もっとも、インターネットは核攻撃を受けたときなどに通信網が途絶しないようにと開発された代物で有り、スノーデン氏が米国NSAではネット上のあらゆる情報は盗聴されていると曝露したのも当然の話です。
最近、話題になっている原発ホワイトアウト
一説によると、ここまで曝露するとはけしからんから、現職官僚と思われる著者を特定するよう捜査が始まっている。らしいのですが、私が読んだ感想は、マスコミやネットに書かれている内容ばかりで、驚くようなことはなく、更に原発の悪口を書いているようでありながら、
・脱原発派が非合法な手段を使ってまでも情報を集めている
・フクシマの汚染はたいしたこともないのに、知的レベルがちょっとだけ高い主婦が騒ぎすぎている
・朝鮮人が送電鉄塔に細工をして、停電事故を起こしたというかなり作為を感じる設定
・厳寒期にディーゼルが起動しないという現場を知っている人間からすると全くもってナンセンスな事故原因(一ヶ月に一度はサーベランス試験をしており、いざというときに凍結のため複数号機が全く稼働しないことなどまずありえない−そもそも室内に発電機はある)
といったかなり高度な情報操作とも思われる内容も含まれており、読後感はかなり悪いものでした。(購入はお勧めできませんが、上記注意を頭に入れて読めば、電力会社の権力掌握の狡猾な方法などは参考になるかもしれません)
女性の魅力で正義感のあふれる中央官僚を籠絡したジャーナリストが取った連絡手段は、次のように書かれていました。p.140(ネタバレ含みます)
結局、二人は同一のGmailアカウントを共有して連絡を取ることにした。おなじGmailアドレスとGmailパスワードを共有し、自分から自分へメールを送る仕組みだ。これであれば一つのGmailアカウントでやりとりが閉じられているので、、メールが間違って他人に転送されたりすることもない。
(中略)
相手に読んでもらいたいメールを送るたびに、LINEでクロネコの顔のスタンプを送る。クロネコメール便を送りましたので読んでください、という意味だ。これであれば、二人のやりとりはクロネコのスタンプしか残らない。通信会社から捜査当局に開示されることがあっても、全く意味がわからないだろう。
クロネコのスタンプを受け取ったら、プライベートのスマホやパソコンでGmailを読む。端末からGmailへのアクセス記録が一定期間グーグルのサーバー上に残るのかもしれないが、地球上を駆け巡るGmailについて、発信者と受信者が実質的に特定できない状況下、しっぽをつかまれることもないだろう。
そして、本当に決定的な証拠については、必ず二人であって手渡しすることにした。ネット上に全く痕跡が残らないことが一番安全だからである。
一見完璧と思われるこの手法のどこに穴があったのか・・・種明かしは小説の後ろにかいてありました。
ネタバレですので、ご注意
p.281(情報を漏えいできる役人を特定したあとに)
警視庁は裁判所の令状を取って、携帯電話会社から、西岡の通話記録、位置情報、電子メール、インターネット・アクセスの情報を入手した。これらの情報を解析したところ、まず、西岡がLINEで頻繁に玉川に連絡を取っていることが判明したのだ・・
警視庁はすぐに、携帯電話会社から、玉川の通話記録、位置情報、電子メール、インターネットアクセスの情報を同様に入手するとともに、LINEに対しても、裁判所の令状を取って西岡と玉川とのやりとりを開示させた。
クロネコのスタンプが使われたやりとりが、ちょうど審議官の機密漏えいのあとに発見された。USBメモリーやマイクロSDカードのやりとりがされたのではないか、ということで、宅配便会社からも、西岡の自宅、玉川の自宅、玉川の勤務先等の荷物のやりとりについての情報が入手されたが、荷物のやりとりの記録は一切残っていなかった。
しかし、西岡と玉川のインターネット・アクセス記録を見ると、ちょうど同時期Gmailへの頻繁なアクセスが見られた。それをグーグルに問い合わせた結果、二人が同一のアカウントにアクセスしていることが判明したのだ。
捜査令状に基づき捜査当局が開示を請求したところ、グーグルはあっさりと電子メールの内容を開示した。
当然でしょうね。LINEでやりとりをすれば、ばれるのは当たり前。あまりにも幼稚な仕掛けにこちらが情けなくなるほどです。では、どうすれば良かったのか。その答えを言う前に、一つの本を紹介
サイモン・シンの暗号解読(上・下)
上巻に出てくる話で一番驚いたのは、ローマ時代の有名なカエサルも暗号を使っていたという事実でした。有名な
「来て、見て、勝った」
平 文 Veni, vidi, vici,
暗号文 YHQL, YLGL, YLFL
さえも、カエサル暗号という手法で暗号化されていたのです。(私の知る限り、暗号化について触れた日本の歴史書はありません)そして、この暗号と暗号解読が歴史上、大変大きなウェートを占めていたことがひしひしと伝わってきます。また、古代くさび形文字だけで書かれた粘土板を手がかりもないままにどのように解読したかなど、知的好奇心を大変くすぐられます。
軍事通信は、、敵にも傍受される通常無線を使うため複雑に暗号化されます。暗号で大事なのは、アルゴリズム、暗号キーをどのように配布するかであり、そのことに長年苦心していたわけですが、近年のコンピューター発達で公開鍵と秘密鍵のペアで、暗号キー配布問題が解決されました。(素因数分解を用いているそうですが、私には原理など理解できませんでした)書籍の中でPGPが紹介されていますので、そのソフトを紹介いたします。ライセンスの問題があったり、Windows7ではインストールできなくなったりして困ったのですが、Portable PGPが比較的使い勝手が良さそうなので紹介します。(Windows, Mac, Linuxバージョンがあります)
Widowsの場合は管理者権限で起動します。

