2010年に放映されたNHKスペシャル「封印された原爆報告書」で当時の軍医がその理由を説明していました。国家の手で人体実験を行った731部隊と関連していたのです。

封印された原爆報告書 投稿者 gataro-clone
アメリカ国立公文書館のGHQ機密資料の中に、181冊、1万ページに及ぶ原爆被害の調査報告書が眠っている。200人を超す被爆者を解剖し、放射線による影響を分析したもの…。子供たちが学校のどこで、どのように亡くなったのか詳しく調べたもの…。いずれも原爆被害の実態を生々しく伝える内容だ。報告書をまとめたのは、総勢1300人に上る日本の調査団。調査は国を代表する医師や科学者らが参加し、終戦直後から2年にわたって行われた。しかしその結果はすべて、原爆の“効果”を知りたがっていたアメリカへと渡されていたのだ。
なぜ貴重な資料が、被爆者のために生かされることなく、長年、封印されていたのか?被爆から65年、NHKでは初めて181冊の報告書すべてを入手。調査にあたった関係者などへの取材から、その背後にある日米の知られざる思惑が浮かび上がってきた。報告書に埋もれていた原爆被害の実相に迫るとともに、戦後、日本がどのように被爆の現実と向き合ってきたのか検証する。
なぜ貴重な資料が、被爆者のために生かされることなく、長年、封印されていたのか?被爆から65年、NHKでは初めて181冊の報告書すべてを入手。調査にあたった関係者などへの取材から、その背後にある日米の知られざる思惑が浮かび上がってきた。報告書に埋もれていた原爆被害の実相に迫るとともに、戦後、日本がどのように被爆の現実と向き合ってきたのか検証する。
メールで教えていただいた情報です。私は、なぜ原爆調査を日本軍が主体となって嬉々として行い、そしてそれを米国に渡していたのかを非常に疑問に思っていました。この原爆調査の異常性は、
米軍占領下の原爆調査―原爆加害国になった日本 笹本 征男 (著) 新幹社(絶版) p.47に
占領の開始という事態を前にして、なぜ日本側は原爆調査体制を強化したのであろうか。陸軍軍医学校が一九四五年八月十五日の敗戦以後も調査行動していることについて校長の井深健次軍医中将は次のように説明している。敗戦後は「惨害を被った傷者を診療することが我等の任務となり、また、原子爆弾のような特殊の兵器に因る戦傷の研究をすることは、我々医学者としても軍医として最大の御奉公と考え、また殉職せる同僚を弔うことにもなると考えた」、またマンハッタン管区調査団に対しては「既に我々日本医学の調査済の結果なかんずく医学及び生物学的方面の結果を説示した」。
国内向けには被害者への治療、占領軍には調査結果の提供を、というわけである。陸軍軍医学校は占領協力という国策に乗って安心して敵軍の使用した原爆という新兵器の戦傷の研究を続行できたのである
陸軍軍医学校は細菌戦部隊の七三一部隊を統括しており、七三一部隊における人体実験の資料は東京の陵箪軍医学校に送られ、軍事研究されたことを忘れてはならない。ちなみに七三一部隊が開発した細菌兵器を使用した戦場で日本軍は敵の中国軍にその細菌兵器の戦傷を調査研究させたであろうか。もし日本軍が調査研究を許したとして、中国軍が「殉職せる同僚」を解剖して、その結果を日本軍に提供することは考えられない。原爆の犠牲者には多くの日本軍兵士がいたことを考えれば、井深健次を代表とする日本軍だけでなく昭和天皇を頂点とする大日本帝国の敗北の姿が何であったのかを見る思いがする。
と書かれています。しかしながら、このNHKスペシャルを見ればわかるように、医学的には全く無意味なアドレナリン注射に対する反応を調べています。治療は一切せずに、調査のみを行ったことは明らかです。国内向けには被害者への治療、占領軍には調査結果の提供を、というわけである。陸軍軍医学校は占領協力という国策に乗って安心して敵軍の使用した原爆という新兵器の戦傷の研究を続行できたのである
陸軍軍医学校は細菌戦部隊の七三一部隊を統括しており、七三一部隊における人体実験の資料は東京の陵箪軍医学校に送られ、軍事研究されたことを忘れてはならない。ちなみに七三一部隊が開発した細菌兵器を使用した戦場で日本軍は敵の中国軍にその細菌兵器の戦傷を調査研究させたであろうか。もし日本軍が調査研究を許したとして、中国軍が「殉職せる同僚」を解剖して、その結果を日本軍に提供することは考えられない。原爆の犠牲者には多くの日本軍兵士がいたことを考えれば、井深健次を代表とする日本軍だけでなく昭和天皇を頂点とする大日本帝国の敗北の姿が何であったのかを見る思いがする。
以前より、今回のフクシマと七三一部隊との親和性は何度も指摘していました。しかしながら、この異常性の本当の理由には思い至らなかったのですが、上記、NHKスペシャルが貴重な証言でこの理由を浮かび上がらせました。
(12分くらいから)

