2017年08月20日

1435.2017.8.18ツイキャス

 ブログの更新はお休みしておりますが、毎週金曜日のツイキャスは継続しています。こちらでも紹介させていただきます。
2017.8.18ツイキャス


posted by いんちょう at 20:24| Comment(0) | 原子力

2017年05月23日

1434.2号機の格納容器下部は線量が高すぎて、ロボットさえ使用できない。

2号機の格納容器をちんけなロボットで捜索して、廃炉に道筋をつけるという当初のもくろみが脆くも崩れ去って、3ヶ月。ついに国は、ロボットでの探索をあきらめてしまった。
ロボット動かず断念 メルトダウンの格納容器内(2017/05/23 07:02)
 東京電力は福島第一原発2号機の原子炉内部について、ロボットによる調査を断念し、先端にカメラの付いたパイプで行うことを明らかにしました。
 東電は、2月に核燃料がメルトダウンした2号機の格納容器内部の様子を調べるためにロボットを投入しましたが、1時間ほどで前に進めなくなり、目的を達成できずに調査を終えました。その後、再調査を検討していましたが、原子力規制委員会との会合で、ロボットを使った調査を断念し、今年度中にも「ガイドパイプ」と呼ばれる先端にカメラの付いたパイプを内部に入れて状況を調べることを明らかにしました。ガイドパイプはロボットを投入する前の事前調査で使っていましたが、今後はより長くしたものを使うということです。

 2号機の格納容器内部は530Sv/hrであり、人間どころか、ロボットさえもまともに動作させら無いことを原子力規制委員会とともに認めざるを得なかったと言うことである。棒の先にカメラをつけてそれを遠くから操作して、いったい何がわかるというのだろうか。そのカメラさえも、おそらく数時間で使い物にならなくなるのは容易に想像がつく。結局何もできないというのが実際のところで、現場の人間はみんなわかっていることであろう。司令部が調べろと言うから、調べているだけで、失敗して「やっぱりね」というのが、原子力村が昔から得意とする手法なのである。

 そういえば、2号機格納容器の530Svは火力発電所の火の上と同じと述べた社会科学者がいたが、今回もまた、火力発電所の火の上ではロボットも燃えてしまうから同じだと発言しそうだ。火力の火は簡単に止められるが、原子力の火は人間には止められないことも知らないとは正直驚きである。まあ、物理を何一つ知らない物理学者達が、放射能は安全、この程度の爆発でプルトニウムなどの重い元素が外に飛び出るはずがない などと発言しているところを見ると、これが日本の科学界、言論界の実力なのであろう。いやはや。

■関連ブログ
1425.2号機格納容器の530Svは火力発電所の火の上と同じ−開沼博2017年03月09日
1422.2号機格納容器下部で検出された毎時530Svの放射能とは2017年02月06日

  
タグ:1F-2
posted by いんちょう at 20:59| Comment(9) | 原子力

2017年05月22日

1433.東京に住む若い女性も「座る」「立つ」「歩く」などができなくなってきている

 大都会東京は、大部分の人にとっては徒歩の街である。駅まで徒歩数分は珍しく、5〜10分は当たり前。駅についても、10両編成以上の列車が止まる長い長いホームを歩き、乗り換えでもエスカレーターを駆使しながら5分程度歩き、職場の最寄り駅についても5分以上は普通歩く。遊びに行くにも買い物に行くにもひたすら歩き、並んで、生活しなければなりません。
 熊本くらい田舎になってしまうと、交通網があまり発達していないので、どうしても車がなければ生活できない。勢い家を出てから車庫の車まで数百歩、スーパーの駐車場に止めてから買い物すべてを済ませて1000歩足らず。1日2000歩も歩かない女性もたくさんみかける。
 都会に住む人たち(重役を除く)は運動不足になるはずがないが実情。ところが・・・

