2020年06月09日

日本のPCR検査はダブルスタンダードだ

 全世界の中で、日本だけがPCR検査件数を当初から絞りまくり、それは今でも続いています。この検査は保険収載はされているものの、感染症指定医療機関、もしくはそれに準ずる病院でしか算定することができません。それは採取時にほとんど感染の危険のない唾液検査が認められても全く変わることはありません。あいかわらず、開業医から直接検査をすることはできず、検査は増えていません。あいかわらず、アフリカ諸国よりも低いレベル。
 どうやら、国立感染症、厚労省、そして医師会のトップで、大方針としてそのように決めてしまったのではないでしょうか。そして、医師会の「提案」で、地域のPCRセンターを作れば、そこは開業医の紹介で検査ができるようにするところまでは進んでいる状況です。
日本の医師は、21世紀の診断法(厳密には20世紀後半)であるPCR検査自体を知らず、そのため自らもその導入自体に反対している状況です。遺伝子工学の結晶のひとつであるPCR検査を認めず、抗体検査しかしておりませんから、当然コロナ関連の論文は目を覆いたくなるほど少ない
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元々検査をけちっているのに、検査をしてもあまり意味がないという論文が出ただけで、日本の優秀さが証明されたと大騒ぎ

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posted by いんちょう at 19:29| Comment(5) | Covid-19

2020年06月07日

省庁間の利権調整の結果、コロナ対策予算の10%のみ医療関連として配分?

 政府がコロナ対策と称して、身内に様々なばらまきをしていることが表面化しました。

給付遅れるコロナ「持続化給付金」 769億円で受託した法人の不透明な実態
2020年5月28日 08時01分
 新型コロナウイルスの影響で売り上げが半減した中小企業などに最大二百万円を給付する政府の持続化給付金で、給付遅れが相次いでいる。実際の給付作業は、大手広告会社の電通や人材派遣会社のパソナが設立した一般社団法人「サービスデザイン推進協議会」に業務委託されている。約二兆三千億円の給付用資金を扱い、国から七百六十九億円の委託料が払われているが同法人は給付遅れに「回答を差し控える」とコメント拒否。実質的な運営形態も開示しておらず公共事業として不透明な面が目立つ。 (桐山純平)


 最初は、お魚券、お肉券などという全く関係のないものまで
「お肉券」は見送り、販促支援で需要喚起
日経新聞 2020/4/7 22:14
政府は新型コロナウイルスの感染拡大に対応した緊急経済対策で、自民党農林部会から要望があった「お肉券」の導入を見送った。需要減による牛肉の価格下落に対しては、店頭での販売促進や学校給食での食材活用に予算を投じる。商品券の配布による需要拡大策は特定業種に対する大幅な優遇という側面が強く、批判が出ていた。


 感染症に必要な医療体制の整備にほとんどあてられず、各省庁がオリンピックのように「コロナ」を「利権」と考え、予算をぶんどっています。ある程度のカネはかけているのに検査が全く増えない理由です。

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posted by いんちょう at 13:14| Comment(0) | Covid-19

2020年06月04日

「抗体検査」が無意味であることを天下に示した巨人

巨人の2選手が新型コロナに感染していることが明らかとなりました。その経緯が、通常とはかなり異なるアプローチでしたので、紹介させていただきます。
坂本と大城は「微陽性」 専門家が見解「感染から回復後、かなりの時間経過」 早期合流目指す
[ 2020年6月3日 18:49 ]スポニチ
 巨人は3日、坂本勇人内野手(31)と大城卓三捕手(27)が新型コロナウイルスのPCR検査で陽性と判定されたと発表した。
球団によると、全選手や監督、コーチ、スタッフに希望を募った上で、希望者全員に都内の大学医学部の研究に参加する形で、新型コロナウイルスの感染歴を調べる抗体検査を実施。5月29日から31日に希望者全員218人の採血を行い、選手とスタッフの計4人から新型コロナウイルスの感染後に回復したことを示す抗体が確認された。
何気なく読んでみましたが、これは「研究」ですね。巨人は自分の金は使わずに、「研究」に参加することで感染の有無を確かめようとした。全例PCRを行うと表明しているJリーグとは、正反対のアプローチであることがわかります。研究ですから、当然PCRではありません。抗体検査。

