タンク汚染水漏れ レベル3に引き上げへ 規制委、評価見直し2013年8月21日

東京電力福島第一原発のタンクから三百トン(東電の推計)の高濃度汚染水が漏れた問題で、原子力規制委員会は二十一日の定例会で、国際的な事故評価尺度で下から二番目のレベル1としていた暫定評価を、レベル3に二段階引き上げる可能性があるとの見解を示した。
規制委は、汚染水にベータ線を出す放射性ストロンチウム90(法定基準は一リットル当たり三〇ベクレル)などが一リットル当たり八〇〇〇万ベクレルと、放出が認められる濃度限度の数百万倍に達する極めて高い濃度であり、三百トンの漏出量から数千テラベクレル規模(テラは一兆)の漏出があると推定。規制委事務局は放射線の管理上、レベル3の重大な汚染に相当するとしている。
汚染水漏れが発覚した十九日の段階では、漏れた汚染水の量がはっきりしなかったため、規制委は暫定的にレベル1と評価していた。その後、東電が漏れた量を三百トンと推定したことから、評価を見直すことにした。
ただし、国際基準は通常の原発での事故を評価対象にしている。すでに福島第一原発事故自体は最悪のレベル7と認定されており、それに関連して起きた今回のタンク事故を個別に評価することが適切なのか、基準を所管する国際原子力機関(IAEA)に確認するとしている。
私は今まで汚染水問題は、ほとんど取り上げておりません。格納容器は損壊しておりますし、その復旧の見込みもなく、さらに地下水が流入する状態で汚染水の処理などとても無理だからです。そもそも、放射性廃棄物はどこへ-フランスで描かれているとおり、汚染水(放射性廃棄物)問題で苦しんでいるのは、日本だけではなく、どこの国も解決法も持っていないのです。この汚染水の生成を止める方法はないどころか、増量しているのですから、タンクを増やすことは、たんなる姑息的な収束方法に他なりません。東芝のサリーだかなんだか、がきちんと稼働するのなら、今頃輸出をしてハンフォードや、フランスの汚染水を処理させていることでしょう。ひとたび作り出すと人の手に負えないのは、もう60年以上前からの核先進国にとっては常識なのです。(鳴り物入りで押しつけられたアレバの放射能除去装置も役立たずだったことはもはや明らか)
ところが、大和魂を持つ日本人は全然違います。
読売も連日1面で福島原発の放射性物質含有水の恐怖を煽っている。それらの人体・動植物影響に詳しい放射線医学者の科学事実は全く載せません。事故後の推定総排出量である30兆ベクレルは1トン以内の水に全て含有されて1日以内に全量が流出しなければ何の問題もないというのが放射線医学知見です
— 田母神俊雄 (@toshio_tamogami) August 22, 2013
まあ、これだけでも噴飯物ですが、更に上を行く、菊池誠大阪大学サイバーメディアセンター教授がいました。

履歴
東北大学理学研究科物理学専攻博士修了、理学博士(1986年) 論文名は「モンテカルロ法による臨界現象の研究」[4]。
大阪大学理学部物理学科助手
大阪大学大学院理学研究科助教授、教授を経て、2000年より現職。
主な業績 蔓延する疑似科学の危険性に警鐘を鳴らし、科学啓蒙に尽力。
履歴に不自然な点が見えます。大学名がどこにも見当たらないのです。この大学院のみの経歴が書かれているのは、稲恭宏先生とおなじですね。
「汚染水を海洋投棄すると広く薄く拡散するのか?」のコメント欄開放まとめから
放射能汚染水だって、タンカーみたいなもので運んでいって海に薄ーく広ーく撒けば、害はまったくない。それができないのは、やってはいけないことになっているから
— 菊池誠 (@kikumaco) August 1, 2013
Cs137が1gあると、だいたい3テラベクレル。とんでもなく多い。もしそれがコップ一杯の水に溶けているとして、10倍に薄めることを30回繰り返すと、コップ一杯の水にCs137は1原子も含まれなくなる
— 菊池誠 (@kikumaco) August 1, 2013
やってはいけないからやらない。裏を返せば、「法律違反じゃなければ、何をしてもいい。」と言うことです。なぜ、海洋に汚染物質をばらまくことが、禁止されているのかはわかっていないんでしょうね。法律に決まっているから・・なんと薄っぺらい理解なんでしょう。10倍希釈を30回繰り返すこと自体はそれほど大変ではない
— 菊池誠 (@kikumaco) August 1, 2013
まず薄めれば大丈夫ということについては、
樽いっぱいの汚水にスプーン一杯のワインを注ぐと、樽いっぱいの汚水になる。樽いっぱいのワインにスプーン一杯の汚水を注ぐと、樽いっぱいの汚水になる(ショーペンハウエルのエントロピーの法則)
