2022年05月09日

野草の名前2−ニオイバンマツリ

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ニオイバンマツリ(匂蕃茉莉、学名:Brunfelsia latifolia)
花は咲き始め濃い紫色で、次に薄い紫色、2日ほどで最後は白色になり、1本の木で2色咲いているように見える。強い芳香がある
和名の匂蕃茉莉は、匂(香り)があり、蕃(外国)からの、茉莉(ジャスミン類)の意味で「香りのある外国からのジャスミン」を意味する。 ただし、ジャスミンはモクセイ科ソケイ属であり別属。


 結構いろいろな庭に植えられています。実家の庭にも植えられていたのは驚きました。特徴的な植木で、かつジャスミンのような匂いもしますので、皆様も探してみてください。
posted by いんちょう at 20:39| Comment(0) | Covid-19

2022年05月08日

野草の名前1−ナガミヒナゲシ

 以前、高速バスの中で見た映画−植物図鑑


 さすが、プロの宣伝。ぎゅっとエキスが詰まっています。

特に印象に残っているのは、川端康成の名文句

「別れる男に、花の名を一つは教えておきなさい。花は毎年必ず咲きます。」

 花はあちこちで見かけますが、名前まではなかなか知りません。調べようとすれば、植物図鑑をひっくり返すしかないのでしょうが、解説がないと独力ではとても探し出せませんでした。が、今はネット、スマホの時代。なんと、Googleレンズで花の名前を調べることができることを最近知りました。

 iPhoneで写真を撮って、Google フォト内にあるレンズ機能で毎回調べています。

本日は、以前から気になっていた雑草(ナガミヒナゲシ
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 ケシなんじゃないかと、それこそ毎年目にしていましたが、本日すっきりしました。

posted by いんちょう at 11:05| Comment(0) | Covid-19

2022年03月08日

3回目新型コロナワクチン予約方法(代理可)

 2月にもお知らせいたしましたとおり、現在3回目コロナワクチンの予約を受け付けております。
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3月8日(火)時点で、3月11日(金)、3月12日(土)の枠が残っています。
窓口のみの受け付けとさせていただいておりますが、比較的スムーズに予約を取ることができるようにしておりますので、ここで紹介させていただきます。



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posted by いんちょう at 21:14| Comment(3) | Covid-19

2022年02月23日

新型コロナワクチン追加接種(ファイザー)受付中

 少しばかり更新をサボっておりました。

2月から熊本市でも新型コロナワクチン接種が始まりました。私のクリニックでも接種を開始し、65歳以上のかかりつけの方の接種が終了しました。現在は、接種券のある方の予約を受け付けております。
(本日現在、来週2月28日午前からあいております)
・接種券
・問診票(必要事項をご記入ください)
・保険証などの本人確認書類

をお持ちの上、窓口までお申し込みください。(接種は、月〜土の午前中です)
posted by いんちょう at 16:32| Comment(0) | Covid-19

2021年05月30日

接種の混乱、ワクチン予約ソフトCoVRのバージョンアップ

 新型コロナワクチンの接種が始まっています。
当院でも現在までで36名の方に接種をいたしました。心配された副反応は特になく、順調に進んでいます。今週からは接種人数を増やしていく予定です。

 打ち手不足などといわれていますが、打つ時間は一瞬です。それよりも、問診、移動が10倍も大変。先週までは肌寒かったため、肩を露出してもらうのに一番時間がかかりました。その次は、サイン。手が震えたり、目が見えなかったりと、結構時間がかかります。
大規模接種会場に行けるほど元気な方であれば問題ないことも、高齢者にとっては大変な作業となります。自治体はある程度わかっていますが、旗を振っている国は理解しているんでしょうか?期限の短いワクチンを大量購入してしまい、焦っているのではないですか?5月から打ち始めて、7月までに終わらせるなんておかしな話です。
 泥縄方式で勧めるため税金ばかり使って効率の悪い接種をごり押ししています。医師、看護師の時給ともあり得ない水準まで跳ね上がってます。

 ファイザー製のワクチンは
・1バイアルあたり6人
・配送後5日以内
・希釈後6時間以内

という厳しい条件がありますから、インフルエンザワクチンのような運用では歯が立ちません。
きちんと予約を取って、患者を割り振りし、さらに予約日を連絡して、きてもらうという大変な手間がかかります。高齢者の大半の方は、ネットどころかSMSも厳しい状況ですから、電話もしくは対面の時に予約を伝えるしかありません。このあたりは、本来かかりつけ医の役割でしょうが、上記のように煩雑なため予約を行政に丸投げしてしまい、全国各地で大混乱が引きおこされています。

・かかりつけ医のある方はかかりつけ医で
・かかりつけ医がいない方は行政で

と二つに振り分ければ、日本医師会もかかりつけ医の重要性を十二分にアピール出来たと思うのですが、その反対となっています。大変残念なことです。

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posted by いんちょう at 19:34| Comment(6) | Covid-19

