ら掛けても0は0にしかならない」と指摘していた事を思い出します。
Posted by 肝澤幅一 at 2013年07月11日 00:19
吉田所長に関しては、本当に発表通りの時日に亡くなっていたのだろうか?
と板垣英憲氏が述べていました。

発表のタイミングを図っていたのではないかと…
Posted by Cipher at 2013年07月11日 02:03
免震棟に退避してもまったく防げないのは中性子線。核爆発はなかったそうだから、免震棟にいた人に何の影響もないでしょう。なくなった方は、たまたま別のご病気だったとのこと。
そうでなければ、免震棟は小規模事故においても危険ということになります。
ベント行為=爆発となった原因に責任があるのは誰? やったら、あれ、吹っ飛んだ?と思ったのは誰?
どこが英雄? なんとも理解できない感覚です。

彼らより、こわれた原子炉の傍で頑張ってくれていた、東京消防庁ハイパーレスキュー隊の方々、自衛官のみなさん、とんでもない環境で片付けをしている作業員の方々がずっと心配です。東電の巻き添えじゃ気の毒すぎます。テレビには、この人たちが元気に活動している近況を是非伝えて頂きたいですね。

だれかが、所長に是非国民栄誉賞を、だって? つまらないおもちゃですが、気持ちを表すなら、この方達にあげるべきです。いくらなんでも、爆発した原発の所長に、じゃあるまいに。理屈が立たないぞ。勘違いをしてはいけない、
などと、勝手に思いました。
Posted by つきのわっくま at 2013年07月11日 02:03
植草一秀のブログで、
死んじゃったのは誰か?というタイトルの記事があります。
東電のテレビ会議において、吉田所長が、「水をいれらればいいとおもっているのか?ま、ま、まわりでみているんだぞ。まただれか死んじゃったらどうするんだ」というようなことをいってるそうです。

吉田所長には、事故原因について、国会などの公式な場で発言してもらうべきだったといわれていますが、ほんとうにその通りだと思います。

Posted by 吉田所長 at 2013年07月11日 07:52
「吉田所長が、どんなことをしたのか、どれほど困難な状況をカリスマでまとめていったのか」
「私たちは、事故当時に吉田さんが福島第1原発にいたことを感謝しないといけない」

貴方を含めて吉田所長を持ち上げるような論調が多いのには呆れるばかりだ。
世界史上最大最悪の災害を引き起こした原発の所長であった結果責任は問われなければならない。
兎に角日本人は情緒的でありケジメのない人種だ。
Posted by ラッキーモク at 2013年07月11日 08:12
ぶっちゃけ、吉田所長は、原発にやられて、食道がんになったんでしょ。今回の事故がきっかけにならなかったにしても、原発で長く働いていれば、こうなるのかと。原発周辺のガンの羅漢率が高いという事実は、定量的に出ているし、原発で長く働いた蓮池さん(お兄さん)だって、「職場が職場であった以上、自分は、そう先は長くないでしょうね。」とTVで言っていた。規制の事実なんですよ。吉田さんの場合は、あの事故で、さらに追い打ちをかけた可能性もあるし。東電の「原発事故による、食道がんの発生は、5年経たないと出てこない。」なんて、あまりにも、国民を愚弄した、子供だましで。
「人の生理学現象には、
 平均とバラつきがあるのを知らないのか?
あなたは、教育を受けた日本人か?」
と、罵倒&誹謗したいですね。
まさに、警告なんだろうし、
東北・関東は、これから、要注意ということなんでしょうね。
吉田さんが伝えたかったことは、
「こんな、自分のような
 死を伴うリスクがあるからこそ、
 日本&世界では、
 原発をやってはいけないんだ。」
ということだったのだと、思います。
ご冥福をお祈りします。
Posted by ちゃまいえ at 2013年07月11日 08:13
吉田所長には思うところ多々あり、どうにもコメントのしようがありません。