起動後、キーファイルを作成(自分のキーが必要ない場合は作成する必要はありません)

次のような画面が出てきますので、電子メールアドレスとパスフレーズを決めて、キーを作ります。

作成されたPublic Keyを、暗号化ファイルを送ってもらう人に送付します。たとえば、私の公開鍵(Public Key)
暗号を送りたい人は、その人物の公開鍵をKeyringの Public Keyのところにインポートします。

MIT PGP Public Key Serverに登録しておきますと、

から、たとえば私なら(onodekita)で検索すると公開鍵を簡単にインポートできます。

そして、いよいよ暗号化。テキストをコピーペーストするのが簡単(Targetが送りたい人物の公開鍵になっていることを確認してください)

テキストをコピーして、Encryptを押しますと・・・別のウイドーが開いて、暗号化されたテキストが表示されます。

もはや、何が何だかわかりませんね。このテキストをDecrypt ASCII-Armored Textにコピペします。

そして、復号(Decrypt)を押しますと・・

このように、自分で決めたパスフレーズを要求する入力画面が出ますので、それを入力すれば・・

と簡単に復号できました。
では、玉川はどうすれば良かったのでしょうか。私なら次のようにします。
・自分のブログを立ち上げて(ジャーナリストだから、当然持っているでしょう)、連絡を取りたいときには、ブログ主は本文に、ブログ主以外はコメント欄にある決められたフレーズを書くように取り決める。たとえば、今の時期だと「家の近くにある2本のキンモクセイが香ってきました」とか。(そして、その符号は毎回暗号メールの中でその都度、一般的な言葉で有りながら重なる可能性のない言葉を指定するようにします)
・PGPで暗号化した上で、
−2chでほとんどアクセスのないようなジャンルの掲示板にアップ。
−自分なりの掲示板をサイトの中に隠して作ってそのままアップ(掲示板作成ソフトなど、そこら中に転がっています)
−Dropboxなどのクラウド共有ソフトに保存する。
(追記)
−ブログ主は、コメントとして暗号をサイトに埋め込み、上記「合い言葉」を記事中に入れる。(写真もあればなお良い)
(例)家の近くにある2本のキンモクセイが香ってきました

