・Web上にある長い記事を読むには最適の端末と言える
・一太郎2014徹を使えば、簡単に縦書きのmobi(kindle用のファイルフォーマット)を作成できる
今から約20年前、再受験を決意したときに、これは使えると思ったのが、CD-ROMなどによる、英和、和英辞典でした。何しろ、画面に英文を表示させて、単語を検索すると、意味どころか、用例、用法、例文まであっという間にわかります。そして、例文中のわからない英単語もさらに引くことができる。和文英訳の時にも、日本語→英語→英和辞書と、面倒な作業をクリック一つで済ませられる。これは、簡単に学力が伸びると喜んだものです。ところが、一ヶ月たっても全然伸びません。いや、それどころか、さっき調べた英単語すら、全く記憶に残っていない。これではだめだと仕方なく、紙の辞書で単語を引き始めました。すると、パソコンで楽ちんに調べたときよりは効率は遙かに落ちるものの、記憶への定着という面では、パソコンの画面を眺めていたときよりマシに。
画面で見るのは、紙で見るのに比べると、勉強の面では遙かに劣っているというのが、当時の結論でした。
今までの蔵書をPDFサービスに依頼して電子化することも行っていましたが、正直なところ電子化した本は−たとえ漫画といえども−読む気がしませんでした。このため、電子本には全く興味はなかったのですが、kindleを実際に見せてもらって、印象が変わりました。文字の大きさを変えられますし、(老眼が入ってくると、この機能が重宝します)何より目に優しい。
配本はWifi(無線LAN)があれば、どのような仕組みかは皆目わかりませんが、勝手にやってくれます。パソコンのWebから、商品を注文すると勝手に配本されますし、もちろんKindle上からも注文することができる。ほとんど何も気にする必要がないのです。確かに良くできています。
このCM評判はいまいちのようではありますが。
Kindleにだんだん慣れてくると、自費出版した本をKindle化したくなりました。本の印刷した会社にKindle用ファイルの作成を依頼したところ、どうもうまくできずに断念。そのままお蔵入りに。Web上でも自分なりにいろいろ調べてみたのですが、よくわからない。。。。
複数のソフトをあれこれ使って、縦書きにするときには、××を○○にかきかえて、そして、××でファイルを使って、最後に■■でmobiファイルを作る。
そんなこと私にはとてもできません。何かいい方がないかと半年ほど探していましたところ、ようやく「一太郎 2014 徹」で直接kindleファイルを作れるらしいと情報が出てきました。価格的にもバージョンアップ版はそれほど高くなく、ダメ元で購入したところ簡単にkindleファイルを作成することができました。
あまりにも簡単なので、ネット上に存在する長文の横書きファイルをkindle化してみましたところ、非常に読みやすくなりましたので、ここで作成方法をご紹介します。例によって?動画説明です。
Kindleへのファイル受け渡し法について、上記動画に補足。
パソコンとKindleを直接接続するよりも、Kindleパーソナル・ドキュメントサービスを設定すれば、メールから添付ファイルの形式で送れるようになります。さらには、第三者のメールアドレスを転送許可メールに設定すると、第三者から本を配信してもらえます。私は、Kindleを誕生日プレゼントとして送った実家の母宛てに自費出版の本をこの方法で送信いたしました。大変便利です。
Web上に公開されているKindleおすすめ記事を以下紹介。
幻想の英雄
津田信は、1974年5月から7月の3ヶ月間、28年ぶりに帰還した元日本兵小野田寛郎と共同生活をし、その手記「戦った、生きた」を『週刊現代』に連載しました。これは、のちに『わがルパング島の三十年戦争』と改題されて、講談社から出版されました。
しかし、この手記は、真実を歪めて書いたもので、その罪の意識から、津田信は、3年後の1977年6月に、手記代筆の真相を暴露した書下ろしノンフィクション『幻想の英雄−小野田少尉との三ヵ月』を(図書出版社から刊行しました。
小野田少尉の実態が書かれていると感じます。内容の是非は、ご自身でご判断ください。津田信は、1974年5月から7月の3ヶ月間、28年ぶりに帰還した元日本兵小野田寛郎と共同生活をし、その手記「戦った、生きた」を『週刊現代』に連載しました。これは、のちに『わがルパング島の三十年戦争』と改題されて、講談社から出版されました。
しかし、この手記は、真実を歪めて書いたもので、その罪の意識から、津田信は、3年後の1977年6月に、手記代筆の真相を暴露した書下ろしノンフィクション『幻想の英雄−小野田少尉との三ヵ月』を(図書出版社から刊行しました。
昭和天皇の実態が書かれていると思われます。何かもやもやした昭和の戦前、戦中、戦後がつながるのではないでしょうか。あまりにも詳細、しかも多量の文書、知らない人間の名前ばかり出てきて、苦痛にすら感じるほどです。「いいだもも」が邦訳を1970年代に書いているのですが、残念ながら非常に癖のある訳で読みにくく、さらに現在は絶版になっています。
このWebはリンクも一部切れているところもあり、Kindle化は一筋縄ではいきませんが、その価値は十分あります。文中にある写真などは、コピペで一太郎に簡単に貼ることができます。
この大作を日本語訳してくださった松崎氏に感謝申し上げます。
青空文庫
青空文庫は、誰にでもアクセスできる自由な電子本を、図書館のようにインターネット上に集めようとする活動です。
著作権の消滅した作品と、「自由に読んでもらってかまわない」とされたものを、テキストとXHTML(一部はHTML)形式に電子化した上で揃えています。
著作権の切れた本を多量に紹介しています。一部はKindleの無料本コーナーに納本されていますが、それ以外の本もたくさん。縦書きで読むとまた読書が進むことでしょう。青空文庫は、誰にでもアクセスできる自由な電子本を、図書館のようにインターネット上に集めようとする活動です。
著作権の消滅した作品と、「自由に読んでもらってかまわない」とされたものを、テキストとXHTML(一部はHTML)形式に電子化した上で揃えています。
最後に拙著「フクシマの真実と内部被曝」(Kindle版)のご紹介
文章はほとんど同じですが、一部写真などを付け加えています。書籍をお持ちの方は、改めて購入される必要は全くありません。
タグ:Kindle
一太郎は全くの未経験でした。通常版は結構な価格ですが、ジャストの別製品を持っていればバージョンアップ版とほぼ同価格の特別優待版がありますし、それのダウンロード版なら更に安くなりますから、其れを利用しました。
さて、買ったはいいがどうすればいいのか? 先生のアドバイスも得ながら、なんとかかんとかキンドルに送り込んだのはいいのですが、なんかすんなり読めなくて、今度はアマゾンにメールをする羽目になりました。
キンドルからの連絡では、先ずキンドルをバージョンアップしてくれというものでした。アマゾンサイトからコチラのキンドルのバージョン情報が判るんですね。ここでも一寸難儀をして二度三度とメールのやり取りをして無事に解決。再起動完了。
購入した書籍を再度アマゾンからからインストールし直して(勿論無料)、自分が作成した文書もあっという間に転送が完了して一件落着。USB接続です。
読後感については先生が書いていますから省略。その通りです。アマゾンのアフターサービスも実に親切で、且つ、レスポンスの早さに驚きました。そして指摘も確実に的を得ています。今回の事件で不確かなキンドルについての知識も豊富になりました。
御用とお急ぎでない方にはキンドル利用のメリットをお勧めします。手近なところで先生の書籍を導入してみては如何でしょうか?