ただ、核の亡者共が彼を解剖しサンプルを採りまくってやしないか気になってます。
奴等なら、やりかねん。
Posted by 国を憂う at 2013年07月11日 20:59
山本五十六戦死も発表が遅れたが、吉田所長同じだろう。タイミングを見計らっていたのだ。右翼映画で国葬シーンがあったな。あれと同じ。当時もミッドウェイ敗戦を隠蔽していたのを彷彿させる。山本五十六も大和で出撃したのに敵前逃亡し後方で遊んでいたが、福島でも1シーベルトの中性子が放出され、作業員は敵前逃亡していたよ。戦艦を全て前線に出していれば米空母を撃沈できたのに、後方で将棋で遊んでいたが山本五十六と、中性子から逃亡し、海水注入を躊躇して爆発させた吉田所長は全く同じ。護衛艦もなしに丸裸の空母だけ前線にだして集中放火されて全滅したのと、10シーベルトまでは即死の危険性はないのだから特攻してでも海水注入すべきだったのも同じ。地震で制御不能になり中性子垂れ流しで全員逃げ出したが、後世ですら731部隊と同様右翼団体いちゃもんをつけてくるのだろう。戦艦がもったいない、と原子炉がもったいないといって捨てるべきときに捨てきれなかったのも同じ。1942年の繰り返し。で、大本営は米空母全滅と報道。当時の新聞記事は、ミッドウェイで検索すればでてくる。

それはそうと

ttp://www.springer.jp/news/20130416001047.php

相変わらず核による実験を続けているようだな。生物と地球を破壊してでも実験。成果は全世界に無料公開だそうだ。PDFでまとめて見れないのが憎い。タブレットで、閲覧しにくいだろ。
Posted by 現代の山本五十六 at 2013年07月12日 08:25
小野俊一様

いつも拝読しております。
さて、記事中の動画「'A2' (TRAILER予告編) thyroid cysts in Fukushima children」の作成者の代わりに、彼の友人としてお願いです。

上記URLを(もう削除されたようですが)、本来の作成者の以下ページに変更をお願いいたします。

http://www.youtube.com/watch?v=ZD9yGONdEUY&feature=share&list=PLpmdZYCRIZftUEoSU_dhFPyGWed2lYm2m

より多くの方々に観ていただければ、作成者も私も嬉しいです。
Posted by hatsuko at 2013年07月12日 09:53
ネットでは吉田所長暗殺説を書いている人もいますね…口封じだとか…
ならば、ヒーローとして大々的に持ち上げる理由も納得がいきそう
Posted by Cipher at 2013年07月12日 10:12
サザンの桑田さんも食道がんだったんですね。サザンは復帰しましたもんね。同じがんでも違うのかな?
Posted by 食道がん at 2013年07月13日 12:50
”合法的に死亡診断書を第3者に有無を言わさず、見られることになります。”

俺はもう歳だから棺桶に片足突っ込んでる・・とか、そんな冗談を言う人が居ますが、ABCCの標本の瓶に片足突っ込んでる状態みたいな・・、
それにしても引っ越ししても調査されてるとか・・もう怖すぎ。
Posted by 南部のアホな大阪人 at 2013年07月13日 16:02
吉田昌郎-Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%89%E7%94%B0%E6%98%8C%E9%83%8E

先ず、一人間の死に対し、哀悼の意を捧げます。

事故の核心を「知る=握る」人物が亡くなられたのは、今後、事故解明・責任追及においてマイナスだと、残念に思います。

wikiによりますと、治療をしながら回想録を書いて居られたとの事。
内容はともかく、是非公表してほしいと思います。

院長先生の思いは解りますが、やはり国家存亡の重大事故です。
事故解明どころか、誰一人責任を取らず、家宅捜索さえされていません。
どれだけ多くの国民が憤り、悔しい、辛い思いをされているかと考えます・・

私も告訴人に加わりましたが、「福島原発告訴団」(全国合計1万4586人)から「告訴」をされている点も忘れてはいけないと思います。

http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/2012/06/blog-post_12.html?m=0