続きを読む
posted by いんちょう at 19:46| Comment(10) | 原子力

2017年05月02日

1430.高汚染地帯−浪江−で森林火災。チェルノブイリの時は、あの産経も危険を指摘

2017050202.JPG 福島県浪江の帰還困難区域(300万Bq/m2以上)で、火災が発生。
避難区域の火災収まらず 福島、山林20ヘクタール焼く
2017.5.1 18:41 産経ニュース
 東京電力福島第1原発事故で帰還困難区域になっている福島県浪江町の国有林で発生した火災で、県や陸上自衛隊は1日、消火活動を再開したものの鎮火できず、約20ヘクタールが燃えた。けが人はいない。
・・
 帰還困難区域は比較的放射線量が高い区域。現場周辺の放射線量に大きな変化はない。

 放射能汚染されている地域で火災が起きても、日本のマスコミ各社はなんの問題ないと配信している。

続きを読む
posted by いんちょう at 20:24| Comment(8) | 原子力

2017年04月27日

1428.経験にも学べない理系バカが、国を滅ぼす

 将来の計算ができない、経験からも学べない理系バカが、この日本を支配している。その端的な記事が日刊工業新聞に掲載されていた。

原発の安全性を数字で説明しても分からない人にはどうすれば?
2017年04月25日
原発再稼働で「文系」と「理系」の意見はなぜ異なるのか

 以下は、福島原発事故後に京大教授から聞いた話である。原子力発電について、再稼働すべきかと環境・エネルギーが専門の先生方に問うと、文系の先生は、原発がCO2を出さない準国産のエネルギー源であることを知りつつも、一旦、事故が起これば取り返しのつかないことになるので反対と答え、理系の先生は、福島事故の教訓を生かして、2重、3重の安全対策を打ち、重大事故の起こる可能性は格段に低くなっているから、種々のメリットを考えれば再稼働すべきだと。要するに文系は事故が起きた時の被害の大きさで判断し、理系は重大事故の起こる確率で判断するという傾向があると。
 事故の大きささえ理解できない人種を「理系」でひとくくりにしていただきたくないと私自身は強く感じるものの、筆者の「理系」のくくりで、以下議論を進める。

続きを読む
タグ:理系
posted by いんちょう at 20:51| Comment(13) | 原子力

2017年03月29日

1427.燃料を取り出すことさえできないもんじゅ

 日本が太平洋戦争に突入したとき、最終的にどのような形で米国と和解するかの実際的な考えは一切なく、「痛めつけたら、降参するんじゃないか」程度の甘い見通しがあるのみだった。最終的にどうするかを全く考えないDNAは、日本のお家芸のようである。

もんじゅ模擬燃料170体不足 廃炉の障害…原子力機構、ずさん管理露呈
2017.3.27 02:00産経新聞
 昨年末に廃炉が正式決定した高速増殖炉原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の燃料取り出し作業に不可欠な模擬燃料が、少なくとも170体以上不足していることが26日、分かった。もんじゅの燃料は互いに支え合うような形で原子炉容器に入っており、燃料を抜く際は、燃料と同じ形の金属製の模擬燃料を代わりに入れる必要がある。異常事態にも燃料が取り出せない状況を放置していたことになり、日本原子力研究開発機構のずさんな体質に改めて批判が集まりそうだ。

 原子炉容器には現在、198体のプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料と、172体の劣化ウラン燃料の計370体の燃料が入っているが、原子力機構によると模擬燃料は約200体しかないという。

 続きを読む
タグ:もんじゅ
posted by いんちょう at 21:36| Comment(4) | 原子力

2017年03月28日

1426.1号機格納容器内の水中で11Sv/hの線量を観測

号機、水中で毎時11シーベルト…格納容器内
2017年03月21日 20時13分 特集 福島原発

 東京電力は21日、福島第一原子力発電所1号機のロボット調査で、原子炉格納容器の底から約30センチの高さの水中で放射線量が毎時11シーベルトあったと発表した。

 周囲に溶融燃料は確認できず、格納容器内が広範囲に汚染されていることが分かった。

 水は放射線を遮る効果が高いことから、東電は「格納容器底部の線量は、おおむね毎時数十シーベルトとみられる」と分析している。また、格納容器内の金網状の作業床の上でも、人が20分間ほどで死亡する恐れがある毎時12シーベルトに達していた。