という言葉をおくります。まあ、その程度のワイン、味の違いは全くわからないと言うでしょうが。
また10倍希釈を30回繰り返すことは「大変ではない」ときいて、わたしは、次の曽呂利新左衛門(そろり しんざえもん)の逸話を思い出しました。
むかし、曽呂利新左衛門(そろりしんざえもん)という人がいました。豊臣秀吉のおそば近くで、話し相手などをつとめていました。たいへん頭のいい人だったそうです。ある時、秀吉はたいそう新左衛門をほめて、ほうびを与えることにしました。ところが新左衛門は大金などほしがらず、お米を1粒ほしいと言いました。ただし、きょうは1粒ですが、明日はその2倍の2粒、3日めはさらに2倍して4粒…というように毎日2倍して、一ヶ月間続けてほしいと言うのです。なんと欲のないこと!! 秀吉はとても喜んで、その申し出を受けいれました。ところが! 日を追うごとに秀吉が新左衛門にあげなければいけないお米はどんどん多くなっていきました。10日めには512粒。15日めには16384粒。20日めには524288粒。このままいくと約束の30日めのお米は536868864粒で、1日めから30日めまであわせると、米俵で450俵、石高で180石になってしまいます。(6万粒で1升という計算です。)ちょっとしたほうびのつもりが、こんなにたくさんのお米をあげることになってしまうとは!! 気づいた秀吉は新左衛門にあやまって別のほうびに代えてもらったということです。
これは、1粒のお米も毎日2倍にすることで、一ヶ月後にはとても大きな数になる事を新左衛門が知っていたからできたことです。「等比数列(とうひすうれつ)」という考え方を利用しているのですが、みなさんも高校3年生くらいで勉強することになるはずです。
が、ぱっと私などはぱっと頭に浮かびますし、あるいは、有名な次の話
新聞紙1枚を半分、また半分と折り続けると月まで届く程の長さになると聞きました
一枚の紙を半分に折ると厚さは2倍に、
もう一度折ると、4倍に、と増えていきます。
折った回数Nとすると、2N倍になります。
元の紙の厚さを0.5mmとすると、N回折った時の厚さは
2N×0.5 mm です。
月までの距離を38万km(3.8x1010mm)とすると、
38x104x106=2N×0.5
N=35.1
36回折れば届くことになります。
ということは、理系文系に限らず、倍々する恐ろしさとして知っておかねばなりません。では、菊池誠が言うように30回10倍希釈を繰り返す−しかも簡単らしい−とどうなるのでしょうか。
もとを1ccとしますと、最終時に必要な水の量は、1030ccとなります。(全体を合計すると1031-1 ccですね。-高等学校の知識)
海の水の量
地球上にある水の量は、すべてをあわせると14億km3にもなります。そしてその97%あまりが海水で、およそ13億5,000万km3になります。ですから地球上の水のほとんどが海水といってよいでしょう。海を面積でみるとおよそ3億6,000万km2になり、地球表面の70%です。海の水の量や成分は、20億年ほど前からほとんど変わりがありません。
14億km3=1.4x109km3
=1.4x109x109m3
=1.4x1018x106cc
=1024cc
だいたい、1024ccの水があるわけです。つまり、菊池誠氏がいうところの簡単な10倍希釈30回というのは、地球上ではもはやできない希釈というわけで、このような人物が「デマ科学を撲滅する」として、マスコミに出ているのですから、日本の「科学」レベルが良くわかろうものです。
先ほど紹介しました、「汚染水を海洋投棄すると広く薄く拡散するのか?」のコメント欄開放まとめのリンクを見ますと、あーいえば、こういうで全く議論がかみ合いません。全く、文系の人間は、なぜこうも数字を理解できないのか。と、ぼやいたところ、「理系、文系は関係ありません。こんな人物は、痴系と言ったください。」と言われてしまいました。こういう輩が、公衆プールの中で平然とおしっこをするのでしょう。「薄まるから全く問題ないと言って」
それにしても、高校3年生レベルの知識を持たない「理系」大学教授って、一体何者でしょうか。
◆関連ブログ
1億ベクレルのセシウムが海水に漏えいし続けるフクシマ2013年07月23日
放射性廃棄物はどこへ-フランス2013年08月22日
=1.4x10<sup>9</sup>x10<sup>9</sup>m<sup>3</sup><br />
=1.4x10<sup>18</sup>x10<sup>6</sup>cc<br />
=10<sup>24</sup>cc
先生の換算式、難しいので書き換えてみましたが
うまく表示されるかな?