IgG陰性・・・現在コロナにかかってるか、かかっていないか
IgG陽性・・・現在コロナにかかっているか、すでに治癒したか

 抗体検査をしても現在コロナに罹患しているかどうかを判断することはできません。

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posted by いんちょう at 20:32| Comment(2) | Covid-19

2020年06月03日

なぜ、日本のPCR検査は全く増えないのか。

 新型コロナウイルスが流行するまでは、医療関係者の一人として、日本の公的医療は世界一のすばらしさだと信じて疑いませんでした。初期の中国武漢で、病院が修羅場と化したのを見たときにもこんなことは日本では起こりえないと、半ば対岸の火事のような気持ちで見ていたことを思い出します。
 その後、中国は10日間で1000床の病院を2棟も建設し、体育館の中に軽症用の簡易入院ベッドを作成し、1000万都市を封鎖するとともにPCR検査をごりごりと勧めていたのは皆様ご承知の通り。この状況を見ていると、さすがに日本ではここまでのことはできないかも知れないと不安になってきました。

 いざ日本で流行が始まると、発熱患者のPCR検査は除外診断がつかないときのみ。感染力が強力で院内感染の恐れもあるのに、採血、レントゲン、その他あらゆる検査が終わってからでないとやってもらえません。2月までは保険収載もされていませんでしたので、保健所で検査をするしかない状況だったのはまだ、わかりました。3月6日にPCR検査が保険収載されて、これで私のところでもできるのではないか、はたしてどういった手順でやろうかとシミュレーションをしていたものです。

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posted by いんちょう at 20:13| Comment(3) | Covid-19

2020年06月02日

集団感染はあったが、クラスターは起きていない

 国内でも検査件数の多い北九州で、学校集団感染が起きました。

【速報】渦中の北九州市…小学校でクラスター
5/31(日) 20:08配信 RKB毎日放送
きょう北九州市の検査で判明した12人の新型コロナ患者のうち4人は小倉南区にある守恒小学校の児童だったことが分かった。守恒小学校は感染者の集団、クラスターが発生している状況。小学校はすでに消毒され、休校となっている。
12人の中には、企救中学校と思永中学校からそれぞれ生徒1人、医療スタッフ4人も含まれている。
「第2波」の渦中にある北九州市では、連日、2桁の新型コロナの感染者が報告されていて、クラスターの発生も相次いでいる。
このように北九州で患者が激増している背景には、濃厚接触者を症状の有無にかかわらず検査していることがあるようです。

無症状で登校、手打てず…悩む学校 北九州でクラスター
2020/6/1 6:00 (2020/6/1 12:59 更新) 西日本新聞 社会面 東 祐一郎
 北九州市の小学校で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生し、新たに小中学生6人の感染が判明した31日、関係者に衝撃が広がった。感染者が急増する同市では、学校が本格的に再開した5月25日以降に児童、生徒らの感染が相次いで確認され、小中学校など5校が休校に追い込まれている。市幹部は31日の会見で「全国的に児童の感染は見られていなかった。複数の児童が感染した状況を重く受け止める」と苦悩の表情を見せた
これらの患者は比較的軽症ではあるようです。


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posted by いんちょう at 15:19| Comment(7) | Covid-19