調査した場所は格納容器の中ではあるが、原子炉容器の真下ではない。運転中でないかぎり高くても毎時数ミリシーベルトである−1号機は度重なる燃料破損のため、かなり汚染していた−
2017032801.JPG

 正直これだけの値が水中で出ていることに驚く。水中にも核燃料が浮遊していることを示す証拠である。いったいどれだけの放射能が含まれているのか、想像するだに恐ろしい世界だ。

2017年3月19日 1号機PCV内部調査進捗(18日調査速報)(PDF 892KB)
2017年3月21日 1号機PCV内部調査進捗 〜19日・20日調査速報〜 (PDF 2.88MB)
2017年3月22日 1号機PCV内部調査進捗(21日調査速報)(PDF 0.97MB)
2017年3月23日 1号機PCV内部調査進捗(22日調査速報)(PDF 1.17MB)

 なお、事故当初には、1000mSv/hr(1Sv/hr)の汚染でも大騒ぎになっていたことは指摘しておきたい。
2号機 たまり水1000ミリシーベルト超
東電 「1000万倍」の発表訂正 2011年3月28日(月)「しんぶん赤旗」
 東京電力は27日、東日本大震災で深刻な状況が続く福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)2号機のタービン建屋地下にあるたまり水の表面で26日測定した放射線量は1時間当たり1000ミリシーベルト以上だったと発表しました。今回の事故で引き上げられた作業員の被ばく限度250ミリシーベルトを15分足らずで上回ってしまう強さです。測定者は大量被ばくを防ぐため、途中で作業を中止し退避したといいます。


 この線量を低下させるすべはなく、少なくとも数十年〜数百年にわたり放置せざるを得ないのが実態なのである。溶融核燃料を放置したままの「復興」−できるはずがない。

 事故当初に1号機格納容器内の線量が100Sv/hrを越える表示を示した。東電は「計器故障」と評価していたが、実際に100Sv/hrを越えていたのは、今回の調査からも明らかとなった。

 このような調査は実際の事故収束には何の役にも立たず、単なる研究者の好奇心を満たすものにすぎない。

■関連ブログ
つながってきた点と点(2号機 1000mSv/hr汚染水)2011年05月25日

 
タグ:1F-1
posted by いんちょう at 21:09| Comment(7) | 原子力

2017年03月09日

1425.2号機格納容器の530Svは火力発電所の火の上と同じ−開沼博

2017030901.jpg 御用学者として、ご活躍になっている開沼博氏がまたも、超弩級の発言をしている。

 題名からして香ばしい臭いのする次の記事から

数十秒で死ぬ場所? 福島第一原発内のローソンは「生茶」も「うまい棒」も買える
特集「被災地、東北の今」第5回 2017.3.9 清水俊宏

「530シーベルトと言われて怖がる人が多い。2号機の格納容器内部へ行けば、高い放射線量ですよ。そりゃあ、『横に行けば数秒で死ぬわ』と思います。火力発電所の火の上に30秒いれば死にますよね。それと同じです


原発と火力発電所の仕組みは同じという話を聞いたことはあったが、530Svの放射能と火力発電所の火を平気で比較するとは本当に驚き以外の何物でもない。確かに両方死ぬのはたしかであるが、火は簡単に消せるのに対して、原子の火は消せないし、被曝をする。遠くから火に当たっていても身体が温まるだけだが、放射能を遠くから浴びたら、少量でも人体に影響が出てくる。
 いや、そもそも人類が大昔から使用している火と放射能を恥ずかしげもなく比較するとは、その発想は理系の人間には思いつかない。なぜ、こんな発言を平気でする人物が、福島の「救世主」の様にあがめられるのだろうか。
 また、この人物が教鞭を執る立命館大学。本当に大丈夫か。

「心頭滅却すれば、放射能もまた 恐るるに足らず」

 こんなことを言われて喜ぶ人がいるのだろうか・・・

■関連ブログ
2017年02月06日
1422.2号機格納容器下部で検出された毎時530Svの放射能とは
1345.「放射能の被害の大半はわかっている」と主張する竜田一人氏の主張2015年12月28日