この次にコメントとして、暗号を入れます。(わかる人はこのブログのソースをご覧ください)
<!-- この両端の書式間にPGP暗号を埋め込む(改行可) -->
どうです。これならわからないでしょう?そして、メッセージを受け取る側は、コメント欄に「綺麗なキンモクセイですね。壁紙に使わせていただきました。」等の差し障りのないコメントを書く。読んだことが確認できれば、ソースの中のコメントだけ削除して、記事の内容は全く変化させない。
つまり
ブログ主 ブログの中に上記コメントとして書き込む
情報提供者 ブログに非公開コメントとしてPGP暗号を書く
不特定多数の人が覗いているブログであればあるほど、足はつきにくくなります。いくらアクセス記録を取り寄せたところで、ある程度の人気ブログであれば(ジャーナリストであれば持っている可能性が高い)疑う方が難しい。
非常に大きなファイルの場合は、暗号化(ファイル暗号化ソフトもたくさんあります。決してばれないような長いパスワードを上記PGPで送れば良い)した上で、マイクロSDに保存してはがきにセロテープでくっつけて送るのもかなり確実でしょう。(紛失しても解読される可能性がない情報ですから、足がつくことがない葉書を使えるのです。配達記録の残る宅配便などを使えば、足がつくのは当たり前です。)葉書が届いたら、ブログのコメント欄に「綺麗なキンモクセイの葉書ありがとうございました。」と書く。
ともかく、玉川のように平文でメールを送るのは最低で、さすがセキュリティに甘い日本人だよ・・と本当に思います。
もし、書くのをはばかれる内容の文章がありましたら、PGPで暗号化した上で私のメールアドレス a00@onodekita.com までおくられるか、このブログのコメント欄にお書きください。(こうすれば、捕まる可能性はありませんでしたね)