米国のトップ アシュレー・オーターソン大佐とフィリップ・ロジ(92)


フィリップ・ロジ氏の証言




オーターソン大佐は大変喜んでいらっしゃいました。
日本がすぐに協力的な態度を示してくれたからです。
日本は私たちが入手できない貴重なデータを原爆投下直後から集めてくれていたのです。
まさに被爆国にしかできない調査でした。
日本がすぐに協力的な態度を示してくれたからです。
日本は私たちが入手できない貴重なデータを原爆投下直後から集めてくれていたのです。
まさに被爆国にしかできない調査でした。
陸軍医務局 小出策郎軍医中佐

詳細な病状記述がある日本語の報告書と英語の報告書


三木輝男 陸軍軍医少佐(94)






いずれ要求があるだろうと、その時はどうせ持って行かなくてはならない。
早くもっていた方が心証がいいだろうと、要求が無い内に持って行った。
(なんのために心証を良くするのか)
731(部隊)のこともあるでしょうね。
早くもっていた方が心証がいいだろうと、要求が無い内に持って行った。
(なんのために心証を良くするのか)
731(部隊)のこともあるでしょうね。

そして、次のような指令が小出中佐に伝えられます。


「特殊研究処理要項」
「敵ニ証拠ヲ得ラル、事ヲ不利トスル特殊研究ト全テ証拠ヲ隠滅スル如ク至急処置ス」




新しい兵器をもてば、その威力は誰でも知りたいものですよ。
カードで言えば、有効なカードはあまりないんで、原爆の事はかなり有効なカードだった。
カードで言えば、有効なカードはあまりないんで、原爆の事はかなり有効なカードだった。
「敵ニ証拠ヲ得ラル、事ヲ不利トスル特殊研究ト全テ証拠ヲ隠滅スル如ク至急処置ス」とした処置の内容については、
731免責の系譜―細菌戦部隊と秘蔵のファイル 太田 昌克 (著) 日本評論社
p.25
一仕事終えると、そのうち正午の玉音放送が始まった。昭和天皇の肉声を初めて耳にした後、新妻中佐は忘れないうちに午前中に連絡した関係部署と担当者、時間帯をメモすることにした。癖の強い独特の鉛筆文字で陸軍の便箋に記した覚書の表題は「特殊研究処理要綱」。そしてこの日の作業の狙いを「方針」としてこう明記した。「敵ニ証拠ヲ得ラル、事ヲ不利トスル特殊研究ト全テ証拠ヲ隠滅スル如ク至急処置ス」
(中略)
(p.35)
マルタ(人体実験者)の殺傷方法を類推しながら、溝渕は当時をこう振り返る。
部隊幹部の間で最大の懸案事項だったマルタの処理。現場を預かる太田大佐は部隊員の労をこうねぎらったという。「ほぼ処理の目的が達成された。これで天皇は縛り首にならずにすむ。ありがとう」−。
p.25
一仕事終えると、そのうち正午の玉音放送が始まった。昭和天皇の肉声を初めて耳にした後、新妻中佐は忘れないうちに午前中に連絡した関係部署と担当者、時間帯をメモすることにした。癖の強い独特の鉛筆文字で陸軍の便箋に記した覚書の表題は「特殊研究処理要綱」。そしてこの日の作業の狙いを「方針」としてこう明記した。「敵ニ証拠ヲ得ラル、事ヲ不利トスル特殊研究ト全テ証拠ヲ隠滅スル如ク至急処置ス」
(中略)
(p.35)
マルタ(人体実験者)の殺傷方法を類推しながら、溝渕は当時をこう振り返る。
部隊幹部の間で最大の懸案事項だったマルタの処理。現場を預かる太田大佐は部隊員の労をこうねぎらったという。「ほぼ処理の目的が達成された。これで天皇は縛り首にならずにすむ。ありがとう」−。
自国民さえも実験台として、嬉々として自国民の被爆調査を行い、自発的に英訳して調査報告書を渡す。全ては、七三一部隊の秘匿、そして、天皇に対する免責を勝ち取るためだったのではないのでしょうか。この取引は十分に功を奏したようで、太田昌克氏の著作にも人体実験に対する米国の追求はどこか間が抜けたものとして書かれています。単純に細菌兵器の技術、実験結果を知りたかったためとしては、やはり片手オチ。米国は、第二次世界大戦で最も知りたかった情報を自ら差し出してきた日本軍部と取引したのではないでしょうか。そうしない限り、この七三一部隊の隠蔽理由(いまだにこの部隊はでっち上げだという論陣を張る人がいます。それは、悪魔の飽食の書評を見ただけで明らかでしょう)をどうしても納得できません。
原爆被爆者は、軍部免責、天皇制維持のための、数少ない有力なカードだったのではないでしょうか。
■関連ブログ
フクシマを植民地支配するナガサキの医学者達−731部隊の現代版2012年08月28日
奇形学の権威 林一郎氏 731部隊から日本先天奇形学会の会長まで2013年01月08日
東大で分析されていたヒロシマ、ナガサキの死の灰2013年10月25日

