Allowable Lifetime Dose applied to Australian Fallout Mapの抄訳
オーストラリアでは、イギリスが12回の核実験を行った。そのうち9回の実験に関して、オーストラリア政府が降下物マップを公表している。

その9回分の地図を合成した。ほぼオーストラリア全土が汚染されていることが一目瞭然である。
もちろん、実験と実験の間にはある程度の期間があいており、放射性物質が崩潰していることを考えれば、厳密な放射線量を記載した地図を作製することはできない。しかし、参考にはなるだろう。

合成汚染マップの見方
黒: 非常に高い生体蓄積(の懸念がある地域)
濃い灰色: 高い生体蓄積(の懸念がある地域)
灰色:生体蓄積(の懸念がある地域)
灰色がかった白: 直接的な生体蓄積がない地域
さて、ガブリエル計画(注:サンシャイン計画の前の呼称)の目的は、以下の通り。
「ガブリエル計画
ガブリエル計画の目的は、戦時における核爆発による降下物の放射性毒性を評価することである。
核爆発により生成する破片の総量、および、世界規模の試験調査において粘着紙に吸着した降下物の総量とを比較した。
粘着紙の正確性は、おそらく50%未満だろうが、[この報告または地図作製において、] 粘着紙の正確性は100%とする。
(注意)オーストラリアの降下物データは、粘着紙法を用いて作成した。上記報告書において、オーストラリア人の降下物への被曝量はおそらく50%以上低く見積もられている。)」
つまり、オーストラリア政府が発表した放射線量マップも、初めから5割以上低い見積もりに基づいて作成されたものである。よって、合成汚染マップも実態より甘いものである。
話は変わって、ストロンチウム90の怖さのみが喧伝されているが、ストロンチウム89も実は危険なものである。ストロンチウム89は、半減期が短いので、すぐに安定したジルコニウムに変わる。そのため、ストロンチウム89に被曝して間もなく病気になったとしても、病気の原因がストロンチウム89ということは言いづらい。ストロンチウムはいわば「消える弾丸」である。
ポール ラングレー氏は、オーストラリアの著名な反核運動家です。同氏は、英仏の核実験によるサウスオーストラリア州の汚染を調査するために、同州水道局に対し、貯水池の放射能汚染測定記録を請求されました。
以下、
My Story Radiac – A Trail of Evidence by Paul Langley
より、サウスオーストラリア州水道局とのやり取りおよび証拠隠蔽の疑いに関する箇所を抜粋訳のうえ、再構成したものです。
1996年2月16日、私は、サウスオーストラリア水道局のチーフエクゼキュティブのフィップ氏から書簡を受領した。書簡に添付されていたのは、1966年から1995年までのすべてのサウスオーストラリアの水道に関する放射能測定記録表であった。1952年から1965年までの測定記録表はなかった。
記録がなかった時期というのは、イギリスの核実験の期間(「小規模な実験」と言われる兵器安全性試験も含む)に対応する。
私は、サウスオーストラリア州水道局に失われている記録に関して問い合わせの手紙を書いた。そして、1996年5月15日、フィップス氏から回答を頂いた。「すべての存在する放射線に関する記録は、2月にお送りしました。」つまり、サウスオーストラリア水道局は、それ以前の測定記録については知らない、と示唆しているのだった。
しかし、我々は、以前にも水の放射能測定が行われていたことを知っている。核兵器試験安全委員会の委員長であるティタートン教授が、1960年代初め科学雑誌において、何回かの水質検査の結果に言及していたからだ。データを入手できなかったとしたら、ティタートン教授の論文は、研究者からどのように評価を受けていたというのだろうか。
ヘレンカルディコット医師は、太平洋でのフランス核実験による放射性降下物に関する水質データを探し求め、ようやく入手したとのことだった。しかしながら、ツーン氏は、特定の秘密報告書を探し求めていたのである。
[訳注:ツーン氏というのは、オーストラリア アトミック ソルジャーの会の会長さん。]