(追記)
日本軍の暗号はとうの昔に解読され、山本五十六の撃墜命令を米国が出したときに、英国のチャーチルがそんなことをすれば、暗号解読がばれるからやめるようにと反対したのは有名な話です。日本軍の暗号はすぐにひらがなとして打ち出され、それを英訳するのに苦労したという報告もあります。暗号をもじったペンネームの方なら、もう少しお調べください。 第二次大戦における日本海軍の暗号 (暗号)暗号の実際 私の公開鍵(2013.10.19変更)
-----BEGIN PGP PUBLIC KEY BLOCK-----
Version: GnuPG v1.4.9 (MingW32)
mQENBFJdJ50BCACmlZ4P/nPMC54tzRB9TfOzWW0cJiRUdk0XIvkJ8+24sNzfuHDW
MXuTZEDav960ZfuveWRMiuhU/Ht6cllHHT6OcYqL3VRZuviW4SHAwdrSKjSHyKyl
TBEtSnJ7BRW43LdzDmUgz9QxzjRJR7+XYuW/kNXxCUkB3F7LdA7lyMfo0hajLeCi
oRK7BcS0swNyOM4KuWQMP4CGHvOX4v6kSDhY8luw7vhLuAalPMqv38f1RuV1ftIj
LpJnWzoYK4Ts9xdRDRoXHY4OlOSYhAkpwK/zuXjtTtbDbnTQrRROILwL1hVspH64
4kIZZ0p36TI3PUks2e9g17rN0NMfii2OTzghABEBAAG0HW9ub2Rla2l0YSA8YTAw
QG9ub2Rla2l0YS5jb20+iQE2BBMBAgAgBQJSXSedAhsDBgsJCAcDAgQVAggDBBYC
AwECHgECF4AACgkQcTjVJqukyK8l4QgAiWNfcYOs9DARkl54dyQwzaZVqV4Aybpr
JnaPRUaZHLhQNzh8PQPhHIyF0hD5/zS+3HLnBeffJduYbBAs4mu5VlRYJDtIYOhA
tD1cadVzla5qeuPi2L52EFcu6UW2MSNfgWkF7iSAsN07IFsKbGUfCpnnUpQhv3Zr
bqoYdeWrFcqrm0hWV3jfm+cx9H17CQo6+nfH/zu/NeD4hit3mrt40ORLHZl/jXkD
9PeB1sT66q1pHPzLsgmcmB4QlcW/WoN4V+J3He5+uAMZfv120PGQX0YAtfJFgJu9
UFBoi0p02P6QxFEf80Yc876xcLr/dGWLujodSbam14VO62b/LTMhOLkBDQRSXSed
AQgA5oMDnGmTY+Hl8kbYQnOBYGlFd7XOaQaFBFjEEUoj7bdkxF9Vm2hSCxG/U73r
wWH977MyP75AqbVlLkJFVh3FfJMO2YAzfPHSVHth1q27Tz9mopcl+i148ctuiVwx
8bw7HlP65CkulXzk3k1aFV0p7hQ/aAbyvhgn26vbDSCrLOc/UbBYUkJ45iigWy5j
U3NizugUIK1UnPgWz8VgmtgDcl0ElEY+FszjT1HJGZKQ3K3uhUgQgUv581jk9hn5
4sJ6ILejDODxee2+pUredF50ZlfTqDJ420AQRKpe3hPrpYkrjgiQkyEHH07TDrVh
BWjLJBtIX+bsfWwa2dTg10k4pQARAQABiQEfBBgBAgAJBQJSXSedAhsMAAoJEHE4
1SarpMivYUYH/AgrGBiApIwLVJRlYCSkO+QjWEUhzG9W6kkXhCYVUDD6SPVVAeA0
FM8LKc7+y58zT+8aLsDHTWqFHuCPG6Bfe+ans94fKQUB5fU5eHtkt0X4Mbr5GRq3
8QMN9XxLoJUFRXxrYMHQOQqHV8VJlwvZ4IZgY305mH4FCfRPlwN2PsHN/jLDDMij
jZpx+pMw1YS0poGqBfLmESJwE+MZA5CSjtEpsZa01s4B+SLzgyplVFKfy9miTLsS
euKKw8ezVsXLAuln0YC6edCImG//EVAWiO2f4ILKohGUIG2dJcI1pSjglUAtLsNk
6pxK4OdYv/pxyQjarZneH2bfFE/WQUeDpL4=
=qKiv
-----END PGP PUBLIC KEY BLOCK-----
平文
Portable PGPで暗号化すると、秘密鍵を持っていない限り開封できません。
次回のパスフレーズは「玄関の掃除」
上記公開鍵を用いた暗号文
-----BEGIN PGP MESSAGE-----
Version: BCPG v1.47