リード文に要旨を書いてくれませんか
ロイターの英文記事みたいにリード文をよめばわかるようにしてください
先生がちょう頭イイは認めますから
冒頭に要約を書いてください
こんな長文よめません
以前筑紫哲也さんの番組で、731部隊の建物の警備に当たっていた元日本兵が、まだマルタが生きているのに、強力な細菌ができたからという理由で、生きたまま腹を裂いて細菌を取り出した姿を指して、「あれは人のすることではない」と涙を流しながら証言した映像を見たことがあります。(マルタが死ぬと細菌も死んでしまうので、マルタの死まで待っていられないから)
占領のどさくさでうやむやになりましたが、むしろわれわれ日本人がきちんと第2次大戦の自らを総括すべきだったのに、それを戦勝国がやってしまったために、原発事故も含めて、その矛盾が今一気に社会に噴き出してきているのではないでしょうか。
韓国・中国のいう事にウソや捏造がたくさんあることも事実ですが、それをよいことに自らの悪行に目をつぶることはできません。これを日本人が直視しない限り、自国民ですら平気で犠牲にすることが今後もまかり通って、私たちの身に直接ふりかかることになるだろうと思います。
小野院長の書面は、前出の方が言われるように、長いです。読むのに苦労します。
しかし、小野先生は、東電での技術者、および、医学会での経験を生かし、一般市民への正義の味方、と言う構図は、よく伝わって来ます。それは、今の世の中、「自分の世代における、自分だけ満たされればいい。」とか、「原発問題でも、無垢な仲間を巻き込んで、死なばもろとも。」と言う奴が、政官財報学、5カテゴリーに各々、シロアリの幼虫のように、気色悪く本邦で這う輩が、ウヨウヨいる中、なおさら、そう感じます。
小野先生は、基本的には、いい人です。
そうした中にあって、小野先生の文章に関しては、解決方法は簡単です。
福島の原発事故から3年経って、小野先生のおかげで、現行の事故の状況や、あるいは、原発に関する、嫌らしく危険な、愛国心も何もない、いかばかりの金が欲しい、超悪党の利権構造はわかりました、と。こう言う連中は、一般社会から、隔離されておかないといけないのは、よくわかったし、だから、チェルノブイリの例と、今の事故後3年弱の時点で、20歳未満の若者に甲状腺がんが激増していることから見ても、今後は、医学者として、各種のガンや白血病、心疾患が増えるに決まっている中で、どう、医学的に救うのか、その手法に関して、工学者ではなく、今度は医学者として、治癒に関しての論文を書かれて、我々に公表されるのが、一番だと思います。何故なら、学会論文の枚数は8ページまで、と決まっています。そこの中で、何を言いたいのか、現行は?解決方法は?数値の分析・実験結果は?今後やることは?等、まとめないといけません。枚数限定があって、そのような章ごとのフォアマットがあった上で(通常は、医学系の学会も含めて、どの学会でも、フォアマット用のテンプレートがダウンロード出来るようになっています。)書いた方が読みやすいのです。その方が、自然と文章も上手くなるし、我々にも読みやすいようになるし、学会投稿し、かつ同論文を学会発表しておいた方が、説得性も増します。私も、高校の国語の授業で、0点を2回取った輩でしたが、社会人になって、学会論文を書くようになってからは、多少は、纏まったことが書けるようになったかなあ、と思っています。つまり、8ページ以内で、論文を書かなければいけない処を、9ページ書いてしまえば、どの学会からも、その論文は突き返されるか、付加ページ数に応じて、違約金が取られるのです。