2014年03月11日

1032. 3年前の311直後の記事−津波から、メルトダウンまで

 311が起きたとき、私には1日訪問30名ほどのこのブログしか発信手段がありませんでした。数十名のブログでは、きわどいことは書けません。それでも、医師のSNSや、情報発信ブログにいくつか投稿しています。
 本日は2011年3月11日と12日に投稿した文章を再度、紹介します。

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2011年03月11日15:35 宮城で震度7
 大地震が起きました。

私は、福島の原子力発電所に勤めていたのですが、その時の評価で、70センチ以上の津波にはどうにも仕方がないという結論でした。

 地震で原子力発電所は、自動的に停止はしますが、崩壊熱が数パーセント残ります。しかも、長期間。
1100MW x 3 x 数パーセント
でも、たいがいの熱量で、海の水で熱交換をしないと炉心の冷却が維持できません。

今回の津波では、5メートル近くになりそうなので、こういった海側のポンプのある建物が、水没してしまったような感じを受けます。

 運転停止だけではなく、その後数週間の監視が必要です。

大丈夫でしょうか。心配です。
(初投稿、以下、追加コメント)
2011年03月11日20:20
非常事態宣言が出されましたね。
私がいるときにはなかった法律です。

あとは、RCICという緊急炉心冷却装置で冷やすしかないと思うのですが、これは数日(あんまり記憶なし)くらいしかもちません。(炉心の蒸気で回すので、電力が必要ありません)
それまでに、どうやって非常用発電機を復旧させるかでしょう。

 まだ、働いていたら、死んでいたでしょうね。。。
非常事態宣言は、なかったわけではなく、私が単に知らなかっただけ。

2011年03月11日20:23
政府、原子力緊急事態宣言を発令
2011.3.11 20:09
 枝野幸男官房長官は11日午後7時40すぎから記者会見し、菅直人首相と全閣僚出席の原子力に関する会議で、東京電力福島第1原子力発電所で原子力対策特別措置法に基づき、「原子力緊急事態宣言」を発令したと発表した。

 ただ枝野氏は「放射能が施設外に漏れている状態ではない。あわてて避難することはなく、落ち着いて情報を得るようにしてほしい」と、付近住民らに冷静な対応を呼びかけた。

 私が今現地にいたら、家族は避難させるでしょう。

現地で働いている知り合いも多いので、心配です。

2014031101.jpg
富岡町では翌日早朝逃げ出していますから、この判断は正しい。・・というよりも、本当の専門家ならばこうなることは、津波が来た時点で予測できます。
2011年03月11日21:39
避難勧告が出されました。この大熊町は、医師の方々は、全員記憶があるであおう胎盤早期剥離の産婦人科の事件が起きたところです。

 原子力発電で、私の生きている間に避難勧告が出されるなんて、想像だにしていませんでした。

 自体はかなり緊迫しています。炉心から、水がなくなりますと、いわゆるチャイナ・シンドロームと成り得ます。

 今後の原発新規増設は中止は当然としても、今減算輝度している発電所をどうして行くか、大きな問題がつきつけられました。

2011年03月12日11:05
私の勤めていた福島第二原子力発電所でも非常事態宣言。
噂では、重油タンクも流されたとありますので、海水系のポンプが全てお釈迦になり、冷却できない状況と思われます。

福島第一原子力発電所の放射線量を見ますと、
午前3時00分  正門     69 nGy/h  0.001μSv/h未満
    10分  正門     66 nGy/h  0.001μSv/h未満
    20分  正門     69 nGy/h  0.001μSv/h未満
    30分  正門     68 nGy/h  0.001μSv/h未満
    40分  正門     66 nGy/h  0.001μSv/h未満
    50分  正門     64 nGy/h  0.001μSv/h未満
午前4時00分  正門     69 nGy/h  0.001μSv/h未満
    40分  正門    866 nGy/h    −
    50分  正門   1002 nGy/h    −
午前5時00分  正門   1307 nGy/h    −
    10分  正門   1590 nGy/h  0.001μSv/h未満
4時30分くらいに何か起きたようです。