原発事故後、アフターロックの会&元私設秘書松田光世氏が、「ウソとホント」を織り混ぜ、当時の最高責任者だった菅氏擁護をしていたのを思い出します。
責任を言わず、ヒーロー扱いする国民もおり・・私自身、不思議な気持ちになりました。
又、首相交代の最後まで、朝鮮学校無料化&再生エネ=(孫)利権に拘り、その後、「脱原発=カンバン」に衆議院選挙にて再選・・現在、責任(罪)は無かった=過去のもの?かのようになっています。

http://www4.atword.jp/copan/archives/205

現在、吉田氏=英雄視が話題になっていますが、
責任を問うべき人物を英雄視するのは、「真実の目=責任追及」を曇らせるものになるかと思います。
勿論、国、官僚、東電他、罪を問われるべき総ての人物に対してですが。

http://eikojuku.seesaa.net/category/12190894-1.html

勝手な個人的見解ですが、
欠陥原発(元GE 技術者が指摘)を、標高35メートルを10メートルまで掘り下げて「建設」したのが事故要因になったのではないかと思います。
勿論、平和利用の美名=原子力に狂い、導入・推進した者達が一番の犯罪者ですが・・


http://www.asyura2.com/11/senkyo113/msg/446.html

http://ww5.tiki.ne.jp/~people-hs/data/5569-2.html


国連とは・・
国際連合-Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E9%80%A3%E5%90%88

「国連=連合国」と理解した方が良いかと思います。
要するに、第二次世界大戦の戦勝国。
アメリカ・フランス・イギリス・中国・ロシア等です。

国連(連合国)=WHO = IAEA =IMF ・・
全てお仲間達。

〜戦後〜現在と、これらによる徹底した「日本破壊」&「ATM化」が続けられているのだと理解しています。

又、井戸川氏が個人でジュネーブまで出掛け、救済を懇願したにも拘わらず、先日、国連科学委員会が、「福島、被曝の影響なし」と結論。
通常、あり得ない事だと思います。

少なくても、戦後GHQ 主導で行われた東京裁判がどんなものだったか、現在どうなっているかをしっかりと考える必要を感じます。

http://www.jyai.net/military/data-03/19460119_Tokyo_saiban.htm

http://www.ihope.jp/denial.htm

http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4864102392/ref=redir_mdp_mobile

私自身、日本の現状に非常に続い危機感を感じています。
日本は余りにも平和ボケし過ぎるのではないかと・・
危機を煽るつもりは、毛頭有りませんが、福島原発・再稼働問題他様々な課題があり・・今後の、日本の未来を憂いています。
Posted by 思考 at 2013年07月16日 02:22
 まず食です。今食糧自給率は4割しかありません。中国、インド、アフリカ、中東、南米など人口が急増して、食糧危機が予測されています。それなのに自民党は減反政策でのん気に農耕地を減らしてきた為に自給率が減少しているのです。これからTPPでさらに2割に食糧自給率が減ると予測されています。自給率を上げて食糧供給の安全を計る時代に突入してきているのに、これでは政策が反対です。大変危険な事態に陥る可能性があります。減反政策をやめて、食糧自給率を増やす様に国内農業を支援しましょう。

 次に人です。小泉竹中改革の市場原理主義の導入で、正規社員の首が切られ、労働者の3人に1人が正規社員で無くなりました。あれからさらに増えて、今なんと4割の人が正規社員で無いとの統計が出ました。つまり容易に首が切られ、退職金も年金も少ない人が労働者の4割にまで増えているのです。これは生活不安の元となり、さらに社会不安をまねく事が危惧されます。会社が労働環境に責任を持つ様に、正規社員が増える様に労働法を治しましょう。

 今中国や北朝鮮との緊張が高まっています。中国の暴動では、日本企業が何百億円もの被害を受けました。しかし、また大東和戦争の様に、中国と戦争するのでしょうか、そして破壊をして甚大な被害を受けるのでしょうか。どこかでよく聞く様に歴史は繰り返すといいますので、そうなりかねません。原水爆のある今日、もう戦争はできないのです。ならば近隣の国々との交流と外交と交易を盛んにして、話し合いで危険の種を取り除いておきましょう。

