2020年05月16日

批判的記事の読み方2−例題)ウイルス専門の西村秀一医師が現場から発信

前回のブログで、自称「世界的権威」に騙されるなと警告いたしました。本日は、「現場」を口に出す医師の記事について、掘り下げてみます。

PCR検査せよ」と叫ぶ人に知って欲しい問題 ウイルス専門の西村秀一医師が現場から発信
大崎 明子 : 東洋経済 解説部コラムニスト 2020/05/12 6:00
国立病院機構仙台医療センター臨床研究部ウイルスセンター長の西村秀一医師へのインタビューを行った。ウイルスセンターは国内では数少ない臨床ウイルス学の研究施設であり、全国の医療機関から依頼を受け、ウイルス分離や血清学的検査を行っている。PCR検査の現場をよく知る立場からの問題提起である。

 ここまでで、一番大事なのは何でしょう?まず、著者ですね。名前と顔を見てみましょう。

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posted by いんちょう at 19:20| Comment(3) | 原子力

2020年05月06日

映画「太陽の蓋」−90分版−

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posted by いんちょう at 23:59| Comment(0) | 原子力

2020年05月05日

今のままでは、早晩救急車も来なくなる

また、一ヶ月緊急事態宣言が延長されました。
月末まで緊急事態宣言延長 安倍首相「責任を痛感」―14日に中間評価、一部解除も
2020年05月04日21時15分
 政府は4日、新型コロナウイルス感染症対策本部の会合を首相官邸で開き、6日で期限が切れる緊急事態宣言を47都道府県を対象に今月31日まで延長することを決定した。安倍晋三首相は記者会見で、宣言を継続せざるを得ないことについて「責任を痛感している」と陳謝すると同時に、国民に理解と協力を呼び掛けた。政府は14日をめどに感染状況などの中間評価を行い、可能な県では期限前に宣言を解除する方針だ。

この間、政府がやったのはどれだけ人通りが減ったかの調査のみ。医療機関に対して、何か具体的な支援なり、システム作りがあったとは私は知りません。各地の医師会がようやく、PCR検査を始めようかとしているところ。検査に関しても、相変わらず原因がわかりません。目詰まりが起きてますとか、抽象的な言葉ばかり。

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posted by いんちょう at 16:43| Comment(1) | 原子力

2020年05月04日

フロッピー時代のPCR検査で戦うのは無理だ。世界標準機器(Rocheコバス)を使用せよ

 私が1986年に初めて購入したパソコンは、FM-New7でした。8bit, 64MBx2メモリーで本体価格は10万円近く、フロッピーディスクドライブも当時1台10万円程度していましたから、最初はオーディオカセットでプログラムを入出力。一つのゲームを読み込むのに10分程度かかったものです。それが当然でしたが、さすがに音を上げてフロッピーディスク(5インチ)を購入しました。今まで10分でかかったのが、1分足らずで済むので驚きました。その後、会社に勤めだしてからPC-286を購入。当時はHDDも非常に高価でフロッピー2台で随分と使ったものです。ようやく20MBのHDDを数万円で購入して、HDDはこんなに便利かと感激しました。
そのご、どんどんと時代は進歩し、いまやHDDでも遅いと言われるようになり、大半のパソコンがSSD(半導体を使った大容量記憶装置)へと進歩しています。容量も20MBの1000倍のさらに50倍 1TB(テラバイト)SSDも1万円足らずで購入出来るようになりました。

カセットテープ→フロッピーディスク→HDD→SSD

と進歩していますし、記憶容量も格段に進歩しました。フロッピーディスクの容量は約1MBでしたから、その1000倍をさらに1000倍つまり、100万倍に増えました。もう、3.5インチのフロッピーは生産中止となっていることはご存じのことでしょう。OSの配布も当初はフロッピーベースでした。Windows 3.1は、フロッピー10数枚となり、Windows 95は、フロッピーだと20枚程度になっていたような記憶があります。さすがにこれでは不可能なので、CDベースに変わってきましたね。このOSが発表されたのはおおよそ今から20年前です。


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posted by いんちょう at 12:37| Comment(6) | 原子力

2020年04月12日

2020年4月12日 ツイキャス

2020年4月12日21時ツイキャス

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2020年04月11日

PCR検査忌避は、医療崩壊そのものである

 日本だけPCR検査数を極端に絞っているのは、皆様ご存じの通り。その理由がなかなか見えてきませんでしたが、これは、政府、厚労省、そして医師会まで含んだ「方針」であることが徐々に明らかになってきました。