2011年03月12日12:41
最悪の事態です。

この格納容器放出弁は、当初設計にはついておらず、シビアアクシデント対策として、私がやめる寸前に増設が決まった弁。いくら何でも、手動と言うことはないでしょうから、電源がいかれたままなのでしょう。

1000年に一度の地震なので、想定外もやむを得ないのでしょう。

2011年03月12日13:21
スリーマイルよりひどいと思います。

電源喪失、設備喪失でまともな機器がほとんどなさそうです。

スリーマイルの教訓で作ったシビアアクシデント対策ですが・・・この設備を使うのも想定外。

海からの写真を見せてもらうと、被害の状況がある程度類推できるのですが、どの動画も山側から。

原子力発電所に何かあるときは、地震か津波だろうと思っていましたが、20年たって現実の物になってしまいました。。。

2011年03月12日20:40
私が生きている間には、起きないであろうと思っていた事故です。

2011年03月12日22:25
格納容器は、保持されているようです。

陣頭指揮の東電副社長・・・本店時代の課長
第一原発所長・・発電所時代の課長
東電原子力運営管理部長・・本店時代の副長

と私がお世話になり、知識と人格とも素晴らしい方たちが陣頭指揮に当たっています。天の配剤としか考えられません。

最悪の事態は避けてくれるような気がしてきました。
非常に楽観的に書きましたが、やはり無理でした。第一原発所長は、私は直接は存じていません。誤りです。
 以上が、RS_Baseという医師向け情報処理システムのSNSに書き込んだ内容。

次は、Dynamics(医師電子カルテ、レセコン)のSNSに書き込んだ内容
2011年03月12日17:04 メルトダウン
 以前務めていた発電所ですので、、、

情報を総合しますと、メルトダウンはすでに起きていると思われます。

まず、非常用発電機の同時故障は、普通はありえません。炉心冷却に重要な機器ですので、確か毎週試運転をしていたはず。

おそらく想定を越える津波で、すべて水没し、使えなくなったものと思われます。
また、最終的に熱交換を行うのは、海水建屋ですので、それも損傷。最終的な熱の除去ができない状況に陥っていると考えるのが妥当でしょう。
非常用電源車をいくら持って行っても、設備がないのですからどうしようもありません。

福島第一1号機は、東京電力が初めて導入した沸騰水型原子炉で、460MWeの今では小型の旧式原子炉です。GEからターンキー(すべてセットされた状態)式で購入。購入当初から、トラブル続きだったと聞きます(まあ、それでその後の改良があるわけですが)

想定津波は1メートル以下ですので、今回のように10メートルを越える津波にはそもそも対応できません。

原子炉の燃料が外部に出ており、(これだけでスリーマイル島の冷却材消失事故と同じ)外部にセシウムも出ているとのことですから、メルトダウンしています

モニタリングポストも
福島第一原子力発電所の放射線量を見ますと、
午前3時00分  正門     69 nGy/h  0.001μSv/h未満
    10分  正門     66 nGy/h  0.001μSv/h未満
    20分  正門     69 nGy/h  0.001μSv/h未満
    30分  正門     68 nGy/h  0.001μSv/h未満
    40分  正門     66 nGy/h  0.001μSv/h未満
    50分  正門     64 nGy/h  0.001μSv/h未満
午前4時00分  正門     69 nGy/h  0.001μSv/h未満
    40分  正門    866 nGy/h    −
    50分  正門   1002 nGy/h    −
午前5時00分  正門   1307 nGy/h    −
    10分  正門   1590 nGy/h  0.001μSv/h未満
4時30分くらいが、冷却材消失となったと推定。(不自然に報告がずれています)

燃料棒1本でもわずかでも水の外から出ると、そのへんにいる人は即死するレベルの放射能が出ていると言われました。

今は、電源車を消防用ポンプを使って、おそらく海水を格納容器に注入していると思われますが、これが一体いつまで続くか。

 周りで作業している人は、死を覚悟して作業されていると思います。

2011年03月12日17:09 福島第二発電所(ここに勤務していました)は、海水建屋が海のすぐ近くにあり、海抜はおそらく数メートル
最終的な熱交換器がすべて破損しており、復旧の見込みはありません。

