・スクラップ工場が購入した鉄くずや、工場にしかれているゴムシートからも放射能が検出されている
・リサイクル業界では、いよいよ本格的に放射能対策をとらざるを得なくなっている
・このまま放射能の全国拡散を続けていけば、日本からの新品輸出品が陸揚げ拒否される日もそう遠くない。

ロシア 日本車から放射性物質2011年4月24日 9時5分(NHK配信)
今月に入ってロシア極東に輸入された日本の中古車およそ60台から微量の放射性物質が検出され、
地元の税関は監視を強めています。
ロシア極東地域の税関によりますと、今月に入ってこれまでに日本からウラジオストクとナホトカに輸入された中古車や小型の機械のうち、あわせて59台から微量の放射性物質が検出されたということです。
関係者によりますと、このうち、少なくとも今月16日に新潟港からナホトカに輸入された中古車のうち2台については、福島県からのものであることが車に備え付けられていた書類から確認できたということです。
放射性物質は、タイヤについた泥などから検出され、放射線量は、通常のおよそ6倍に当たる0.7マイクロシーベルトで、直ちに健康への影響を与える値ではないということです。
2011年4月というはやい時期と、かなり厳しい基準に今となっては驚かされます。今月に入ってロシア極東に輸入された日本の中古車およそ60台から微量の放射性物質が検出され、
地元の税関は監視を強めています。
ロシア極東地域の税関によりますと、今月に入ってこれまでに日本からウラジオストクとナホトカに輸入された中古車や小型の機械のうち、あわせて59台から微量の放射性物質が検出されたということです。
関係者によりますと、このうち、少なくとも今月16日に新潟港からナホトカに輸入された中古車のうち2台については、福島県からのものであることが車に備え付けられていた書類から確認できたということです。
放射性物質は、タイヤについた泥などから検出され、放射線量は、通常のおよそ6倍に当たる0.7マイクロシーベルトで、直ちに健康への影響を与える値ではないということです。
日本政府は、放射能が見つかることを「風評」と称しています。
こんなに!日本製の工業製品メイド・イン・ジャパンに「放射能の風評」トヨタや日産は「安全検査」を余儀なくされ、今治タオルはイタリアで一時輸入拒否に
2011年05月04日(水) フライデー
「先日、北米のディーラーを訪れたお客が、陳列してある日本車を見て、『あの車は大丈夫なのか。放射能に汚染されていないだろうか』と、質問してきたと聞きました。現時点で返品があったとは聞いていませんが、日本メーカーは各社、独自に放射線量の検査をして対応しています」(トヨタ自動車の幹部社員)
東京電力福島第一原発の事故で、農産物や海産物に多大な風評被害が出ているが、工業製品も同じように影響を受け始めた。特に海外への輸出品は「メイド・イン・ジャパン」というだけで疑いの目を向けられ、企業は対策に頭を抱えている。風評被害を受けたり、その対策に乗り出した主な企業を下記表にまとめたが、ご覧のように、広範な業種にわたっているのが分かるだろう。例えば、一見、放射能汚染に関係なさそうな鉄鋼製品。新日本製鐵の幹部社員はこう嘆く。
「輸出向けの鋼材については、原発事故の直後から、相手国の強い要望で、製品の放射線検査を実施しています。検査して証明書を付けろという要望なのです。特に厳しいのが、ロシア、韓国、中国です。ウチは、釜石の製鉄所が震災と津波で操業停止に追い込まれ、やっと再開したばかりです。釜石では輸出向けのスチールはほとんど生産していないのに、検査を求められる。原発から遠い千葉の君津製鉄所で生産しているスチールにまで、検査証明書を付けろというのです」
千葉なんて、フクシマと目の鼻の先。しかも放射能プルームが吹き抜けているのですから、外国の要求は当たり前。放射能汚染物質を「風評被害」と話を変えたところで、外国が納得しないのは明らかです。2011年05月04日(水) フライデー
「先日、北米のディーラーを訪れたお客が、陳列してある日本車を見て、『あの車は大丈夫なのか。放射能に汚染されていないだろうか』と、質問してきたと聞きました。現時点で返品があったとは聞いていませんが、日本メーカーは各社、独自に放射線量の検査をして対応しています」(トヨタ自動車の幹部社員)