2021年05月24日

ファイザー製ワクチンの予約管理システム(CoVR)

 かなりバグがありましたので、ソフトをバージョンアップしました。
また、簡単な使い方を説明した動画を作成いたしました。
ご意見などありましたら、コメント欄にお書きください。



ダウンロード先

説明ブログ
posted by いんちょう at 21:17| Comment(8) | Covid-19

2021年05月16日

コロナワクチン予約ソフトの紹介

 前回からの続き

Accessは、Microsoftのデータベースソフトです。20年以上の歴史があるソフトで、Visual Basicでプログラミングが出来ますので、比較的容易にソフトを構築できます。当院で稼働している電子カルテ、レセコンDynamicsも、このAccess上で稼働しています。
 また、もう5年以上前に作成したプログラム 在庫管理、調剤チェックのプログラムpJAZもこのAccess上で動いています。

 やや高いソフト(1万円ちょっと)しますが、サブスクリプションで使えるため、月1000円台でも利用可能です。microsoft 365 personal、Microsoft 365 Apps for businessなど

起動画面
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posted by いんちょう at 07:46| Comment(23) | Covid-19

当院のコロナワクチン予約方法

 いよいよ本格的に高齢者のワクチン接種が始まりました。予想通りと言いますか、全国で大変な状況になっております。私自身のクリニックでも予約を受け付けておりました(7月下旬枠まで埋まりましたので、現在は窓口受け付けは終了)ので、ニュースを参考にしながら接種日程を決めていくことにしました。

 2月頃から、ワクチン接種についての意向アンケートが何度か送られてきました。

最初は、10日間前後で250人程度接種出来る医療機関。

これは断りました。その後、少人数での予防接種も可能とのことでしたので、それに手を上げるとともにかかりつけ患者に対して、意向を聞き始めました。

・月火水金の12時前後
・当院で接種ができるとすれば、希望するか。

の2つです。電子カルテを使用はしていますが、連絡用や検査結果をお渡しするためにA4のフォルダーも作成しておりますので、その中にこつこつと入れるとともに、電子カルテの検査項目の一つとして入力してありますから、予約患者一覧も簡単に作成出来る状況でした。

(事前アンケートの用紙。黄色の紙に印刷して、"黄色"と読んでました。現在の一般接種は"緑")
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電子カルテ(当院はDynamics)の検査欄に

100140 ○コロナワクチン

入力。行政から発表があった4月下旬にはほぼ全員の意向を聞き終わっていました。

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posted by いんちょう at 07:08| Comment(1) | Covid-19

2020年08月27日

PCRスンナ派は、卑怯者の集まり

 世田谷区が、中国武漢で実績のある大規模検査の手法である「プール方式」を採用することを発表しました。


世田谷PCRは「プール方式」…4人分の検体混ぜて検査、陰性なら全員「陰性」
2020/08/25 09:14
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 東京都世田谷区は24日、区内で働くすべての介護職員や保育士ら計約2万3000人を対象に、発熱など症状の有無にかかわらず、新型コロナウイルスのPCR検査を行うと発表した。検査能力を向上させるため、複数人の検体を混ぜてまとめて検査し、陰性の場合は全員を陰性と判断する「プール方式」を導入する。
PCR検査の感度は非常に高く、下水からでも検出できるのですから、4人をまぜて検査するのは非常に効率的です。

 このような検査を実施刺さると困るのは、スンナ派の面々。まず大きく取り上げられたニュースといえば。。。

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posted by いんちょう at 20:34| Comment(48) | Covid-19

2020年08月26日

新型コロナをただの風邪に分類?ガラパゴス日本医療

 世界各地の新型コロナの感染は未だに収まっていません。最初の流行地、中国武漢では病床が足りないと国が判断し、2週間足らずで1000床の病院を2つ作り、さらには体育館を軽症者用の入院施設と改造し、数ヶ月でほぼ撲滅いたしました。

 世界各国が、検査を増やし、隔離をして、流行を抑えようと努力を続けているのに、

検査忌避
自粛
ワクチン

を3本柱にして、金をけちってきたのがニッポンです。そして、いよいよ「正しく怖がれ」とばかりに今後は「ただの風邪」扱いするとする方針を発表するようです。



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posted by いんちょう at 20:28| Comment(3) | Covid-19

2020年08月24日

なぜ、マスコミは安倍の受診を「訪問」と書くのか。

 安倍首相の健康問題が、いよいよ抜き差しならぬ状況になったようです。大学病院を一週間足らずのうちに2回も受診するとは、いくらVIPとはいえ何かある感じを受けます。しかしながら、気になったのはマスコミの流した記事。