州政府は、サウスオーストラリア水道局をイギリスとフランスの共同事業体に売却することで民営化した。1995年11月2日、私は、当時の社会資本整備大臣であるオルセン氏に手紙を出した。そして、1950年代から現在までのサウスオーストラリア州全域の貯水池の放射能観測記録を求めた。
私は書簡において、オルセン氏に尋ねた。
サウスオーストラリアの人々がデータの公開を拒絶されたとはいえ、「私が求めているデータは、英仏の利益に関わりがあると見るのが妥当だ」とオルセン氏が考えたのか、と質したのだ。
また、サウスオーストラリアの水道について継続中の放射能測定に関する責任を、英仏の企業に委任することは果たして賢いと言えるのか、とも尋ねた。
放射能測定に関する責任は、[英仏の]利益と真っ向から相反する。水道水の放射性降下物を測定する必要性は、主に英仏が当事者となった行為から生じたものだからである。
1995年11月7日、私はオルセン氏の事務所から回答を受けた。そんなに速く回答を頂けて嬉しかった。書簡には、私の要求は、目下検討中であると記されていた。(了)
翻訳に関するお断り
原文に読みづらい所があり、筆者の意図を正確に訳せているか心もとないところがあります。そのような箇所は推測で訳しましたが、大きくは外れていないと存じます。
ラングレー氏によれば、イギリスは、オーストラリアにおいて12回の核実験を行ったとのことです。
一方、日本語のウィキペディアによれば、イギリスがオーストラリアで行った核実験は、9回と記されています。
さらに、英文のウィキペディアには、イギリスがオーストラリア領で行った核実験は21回で、そのうち、オーストラリア大陸における実験が9回、と書かれています。
また、フランスは、仏領ポリネシアにおいて1996年までに核実験を200回程行いました。
以下、参考サイト。
ウィキペディア「核実験の一覧」
List of nuclear weapons tests
世界の被爆者は今 「フランス核実験とその被害者の権利回復運動」
そして、すべては気づき−海外から見た日本の姿−
オーストラリアで計測された放射能高汚染から。
メルボルンにある車の水滴の汚れで5マイクロシーベルトを超えています。九州の汚染状況から考えても、これがフクシマの汚染とは考えにくいと私自身は思いますが、3号機のプルームが赤道を経由して直接南半球に来れば、このような結果が出るんでしょうか?セシウム134/セシウム137の比を取れば、由来など簡単にわかるはずですが、調べてはなさそうです。
どこかに逃げたら安全、安心というわけではありません。日本人が世界中にちって、各地の線量を測定し始めています。地道なことですが、核産業にとっては大変憂うべきことでしょう。そういえば、本日は次のような報道が流れていました。
台湾の島、高い放射線量 原発の廃棄物施設影響か 桜美林大、首都大学東京、琉球大調査
原発などから出た低レベル放射性廃棄物の貯蔵施設がある台湾南東部の蘭嶼(らんしょ)島で、放射線量が比較的高い地点があることを確認したと、桜美林大などの調査チームが27日、都内で開いた報告会で発表した。施設はずさんな管理が指摘されており、チームは詳しい調査の必要性を強調した。
過去に津波に襲われた可能性を示す痕跡も見つかり、中生勝美(なかお・かつみ)・桜美林大教授は「津波で放射性物質が海に流出する恐れもある」と話した。
調査は8〜9月に実施。島の北部の集落で、道路上の1カ所(地上約15センチ)で毎時67マイクロシーベルトを記録した。ずっといると1日で1ミリシーベルトを超える計算になる。ほかにも1〜2マイクロシーベルト程度の場所があった。
貯蔵施設は島の南端にあるが、風の影響で北部まで放射性物質が運ばれたり、過去に人為的に持ち込まれたりした可能性があるという。
地層調査では、海から運ばれたとみられる細かい砂が複数の層になっているのが見つかった。津波か大型台風の波で運ばれたと考えられる。
施設は海抜約5メートルに位置し、高さ約5メートルの防波堤がある。だが、門は鉄柵で津波が入るのを防げない構造。防波堤の強度にも問題があるという。