2020年05月30日

世界に背を向けるPCR反対派の跋扈

 緊急事態宣言後、まさ感染者数が増えてきました。特に北九州、北海道は増加傾向が止まらず、このままでは早晩、ロックダウンせざるを得なくなることは避けられないようです。世界の感染症専門医は、この疾患と正面から闘って、経済と患者のバランスをとることが一番重要な課題であり、それを実現化するためにここ30年ほどで人類が手に入れた武器−PCR検査−で戦っています。とくに中国はすさまじく、10日間で1000万人の検査をすると言った常識では考えられないスピードで検査を実施しました。
 海外では検査不足が指摘されると、それを補うように検査数を増やしていくのですが、世界中でそのやり方に背を向けている国家があります。それがニッポンです。ニッポンモデルで感染を抑えたと胸を張っても、一体になにがニッポンモデルなのか、専門家の議事録もなにもありませんから、将来の検証は不可能。
 後ろめたいことがわかっているため、敗戦時にあらゆる資料を焼き捨てた日本の行動を彷彿とさせます。医療崩壊を起こさないために、医療放棄を選択していたのですから、このままだと医療全般に対する国民の信頼そのものが崩壊するのはもうまもなくです。
 この医療放棄を目指すために様々な医師が立ち上がっています。こういう国家の目標に沿う医師は群れますから、すぐにわかります。丁度おあつらえ向きの記事がありましたので、紹介いたします。

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posted by いんちょう at 19:22| Comment(2) | Covid-19

2020年05月27日

PSSの全自動PCR装置日本承認へ

 本日の熊日新聞にも相変わらず、例の西村秀一氏がでてきて、
・匠の検査技師の不足
・培養液の不足
があるため、検査を拡充するのはおかしいと「主張」していました。
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 国立病院機構、仙台医療センターの西村秀一ウイルスセンター長は、「無症状で感染を広げたケースが実際にどれだけあるのかはっきりしない。ゼロリスクを求め大量に検査し続けるほど資機材に余裕はない」と話す。
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 不安解消のために感染可能性が高くない人にまで検査を広げようとするとの声には懐疑的だ。検査用の試薬は国内生産が増えたが安定確保の見通しは立っていない。器財を扱う人材もすぐに増員できない命がかかった検査であり資質がある人をきちんと教育しない」と話す。
それにしても、この人物の言い分をそのまま垂れ流すとは、呆れた記者です。3月時点ならいざ知らず、いまなら全自動機器があることは勉強して、反論していただきたいものです。このブログの読者ならば、名前を見たとたんに、ああ、あいつかと思うでしょうが、ここまでかたくなに進歩を受け入れないとは、たいした「専門家」ですね。

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posted by いんちょう at 16:32| Comment(5) | Covid-19

2020年05月26日

2020年5月26日 ツイキャス

毎日、21時よりツイキャスしています

https://youtu.be/8QcWysQlfKM
posted by いんちょう at 23:59| Comment(0) | Covid-19

アベノマスクから「積算」の概念を学ぶ

 本日、自宅に「アベノマスク」が届きました。


正直、今時給食マスクなどいりません。ついこの前まで3枚入りでダイソーに100円で売っていました。

100円ショップで購入した『給食用マスク』の商品一覧 (ダイソー・セリア)

 つまり、1枚33円で店頭に並べることができるくらい安価なものだったのです。まず、これが一つ記憶すべきこと。原価はおそらく20円もしないでしょう。(梱包、検品付きで)全世帯で400億円を超える税金が投入されると報道されています。それがいかに法外なことか、すこし「証明」してみましょう。

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posted by いんちょう at 19:43| Comment(10) | Covid-19

2020年05月25日

2020年5月25日 ツイキャス

毎日、21時よりツイキャスしています。

https://youtu.be/x1L_Cmdp9Bs
posted by いんちょう at 23:59| Comment(0) | Covid-19

派手な経済効果を算出する関西大学宮本名誉教授

 何かイベントが起きることに「経済効果」なる言葉が一人歩きしています。私も適当に聞き流していたのですが、このおっちゃん、いつもいい加減な経済効果発表しよるで というつぶやきを耳にしてから、注目するようになりました。

たとえば・・
五輪・パラ、1年延期で経済損失6408億円…中止なら4兆5151億円
新型コロナ 2020/03/24 00:47(読売新聞)
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 関西大の宮本勝浩名誉教授の試算によると、東京五輪・パラリンピック大会が1年延期された場合の経済損失は約6408億円に上る。