hI4DkcwLwkxMxSAQAfkBvUMHPC43KaoNSswFVlbSffNE2oguKg1/UMV7LM8OjxNj
fX9kUcMBUIlmMVJf+UlDlWr3o0Io5aUptTmZDeCdAgCKEueso9Sowjr9knTHVvSc
lULyWh1xuJrsl9ZrRSXvEung8GvPz1nYZfHrI11uSMUFvX9pRuDVZvjECFw4HnUk
0sBBAcRMCjbSRp65YrHjLZxMyhuyUzkyY+vRdgjWsusMbyPzcEzyYMuRWzqlC811
nvXDsOxDeu+JeJLfbtXNr9Mq6+aJ71Q9CnURzHs/EuzyhWeP6NMkS1aBwk3su/Od
TGIA1zqAlCuLCibCDj4v8iIU1ZvJsdz3275FcNH6yYaX2/Pi2056VqDVA1bx0wSf
JdiJmnKtpfOtEK7X4mEnkWaLSUKmenUQMyLNtqkYTCCPFUx+QeERDOuLPCYbUbr8
LbaK5mil2Y/8MidweKs5QtMud+VHFZKmBwmeT/kvkiBmxRNjoSxTmuJ3Fchd5ISj
mpALHvMACk1Bv+NHrkiVPcWXsB8=
=o/+S
-----END PGP MESSAGE-----
ネットの世界では、米国のNSAの情報覗き見が騒ぎになりましたが、
米国抜きのネットワーク構築も進んでいるようです。
ーー以下引用ーー
http://tanakanews.com/131009hegemon.htm
インターネットの世界では最近、
米国の信号傍受機関NSAによる国際的なネットの盗み見に反発し、
ブラジルが主導して、米国を経由しないインターネットの世界的バックボーンの埋設が進んでいる。
ロシアのウラジオストクから中国の山東省、
インドのチェナイ、南アフリカのケープタウン、
ブラジルのフォルタレザを経由して、
ウラジオまで戻る世界一周の海底ケーブルで、
間もなく完成する。
NSA事件が、ネットの米国覇権を崩す動きを誘発している。
(The BRICS "Independent Internet" Cable. In Defiance of the "US-Centric Internet")
http://www.historyjp.com/article.asp?kiji=165
いろはうた
http://www.historyjp.com/article.asp?kiji=110
かごめかごめ
http://www.historyjp.com/article.asp?kiji=39
さくらさくら
これらは、かなり高度な暗号文です。
うたは、何世紀も日本で受け継がれてきました。
そろそろ、一般の日本人もその意味が解っても良い頃かと。
第2次大戦のとき、日本の暗号は解読されていたから、情報がアメリカに筒抜けだった。それどころか、日本は言語についても「情報戦の道具」としての認識が甘かったようである。
(余談だが、旅行先で出くわしたアジアの人々は、ごくごく普通に「言葉は生き残りのための道具。だから何カ国語できたっていいんだよ」などと言っていた。「適性語」で赤点を取るたびに日本国民としての誇りに満たされていた私は、それを聞いて絶句してしまった。)
そんなことを考えていると、日本はとってもメデタイ気がする。「見たくないものは見ないもーん!聞きたくないことは聞かないもーん!だからなんにも知らないもーん!」
ついでに言っちゃえば、どこかのだれかさんは、とってもお話が上手になった。コーチ陣と裏方さんが素晴らしいのとご本人がとっても素直なおかげだろう。とってもラリラリなのか自己陶酔されているのかわからないけれど、とにかく以前とは別人のようにお上手で、その勇姿は日本のマスコミがさかんに取り上げている。でもね、日本での評価と外国での評価は違うのですよ。そのことをチームラリラリと日本のマスコミは知っているのかな?それともホントに知らないのかな?
CBSニュース(US)
http://www.cbsnews.com/8301-202_162-57606435/japan-seeks-international-help-on-fukushima-leaks/
The Telegraph(UK)
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/asia/japan/10359894/Japan-asks-international-community-to-help-solve-Fukushima-crisis.html