  
タグ:開沼博
posted by いんちょう at 19:55| Comment(8) | 原子力

2017年03月06日

1424.ネットからサイトをrobots.txtで隠す「日本原子力産業協会」

 日本の原子力村の巣窟である「日本原子力産業協会」。この協会は311直後に、全く反省もせずに「原子力手推進」を声高に主張している。
 日本で原子力に関係ある企業はすべて参加しているのであるから、推進派が今何を考えているかを知るには非常に良いサイトである。

 フクシマが起きるまではJAIF TVとして、Youtubeにかなりの動画をアップロードしていた。最近はほとんどアップロードされていない状況であることがよくわかるであろう。

原子力技術が有する平和利用の可能性が最大限に活用されるよう、その開発利用の推進に努め、将来世代の持続的な発展に貢献していくことを目標


とホームページには書かれている。この原子力村の巣窟は、なんと Googleからの検索をブロックしているのである

2017030602.JPG

robots.txtについて
robots.txt ファイルはサイトのルートに配置するファイルで、検索エンジンのクローラにアクセスされたくないサイトのコンテンツを指定します。

日本原子力産業協会のサイトは、もはや公衆への働きかけをやめている状況であることがよくわかる。もはや、原子力村もあきらめているのである。

■関連ブログ
パラレルワールド−−日本原子力産業協会2011年06月17日

posted by いんちょう at 21:28| Comment(2) | 原子力

2017年02月16日

1423.なんの成果も上げないまま、原発内に放置された自走式ロボット

2017021601.jpg・福島第一原発2号機のなかに「さそり」と言われるロボットが投入された
・公開された映像は、前回までの調査で公開された映像とかわらないしょぼいものであった
・しかも、多額の開発費をかけたロボットはサンプリングを取ることもなく、格納容器に「残置」された


続きを読む
posted by いんちょう at 22:13| Comment(8) | 原子力

2017年02月06日

1422.2号機格納容器下部で検出された毎時530Svの放射能とは

2017020601.jpg・福島2号機の格納容器下部に初めて、カメラが入った。雰囲気線量は530Sv/hrというとてつもない線量であった。
・線量から類推すると、格納容器の広範囲に溶融燃料が飛散しているのは間違いなく、原子炉圧力容器外に溶融燃料が多量に漏出した史上最大の原子力事故であることが裏付けられた
・530Sv/hrの線量がどれだけのものかいくつか例示するとともに、少なくとも我々が生きている限り(このブログをリアルタイムで読める人)、福島の収束は不可能である証明された。

続きを読む
タグ:1F-2
posted by いんちょう at 21:47| Comment(10) | 原子力

2017年01月12日

1421.原発に将来がないことを定量的に説明する

2017011203.jpg・原子力発電に将来性がないのは、周知の事実だと思うが、説得力のある数字を用いたブログを紹介したい
・ウラン資源の確認埋蔵量、温排水の量を定量的に分析しており(簡単な計算ではあるものの)非常に説得力を持っている
・原子力には将来性が全くないことをこの文章は物語っており、その原子力を事業の柱とするような企業は早晩どこかの会社のように淘汰されるのは明らかである


続きを読む
タグ:原発 温排水
posted by いんちょう at 22:22| Comment(14) | 原子力

2017年01月11日

1420.東芝の爆弾は米国の原発事業だけではない。

2017011201.JPG・東芝が米国に建設している原発事業の現段階での赤字が、3000〜4000億円規模であることが公表された。
・好調とされる海外での原発建設も泥沼のような赤字を生み出すことはまず明らかである。
・さらに東芝は米国天然ガスの利権にも手を出しており、この損失も1兆円規模程度になる可能性が高い

続きを読む
タグ:東芝
posted by いんちょう at 22:05| Comment(1) | 原子力

2017年01月09日

1419.広島や長崎の歴史を僕たちは克服していないと豪語する早野龍五

2017010901.jpg・フクシマにはなんの問題もないと主張する早野龍伍氏が、新春のインタビューであろうことか「広島・長崎の歴史を克服していない」と発言した
・この発言は、加害者の米国が作り上げた神話に基づいており、馬脚を現したと言える
・非常に腹立たしい発言であり、ここで問題提起しておく