保健所長「病院あふれるのが嫌」 さいたま市の検査数少ない理由
2020年4月10日 21時16分
 新型コロナウイルス感染の有無を調べるPCR検査が、さいたま市では2カ月で171件にとどまったことについて、市の西田道弘保健所長は10日、記者団の取材に「病院があふれるのが嫌で(検査対象の選定を)厳しめにやっていた」と明らかにした。

 さいたま市は2月に検査を開始し、今月9日までに171件。同市より人口、感染者ともに少ない千葉市は同日時点で4倍以上の700件を超えた。

 西田氏は、軽症や無症状の患者で病床が埋まるのを懸念したと説明。「検査を広げるだけでは、必要がないのに入院せざるを得ない人を増やすことになる」と述べ、滞在先施設の確保が必要だと強調した。
(共同)
 まさに大日本帝国を彷彿とさせる「理論」です。ベッドが足りなくなるから、検査を絞る。本末転倒も甚だしい。中国はすぐに間違いに気がついて、都市を封鎖し、病院を建設し、軽症者用の宿泊施設を大がかりに作り上げました。今回の疾病は、まさに戦争ですから、平時の兵站ではとても太刀打ちできません。日本で感染が起き始めたときに、韓国のように検査を徹底記に行うとともに患者を何が何でも、隔離していけば、おそらく100〜1000億円足らずの費用で全部押さえ込みができたはずです。ところが、平時の病床に見合うだけの検査しかしてこなかったため、市中感染がもう防げないほどになってしまいました。
 さいたま市の保健所長がこのような大それたことを自分の責任で言うはずもありませんから、これは中央−厚労省からの指示であることは、まず間違いないでしょう。だから、こんなことになります。



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posted by いんちょう at 18:07| Comment(0) | 原子力

2020年04月08日

2020年4月8日ツイキャス

毎日、21時よりツイキャスしています。

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2020年04月04日

2020年4月4日ツイキャス

毎日21時よりツイキャスしています。遊びに来てください。


米国退去勧告他
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2020年03月27日

2020年3月27日ツイキャス

毎日21時より、ツイキャスラジオを行っています。

3/27の録音分です
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2020年03月26日

2020年3月26日ツイキャス

毎日21時より、ツイキャスラジオを行っています。

3/26の録音分です
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2019年10月06日

1453.カネの環流は電力文化

 「会社のものを私物として使ったらいけないよ」

今から40年近く前に祖父に言われた戒めです。社会人になるまではピンときていなかったのですが、東京電力に入社してから、その重みが分かるようになってきました。学生時代と違って、監督する人も助言してくれる人もいませんから、やろうと思えば何でもできます。同窓会の案内を会社の封筒で送ってきたり、あるいはひどいのになると結婚式の案内状を社内便で送ってきた人もいました。いずれもささいなことではありますが、その人の性根が伝わってくる感じがしたものです。

 1988年に入社して、1989年1月から福島第二原子力発電所、第一保修課(だいいちほしゅうか)タービン班に配属されました。タービン班の守備範囲は原子炉周り以外の機械をすべて担当します。1回の定期検査あたり、当時の金額で概算30億円〜50億円程度の工事の予算、見積もり、現場監督を10名ほどで担当していました。
 電力会社は自分では手を下さずに、お金を出して工事をしてもらう立場にあるわけで、現場に行くと「お客さんがきた」と言われます。自分の施設なのにおかしな話ですよね。これらの工事を行うのは、5社〜10社程度で、始まりにはキックオフミーティング(と称した飲み会)、終わりにはお疲れ様でした飲み会が執り行われていました。そのときの費用は、関連企業が出してくれますので、電力社員の負担は一銭もありません。だいたい二次会のスナックに行って、タクシーで帰ります。5社ともやれば、2週間程度はかかります。そうやって、電力社員はごちそう慣れしていきます。
 新入社員の研修旅行で新潟の柏崎刈羽原発にいき、宿泊した旅館で豪華な宴会がありました。同僚の新入社員の一人が、
「この費用って電気料金からでているんだよね」
とぼそっとつぶやいていましたが、そんな矜恃はすぐになくなってしまいます。