蘭嶼島には主に先住民が暮らす。施設は、住民に知らされないまま建設され、ドラム缶約10万本が搬入された、住民の反対で1996年からは新規搬入はない。施設では、壊れたドラム缶から別のドラム缶に中身を手作業で移し替えていたなどと指摘されている。
調査チームには首都大学東京と琉球大も参加した。
(共同通信)
香港もかなり線量が高く、東南アジアも高いとの報告が来ています。気がつけば、汚染地ばかり。
◆関連ブログ
赤ちゃんの骨でストロンチウム計測(2)−オーストラリアの人体実験2013年09月16日
香港の高い線量−ホテル室内0.50uSv/hr ディズニーランド 0.26uSv/hr2013年08月16日

タグ:オーストラリア
2回目のコメントです。
いつも重要な情報発信をありがとうございます。
先生のブログは字が大きくてとても読みやすくて良いです。
(もちろん中味もためになって良いです)
いつも学習させてもらっています。
大阪瓦礫焼却中は例えようもないような具合の悪さが続いていましたが、9月の上旬に焼却が終わり、だんだんとすこーしづつ体がマシになってきたように思います。
自分を活気づける意図もあり、12月に台北マラソンに出ることにしました。
(9キロのショートマラソンの部ですが)
線量計を持って行き、いろいろな場所で測ってみようと思います。
その結果をご報告したく、皆さんともシェアしたいです。
機器はエステーのあのペンタイプのものを購入する予定です。
携帯の便、予算の都合上あれが一番マシかなあと。
安いのでも違うのを2台持って行った方が良いのかもしれませんね。
どこの国へ行くのでも、もう放射能汚染のことを抜きには生きられないと理解しているので、
私もいろいろな国を測ってみたいです。
またご報告致します。
この記事にあるオーストラリアでの測定動画なのですが、何らかの汚染はあるにせよ、数値を大きく見せるための手法が使われていることに大きな疑問を感じています。
降雨時という線量が一番高く出やすいときに、車のウィンドウや車体の表面線量測定ではなく、「ワイプテスト」、つまり広い面積に付着している放射性物質を拭き取ってかき集める形で「濃縮」してからγ+βの線量を測定していことに注意が必要ではないでしょうか。
雨滴に含まれる放射性物質の評価を行うならば、単純にテッシュペーパーを屋外に放置して、それの表面線量を屋内で測定すれば良いはずです。
また、車のボディーに付着しているセシウムやストロンチウムをターゲットにして汚染を評価するのであれば、晴天時にガイガーカウンターをボディーまたはガラスの表面に直接置いて測定するべきではないでしょうか。GM管の特性がわかっていれば、簡易ではありますが、表面汚染のベクレル値は計算で求められるはずです。
さらに、車のボディーやガラスの「ワイプテスト」をするのであれば、晴天時にウエットテッシュなどで拭き取りを行って測定するなど、雨水の影響を排除したうえで測定するべきかと思います。
動画をアップした測定主の意気込みは評価したいのですが、暴走気味というか、測定対象の切り分けと、測定条件の整理がされていないので、デマとか過大評価などのレッテルを貼られても仕方ないかもしれません。
何らかの汚染はあるにしても、測定の正確さという意味で、この動画の取り扱いには注意が必要ではないでしょうか。
> 安いのでも違うのを2台持って行った方が良いのかもしれませんね。
その通りです。お調べになってβ線に強い計測器とγ線に強い計測器の二種類を持参するのがベターです。
> 機器はエステーのあのペンタイプのものを購入する予定です。
こいつは後者の候補としてはお勧めになります。
マラソンの方もついでに頑張ってみて下さい。
今日、出かけた先のラジオから耳に入ってきた情報であまりよくききとれなかったのですが、どうやらカナダの一企業がスウェーデンでウランを掘ろうとしているようです。
調べてみたら、カナダはウランの上位生産国で、日本の企業、東芝、三菱商事などもカナダのウラン関連企業に関係しています。