続きを読む
タグ:早野龍五
posted by いんちょう at 20:57| Comment(8) | 原子力

2017年01月07日

1418.第1回廃炉創造ロボコン 開催される

2017010702.JPG・2016年12月に「第1回廃炉創造ロボコン」なるコンテストが福島県の楢葉町で開かれた。
・このコンテストの目的は、「学生にロボット製作を通じて廃炉に興味を持ってもらうこと」らしい
・コンテストの行われた楢葉遠隔技術開発センターの巨大な建物。この箱物にも度肝を抜かれた

続きを読む
タグ:ロボコン
posted by いんちょう at 19:34| Comment(2) | 原子力

2016年12月27日

1416.原子力と心中する東芝

・東芝が原子力子会社の投資失敗で、数千億単位の欠損を計上する可能性があることを発表した。
・問題の子会社は、昨年の12月買収で、既に東芝が粉飾決算を発表していた時期であり、この時期に巨額の投資を原子力に投じていたことに驚きを感じ得ない。
・2006年に鳴り物入りで6000億円を越える巨額を投じて買収したWH(ウエスチングハウス)がかつての関東軍のように東芝を破産に引き込むのであろうか

続きを読む
タグ:東芝
posted by いんちょう at 21:00| Comment(8) | 原子力

2016年12月25日

1415.柏でも、小児甲状腺の異常が危険水域に

・著名なホットスポットの一つである千葉県柏市で、小児甲状腺のエコー健診が行われている
・判定C(甲状腺の状態などから判断して、二次検査が必要なもの)は、福島県の甲状腺がん検査を上回っている。
・同等の検査が日本全国でも、必要であることを強く示唆していると言える。

続きを読む
posted by いんちょう at 22:24| Comment(5) | 原子力

2016年12月17日

1414.福島原発事故で甲状腺がんの発生が労災認定された

・40代の東電社員が2014年4月に甲状腺癌を発症し、労災認定された。
・1992年から勤務していることから、被曝労働5年以上と判断されたと思われるが、40代、事故から3年程度で攻城戦が発生していることを示す有力な証拠である
・事故当時、東電はテレビ会議で41歳以上は内服不要であると判断し、かつ10月まで内服させている。その中で起きた甲状腺癌の発生は今後に暗い影を落とすであろう

続きを読む
posted by いんちょう at 21:10| Comment(5) | 原子力

2016年12月13日

1413.「医療現場」からの改革を主張する坪倉医師の上司−上昌弘氏は医療現場を全く知らない

2016121302.jpg・「薬価差益」などほとんど存在しないこの時代に、「薬価差益」で医師、病院が儲かっているという嘘八百をあの上昌弘氏が主張していた。
・その主張をみると、不当に安い心臓マッサージ料金を根拠に、風邪の診療代が高すぎると主張するなど、財務省が泣いて喜びそうな文言が続いている。
・東大の特任教授から、今年独立。自分で研究資金、事務所資金などを稼がなければならない立場になっている。あの坪倉氏も、数百万の自費をつぎ込んでいるそうだ。商売上手なのは間違いない。続きを読む
posted by いんちょう at 22:28| Comment(7) | 原子力

2016年12月12日

1412.チェルノブイリ200トン、フクシマ600トン 溶融燃料の始末

2016121201.jpg・先日チェルノブイリで、新しい石棺が1800億円もの巨費を書けて完成。彼らは、溶融燃料を取り出す技術がなく、また引き受け手がないことも十分わかった上で現実的な解決策を探っている。
・フクシマは、2号機だけで200トン(チェルノブイリと同じ)の溶融燃料が存在していることを公式に認めているにもかかわらず、いまだに3年後に取り出し、自治体は他県に持ち出せと現実を全く無視した「計画」を勧めている。
・チェルノブイリの始末の動画を見れば、フクシマがそれ以上に大変なことは直ちにわかるはず。今の世の中がまだまだ平和だったと感じる時代がやってくるであろう。

続きを読む
posted by いんちょう at 21:00| Comment(5) | 原子力