2014年03月29日

1041.減少し続ける日本の人口と20万人移民政策

 福島県での甲状腺癌、著名人の急死、得体の知れない難病、なとが増加している用に思えますが、大本営とその取り巻きは以前から全く変わらないと発表し続けています。このような疾患の増加は、医療費の増大につながり、最終的には人口の減少とつながります。人口の減少はすべて高齢化の進展で片付けられていますが、統計を見続けるとそのウソが透けて見え来てます。

にほんブログ村 環境ブログ 原発・放射能へ  
2014032901.jpg
もう何度もこのグラフは紹介していますが、2011年3月に急激に下がって、以降全く回復していません。今回の統計によれば、
【平成26年3月1日現在(概算値)】
<総人口> 1億2729万8千人で,前年同月に比べ減少  ▲21万7千人(▲0.17%)
 ・0〜14歳人口は 1639万人で,前年同月に比べ減少 ▲15万7千人(▲0.95%)
 ・15〜64歳人口は 7901万人で,前年同月に比べ減少 ▲116万5千人(▲1.45%)
 ・65歳以上人口は 3189万8千人で,前年同月に比べ増加 110万5千人(  3.59%)
<日本人人口> 1億2570万4千人で,前年同月に比べ減少 ▲25万3千人(▲0.20%)


フクシマ以降、加速して減少する日本の人口で紹介したときには、
2014032902.jpg
と、やはりどんどんと人口は低下する一方です。では、原発事故直前の2011年2月
2014032903.jpg
このときの総人口の減少は1年間あたり7万人。たった3年足らずで、3倍に増えています。そして、この人口減少を埋めるべく、
毎年20万人の移民受け入れ 政府が本格検討開始
2014.3.13 19:24 (1/2ページ)[家族・少子高齢化]
 政府が、少子高齢化に伴って激減する労働力人口の穴埋め策として、移民の大量受け入れの本格的な検討に入った。内閣府は毎年20万人を受け入れることで、合計特殊出生率が人口を維持できる2・07に回復すれば、今後100年間は人口の大幅減を避けられると試算している。経済財政諮問会議の専門調査会を中心に議論を進め、年内に報告書をまとめる方針。ただ、大量受け入れには単純労働者を認めることが不可欠で、反対論も強まりそうだ。
との記事。原発事故前であれば毎年5万人でよかったはずなのに、現在はすでに20万人。この人数は、最近の年間日本人人口減少21万人と奇しくも一致します。
 人口増加が続いていたウクライナで人口減少が始まったのは、事故から5年たってからでした。

 地震、津波がきっかけだったとはいえ、原発事故以前からもともと少子高齢化が深刻だった日本。放射能汚染でさらに深刻なダメージを受けてしまいました。

 総務省統計局は毎年人口統計を発表し続けるか、グラフの縦軸のメモリはどう変化するか、ニュースを追っかけるだけではなく、このような統計情報を毎月チェックしていくことで何かが見えてくることでしょう。

■関連ブログ
フクシマ以降、加速して減少する日本の人口2014年01月03日
チェルノブイリから五年後に起きた広範囲の人口減少2012年10月10日
タグ:人口
posted by いんちょう at 22:13| Comment(5) | 原子力
この記事へのコメント
もうちっとやそっとのことではどうにもならない事態になっています。

この際、荒療治が必要です。下記サイトのグラフを見て下さい。人口が急速に増えたのは明治維新以降です。

もう一度あの辺まで後退してみたらどうでしょうか?関ヶ原まで後退すると回復に難儀かな?原発なんか当然必要無くなりますね。電力会社は全部廃業してもらいましょう。

後発のメーカーで十分用が足りる筈です。但し、後始末はしてもらわないと困ります。
ついでにリニア新幹線も不要です。

参考サイト http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/1150.html
Posted by ハマの住人 at 2014年03月30日 11:01
在特会やネトウヨの主張を見ても移民が日本国民に受け入れられるとは考えにくい。

安倍支持者の気持ちは移民排斥だろう。

貧困化した若者はネオナチの支持基盤になる。

移民と日本人との混血が進めばネオナチの言うところの純血化が叫ばれる。

ヨーロッパの現状がそのまま日本の未来だ。
否、それよりもっと悪くなるだろう
Posted by 放射能は復讐する at 2014年03月30日 14:57
いくら情報デバイスが発達して情報があふれても、それを咀嚼する人間の
能力には限界がある。情報があふれればあふれるほど、わけがわからなくなる。

畢竟、情報はすべてスルーされるようになる。

病気になって、インフレになって、電気代もガス代も支払えなくなって、痛い思いをしないとなんにも理解できんよ
Posted by せやからゆうたろう at 2014年03月30日 16:21
少なくとも私が直接見聞きしたことだけで言えば、浦和と柏は遺体安置の場所が飽和状態で、火葬まで置いておく場所に困っている。おおむね10日かかる。柏市がそうだというより、柏の業者がそういっていたので、船橋や松戸、流山あたりの事情も含んでのことだろう。彼らの業界は病院や葬儀屋、寺などの既得権益業者のリングがしっかりできているので話も漏れにくいし、新規参入など事実上不可能に近い。それでもこういう話が人の死に直接かかわらない私レベルに聞こえてくるのだ。冬は心筋梗塞などが増えるため葬式は元々多い。それでも置き場所にこれほど困ったことはないらしい。安置所の話を聞く少し前は葬儀屋が忙しすぎてうつ病になった話も本人から聞いたことだ。これから気温が上がると腐敗を避ける安置の話は深刻になるだろう。新聞に載せてもいいレベルの記事だと思うけど、東京新聞あたりは直接取材してみてはどうか?医療データの把握は難しいだろうが、こういう周辺データは参考になるぞ。
Posted by GO at 2014年03月30日 22:41
若い女性を積極的に受け入れる移民なら考えてもいいと思う。
結婚ができない男性が増えると思われるから今後はそうした政策に打って出れば反対はしないはずだ。
Posted by R2 at 2014年04月15日 20:31
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。