以下は2009年11月に書かれたものですが、院長のおかげで「原発はコストが安い、CO2削減できる」とか、ウソが書かれていることがよくわかりました。こうやって原子力の推進がされてきたわけですね。住友商事、丸紅、伊藤忠商事、三井物産…と、日本の企業が目に付いてがっかりしました。
また、オーストラリアには、ウランがたくさんあるので、それらが直接放射線数値に関わっていることも考えられますが、水滴の汚れで5μsv超は高いです。放射線がどこから来ている数字なのかまで、機械ではっきりわかるようになるといいですね。
ウラン需給の見通しと本邦企業の
ウラン資源確保の取組み
(株式会社日本政策金融公庫 国際協力銀行)
http://www.jbic.go.jp/ja/investment/research/report/2009-007/journal_200911_ebina.pdf
ラジオは多分インターネットでまた聞くことができると思うので、調べてみます。幸いインタビューに答えた地元の人は、それは危ないことだとわかっていましたが、政治関係者のコメントは逆だったので安心できません。
一日も早く、一基でも多く、原発が廃炉になりますように!
>その通りです。お調べになってβ線に強い計測器とγ線に強い計測器の二種類を持参するのがベターです。
アドバイス、ありがとうございます。
そのようにしてみます。
東日本大震災から約1週間後に米国で発足し、各国の大学教授やハードウェア/ソフトウェアエンジニアなど100人以上のボランティアが参加。現在、慶應義塾大学の「Scanning the Earth Project」(地球環境スキャニングプロジェクト)と協働して現在は日本に活動拠点がおかれています。固定センサーおよび移動センサーを使ての世界規模の放射線センサーネットワークの構築を目指しています。主な測定器は院長先生のブログでも紹介されているInternational Medcom社のInspector Alert。
測定する点が多ければ多いほど有力な科学データが得られます。医療データと照らし合わせれば因果関係を証明する有力な証拠となるでしょう。どなたでもボランティア参加できます。もとは英語のHPですので、海外の方にも是非ご紹介してください。
SAFECAST (セーフキャスト 日本語ホームページ)
http://blog.safecast.org/ja/about/
MIT(マサチューセッツ工科大学)メディアラボ所長伊藤穰一氏と慶應義塾大学村井純教授による環境データ共有の必要性についての展望
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1111/25/news073.html
窓を少し開けられるようになりました。
長い時間開けると喉が警報を発しますが、
開けられるようになっただけ幸せです。
マスクも2枚が一枚で大丈夫な所が増えました。
ところで、滋賀県産の野菜が売り物の、
けっこう有名な飲食店があるのですが、
そのHP写真の大根が、何本も足があり、異形です。
なのにわざわざ載せてあります。
新鮮で美味しくて安いお店なんですが、
う〜んと唸ってしまいます。
事故直後から2年近く海産物切りの食生活をし、肉食中心の食生活をしていたところ、
徐々に白血球が7100まで回復していましたが、
今年の春位から徐々に低下し、現在は5000でした。
考えられる事として、食生活が変わった事だと思います。
ちょっと気が緩んで、南半球産の海産物なら大丈夫だろう〜と思い、
今年のお正月位から、南半球産の海産物を良く食べるようになった事が原因ではないかと思っています。
ずっと、移住するなら、オーストラリアしかないなぁ〜と思っていましたが、
自分自身の体の変化とこの「合成汚染マップ」をみたら・・・
オーストラリアでも相当気を付けなければ、生きていけないとわかりました(>_<)
・・・4号機の燃料棒釣り上げ失敗に備えてならば、意義があるかもしれませんが。
追伸、
最近、政府の言うことに不信、疑問を持ち始めた、桐生のおじさんから電話があり、先生のサイン入りの本を送ったら、とても感動してました^o^
DVDは、娘さんと一緒に見るそうです。
啓蒙する良い機会になりました。
お忙しい中、どうもありがとうございました!!