小野院長。前出の人の言うことで、何も気落ちすることはありません。小野先生には、いつもエールを送っていて、この感じで、小野先生ご自身のような、洞察力があり懸命な後進を育てられたらいいなあ、といつも思っているのです、、今後も、医工学両方での前進があるのみ、と信じておりますので、どうか、その線で、お願いいたします。ちなみに、小野先生は、たくさん、知識をお持ちで、努力家だから、長い文章を書けるのです。悪党や、アコギなだけの原発推進屋さんなんかは、所詮、不勉強なので、人の頬を札束でひっぱたくくらいで、せいぜい、5行くらいの文章しか書けません。今後とも、皆さん。小野先生を応援しましょう。
こんな議論を真に受ける人達なら喜んで被曝データを提供するでしょうね。いや提供しているなんて分かっていないんでしょうが。
放射線で人が死ぬことはJCOで目の当たりにしながら、原発事故では死んだ人はいないなんて言い方で安心してしまう人達。復興とか3.11前の生活に戻れますとか言えば高線量地域に戻ってしまう人達。まさに現在進行形の人体実験ですね。
いやただ単に原発利権に群がる輩の生活基盤がなくならないようにする為のゴマカシ、その被害者となっている側面が大きいのかもしれませんが。
院長先生のエントリーとは直接関係ないのですが、
被災地の方で移住を考えていらっしゃる方には
必要な情報かもと思いコメント欄に入れました。
この情報が必要な方の目にとまるサイトへの拡散希望。
新たに就業した人に家賃を助成する+
漁船賃料もタダ…関あじ・関さば新人漁師支援へ-
読売新聞(2014年3月2日11時18分)
http://news.infoseek.co.jp/topics/society_n_oita
医者に殺されない心得を近藤誠氏が著作物に書いているが、医者にとって患者はモルモットなのだろう。
731部隊の系譜は連綿と続いていると見るべきだ。
フクシマ事故で全く同じ構図が再現された。
大東亜戦争体制はいまだに生きている。
『全ては、七三一部隊の秘匿、そして、天皇に対する免責を勝ち取るためだったのではないのでしょうか。』
米国は、日本の細菌兵器について知っており、使用されるのではないかと恐れています。
天皇制の維持は、戦時中の対日占領政策ですでに決定されています。
『いずれ要求があるだろうと、その時はどうせ持って行かなくてはならない。
早くもっていた方が心証がいいだろうと、要求が無い内に持って行った。』
これを読んで、日本人の現実主義といおうか変わり身の早さに驚きます。日本兵は捕虜になると、士官、兵士を問わず機密情報を話したそうです。そして、日本軍の作戦が失敗し、自国の兵士が死んでいます。
あの人自身の保身についてどうなんだと問いたい。
官僚(もちろん軍人も含む)は、自己保身の塊のようなものですが、そういう人ばかりでなく、あの戦争で日本を変えるため、積極的にまたは不作為に活動していた人達がいたと思う。
スクラップアンドビルドで、一般の国民が、一番苦しんでいる時に、自分の主義や理想を実現しようとした。
こういうのもある、(wikiより)
二度目の長崎原爆投下を阻止しようとしなかったのかについては、紫電改を装備した第343海軍航空隊が待機していたのに関わらず、海軍が部隊に出撃命令を下さなかったのかについては帝国陸軍中央特種情報部の高官が情報を握りつぶし、情報が海軍へ伝えられなかったからだと当時の関係者は近年にインタビューで答えている。