 5000万円程度の(原子力の工事では非常に小ぶりです)工事監督をやっていた私にも担当の企業産からタクシー券を束で渡されて、自由に使ってください。と言われたこともあります。もちろん(といえるかどうかは、かなりあやしいですが)お断りしました。まだ、20代の私の転勤が決まったときにも、関連企業全社から5〜10万円程度の餞別(はっきりした金額は覚えていませんが)をもらいました。うまく返せなかった1社を除いて返却しましたが、今までの担当者はたぶんもらっているでしょうし、役職者になるともっと金額が高くなるのは、当然でしょう。

 勤務中によくわからない委託研究を5000万円で作れと言われて、??と思いながら、稟議書を作成したことがあります。当然あやふやな内容で、当時厳しかった発電部長は、「小野、おまえなんだこの研究は?」としかられたときに、副長が、「部長、これはあの案件です」と耳打ちしたところ、「なんだ、それを早く言え」といわれておしまい。簡単に承認されました。あまりにひどい報告書をその委託会社(東電の関連企業でした)が持ってきた時に、当時生意気な20代の社員だった私は怒ってしまいました。その報告書を持ってきたうちの一人が武黒(東電ビデオ会議に出てくる人)さんで、「ここに喫茶店はあるかな?コーヒーを頼もう」とうまくその場の雰囲気を取り繕いました。つまり、電力会社にはしてもしなくてもよい工事、委託が天の声として降ってくることがあるわけです。

 以上を踏まえると、今回の関電賄賂事件も見えてくるのではないでしょうか。

・電力社員は新入社員の時から、いろいろと付け届けをもらうことになれている
・天の声(重役指令)で降ってくる工事は、簡単に承認が通る

私が東電に勤めていたのは、もう30年以上も前ですから、今とはもちろん違っているでしょう。でも、本質的なところはなかなか変わらないのもみなさんご存じの通り。フィクサーと言われた元助役は、電力会社のアキレス腱をよく分かっており、個人にお金をばらまいていたのだと思われます。また、経団連の日立の重役も「友達だから、何も言えない」と逃げていましたが、メーカーも電力会社社員にお金をばらまいているはずですから、「物言えば唇寒し」になるわけです。
 そして、いまけしからんと息巻いている大阪市長、かれらも万博やカジノで関西電力からの多額の寄付を期待しているのではないのでしょうか。その原資は、すべて庶民の払った電力料金なんですから、そんな余裕があるのだったら、電力料金を下げるべきではないのですか。

 なぜ、こんなばかげたことがまかりとおるかと言えば、「総括原価方式」で運営されていたからです。必要な経費は認められて、その経費が大きくなればなるほど利益が増えるわけですから、工事料金を水増しした行為は、「必要経費を増やして、利益を増やす」となり、会社のためにもなります。

 他電力はそんな事案はないと説明してくるでしょうが、関西電力のようなことをしていない会社などないはずです。今回隠せばそれは弱みとなり、カネを渡した組織は電力会社に貸しを作れます。この打ち出の小槌ともいえる電力会社を利用してきたのが、地元自治体であり、政治家でしょう。電力社員に環流した額の10〜100倍がながれているのは、火を見るより明らか。

 
posted by いんちょう at 11:48| Comment(6) | 原子力

2019年06月09日

1452.環境省が、被曝による甲状腺がんを否定するのは当然

2019060901.JPG フクシマによる甲状腺がんの増加と「被ばく」に関連は認めないとする見解を福島県の評価部会がまとめました。このニュースを見て、何を馬鹿なことを主張しているのかと思われた方も多いでしょう。怒るだけでは、この放射能被ばくによる被害を理解することはできません。なぜ、この部会が、(誰が考えてもおかしいと感じる)結論を出してくるのかを考えてみましょう。
福島の小児甲状腺がん、被曝との関連否定 県の専門部会
朝日新聞 奥村輝 2019年6月4日13時00分
 2011年の東京電力福島第一原発事故時に、18歳以下だった福島県民を対象にした14〜15年度分の甲状腺検査について、福島県の評価部会は3日、「現時点で、発見されたがんと被曝(ひばく)の関連は認められない」とする見解を取りまとめた
 部会では、国連科学委員会による被曝線量の推計を使って、受診者の推計線量と、がんやがんの疑い発見の比率を、性別や年齢、検査年度などの影響が残らないよう調整して分析。線量とがんの発見率に関係がないと結論づけた。