 具体的には、競技場や選手村、関連施設の維持や管理、清掃、修理などにかかる費用が増えたり、競技種目によっては選考会をやり直したりすることが想定されるとしている。中止になった場合の経済損失は約4兆5151億円と推定している。


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posted by いんちょう at 16:03| Comment(1) | Covid-19

2020年05月24日

2020年5月24日 ツイキャス

毎日、21時よりツイキャスしています。通信状態が不安定だったため、二部構成になっております。申し訳ありません

(1) https://youtu.be/o5vKHqUQM-Y
(2) https://youtu.be/F5TkdsQYDYM
posted by いんちょう at 23:59| Comment(0) | Covid-19

岩手県コロナ発生患者ゼロの闇

 いよいよ明日、5月25日(月)に自粛要請が解除されるようです。何の検査もせずに、それどころかこの一ヶ月という貴重な期間を、またもただ指をくわえているだけで、検査態勢の強化も全く行わないまま、ほとんどすべての自粛を解除するという愚行に打って出ました。
 まさに、猿まねニッポン。諸外国が検査態勢をどんどんと整備して、徐々に解除して言っているのに、全く知らんぷり。ジャパン アズ ナンバーワン 思想なんでしょうか。日本の方針など世界のどの国も参考にしようとはしていないことも知らないようです。
 だいだい、PCR検査の正確度−事実上100%−さえも知らないために、世界各国の中で検査スンナ派が大多数を占めているというまさに鎖国状態です。検査さえしなければ、コロナ肺炎患者数など絶対に増えないわけですから、これを「日本式」と呼ぶわけですかね。理解不能ですが。
 検査スンナ派は、ベイズの理論が〜などと、知ったようなことを言っているようですが、オレはポン酢しか使わないと切り捨てましょう。何しろ彼らは、PCR検査自体を知らないのですから、数字遊びにつきあう必要はありません。

 さて、日本の中で、北朝鮮と同じく未だに感染者数ゼロの県があります。

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posted by いんちょう at 16:18| Comment(8) | Covid-19

2020年05月23日

2020年5月23日 ツイキャス

毎日、21時よりツイキャスしています

https://youtu.be/0CbTQV3J20o
posted by いんちょう at 23:59| Comment(0) | Covid-19

PCR検査デマは、どのように広がっているか

・真理は時の娘
・ウソは必ずばれる
・どんな馬鹿でも真実を語ることはできる。だが、うまく嘘をつくことはかなり頭が良くなければできない。

 ウソと真理はどこで見抜けばよいか。巧妙に仕組まれた嘘は、何となくおかしいと感じながらも見破ることはできません。しかし、結局のところ「時」がたてば、誰の目にも明らかになります。
 たとえば、原子力安全神話など、誰もがおかしいとわかっていたのに、カネに飽かしてマスコミを操作し、一般国民までも信じざるを得ない雰囲気が醸成されていました。事故前は、「原発は危険だ、全部停止しろ」と言おうものなら、「現実を知らないバカ」とののしられていたものです。

 今回のコロナに対する対応も全く同じです。明らかにおかしいウソを平気で「証明」する専門家たちを何人も見てきたことでしょう。だいたい、海外と全く真逆のことをしているのに、海外が間違っていると言ったところで何の説得力も持ちません。しかしながら、日本には日本独自の弱点があります。それは、専門家も含めて母国語でしか物事を理解しようとしないこと。
 だから、日本人の専門家が日本語で説明すると、準専門家がそれを真に受けて海外とも比較することなくさらにウソを拡大して説明し始めます。まさに「コロナ安全神話」、「PCR不要神話」です。いずれも、海外と全く違うのに、なぜ信じられるのか−日本語しかしゃべれない私でもわかるのに。

 しかし、ウソですから、すぐにばれる。ばれたとき彼らは「フェーズが変わった」と主張します。まさに旧日本帝国軍が「敗戦」を「転進」と言い換えた如く。つまり

感染症専門医 「フェーズが変わった」=「嘘がばれた」

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posted by いんちょう at 18:52| Comment(3) | Covid-19