残留熱除去装置、燃料プールの熱除去もできなくなっており、おそらく水を沸騰させて気化熱で熱を取るしかないと思います。幸い、比較的新しいプラントですので、炉心冷却材は喪失はしていないが、蒸気のため格納容器の圧力が上昇し、このため格納容器ベントを初めているとみます。

おそらく数ヶ月といった時間がかかりますので、これも見通しは良くありません。

 私がまだ勤務中でしたら、生命保険を確認して、妻と子供を実家に(九州や西日本)直ちに帰すでしょう。

2011年03月12日17:16 (1号機爆発後)
あれは、原子炉格納容器のある建物そのものです。

メルトダウンして、水蒸気爆発してしまったのでしょう。最悪の原子力事故です。

シムシティが本当に起きてしまった・・・

2011年03月12日17:26
地震があったというので、地盤沈下もしれません。(これも想定外)

燃料プールの上の部分が全部吹き飛んだと思われます。

チェルノブイリのような石棺を作る必要があるでしょう。。。。。。

2011年03月12日18:09
骨組みは、6階以上です。横からの写真があるとよくわかるのですが、残念ながら報道がありません。

 保安院の説明も要領を得ません。専門家と称する大学教授たちが、現場の判断を引き伸ばして、後出し後出しとなっている印象です。

 そこだけで直下地震が起きることは考えにくいので、やはり爆発が一番考えられるでしょうか。

2011年03月12日20:14
原子力内部に入るときの最低単位が、0.01mSvでした。(最初は、remを使ってました)
運転中のタービン建家の最高値で、10-100mSv/hrですから、1050mSv/hrなんて、とんでもない数字です。私は1mSvなんて、あびたことなんてありません。

噂では、菅総理が1.5km圏内に入り、放射線量はr2に反比例しますから、もはや命は覚悟しての行動だと思います。(もちろん、従業員もですが)

消防ポンプ(これは想像です)だけでは無理なので、炉心溶融、爆発となったのだと思います。

2011年03月12日20:18 首相動静より
午前7時11分、福島県大熊町の東京電力福島第1原子力発電所着。同19分、重要免震棟へ。同23分、東京電力副社長の武藤栄原子力・立地本部長による説明。池田元久経済産業副大臣同席。
この東電副社長は、私の所属していた課の課長でした。
背が高く、穏やかで、非常に切れものです。

この方が陣頭指揮をとっているのにこの状況ならば、最善を尽くした上での結果と思われます。

2011年03月12日22:16
 とりあえず最悪の事態は、避けられているようです。

水素は、建物内にある水が放射線で分解され、水素と酸素になり、それが反応したと思います。

 核反応は稼動時の数%足らずですが、もちろん続いています。格納容器ももちろん、水素爆発の危険性があり、十分な注意が必要です。

 海水を注入するしかないと思ってはおりましたが、まだ実施していなかったということは、政府の判断を仰がざるをえないので、半歩遅くなっていると思います。

陣頭指揮の東電副社長・・・本店時代の課長
第一原発所長・・発電所時代の課長
東電原子力運営管理部長・・本店時代の副長

といずれも良く知っています。どなたも人格、知識とも素晴らしく私なんかは到底足元にも及ばない方たちで、東電の原子力部門のトップエリートです(順調に出世されており、納得です)

 この方たちで対処されるのであれば、きっと危機を乗り越えていただけると思っています。(こんな布陣、しようと思ってもなかなかできません。)
不幸中の幸いです。

 とあるテレビにもと原子力安全委員が出ておりますが、あまりにレベルが低い。(まあ、当時より言われていたことですが)

海水をどうして使用するかがわからない。純水のほうがいいとコメントしています。

なぜか
・東電は、当該原子炉を廃炉にする決定をした
・大量に水が必要だが、取水できる川までは距離があり、淡水を大量に確保することはできない
・ちかくにあり、いくらでも調達可能な海水を利用してでも、炉心を冷やす