東京電力福島第一原発の事故で、農産物や海産物に多大な風評被害が出ているが、工業製品も同じように影響を受け始めた。特に海外への輸出品は「メイド・イン・ジャパン」というだけで疑いの目を向けられ、企業は対策に頭を抱えている。風評被害を受けたり、その対策に乗り出した主な企業を下記表にまとめたが、ご覧のように、広範な業種にわたっているのが分かるだろう。例えば、一見、放射能汚染に関係なさそうな鉄鋼製品。新日本製鐵の幹部社員はこう嘆く。
「輸出向けの鋼材については、原発事故の直後から、相手国の強い要望で、製品の放射線検査を実施しています。検査して証明書を付けろという要望なのです。特に厳しいのが、ロシア、韓国、中国です。ウチは、釜石の製鉄所が震災と津波で操業停止に追い込まれ、やっと再開したばかりです。釜石では輸出向けのスチールはほとんど生産していないのに、検査を求められる。原発から遠い千葉の君津製鉄所で生産しているスチールにまで、検査証明書を付けろというのです」
日本でも水際で汚染拡大を食い止めるべく、この直後から輸出前に検査を始めています。
川崎港で輸出用中古車から放射線 業者「福島で登録」2011.7.2 00:21
川崎市港湾局は1日、川崎港東扇島の外貿埠頭で、輸出予定だった中古の乗用車から毎時62・60マイクロシーベルトの放射線量を検知し、輸出を取りやめて車を仕入れた業者が引き取ったことを明らかにした。
港湾局によると、ナンバープレートは付いていないが、業者は「福島県で抹消登録した」と話しているという。(産経新聞)
今なら、余計な「風評被害」をまき散らすとして、このような報道はできませんね。中古車や食品で騒いでいるくらいですめば心配はいりませんが、事故から3年以上がたつと思いもよらないところまで汚染が進んできます。川崎市港湾局は1日、川崎港東扇島の外貿埠頭で、輸出予定だった中古の乗用車から毎時62・60マイクロシーベルトの放射線量を検知し、輸出を取りやめて車を仕入れた業者が引き取ったことを明らかにした。
港湾局によると、ナンバープレートは付いていないが、業者は「福島県で抹消登録した」と話しているという。(産経新聞)
放射線検出で「さくらまつり」中止…鹿島製鉄所
2014年04月06日 14時06分
新日鉄住金鹿島製鉄所(茨城県鹿嶋市)は5日、工場内のゴム製シートの表面から毎時3〜5マイクロ・シーベルトの放射線が検出されたと発表した。
人体や製品への影響はないという。同社は、原子力規制委員会と経済産業省に報告し、原因を調査する。
発表によると、シートは縦1メートル、横80センチ、厚さ9センチ。コイル状の鉄鋼製品を置く際の緩衝材として使用している。3日に山口県の関連会社の工場で同じシートから放射線を検出したとの連絡を受け、同製鉄所が調査したところ、約1800枚のシートのうち33枚で放射線を検出した。
同社は5日に予定していた「さくらまつり」を中止することを決めた。茨城県神栖市でデイサービスセンターを経営する社長(42)は高齢者20人と参加予定だった。中には製鉄所誕生当時に働いていた人もおり、「『かつての職場に帰れる』と楽しみにしていたので残念です」と話した。
新日鉄は、放射能汚染されたがれきを兵器で工場内で再利用していましたから、ゴムシートの汚染が起きるのは不思議でも何でもありません。2014年04月06日 14時06分
新日鉄住金鹿島製鉄所(茨城県鹿嶋市)は5日、工場内のゴム製シートの表面から毎時3〜5マイクロ・シーベルトの放射線が検出されたと発表した。
人体や製品への影響はないという。同社は、原子力規制委員会と経済産業省に報告し、原因を調査する。
発表によると、シートは縦1メートル、横80センチ、厚さ9センチ。コイル状の鉄鋼製品を置く際の緩衝材として使用している。3日に山口県の関連会社の工場で同じシートから放射線を検出したとの連絡を受け、同製鉄所が調査したところ、約1800枚のシートのうち33枚で放射線を検出した。
同社は5日に予定していた「さくらまつり」を中止することを決めた。茨城県神栖市でデイサービスセンターを経営する社長(42)は高齢者20人と参加予定だった。中には製鉄所誕生当時に働いていた人もおり、「『かつての職場に帰れる』と楽しみにしていたので残念です」と話した。
新日鉄住金、津波がれきを資材に再生−製鋼スラグ加え改質土掲載日 2013年10月11日
新日鉄住金と新日鉄住金エンジニアリングは10日、鉄鋼スラグを用いて津波堆積物を建設資材に再生する工法を開発したと発表した。がれきが混入する泥土に製鋼スラグを主成分とするカルシア改質材を加え、回転式破砕混合機で処理。得られた改質土は海岸防潮堤や道路用盛土の資材として有効利用できる。現在は岩手県釜石市での災害廃棄物処理事業に採用されており、被災地域での採用拡大を目指す。