三木輝男 陸軍軍医少佐のインタビューに衝撃を受けました。言葉をひとつひとつ選んで言っています。根底に731部隊があったと・・・
警備任務にあたっていた兵が勝手に腹を裂けば問題でしょう。それに生きたまま腹を裂いて細菌を取り出す? ことなんでできますか?それに、そんなことしたら兵に病気が移るんじゃないですか? 専門の医者が生きたマルタから内蔵を摘出ならわかりますが…
別に日本軍の残酷さを否定する訳ではありませんが、前後矛盾する証言を検証することもなく、そのまま信じてしまうのはいただけません。なぜなら、その発想こそが、”騙される”元だからです。逆に考えれば原発絶対安全神話を信じた人も同じです。
ベクトルが逆というだけで。
ちなみに生体実験を行ったとしても、それは731部隊の一部であって、731部隊そのものではありません。
731部隊そのものは防疫給水業務がメインでした。731部隊全てが生体実験をやっていたというようなミスリードが行われています。これは元731部隊出身の医師を脅かすためです。
東電が犯罪的な事件隠しをやってきたから、院長先生もお仲間だと考えるのはおかしいのと同じ訳ですね。
なお、日本帝国陸軍は裏の顔があります。英国秘密結社が潜り込んでいました。事は薩英戦争まで遡ります。
私はそれを吉園日記という文書によって知りました。
詳しくは省きますが、731部隊の生体実験もその秘密結社が関係しているものと踏んでいます。
英国ー米国ー日本陸軍は裏で結びついていたようなのです。
これは鬼塚英昭氏が述べている長州田布施とは別系統です。
(鬼塚氏の論の矛盾点については”信者”の方と別のところで論争しました。最後に”信者”の方はこういいました。『事実に矛盾があっても、これが真実だ』)
調べてみると、日清、日露、シベリア出兵から大東亜戦争まで、戦争のストッパー側が長州田布施側でイケイケドンドンが薩摩英国秘密結社系なのですよ…
どうも鬼塚氏は真実を歪めるために(本人は信じているのだろうが…おそらく、お金ではなく、『真実はこれだ』と工作員に取り込まれた感じではないかと)使われている存在ではないかと思われます。
英国秘密結社といってもバックはある訳で、彼らは各国の王政を廃止するために動いている存在です。
なお、私が一方的な日本加害者説に拒絶反応を示すのは訳があります。
私の従妹が統一教会に入ってしまったもので。それは日本加害者説を一方的に信じてしまった結果だと思っています。
彼奴等は、日本だけでなく加害者意識を利用して精神的に攻めてきます。旧約聖書の原罪以来、やり方は同じです。
あんなグロテスクなことをやってのけたのに、戦犯追及されなかったのは、相当強力なカードがあったことはたしか。ちなみに英語版ウイキペディアでUnit731を調べると、生物兵器の資料と引き換えにマッカサーにより「秘密裏に」免責されたとあります。また東京裁判で人体実験として取り上げられたのは、中国人を使ったpoisonous serums(毒性のある血清)だけで、これも証拠不十分で却下されたといいますから本当に不自然です。いかに壮絶な駆け引きがあったか想像できます。
先日IPS細胞の中山教授が、生態系を狂わす遺伝子組み換えマウスを、飼育室と処置室以外の場所に逃がしてしまうという不祥事を起こし、公式謝罪したという報道がありましたが、それで思い出したのが武田薬品が一千億円強を投じた世界最大級の動物実験施設。たしかUnit731の研究者の多くは現在の武田薬品に所属していましたね。