日本の皆さんに真剣に受け止めていただきたいことは、2年もの年月を無駄にした安陪にやっと「降参!」と言わせたのは、「外国勢」のおかげです。ハーベイ ワッサーマン氏によると、彼らの団体ニュークフリーがネット上で始めた潘国連事務総長宛の陳情署名サイトには、世界中から10万人もの署名が集まり、彼らが作成したユーチューブの啓発ビデオは8千人ものアクセスがあったといいます。潘事務総長にしてみれば、これだけ多くの全世界からの陳情を無視した結果、人類がたいへんなことになったら自分の責任になります。安陪首相に何らかの圧力がかかったのは確か。それを裏付けるように安陪晋三は、「アメリカの核抑制政策との整合性がつかない」と、長い間拒否してきた核兵器の廃絶を求める共同声明に、突然署名すると方向転換しました。
10月11日 朝日新聞
核不使用、安倍政権署名へ 国連委声明めぐり方針転換
http://www.asahi.com/politics/update/1011/TKY201310100498.html
「人類の命が危ない!」と国を問わずアクションを起こしてくれている世界の人々に感謝してください。潘 国連事務総長に陳情書を見ればわかるように、発起人の中心人物は、エネルギー教育機関フェアウインズのガンダーセン博士や、ヘレンカルディコット財団のヘレンカルディコット医師です。
潘 基文国連事務総長に宛てたフクシマに関する陳情書
http://www.nirs.org/fukushima/expert-ltr-bankimoon-09-2013.pdf
特にガンダーセンなどは、フェアウインズからは何の報酬も受けずに奥さんと無償でフクシマの危機を世界に訴えているといいます。これらの団体の活動は寄付(donation)で成り立っています。目の前に迫る命の危機を救ってくれるのは残念ながら日本国総理大臣ではないようです。
「安部晋三や自民党に殺されてたまるか!」と思う方は少額でもサポートしてあげてください。クレジットカードも使えます。
フェアウインズ(アニーガンダーセン博士)
http://fairewinds.org/donate/
ヘレンカルディコット財団(ヘレンカルディコット医師)
https://donatenow.networkforgood.org/1413036
これはアメリカが戦後創った伝説ー情報操作です。
前線の簡易暗号は解読されていましたが、最重要機密の暗号は解読できていませんでした。
もし、解読できていたら小沢艦隊の囮にハルゼーが引っ掛かったことが説明できません。
>「人類の命が危ない!」と国を問わずアクションを起こしてくれている世界の人々に感謝してください。
安部自民→国際管理→日本が核廃棄物の捨て場
こういう流れにならないことを切に祈るばかりです。
ご指摘拝読しました。私は勉強が足らないので、コメントの書き方が適切でなかったかもしれません。歴史についても、もっと勉強したいなと思ってきました。お勧めの本があれば、是非教えて下さいますようお願い申し上げます。
日本が国際管理を経て放射性廃棄物投棄所にならないように祈る、という点については私もまったく同じです。しかし残念ながら、おそらくその方向に進んでいるのでしょうね。安倍内閣の外交センスのなさが国外メディアでは取り上げられています。しかしながら、我が国は外交問題よりも、国の資産をどこぞのだれかに提供することを目標にしているのかという印象を私は受けてきました。だから、外交センスなんてあってもなくても関係ないのかなあ、と。
経済のグローバル化が行き着くところでは、各国政府による国益についての主張や駆け引き云々より、多国籍企業が利権を巡っていろいろと牛耳ることになるのでしょう。そうなれば、国家の外交とは一体どういう意味を持つのだろう、と私はわけがわからなくなります。そして、世界を牛耳る多国籍企業は、おそらく戦争屋さんと繋がっており、もっと想像を逞しくすると原子力業界に繋がっているのだろうと思うと気が滅入ります。
オーストラリアはウランの産出国ですが、アメリカは同国を核廃棄物投棄所の候補地として見ていたようです。オーストラリア人の言葉によると「我が国は、空っぽでなんにもない孤立した場所と思われている」とのことです。(オーストラリアについても無知なので、現在の状況は存じません。ですから、ここで意見を述べる資格などありません。あしからず。)
Plans for Australia to become world's nuclear waste dump
http://www.independentaustralia.net/2011/politics/australia-open-for-nuclear-sewage-business/
いつも勉強になる記事が多く感謝しています。
私は12年程前、某通信会社で派遣社員として働いていたことがあります。
そのとき、私の所属していた部署では、派遣社員の業務用アカウントから
発信されるメールは、自動的に、直属の正社員管理職のアカウントに転送
されるようになっていました。