津波堆積物はコンクリートがらや木くずなどが混入している。回転式破砕混合機によって、がれきに付着した泥土をはがす。その泥土を改質材によって良質な資材に再生する。がれきを減量化することで処分費の削減などが見込める。
両社が開発した「カルスピン工法」は土木研究センターの建設技術審査証明を取得。現在は釜石市で稼働中で、3―12月に約21万トンの津波堆積物の処理を予定する。
ただし、ちょっと驚くのは山口の工場で廃棄前にきちんと放射線を測定していること。工場現場ではかなり深刻になっていることの証拠だと思われます。新日鉄住金と新日鉄住金エンジニアリングは10日、鉄鋼スラグを用いて津波堆積物を建設資材に再生する工法を開発したと発表した。がれきが混入する泥土に製鋼スラグを主成分とするカルシア改質材を加え、回転式破砕混合機で処理。得られた改質土は海岸防潮堤や道路用盛土の資材として有効利用できる。現在は岩手県釜石市での災害廃棄物処理事業に採用されており、被災地域での採用拡大を目指す。
津波堆積物はコンクリートがらや木くずなどが混入している。回転式破砕混合機によって、がれきに付着した泥土をはがす。その泥土を改質材によって良質な資材に再生する。がれきを減量化することで処分費の削減などが見込める。
両社が開発した「カルスピン工法」は土木研究センターの建設技術審査証明を取得。現在は釜石市で稼働中で、3―12月に約21万トンの津波堆積物の処理を予定する。
鉄くずから微量の放射線量測定 宇和島市日本テレビ系(NNN) 4月12日(土)6時21分配信
愛媛県宇和島市のごみ処理施設から搬出された鉄くずから、微量の放射線量が測定された。宇和島市などは原子力規制庁の指示を受け、12日、改めて数値を測定することにしている。
微量の放射線量が測定されたのは、宇和島市の津島町クリーンセンターでプレスされた鉄くず。宇和島市などによると、この鉄くずを新居浜市の業者が香川県のリサイクル業者に持ち込んだところ一時間あたり0.9から1.2マイクロシーベルトの放射線量が測定された。このため鉄くずは引取りを拒否され、新居浜市の業者の倉庫に保管されていて、愛媛県新居浜市が測定した結果、最大で4マイクロシーベルトの放射線量が測定されたという。
宇和島市や県原子力センターでは原子力規制庁の指示を受け、12日、保管場所に立ち入り、鉄くずの放射線量を改めて測定した上で今後の対応を協議することにしている。
四国の工場であっても、やはり放射線量の測定をしています。これは、かなり深刻な事態を伺わせますが、業界紙に次のような記事があるとツイッターで教えてもらいました。愛媛県宇和島市のごみ処理施設から搬出された鉄くずから、微量の放射線量が測定された。宇和島市などは原子力規制庁の指示を受け、12日、改めて数値を測定することにしている。
微量の放射線量が測定されたのは、宇和島市の津島町クリーンセンターでプレスされた鉄くず。宇和島市などによると、この鉄くずを新居浜市の業者が香川県のリサイクル業者に持ち込んだところ一時間あたり0.9から1.2マイクロシーベルトの放射線量が測定された。このため鉄くずは引取りを拒否され、新居浜市の業者の倉庫に保管されていて、愛媛県新居浜市が測定した結果、最大で4マイクロシーベルトの放射線量が測定されたという。
宇和島市や県原子力センターでは原子力規制庁の指示を受け、12日、保管場所に立ち入り、鉄くずの放射線量を改めて測定した上で今後の対応を協議することにしている。
放射能汚染で実害も 加工拠点中部・西日本にシフト 製品輸出にも影響
2011年5月
福島原発事故による放射能問題が、製品から再生資源全般の物流停滞要因としてクローズアップされ始めている。電線・伸銅・アルミ製等輸出向けについては、国際的な放射線量の基準値問題が絡んだ検査のためのコストアップ要因が出現。製造面では汚染回避のための生産拠点の関西・中部地域へのシフトという新たな動きが表面化し始めている。これを受けて、製品・原料両面では東日本と西日本という物流の劇的な変化も現れており、汚染の可能性のある東日本の範囲にある原料問屋業界は、確実に仕事量が落ち込むという実質的な被害の拡大という形で現れている。放射能問題は、銅電線、伸銅製品、アルミダイカスト製品関連やステンレス、電炉製品までの製品から原料スクラップにリンクした物流の停滞という形で全業界に深刻な影を落としている。
《アルミ業界》