メルボルンは東の山脈の南端にありますが、後背地の山も終わりかかっている所で、いわばお盆の縁が切れかかる所。北西方向はじき内陸の砂漠地帯です。
メルボルンでのガイガー計測は、北西から大雨がやって来た後とのこと。在住の方に比べるとわずかな旅の見聞の感想に基づく私見ですが、あの広大な砂漠には、過去の実験で広がって溜まった放射性物質が乾燥した土ぼこりとして常に漂っていて、メルボルンといえ普段からあまり雨は降らないから、たまさか大雨が降ると大量に空中の物質が降下するんじゃないでしょうか。ありうると思います。またオーストラリアは高気温と乾燥とで自然発火する山火事が多く、火に巻かれたコアラの写真などを見ると胸が潰れそうになりますが、最近も南部で大規模な火災が報道されていますから、木や草が燃えての濃縮もあるかもしれませんね。
オーストラリアは人々も穏やか、乾燥した土地とはいえ林の中に入ると、ユーカリ樹の清々しい香りに足元には可愛い花々、鳥やトカゲなど生き物がいっぱいで私の大好きな国です。若い人たちが、移住はともあれ、留学や語学研修やワーキングホリデイなどで、将来日本以外でも生きていける力を付けるのには良い所だと思っていましたので、ここもか!とショックでしたが、世界規模で事実を知ることはやはり大切だと気を取り直しました。院長先生もコメントの皆様もいつも貴重な情報をありがとうございます。
では、地球上で唯一フォールアウトによる汚染を免れ、人類が生存できる最後の土地だったのですがねぇ、オーストラリアは。
オーストラリアなら安全、というイメージは、案外この作品の影響も大きいのではないでしょうか?
世界規模の汚染の中で、私達が出来る事は10人中10人が原子力は悪と言える、世論を変える事ではないかと思います。
だいぶ食べてしまった
昨日OGビーフ買う所でした
売り切れだったか
小麦も相当入ってるし 讃岐うどん
9月13日付
潘 基文国連事務総長に宛てられた海外専門家による福島に関する提案書
http://www.nirs.org/fukushima/expert-ltr-bankimoon-09-2013.pdf
上司(?)に告げ口された安陪政権はびびったのか、自民党の塩崎恭久政調会長代理が6日、フジテレビの報道番組で「東京電力から福島第1原発事故を扱う分野を分離して「世界の英知を集め、国も出資する廃炉先端技術推進機構」という会社を作るという提案をしたそうです。
10月6日付 共同通信社
http://www.47news.jp/feature/kyodo/news05/2013/10/post-8394.html
自分たちで大ポカをやっておきながら「先端技術推進機構」などと美名をつけるその図々しさにあきれます。しかも「東電から分離させる」などという表現からは何がなんでも東電という会社を存続させたい意図もうかがえますね。私訳ですが、世界の専門家が国連事務総長に提案しているアクションプランの大筋だけをざっと訳してみました。自民党のおっさん、おばさん、元女子アナと違い、良心のあるアタマの良い人達はこう考えるということです。
潘基文国連事務総長 様
1)福島の原発事故に対処するために東電(以下TEPCO)に取って代わり、国際チームに管理させるように、国際機関や日本政府を説得してほしい。
2)リスク情報の安定化や汚染と対処法計画を設定するために、TEPCOやIAEAから独立した、新しいエンジアグループを作るための専門家を任命してほしい。
3)上記グループの透明性や説明責任を確保するために、そして正しい情報による自己決断や、影響を被った人々のさらなる回復を促すために、住民や地域で選ばれた充分な資金的な基盤を持った地域役員による監視委員団を作る。
4)日本政府にこれらの事故処理に必要な経費としてUSドル500B(約5兆円)以上かかることを認めるよう訴えてほしい。
5)日本政府に除染のために充分な費用を確保させてほしい。
6)日本政府に焼却施設での瓦礫焼却プログラムを止めさせてほしい。