武田薬品工業 湘南研究所 P3施設
http://www.takeda.co.jp/shonan/qa/p3/
P3レベルの病原菌とは、炭疽菌、結核菌、Q熱リケッチア、腸チフス菌、パラチフス菌、HIVエイズウィルス高病原性鳥インフルエンザ、新型肺炎(SARS)など感染力が非常に強く、重篤な疾患をもたらす極めて危険性の高い病原菌のことです。
ちなみに以下のリンクにあるように、日本は実験動物に関しては無法地帯。
自主申告程度の義務付けはありますが法的制裁はありません。地域住民や動物愛護団体などが他の先進国並の法的規制を強く求めているにも関わらず、政府は「経済に影響する」という理由で動こうとしない。あの連中また何かおかしなことしているんじゃないか・・・なんて思うのも当然です。ちなみに東京ドーム25個分という巨大な施設だそうです。
先進国における動物実験を規制する法律の比較
http://www.ava-net.net/fact/law.html
完成前の住民や関係者らの内部見学会では動物実験室だけが「企業競争上」という理由でかたくなに拒否され、動物の種類、数、実験内容などの情報公開も固く拒否し続けているそうです。まさに「闇の中」・・・脅威は原発だけではありませんよ。
ちなみに武田薬品工業社長の長谷川閑史は経済同友会の代表幹事で、バリバリの原発推進派。安陪政権が発足したときに、福島瑞穂議員が「あまりにも昔に逆戻り」と言ったのを思いだしますが、まさか大東亜戦争時までとはね・・・
また私の連載している企画「原子力時代の死角」、弊社サイトに掲載されております。お暇な時にご高覧ください。http://www.47news.jp/hondana/nuclear/
731部隊自体は、確かに防疫の任務という建前ですが、たとえ一部でもそれを隠れ蓑に人体実験をやっていたのは確かで、ナチスと同様に人道に対する罪を犯していたことに変わりはないです。
日本軍にも立派な方が大勢おられたし、欧米や中韓が必要以上に日本軍を貶めることは分かっていますが、日本自身が過去の総括をしなければ、同じ過ちを繰り返すことになります。
今の内閣は、何の戦略もなくただ尖閣で軍事衝突をしたいようですが、それをみていると、戦前の日本が、成り行き任せで「カミカゼ」頼みの精神論にしがみついて戦争に突き進んだのと二重写しに見えてしまいます。
今日も勉強になりました。いままで通りでいいです。
ここは、小野先生のリビングです。土足禁止。
業務をこなしながらの更新作業には頭が下がります。
さて、上記コメントにもありましたが、朝まで生テレビの福島原発観光地化には私も呆れはて、この国の闇を目の当たりにした気がしました。
そんな中、中学に行く子供から今年5月の修学旅行先が親子のアンケート結果により東京に決まったと聞いて驚いています。
私どもは北陸在住ですが、311以降東京の出張も避けていた自分としては、成長期の子供達を少しでも被害を受ける可能性のある地域へは近づけたくありません。
早速、近所の親御さんへこの話を持ちかけたのですが、テレビの影響か、放射能の危険性や、関東地方の現状認識にほとんど関心がないようで、その事でも驚いています。
せめて自分の子供だけ旅行に参加させないことはいろんな理由付けで簡単なことですが、知っている子供達をみすみす送り出す気にはなりません。
この場合、どのような形で旅行先を変更する努力をすれば良いでしょうか。よいアドバイスがありましたらお願い出来ればと存じます。
お忙しいとは思いますが、よろしくお願いします。