本日の熊日の記事です。

糖尿病専門の先生の話を熊日の記者さんがまとめています。
・糖質制限食は、妥当性に疑問が付く
・米飯を中心にした伝統的で質素な和食こそ、理想的な糖尿病食である
・脂質の過剰摂取は総エネルギーの増大を招きやすく、現実的ではない。
・糖尿病により慢性腎臓病が出現した場合には、タンパク質の摂取制限が重要となる
4番目は同意します。確かに慢性腎臓病の方は、糖質制限食は行ってはいけません。
2番目も確かにその通りです。戦前の質素な食事で、おやつなどもなかなか食べられないときには、糖尿病の方はほとんどおられなかったと思います。
今は、どうでしょう。ケーキなどは簡単に変えますし、肉をやめて魚中心にしてしまうとかえって費用がかかってしまいます。
脂質をとりすぎるとエネルギーが増えてだめ のところが私には理解できないのです。
おそらく、
摂取エネルギーの増大 = 体重の増加
と考えておられるのでしょう。手前味噌ですが、ここ最近の私の体重を掲示します(直近、3ヶ月です)

まだ、メタボ君ですので偉そうなことは言えませんが、糖質制限のみを行い、カロリーの制限はほとんどしていません。食べ放題バイキングの店に行って
・肉
・唐揚げ
・野菜
などをてんこ盛りに食べたことが何度もあります。(糖質制限をしていますと、なぜかしらいくらでもお腹に入るのです)
摂取カロリーは、3000kcalということも結構あったと思います。しかしながら、翌日はほとんど太っていません。
・・・グラフ半分くらいの体重上昇は、5月の連休中に食べ放題のお店に何度も行き、つい杏仁豆腐などを食べすぎました。しかも、体重計がなく、チェックできず・・・
この経験から、総カロリーはほとんど問題にならず、炭水化物を接種することで、脂肪を蓄積してしまう。のだと思われます。
事実、炭水化物は、エネルギーとして非常に効率がよいですし、脂質にも簡単に変換されます。反面、タンパク質、脂質をエネルギーとして使用するのは、結構大変なのです。
では、血糖を上昇させるホルモンには、何があるでしょう。
下記の通り、非常にたくさんのホルモンがあります。
グルカゴン(→)、エピネフリン、糖質コルチコイド、成長ホルモン
逆に血糖を下げるホルモンは、みなさんご存じの
インスリン
しかないのです。
なぜ、このように非常にアンバランスなのか、進化の過程を考えますと、人類の歴史で血糖が高くて困ることはほとんどなかった。
のだろうと思われます。
つまり、炭水化物=糖質をふんだんに摂取できるようになったのは本当に最近のことで、インスリンなどはほとんど必要とされなかったのでしょう。
このように能力の低いホルモンに負担をかけてしまっては、病気になるのは当然。
コレステロールの合成回路にも糖質(炭水化物)は影響しています。糖質制限食によって、脂質を多量にとっても、コレステロールは上昇しないようです。(今までの経験からで、ここについてはまだ私には説明ができません)
摂取カロリーを制限する必要がないのに、やせてしまう(糖尿病もよくなる)魔法のような食事です。
糖質を制限しますと、いくら食べても血糖がそれほど上昇しません。上昇しないので、下がることもなく、このため空腹を感じにくい。(空腹は、血糖の低下によって起こる・・・私の仮説)
腎臓の悪くない方で、太りすぎ、糖尿病のコントロールが悪い方に是非おすすめいたします。
なお、私は糖質制限食+一日 10,000-15,000歩の散歩をしています。運動が大事なことはお忘れなく。。