こういった経営判断を含めて、行っているとしか考えられません。

ある程度落ち着いた場合、同責任を取るのか、おそらく社長が辞表を出しておさめることまで筋書きを描いているはずです。


そして、外部の情報ブログ−二階堂ドットコム(この方には最初のうち、かなり情報を提供して、ご理解いただいたと思っていたのですが、いつのまにか東電だけが悪いと言うことになり、現在では再稼働賛成派となっています。私にはちょっと理解できないのですが)
東京電力・専門家より・・・福島第一原発の想定津波はたった70cm
以下、名前は出せないが、東京電力の専門家に取材ができた。

原子力発電所が非常事態となっております。原子力安全関係で申し上げますと、安全性再評価というものがあります。想定津波は、70センチほどだったと思います。それでも、結構安全に関係して評価が大変でした。評価は、チリ津波を参考にしていました。たった70cmです。こんな評価でよいのかと議論がありましたが、「今までの歴史で観察されたのはこの大きさなので良い。」とのことで上が押し切りました。

 ところで、原子力発電所のやや北、南相馬市の状況を見ますと、10メートル以上の津波が来ていたと想像されます。同じような高さの津波が来ていると想定いたしますと、熱を最終的に除去する熱交換機のある海水建屋まで、水没、ポンプの損傷が起きていてもおかしくありません。(崩壊熱は最終的に海水に放出するしかありません)だとしますと、いくら電源車が来てもなんの役にも立ちません。

 非常用ディーゼル発電機も、毎月一回程度は運転確認をしており、これが全て動かなくなったと言うことは、この発電設備も水没してしまったのでしょう。政府はそんなことを一切発表しないと思います。 いや、おそらく政府も知らされていないでしょう。

 定期検査で停止している発電所も少ないとは言え、ある程度の崩壊熱が生じています。おそらく、蒸発させて熱を取るしか無く、現場ではとんでも無い状況になっていると思います。

 東京電力の原子力部門には非常に優秀な人材もおり、なんとか最悪の事態を避けるよう、がんばっていただきたいと思っております。
私の投稿を少し改変して、身元がばれないようにしてくれています。このあたりの書き換えにはうなるとともに、この投稿が掲載されて当時は少しだけ身の危険を感じました。

■関連ブログ
311−フクシマ を振り返る2012年03月11日
3月11日のSNS(当時の私的予測内容)2011年05月03日



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タグ:SNS 311直後
posted by いんちょう at 21:22| Comment(8) | 原子力
この記事へのコメント
原発事故を軽く扱う人々にパンチを食らわせる映画。

映画「フタバから遠く離れて」第一部本篇
https://www.youtube.com/watch?v=JWjW_5lszQw&feature=player_embedded
https://apps.facebook.com/futaba-movie/

故郷を追われた、追われ続けている人々を思うとやるせない。
Posted by 石川三十五右衛門 at 2014年03月11日 23:47
福島は言わずもがな。世界中の人々が知っている。しかし福島と同等の健康被害が出る可能性が高い宮城や茨城等は世界でどれだけの人が知っているのだろうか?
Posted by 何だかな at 2014年03月12日 00:06
そしてこの結果が未だに下記の様な次第です。

東京都葛飾区立飯塚小学校植え込みの中で5.35マイクロシーベルト/毎時
 近隣の親御さんの中には心底御心配していられる方もいらっしゃるでしょうね。
 貴殿が押してた方々は、残念ながらこの事には殆ど気が向いていませんでしたね。ただただ脱原発でした。
 今後も大事ですが「今でしょ」も、もっと必要なのですね。
Posted by 武尊43 at 2014年03月12日 10:44
http://www.youtube.com/watch?v=-uGnmIa3eAk

遂に米国西海岸にNo Fishingの看板が立つようになりました。放射能満載のクロマグロが突っ走っているんですね。

米国が黙ってこれを見過ごすでしょうか? 天文学的な数字の賠償要求があると考えるのが普通ではないですか?核実験をやってもナニも補償しませんが、相手に対しては過酷に迫ってくる輩ですから。