うまく表示されたらお慰み♪
ここまで桁数が大きくなると正しいのか間違っているのか
判らなくなりますね。
一億ベクレルなんてこかれてもピンときませんよ。
さくらのブログはこの程度でしたか!
致し方ありません。
>「等比数列(とうひすうれつ)」
我々の世代だと、「ドラえもん」のバイバインのエピソード(まんじゅうをバイバインなる液薬で増やしていく)で、それを知りましたねぇ。
ところで、汚染水問題を含めた福1事故の収束に関してですが。
かつてのチェルノブイリ事故では、旧ソ連が、いかにも共産主義国家らしい、目的達成の為には国民の犠牲は厭わない、という方針で、被曝の事などほとんど無視しつつ大量の人員を投入して、短期間で事態を収束させてしまいましたが、実はそれくらいでないと、原発事故を比較的短期間で収束させるなんて不可能なのではないでしょうか?
どの道この先、福1事故の収束の目処が付かず、汚染だけが世界的規模で広がっていく・・・なんて事態になれば、それこそ国際社会が黙っていないでしょうし。お前達日本が起こした事故なのだから、早く解決しろ!自分達の多少の犠牲は厭うな!!世界を救う為だ!!!くらいは言われるでしょうね。
ただ、政治家もマスコミも、言いだしっぺの責任を問われるのを恐れて、誰もその事を言いませんけど。
田母神氏も、下手に安全神話を広めるより、福1事故収束のためには人員が、それも己の犠牲を覚悟した者が必要だ、その為に若者よ、皆死んでくれ、くらい言ってみたらどうでしょうか?
元軍人なんでしょ。
たとえ福1事故が、実は人類の手には負えないレベルの物だったとしても、だからといって、このまま手を拱いているわけにもいかないでしょうし。
それこそ日本の、しいては世界の滅亡に繋がりますよ。
総量は変わらないのにね
しかも実験室のビーカーのように掻き混ぜることもでき無いのに
途中で海洋生物にどう影響あるのか・・・
うろ覚えで間違ってるかもしれませんけどネットのどこかで2000日位でアメリカの海の方に溜まるとかシミュレーション有ったと思いますが・・・
もう海外の原発ムラ以外の人から嫌われて日本は排外対象にされていくんでしょうかねぇ
人・物・企業全部拒否
チャイナフリーの強烈番とかなければいいのですが・・・厚顔無恥を放置すると普通に叩かれていくでしょうね・・・
一回では全く体に影響無い薄い汚染食べ続けるとどうなるのか・・・
安全と発言した人の一族でぜひ食べ続けて下さい
弁護士立会いで検尿もぜひどうぞ〜
ところで「はだしのゲン」の閲覧規制、怪しげな経緯を辿っていますね。
下記の記事をご参照下さい。なんか浅はかな人間の集まりのようです。
http://www.tax-hoken.com/news_aOyYH1dW1y.html
“福島第一原発からの海洋に流れ出た放射能汚染水は、それほど薄められることなく、太平洋に「海のホットスポット」を作ってしまう、と各国の科学者が結論付けています。彼らは、日本の政治家、官僚、学者たちを、密かに「無能のグス」だといい始めています。 世界中から日本に対する怒りが爆発するでしょう。”
“今でも、「薄まるから大丈夫」と言い続け、魚を食べよう、と国民に呼びかけている官僚、政治家は、国際社会の一斉告発によって、国際法廷に立たされる日が来るかもしれません。国民は、彼らが犯した「未必の故意」のために莫大な損害賠償金を両肩に背負わされるかもしれません。”
全文
http://financegreenwatch.org/jp/?p=35244
個人的には安倍首相の国民に対する“ネグレクト”を是非国際法廷で裁いてほしいと思っています。真の意味での民主主義が根付いていない日本は、「外圧」でしか変らない国。痛い目にあわせないとヤツは目を覚まさないかと思います。人の命を奪うという点では、戦争も放射能も一緒です。