今までWHO, IAEA、UNSCEARらの国連機関が福島の放射能や規制に関する報告をしている一方で、同じくUN機関であるCommission for Human Rights(国連人権委員会)が、報告が人間性に寄与していないことを認めていることを指摘したうえで、15項目のうちのあとの9〜15は健康被害に関する医学的観点からです。最後にWHOとIAEAとの間の覚書を永遠に破棄することが提案されています。
自民党の塩崎恭久政調会長代理がテレビで提案したことは、明らかに外国勢による影響ですね。やはり日本は「外圧」でしか変わらない。
・ 最初は外国勢をことごとく排除しておきながら
・ 結局何ひとつまともにできず
・ 最後は「国際社会に怒られた」という事実を隠すために
・ あたかも自分たちが考案したように国民に伝える
このように国民を振り回し時間を無駄にしている間に私たちの健康は脅かされているわけです。自民党のおっさん、おばさん、元女子アナ連中ね、今はネットの時代だからアンタ達が取り繕っている間に、海外経由で嘘はぜ〜んぶバレちゃうわけよ。「私たちは大きな間違いをしてしまいました。しかし私たちはその間違いを直す脳ミソを持ち合わせていないことさえ知りませんでした。今や外国の人にお願いするしかありません。」と正直に言えばまだ可愛いのに。
情報ありがとうございます。国際社会から見れば、日本は国難に瀕して何の自浄作用もない=主権国家ではない、と取られていることの証左ですね^^;
アムステルダムさんの取り上げられた東電国際問題に関連して、私からももう一つ。皆様、コレご存知でした?私は知らなかったです^^;
『ウィンザー通信』さん10/6記事にて 『電気料金会計制度』
http://blog.goo.ne.jp/mayumilehr/e/e34b2442c4142207ccf45517311ccd0e
要約すると、今まで↓
・名目上、事故処理費用は東電持ちだった=これまでも値上げはあったが、色々な制約があり、上げ放題は出来なかった
・1年毎に事故処理に伴う負債を決算しなければならず、損失額によっては、破綻する可能性があった。
電気料金会計制度適用後↓
・事故処理に伴う負債を単年決算ではなく、複数年分割可能=粉飾会計し放題
・事故処理費用の電気料金転化が正式に合法化=いくらでも上げ放題
わぉ、凄いですねぇ。今後一切、1Fの事故処理、及び廃炉費用は、100%私たち消費者の責任になるらしいです!wしかも、国会での審議、国民への通知、パブコメの募集告知一切なく、経産省の一存だけで決まったとかww
それとウィンザー通信さんでは触れられていませんが、今は止まっていて維持費バカ喰いの不良資産と化している原発。この制度の負債分割対象に含まれるのかしら?気になりますねぇw
……私は、資本主義経済社会ってものがキライです。金儲け原理主義であり、人にも自然環境にも優しくないから。でも今の日本は、もはや資本主義ですらないですね。競争もない、負債超過で破綻もしない組織ってのは、
『企業』ではないですよ。
http://blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/c2edc1900af01a6de869747db80bc1a2
オーストラリアにもウラン鉱山があった!毎日、大量の汚染水が排出されている!
>ノーザンテリトリーのカカドゥ国立公園ではウラン発掘で生み出された毎日10万リットルの汚染水が染み出してどこに行ったのかさえ調査をしても分からないと言う。
>これまでも毎年4000トンのウラン生産。必要な水は毎日3.5トン。
>野ざらしの汚染水は蒸発してどこに降り注ぐか分からない。
もし、セシウムだけだとするなら、いまの東京よりもはるかにひどい値の汚染ですね。
豪州が世界最悪レベルの放射能汚染地域だったとは。
私は愚かにも、こうした国に移住。帰化して国籍まで取ってしまったものです。
資源も経済も多国籍企業がすべて支配。産業構造空洞化で慢性的高失業率。将来に難の希望も持てない愚かな国に人生を投げ込んだ自分。後悔の一言です。