 そしてエネルギーです。原発で吉田所長が2年でガンで亡くなりました。チェルノブイリでは司法取引で死刑囚が働かせられて多くは3年でなくなりました。3マイル島事故から34年以上経つのに、強い放射線下で誤作動無く動くロボットは開発されておらず、福島第一原発の事故でもロボットの投入はできませんでした。放射能に強いロボットは無理なのかもしれません。事故が起きると福島原発事故ではもう手が付けられずに4つも原発がたて続けに爆発したり燃えたりしました。これでは原発事故処理作業員はていの良い死刑囚です。チェルノブイリ事故の最大ガン発生年月は14年でした。ウクライナでは5100万人いた人口が4600万人まで1割近くも減少しています。周囲の国家に与えた損害は非常に大きなものとなっています。

 参院選はどこに入れるとより良いのでしょうか。人が生きるには生活の安定が必要ですが、雇用、人材、食糧、エネルギー、安全は欠かせません。古い考え方を改めて、新しい方法を導入する必要があります。新たな太陽電池や風力発電や地熱発電、高温岩盤発電、小水力発電、潮力発電、波力発電、海洋温度差発電、ボトリオコッカス燃料、オーランチオキトリウム燃料、アポロ・ポセイドン計画、ニューオーシャン計画、ラピュタ計画、鉄理論、ミドリムシ燃料、ミドリムシ食品、ハイポニカ農法、フィルム農法、iPS細胞による創薬や再生医療、抗ガン幹細胞創薬、老朽化したインフラの改修、など新たな方法で、雇用、人材、食糧、エネルギー、安全の確保を行って行く必要があります。これらを推進するのは、どこの党でしょうね。
Posted by 地下水 at 2013年07月21日 16:51
先コメント、訂正させて頂きます。

元私設秘書→元政策秘書
欠陥原発→欠陥原子炉
非常に続い→非常に強い

大変失礼致しました、


記事とは関係ありませんが、日本の食糧自給率について、気になっています。

カロリーベース→39%(2010年)となっていますが、世界基準の生産高ベースで見ますと→69%になります。

http://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1205/spe1_01.html

http://www.maff.go.jp/j/tokei/sihyo/index.html

食糧自給率を、わざわざ低く公表しているのは、農水省の省益拡大=利権によるものとの事です。
実際、自給率4割だとするとスーパーに輸入食材が溢れている筈ですね。
本当に、何から何まで嘘(=詐欺)ばかりなり・・
国民は、このまま搾取され続けて良いのでしょうか。

http://charger440.jp/kakari/vol61/01.php
Posted by 思考 at 2013年07月28日 22:46
もう、輸入食材しか食べることを、躊躇しなければならなくなっていませんか。ベクレルフリーで、しかもお安いてなこともでてきます。関税かけられて、多少割高でも、輸入品を選ぶ。一次産品に関しては非関税障壁の撤廃なんて必要なくなっちゃう。ガンが怖いから、「持病があっても入れるガン保険」が大いに売れる。地震と津波は天災です。被災地の方々は本当にお気の毒です。でも、その後に起こったことは本当に100%天災に起因するものだったのでしょうか。
Posted by 吾妻栄恵 at 2013年09月21日 07:02
がん登録推進法案
法案は、がんと診断された患者について診断した病院に▽氏
名▽性別▽生年月日▽住所▽がんの種類や進行度、発見の経
緯▽治療内容−−を届け出るよう義務づける。情報は国立がん
研究センターに設けるデータベースに蓄積する。データベー
スは市町村からの死亡届とも照合して更新する。
http://mainichi.jp/select/news/20131016k0000m010150000c.html

ついにきましたね。
放射線業務従事者から全国民へと疫学調査対象者を拡大する
ようです。原発事故当時、東日本在住者はさらに調査を付け
加えたり、他地域との比較をするのは間違いないですね。
他地域の場合、原発事故当時の住民票がどこにあるのかでふ
るいにかけるのでしょう。

このタイミングで、超党派の法案を装うなんて相変わらずの
悪知恵が働く官僚達ですわ。
Posted by coralocean at 2013年10月16日 04:13
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