ちなみにご存知のようにアメリカのブッシュ元首相やラムズフェルド元国防長官はイラク戦争の件で、今でも国外に出ると逮捕される可能性があるので外国旅行ができない状況にありますね。
もはや国際的に「無能のクズ」とのレッテルを貼られているようです。自虐的日本人論なんてレベルじゃあもうないんです、ニブイ国民もかなりいるようですので(笑)。
これが科学的ではないと言っているようだ。「モラル・ハザード」である。
彼は「安全になるまで薄めたら、安全になる。」これが科学だといってる。トートロジーであり、否定できない。証明された事実と思い込む者もいる。だまされてはならない、仮説にすぎない。
↓こういうものが出来たそうで。
一般廃棄物焼却設備の飛灰除染一貫処理システムを開発
〜放射性セシウムを除去して8,000Bq/kg 以上の廃棄物を大幅に減量〜
http://www.kobelco-eco.co.jp/topics/news/2013/20130806.html
******************************
株式会社神鋼環境ソリューション(本社:神戸市中央区、社長:重河和夫)は、独立行政法人国立環境研究所資源循環・廃棄物研究センターから研究委託をうけた福岡大学と共同で一般廃棄物焼却飛灰から放射性セシウムを除去し、管理型処分場に埋め立て処分可能な8,000Bq/kg以下に除染する一貫システムを開発しました。
******************************
↓これが原因で手を出したんでしょうか。
http://toyokeizai.net/articles/-/12765
******************************
神戸製鋼所は同日、第3四半期(12年4〜12月期)決算を発表(中略)13年3月期は最終損失300億円と、大幅な赤字となる計画だ。配当も10年ぶりの無配とする方針。
******************************
菊池誠阪大教授は、昔から怪しい学者として見ています。放送大学やNHKに出演していますから権力側の御用学者だと思います。
同類の仲間学者達がネット上に居て、自分達と異なる意見でも主張しようもんなら皆で執拗な個人攻撃を展開します。
意見の合わない主張であれば個人攻撃するよりも代案で示せば良いと思いますが、代案を出さず批判だけです。この連中を相手にするより無視するに限ります。
ちなみにホメオパシーというのは、「極度に希釈した成分を投与することによって体の自然治癒力を引き出すという思想に基づいて、病気の治癒をめざす行為。同種療法、同毒療法、同病療法と呼ばれる場合もある。」(Wikipediaより)。
放射能を思いっきり薄めて飲めば次第に放射能耐性がついてくるとでもいうのでしょうかね。おいおい文部科学省サンよ、こういう人を大学教授にしておいて大丈夫ですか。文部科学省の大学教員資格審査では研究上の知識・能力・実績が審査基のほとんどを占めているそうですが、博士号の粗製乱造といわれて久しい日本では、そろそろ教育上の能力とか社会常識なども加味したほうがよろしいのでは。
そして、現時点での汚染水の希薄化は、海水総量をもってしても菊池の違法行為のトンデモ仮説、30回の希薄化は不可能であるということ。
先生、応援してますよ!
世界各国が深刻な状況と捉えている中で、一番呑気に構えているのが当の日本人だという事実…。
そのうち中国人と同じように、「日本人」と言うだけで海外でバカにされるようになるのでしょう。
もともと、学問が解っていないのか?
それとも、庶民を、騙したいのか?