 この手法は、公衆衛生学的には「驚かない」と以前より主張されています。

「福島の甲状腺がん50倍」論文に専門家が騒がないわけ(上)
2015年11月09日 12:00
越智 小枝 相馬中央病院 内科診療科長

 文章を抜き書きしようかと思いましたが、あまりにもちんぷんかんぷんなのであきらめました。まとめると朝日新聞の主張と重なります。
 私自身は一人の町医者として、日々診療をしています。非常によく使っている(小児にも出す薬−アセトアミノフェン)での激烈な副作用を経験したことがあります。翌日、調子がおかしいと来院された患者さんは、まさに薬剤アレルギーの症状がほとんど見られたため、近くの救急病院に紹介入院となりました。このときはもちろん原因薬剤は、はっきりしないわけですが、
「この薬剤ではこのような症状が起きたことがない、また容量依存性もないので原因は不明だ」
と主張するはずがありません。たとえどんなに安全だと思われている薬剤であろうとも、ある一部の人にとっては、それこそ致命的な副作用が起きることがあります。それは、臨床をしている人間にとっては当然のことで、それこそ「肝を冷やした話」として、医師仲間で話をすることがよくあります。

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posted by いんちょう at 07:47| Comment(18) | 原子力

2018年12月16日

1449.ファーウェイ、トルコ、スノーデン(1)

2018121601.jpg 本日はちょっと経路を変えて、3つの全く異なったニュースを私なりの解釈で、一つにまとめてみようと思います。
スパイ活動の実態H より
「情報の95%は公刊資料から入手する」とはCIA長官のセリフである。専門的な軍事情報でさえも、80%はオシントによって入手可能であるといわれている。現に旧ソ連は核兵器開発の技術情報を書籍や論文から得ていた。


2018.12.5
 中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟・最高財務責任者(CFO)が、米国の対イラン制裁に違反した疑いでカナダのバンクーバーで同国当局に逮捕された。

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posted by いんちょう at 16:46| Comment(6) | 原子力

2018年09月09日

1448.北海道電力のブラックアウトは人災だ

 北海道で震度7の地震が起きました。2年前に熊本地震を経験しただけにいかに大変なことかよくわかります。疲労もピークになろうかとしておられるでしょうが、生活が元に戻るまでにはかなりの長期間かかります。焦らずにゆっくりとできることから片付けていってください。
 熊本では、停電は市内のほぼ全域で1日もたたないうちに復旧しましたが、ガス、水道のライフラインが2週間程度喪失し、大変な思いをしました。その後も大なり、小なりの影響が続きます。食糧の調達には苦労しましたが、正直なところその2週間に何を食べていたのかは、記憶からなくなっています。ちょっとでも余裕がありましたら、食事を写真などにとって記録されておかれるとよいでしょう。

 さて、今回の地震では北海道電力の供給全体がストップ(ブラックアウト)しました。火力発電所が止まったから当然だとか、原発を稼働させていなかったからだという論調が目立ちますが、これは北海道電力自身の能力が足りないために引き起こした人災です。以下、今回の停電についてまとめてみました。

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posted by いんちょう at 09:37| Comment(21) | 原子力

2017年12月21日

1444.フクシマ原子炉は、メルトダウンどころかメルトスルーまで(具体的証拠が発見された)

2017年12月1日に、「圧力容器底部、大きく破損か 福島第1原発3号機」として、マスコミ各社が報道しました。
圧力容器底部、大きく破損か 福島第1原発3号機
日経新聞 2017/12/1 9:59 東京電力は1日までに、福島第1原子力発電所3号機の原子炉格納容器内部で7月に撮影した画像を分析した結果、原子炉圧力容器内にあったとみられる機器が落下していたことを明らかにした。圧力容器の底部が大きく破損している可能性があると説明している。

 1〜3号機では事故で高温になった核燃料が溶け、周りの構造物を巻き込みながら落下したと考えられている。東電は7月に3号機内の損傷状況を調査するため、水中ロボットで格納容器底部の画像を撮影していた。

 落下していたのは、本来は圧力容器内にあるはずのチューブ状の部品。原子炉の出力を調整する制御棒を挿入する装置の一部で、設計データと照らし合わせて確認した。

 3号機では宇宙から降り注ぐ素粒子「ミュー粒子」で内部を透視する調査により、圧力容器内に核燃料がほとんど残っていない可能性が高いとわかっている。増田尚宏・福島第1廃炉推進カンパニー最高責任者は「初めて鮮明に確認できた。溶融燃料が広い範囲に落ちた可能性がある」と話した。