アルミ地金再生2次合金メーカーの一部からは以下のような深刻な問題が表面化している。原発に近い工場を持つ某社は、アルミ缶を溶解して2次合金地金を製造しているが、在庫してあったアルミ缶の放射能線量がやや高い数値を示している。このため在庫をそのまま溶解したのでは製品に規制値以上の数値が出るとして、数値を押さえ込むために汚染していないアルミ缶を新たに入手して放射能を薄めなければならないという事態に追い込まれている。新たに入手するアルミスクラップの健全性を証明と規制値以上の現物の流入を避けるために、受入ヤードについてはゲートモニターの設置や検査要員の確保等、新たなコストアップ要因への設備投資を迫られているのが実情だ。 この流れは、アルミ、伸銅、電線等これまでゲートモニターの設備が必要ではなかった全ての業界にまで波及しており、風評被害どころではない実害としての放射能問題が様々な業再生資源業界に広がっている。
また、アルミダイカスト業界では加工品の物流に関して新たな動きも出始めている。汚染の可能性のある原料を使用して型に流す作業について、汚染の恐れのない中部・西日本地域に製造工程をシフトする向きが多く、結果として東日本マーケットでの物流絶対量の減少という深刻な被害も出始めているというのが現状だ。此処に来て自動車メーカー各社の本格稼働の前倒しが見込まれるものの、工程別で見ると部品の不安定な供給の下で仕事量の絶対量は完全に低位に張り付いたままというのが現状だ。 アルミ脱酸向けも同様の対放射能検査機器の導入を迫られる業種だ。
《電線・伸銅》
今のところ原料そのものの放射能被害については、規制値を上回る形での明確な形は出ていないようだ。しかし、輸出
製品に関しては、国際基準をクリアする必要があり、製品輸出段階での検査機器の導入といった新たな設備投資を迫られることになりそうだ。現時点で問題化していない銅・銅合金原料スクラップの放射能問題だが、今後の復興ペースによっては、放射能汚染地域からの再資源化物資の流入という問題は避けられないだけに、これまで検査機器に縁のなかった非鉄金属原料問屋業界も、ガイガーカウンター等対放射能検知機器の設備導入を余儀無くされることになりそうだ。問題は、放射能問題がもたらした地域の区分けが確実に進んでいくことで、季節風が変る夏場を控えて、東北(山形、秋田方面)地区からの流入現物に対しても汚染の可能性を考えなければならない事態を迎えそうだ。(日刊資源新報)
2011年5月
福島原発事故による放射能問題が、製品から再生資源全般の物流停滞要因としてクローズアップされ始めている。電線・伸銅・アルミ製等輸出向けについては、国際的な放射線量の基準値問題が絡んだ検査のためのコストアップ要因が出現。製造面では汚染回避のための生産拠点の関西・中部地域へのシフトという新たな動きが表面化し始めている。これを受けて、製品・原料両面では東日本と西日本という物流の劇的な変化も現れており、汚染の可能性のある東日本の範囲にある原料問屋業界は、確実に仕事量が落ち込むという実質的な被害の拡大という形で現れている。放射能問題は、銅電線、伸銅製品、アルミダイカスト製品関連やステンレス、電炉製品までの製品から原料スクラップにリンクした物流の停滞という形で全業界に深刻な影を落としている。
《アルミ業界》
アルミ地金再生2次合金メーカーの一部からは以下のような深刻な問題が表面化している。原発に近い工場を持つ某社は、アルミ缶を溶解して2次合金地金を製造しているが、在庫してあったアルミ缶の放射能線量がやや高い数値を示している。このため在庫をそのまま溶解したのでは製品に規制値以上の数値が出るとして、数値を押さえ込むために汚染していないアルミ缶を新たに入手して放射能を薄めなければならないという事態に追い込まれている。新たに入手するアルミスクラップの健全性を証明と規制値以上の現物の流入を避けるために、受入ヤードについてはゲートモニターの設置や検査要員の確保等、新たなコストアップ要因への設備投資を迫られているのが実情だ。 この流れは、アルミ、伸銅、電線等これまでゲートモニターの設備が必要ではなかった全ての業界にまで波及しており、風評被害どころではない実害としての放射能問題が様々な業再生資源業界に広がっている。
また、アルミダイカスト業界では加工品の物流に関して新たな動きも出始めている。汚染の可能性のある原料を使用して型に流す作業について、汚染の恐れのない中部・西日本地域に製造工程をシフトする向きが多く、結果として東日本マーケットでの物流絶対量の減少という深刻な被害も出始めているというのが現状だ。此処に来て自動車メーカー各社の本格稼働の前倒しが見込まれるものの、工程別で見ると部品の不安定な供給の下で仕事量の絶対量は完全に低位に張り付いたままというのが現状だ。 アルミ脱酸向けも同様の対放射能検査機器の導入を迫られる業種だ。