こんな人が、大学の教授なんて
なんか悲しくなりますね。
あのー。おそらく”「薄まるから大丈夫」と言い続け、魚を食べよう、と国民に呼びかけている官僚、政治家”は国際的な”原子力マフィア”の一部なんで…原子力マフィアが潰れない以上、身分の安全は保障されると思いますよ。
チェルノブイリだって未だにバンダジェフスキー教授の研究論文は国連で一切、認められてないし、スイスのドキュメンタリーで今のロシアの原子力の権威を持った教授は一切、バンダジェフスキーを認めていません(名前忘れました)…未だにロシアに原子力マフィアがべったりと張り付いているのが実態です…プーチン政権でも…
前にも書きましたが山下俊一なんか”2013年3月11日に米国放射線防護・測定審議会でSinclair基調講演を行ったが、これは放射線防護の分野において、 ノーベル賞に匹敵するといっても過言でない栄誉であるといわれている”ですから…
>真の意味での民主主義が根付いていない日本は、「外圧」でしか変らない国。痛い目にあわせないとヤツは目を覚まさないかと思います。人の命を奪うという点では、戦争も放射能も一緒です。
…情けない…真の敵は国際マフィアだというのに…「外圧」に委ねるということは国際マフィアに委ねるということになります…チンピラ退治するのにヤクザの親分に頼むようなもので…そんなことしたら、チンピラ以上に酷い目にあうことになります…
はっきりいって日本がこんなに”原子力国家”になったのは「外圧」に迎合したからですよ…
もっと言えば、そもそも外圧に頼らなければどうにもならない国なんて…”独立国家”を放棄する発想です。
その属国意識こそが、こんな事態を招いたのですよ。
そもそも日本は敗戦国としてアメリカの属国としての道を歩んできたようなものですから、いったいいつ真の意味での「独立国家」だったのですか?「ノーといえない日本」なんて有名な文句もありましたよね。
問題の本質からどんどん逸脱していくようなコメントに対するコメントには皆さんくれぐれも注意いたしましょう。
福島から汚染水が地球規模で垂れ流されているなかで、地球上の生命を守るにはもはや日本もアメリカもイギリスもフランスもない。世界中の技術を総動員して解決しなくてはならないのが今。しかも原子物理学だけでなく、土木建築のような様々な技術が関係している。だからこそ無策、無関心の事故当事国の安陪首相に世界からプレッシャーをかけてほしい、そいいう意味で「外圧」という言葉を使ったのに。
しかしふと考えると、まさにCipherさんのような日本人が汚染水問題の解決を遅らせているような気もしてきました。独立国としてのプライドもけっこうだけど、自意識過剰では解決に結びつきません。「日本よ、国際社会に早くSOSを出せ」という海外からの呼びかけも無視し、「独立国のプライド」で不都合な事実を2年間隠し続けここまでグチャグチャにしたんでしょ。
激怒しているのはほかでもない国際社会。生命の危機のために一刻一秒を争って解決しなくてはいけないこの時期に、原子力マフィアだの属国根性だの言っている場合ですか〜。こういうのが危機意識のない日本人の典型かもしれませんね。的はずれもいいところ。
どのような理由であっても、けんか両成敗とせざるを得なくなります
もう喧嘩はしません(笑)!
でも海外からの非難が殺到し、国連海洋法条約やロンドン条約などの国際条約違反による国際法廷裁判なんて言葉も飛び交うようになったせいか、昨日やっとやっとやっと日本政府が直接関わることを表明しましたね。やっぱり外圧の効果?
茂手経済産業省長官が今までの東電のやり方は「モグラ叩き」と認めたことを、外国メディアも‘whack-a-mole’と忠実に表現しています。
8月27日付 Bloomberg
http://www.bloomberg.com/news/2013-08-26/tepco-s-whack-a-mole-means-government-takes-over-in-fukushima.html
8月26日付 日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS26027_W3A820C1MM8000/
これで安陪首相の責任が国際的に宣言されたようなもの、あとは結果を出していただくだけです。安陪さん、もう逃げられないよ!
と、我々が政府や東電、そしてそれらの走狗である御用学者や御用医師を叩いている今の状況は、ある意味幸せなのかもしれませんね。
個人的に、ぼんやりとですが、不安に思っているのは、政府がこの先、実は福1事故が収束するのが大変難しい状態である事を認めた上で、それでも全世界のために何が何でも収束させねばならないと、その為の作業員として、国民の徴発、動員を決定、なんて事態になったら・・・。
もしそうなったら。
正直自分としては、自分が望んだわけではない原子力発電を勝手に推進した上に、このような大惨事を起こした奴らのために、己の寿命を差し出すのは怒り心頭であるし嫌である。しかし、福1事故が他ならぬ日本で起こってしまった物である以上、我々日本人が、己を犠牲にしてでも収束に全力をあげなければならないではないか?とも思うし。国際社会には、知恵を請えても作業員まで当てにするのは無理でしょう。第一、作業員まで他国任せというのは、厚顔無恥過ぎると思いますしね。
今のところ、日本政府は全世界を相手にして嘘をつき通す方針のようだから、我々も批判者でいられる。しかし、もしこの先、我々の言い分を国が全面的に認めざるを得なくなった反面、他ならぬ我々自身が、日本人として、福1事故の収束作業に参加しなければならなくなったら?