首相、24日午前に病院再訪へ 17日に「万全期すために検査」
毎日新聞2020年8月23日 23時09分(最終更新 8月24日 10時57分)
 安倍晋三首相は24日午前に東京・信濃町の慶応大病院を再び訪問する調整に入った。複数の政府・与党関係者が23日、明らかにした。

 首相は夏休み中の17日に同病院を受診し、公務に復帰した19日に記者団に「体調管理に万全を期すために検査を受けた」と説明。「これから再び仕事に復帰して頑張っていきたい」と公務への意欲を語っていた。【畠山嵩】
この日本語の使い方はどう考えてもおかしい。

患者が診察を受けるときに病院を「訪問」するとはいいません。実際、夏休み中は「受診」ときちんと書いています。おそらく、内閣広報から

「受診」とは言わずに「訪問」と書け

と指令がきたのでしょう。だから、一つの記事の中で、「訪問」と「受診」の二つが混在しているわけ。

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posted by いんちょう at 21:05| Comment(2) | Covid-19

2020年08月23日

かかりつけ医でPCR可能な名古屋方式を全国へ

感染症専門学会が、「無事」終わったようです。ウイズ コロナの学会で、クラスターが発生しないかどうか、注意深く見守っておきましょう。

 日本は、
・清潔好きで
・医療に書かれない貧困層がほとんどいない
・全国に網の目のように医療機関が存在している

ことから、新型コロナへの対応では世界各国から見学者が訪れてもおかしくない「日本モデル」を構築出来る可能性がありました。しかしながら、日本がやったのは

・極端に検査を絞る
・自粛のみ
・隔離に消極的

という感染症の原則から外れたモデル。しかも、感染症専門医、患者に寄り添うべきプライマリー・ケア学会までもが、「検査は不要」と主張したのには信じられない思いがしました。結局、第一波のときの開業医の仕事は

「4日間家にいさせて、保健所の電話番号を患者に伝える」

ことになってしまいました。検査ができないのですから、結局

「診療拒否」→ 医療崩壊

となるのは自明の理でした。

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posted by いんちょう at 17:24| Comment(3) | Covid-19

2020年08月22日

各地で相次ぐ新型コロナの再感染

 麻疹、風疹などのウイルス性疾患は、一度罹患するとほぼ終生免疫がつきます。逆に水疱瘡は一度治ったとしても、体力が弱ってくると「ヘルペス」という形で表面に出てくることがあります。

 新型コロナはどちらのタイプか今のところはっきりしませんが、再感染症例が多発しているところを見ますと、ワクチンによる免疫もなかなか厳しいのではないかと思われます。(麻疹、風疹では、一度かかったことがある人は、通常免疫を獲得しますので、二度罹患することはまずありません)

 Googleで検索してみますと、日本のように数少ない検査数でもたくさんの報告がみつかります。

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posted by いんちょう at 20:31| Comment(1) | Covid-19

2020年08月21日

三密で強行された感染症学会−クラスター発生の可能性

 以前より注目していました感染症学会が、「無事」8月19日〜8月21日に東京で行われたようです。

最悪シナリオ「可能性低まった」 新型コロナのシンポで専門家
8/20(木) 22:53配信産経新聞
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日本感染症学会の新型コロナシンポジウム=20日、東京都港区台場(伊藤壽一郎撮影)

 新型コロナウイルスに関する日本感染症学会のシンポジウムが20日、東京都内で開催され、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長らが感染拡大の現状などについて見解を明らかにした。
まず、この密度に驚かされます。さすが、「感染症専門医」たち。御自ら、新型コロナ肺炎患者を多数診ている(コンサルトだけではなく、患者も診てますよね?) にもかかわらず、本人たちは絶対にかかっていない自信があるのでしょうし、かつ自分が「無症候患者」ではないこともPCR検査をせずとも否定できている。そして、専門医全員が、そのような状況にあると信じられるとは、私には全くもって不可能です。正直、日本の中でも最も有病者が多い集団の一つではないでしょうかね?

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posted by いんちょう at 21:12| Comment(0) | Covid-19

2020年08月20日

リモート診療の体制を整えました

 先日、地域医療センターの当番医では、iPad を使ったリモート診療を実施しました。

発熱患者来院 → 胸部レントゲン → リモート診療

の流れでした。胸部レントゲンは、肺炎患者は理由のいかんを問わず入院となるためでしょう。一般開業医レベルでは、発熱患者をいきなりレントゲン撮影するのは難しいので、困難です。しかしながら、コロナ流行下でのリモート診療はなかなか有用だとおもいましたので、当院でも導入してみることとしました。
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 新規設備投資をするのも厳しいので、現在ある機器を使って工夫してみました。
まず、なにがなくともWifiが必要となります。鉄筋コンクリートのためか、室内のWifiは屋外には届きません。
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posted by いんちょう at 21:04| Comment(0) | Covid-19