《電線・伸銅》
今のところ原料そのものの放射能被害については、規制値を上回る形での明確な形は出ていないようだ。しかし、輸出
製品に関しては、国際基準をクリアする必要があり、製品輸出段階での検査機器の導入といった新たな設備投資を迫られることになりそうだ。現時点で問題化していない銅・銅合金原料スクラップの放射能問題だが、今後の復興ペースによっては、放射能汚染地域からの再資源化物資の流入という問題は避けられないだけに、これまで検査機器に縁のなかった非鉄金属原料問屋業界も、ガイガーカウンター等対放射能検知機器の設備導入を余儀無くされることになりそうだ。問題は、放射能問題がもたらした地域の区分けが確実に進んでいくことで、季節風が変る夏場を控えて、東北(山形、秋田方面)地区からの流入現物に対しても汚染の可能性を考えなければならない事態を迎えそうだ。(日刊資源新報)
日本の生命線である工業品の輸出。日本国内では絆と「風評」で押しつけることができるでしょうが、国際的にはそうはいきません。中古車ではなく、新品の工業製品が輸出できなくなる。その危機がもうそこまで来ています。これでも、原発は「経済的」に有利で、再稼働すべき必要があるのでしょうか。
先の大戦でも1944年初頭には、敗戦は避けられないと天皇および、中枢は評価していました。それでも、止めなかった理由は、天皇の陰謀に書かれていました。
木戸は、広島に原爆が投下される丁度19ヶ月前の1944年1月6日、彼の考えを表した最初の文書をまとめた。戦争は基本的に負ける、とそれは結論し、我々は、ドイツが降伏する前に、現実的な和平案を作らねばならない、と彼は述べていた。
(中略)
もし、天皇制が秘密裏に維持され、日本が百年の間、再興の時期をうかがおうるとするなら、その国民も周到に用意させられなければならない。戦闘員は、勝利の栄光を得るか自害するかを問われ、天皇の名のもとに、数十万人が死を選んでいる。もし、平和が時期尚早に宣言されたなら、愛国者は、裕仁は戦争を最後まで戦い抜く気概を欠いていたと言うだろう。未亡人や孤児は、天皇は肉親を無駄死にさせたと恨むであろう。したがって、国としての面子を保つため、この戦争は、誰もがその被害者となり、その終結が望まれるようになるまで、継続されなければならない。その時点で、国民は、空虚な戦争だったと感じ、天皇への失望を感じるかもしれない。そう至った段階で、裕仁が平和を宣言したなら、国民は天皇をありがたく感ずるだろう。
どうでしょう。笑えますか?(中略)
もし、天皇制が秘密裏に維持され、日本が百年の間、再興の時期をうかがおうるとするなら、その国民も周到に用意させられなければならない。戦闘員は、勝利の栄光を得るか自害するかを問われ、天皇の名のもとに、数十万人が死を選んでいる。もし、平和が時期尚早に宣言されたなら、愛国者は、裕仁は戦争を最後まで戦い抜く気概を欠いていたと言うだろう。未亡人や孤児は、天皇は肉親を無駄死にさせたと恨むであろう。したがって、国としての面子を保つため、この戦争は、誰もがその被害者となり、その終結が望まれるようになるまで、継続されなければならない。その時点で、国民は、空虚な戦争だったと感じ、天皇への失望を感じるかもしれない。そう至った段階で、裕仁が平和を宣言したなら、国民は天皇をありがたく感ずるだろう。
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ビルのエアコンフィルターの交換について
原発事故以来、古いフィルターを廃棄する前に
放射線測定が義務付けられた都内のビルで交換したフィルターの殆どが基準値を超えていて
廃棄を引き受けてもらえない状況のようで
事業者はいよいよ困りはじめているようです
車の事で言えば、昨年のこの時期に、ある中古の車を買おうかなと交渉したことがあります。非常に程度も良かったのですが、震災以後、東北のある県からオークションで引いてきた車だったので断念しました。今でも、そのお店の前を通ると売れずに残っています。多分、そこの店主の方は、こんなに程度もよく値段も格安なのに?と不思議に思われている事でしょう。私も、放射能測定をして安全であればいつでも購入したいと思うのですが・・・。まだ、Noもついていますので、確認できます。
先生の住まれているところからはそう離れていないので如何でしょう?