色々な企業で情報漏えいがニュースになり始めていましたので、その対策だったと思います。
ご存知かもしれませんが、メールサーバで管理者権限があれば、
あるユーザーアカウントのメール全てを、特定の誰かに自動的に
転送するように設定できます。(個人のメールソフトでBCCしなくても)
しかもユーザは、自分でBCCしていないので、転送されていることに、言われないと気づきません。
私は、事前に言われていましたので知っていましたが
(警告の意味でと思いますが)、
言われなければわからなかったと思います。
http://wiki.poyo.jp/read/Writing/nikkei_net_server/03_Mail#content_1_17
http://www.plustar.jp/lab/blog/?p=9276
http://www.yahoo-help.jp/app/answers/detail/p/6624/a_id/47238/~/%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB%E8%BB%A2%E9%80%81%E3%81%A8%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%82%B9%E3%81%AE%E9%81%95%E3%81%84%E3%81%AF%E4%BD%95%E3%81%A7%E3%81%99%E3%81%8B
外部へのファイルの転送ログも、情報漏えい対策として、当時ですら監視対象でした。
10年前ですらそうだったのですから、今はもっとだと思います。
規制や監視は、派遣先の業種や規模によってバラバラで、
甘々なところもあれば、囚人扱いされているように感じる程厳しいところもありました。
今は、万人が日常的にネットと繋がるようになり、
裾野が広がったことで、ネットに対する意識の格差も広がっている気がします。
自分だけが気を付けても、つながっている相手のセキュリティ意識
が低ければ、そこから漏れていきかねない、怖い時代です。
私もまだまだ勉強不足です。海軍の暗号で米軍に解読されていたのが下〜中規模程度で高度な機密情報は解読されていなかった。その証拠に小沢艦隊の囮にハルゼーは最後まで気付かなかった云々は海軍の元暗号関係者がネットのサイトで詳しく解説していたものです。そこで、僕も「そういえば、ハルゼーが小沢艦隊に騙された理由の説明がつかないな」と目から鱗が落ちた気がしたものです。
お勧めの本を1冊挙げるとすれば、
小室直樹著 『超常識の方法―頭のゴミが取れる数学発想の使い方』
http://www.amazon.co.jp/%E8%B6%85%E5%B8%B8%E8%AD%98%E3%81%AE%E6%96%B9%E6%B3%95%E2%80%95%E9%A0%AD%E3%81%AE%E3%82%B4%E3%83%9F%E3%81%8C%E5%8F%96%E3%82%8C%E3%82%8B%E6%95%B0%E5%AD%A6%E7%99%BA%E6%83%B3%E3%81%AE%E4%BD%BF%E3%81%84%E6%96%B9-%E3%83%8E%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF-193-%E7%9F%A5%E7%9A%84%E3%82%B5%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA-12/dp/4396101937
です。
発想法の転換が図れます。
どこぞの誰かのサイトで『全てを疑え』とかのたまっていますが、疑うだけでは真偽の判断ができなくなってしまいます。
その真偽の判断の『物差し』となる考え方を提供してくれる本です。
お返事ありがとうございました。穏やかで知的で面倒見のよい Cipher さんがどのようなご本をお読みになっているのか興味がありました。今回、小室先生のご本をご紹介いただき、Cipher さんの本棚が覗けたようで光栄です。
私の父が山男だったので、子どもの頃、春山に連れて行かれました。頂上付近についた時、吹雪にあったので幼い私は泣き出してしまった。初めての登山で怖い思いをしたもので、以来父に山に誘われる旅に「登山なんてイヤ」と言い、「山女」にはなりませんでした。
登山を教えようとした父の意図はなんだったんだろうと、このごろふと思います。若くて無邪気で残酷なときは、単に山を征服することが喜びなのかもしれません。でも、心象風景が変わってくるに連れて、山から見える風景も変わるのかもしれませんね。今更、登山する気はないですが、頭のゴミをとることで私にも澄んだ世界が見えるようになれたらいいな、と思います。
とりいそぎ、お礼まで申し上げます。
デス妻