勿論沿岸諸国も同調しますよね。ロナルド・レーガン乗組員も訴訟の準備をしています。オリンピックを返上しても到底チャラにはなりそうにはありません。
Posted by ハマの住人 at 2014年03月12日 12:28
なんかね〜って感じです。
私は、当時のmixiの日記に、こんな危険な状況なのに何故、避難しないのか?と書いた記憶があります。しかし、凄い批判コメントがきた覚えがあります。また、当時、神奈川に住んでおり、その所属長が、「これは、ボランティアに行くべきだ」と言い出しまして、行きたいが放射能被爆は嫌だけどそれを言えず、折り合いが悪くなり退職しました。

なぜ、被爆が気になったか?
25年ほど前、整形外科の看護助手をしてました。4ヶ月ほどしか、おれませんでしたけど(笑)
当時、法律は、それ程厳しくなく、医師の指示のもと、技師の助手や、自分自身直接、x線の撮影をしてました。それでも、長期に続けれる仕事ではないよと念をおされたものです。
今にして思えば、医療被爆だけで、そのような慎重な取り扱い状況だったのに、随分と杜撰になったものだと感じております。
 今は、ボランティアとして動くよりも避難先として土地家屋を提供できればと準備しているところです。シェルターとして活用いただければ嬉しいですね。山奥で子供が少ない地域なので子供をつれて営農される方もいいのかな?
本当に、安全なものが作れる環境です。
Posted by あらあら at 2014年03月12日 16:10
私たちの罪は、無垢の子供たちが理由なく傷つけられるのを見て見ないふりをすることです。福島県は甲状腺検査で、25万4千人の子供のうち悪性が33人、疑いのある子供は44人になったと発表しました。環境省、福島県立医大は放射線の影響は考えにくい、日本の検査が優秀なのでガンが多く見つかったと理由を述べています。本当かどうかは、原発が立地する島根県や新潟県で福島と同じ検査をすればわかると思います。先生が放射線の危険性を訴えられている理由がやっと理解できました。被災地の本当の苦闘は始まったばかりなのですね。
Posted by 佐貫英明 at 2014年03月12日 23:07
本日、お昼にうどんを食べていて、久々に新聞をてにとると・・・川内原発の再稼動の文字・・
 この国は、よほど国民の人口を減らしたいのでしょうね・・。地元の方は、反対のようですが、首長がね・・。これで、再稼動となると、交付税は入ってくるでしょうが、農水産物の価格にも影響がでて、経済はもっと冷え込むのでは?と思っています。産業も、これだけ少ないのにそんなに電力って必要なんでしょうかね?
安全な場所は、国内には無くなってしまいますね。
Posted by あらあら at 2014年03月13日 20:34
ここのところだんだんと体調が悪くなり、私の体は、関東では3ヶ月が限界と感じ、やっと来週から保養に出かけられると喜んでいるところに川内再稼働のニュースで、がっかりです。

日本の一番南にある川内原発、台湾の北にある原発、中国の最東部にある原発からも大体500キロ離れている離島があります。
500キロ離れているから安全とも言えないと思いますが、どうしてもという時には、ここで自給自足をして生き延びるしかないと私は内心考えていました。

福島からの距離はある場所でも、他の原発に近づいてしまうので、日本語が通じる所では、ここしか考えつかなかったのです。
私の考えを話すと、他の人が押し寄せると困るなどと妄想しながら。

ところが、数日前、この地域に住む歯科医(65歳男性)が心筋梗塞で突然死したという話を聞きました。
近くの病院スタッフが、最近多いんだよねと話したことも。
福島から距離があるから関係ないと考える人のほうが多いでしょう。
しかし、離島といえども同じ日本です。
人の移動、物流は何ら他の地域と変わりません。
気を付けるに越したことはないと思います。

どこに行っても油断は禁物、と心して九州に行って来ます。
Posted by emoto55 at 2014年03月15日 14:10
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