確認して頂くと、格差状況についてある意味証拠となるような気がするのですが・・。
>・このまま放射能の全国拡散を続けていけば、
>日本からの新品輸出品が陸揚げ拒否される日もそう遠くない。
これに関してはどうですかね?いや日本からの農産物の輸入規制の解除が、EUなどでは進みつつあると聞いたので。
これは東京の汚染及び健康被害の問題とも関連していると思うのですが、国際的にも東京及び日本が滅んでしまったら色々困るので、あえて東京と日本を維持するために、多少汚染されている製品であろうと、何事もなかったように輸入するということが、各国間で内々に決められていたりする可能性も。
もっとも、その裏では、日本なしに世界が維持できるような再構築が行われている可能性も。そしてそれが完了した時点で、日本は用無しとなるのでしょう。
訂正
No→ナンバー
格差状況→拡散状況
失礼しました。
絆により、ばら蒔かれたせいかと。
いずれにしても、この後に及んで、
“再稼働”を言っている、
ジコ中丸出しの
原発推進屋さん達を
逃げられないようにするために、
(悪党には、包囲網を作ることが、
肝心です)
東北・関東での、事故前・事故後の、
病気系の死亡率・出生率は、
抑えておいた
方がいいですよね。
そもそも、悪党と言うのは、
自分の子供・孫も含めて、
次世代・子孫のことなど、
一切考えていない、
しかも、
彼らが個人でやることと言えば、
「自分は、とにかく助かり、
利権発露の小銭を稼ぎたい。
かつ、無垢な同胞など、
幾ら死んでもいい。」
ですから、
愛国心欠如で、しかも、
極めて、残酷・残忍な連中です。
徹底的に統計を集めることが肝心です。
ゲートモニターの担当させらたことだ。RADOS製で精度は良かった。品物を運ぶトラックはトレーラタイプが大半だった。
まず驚くのは、トレーラーのヘッド部分がゲートモニターのセンサー部分を通過するした時点で警報がなる。(規定値越えだ)
何だと思うとエアクリーナーが犯人で、運転手の話だと福島を
しょっちゅう行っていると言う。0.7ぐらい有ったと思う。
まあいい経験させてもらった。(危険半分)
台湾への郵便物- 読売新聞(2014年4月15日07時17分
http://news.infoseek.co.jp/article/20140414_yol_oyt1t50074
短いので全文貼っておきます。
横浜市中区の横浜港本牧ふ頭で、台湾への郵便物を積んだ船便コンテナから、国の基準値(1時間あたり5マイクロ・シーベルト)を超す最大10マイクロ・シーベルトの放射線量が検出されたことが、横浜市や日本郵便への取材で分かった。
コンテナ内の郵便物の詳細は不明だが、放射線が漏れ出ているとみられ、横浜市は、ふ頭の一部を立ち入り禁止にしてコンテナを保管。日本郵便には即時引き取りを要請した。
同市などによると、コンテナには全国から川崎東郵便局に集配された、台湾宛ての小包約250個が入っている。11日頃から5マイクロ・シーベルト前後の放射線量が検出され、コンテナ外部を水で洗浄したが、日本郵便が13日に測定したところ、同10マイクロ・シーベルトまで上昇し、日本郵便が横浜市に連絡した。同市消防局による同日夜の測定では同6マイクロ・シーベルトを検出した。
生活圏も、既に廃棄物に取り囲まれてきていることを、
いまさらながら実感します。
御存じと思いますが、下記のようなニュースも。
横浜・本牧ふ頭「高濃度放射線コンテナ」中身は台湾向け小包250個
J-CASTテレ http://www.j-cast.com/tv/2014/04/15202152.html
Yahoo http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140414-00000021-asahi-soci
郵便物ということは、コンテナに届くまでは、周囲に普通に人が沢山いる場所で、
荷物受付〜集配〜運搬を素手で行っているということですよね。
--------------------------------------------
あと、なんでも放射能のせいにする「放射脳」と言われそうですが、
下記のニュースも気になっています。
冬眠明けのメスばかり19頭不審死(雄7頭も死亡) 秋田のクマ牧場
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000025063.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140412-OYT1T50181.html
ロシアは、日本からロシアへ輸出される全ての貨物について、2014年も引き続き厳しい放射線レベルの監視を行うとしている。
【食料品への厳しい規制】
日本から出荷あるいは太平洋で捕獲された魚も検査の対象だ、とロシア・タイムズが報じている。ロシア側は、「このような監視は、特に放射能汚染や流通に関する管理が甘いロシア極東の地域に重点を置く」と日本への規制強化を明らかにしている。