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posted by いんちょう at 21:06| Comment(26) | 原子力

2017年11月29日

1443.大口病院事件を15年以上前に予見していた−小説「安楽病棟」

 1年以上前に起きた「大口病院殺人事件」をご存じでしょうか。35床足らずの亜急性期病棟でありながら、2ヶ月半で48人もの入院患者が点滴のあとに死亡した事件です。毎日一人、院長は「特に土日に多かった」とまで、発言しています。

 その病院が、事件の解決をみないまま再開されるようです。
大口病院、入院患者受け入れ再開へ 名称変更も検討 (カナロコ by 神奈川新聞)
昨年9月に入院患者2人の連続不審死が発覚した大口病院(横浜市神奈川区大口通)が、昨年末から停止していた入院患者の受け入れを年内にも再開する方針であることが11日、病院関係者への取材で分かった。今月中に病院名を変更することも検討している。一方、連続殺人事件として県警の捜査が続いている中での再開について、行政側は慎重な姿勢を示している。ことし1月に就任した鈴木峻院長によると、入院病棟を全面改装する予定で、受け入れ規模は10〜20床。鈴木院長は「周辺に入院患者を受け入れられる病院が少なく、地域医療としての役割を果たすため」と説明し、「地域医療の信頼を積み重ねていきたい」と話した。

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タグ:医療
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2017年10月18日

1441.日医「環境による健康リスク」内の放射能汚染記述

 2017101801.jpg 2017101802.jpg
 今月発行された日医「生涯教育シリーズ」に放射能汚染の記述が見られました。かなり珍しいことと思われますので、こちらで紹介させていただきます。
まず、項目が「放射能汚染」であることに、衝撃を覚えました。フクシマの救世主としてもてはやされている某医師は、(誰かの指導なのでしょうが)「放射線」としか発言しません。放射能汚染と正面切って書いていること、そして内部被曝について書かれていることに注目する必要があります。

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タグ:放射能
posted by いんちょう at 22:17| Comment(15) | 原子力

2017年10月10日

1440.トモダチ作戦で被曝した米兵たち

 小泉首相が取り上げていたトモダチ作戦に参加していた米兵の被曝後の健康状態に迫ったドキュメントが、NNNで放送されました。



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posted by いんちょう at 20:45| Comment(8) | 原子力

2017年10月09日

1439.希望の党の「原発ゼロ」は「やる気ゼロ」

2017100902.jpg 「原発ゼロ」で小泉首相と会談を行った希望の党の小池百合子氏。当初の報道は、次の通りでした。


小池氏 新党代表に 「原発ゼロ」「改憲」掲げる 2017年9月26日 東京新聞朝刊
 小池百合子東京都知事は会見で、自身に近い若狭勝衆院議員らが新党結成を目指して協議してきたことに触れ「これをリセットして、私が立ち上げる。直接絡んでいきたい」と明言。党名は小池氏の政治塾「希望の塾」からの引用だと説明し、新党の顔として衆院選に全面関与していく姿勢を鮮明にした。次の衆院選に出馬しない考えも示した。

 小池氏は新党の理念も発表し(1)希望の政治(2)希望を守る環境・エネルギー(3)憲法改正−など提示。具体策に「原発ゼロ」を明記し「ゼロを目指す工程を作成しなければならない」と強調した。会見後、原発ゼロを訴える小泉純一郎元首相と会い、激励されたことも記者団に明らかにした。
 原発ゼロで有名で、かつ自分の師匠とも言って良い小泉と会った上で、「原発ゼロ」を高らかに宣言したのですから、私自身もこれで選挙の構図が変わってきたと大変うれしく思いました。

 ところが、ここから二転三転します。

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タグ:希望の党
posted by いんちょう at 20:47| Comment(6) | 原子力

2017年09月19日

1438.白くなったままの彼岸花

2011年以降、彼岸花が白くなっています。今まで赤かった彼岸花が、一斉に白くなったので、当時はかなりおどろきました。今年も定点観測をしましたところ、やはり白いままでした。

2017.9.19
2017091902.jpg2017091903.jpg

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posted by いんちょう at 20:37| Comment(14) | 原子力