各々色々考えて、覚悟しておいた方が良いと思います。
すみませんでした。別に喧嘩するつもりではなかったのですが…私の方には常に”原子力マフィア”の外圧の方が頭にあり、”外圧”というと、こっちの方を条件反射的に考えてしまいました。
ただ、↓の文章に関しては少し反論させてください
>独立国としてのプライドもけっこうだけど、自意識過剰では解決に結びつきません。「日本よ、国際社会に早くSOSを出せ」という海外からの呼びかけも無視し、「独立国のプライド」で不都合な事実を2年間隠し続けここまでグチャグチャにしたんでしょ。
だから独立国じゃないからプライドとかないのですよ。自意識すらない。海外からの呼びかけよりも”原子力マフィア”からの恫喝を優先する。
その恫喝が僕の言うところの”外圧”なのです。
>しかしふと考えると、まさにCipherさんのような日本人が汚染水問題の解決を遅らせているような気もしてきました。
アムステルダムさんがどう考えるかはご自由ですが、自分にそれだけの権力や実力があれば、もっと問題解決に動けたのに…と忸怩たる思いは常に持っています。
>福島から汚染水が地球規模で垂れ流されているなかで、地球上の生命を守るにはもはや日本もアメリカもイギリスもフランスもない。世界中の技術を総動員して解決しなくてはならないのが今。しかも原子物理学だけでなく、土木建築のような様々な技術が関係している。
これには全面的に同意します。
福島事故が起きた時に真っ先に動いたのがアレバ社です。
サルコジ大統領まで来日させて汚染水処理施設を約束させてしまいました。
1トン 2億円の契約で。
http://www.asyura2.com/11/genpatu11/msg/501.html
しかも、その施設は全く役に立たず、結果的に日本の技術で造った汚染水処理施設”サリー”がなんとか役に立ちました。
僕の頭の中には過去の↑があって、”国際的な圧力”というものに疑問を抱くのです…少なくとも”善意”だけと考えると大きな損失を抱えることになってしまいます。注意深く検証する英知は持っていてほしいです…性格悪いと思われようと。
それが、”騙されない”ために必要なことですから。
結局、事故を終息させる。全人類のために 或いは日本の責任を追及などと言って単なる自分達の金儲けといった結果に終わるかもしれないのです…果たして今の政権に真偽を見分けるだけの慧眼の持ち主がいるかどうか…
世界はハゲタカだらけ…結局、青い鳥は日本にいたなどということにもなりかねない。
福島原発を売り込んだGEもアレバも、東電社員を部屋に連れ込み監禁して無理やり購入申込書に署名させたわけはなく、しかるべき手続きを踏んで購入されているのですから、そこには必ず日本側の「意思」や「決定」が介在しています。
今現在東電(or 日本政府)がアレバを告訴したというニュースは聞いてませんから、明らかにそのような購入契約を結んだ日本側の甘さが原因だと理解しています。GE製原発も然り。
東電は、いずれは海に流せばよいと考えていたように
思われますね。
東電の幹部は、理系の人でしょうか。汚染水がどうなるとか考えていないのでしょうか。
批判するならもう少し読み込んでからにしましょうよ。
纏めを見てきたけど、10倍にしたらそこから1/10を取りだし、また10倍を繰り返すと書いている。
骨髄反射の批判の為の批判になってますよ。
あなたは詐欺にひっかかりやすい体質ですね。
コップ一杯というロジックにみごとにひっかかってます。
「総量」という概念を持つことをおすすめします。
最初のコップ一杯はまんまの汚染されたものです。
あとのコップ一杯は皆さんが書かれているように、膨大な量の中のコップ一杯分。では掬われなかった後の分はどこにあるのでしょうか(笑)。
そんなんで「10倍希釈を30回繰り返すこと自体はそれほど大変ではない」ってドヤ顔で言われても(失笑)
菊池センセイって、もしかしたら、ではなく、真性の馬鹿だと実感しました。
大橋大先生の原子炉は1億年に1度くらいしか事故はない。絶対安全と同じレベルの御用ですね。安全を証明するなら、一億年といわず1万年でいいですから絶対劣化しない原子炉を作ってほしいものです。
菊池センセのような論理性の欠落した人が「ニセ科学」なんて言うのをちょっとは信用していた黒歴史が(悲笑)
つっこみ。この法則では反論にならないです。濃度の問題だから。
Cs137が1gあると、だいたい3テラベクレル。(約3兆ベクレルの放射性物質)
放射性セシウムの暫定基準値は10ベクレル/リットル(≒kg)
http://www.mhlw.go.jp/shinsai_jouhou/dl/20130925-1.pdf
Cs137 1gが海に流出したとして、10ベクレル/リットル以下の基準値に収まる為には3000億リットルの水が必要になる。
さて、地球上にどれくらいの水があるでしょう?
答え: http://www.kaijipr.or.jp/mamejiten/shizen/shizen_7.html
bit.ly/1tWzCEW