日本からロシアへの魚の供給は現在、ロシア関税同盟が定めた放射性物質量の基準値を下回ることを証明する、日本の有力団体による書類の提出が必要だ。さらに、日本からの全ての食品は、放射性セシウムの値を調べる検査を受けなければならない。しかし今のところ、これらの条件に見合わなかった魚やその他の食料品はなかった、とロシアの各メディアは報じている。
【隣国の不安】
福島第一原子力発電所の事故基から太平洋に流出したとみられる汚染水に対する不安が、ロシア税関による放射能汚染対策を強化させている、とボイス・オブ・ロシアは指摘している。
ロシア・タイムズは、2011年3月の福島原発事故が1986年4月のチェルノブイリ原子力発電所事故以来、最悪の原発事故だと報じている。そして、福島原発事故基からの放射能による汚染水は、日本だけでなく、近隣諸国の人々と環境に大きな脅威だとしている。同紙は、東京電力が事故後、汚染水が海に流れ出したことをはっきりと認めていないことを取り上げ、汚染水漏れが明らかになった後も2013年7月まで、その対策を講じることができなかったことを批判している。
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20140106/Newsphere_10903.html
該当小包みは数ミリsv秒辺りか
もっとあるかも
7トン放射性汚染木屑 笛吹市
家のそばの自分の山近くにも怪しい
フレコンパック放置有るし
新車も返品成ったのがあるそうです
微量検出 シンガポール
2011年10月24日 月曜日 朝日新聞 34面
高い放射線量の中古車が、全国を転々としている。うわさの車を追った。中古車業者の間で広まっている、ある情報を耳にした。高い放射線量で輸出できなかった中古車が、国内で流通しているという。その車の車体番号を聞き出し、運輸支局で記録を調べた。直近の所有者は、岡山県内の輸出業者だった。その会社を訪ねた。うわさの車、「いわきナンバー」のミニバンを購入したのは7月下旬。業者が車を売買する千葉県のオークション会場で143万円だった。
東南アジアに輸出するため大阪府に運び、8月に港で放射線検査をすると、国が定めた輸出コンテナの通報基準値(毎時5マイクロシーベルト)を超える毎時110マイクロシーベルトを検出した。「検査後は何度も除染して測定したが30マイクロシーベルトまでしか下がらなかった」と業者。その後どうしたのか。「国内で売ることにしたんです。うちも損するわけにはいかないですから」運輸支局で一時抹消登録をしてナンバープレートを外し、9月に大阪市内のオークションに出品したが売れず。翌週、神戸市内のオークションで121万円で売れた。
その後、関西周辺の業者の間で「手を出してはいけない車」(別の業者)として、車体番号がマークされるようになった。かりに毎時30マイクロシーベルトを1日2時間浴びたら、年間被爆線量は国が避難を促す目安の年間20ミリシーベルトを超える。
どこで汚染されたのだろう。記録を調べると、最初の所有者として福島県の自動車販売会社の名前が出てきた。東京電力福島第一原発から40キロ離れたいわき市にある、この会社の販売店が取り扱った車だという。店長に話しを聞いた。「いわき市内の男性が3年前に購入し、震災当時は仕事で原発近くに駐車していたと聞いた。男性は7月にローンの残金を払って、別の中古車業者に売ったらしい」今、この車はどこにあるのか。今月上旬、埼玉県内のオークションに出品されたが売れず、翌週、千葉県内で落札されたのが目撃されていた。オークション会社に落札業者を聞くと、「規則上、回答できない」と断られた。それを最後に、手がかりは途絶えた。
ナンバー外し 再登録・販売
輸出できない車が国内で流通していることについて、ある輸出業者は「氷山の一角」と断言する。「高い線量が出ると除染が大変なので、規制のない国内のオークションで売りに出す」こうした車を購入した業者がナンバーを再登録すれば、他地域のナンバーが店頭に並ぶ。過去のナンバーは車検証に記載されず、運輸支局で詳細記録を調べない限り分からない。
中古車輸出の規制はより厳しくなり、国内市場に舞い戻る車はさらに増えるという。8月以降、全国の港湾で全大検査が決められ、0.3マイクロシーベルト以上の車は貨物船に積めなくなった。日本湾運協会(東京)によると、全国で9月に基準値を超えたのは輸出社全体の約1%にあたる660台だった。
福島県内では中古車の安全確保の動きがある。福島市でオークション会場を運営する「JU福島」は全車の放射線量を検査し、毎時1マイクロシーベルトを超える車の出品を断っている。高い線量が検出されなくても福島県ナンバーが避けられる「風評被害」もある。福島市の中古車業者は「福島、いわきナンバーは県外で売れないので、車検期間が残っていてもナンバーを外し、関東に出品している」と明かす。
http://savechild.net/archives/10895.html
我らが英雄泉田知事は、新潟県産農産物の海外への売り込みに積極的ですよ。
以前に別の記事でコメントしましたが、あの方もいわば株式会社新潟県の社長でありますから、会社が潰れかねない事態にならないように色々画策をしているのですよ。まぁ汚染されている隣県と接している地域で生産されている農産物なんて実際どうなのでしょうねぇ?
