院長の独り言

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ヘリカルフュージョン(2)
(いんちょう at 06/22 20:19)
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差ない規模になります。「コンパクトだからどこにでも置ける」というのは非現実的です。
4. 12ヶ月運転・3ヶ月メンテナンスの妥当性
「1ヶ月でクールダウン、1ヶ月でメンテ、1ヶ月でウォームアップ」というサイクルは、机上の空論感が否めません。
液体金属が詰まったシステムを固化させずに、あるいは一度抜き取ってから安全に冷却し、数万点におよぶハイテク機器の点検を実質「1ヶ月」で行うのは、現在の定期検査の基準から見ても時間が圧倒的に足りません。

最悪のシナリオ」は?
核融合で恐れるべきは、爆発ではなく「放射性物質の漏洩」です。
炉壁に染み込んだ「トリチウム(放射性水素)」
中性子を浴びて放射能を帯びた「炉心構造物や液体金属(鉛など)」
万が一、大地震などで配管が破断した場合、これらの放射性物質や高温の液体金属が環境中に放出されるリスクがあり、これが最大の安全上の課題となります。
結論:ビジネス先行の「怪しさ」
しかもまともにテストプラントもできていない状況で、世間一般から出資を募るというのはありえません。
まさにこの部分が、この動画やベンチャーの最大の「ツッコミどころ」です。
まだ自前でプラズマを1秒も維持できる炉(テストプラント)すら作っていない段階で、まるで2030年代に商用化できるかのように語り、資金を集める手法は、地道な核融合研究の歴史から見ると非常に危うく見えます。
日本国内での立地審査(規制委員会の基準すらまだない)や、地元の合意形成をどうするのかという泥臭い現実への視点が完全に欠落しており、投資家向けの「ウケのいいストーリー」だけが先行しているとしかおもえません。
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