それでですね、海外の方が東日本産農産物を食すのも自己責任だと思いますが。もはや情報弱者はそれだけで罪なのです。
情報、ありがとうございます。
なるほど、出品する側は「風評被害」なのですね。
実際、測れば済むことなのにと思いますよね。
「背に腹は代えられぬ」とは思いますが、被爆して応援はしたくないと、しみじみ思いますよね。
本当の加害者は別なのだけれど、ここまでくると・・・感情的になってしまいますよね。
「少しは、考えろと・・。」
被害者のようで、すでに加害者になっているよ
「目を覚ましなさい!」と言いたいですね。
昔、立ち読で一読した時に、一件、歴史的資料を多用した学問的業績を装いながら、その余りに偏見と捏造に彩れられたプロパガンダな内容にゲンナリして、買うのを辞めた記憶があります。
で、こんなトンデモ本を使って”歴史の真実”のように宣伝するのは、どうかと思いますがね。
さて、この本の、いい加減さは院長先生が引用した僅かの文章だけでも充分に指摘できます。
院長先生の”中略”された部分は以下のように書かれています。
そして曰く。(略)「自身の力をこの国のうちに秘密に維持しなければならない」。(21)
この文章の後の(21)とはなんでしょうか?
(21)は巻末脚注で、文章の元ネタを示しており、それは(21) 木戸、『日記』、1078-79。と示しています。
ところで、こういう場合、引用した部分の最後に脚注をつけるのが普通ですが……だとしたら、脚注の後に続く、次の文章―ー
「もし、天皇制が秘密裏に維持され、日本が百年の間、再興の時期をうかがおうるとするなら、その国民も周到に用意させられなければならない。戦闘員は、勝利の栄光を得るか自害するかを問われ、天皇の名のもとに、数十万人が死を選んでいる。もし、平和が時期尚早に宣言されたなら、愛国者は、裕仁は戦争を最後まで戦い抜く気概を欠いていたと言うだろう。未亡人や孤児は、天皇は肉親を無駄死にさせたと恨むであろう。したがって、国としての面子を保つため、この戦争は、誰もがその被害者となり、その終結が望まれるようになるまで、継続されなければならない。その時点で、国民は、空虚な戦争だったと感じ、天皇への失望を感じるかもしれない。そう至った段階で、裕仁が平和を宣言したなら、国民は天皇をありがたく感ずるだろう。」
これは何なのでしょうか?
考えられるのは、おそらく、この文章はデビッド・バーガミニ自身が勝手に挿入した個人的意見か、訳者が勝手に自己の意見を挿入したか(意訳とか超訳とかいって、個人の意見を入れることはよくある)どちらかとしか思えません。
つまり、資料的価値は全くない文章です。よく読めばわかりますように論理的構成もおかしい。
原本を読めばわかるのでしょうが、私自身はそこまでして調べ上げる価値があるものとも思えず、時間もありません。
ここで、悪質だと思われるのは、資料から引用した文章に続けて何の注釈もなく自己の意見を書くことで、明らかに読者を「」の文章が実際の資料としてあるものだと誤読させる目的だと考えられることです。
しかも、院長先生の中略の仕方であれば、脚注が省かれますので、更に悪質な改変となっています。
院長先生が天皇嫌いなら、それはそれでいいのですが、フィクションを事実と誤導させるような工作などせずに、きちんとした資料をベースにして行うべきです。でなければ、ベクトルの向きが違うだけで原発推進派と同類になってしまいます。
逆に↑の時の院長先生自身の心理状況を考えれば、なぜ原発推進派が、これだけ原発再稼働にこだわるのかがわかると思いますよ。
原発推進派の多くの誤魔化しの間違いは鋭く指摘するのに、いざ、一旦、自分の頭に最初に挿入し、囚われた考えと同じベクトルの”もの”があれば、たちまちにして”おかしな部分”を無視して、(それが理解できるだけのリテラシーはあるはずなのに)指摘できずに、そのままに受け入れてしまう…人間とは面白いものですな。
そうなると悩むのが、「汚染」の問題なのですよね。
正直、関東や東北で製造されているクルマはパスしたいですし。スバル、好きなんだけどなぁ。そうなると、工場が広島にあるマツダかなぁ。あそこのメーカーの最近のデザインは好きだし。乗用車用ディーゼルエンジンにも興味はありますし。
いやいっその事、少し無理してでも欧州製のクルマを買うべきか?それとも福1事故前に製造されたクルマを中古で買うべきか?ただ、中古車は、西日本にあったからといって、安心はできない代物でありますしねぇ。
ホント、悩むところです。
Iran Japanese Radioの記事は既に消えていますが、その記事を転載しているブログを見つけましたのでご参考までに。
http://radioactivetokyo.seesaa.net/article/268342980.html
汚染部品が見つかった都市から100km離れた荒野にその汚染部品が移送されたそうですが、その対応に比べて日本では全国にあらゆる形で汚染拡散…(食べ物だけでなく、セメント、紙、そして一番恐ろしいのが吸気被曝してしまうタバコ)。
一人一人が声をお役所や企業に届けていくほかない気がします。黙っていては日本の全住民が被曝で苦しむ未来は避けられないのではないでしょうか。